1 00:00:07,300 --> 00:00:12,300 (男性)美馬さまー! (男性)解放者さま! 万歳! 2 00:00:13,310 --> 00:00:15,310 (無名)あのね 兄さま。 3 00:00:15,310 --> 00:00:19,320 (無名)甲鉄城には 私以外にも カバネリがいるんだよ。 4 00:00:19,320 --> 00:00:23,320 自分で自分を手術したんだって。 変なやつでしょ。 5 00:00:23,320 --> 00:00:26,320 (美馬)自分で? それは すごいな。 6 00:00:26,320 --> 00:00:30,330 (菖蒲)天鳥 美馬さまで いらっしゃいますね? 7 00:00:30,330 --> 00:00:33,330 (菖蒲)四方川家の総領 菖蒲と申します。 8 00:00:33,330 --> 00:00:37,330 四方川? では 老中の…。 9 00:00:37,330 --> 00:00:40,340 老中 牧野 道元は 私の叔父です。 10 00:00:40,340 --> 00:00:43,340 兄さま みんなも 金剛郭に行くんだよ。 11 00:00:43,340 --> 00:00:45,340 (菖蒲)あっ…。 12 00:00:45,340 --> 00:00:48,350 無名さんには お世話になりました。 13 00:00:48,350 --> 00:00:51,350 まさか 美馬さまの妹君だったなんて。 14 00:00:51,350 --> 00:00:53,350 (美馬)いえ 妹ではありません。 15 00:00:53,350 --> 00:00:55,350 えっ? 16 00:00:55,350 --> 00:00:58,360 私が 兄さまって 呼ばせてもらってるだけ。 17 00:00:58,360 --> 00:01:00,360 (菖蒲)ああ…。 (無名)生駒。 18 00:01:03,290 --> 00:01:06,290 兄さま こいつだよ。 私の盾。 19 00:01:09,300 --> 00:01:12,300 君が甲鉄城のカバネリか。 私は…。 20 00:01:12,300 --> 00:01:13,300 (生駒)知ってます。 21 00:01:13,300 --> 00:01:19,310 弱い者は 死んで当然。 そう 無名に教えた方ですよね。 22 00:01:19,310 --> 00:01:21,310 ちょっと 生駒! 23 00:01:21,310 --> 00:01:25,320 無名 お前は 恙所に行っていろ。➡ 24 00:01:25,320 --> 00:01:27,320 体を診てもらうんだ。 25 00:01:27,320 --> 00:01:29,320 はい…。 26 00:01:32,320 --> 00:01:34,320 ここは 少し騒がしい。 27 00:01:34,320 --> 00:01:37,330 よかったら 中で話しませんか? 28 00:01:37,330 --> 00:01:40,330 生駒君 君も。 29 00:01:50,340 --> 00:01:53,340 貴様! 人か カバネか!? 30 00:01:53,340 --> 00:01:56,350 どちらでもない! 俺は カバネリだ! 31 00:03:28,370 --> 00:03:29,380 (菖蒲)恐縮です。➡ 32 00:03:29,380 --> 00:03:33,380 将軍さまの ご子息に 案内していただくなんて。 33 00:03:33,380 --> 00:03:36,380 すでに勘当された身ですよ。 34 00:03:36,380 --> 00:03:38,380 父でも 子でもありません。 35 00:03:38,380 --> 00:03:40,390 そんなこと…。 36 00:03:40,390 --> 00:03:42,390 下がって。 37 00:03:42,390 --> 00:03:44,390 (美馬)どうした? 38 00:03:44,390 --> 00:03:49,390 (ウドウ)美馬さま。 いや 蒸気漏れで 圧が上がらなくて。 39 00:03:49,390 --> 00:03:51,400 戦 続きだからな。 40 00:03:51,400 --> 00:03:55,400 振動で緩んだんだろう。 締め具はあるか? 41 00:03:55,400 --> 00:03:57,400 (ウドウ)いや 汚れますよ! 42 00:03:57,400 --> 00:04:00,410 (美馬)カバネと戦っても汚れる。 ウドウは 投炭を。 43 00:04:00,410 --> 00:04:03,410 (ウドウ)はい。 44 00:04:03,410 --> 00:04:06,410 (美馬)ホロビ。 菖蒲さまを 先に案内してくれ。 45 00:04:06,410 --> 00:04:10,420 (ホロビ)はい。 こちらへ。 46 00:04:10,420 --> 00:04:12,420 僕も やりましょうか? 47 00:04:12,420 --> 00:04:15,420 ん? 充填剤も いるかもしれない。 48 00:04:15,420 --> 00:04:17,920 持ってますから。 49 00:04:17,920 --> 00:04:20,430 ああ 頼む。 50 00:04:20,430 --> 00:04:23,430 (ホロビ)ここで お待ちください。 51 00:04:23,430 --> 00:04:25,430 (菖蒲)分かりました。 52 00:04:27,370 --> 00:04:29,370 ≪(瓜生)おやぁ? 53 00:04:29,370 --> 00:04:33,370 (瓜生)場違いな お姫さまがいるな。➡ 54 00:04:33,370 --> 00:04:35,370 刀を渡してもらおうか。 55 00:04:35,370 --> 00:04:38,380 (来栖)そちらの主君に 招待を受けている。 56 00:04:38,380 --> 00:04:41,380 渡す理由はない。 (瓜生)ヘッ…。➡ 57 00:04:41,380 --> 00:04:43,380 すぐに いらなくなるのにな。 58 00:04:43,380 --> 00:04:45,380 何? 59 00:04:48,390 --> 00:04:50,890 貴様! 何のつもりだ! 60 00:04:50,890 --> 00:04:53,390 勘違いするなよ。 61 00:04:56,390 --> 00:04:59,390 仲良くやろうぜ 仲良く。 62 00:05:02,400 --> 00:05:07,410 (美馬)生駒君。 先ほどの質問の答えだが。➡ 63 00:05:07,410 --> 00:05:11,410 強い者が生き残り 弱い者が死ぬ。 64 00:05:11,410 --> 00:05:16,410 それは 世界のことわりだと 思わないか? 65 00:05:16,410 --> 00:05:21,420 でも 弱い者には生きる権利がない って話なら うなずけません。 66 00:05:21,420 --> 00:05:23,420 それは 分かる。 67 00:05:23,420 --> 00:05:27,360 しかし これは 切り捨てる話ではなく➡ 68 00:05:27,360 --> 00:05:29,360 むしろ 救う話だ。 69 00:05:29,360 --> 00:05:34,370 現に無名は 戦うことで 自らの命を救った。 70 00:05:34,370 --> 00:05:38,370 どういうことですか? 71 00:05:38,370 --> 00:05:42,370 生きるために大事なのは 隠れて身を守ることではなく➡ 72 00:05:42,370 --> 00:05:46,380 ひるまず カバネと戦うことだ。 73 00:05:46,380 --> 00:05:48,380 違うか? 生駒君。 74 00:05:50,380 --> 00:05:54,390 ≪(汽笛) 75 00:05:54,390 --> 00:05:56,390 (カバネ)ウウウウウウ…。 76 00:05:56,390 --> 00:05:59,390 (武士)ああ… 何て数だ…。 77 00:05:59,390 --> 00:06:03,390 (武士)防ぎきれるのか? こんなの…。 78 00:06:09,400 --> 00:06:14,410 (広塚)カバネを呼び寄せ 領民を危険にさらしての策など…。 79 00:06:14,410 --> 00:06:18,410 (小源太)ご安心を。 カバネは 狩方衆が片付けます。 80 00:06:18,410 --> 00:06:21,410 解放者も戦場に立つでしょう。 81 00:06:21,410 --> 00:06:23,410 それに乗じて…。 82 00:06:23,410 --> 00:06:27,350 西門だ! (武士)急げ! 83 00:06:27,350 --> 00:06:29,350 君は どうする? 生駒君。 84 00:06:29,350 --> 00:06:33,360 戦います! そうか。 では 後ほど戦場で。 85 00:06:33,360 --> 00:06:36,360 はい! 86 00:06:36,360 --> 00:06:39,360 仕掛けてきたな。 数は? 87 00:06:39,360 --> 00:06:43,370 (サハリ)群れ7つ。 壁の前面に 薄く展開しています。 88 00:06:43,370 --> 00:06:49,370 ここなら 融合群体の危険もない。 15分で片付く。 89 00:06:49,370 --> 00:06:52,380 ちょうど ボンベ一つ分だな。 90 00:06:52,380 --> 00:06:58,380 総員 軽具足で出陣。 迫撃砲で足止めした後 掃討する。 91 00:06:58,380 --> 00:07:00,380 (サハリ)分かりました。 92 00:07:04,390 --> 00:07:08,390 百錬成鋼 貫かせたまえ。 93 00:07:08,390 --> 00:07:12,400 (巣刈)鎮守砲を使うには 近過ぎるってよ! 94 00:07:12,400 --> 00:07:14,400 (逞生)気を付けろよ! おう! 95 00:07:14,400 --> 00:07:19,400 (菖蒲)結局 こうやって出るしかないのですね。 96 00:07:19,400 --> 00:07:21,400 ≪(門の開く音) 97 00:07:23,410 --> 00:07:25,430 (逞生・巣刈)あっ! 98 00:07:25,430 --> 00:07:27,430 (逞生)わっ! 99 00:07:30,350 --> 00:07:33,350 (巣刈)美馬の駿城!? 100 00:07:33,350 --> 00:07:55,370 ♬~ 101 00:07:55,370 --> 00:07:58,380 焼夷弾 放て! 102 00:07:58,380 --> 00:08:11,390 ♬~ 103 00:08:11,390 --> 00:08:13,390 総員 突撃! 104 00:08:13,390 --> 00:08:45,420 ♬~ 105 00:08:45,420 --> 00:08:47,360 すげえ…。➡ 106 00:08:47,360 --> 00:08:51,360 外に出て 戦うなんて…。 107 00:08:51,360 --> 00:08:54,370 そうだ。 カバネを倒すなら…。 108 00:08:54,370 --> 00:08:57,370 近づくべきなんだ。 109 00:08:57,370 --> 00:09:00,370 (荘衛)野良のカバネリだと? 110 00:09:00,370 --> 00:09:03,370 (荘衛)フッ… よほど痛みに 強いとみえるな。 111 00:09:11,380 --> 00:09:13,380 (狩方衆)うっ! 112 00:09:16,390 --> 00:09:19,390 後は 頼んだぞ…。 113 00:09:19,390 --> 00:09:42,350 ♬~ 114 00:09:42,350 --> 00:09:44,350 ウオオオオオ! 115 00:09:44,350 --> 00:09:46,350 (シオン)あっ! 116 00:09:48,350 --> 00:09:51,360 (シオン)くっ…。 117 00:09:51,360 --> 00:09:53,360 ウオオオオオ! 118 00:09:53,360 --> 00:09:55,360 兄さま 私に! 119 00:09:55,360 --> 00:09:58,360 分かった。 頼むぞ 無名。 120 00:09:58,360 --> 00:10:00,360 ホロビ 手伝ってやれ。 121 00:10:00,360 --> 00:10:02,360 はい。 122 00:10:09,370 --> 00:10:12,370 (巣刈)カバネリが もう一人!? 123 00:10:14,380 --> 00:10:16,380 グアアアア! 124 00:10:18,380 --> 00:10:20,380 グアッ! 125 00:10:27,330 --> 00:10:29,330 グオッ…! 126 00:10:29,330 --> 00:10:31,330 (ホロビ)ふん! 127 00:10:31,330 --> 00:10:33,330 (カバネ)グアアアアア! 128 00:10:37,340 --> 00:10:39,340 (無名)ふん! 129 00:10:49,350 --> 00:10:51,350 (美馬)榎久か? 130 00:10:54,350 --> 00:10:57,360 始まりました。 131 00:10:57,360 --> 00:11:00,360 (榎久) あなたは ご存じあるまい。➡ 132 00:11:00,360 --> 00:11:04,360 あまたの人間に 命を付け狙われていることを。➡ 133 00:11:04,360 --> 00:11:09,370 私は そういうやつらに 差し向けられて ここに来た。➡ 134 00:11:09,370 --> 00:11:13,370 隙をみて あなたを刺せと。 135 00:11:13,370 --> 00:11:15,370 (美馬)そうか。 136 00:11:15,370 --> 00:11:18,380 (榎久)あなたに やつらの居場所を 教えることもできる。➡ 137 00:11:18,380 --> 00:11:23,380 ただ一言 頼むと 言ってくださいませんか。➡ 138 00:11:23,380 --> 00:11:28,380 そして いま一度 私に 戦働きを お命じください。 139 00:11:36,330 --> 00:11:39,330 (美馬)不要だ。 去れ。 140 00:11:41,330 --> 00:11:47,340 (榎久) それが あなたの… 答えか! 141 00:11:47,340 --> 00:11:49,340 (榎久)ぐっ! う…。 142 00:11:51,340 --> 00:11:53,340 ああ! 143 00:11:53,340 --> 00:11:56,350 あっ! (榎久)た… 助けてくれ! 144 00:11:56,350 --> 00:11:59,350 (美馬)お前は 嘘を言ったな。➡ 145 00:11:59,350 --> 00:12:02,350 私を売ると 最初から決めていたはずだ。 146 00:12:02,350 --> 00:12:04,360 お前は弱い。 147 00:12:04,360 --> 00:12:06,360 やめろ! 148 00:12:06,360 --> 00:12:08,360 あっ…。 149 00:12:08,360 --> 00:12:10,360 (榎久)ぐふっ! 150 00:12:14,370 --> 00:12:16,370 なぜ 殺したんです? 151 00:12:16,370 --> 00:12:19,370 「助けて」と言っていたのに。 152 00:12:19,370 --> 00:12:22,370 生駒! (瓜生)総長に任せろ。 153 00:12:22,370 --> 00:12:27,310 この男は 君の親類か? それとも 生き別れの兄…。 154 00:12:27,310 --> 00:12:30,310 違います。 親しい人間でもないのに➡ 155 00:12:30,310 --> 00:12:32,320 なぜ むきになる? 156 00:12:32,320 --> 00:12:34,320 助けを求めていたからだ! 157 00:12:34,320 --> 00:12:36,320 (逞生)やめろ バカ!➡ 158 00:12:36,320 --> 00:12:38,320 危なかったのは 美馬さまの方だろ! 159 00:12:38,320 --> 00:12:41,330 すみません。 よく言っときますんで。 160 00:12:41,330 --> 00:12:45,400 (菖蒲)私からも おわびいたします。 161 00:12:45,400 --> 00:12:47,330 (広塚) 危惧したとおりではないか!➡ 162 00:12:47,330 --> 00:12:49,330 刺客などで 美馬がやれるなら…。 163 00:12:49,330 --> 00:12:52,330 ≪(物音) (武士)何やつ!? 164 00:12:54,340 --> 00:12:56,340 (銃声) (広塚)ああ! 165 00:12:58,340 --> 00:13:01,350 (広塚)ひぃー! 166 00:13:01,350 --> 00:13:04,350 (サハリ)ご同行 願おうか。 167 00:13:04,350 --> 00:13:07,350 (菖蒲) 彼も哀れに感じたのでしょう。➡ 168 00:13:07,350 --> 00:13:09,350 どうか ご容赦を。 169 00:13:09,350 --> 00:13:11,360 (美馬)分かりました。➡ 170 00:13:11,360 --> 00:13:13,360 しかし この辺りは まだ物騒らしい。 171 00:13:13,360 --> 00:13:18,360 よかったら 金剛郭まで われらが甲鉄城を警護しましょう。 172 00:13:18,360 --> 00:13:20,360 えっ…。 173 00:13:36,380 --> 00:13:38,890 (男性)美馬さまに守ってもらえれば もう安心だ。 174 00:13:38,890 --> 00:13:42,390 (男性)ああ。 金剛郭に着いたも同然だな。 175 00:13:42,390 --> 00:13:45,390 そんな簡単なもんかね。 176 00:13:45,390 --> 00:13:47,390 これで よかったのでしょうか…。 177 00:13:47,390 --> 00:13:50,400 (吉備土) カバネの脅威は 軽減します。 178 00:13:50,400 --> 00:13:52,400 何か気になるのですか? (菖蒲)いえ…。 179 00:13:52,400 --> 00:13:53,900 そんで? 180 00:13:53,900 --> 00:13:57,400 何が気になるわけ? あいつは 無名に➡ 181 00:13:57,400 --> 00:13:59,410 弱いやつは 死んで当然って教えてた。 182 00:13:59,410 --> 00:14:02,410 別に 間違ってはないんじゃない? 183 00:14:02,410 --> 00:14:04,410 それに 無名は カバネに➡ 184 00:14:04,410 --> 00:14:06,410 かまれたことがないって 言ってたんだ。 185 00:14:06,410 --> 00:14:10,410 それって カバネリに されたってことじゃないのか? 186 00:14:13,420 --> 00:14:15,420 外で話そうぜ。 187 00:14:19,430 --> 00:14:21,430 (美馬)《戦え》➡ 188 00:14:21,430 --> 00:14:26,430 《生き残りたければ 己の手で》 189 00:14:32,370 --> 00:14:34,370 《うああーっ!》 190 00:14:38,380 --> 00:14:40,380 (美馬)《そうだ》➡ 191 00:14:40,380 --> 00:14:44,380 《お前の母も 弱くなければ生き残れた》➡ 192 00:14:44,380 --> 00:14:46,390 《一人で生きろ》➡ 193 00:14:46,390 --> 00:14:48,390 《誰にも頼るな》 194 00:14:48,390 --> 00:14:52,390 《呼ばれるための名前は お前に 不要だ》➡ 195 00:14:52,390 --> 00:14:55,390 《これからは 無名を名乗れ》 196 00:14:55,390 --> 00:15:09,390 ♬~ 197 00:15:14,410 --> 00:15:17,420 (荘衛)確かに あざは 大きくなっているが➡ 198 00:15:17,420 --> 00:15:20,420 この程度なら問題ない。 199 00:15:20,420 --> 00:15:22,420 (美馬)怖いか? 200 00:15:22,420 --> 00:15:24,420 ううん 平気。 201 00:15:24,420 --> 00:15:29,360 兄さまが 古里に帰れる日まで あと少しだもの。 202 00:15:29,360 --> 00:15:32,360 (美馬)強いな 無名は。 203 00:15:32,360 --> 00:15:35,360 では 一つ頼まれてくれるか? 204 00:15:41,370 --> 00:15:44,380 (無名)《えっ? 何て言ったの? 兄さま》 205 00:15:44,380 --> 00:15:48,380 (美馬)《甲鉄城の親鍵を 取ってきてくれ》 206 00:15:48,380 --> 00:15:50,380 (無名) 《でも 親鍵は 菖蒲さんが…》 207 00:15:50,380 --> 00:15:53,390 《その菖蒲さんは 無名より強いのか?》 208 00:15:53,390 --> 00:15:57,390 《えっ…。 ううん そんなことないけど》 209 00:15:57,390 --> 00:16:01,390 《だったら 何も問題ないだろう?》 210 00:16:01,390 --> 00:16:20,410 ♬~ 211 00:16:20,410 --> 00:16:23,420 (広塚)び… 美馬殿! 何なのだ? ここは。 212 00:16:23,420 --> 00:16:25,430 われわれを どうしようというのか!? 213 00:16:25,430 --> 00:16:28,350 (美馬)自分のしたことを 忘れたわけではあるまい。➡ 214 00:16:28,350 --> 00:16:32,360 だから 私を殺そうとした。➡ 215 00:16:32,360 --> 00:16:34,360 聞きたいことは 一つだけだ。 216 00:16:34,360 --> 00:16:37,360 ひい! (美馬)10年前 あの戦場で➡ 217 00:16:37,360 --> 00:16:42,370 俺たちをカバネの中に 置き去りにしたのは 誰だ?➡ 218 00:16:42,370 --> 00:16:45,370 当時 兵糧方だった あなたなら 知っているはずだ。 219 00:16:45,370 --> 00:16:47,370 やめろ! 広塚さまに…。 220 00:16:47,370 --> 00:16:50,380 (銃声) (広塚)ひい! 221 00:16:50,380 --> 00:16:54,380 あなたも 額に花を咲かせたいか? 222 00:16:54,380 --> 00:16:58,380 うう… お… 俺じゃない 上様だ! 223 00:16:58,380 --> 00:17:01,380 助けてくれー! (カバネ)ウオオオオ…! 224 00:17:04,390 --> 00:17:06,390 う… うっ…。 225 00:17:06,390 --> 00:17:09,400 どうした!? カバネだ… カバネがいる。 226 00:17:09,400 --> 00:17:11,400 えっ!? 227 00:17:11,400 --> 00:17:14,400 あそこだ。 えっ… 克城に!? 228 00:17:14,400 --> 00:17:16,400 ああ。 かなりの数だ。 229 00:17:16,400 --> 00:17:21,410 カバネなんか乗せて 何をしようというんだ…。 230 00:17:21,410 --> 00:17:24,410 ≪(ノック) 231 00:17:24,410 --> 00:17:27,350 (菖蒲)無名さん 何かご用事? 232 00:17:27,350 --> 00:17:29,350 うん…。 233 00:17:29,350 --> 00:17:33,350 甲鉄城の親鍵を渡して。 234 00:17:33,350 --> 00:17:35,350 えっ? 235 00:17:35,350 --> 00:17:38,360 (無名)親鍵だよ。 菖蒲さんが持ってるやつ。 236 00:17:38,360 --> 00:17:42,360 (菖蒲)なぜ 親鍵が必要なの? 237 00:17:42,360 --> 00:17:45,360 渡してくれないの? 238 00:17:45,360 --> 00:17:49,370 無名さんが使うの? それとも 誰かに頼まれたの? 239 00:17:49,370 --> 00:17:51,370 渡してよ! そんなのいいから! 240 00:17:51,370 --> 00:17:54,370 無名さん…。 241 00:17:54,370 --> 00:17:58,380 菖蒲さんじゃ 私には 勝てないよ…。➡ 242 00:17:58,380 --> 00:18:02,380 だから ねえ… 渡して。 243 00:18:06,390 --> 00:18:08,390 ≪(侑那)親鍵なら ここに。 244 00:18:08,390 --> 00:18:10,390 (無名)えっ? 245 00:18:10,390 --> 00:18:13,390 (侑那)連結作業があったから 預かってたの。 246 00:18:13,390 --> 00:18:16,400 よろしいですか? (菖蒲)え… ええ。 247 00:18:16,400 --> 00:18:18,400 ありがとう。 248 00:18:20,400 --> 00:18:23,400 侑那さん さっきのは? 249 00:18:23,400 --> 00:18:28,340 (侑那)ボイラー室の鍵。 それにしても 何のために親鍵を? 250 00:18:28,340 --> 00:18:30,340 無名さんの考えとは 思えないけど…。 251 00:18:30,340 --> 00:18:32,340 ≪(逞生)菖蒲さま! 252 00:18:32,340 --> 00:18:35,340 来てください! 生駒が! 253 00:18:37,350 --> 00:18:39,350 (無名)えっ… 偽物!? 254 00:18:39,350 --> 00:18:42,350 この鍵は ボイラー室のものだ。 255 00:18:42,350 --> 00:18:45,360 (無名)そんなはずないよ! だって…。 256 00:18:45,360 --> 00:18:49,360 (美馬)彼らは お前に嘘をついた。➡ 257 00:18:49,360 --> 00:18:53,370 残念だが われわれは まだ 信用されていないようだ。 258 00:18:53,370 --> 00:18:55,370 ≪(セリ)総長。 259 00:18:55,370 --> 00:18:58,370 (セリ)カバネリの男が貨物車両に。 260 00:18:58,370 --> 00:19:00,370 (たたく音) 261 00:19:00,370 --> 00:19:04,380 ここを開けろ! 誰もいないのか! 262 00:19:04,380 --> 00:19:06,380 生駒!? 263 00:19:06,380 --> 00:19:08,380 (美馬)無名。 264 00:19:08,380 --> 00:19:11,380 もし こちらに 押し入ってくるようなら➡ 265 00:19:11,380 --> 00:19:15,390 殺さなければならない。 266 00:19:15,390 --> 00:19:19,390 分かってる。 追い返すよ。 267 00:19:19,390 --> 00:19:21,390 (鍵の開く音) 268 00:19:23,400 --> 00:19:25,410 何しに来たの? 269 00:19:25,410 --> 00:19:28,330 無名 今すぐ 甲鉄城に戻れ。 270 00:19:28,330 --> 00:19:31,340 聞きたいことがあるんだ! 271 00:19:31,340 --> 00:19:33,340 (逞生)いました。 272 00:19:33,340 --> 00:19:35,340 ここは 任せましょう。 273 00:19:35,340 --> 00:19:39,340 美馬は 大量のカバネを 克城の中に隠し持っている。 274 00:19:39,340 --> 00:19:43,350 あんたも聞こえてたんだね。 恙所でしょ。 275 00:19:43,350 --> 00:19:45,350 知ってたのか!? 276 00:19:45,350 --> 00:19:48,350 カバネのことは 知らなくちゃいけないからね。 277 00:19:48,350 --> 00:19:50,360 その技術で お前も➡ 278 00:19:50,360 --> 00:19:52,360 カバネリに されたんじゃないのか!? 279 00:19:54,360 --> 00:19:56,360 そうだよ。 280 00:19:56,360 --> 00:20:00,370 私が 兄さまに頼んで カバネリにしてもらったの。 281 00:20:00,370 --> 00:20:02,370 どうして そんなことを!? 282 00:20:02,370 --> 00:20:04,370 兄さまが言ったんだ! 283 00:20:04,370 --> 00:20:07,370 お母さんみたいになるな 強くなれって! 284 00:20:07,370 --> 00:20:12,380 子供の私が強くなるには それしか…。 285 00:20:12,380 --> 00:20:16,380 こんな話 まだする? あんたには どうせ分かんないよ。 286 00:20:16,380 --> 00:20:18,380 駄目だ! 287 00:20:18,380 --> 00:20:20,390 お前は こんなとこにいちゃいけない! 288 00:20:20,390 --> 00:20:22,390 やめてよ! 私は 兄さまといる! 289 00:20:22,390 --> 00:20:25,360 なぜ あいつは 力を 人を殺すために使う? 290 00:20:25,360 --> 00:20:29,230 それは 自分の身がカワイイ ひきょう者のすることだ! 291 00:20:29,230 --> 00:20:32,230 兄さまのこと知らないくせに➡ 292 00:20:32,230 --> 00:20:35,230 勝手なこと言うな! 293 00:20:35,230 --> 00:20:37,240 無名! 294 00:20:37,240 --> 00:20:39,240 (無名)自分の身を守ることは ひきょうじゃない。 295 00:20:39,240 --> 00:20:43,240 みんなが強くなれば 悲しいことはなくなるよ。 296 00:20:43,240 --> 00:20:45,240 兄さまは 正しいことを言ってる。 297 00:20:45,240 --> 00:20:47,250 あんたたち嘘つきに➡ 298 00:20:47,250 --> 00:20:50,250 分かってもらおうとは 思わないけどね! 299 00:20:50,250 --> 00:20:52,250 待て 無名! 300 00:20:52,250 --> 00:20:54,250 行くな! (ドアの閉まる音) 301 00:20:59,260 --> 00:21:01,260 美馬…。 302 00:21:01,260 --> 00:21:03,260 あいつは 英雄なんかじゃない。 303 00:21:03,260 --> 00:21:06,270 あのとき➡ 304 00:21:06,270 --> 00:21:09,270 あいつは 笑ったんだ。 305 00:21:09,270 --> 00:21:30,320 ♬~