1 00:02:10,057 --> 00:02:12,059 (鰍の泣き声) 2 00:02:12,059 --> 00:02:15,062 (巣刈)嘘だろ…。 3 00:02:15,062 --> 00:02:19,066 (鰍)逞生君… どうして…。 4 00:02:19,066 --> 00:02:23,070 (鰍の泣き声) 5 00:02:23,070 --> 00:02:25,072 (狩方衆)邪魔だ。 車両に戻れ。 6 00:02:25,072 --> 00:02:27,072 (鰍)触るな 汚い手で! 7 00:02:29,076 --> 00:02:32,079 (サハリ)おとなしくしろ。 8 00:02:32,079 --> 00:02:34,081 (サハリ)お前たちも そうなりたいのか? 9 00:02:34,081 --> 00:02:36,083 (鰍)すればいい! 10 00:02:36,083 --> 00:02:38,085 あんたたちの手から 血が消えなくなるまで➡ 11 00:02:38,085 --> 00:02:41,085 殺せばいい! (侑那)鰍。 12 00:02:46,093 --> 00:02:48,095 (瓜生)行こうぜ サハリ。 13 00:02:48,095 --> 00:02:52,095 (瓜生)掃除は やつらに 任せればいい。 14 00:02:54,101 --> 00:02:56,101 ああ。 15 00:02:58,105 --> 00:03:01,105 帰ろう。 逞生君。 16 00:03:10,050 --> 00:03:15,050 (生駒のせき) 17 00:03:20,060 --> 00:03:23,063 貴様! 人か カバネか!? 18 00:03:23,063 --> 00:03:27,067 (生駒)どちらでもない! 俺は カバネリだ! 19 00:03:27,067 --> 00:03:34,067 ♬~ 20 00:07:12,993 --> 00:07:16,997 (美馬)父は 臆病な男だった。 21 00:07:16,997 --> 00:07:20,000 (美馬)将軍の座を巡る 暗闘の日々。 22 00:07:20,000 --> 00:07:24,004 だから その夜 不意に明かりが消えたのも➡ 23 00:07:24,004 --> 00:07:27,004 初めてのことではなかった。 24 00:07:30,010 --> 00:07:32,010 (興匡)《ああ…》 25 00:07:40,020 --> 00:07:45,020 (興匡)《違う…。 やったのは… 恐怖だ》 26 00:07:47,027 --> 00:07:54,034 (美馬)それ以後 父は ただ 私を恐れ 疎み続けた。 27 00:07:54,034 --> 00:07:57,037 (美馬)私は 父を 許せなかった。➡ 28 00:07:57,037 --> 00:08:03,043 だが お前は 父と私の仲直りを 手伝うと言ってくれたね。➡ 29 00:08:03,043 --> 00:08:07,047 その優しさが お前の弱さだ。➡ 30 00:08:07,047 --> 00:08:10,984 おいで 無名。➡ 31 00:08:10,984 --> 00:08:14,988 あの臆病者のとりでを破壊する。➡ 32 00:08:14,988 --> 00:08:20,994 全てを終わらせるのは 強いお前のその爪だ。➡ 33 00:08:20,994 --> 00:08:22,994 もうすぐだ。 34 00:08:27,000 --> 00:08:30,000 (美馬)さようなら 無名。 35 00:08:39,012 --> 00:08:43,016 [スピーカ](興匡)わが領民に告げる。➡ 36 00:08:43,016 --> 00:08:48,021 首都防衛の要たる 磐戸大門が破壊された。➡ 37 00:08:48,021 --> 00:08:53,026 カバネにではない。 人の手によってだ。➡ 38 00:08:53,026 --> 00:08:57,030 首謀者は 狩方衆の総長➡ 39 00:08:57,030 --> 00:09:00,033 天鳥 美馬だ。 40 00:09:00,033 --> 00:09:02,035 (ざわめき) 41 00:09:02,035 --> 00:09:04,037 (家臣)何だって? (家臣)反乱? 42 00:09:04,037 --> 00:09:08,041 (梶原)英雄が とうとう 正体を現したということだ。 43 00:09:08,041 --> 00:09:11,978 (牧野)やはり 上様への恨みか? 44 00:09:11,978 --> 00:09:13,980 [スピーカ](興匡)だが 恐れることはない。➡ 45 00:09:13,980 --> 00:09:18,985 この 金剛郭は 難攻不落の要害なり。 46 00:09:18,985 --> 00:09:22,989 われらは 高きを飛ぶ鳥であろう! 47 00:09:22,989 --> 00:09:24,991 [スピーカ](興匡)天鳥不動なり! 48 00:09:24,991 --> 00:09:26,991 (一同)天鳥不動なり! 49 00:09:31,998 --> 00:09:36,002 (通信士)上様。 黒煙りの件は➡ 50 00:09:36,002 --> 00:09:38,004 まだ 隠さなければ ならないのでしょうか。 51 00:09:38,004 --> 00:09:42,008 磐戸大門を壊したという化け物か。 52 00:09:42,008 --> 00:09:45,011 (通信士) はい。 一刻も早く 皆に…。 53 00:09:45,011 --> 00:09:49,015 (興匡)通信士の中で それを 知っておるのは お前だけか? 54 00:09:49,015 --> 00:09:51,017 (通信士)はい。➡ 55 00:09:51,017 --> 00:09:55,017 うっ! うっ… 上様。 56 00:09:59,025 --> 00:10:03,025 (興匡)過度な情報は 無用な恐怖を生む。 57 00:10:07,033 --> 00:10:12,033 (初音)《助けて… 助けて…》 58 00:10:13,974 --> 00:10:15,974 (生駒)《無名!》 59 00:10:18,979 --> 00:10:25,979 ハァ… ハァ… ハァ…。 60 00:10:29,990 --> 00:10:31,990 俺は…。 61 00:10:44,004 --> 00:10:49,009 《俺のせいで 逞生が死んだ》 62 00:10:49,009 --> 00:10:53,013 《一緒に戦わせたりしなければ よかった》 63 00:10:53,013 --> 00:10:58,018 《いや。 俺は 最初から 何もするべきじゃなかった》 64 00:10:58,018 --> 00:11:04,024 《無名だって 俺のことなんて 待ってなかった》 65 00:11:04,024 --> 00:11:11,024 《人間に戻すって約束も あいつは もう… 忘れて…》 66 00:11:14,968 --> 00:11:16,968 ≪(カバネ)ウウウ…。 67 00:11:18,972 --> 00:11:21,972 あっ… ああ… カバネ。 68 00:11:26,980 --> 00:11:31,985 (カバネ)ウウウ… ウウウ…。 69 00:11:31,985 --> 00:11:38,985 (警笛) 70 00:11:40,994 --> 00:11:45,999 (伝令)申し上げます! 4番線より 甲鉄城が到着しました。 71 00:11:45,999 --> 00:11:48,001 (牧野)甲鉄城? 72 00:11:48,001 --> 00:11:50,003 (梶原)克城の 間違いではないのか? 73 00:11:50,003 --> 00:11:56,009 (伝令)いえ。 磐戸大門を破壊した 重罪人を捕縛してきたと。 74 00:11:56,009 --> 00:12:15,962 ♬~ 75 00:12:15,962 --> 00:12:17,964 ♬~ 76 00:12:17,964 --> 00:12:21,968 (菖蒲)四方川家の総領 菖蒲と申します。 77 00:12:21,968 --> 00:12:24,971 (菖蒲)天鳥 美馬を ここに 捕縛してまいりました。 78 00:12:24,971 --> 00:12:27,974 (ざわめき) 79 00:12:27,974 --> 00:12:31,978 人質がいること お忘れなく。 80 00:12:31,978 --> 00:12:34,978 あなたの芝居の筋書きは 守ります。 81 00:12:36,983 --> 00:12:38,985 菖蒲殿。 82 00:12:38,985 --> 00:12:42,989 (菖蒲)叔父さま! ご無沙汰しております! 83 00:12:42,989 --> 00:12:46,989 大きくなられた。 お父上は? 84 00:12:48,995 --> 00:12:54,000 カバネに…。 (牧野)そうか。 残念だよ とても。 85 00:12:54,000 --> 00:12:58,004 挨拶は それくらいで よかろう。 86 00:12:58,004 --> 00:13:01,007 あなたが 美馬を捕らえたと? 87 00:13:01,007 --> 00:13:05,011 甲鉄城の皆と協力し 捕らえました。➡ 88 00:13:05,011 --> 00:13:09,015 皆 故郷を失い 長旅で疲れています。 89 00:13:09,015 --> 00:13:11,951 どうか 金剛郭に 受け入れを。 90 00:13:11,951 --> 00:13:15,955 金剛郭の検閲は かみ痕に関わりなく➡ 91 00:13:15,955 --> 00:13:18,958 3日間は ろうに入れる決まりだ。 92 00:13:18,958 --> 00:13:20,960 (菖蒲)伺っております。 93 00:13:20,960 --> 00:13:24,960 (梶原)お二人は 上様の所に 来ていただく。 94 00:13:26,966 --> 00:13:31,971 ≪(足音) 95 00:13:31,971 --> 00:13:33,971 あっ。 96 00:13:40,980 --> 00:13:42,982 (来栖)生駒か。 97 00:13:42,982 --> 00:13:45,985 来栖…。 98 00:13:45,985 --> 00:13:48,988 お前 何してる? 菖蒲さまは? 99 00:13:48,988 --> 00:13:50,990 他のみんなは どうした? 100 00:13:50,990 --> 00:13:52,992 捕まった。 美馬に。 101 00:13:52,992 --> 00:13:54,994 何だと!? 102 00:13:54,994 --> 00:13:56,994 逞生も殺された。 103 00:13:58,998 --> 00:14:02,001 無名も敵になって 俺を…。 104 00:14:02,001 --> 00:14:05,004 (来栖)それで お前は 一人で おめおめと逃げてきたのか! 105 00:14:05,004 --> 00:14:08,007 何も できなかった。 どうしようもなかった。 106 00:14:08,007 --> 00:14:10,026 ふざけるな! 107 00:14:10,026 --> 00:14:12,026 ≪(荘衛)そろそろ いいかの? 108 00:14:16,950 --> 00:14:19,953 (荘衛)無事だったか。 野良カバネリ。 109 00:14:19,953 --> 00:14:24,958 (荘衛)うん? 心臓の横に刀傷があるな。➡ 110 00:14:24,958 --> 00:14:26,958 無名がやったのか。 111 00:14:28,962 --> 00:14:31,965 (来栖)立て 生駒。 甲鉄城を追うぞ。 112 00:14:31,965 --> 00:14:35,969 駄目だよ。 俺は駄目だ。 113 00:14:35,969 --> 00:14:37,971 もう死んだ方がいい。 114 00:14:37,971 --> 00:14:41,975 (泣き声) 115 00:14:41,975 --> 00:14:45,979 もういい。 お前は ここで 野垂れ死ね。➡ 116 00:14:45,979 --> 00:14:48,979 俺の見込み違いだった。 117 00:14:50,984 --> 00:14:58,984 (泣き声) 118 00:17:18,965 --> 00:17:21,968 (興匡)久しいな 美馬。 119 00:17:21,968 --> 00:17:23,970 (美馬)はい 父上。 120 00:17:23,970 --> 00:17:25,972 (興匡)芝居は よせ。 121 00:17:25,972 --> 00:17:30,977 お前が 何か たくらんでいるのは 分かっている。 122 00:17:30,977 --> 00:17:32,977 あれを。 (家臣)はっ。 123 00:17:34,981 --> 00:17:38,981 (興匡)お前の所持品の中に 懐かしい物があった。 124 00:17:44,991 --> 00:17:46,993 (美馬)あなたに頂いた 唯一の品です。➡ 125 00:17:46,993 --> 00:17:50,997 最後に お返ししたいと 思っておりました。➡ 126 00:17:50,997 --> 00:17:55,001 父上。 私を 哀れと思われるなら➡ 127 00:17:55,001 --> 00:18:00,001 最後は せめて あなたの手で殺してください。 128 00:18:07,013 --> 00:18:10,013 いいだろう。 129 00:18:12,018 --> 00:18:14,018 (興匡)ん…。 130 00:18:16,956 --> 00:18:18,958 (興匡)ん? 131 00:18:18,958 --> 00:18:21,961 (美馬)父上。 死ぬ前に➡ 132 00:18:21,961 --> 00:18:24,964 お伝えしておきたいことが ございます。➡ 133 00:18:24,964 --> 00:18:31,971 どうして 私が カバネとの戦いで 生き残ることができたか。 134 00:18:31,971 --> 00:18:36,976 カバネの脅威は 人に潜むことだ。 135 00:18:36,976 --> 00:18:40,980 今 この瞬間にも やつらは 仲間を増やしている。➡ 136 00:18:40,980 --> 00:18:46,986 私には その見分け方が分かる。 だから 生き残れた。 137 00:18:46,986 --> 00:18:50,990 (梶原)かみ痕のことか? だから われらは 検閲を…。 138 00:18:50,990 --> 00:18:54,994 検閲などで カバネは見つからない。 139 00:18:54,994 --> 00:18:58,998 その証拠に 今も ここにいる。 140 00:18:58,998 --> 00:19:02,001 (ざわめき) (美馬)よく見ろ!➡ 141 00:19:02,001 --> 00:19:04,003 見つけたら やられる前に やれ。➡ 142 00:19:04,003 --> 00:19:09,003 さもなければ 今度は お前が カバネになる。 143 00:19:16,032 --> 00:19:19,952 あっ。 貴様 この私に銃を向けるなど…。 144 00:19:19,952 --> 00:19:22,955 見ろ! カバネの光だ! 145 00:19:22,955 --> 00:19:24,957 うわあああ! 146 00:19:24,957 --> 00:19:27,960 (銃声) (梶原)上様! 147 00:19:27,960 --> 00:19:31,964 撃て! 一発だけで カバネの心臓が射抜けると思うな。 148 00:19:31,964 --> 00:19:33,966 やっ やめ…。 149 00:19:33,966 --> 00:19:35,966 (銃声) 150 00:19:37,970 --> 00:19:40,970 (興匡)うっ うわ…。 151 00:19:42,975 --> 00:19:44,975 美馬…。 152 00:19:47,980 --> 00:19:50,980 俺ではない。 やるのは…。 153 00:19:53,986 --> 00:19:55,986 (美馬)恐怖だ。 154 00:19:58,991 --> 00:20:00,991 (興匡)うあ…。 155 00:20:04,997 --> 00:20:08,000 (家臣)うっ 上様が…。 156 00:20:08,000 --> 00:20:11,003 [マイク](美馬)まだ終わっていない! 157 00:20:11,003 --> 00:20:13,005 将軍までもが カバネだったのだ。 158 00:20:13,005 --> 00:20:17,944 [マイク](美馬)他にも入り込んでいるに 違いないぞ。 159 00:20:17,944 --> 00:20:20,947 よこせ! (武士)貴様! 160 00:20:20,947 --> 00:20:22,949 あっ ああ…。 (銃声) 161 00:20:22,949 --> 00:20:25,952 あっ! (武士)貴様! 162 00:20:25,952 --> 00:20:29,956 (武士) あっちにも カバネがいたんだ! 163 00:20:29,956 --> 00:20:33,960 やめなさい! 皆 銃を下ろして! 164 00:20:33,960 --> 00:20:35,962 菖蒲殿! ここは! 165 00:20:35,962 --> 00:20:39,966 (武士)お前も カバネか! カバネかー! 166 00:20:39,966 --> 00:20:44,971 ぼさっとしてると 後ろから かみつかれるぞ! 167 00:20:44,971 --> 00:20:46,973 (武士)上様が カバネだって!? 168 00:20:46,973 --> 00:20:48,975 (武士)つまり カバネに 入られたってことだろう! 169 00:20:48,975 --> 00:20:50,977 カバネに!? 170 00:20:50,977 --> 00:20:53,980 (吉備土)大丈夫なのか? 菖蒲さまは。 171 00:20:53,980 --> 00:20:57,984 (隊長)落ち着け! カバネがいるわけがない!➡ 172 00:20:57,984 --> 00:21:00,052 検閲は きちんと やっている! 173 00:21:00,052 --> 00:21:01,988 恐れるな! 174 00:21:01,988 --> 00:21:04,988 (瓜生)ご立派だねぇ。 (隊長)うっ! 175 00:21:06,993 --> 00:21:10,993 (瓜生)敵は カバネだけじゃないんだよ。 176 00:21:17,937 --> 00:21:20,940 (サハリ)悪夢は 今 現実となる。 177 00:21:20,940 --> 00:21:24,944 戦え。 金剛郭の ご同輩。 178 00:21:24,944 --> 00:21:38,958 ♬~ 179 00:21:38,958 --> 00:21:40,960 (男性)うわーっ! (男性)カバネ!? 180 00:21:40,960 --> 00:21:43,960 (武士)もう こんな所まで…。 181 00:21:47,967 --> 00:21:51,971 (梶原)美馬! 貴様! 仕組みおったな! 182 00:21:51,971 --> 00:21:55,975 これで 上様を カバネにしたのだな! 183 00:21:55,975 --> 00:21:57,977 おめでとう。 184 00:21:57,977 --> 00:21:59,977 見つけた褒美だ。 185 00:22:02,982 --> 00:22:06,982 (武士)お前だ! お前のせいで…。 186 00:22:10,990 --> 00:22:12,990 (銃声) 187 00:22:40,953 --> 00:22:44,957 (荘衛)急げ! 若造! 早く 金剛郭に 行かねば➡ 188 00:22:44,957 --> 00:22:47,960 無名の ヌエ降臨に 立ち会えん! 189 00:22:47,960 --> 00:22:51,964 無名が…? 190 00:22:51,964 --> 00:22:55,968 (荘衛)急げというに。 あれは もう 心が死んどる!➡ 191 00:22:55,968 --> 00:22:59,968 カバネと一緒だ。 役になど 立たん! 192 00:23:01,974 --> 00:23:03,974 (荘衛)うっ! 193 00:23:05,978 --> 00:23:08,978 それは 俺が決める。 194 00:23:11,984 --> 00:23:14,987 (来栖)去る前に これだけは 教えてやる。➡ 195 00:23:14,987 --> 00:23:18,987 お前は 今 どうして生きていると思う? 196 00:23:20,926 --> 00:23:22,928 無名が刺した お前の傷は➡ 197 00:23:22,928 --> 00:23:28,934 金属被膜に覆われた心臓の 一寸右を 正確に貫いている。 198 00:23:28,934 --> 00:23:32,938 少しでも 刃先が ずれれば 致命傷になる位置だ。 199 00:23:32,938 --> 00:23:34,940 何の話だ。 200 00:23:34,940 --> 00:23:37,943 位置 角度 強さ…➡ 201 00:23:37,943 --> 00:23:40,943 狙わなければ そうはならない。 202 00:23:45,951 --> 00:23:49,955 無名が 俺を助けた? 203 00:23:49,955 --> 00:23:52,958 あいつには まだ意識がある…。 204 00:23:52,958 --> 00:23:55,961 しかし それも もう終わりだ。 205 00:23:55,961 --> 00:23:59,965 今ごろ 無名は 黒煙りにされているはずだからな。 206 00:23:59,965 --> 00:24:01,965 待て! 207 00:24:03,969 --> 00:24:07,973 今の話 詳しく聞かせろ! 208 00:24:07,973 --> 00:24:19,919 ♬~ 209 00:24:19,919 --> 00:24:23,923 (無名)《チョウチョが?》 (無名の母)《そうよ》 210 00:24:23,923 --> 00:24:28,928 (無名の母)《人が死ぬと 魂を迎えに来るの》➡ 211 00:24:28,928 --> 00:24:31,928 《あの人も チョウに呼ばれたのね》 212 00:24:34,934 --> 00:24:40,940 (無名)《みんな チョウに呼ばれてしまった》➡ 213 00:24:40,940 --> 00:24:45,945 《誰も 助けられなかった》➡ 214 00:24:45,945 --> 00:24:48,948 《ごめんね…》➡ 215 00:24:48,948 --> 00:24:50,948 《もう 戻れないよ》 216 00:24:56,956 --> 00:25:00,956 (無名)《私は 呼ばれてしまった》 217 00:25:04,964 --> 00:25:06,964 (無名)《お母さん…》 218 00:25:11,971 --> 00:25:15,971 (無名)《もうすぐ そっちに行くから》 219 00:25:21,914 --> 00:25:23,916 終わる? どういう意味だ!? 220 00:25:23,916 --> 00:25:26,919 (荘衛)ヌエの心臓となった カバネリは➡ 221 00:25:26,919 --> 00:25:29,922 心を失い 命が終わる道理よ。 222 00:25:29,922 --> 00:25:32,922 救う方法は ないのか!? 223 00:25:36,929 --> 00:25:38,931 ううっ! 224 00:25:38,931 --> 00:25:41,934 白血漿を心臓に打てば➡ 225 00:25:41,934 --> 00:25:44,937 カバネの鋼鉄被膜を 融解させることができる。➡ 226 00:25:44,937 --> 00:25:48,937 ヌエから無名を取り出すことは できるだろうな。 227 00:25:55,948 --> 00:25:59,948 さっきのを くれ。 (荘衛)さっきの? ああ…。 228 00:26:01,954 --> 00:26:04,957 そっちじゃない。 ハァー。 229 00:26:04,957 --> 00:26:09,962 (荘衛)言っただろうが。 黒血漿は 促進剤だ。➡ 230 00:26:09,962 --> 00:26:13,966 ウイルスが活性化し 増幅されてしまう。 231 00:26:13,966 --> 00:26:15,985 あの もう一人のカバネリのように。 232 00:26:15,985 --> 00:26:18,904 (荘衛)ホロビのことか? そうだ。➡ 233 00:26:18,904 --> 00:26:22,908 しかし 男の貴様は ヌエにはなれん。➡ 234 00:26:22,908 --> 00:26:26,912 命を燃やす カバネになるだけだ。 235 00:26:26,912 --> 00:26:28,914 その力が 欲しい。 236 00:26:28,914 --> 00:26:30,916 (来栖・荘衛)ん? 237 00:26:30,916 --> 00:26:35,921 その輝きは ろうそくの最後の きらめきのように 一瞬だぞ。 238 00:26:35,921 --> 00:26:37,923 構わない。 239 00:26:37,923 --> 00:26:40,926 美馬を殺し 無名を救う。 240 00:26:40,926 --> 00:26:43,926 もう そのためだけの命だ。 241 00:26:45,931 --> 00:26:50,936 うう… ああ…。 242 00:26:50,936 --> 00:26:54,940 あああ… ああ…。 243 00:26:54,940 --> 00:26:56,942 生駒 お前…。 244 00:26:56,942 --> 00:26:59,945 枷紐を取れ カバネリ。 245 00:26:59,945 --> 00:27:03,949 でなければ 真の力は得られんぞ。 246 00:27:03,949 --> 00:27:05,949 うう…。 247 00:27:08,954 --> 00:27:11,957 うああああ…! 248 00:27:11,957 --> 00:27:13,959 生駒。 249 00:27:13,959 --> 00:27:17,959 《今こそ… 俺は…》 250 00:27:21,967 --> 00:27:23,967 《俺は…》 251 00:27:25,971 --> 00:27:30,976 《俺の誇れる俺になるんだー!》 252 00:27:30,976 --> 00:27:43,989 ♬~ 253 00:27:43,989 --> 00:27:48,994 (美馬)そうだ 無名。 壊してしまえ。➡ 254 00:27:48,994 --> 00:27:52,998 恐れも 悲しみも 愛も 全て。 255 00:27:52,998 --> 00:28:00,005 ♬~ 256 00:28:00,005 --> 00:28:10,005 ♬~