1 00:00:00,835 --> 00:00:04,922 ♪~ 2 00:01:25,461 --> 00:01:29,924 ~♪ 3 00:01:31,842 --> 00:01:33,677 (アレン) さて 質問です 4 00:01:33,761 --> 00:01:36,680 どうして 人は魔法を 使えるのでしょうか 5 00:01:36,764 --> 00:01:39,350 (エリー)えーっと… (ティナ)はい! 6 00:01:39,433 --> 00:01:41,477 (ティナ)人が魔力を持っていて 7 00:01:41,560 --> 00:01:44,939 使いこなすために 研究や努力を重ねてきたからです 8 00:01:45,689 --> 00:01:49,860 確かに 研究は進み 魔法を使える者は増えましたが 9 00:01:49,944 --> 00:01:53,364 一方で上級魔法の使い手は 年々 減ってきています 10 00:01:53,447 --> 00:01:56,742 各公爵家を象徴する極致魔法 11 00:01:57,368 --> 00:02:00,704 火焔鳥(かえんちょう) 氷雪狼(ひせつろう) 暴風龍(ぼうふうりゅう)— 12 00:02:00,788 --> 00:02:03,249 雷王虎(らいおうこ)の使い手は もうわずか 13 00:02:03,332 --> 00:02:05,918 その威力も 弱体化しているのです 14 00:02:06,001 --> 00:02:10,047 では 先生は 200年前の魔王戦争以降 15 00:02:10,130 --> 00:02:13,217 各国が行ってきた 魔法の研究や改良は 16 00:02:13,300 --> 00:02:14,927 無駄だと おっしゃるのですか? 17 00:02:15,010 --> 00:02:17,137 無駄だとは言いません 18 00:02:17,221 --> 00:02:20,766 けれど 結果として 質の低下を招いてしまっています 19 00:02:21,809 --> 00:02:25,729 僕は 人が魔法を使えるのは 目に見えない精霊が 20 00:02:25,813 --> 00:02:28,482 力を貸してくれているからだと 考えています 21 00:02:28,566 --> 00:02:29,900 (エリー)せ… 精霊が? 22 00:02:29,984 --> 00:02:33,404 でも その説は 実験で否定されたはずです 23 00:02:34,280 --> 00:02:40,077 精霊の力が強いはずの火山でも 炎属性魔法の威力は変わらず 24 00:02:40,160 --> 00:02:44,707 逆に 水属性魔法の威力が 強まった例もあったとか 25 00:02:45,374 --> 00:02:47,543 よく勉強なさってますね 26 00:02:47,626 --> 00:02:50,713 ですが 精霊の力を 証明できないのに 27 00:02:50,796 --> 00:02:53,173 実験が正しいと どうやって証明を? 28 00:02:53,257 --> 00:02:56,093 (ティナ)そ… その質問は 反則です 29 00:02:56,176 --> 00:02:57,553 フフッ すみません 30 00:02:58,178 --> 00:02:59,972 ティナが優秀なので つい 31 00:03:00,055 --> 00:03:02,975 やっぱり 先生は ちょっぴり意地悪です 32 00:03:03,058 --> 00:03:05,853 さて 僕はこう考えました 33 00:03:05,936 --> 00:03:07,771 精霊が存在するなら 34 00:03:07,855 --> 00:03:12,192 彼らにとって 属性は あまり 意味を持っていないんじゃないかと 35 00:03:12,276 --> 00:03:15,613 ですが 今 使われている 魔法式のほとんどが 36 00:03:15,696 --> 00:03:18,657 1つの属性を発動するように 作られています 37 00:03:19,241 --> 00:03:21,243 彼らの立場で考えると 38 00:03:21,327 --> 00:03:26,498 毎回 1つのことしか注文してこず 魔法を強制しようとする人間に 39 00:03:26,582 --> 00:03:28,542 快く力を貸すでしょうか? 40 00:03:28,626 --> 00:03:30,252 貸さないと思います 41 00:03:30,336 --> 00:03:31,962 わ… 私もそう思います 42 00:03:32,046 --> 00:03:34,757 だから 僕は魔法式を改良して 43 00:03:34,840 --> 00:03:37,384 白紙の部分を 増やすようにしています 44 00:03:37,468 --> 00:03:41,013 お2人にも 新しい魔法式を試してほしいんです 45 00:03:41,096 --> 00:03:42,514 (ティナ・エリー)あ… 46 00:03:42,598 --> 00:03:45,726 (アレン)エリーは 炎と風の魔法を使えますので 47 00:03:45,809 --> 00:03:47,978 それ以外の魔法を 使ってみてください 48 00:03:48,062 --> 00:03:51,565 (エリー)わ… 分かりました い… いきます 49 00:03:56,320 --> 00:03:58,948 うう… ご… ごめんなさい 50 00:03:59,031 --> 00:04:01,116 わ… 私が だめだめなせいで 51 00:04:01,825 --> 00:04:03,702 そんなことありませんよ 52 00:04:03,786 --> 00:04:06,246 もう一度 落ち着いて やってみてください 53 00:04:06,330 --> 00:04:08,165 は… はい! 54 00:04:15,089 --> 00:04:16,882 で… できました 55 00:04:16,966 --> 00:04:19,677 ほ… ほんのちょっとだけですけど 56 00:04:19,760 --> 00:04:20,928 お見事です 57 00:04:21,553 --> 00:04:22,930 次はティナ 58 00:04:23,013 --> 00:04:23,847 (ティナ)はい 59 00:04:28,894 --> 00:04:30,312 あ… 60 00:04:32,022 --> 00:04:35,609 大丈夫ですよ もう一度 挑戦してみましょう 61 00:04:35,693 --> 00:04:36,610 (ティナ)はい… 62 00:04:40,114 --> 00:04:41,615 (魔法式が崩れる音) 63 00:04:43,033 --> 00:04:44,910 (ドアが閉まる音) 64 00:04:49,999 --> 00:04:51,000 すごい 65 00:04:51,625 --> 00:04:54,461 文化財級の古書が こんなに… 66 00:04:56,463 --> 00:04:59,133 ティナに魔力があるのは間違いない 67 00:04:59,216 --> 00:05:03,012 でも 何かが 魔法の発動を邪魔している 68 00:05:03,095 --> 00:05:04,304 うーん… 69 00:05:04,388 --> 00:05:07,975 何か参考になる文献があると いいのだけど 70 00:05:09,601 --> 00:05:11,103 (アレン)ん? 71 00:05:13,981 --> 00:05:17,568 (シェリー)もう遅いですから 長居はできませんよ 72 00:05:18,193 --> 00:05:19,862 分かったわ 73 00:05:22,614 --> 00:05:24,283 えーっと 74 00:05:24,366 --> 00:05:28,495 「魔法学大全」は… あった! 75 00:05:30,247 --> 00:05:34,752 (シェリー)お嬢様は 本当に 奥様そっくりでございますね 76 00:05:34,835 --> 00:05:37,296 本がお好きで勉強家でいらして 77 00:05:37,379 --> 00:05:41,800 (ティナ)お母様と違って 私は魔法を使えないけどね 78 00:05:41,884 --> 00:05:44,261 (シェリー) 今回の家庭教師の先生は 79 00:05:44,344 --> 00:05:46,263 どのようなお方ですか? 80 00:05:46,346 --> 00:05:49,016 (ティナ)先生は とーっても意地悪よ 81 00:05:49,099 --> 00:05:50,309 だけど… 82 00:05:51,101 --> 00:05:52,561 (アレン)その服では 寒いでしょう 83 00:05:53,145 --> 00:05:54,313 これを 84 00:05:55,064 --> 00:05:57,524 とてもとても優しい方よ 85 00:05:59,943 --> 00:06:02,821 (シェリー)さあ お嬢様 先にお戻りください 86 00:06:02,905 --> 00:06:05,616 わたくしは 戸締まりをしてから戻ります 87 00:06:05,699 --> 00:06:06,909 (ティナ)ええ 88 00:06:06,992 --> 00:06:08,577 (ドアが閉まる音) 89 00:06:09,411 --> 00:06:11,080 いらっしゃるのでしょう? 90 00:06:11,914 --> 00:06:13,624 バレてましたか 91 00:06:13,707 --> 00:06:17,336 わたくし 当家 メイド長を務めております— 92 00:06:17,419 --> 00:06:19,713 シェリー・ウォーカーと申します 93 00:06:19,797 --> 00:06:21,673 ぶしつけではございますが 94 00:06:21,757 --> 00:06:24,927 どうしても お願いしたいことが ございまして 95 00:06:25,010 --> 00:06:28,138 (アレン)アレンです お願いというのは? 96 00:06:28,222 --> 00:06:30,599 (シェリー) ティナお嬢様のことでございます 97 00:06:30,682 --> 00:06:31,975 あ… 98 00:06:32,059 --> 00:06:36,772 お嬢様は とても聡明(そうめい)で 努力家でいらっしゃいます 99 00:06:36,855 --> 00:06:41,318 しかし これまでの先生方は 魔法が使えないというだけで 100 00:06:41,401 --> 00:06:44,863 すべてを否定して 去っていかれました 101 00:06:44,947 --> 00:06:47,825 そのたびに お嬢様は傷つき 102 00:06:47,908 --> 00:06:50,327 こっそりと 泣いていらっしゃいましたが 103 00:06:50,410 --> 00:06:54,915 王立学校への進学を 諦めることはありませんでした 104 00:06:54,998 --> 00:06:59,294 そして あなた様が やってこられることになった 105 00:06:59,378 --> 00:07:02,840 あの時の お嬢様のお喜びようといったら… 106 00:07:03,715 --> 00:07:05,259 (ティナ)聞いて シェリー 107 00:07:05,342 --> 00:07:09,888 あの“剣姫(けんき)の頭脳”と呼ばれる アレン様が来てくださるの! 108 00:07:12,474 --> 00:07:13,475 アレン様 109 00:07:14,101 --> 00:07:19,189 あなた様とリディヤ様は お嬢様にとって憧れだったのです 110 00:07:19,273 --> 00:07:21,900 どうか お嬢様をお救いください 111 00:07:22,651 --> 00:07:25,028 ご安心ください シェリーさん 112 00:07:25,112 --> 00:07:28,115 僕は そのために ここにいるのですから 113 00:07:28,782 --> 00:07:30,534 ありがとうございます 114 00:07:30,617 --> 00:07:32,536 (アレン)それと… (シェリー)ん? 115 00:07:32,619 --> 00:07:36,206 (アレン)僕からも1つ お願いが 116 00:07:38,041 --> 00:07:40,210 (ティナ)納得がいきません! 117 00:07:40,294 --> 00:07:42,462 ご説明をお願いします! 118 00:07:42,546 --> 00:07:46,133 えっと 説明って何について… 119 00:07:46,216 --> 00:07:48,051 今朝 2人で 120 00:07:48,135 --> 00:07:50,512 お散歩なさっていた ことについてです! 121 00:07:50,596 --> 00:07:53,098 いや あれは… 122 00:07:53,974 --> 00:07:55,726 (エリーの笑い声) 123 00:07:56,268 --> 00:07:59,438 野菜の収穫を手伝っていただけです 124 00:07:59,521 --> 00:08:02,274 ティナお嬢様 お顔が怖いです 125 00:08:02,357 --> 00:08:03,650 エリー 126 00:08:03,734 --> 00:08:06,528 あなた 先生のことを どう思ってるのですか? 127 00:08:06,612 --> 00:08:07,446 (エリー)え? 128 00:08:07,529 --> 00:08:09,364 す… 好きでもないのに 129 00:08:09,448 --> 00:08:12,910 早朝から2人きりになるだなんて そんなの… 130 00:08:12,993 --> 00:08:16,830 アレン先生のことは好きですよ 131 00:08:16,914 --> 00:08:18,373 (ティナ)へっ? 132 00:08:19,333 --> 00:08:21,001 そそ… そうなの? 133 00:08:21,084 --> 00:08:21,919 (エリー)はい 134 00:08:22,502 --> 00:08:26,506 おじいちゃんと おばあちゃんと ティナお嬢様の次に好きです! 135 00:08:26,590 --> 00:08:28,425 (ティナ)そ… そう… って… 136 00:08:28,508 --> 00:08:30,010 フフフッ 137 00:08:30,093 --> 00:08:31,470 な… 何ですか? 138 00:08:32,054 --> 00:08:34,431 (アレン)仲がよくて 姉妹のようですね 139 00:08:34,514 --> 00:08:37,059 (エリー)ど… どっちが 姉に見えますか? 140 00:08:37,142 --> 00:08:39,519 (アレン)それは… ティナでしょうか 141 00:08:39,603 --> 00:08:40,979 フフン 142 00:08:41,063 --> 00:08:45,567 ち… 違いますよ 私のほうが1つ年上なんですから 143 00:08:45,651 --> 00:08:47,778 エリーが お姉ちゃんらしかったことなんて 144 00:08:47,861 --> 00:08:49,529 記憶にないですけどね 145 00:08:49,613 --> 00:08:50,906 ティナお嬢様! 146 00:08:51,657 --> 00:08:53,116 フ… フンだ! 147 00:08:53,200 --> 00:08:55,786 そういうふうに言われるんでしたら 148 00:08:55,869 --> 00:08:58,914 今度 雷が鳴っても 一緒に寝てあげません! 149 00:08:58,997 --> 00:09:02,584 (ティナ)な… 卑怯(ひきょう)よ エリー 自分だって怖いくせに! 150 00:09:02,668 --> 00:09:04,419 (エリー)む~ (アレン)ハハハッ 151 00:09:05,254 --> 00:09:07,089 (ティナ・エリー) 笑い事じゃありません! 152 00:09:07,172 --> 00:09:08,924 (アレン)すみません 153 00:09:09,007 --> 00:09:12,052 続きは 授業のあとにしましょう 154 00:09:14,346 --> 00:09:15,180 (エリー)ひ… ひゃあ! 155 00:09:15,264 --> 00:09:18,141 どうですか? 感じますか? 156 00:09:18,225 --> 00:09:21,311 思っていたより温かいです 157 00:09:21,395 --> 00:09:23,939 魔力の流れも はっきりと感じます 158 00:09:24,731 --> 00:09:26,149 (アレン)よくできました 159 00:09:26,233 --> 00:09:27,901 さあ 今ので 160 00:09:27,985 --> 00:09:31,321 アンコさんが持っている闇の魔力を 体感できたと思います 161 00:09:31,947 --> 00:09:32,948 まずはエリー 162 00:09:33,031 --> 00:09:34,616 は… はい! 163 00:09:42,332 --> 00:09:43,542 うう… 164 00:09:44,126 --> 00:09:45,669 大丈夫ですよ 165 00:09:45,752 --> 00:09:49,006 すぐにできたら 僕がいる意味がありません 166 00:09:49,089 --> 00:09:51,425 次はティナ やってみましょう 167 00:09:52,009 --> 00:09:53,385 (ティナ)は… はい 168 00:09:54,219 --> 00:09:56,888 (深呼吸) 169 00:09:57,639 --> 00:09:58,640 いきます! 170 00:10:05,897 --> 00:10:08,066 あっ んん… 171 00:10:08,150 --> 00:10:09,943 (アレン) 気を落とさないでください 172 00:10:10,027 --> 00:10:12,696 いろいろと 試していきましょう 173 00:10:12,779 --> 00:10:14,114 (ティナ)はい… 174 00:10:14,197 --> 00:10:16,867 では 僕がお手本を 175 00:10:19,536 --> 00:10:20,871 (ちびアンコさん)みゃあ 176 00:10:20,954 --> 00:10:21,955 (ティナ・エリー)わあ~! 177 00:10:22,039 --> 00:10:25,208 アレン先生 私にも抱かせてください 178 00:10:25,292 --> 00:10:27,419 ずるい エリー 私も! 179 00:10:27,502 --> 00:10:30,547 ケンカしないでください ほら こちらにも 180 00:10:30,630 --> 00:10:32,674 (アレン)はい (ティナ)わあ 181 00:10:32,758 --> 00:10:35,093 (アレン)1匹ずつ どうぞ (エリー)わあ… 182 00:10:35,177 --> 00:10:37,637 すごい 本物みたい 183 00:10:37,721 --> 00:10:39,639 (アレン)完成度が高いのは 184 00:10:39,723 --> 00:10:42,309 アンコさんが お手本に なってくれたからです 185 00:10:42,392 --> 00:10:43,560 (ちびアンコさんの 鳴き声) 186 00:10:43,560 --> 00:10:45,896 (ちびアンコさんの 鳴き声) 187 00:10:43,560 --> 00:10:45,896 (エリー)モフモフです (アンコさん)みゃあ? 188 00:10:45,979 --> 00:10:47,981 (ティナ・エリー)かわいい! 189 00:10:49,149 --> 00:10:52,861 (グラハム)アレン様 こちらが届いておりました 190 00:10:52,944 --> 00:10:55,530 (封を開ける音) 191 00:10:55,614 --> 00:10:58,784 リディヤか 早かったな 192 00:10:58,867 --> 00:11:00,911 (リディヤ) “逃亡中の誰かさんへ” 193 00:11:00,994 --> 00:11:01,870 (アレン)え… 194 00:11:01,953 --> 00:11:05,082 (リディヤ)“報告の手紙 確かに受け取ったわ” 195 00:11:05,165 --> 00:11:08,752 “ど・う・し・て ハワード家なのよ!” 196 00:11:09,336 --> 00:11:12,506 “働くなら うちに 来ればよかったでしょう?” 197 00:11:13,507 --> 00:11:16,385 “ティナとは 何回か会ったことがあるし” 198 00:11:16,468 --> 00:11:18,261 “事情も知ってる” 199 00:11:18,345 --> 00:11:21,306 “いくら あなたでも 難しいんじゃないかしら” 200 00:11:21,932 --> 00:11:26,603 “もちろん あの手を使えば うまくいくかもしれないけど…” 201 00:11:27,187 --> 00:11:28,980 “あれは禁じ手” 202 00:11:29,064 --> 00:11:31,650 “私以外に使うのは やめておきなさい” 203 00:11:32,317 --> 00:11:35,779 “それと 王宮魔法士の試験のことで” 204 00:11:35,862 --> 00:11:38,323 “報告してないことが あるでしょう?” 205 00:11:38,407 --> 00:11:40,992 “ご主人様に隠し事をするなんて” 206 00:11:41,076 --> 00:11:44,079 “大層なご身分になったわねえ” 207 00:11:44,663 --> 00:11:45,997 “まあいいわ” 208 00:11:46,081 --> 00:11:49,334 “王立学校の入学試験の時に 会いましょう” 209 00:11:49,418 --> 00:11:51,711 “逃げたら 地の果てまで追いかけて” 210 00:11:51,795 --> 00:11:54,756 “斬って燃やすから そのつもりで” 211 00:11:55,590 --> 00:11:59,261 “追跡者 兼 ご主人様のリディヤより” 212 00:11:59,344 --> 00:12:02,305 “追伸 手紙は 毎日とは言わないけど” 213 00:12:02,389 --> 00:12:05,517 “毎週は書くこと! いいわね?” 214 00:12:06,059 --> 00:12:07,394 (アレン)フゥ… 215 00:12:07,477 --> 00:12:09,771 先生 リディヤ様は何て? 216 00:12:09,855 --> 00:12:13,442 いえ まめに手紙を書けと 怒られただけです 217 00:12:13,525 --> 00:12:16,528 そんなにアレン先生を思われて… 218 00:12:16,611 --> 00:12:20,157 離れ離れなのが寂しくて しかたないんですね 219 00:12:20,240 --> 00:12:21,241 (アレン)いや 220 00:12:21,324 --> 00:12:24,828 そんな かわいい理由じゃないと 思いますけどね 221 00:12:27,747 --> 00:12:29,749 (水の音) 222 00:12:29,833 --> 00:12:31,710 わあ… 223 00:12:31,793 --> 00:12:35,005 (アレン) 新しい魔法式の成果は出ている 224 00:12:35,088 --> 00:12:36,756 主に エリーさんにだけど… 225 00:12:37,591 --> 00:12:38,925 (ティナ)んっ 226 00:12:40,844 --> 00:12:41,219 あっ ん… 227 00:12:41,219 --> 00:12:43,013 あっ ん… 228 00:12:41,219 --> 00:12:43,013 (魔法式が 崩れる音) 229 00:12:46,683 --> 00:12:47,559 (アレン)ん? 230 00:12:48,602 --> 00:12:50,103 これは… 231 00:12:50,770 --> 00:12:53,398 氷のかけら… 232 00:12:56,443 --> 00:12:57,527 (アレン)間違いない 233 00:12:58,153 --> 00:13:01,198 魔法発動の一歩手前までは 来ているんだ 234 00:13:01,948 --> 00:13:05,076 現代の魔法学で 原因が分からないなら 235 00:13:05,160 --> 00:13:07,579 もっと古い情報を調べてみるか 236 00:13:07,662 --> 00:13:08,872 ん? 237 00:13:10,207 --> 00:13:12,042 これは… 238 00:13:13,084 --> 00:13:14,461 (エリー)アレン先生 239 00:13:14,544 --> 00:13:15,962 (アレン)こんばんは 240 00:13:17,214 --> 00:13:18,215 あ… あの… 241 00:13:18,298 --> 00:13:19,549 (アレン)ん? 242 00:13:21,718 --> 00:13:23,762 (エリー)お待たせしました 243 00:13:23,845 --> 00:13:25,180 ありがとう エリーさん 244 00:13:25,263 --> 00:13:27,098 ですが… 245 00:13:27,182 --> 00:13:28,892 待ってください! 246 00:13:29,643 --> 00:13:31,353 どうして “エリーさん”なんですか? 247 00:13:31,436 --> 00:13:32,270 (アレン)えっ? 248 00:13:33,021 --> 00:13:34,689 いつもは呼び捨てなのに 249 00:13:34,773 --> 00:13:38,068 もしかして あの場だけだったんですか? 250 00:13:38,151 --> 00:13:41,154 いや… そんなことは… 251 00:13:41,238 --> 00:13:43,865 うそ うそです ひどいです 252 00:13:43,949 --> 00:13:47,661 アレン先生にとって私は その程度だったんですね! 253 00:13:47,744 --> 00:13:49,329 分かりました エリー 254 00:13:51,081 --> 00:13:54,417 はい! 常にそれでお願いします 255 00:13:54,501 --> 00:13:55,752 (アレン)んん… 256 00:13:55,835 --> 00:13:58,672 それより こんな夜更けに 257 00:13:58,755 --> 00:14:01,424 部屋に男の人を 入れてはいけませんよ 258 00:14:01,508 --> 00:14:05,595 こういうことは 心に決めた人だけにしてください 259 00:14:05,679 --> 00:14:07,097 なら 問題は… 260 00:14:07,180 --> 00:14:09,099 (アレン)何か言いましたか? 261 00:14:09,182 --> 00:14:11,268 (エリー)い… いいえ 分かりました 262 00:14:11,351 --> 00:14:13,562 (アレン)では 用件を聞きましょうか 263 00:14:13,645 --> 00:14:14,729 (エリー)あっ は… はい! 264 00:14:15,355 --> 00:14:19,234 アレン先生 あの… ありがとうございました 265 00:14:19,317 --> 00:14:20,151 (アレン)えっ? 266 00:14:21,027 --> 00:14:22,862 この前のことです 267 00:14:22,946 --> 00:14:24,197 おじいちゃんと おばあちゃんに 268 00:14:24,281 --> 00:14:25,323 呼び出されて… 269 00:14:26,116 --> 00:14:29,619 エリー あなたを 誰よりも愛してるわ 270 00:14:29,703 --> 00:14:32,455 (グラハム)娘夫婦の 忘れ形見であることだけが 271 00:14:32,539 --> 00:14:33,623 理由じゃない 272 00:14:33,707 --> 00:14:36,209 家族として愛している 273 00:14:36,293 --> 00:14:40,297 そう言って 私のことを抱きしめてくれました 274 00:14:40,380 --> 00:14:43,008 急に どうしたのかと思って 聞いたら 275 00:14:43,091 --> 00:14:46,094 私のことで アレン先生と話をしたって 276 00:14:46,177 --> 00:14:48,096 よかったですね 277 00:14:48,179 --> 00:14:50,265 僕は 少し助言をしただけです 278 00:14:51,308 --> 00:14:54,185 (アレン)それと 僕からも1つ お願いが 279 00:14:54,269 --> 00:14:55,687 (シェリー)何でございましょう? 280 00:14:56,479 --> 00:14:57,856 エリーさんのことです 281 00:14:57,939 --> 00:15:00,442 もしや 何かご無礼を? 282 00:15:00,525 --> 00:15:02,485 いえ そうではなくて 283 00:15:02,569 --> 00:15:06,990 彼女は 十分に才能があるのに 力を発揮しきれていません 284 00:15:07,073 --> 00:15:09,117 自信を持って 前に進むためにも 285 00:15:09,200 --> 00:15:11,244 どれだけ大切に思ってるか 286 00:15:11,328 --> 00:15:13,204 伝えてあげてほしいんです 287 00:15:13,288 --> 00:15:16,374 ご家族の愛情は 心の支えになりますから 288 00:15:16,458 --> 00:15:17,459 あ… 289 00:15:18,293 --> 00:15:21,463 僕も家族に支えられてきたので 290 00:15:23,006 --> 00:15:25,842 私は小さい時に両親を亡くしました 291 00:15:26,426 --> 00:15:28,053 残された私は 292 00:15:28,136 --> 00:15:31,222 ハワード家に引き取られて ここに来ました 293 00:15:31,306 --> 00:15:33,350 そうでしたか 294 00:15:33,433 --> 00:15:35,810 初めて お屋敷に やってきた日のことを 295 00:15:35,894 --> 00:15:37,270 今でも覚えています 296 00:15:38,355 --> 00:15:41,650 雪の白さと寒さ それと… 297 00:15:41,733 --> 00:15:45,820 私のあとを一生懸命 くっついてくる小さな女の子 298 00:15:46,571 --> 00:15:47,572 ティナお嬢様も 299 00:15:47,656 --> 00:15:49,783 お母様を亡くされたばかりで 300 00:15:49,866 --> 00:15:51,368 不安だったんでしょうね 301 00:15:52,077 --> 00:15:54,287 似ているんです 私たち 302 00:15:54,829 --> 00:15:57,540 私 怖かったんです 303 00:15:57,624 --> 00:16:01,753 ウォーカー家の跡継ぎなのに 何をやっても 全然だめで 304 00:16:01,836 --> 00:16:04,923 ティナお嬢様には学問で あっという間に追い抜かれて 305 00:16:05,507 --> 00:16:09,719 私の居場所なんて もう どこにもないんじゃないかって 306 00:16:09,803 --> 00:16:14,724 だから今回 勇気を振り絞って 旦那様にお願いしたんです 307 00:16:14,808 --> 00:16:18,144 私も 王立学校に進学したいって 308 00:16:18,228 --> 00:16:20,188 (アレン)すごいですね 309 00:16:20,271 --> 00:16:24,025 あなたは自分の意志で 自分の道を切り開いた 310 00:16:24,109 --> 00:16:25,985 とても勇気がある女の子です 311 00:16:26,069 --> 00:16:27,529 そ… そんな… 312 00:16:28,363 --> 00:16:31,116 エリーには 十分な才能がありますし 313 00:16:31,199 --> 00:16:32,659 あなたは独りじゃありません 314 00:16:33,368 --> 00:16:35,286 自信を持ってください 315 00:16:35,370 --> 00:16:36,830 はい! 316 00:16:37,789 --> 00:16:39,249 (エリー)いきます! 317 00:16:43,586 --> 00:16:44,671 すばらしい 318 00:16:44,754 --> 00:16:46,464 あ… ありがとうございます! 319 00:16:47,132 --> 00:16:49,300 (アレン) 他の魔法は どうですか? 320 00:16:50,218 --> 00:16:54,889 えっと 雷と光は ちょっとだけ怖くて… 321 00:16:54,973 --> 00:16:58,017 闇属性は アンコさんに 手伝ってもらっているので 322 00:16:58,852 --> 00:17:01,062 もう少しだと思います 323 00:17:03,022 --> 00:17:04,733 (アレン)エリーは順調だ 324 00:17:04,816 --> 00:17:05,483 そろそろ実践形式の訓練にしても いいかもしれない 325 00:17:05,483 --> 00:17:07,402 そろそろ実践形式の訓練にしても いいかもしれない 326 00:17:05,483 --> 00:17:07,402 (エリー)また よろしくお願いしますね 327 00:17:07,402 --> 00:17:07,485 そろそろ実践形式の訓練にしても いいかもしれない 328 00:17:07,485 --> 00:17:08,820 そろそろ実践形式の訓練にしても いいかもしれない 329 00:17:07,485 --> 00:17:08,820 アンコさん 330 00:17:08,903 --> 00:17:10,447 その前に… 331 00:17:11,072 --> 00:17:13,783 さあ ティナ あなたの番ですよ 332 00:17:13,867 --> 00:17:15,201 (ティナ)はい 333 00:17:22,000 --> 00:17:23,251 あ… 334 00:17:22,000 --> 00:17:23,251 (魔法式が 崩れる音) 335 00:17:23,793 --> 00:17:27,672 どうして… どうして だめなんですか 336 00:17:27,756 --> 00:17:29,841 お嬢様 337 00:17:30,425 --> 00:17:32,218 (アレン)まだ時間はあります 338 00:17:32,302 --> 00:17:34,679 違う魔法式で試してみましょう 339 00:17:34,763 --> 00:17:35,889 (ティナ)はい… 340 00:17:35,972 --> 00:17:39,559 (アレン)推測と実践を 繰り返すしかない 341 00:17:39,642 --> 00:17:44,189 だけど 悩んでいるこの子を見ると 考えが揺らぐ 342 00:17:44,939 --> 00:17:46,566 いざとなったら… 343 00:17:47,776 --> 00:17:49,694 (ワルター)それで どう思う? 344 00:17:49,778 --> 00:17:52,322 (アレン)殿下の魔力は膨大です 345 00:17:52,405 --> 00:17:55,867 ですが 入学試験までに 間に合うかどうかは… 346 00:17:55,950 --> 00:17:59,621 (ワルター)では 諦めさせる方向に進むのかね? 347 00:17:59,704 --> 00:18:03,041 いいえ ご本人が 望まれるのであれば 348 00:18:03,124 --> 00:18:05,043 進学させるべきだと思います 349 00:18:05,126 --> 00:18:06,503 (ワルター)うむ… 350 00:18:07,045 --> 00:18:11,966 魔法を使えなくても 学問などの秀でた才能がある場合 351 00:18:12,050 --> 00:18:14,511 特例として 入学を許可してもらえます 352 00:18:15,136 --> 00:18:16,971 (ワルター)それは知っている 353 00:18:17,055 --> 00:18:20,099 しかし 君とて経験していよう 354 00:18:20,183 --> 00:18:23,186 貴族社会とは面倒なものなのだ 355 00:18:24,187 --> 00:18:28,316 ハワード家の娘が 魔法を使えないのに入学すれば 356 00:18:28,399 --> 00:18:31,110 バカな連中に目をつけられる 357 00:18:31,194 --> 00:18:34,364 これ以上 ティナに 傷ついてほしくないのだよ 358 00:18:35,615 --> 00:18:39,619 状況が変わらないなら 要望どおりにしてくれ 359 00:18:39,702 --> 00:18:40,537 ですが… 360 00:18:41,621 --> 00:18:44,207 このとおりだ 頼む 361 00:18:44,874 --> 00:18:46,167 (アレン)ん… 362 00:18:47,836 --> 00:18:49,170 はい… 363 00:18:52,632 --> 00:18:54,467 (魔法式が崩れる音) 364 00:18:55,051 --> 00:18:55,969 (ティナ)う… 365 00:18:55,969 --> 00:18:56,427 (ティナ)う… 366 00:18:55,969 --> 00:18:56,427 (魔法式が 崩れる音) 367 00:18:56,427 --> 00:18:57,345 (魔法式が 崩れる音) 368 00:18:57,428 --> 00:18:58,680 もう一度 369 00:18:59,889 --> 00:19:00,390 (魔法式が 崩れる音) 370 00:19:00,390 --> 00:19:01,558 (魔法式が 崩れる音) 371 00:19:00,390 --> 00:19:01,558 あ… 372 00:19:01,641 --> 00:19:03,059 (ドアが開く音) 373 00:19:01,641 --> 00:19:03,059 (アレン)練習なら つきあいますよ 374 00:19:03,059 --> 00:19:03,685 (アレン)練習なら つきあいますよ 375 00:19:03,768 --> 00:19:07,897 え… 先生 いいんですか? 376 00:19:07,981 --> 00:19:10,650 もちろんです 続けてください 377 00:19:12,986 --> 00:19:15,613 いくらなんでも おかしい 378 00:19:15,697 --> 00:19:19,284 最近は 魔法式すら 確認する間もなく消えてしまう 379 00:19:19,367 --> 00:19:23,204 まるで“何か”が 拒絶するかのように 380 00:19:25,665 --> 00:19:28,835 見た限り 魔法式は問題ないはずだ 381 00:19:28,918 --> 00:19:32,297 なのになぜ うまく発動しないのか 382 00:19:32,380 --> 00:19:35,758 何か緩和できる方法は… 383 00:19:42,599 --> 00:19:43,975 (アレン)ん… 384 00:19:42,599 --> 00:19:43,975 (鳥のさえずり) 385 00:19:43,975 --> 00:19:44,517 (鳥のさえずり) 386 00:19:44,517 --> 00:19:46,185 (鳥のさえずり) 387 00:19:44,517 --> 00:19:46,185 あっ 388 00:19:47,687 --> 00:19:49,272 もう朝? 389 00:19:50,106 --> 00:19:52,567 さすがに疲労がたまってきてるな 390 00:19:53,276 --> 00:19:57,488 いけない こんなことじゃ 2人に迷惑をかけてしまう 391 00:19:57,572 --> 00:20:01,159 (足音) 392 00:20:02,160 --> 00:20:03,912 (ドアが開く音) 393 00:20:03,995 --> 00:20:05,622 (アレン)おはようございます 394 00:20:06,664 --> 00:20:09,000 (ティナの寝息) 395 00:20:09,626 --> 00:20:12,295 (アレン)遅くまで 練習していたのか 396 00:20:16,633 --> 00:20:19,719 (ティナ)ん… 先生? 397 00:20:19,802 --> 00:20:21,888 (アレン)起こしてしまいましたか 398 00:20:21,971 --> 00:20:22,847 申し訳ない 399 00:20:23,514 --> 00:20:25,475 いえ あ… 400 00:20:25,558 --> 00:20:29,312 その本… 私のためですか? 401 00:20:29,395 --> 00:20:31,689 違いますよ これは僕の趣味で… 402 00:20:32,273 --> 00:20:33,107 (ティナ)うそです 403 00:20:33,900 --> 00:20:37,820 先生が夜遅くまで 本を読まれてるのを知ってます 404 00:20:37,904 --> 00:20:41,199 今朝だって 食堂に お姿がありませんでしたし 405 00:20:41,282 --> 00:20:42,116 それは… 406 00:20:42,200 --> 00:20:46,329 (ティナ)このひと月で 何百冊と本を読まれて 407 00:20:46,412 --> 00:20:51,960 私のために 毎日毎日 新しい魔法式も考えてくださって 408 00:20:52,043 --> 00:20:54,170 夜の練習にも つきあわされて… 409 00:20:54,253 --> 00:20:56,255 気にしないでください 410 00:20:56,339 --> 00:21:00,927 本を読むのは好きですし 魔法式を改良するのも そうです 411 00:21:01,010 --> 00:21:03,471 今朝は珍しく 寝坊してしまいました 412 00:21:03,554 --> 00:21:05,181 お恥ずかしい 413 00:21:06,224 --> 00:21:09,936 もっと怒ってください もっと責めてください! 414 00:21:10,019 --> 00:21:13,690 魔法が使えないのは 私に… 415 00:21:13,773 --> 00:21:17,652 私に才能がないからなんです! 416 00:21:17,735 --> 00:21:19,195 ごめんなさい 417 00:21:19,278 --> 00:21:23,032 君に そんなことを言わせるなんて 教師失格ですね 418 00:21:23,116 --> 00:21:24,826 ですが… あっ 419 00:21:25,827 --> 00:21:27,245 うう… 420 00:21:29,122 --> 00:21:32,417 もう… もうイヤなんです 421 00:21:32,500 --> 00:21:36,629 先生のことを尊敬していて 大好きなのに 422 00:21:36,713 --> 00:21:38,631 エリーのことも大好きなのに… 423 00:21:38,715 --> 00:21:39,549 これは! 424 00:21:40,133 --> 00:21:42,969 先生がエリーを褒めるたびに 425 00:21:43,052 --> 00:21:46,597 日に日に成長していくあの子を 見るたびに 426 00:21:46,681 --> 00:21:49,934 汚い感情が浮かんでくるんです! 427 00:21:50,018 --> 00:21:51,060 だから! 428 00:21:54,981 --> 00:21:56,024 (アレン)ティナ! 429 00:21:59,527 --> 00:22:01,195 (エリー)アレン先生? 430 00:22:01,821 --> 00:22:03,031 (アレン)来るな エリー! 431 00:22:04,073 --> 00:22:04,907 ティナー! 432 00:22:10,663 --> 00:22:15,668 ♪~ 433 00:23:34,539 --> 00:23:39,544 ~♪