1 00:00:05,005 --> 00:00:07,674 ⚟どけどけ 無駄だ! 2 00:00:07,674 --> 00:00:10,344 お前らの敵う相手じゃねぇ。 3 00:00:10,344 --> 00:00:15,182 お前の相手は 俺たちがしてやるよ Fランク。 4 00:00:15,182 --> 00:00:18,352 Bランクの俺たちがな。 5 00:00:18,352 --> 00:00:23,023 言っとくが 丸腰相手でも 俺たちは 容赦しねぇぜ。 6 00:00:23,023 --> 00:00:26,026 (セルリス)ここは 弟子の私に任せて! 7 00:00:26,026 --> 00:00:29,029 (シア)ロックさんが 出るまでもないであります。 8 00:00:48,048 --> 00:00:52,553 アハハハ! Fランクの弟子たぁ 笑わせるぜ! 9 00:00:52,553 --> 00:00:54,721 (セルリス)品のない笑いね。 10 00:00:54,721 --> 00:00:58,392 弟子だろうが 女だろうが 遠慮はしねぇ。 11 00:00:58,392 --> 00:01:01,495 (シア)望むところであります。 そうかい。 12 00:01:01,495 --> 00:01:03,497 そんじゃあ…。 13 00:01:03,497 --> 00:01:07,601 うりゃ~っ! 遊んでやるぜ お嬢ちゃんたちよ! 14 00:01:10,671 --> 00:01:12,673 (ロック)いってらっしゃい! 15 00:01:14,675 --> 00:01:17,010 Fランクが Bランクに勝てるかよ! 16 00:01:17,010 --> 00:01:19,012 《一撃目は フェイント!》 17 00:01:19,012 --> 00:01:21,348 くっ…。 《反応したところへ…》 18 00:01:21,348 --> 00:01:23,850 てやっ! 19 00:01:23,850 --> 00:01:26,687 《止めた!?》 20 00:01:26,687 --> 00:01:28,689 うっ! 21 00:01:28,689 --> 00:01:30,691 《なんだ こりゃ! 22 00:01:30,691 --> 00:01:33,026 一撃 一撃が重い!》 23 00:01:33,026 --> 00:01:35,696 はあっ! 24 00:01:35,696 --> 00:01:38,031 《腕に… 痺れが!?》 25 00:01:38,031 --> 00:01:41,368 どうしたの? 遠慮しないんじゃなかったの? 26 00:01:41,368 --> 00:01:44,371 貴様! 本当に Fランクか!? 27 00:01:44,371 --> 00:01:46,873 あなたこそ 本当に Bランク? 28 00:01:46,873 --> 00:01:50,377 なにぃ!? レッサーヴァンパイアより弱いわよ。 29 00:01:52,879 --> 00:01:55,215 くっ! ちょこまかと! 30 00:01:55,215 --> 00:01:59,119 逃げ回るだけか!? 少しは 打ち込んでみろや! 31 00:02:00,988 --> 00:02:02,990 では… お言葉に甘えるであります! 32 00:02:11,498 --> 00:02:15,002 《お… 追いつけねぇ… この 俺が!?》 33 00:02:15,002 --> 00:02:18,338 (カビーノ)何を そんな小娘どもに 手間取ってやがる! 34 00:02:18,338 --> 00:02:20,340 うるせぇ! 35 00:02:22,676 --> 00:02:25,078 やあっ! 36 00:02:28,348 --> 00:02:30,350 ひっ! 37 00:02:30,350 --> 00:02:33,353 お前… 何者だ!? 38 00:02:33,353 --> 00:02:35,355 シア・ウルコット。 39 00:02:35,355 --> 00:02:37,858 ヴァンパイアハンターの戦士でありますよ。 40 00:02:37,858 --> 00:02:41,361 ヴァ… ヴァンパイアハンター!? Fランクじゃないだろうが! 41 00:02:41,361 --> 00:02:44,031 だましやがって! あたしは ひと言も➨ 42 00:02:44,031 --> 00:02:46,366 Fランクだなんて 言ってないであります。 43 00:02:46,366 --> 00:02:48,535 へっ!? それに…。 44 00:02:48,535 --> 00:02:51,872 セルリス殿が Fランクなのは 本当でありますよ。 45 00:02:51,872 --> 00:02:53,874 てやぁ~っ! 46 00:02:53,874 --> 00:02:57,177 Bランクを名乗るなら もっと真剣に修業なさい! 47 00:02:59,212 --> 00:03:01,715 はあっ! うっ! ぐはっ! 48 00:03:03,650 --> 00:03:05,986 チッ… この役立たずどもが! 49 00:03:05,986 --> 00:03:08,989 動くな! ガキどもが どうなっても…。 50 00:03:08,989 --> 00:03:10,991 へっ!? 51 00:03:10,991 --> 00:03:13,994 ぐあっ! あっ…。 子どもを盾にするとは➨ 52 00:03:13,994 --> 00:03:16,496 とことん 根性の腐った野郎だな。 53 00:03:16,496 --> 00:03:18,498 ふんっ! ぐえっ! 54 00:03:18,498 --> 00:03:20,667 こいつは お前がだました ミルカの分だ! 55 00:03:20,667 --> 00:03:23,503 がはっ! 56 00:03:23,503 --> 00:03:28,341 みんな 怪我はない? もう 大丈夫でありますよ。 57 00:03:28,341 --> 00:03:31,511 やべぇ… 逃げろ! 58 00:03:31,511 --> 00:03:34,314 (吠え声) 59 00:03:41,021 --> 00:03:46,359 き… 貴様! よくも 私に…。 60 00:03:46,359 --> 00:03:50,363 お前らごとき この世から 消し去ることなど 雑作もない! 61 00:03:50,363 --> 00:03:52,532 その時になって 後悔するがいい! 62 00:03:52,532 --> 00:03:56,369 私には 高名な貴族たちの 後ろ盾があるんだぞ! 63 00:03:56,369 --> 00:04:00,474 この街の 本当の支配者を教えてやる! 64 00:04:00,474 --> 00:04:04,144 よく吠える悪党であります。 レッサー以下ね。 65 00:04:04,144 --> 00:04:06,980 まぁ 続きは 牢屋の中で吠えな。 66 00:04:06,980 --> 00:04:12,319 打ち合わせどおりだな。 67 00:04:12,319 --> 00:04:16,156 (アローネ)ロックくん! (ミルカ)セルリスねーさん! シアさん! 68 00:04:16,156 --> 00:04:19,159 アローネさん! タイミング バッチリだ。 69 00:04:19,159 --> 00:04:21,661 こ… これは…。 70 00:04:21,661 --> 00:04:25,665 たった3人で カビーノ一味を? 71 00:04:25,665 --> 00:04:30,670 なにせ セルリスは モートン卿のお嬢様で 実力はBランク。 72 00:04:30,670 --> 00:04:33,006 シアも Bランクの戦士ですからね。 73 00:04:33,006 --> 00:04:35,008 えっ? でも ロックさん…。 74 00:04:35,008 --> 00:04:38,178 いや~ 相手が 弱かったのでありますよ~。 75 00:04:38,178 --> 00:04:40,347 うん? いやいや! 76 00:04:40,347 --> 00:04:43,350 2人がいなかったら もっと 手間取ったかも…。 77 00:04:43,350 --> 00:04:47,521 えっ! あっ… そう! そうですわね。 78 00:04:47,521 --> 00:04:51,525 おい 官憲! 今すぐ こいつらを捕縛しろ! 79 00:04:51,525 --> 00:04:54,027 こいつらは…。 それより この状況は? 80 00:04:56,029 --> 00:04:59,699 うっ… いや それは その…。 81 00:04:59,699 --> 00:05:03,103 すぐに 屋敷内を検めろ! はっ! 82 00:05:06,473 --> 00:05:09,643 カビーノさん あなたについては 悪い噂も聞く。 83 00:05:09,643 --> 00:05:12,345 立ち会っていただこう。 くっ…。 84 00:05:22,322 --> 00:05:24,624 ありがとう。 ありがとう。 85 00:05:27,327 --> 00:05:30,997 こんな ひどいことして… 許せない! 86 00:05:30,997 --> 00:05:35,669 セルリスねーさんも シアさんも すげぇ 強いんだな。 87 00:05:35,669 --> 00:05:40,006 ロックくん お手柄よ。 ギルドにも報告しておくわね。 88 00:05:40,006 --> 00:05:42,842 子どもたちのことを頼むよ アローネさん。 89 00:05:42,842 --> 00:05:47,347 わかったわ。 屋敷内の捜索に立ち会ってくる。 90 00:05:50,016 --> 00:05:53,687 あの! 本当に ありがとうございました。 91 00:05:53,687 --> 00:05:55,689 お名前は…。 92 00:05:55,689 --> 00:05:59,593 ロック。 通りすがりの Fランク戦士だ。 93 00:06:05,298 --> 00:06:08,468 (カビーノ)やめろ! その引き出しに触るな! 94 00:06:08,468 --> 00:06:11,304 貴様… 私の支持者は高名な…。 95 00:06:11,304 --> 00:06:14,007 さっき 散々 聞いたよ。 96 00:06:15,976 --> 00:06:19,145 カビーノさん これだけの証拠が 出てきては➨ 97 00:06:19,145 --> 00:06:23,049 もう 言い訳はできませんね。 な… 何を! 私は…。 98 00:06:26,987 --> 00:06:30,824 (ロック)ガルヴ 何か入ってるのか? (吠え声) 99 00:06:30,824 --> 00:06:33,827 よせ! それは…。 (セルリス)何か入ってるのね!? 100 00:06:33,827 --> 00:06:36,329 何も入ってない! 101 00:06:38,999 --> 00:06:42,802 カビーノさん カギは? (カビーノ)カ… カギはない! 102 00:06:45,338 --> 00:06:47,540 (ロック)魔法で 施錠されてるみたいだ。 103 00:06:50,677 --> 00:06:53,179 や… やめろ! 104 00:06:53,179 --> 00:06:57,083 なんだ? これ…。 105 00:06:59,953 --> 00:07:03,456 ハム? それを よこせ~っ! 106 00:07:03,456 --> 00:07:05,458 (吠え声) 107 00:07:05,458 --> 00:07:07,627 あぁ…。 108 00:07:07,627 --> 00:07:12,632 それは 御禁制のハムでは? ハムに 御禁制なんてあるのか? 109 00:07:12,632 --> 00:07:16,136 形が似ているだけで ハムと呼ばれてるでありますが➨ 110 00:07:16,136 --> 00:07:18,471 それは 霊獣の肉であります。 111 00:07:18,471 --> 00:07:21,975 (ロック)霊獣って ガルヴみたいな? (シア)はい。 112 00:07:21,975 --> 00:07:24,644 ユニコーンやペガサスとかであります。 113 00:07:24,644 --> 00:07:28,315 しかも その霊獣たちを 冒涜的な殺し方をして➨ 114 00:07:28,315 --> 00:07:30,650 呪いをかけた呪具であります。 115 00:07:30,650 --> 00:07:33,320 呪具? 何に使うんだ? 116 00:07:33,320 --> 00:07:37,490 噂ではありますが 人の精神をのっとる儀式➨ 117 00:07:37,490 --> 00:07:39,993 魔神を召喚する贄とか…。 118 00:07:39,993 --> 00:07:43,330 大掛かりな儀式に使うものに 違いないであります。 119 00:07:43,330 --> 00:07:46,100 そんなものを持ってるってだけで とんでもない罪じゃないの? 120 00:07:46,100 --> 00:07:50,337 えぇ… まず 一生 外には出てこられないでしょう。 121 00:07:50,337 --> 00:07:53,506 な… 何を… わ… わしは! 122 00:07:53,506 --> 00:07:56,009 そんな ヤバいことに 下手に関われば➨ 123 00:07:56,009 --> 00:07:58,845 貴族様たちも 火の粉を被りかねない。 124 00:07:58,845 --> 00:08:02,282 今度ばかりは お前の支持者も 助けちゃくれないだろうな。 125 00:08:02,282 --> 00:08:04,284 諦めろ。 126 00:08:04,284 --> 00:08:07,454 (ロック)お手柄だぞ ガルヴ。 こいつは 証拠品として➨ 127 00:08:07,454 --> 00:08:10,557 厳重に保管してもらわなきゃな。 お預かりします。 128 00:08:13,126 --> 00:08:17,030 ただ 食べたかっただけか? 129 00:08:19,632 --> 00:08:24,471 (セルリス)ひとまず 一件落着ね。 (シア)でありますね。 130 00:08:24,471 --> 00:08:27,640 セルリスねーさんたちに 怪我がなくて よかったよ。 131 00:08:27,640 --> 00:08:30,643 もう! 優しいんだから ミルカは! 132 00:08:30,643 --> 00:08:33,813 《いくら 勢力を持つ 金貸しとはいえ➨ 133 00:08:33,813 --> 00:08:36,483 あんな 大それたものを 持つとは…。 134 00:08:36,483 --> 00:08:40,653 奴を裏で操っている者が いるんじゃないか?》 135 00:08:40,653 --> 00:08:44,157 うん? どうしたんだ? ロックさん。 136 00:08:44,157 --> 00:08:48,561 あっ いや… さて 買い物をすませて 帰るか。 137 00:09:04,277 --> 00:09:06,279 (ヴァンパイアロード)ふん…。 138 00:09:09,616 --> 00:09:12,952 (ヴァンパイアロード)ロックか…。 おもしろい。 139 00:09:12,952 --> 00:09:38,978 ♬~ 140 00:09:41,981 --> 00:09:44,984 (ルッチラ)おかえりなさい。 ずいぶん 時間かかりましたね。 141 00:09:44,984 --> 00:09:48,321 心配しました。 いや 予定外の野暮用が➨ 142 00:09:48,321 --> 00:09:51,991 重なっちゃってな。 (ルッチラ)あれ? セルリスさんは? 143 00:09:51,991 --> 00:09:55,495 ご実家に寄ってくると言って 別れたであります。 144 00:09:55,495 --> 00:09:57,997 ただいま~! 145 00:09:57,997 --> 00:10:00,834 (ロック)あぁ… 実家から 服 持ってきたのか。 146 00:10:00,834 --> 00:10:03,336 えっ… うん まぁね。 147 00:10:03,336 --> 00:10:06,339 さてっと… すぐに お風呂掃除から➨ 148 00:10:06,339 --> 00:10:09,342 始めたいんだけど…。 おっと! セルリスねーさん! 149 00:10:09,342 --> 00:10:11,344 掃除は おれの仕事だぜ? 150 00:10:11,344 --> 00:10:14,514 それじゃ 手伝うわ! ねっ 一緒にやりましょう。 151 00:10:14,514 --> 00:10:16,683 えっ おれ 1人でも…。 152 00:10:16,683 --> 00:10:19,853 2人でやれば 速さもきれいさも 2倍よ! 153 00:10:19,853 --> 00:10:23,690 さぁ 行きましょう! お… おう。 154 00:10:23,690 --> 00:10:28,361 (ルッチラ)なんか やけに 張り切ってますね セルリスさん。 155 00:10:28,361 --> 00:10:32,031 あぁ… じゃあ 掃除は 2人に任せて➨ 156 00:10:32,031 --> 00:10:35,335 地下道の修復に行くか。 手伝うでありますよ。 157 00:10:41,374 --> 00:10:43,376 デスペル。 158 00:10:43,376 --> 00:11:04,664 ♬~ 159 00:11:04,664 --> 00:11:07,333 おぉ~ 完璧でありますね。 160 00:11:07,333 --> 00:11:11,037 よし… それじゃ 王宮のほうへ行くか。 161 00:11:14,674 --> 00:11:17,343 えっ! ここでありますか? 162 00:11:17,343 --> 00:11:20,013 たしか 応急処置だけ してきたって…。 163 00:11:20,013 --> 00:11:22,348 あぁ。 164 00:11:22,348 --> 00:11:26,019 どう見ても 壁にしか 見えないでありますよ。 165 00:11:26,019 --> 00:11:30,356 優秀なスカウトのシアが見て そうなら まずまずだな。 166 00:11:30,356 --> 00:11:33,026 (シア)あ… あの ロックさん! うん? 167 00:11:33,026 --> 00:11:37,697 その… 壁の向こうって 王宮でありますよね? 168 00:11:37,697 --> 00:11:40,700 あぁ。 大丈夫なんでありますか? 169 00:11:40,700 --> 00:11:43,036 大丈夫だろう? 昨日 入ったし…。 170 00:11:43,036 --> 00:11:47,040 エリックには 明日 通路の補修をして 扉の取り付けに来るって➨ 171 00:11:47,040 --> 00:11:49,042 言ってあるから。 172 00:11:49,042 --> 00:11:51,044 デスペル。 173 00:11:51,044 --> 00:11:55,048 よし 慎重に崩すぞ。 了解であります。 174 00:11:55,048 --> 00:11:57,050 わかりました。 175 00:11:57,050 --> 00:11:59,052 ひぃ~っ! (ゲルベルガ)コケーッ! 176 00:12:00,987 --> 00:12:03,990 (レフィ)おかしいわね…。 177 00:12:03,990 --> 00:12:07,160 (レフィ)確かに 壁の向こうから 声がしたけど…。 178 00:12:07,160 --> 00:12:09,329 や… やぁ レフィ。 179 00:12:09,329 --> 00:12:12,665 えっ! その声… まさか ラックなの!? 180 00:12:12,665 --> 00:12:16,002 そう。 何してるの? そんなところで。 181 00:12:16,002 --> 00:12:20,006 話せば 長くなるんだが… とりあえず 壁をどかすから➨ 182 00:12:20,006 --> 00:12:22,342 離れてくれ。 わかったわ。 183 00:12:22,342 --> 00:12:25,345 (シア)ロックさん? あとで説明する。 184 00:12:25,345 --> 00:12:27,647 まず 壁をどかすぞ。 185 00:12:30,516 --> 00:12:33,519 (レフィ)本当! ラックだわ! 186 00:12:33,519 --> 00:12:36,689 久しぶりだな。 10年ぶりよ! 187 00:12:36,689 --> 00:12:39,525 ロックさん あの… こちらは? 188 00:12:39,525 --> 00:12:44,364 あぁ レフィだ。 10年前 同じパーティで ヒーラーだったんだ。 189 00:12:44,364 --> 00:12:48,034 (シア/ルッチラ)おぉ~! よろしくね。 190 00:12:48,034 --> 00:12:50,203 (ロック)今は エリックの奥様だ。 191 00:12:50,203 --> 00:12:52,205 (シア/ルッチラ)おぉ… えっ!? 192 00:12:52,205 --> 00:12:56,042 ということは…。 お… 王妃様!? 193 00:12:56,042 --> 00:12:59,345 う~ん… まぁ そうとも言うけど…。 194 00:13:01,481 --> 00:13:05,652 し… 失礼したであります! 知らなかったとはいえ! 195 00:13:05,652 --> 00:13:08,988 ねっ… そういうふうに 堅苦しくなっちゃうから➨ 196 00:13:08,988 --> 00:13:11,658 あまり 好きじゃないのよ 王妃とか。 197 00:13:11,658 --> 00:13:14,827 王妃だろ。 エリックから聞いてるわ。 198 00:13:14,827 --> 00:13:19,999 シアさんに ルッチラさん。 ゲルベルガ様に ガルヴちゃんね。 199 00:13:19,999 --> 00:13:22,669 いろいろと 力を貸してくれてるのよね。 200 00:13:22,669 --> 00:13:25,338 ありがとう。 お… 王妃様から➨ 201 00:13:25,338 --> 00:13:28,675 お礼の言葉など! 畏れ多いであります! 202 00:13:28,675 --> 00:13:32,178 にしても いきなり 壁を拳で ぶち抜くか? 203 00:13:32,178 --> 00:13:35,682 王妃様が。 誰かいますか? って聞くより➨ 204 00:13:35,682 --> 00:13:38,351 穴 開けて 確かめたほうが 早いじゃない。 205 00:13:38,351 --> 00:13:43,022 変わらないな… そういう ガサツというか 大雑把なところ。 206 00:13:43,022 --> 00:13:46,359 なにおう!? ラックだって 変わんないじゃない! 207 00:13:46,359 --> 00:13:50,697 っていうか 逆に若返ってない!? まぁ… いろいろ あってな。 208 00:13:50,697 --> 00:13:53,032 ズルいわ! いやいや…。 209 00:13:53,032 --> 00:13:55,368 で なんで レフィは ここに? 210 00:13:55,368 --> 00:13:58,705 エリックが 今日は この部屋に 入るなって言ったんで➨ 211 00:13:58,705 --> 00:14:01,474 逆に怪しいと思って 待ってたの。 212 00:14:01,474 --> 00:14:03,976 壁を工事する予定だったからな。 213 00:14:03,976 --> 00:14:06,479 レフィが怪我でもしたら と 思ったんだろ。 214 00:14:06,479 --> 00:14:09,982 なら 最初から そう言ってくれればよかったのよ。 215 00:14:09,982 --> 00:14:11,984 (エリック)レフィ! 216 00:14:11,984 --> 00:14:15,488 あなた! 家の中で走って… はしたないわ。 217 00:14:15,488 --> 00:14:18,324 あっ… あぁ… すまん! つい…。 218 00:14:18,324 --> 00:14:20,660 あぁ ロック…。 219 00:14:20,660 --> 00:14:24,997 今日 来ると言っていたから 朝から待っていたんだぞ。 220 00:14:24,997 --> 00:14:26,999 遅かったではないか。 221 00:14:26,999 --> 00:14:29,836 すまん… 石材とか 調達してたんでな。 222 00:14:29,836 --> 00:14:32,171 (レフィ)何を コソコソやってるの? 今さら…。 223 00:14:32,171 --> 00:14:35,007 あっ いや…。 で? あなた…。 224 00:14:35,007 --> 00:14:37,009 これは 一体 なんなの? 225 00:14:37,009 --> 00:14:40,680 (エリック)いや まぁ… その… 秘密通路だ。 226 00:14:40,680 --> 00:14:43,683 ふぅん… 秘密。 227 00:14:43,683 --> 00:14:46,352 つまり どういうことかしら? 228 00:14:46,352 --> 00:14:50,356 レフィ! 誤解するな! これは ロックの家と行き来するための…。 229 00:14:50,356 --> 00:14:52,692 ロック? それ どなた? 230 00:14:52,692 --> 00:14:56,028 (エリック)いや ロックは その… 愛人の家の…。 231 00:14:56,028 --> 00:14:59,699 (レフィ)愛人? へぇ…。 待った 待った! 232 00:14:59,699 --> 00:15:02,802 レフィ! ロックっていうのは 俺のことだ! 233 00:15:02,802 --> 00:15:05,471 ラック? これ以上➨ 234 00:15:05,471 --> 00:15:09,976 ややこしくならないように 俺が説明する。 頼む。 235 00:15:09,976 --> 00:15:14,147 まぁ… 先々代の国王の…。 236 00:15:14,147 --> 00:15:18,651 そうならそうと 最初から 私にも 説明してくれればよかったのに…。 237 00:15:18,651 --> 00:15:22,155 こんな おもしろいことを! そう言うと思ったよ。 238 00:15:22,155 --> 00:15:24,490 すまん レフィ。 239 00:15:24,490 --> 00:15:28,494 国王様も 王妃様には 頭が上がらないのでありますね。 240 00:15:28,494 --> 00:15:31,497 勇者の唯一の弱点さ。 (エリックの咳払い) 241 00:15:31,497 --> 00:15:36,502 (エリック)ロック! どうだ? 補修は。 あとは こいつを置けば…。 242 00:15:36,502 --> 00:15:40,006 (レフィ)まぁ! その盾 ミスリル製? 243 00:15:40,006 --> 00:15:42,842 あぁ 昨日 道具屋で買ってきた。 244 00:15:42,842 --> 00:15:45,845 盾が飾られてるようにしか 見えないだろ? 245 00:15:45,845 --> 00:15:48,848 エリック 誰が通れるようにすればいい? 246 00:15:48,848 --> 00:15:52,051 俺とレフィ… あとは 娘たちかな。 247 00:15:54,020 --> 00:15:56,022 ここに 手を翳してくれ。 248 00:15:56,022 --> 00:15:58,624 ずいぶん 低い位置にあるんだな。 249 00:16:01,461 --> 00:16:04,797 (シャルロット)紋章が光ったわ! (マリー)すご~い! 250 00:16:04,797 --> 00:16:08,301 (ロック)じゃ シャルロットとマリー… それから レフィだ。 251 00:16:10,636 --> 00:16:13,306 低い位置につけたのは 王女様たちが➨ 252 00:16:13,306 --> 00:16:15,308 手を伸ばしやすいからですね。 253 00:16:15,308 --> 00:16:18,644 こういうところ ラックは昔から よく気がつくのよね。 254 00:16:18,644 --> 00:16:22,815 これで 選ばれた4人以外 こいつを開くことはできない。 255 00:16:22,815 --> 00:16:26,319 それから ロック… お前も 通れるようにしておいてくれ。 256 00:16:26,319 --> 00:16:28,821 おいおい… 俺は 出入り 自由なのか? 257 00:16:28,821 --> 00:16:33,025 正直 そうしておけば 心強い。 わかった。 258 00:16:41,667 --> 00:16:43,669 (ロック/ゴラン)うわ~っ! 259 00:16:43,669 --> 00:16:46,005 なんだ ゴランか…。 (ゴラン)よかった。 260 00:16:46,005 --> 00:16:49,008 行き止まりになってたから どうしようかと思った。 261 00:16:49,008 --> 00:16:52,678 セルリスから お前が 地下通路の 補修に行ってると聞いてな。 262 00:16:52,678 --> 00:16:57,016 ちょうどよかった。 ゴランも通れるようにしておこう。 263 00:16:57,016 --> 00:17:00,620 ねぇ… 何年ぶり? 全員 揃ったの。 264 00:17:02,622 --> 00:17:06,959 《おぉ… 伝説のパーティ 勢ぞろいであります!》 265 00:17:06,959 --> 00:17:12,465 すごい… これ 魔法錠が 8重にかかってる。 266 00:17:12,465 --> 00:17:16,302 魔導士にも見えない魔法錠も 2重にかけてあるよ。 267 00:17:16,302 --> 00:17:19,639 開錠不可能ですよ。 尊敬します! 268 00:17:19,639 --> 00:17:22,642 感謝する ロック。 そうそう…。 269 00:17:22,642 --> 00:17:25,645 俺も礼を言いにきたんだ。 カビーノたちを➨ 270 00:17:25,645 --> 00:17:28,481 捕まえてくれたそうだな。 ありがとうよ! 271 00:17:28,481 --> 00:17:30,816 いや… 行きがかり上でな。 272 00:17:30,816 --> 00:17:33,319 (ゴラン)カビーノの野郎 とんでもないモンを➨ 273 00:17:33,319 --> 00:17:36,322 持っていたらしいな。 あぁ ハムな。 274 00:17:36,322 --> 00:17:38,991 ハム? (ロック)御禁制のな。 275 00:17:38,991 --> 00:17:41,160 どういうことだ? 276 00:17:41,160 --> 00:17:43,996 難しい話になりそうね。 277 00:17:43,996 --> 00:17:46,499 みんな 座ったら? お茶を淹れるわ。 278 00:17:50,836 --> 00:17:54,340 お… 王妃様 自ら 淹れていただいたお茶を…。 279 00:17:54,340 --> 00:17:56,676 畏れ多いであります。 280 00:17:56,676 --> 00:18:00,279 ガルヴちゃん かわいい! 281 00:18:00,279 --> 00:18:05,284 それじゃ 私たちは行きましょう。 (マリー)え~っ! 282 00:18:05,284 --> 00:18:07,954 お父様たちは 大事なお話があるの。 283 00:18:07,954 --> 00:18:10,957 さぁ マリー。 は~い…。 284 00:18:10,957 --> 00:18:13,759 皆様 ごゆっくり どうぞ。 285 00:18:19,966 --> 00:18:23,970 忘れてた! やっと この言葉が言えるわ! 286 00:18:23,970 --> 00:18:26,305 ラック。 (ロック)ロックな。 287 00:18:26,305 --> 00:18:28,307 おかえりなさい。 288 00:18:28,307 --> 00:18:32,144 ただいま。 俺も 礼を言わなきゃならなかった。 289 00:18:32,144 --> 00:18:37,984 この前の神聖結界 助かったよ。 おかげで ハイロードを倒せた。 290 00:18:37,984 --> 00:18:39,986 ありがとう。 291 00:18:39,986 --> 00:18:42,989 あなたたちの背中は 任せて。 292 00:18:44,991 --> 00:18:47,994 (エリック)そうか… 子どもたちを。 293 00:18:47,994 --> 00:18:50,663 それにしても 街のチンピラみたいな奴が➨ 294 00:18:50,663 --> 00:18:54,333 なんで そんな大層な呪具を? そこだ。 295 00:18:54,333 --> 00:18:59,505 どうも 裏があるような気がする。 これは 最重要機密だが…。 296 00:18:59,505 --> 00:19:03,275 宮廷魔導士と錬金術師から 上がってきた報告では➨ 297 00:19:03,275 --> 00:19:07,113 先日襲撃してきた アークヴァンパイア… 奴らは➨ 298 00:19:07,113 --> 00:19:10,116 神聖結界を無効にする呪具を 所持していた。 299 00:19:10,116 --> 00:19:12,785 そんな物があるのか! あぁ。 300 00:19:12,785 --> 00:19:17,623 ラックが ハイロードとの戦いで 影響を受けた 昏き神々の加護…。 301 00:19:17,623 --> 00:19:20,292 どうやら それと同じ性質らしい。 302 00:19:20,292 --> 00:19:24,630 その呪具を使えば アークどころか ロードクラスのヴァンパイアでも➨ 303 00:19:24,630 --> 00:19:26,966 王都に入り込むことが 可能になる。 304 00:19:26,966 --> 00:19:31,971 もう すでに入り込んで 活動を開始しているのかもしれん。 305 00:19:34,974 --> 00:19:38,644 あのハム… 魔神召喚の 儀式用だとすれば➨ 306 00:19:38,644 --> 00:19:42,481 さらった 子どもたちを 生贄に しようとしていたのかもしれない。 307 00:19:42,481 --> 00:19:46,652 となると… やはり ロードクラスか? かもしれん。 308 00:19:46,652 --> 00:19:49,655 ラック… この件の調査を頼めるか? 309 00:19:49,655 --> 00:19:53,325 それはいいが… 何か 目星はついてるのか? 310 00:19:53,325 --> 00:19:56,328 王都で これほど大それたことを 行うとなれば➨ 311 00:19:56,328 --> 00:19:59,999 大きな後ろ盾が必要だろう。 貴族か…。 312 00:19:59,999 --> 00:20:02,668 おそらくな。 あまり 荒っぽい真似も➨ 313 00:20:02,668 --> 00:20:05,171 できないなぁ…。 いざとなれば➨ 314 00:20:05,171 --> 00:20:09,675 私の委任状を用意する。 秘密裏に内偵を進めてほしい。 315 00:20:09,675 --> 00:20:13,512 わかった。 2人とも ラ… ロックに➨ 316 00:20:13,512 --> 00:20:16,515 力を貸してやってほしい。 (2人)はい! 317 00:20:20,519 --> 00:20:22,521 (セルリス)おかえりなさい。 318 00:20:22,521 --> 00:20:25,357 お… おかえり…。 319 00:20:25,357 --> 00:20:27,359 あぁ ただいま…。 320 00:20:30,029 --> 00:20:32,031 ど… どちら様? 321 00:20:34,366 --> 00:20:37,870 わぁ… かわいい! 見違えたであります! 322 00:20:37,870 --> 00:20:41,707 えっ? えっ!? (セルリス)もう! よく見て ロックさん。 323 00:20:41,707 --> 00:20:44,543 えっ ミルカ!? えぇっ!? 324 00:20:44,543 --> 00:20:48,881 フフフ… 私の子どもの頃の服 ぴったりだったわ。 325 00:20:48,881 --> 00:20:50,883 ご… ごめんよ ロックさん。 326 00:20:50,883 --> 00:20:53,719 こんな かわいい服 似合わないって わかってるよ。 327 00:20:53,719 --> 00:20:57,389 (ロック)ミルカ…。 ヒラヒラして… 着替えてくる! 328 00:20:57,389 --> 00:20:59,725 (ロック)ミルカ! 329 00:20:59,725 --> 00:21:02,995 とても よく似合ってる! すごく かわいいぞ! 330 00:21:02,995 --> 00:21:06,999 うん! すてきだよ! 似合ってるであります! 331 00:21:06,999 --> 00:21:11,170 (ロック)じゃあ 夕食にするか。 (ルッチラ)すぐ 支度しますね。 332 00:21:11,170 --> 00:21:14,006 手伝うぞ! うっ! 333 00:21:14,006 --> 00:21:18,344 (ロック)おぉ… 大丈夫か? 着慣れない服だから…。 334 00:21:18,344 --> 00:21:22,681 ほらほら 汚れちゃうわよ。 今日は 僕がやるから いいですよ。 335 00:21:22,681 --> 00:21:24,683 (シア)手伝うであります! 336 00:21:24,683 --> 00:21:28,087 いや! 家事を手伝うのは おれの仕事だぞ! 337 00:23:06,986 --> 00:23:10,489 ロードさま お食事の時間でございます。 338 00:23:12,491 --> 00:23:15,594 ひっ! い… いや…。 339 00:23:20,332 --> 00:23:23,035 やっ… やめて… いや! 340 00:23:26,005 --> 00:23:29,008 いやぁ~っ! 341 00:23:29,008 --> 00:23:31,677 (フィリー)あぁ… また 犠牲者が…。 342 00:23:31,677 --> 00:23:35,080 ごめんなさい… ごめんなさい! 343 00:23:38,017 --> 00:23:44,023 《神よ… 罪深き 私の所業を 赦したまえ…》