1 00:00:08,900 --> 00:00:11,100 (白石)あっ…。 2 00:00:14,240 --> 00:00:18,250 (久保)あっ 白石くん おはよう! 3 00:00:18,250 --> 00:00:20,250 おはよう。 4 00:00:20,250 --> 00:00:23,250 ちょうどよかった これ。 5 00:00:23,250 --> 00:00:26,250 えっと… シャワーありがとう。 6 00:00:26,250 --> 00:00:28,590 どういたしまして。 7 00:00:28,590 --> 00:00:33,260 あと ジャージもありがとう。 洗って返すね 8 00:00:33,260 --> 00:00:37,430 あっ ありがとう。 ううん こちらこそ。 9 00:00:37,430 --> 00:00:40,600 サイズ 小さくなかった? うん。 10 00:00:40,600 --> 00:00:42,800 そっか。 11 00:00:45,270 --> 00:00:48,110 白石くんって 身長 何センチ? 12 00:00:48,110 --> 00:00:50,810 えっ? えっ? 13 00:00:52,780 --> 00:00:56,950 う~ん…。 163cm。 14 00:00:56,950 --> 00:01:01,650 そうなんだ。 私 160cmあるんだけど…。 15 00:01:05,230 --> 00:01:07,390 だいたい このくらいかな。 16 00:01:07,390 --> 00:01:11,400 何が? 15cm差。 17 00:01:11,400 --> 00:01:15,900 一般的に理想とされる カップルの身長差だよ。 18 00:01:15,900 --> 00:01:18,910 カッ…。 男女逆では? 19 00:01:18,910 --> 00:01:22,410 まぁ いいじゃない。 いいの? 20 00:01:24,410 --> 00:01:28,080 このくらい身長差あると 頭なでたくなるね。 21 00:01:28,080 --> 00:01:30,250 スーッ…。 22 00:01:30,250 --> 00:01:34,420 《ホント 突然 距離詰めてくるの なんなの?》 23 00:01:34,420 --> 00:01:38,760 白石くんってさ 身長 大きくなりたい? 24 00:01:38,760 --> 00:01:42,260 まぁ 大きいほうがいいなとは 思うけど。 25 00:01:42,260 --> 00:01:47,270 そっかぁ 私はね 15cm差より…。 26 00:01:47,270 --> 00:01:49,270 おっ…。 27 00:01:57,280 --> 00:02:01,050 こっちのほうが 好きだけどな。 28 00:02:01,050 --> 00:02:03,050 なんてね。 29 00:02:03,050 --> 00:02:07,550 (鼻歌) 30 00:02:07,550 --> 00:02:09,550 うぅ…。 31 00:03:40,460 --> 00:03:42,960 《2学期も終わりにさしかかり 32 00:03:42,960 --> 00:03:46,300 本格的な冬が近づいていた》 33 00:03:46,300 --> 00:03:51,400 じゃあ 答案用紙を回収するぞ~。 (チャイム) 34 00:03:51,400 --> 00:03:55,910 終わった~! 今日は 午前中で終わりだね。 35 00:03:55,910 --> 00:03:59,080 そうだね。 なんか 急いでる? 36 00:03:59,080 --> 00:04:01,910 ごめん ちょっと用事があって。 37 00:04:01,910 --> 00:04:05,920 あっ そうなんだ。 じゃあ。 38 00:04:05,920 --> 00:04:08,420 《大事な用事なのかな?》 39 00:04:08,420 --> 00:04:11,420 (葉月)渚咲 テストどうだった? 40 00:04:11,420 --> 00:04:13,920 あっ うん まぁ…。 41 00:04:13,920 --> 00:04:16,930 (玉緒)さすが 久保っち 余裕の貫禄だね。 42 00:04:16,930 --> 00:04:20,430 そういう タマは? うっ… 聞かないで…。 43 00:04:20,430 --> 00:04:22,430 あぁ…。 44 00:04:34,950 --> 00:04:39,120 《小さい子が 公園で一人…》 45 00:04:39,120 --> 00:04:42,790 僕 一人なの? お母さんは? 46 00:04:42,790 --> 00:04:46,460 (誠太)んっ? 一人じゃ危ないわよ。 47 00:04:46,460 --> 00:04:48,960 あの~ います。 48 00:04:48,960 --> 00:04:51,230 うわっ! 49 00:04:51,230 --> 00:04:53,560 保護者です。 はい? 50 00:04:53,560 --> 00:04:56,070 にーに! 兄です。 51 00:04:56,070 --> 00:05:00,240 あら ごめんなさい てっきり その子一人かと。 52 00:05:00,240 --> 00:05:05,910 いえ。 お気遣い ありがとうございます。 53 00:05:05,910 --> 00:05:09,080 苦労をかけて ごめんな 誠太。 54 00:05:09,080 --> 00:05:14,250 んっ? ううん なんでもない。 55 00:05:14,250 --> 00:05:18,590 《雪遊びしようって 約束したのはいいけど 56 00:05:18,590 --> 00:05:23,260 誠太一人だと 思われるところが大変だな》 57 00:05:23,260 --> 00:05:26,460 にーに! んっ? 58 00:05:28,600 --> 00:05:31,270 どうぞ。 59 00:05:31,270 --> 00:05:33,770 ありがとう。 60 00:05:33,770 --> 00:05:36,270 《雪 冷たっ! 61 00:05:36,270 --> 00:05:40,780 うぅ… 寒っ 動きたくない。 62 00:05:40,780 --> 00:05:43,980 でも 誠太が 楽しそうならいっか》 63 00:05:45,950 --> 00:05:47,950 白石くん 見っけ! 64 00:05:47,950 --> 00:05:51,050 あっ 久保さん! ヘヘヘ…。 65 00:05:51,050 --> 00:05:53,220 白石くんって お兄ちゃんだったんだ。 66 00:05:53,220 --> 00:05:58,230 うん。 でも 顔は あまり似てないね。 67 00:05:58,230 --> 00:06:02,570 誠太は 母さん似で 僕は 父さん似だからね。 68 00:06:02,570 --> 00:06:04,740 さっき言ってた用事って…。 69 00:06:04,740 --> 00:06:09,740 雪が降ったら公園で遊ぼうって 誠太と約束してて。 70 00:06:09,740 --> 00:06:12,580 そっかぁ。 71 00:06:12,580 --> 00:06:14,580 にーに。 72 00:06:14,580 --> 00:06:17,480 誠太 お姉ちゃんに挨拶して。 73 00:06:19,420 --> 00:06:22,920 フッ…。 74 00:06:22,920 --> 00:06:26,760 こんちは。 こんにちは。 75 00:06:26,760 --> 00:06:31,260 よくできました。 にーにっ にーにっ。 76 00:06:31,260 --> 00:06:35,260 「にーに」って かわいい! 77 00:06:38,100 --> 00:06:40,440 これ 飲みたいのかな? 78 00:06:40,440 --> 00:06:45,440 にーに 誠太 これ好き。 飲む。 79 00:06:45,440 --> 00:06:48,740 ダメだよ これは お姉ちゃんのだから。 80 00:06:50,710 --> 00:06:54,380 いいよ あげる。 まだ開けてないし。 81 00:06:54,380 --> 00:06:56,390 はい どうぞ。 82 00:06:56,390 --> 00:07:00,890 ごめん 久保さん。 ううん 大丈夫。 83 00:07:00,890 --> 00:07:02,890 にーに 飲む! 84 00:07:02,890 --> 00:07:07,730 誠太 飲む前に きちんとありがとうして。 85 00:07:07,730 --> 00:07:09,730 ありあと。 86 00:07:09,730 --> 00:07:11,930 どういたしまして。 87 00:07:15,740 --> 00:07:19,580 幸せそうに飲むね。 ねっ。 88 00:07:19,580 --> 00:07:21,910 誠太くん おいしい? 89 00:07:21,910 --> 00:07:23,910 おいしい! 90 00:07:23,910 --> 00:07:26,080 どうぞ。 いいの? 91 00:07:26,080 --> 00:07:29,090 今 マイブームが 「どうぞ」なんだよね。 92 00:07:29,090 --> 00:07:31,590 どうぞ。 93 00:07:31,590 --> 00:07:35,930 嫌じゃなかったら もらってあげて。 94 00:07:35,930 --> 00:07:39,530 ありがとう じゃあ 一口 もらおうかな。 95 00:07:44,270 --> 00:07:48,110 うん おいしいよ ありがとう。 96 00:07:48,110 --> 00:07:50,040 にーに! 97 00:07:50,040 --> 00:07:52,040 うん よかったね。 98 00:07:52,040 --> 00:07:55,880 どうぞ。 えっ 僕は いいよ 飲みな。 99 00:07:55,880 --> 00:07:59,050 どうぞ。 誠太…。 100 00:07:59,050 --> 00:08:01,050 どうぞ。 101 00:08:03,720 --> 00:08:07,220 にーに。 102 00:08:07,220 --> 00:08:10,230 白石くん。 103 00:08:10,230 --> 00:08:12,230 どうぞ。 104 00:08:12,230 --> 00:08:14,230 んっ…。 105 00:08:16,230 --> 00:08:18,570 ごくごく。 106 00:08:18,570 --> 00:08:21,070 ありがとう すごく おいしい。 107 00:08:21,070 --> 00:08:23,270 わ~! 108 00:08:26,740 --> 00:08:30,750 ねぇ 白石くん なんで飲まなかったの? 109 00:08:30,750 --> 00:08:34,920 別に…。 ふ~ん…。 110 00:08:34,920 --> 00:08:37,590 何? いや~。 111 00:08:37,590 --> 00:08:41,590 間接キス 恥ずかしかったのかなって。 112 00:08:45,260 --> 00:08:50,060 あ~ 動かないと 寒い寒い。 誠太と遊んでこよう。 113 00:08:52,700 --> 00:08:58,500 フフッ 寒いなら なおさら なんで飲まなかったのよ。 114 00:09:01,040 --> 00:09:06,380 《あ~ やっぱり 寒い日は 部屋で漫画を読むに限る》 115 00:09:06,380 --> 00:09:08,550 えっ…。 116 00:09:08,550 --> 00:09:11,720 (ページをめくる音) 117 00:09:11,720 --> 00:09:15,230 《最近 僕がハマっている漫画 『王国』は 118 00:09:15,230 --> 00:09:17,560 とにかく展開が燃える》 119 00:09:17,560 --> 00:09:21,400 はぁ… あっつ…。 120 00:09:21,400 --> 00:09:23,400 (電子音) 121 00:09:23,400 --> 00:09:27,240 《というわけで 週刊誌の最新号についてる 122 00:09:27,240 --> 00:09:29,240 『王国』の付録欲しさに 123 00:09:29,240 --> 00:09:32,740 家から遠い本屋まで来てしまった。 124 00:09:32,740 --> 00:09:35,250 近くのコンビニでも買えるけど 125 00:09:35,250 --> 00:09:40,920 水着の人が表紙の雑誌を買うのが 少し恥ずかしくて 126 00:09:40,920 --> 00:09:43,590 知り合いに見られたら どうしようとか 127 00:09:43,590 --> 00:09:47,590 そんなことを考えたからでは 決してない。 128 00:09:47,590 --> 00:09:50,790 発見! でも 取れない》 129 00:09:55,770 --> 00:09:59,940 《まったく 僕の気配に気付いてないな。 130 00:09:59,940 --> 00:10:03,940 しかたない もうちょっと待つか。 131 00:10:03,940 --> 00:10:07,940 あとちょっと動いてくれたら 取れるんだけどな。 132 00:10:07,940 --> 00:10:09,940 あっ どいた》 133 00:10:12,450 --> 00:10:15,620 やっと 買える んっ? 134 00:10:15,620 --> 00:10:18,290 《元に戻してあげよ。 135 00:10:18,290 --> 00:10:22,790 こっ これは いわゆるエッチな本。 136 00:10:22,790 --> 00:10:25,960 も 戻さなきゃ。 137 00:10:25,960 --> 00:10:29,470 せっかく遠くの本屋まで来たし 138 00:10:29,470 --> 00:10:31,800 誰も僕のこと知らないし 139 00:10:31,800 --> 00:10:36,140 存在感ないし ちょっとだけなら いいのでは? 140 00:10:36,140 --> 00:10:39,810 かっ! 141 00:10:39,810 --> 00:10:42,310 いざ…。 142 00:10:42,310 --> 00:10:46,310 なんか 表紙の子 少し 久保さんに似てる?》 143 00:10:50,090 --> 00:10:52,920 (明菜)ん~。 うぅ…。 144 00:10:52,920 --> 00:10:57,420 (明菜)ちょ~っとお姉さん その本は君には早い気がするな。 145 00:11:00,260 --> 00:11:04,430 ハハハハ… 隠しても無駄だぞ。 146 00:11:04,430 --> 00:11:07,940 これは 他の人が読んだあと 適当に置いたから 147 00:11:07,940 --> 00:11:10,110 元に戻そうと思っただけで 148 00:11:10,110 --> 00:11:14,110 僕は 漫画の雑誌を買いに来ました。 149 00:11:14,110 --> 00:11:16,950 《ウソは言ってない。 仮に せっかくだから 150 00:11:16,950 --> 00:11:19,950 ちょこっと 見ようとした下心はあっても 151 00:11:19,950 --> 00:11:21,950 ウソではないのだ》 152 00:11:21,950 --> 00:11:23,950 そっか そっか。 153 00:11:23,950 --> 00:11:26,790 じゃあ そういうことに してあげようかな。 154 00:11:26,790 --> 00:11:29,630 《よかった》 お姉さんは てっきり 155 00:11:29,630 --> 00:11:33,300 立ち読みした人の本を 戻そうとしたけど 156 00:11:33,300 --> 00:11:38,130 気になったから 読んでみようかな って思ったのかなって。 157 00:11:38,130 --> 00:11:42,470 《図星 わかってて言ってるな この人。 158 00:11:42,470 --> 00:11:48,650 んっ? ちょっと待てよ。 僕が店員さんに話しかけられた? 159 00:11:48,650 --> 00:11:51,580 僕を こんなふうに見つけられるのは 160 00:11:51,580 --> 00:11:54,580 久保さんくらいしか…。 あっ…。 161 00:11:54,580 --> 00:11:58,920 すごいデジャブ。 まさか 久保って名字の人は 162 00:11:58,920 --> 00:12:01,760 僕を見つけやすいのだろうか》 163 00:12:01,760 --> 00:12:05,600 じゃあ これ お会計で。 は~い。 164 00:12:05,600 --> 00:12:08,500 《ここの本屋は 当分 行けないな》 165 00:12:11,430 --> 00:12:15,430 フッ… んっ あれ? 166 00:12:19,280 --> 00:12:22,780 《あの子 春高だったんだ》 167 00:12:22,780 --> 00:12:28,290 は~い たっだいま~ お姉ちゃんが帰ってきたよ~。 168 00:12:28,290 --> 00:12:32,120 部屋に入るときはノックしてって 言ってるのに。 169 00:12:32,120 --> 00:12:35,290 何? ちょっと頼み事。 170 00:12:35,290 --> 00:12:38,460 学生手帳を 届けてほしいんだけどさ。 171 00:12:38,460 --> 00:12:41,800 白石くんのだ。 あっ 知ってる子? 172 00:12:41,800 --> 00:12:44,800 まぁ。 その子さ エロ本読んでてさ…。 173 00:12:44,800 --> 00:12:48,640 えっ? 表紙の子 巨乳だったな~。 174 00:12:48,640 --> 00:12:51,410 いや 若いね~。 へ~。 175 00:12:51,410 --> 00:12:53,910 キョロキョロしてたから さぞドキドキしながら 176 00:12:53,910 --> 00:12:57,750 読んでたんだろうね。 へ~。 177 00:12:57,750 --> 00:13:00,250 じゃあ 学生手帳よろしくね。 178 00:13:00,250 --> 00:13:02,920 (ドアの開閉音) 179 00:13:02,920 --> 00:13:05,420 巨乳…。 180 00:13:14,260 --> 00:13:16,930 白石くん これ な~んだ。 181 00:13:16,930 --> 00:13:19,940 《あっ 僕の生徒手帳》 182 00:13:19,940 --> 00:13:22,110 どうして 久保さんが? 183 00:13:22,110 --> 00:13:24,770 どうしてだと思う? 184 00:13:24,770 --> 00:13:28,610 昨日 どこかで落として 見つかんなかったんだけど。 185 00:13:28,610 --> 00:13:30,780 返してほしい? 186 00:13:30,780 --> 00:13:33,280 そりゃ…。 はい。 187 00:13:33,280 --> 00:13:35,290 ありがとう。 188 00:13:35,290 --> 00:13:37,290 《なんか意外と あっさり返してくれ…》 189 00:13:37,290 --> 00:13:39,620 サッ サッ。 190 00:13:39,620 --> 00:13:41,620 サッ。 191 00:13:41,620 --> 00:13:44,820 《るわけないか 久保さんだもんな》 192 00:13:46,960 --> 00:13:50,070 お姉ちゃんがね 本屋で拾ったんだって。 193 00:13:50,070 --> 00:13:53,070 そうなんだ。 うん…。 194 00:13:53,070 --> 00:13:57,910 あの 久保さん? 195 00:13:57,910 --> 00:14:00,910 白石くんさ む…。 196 00:14:00,910 --> 00:14:06,250 む? 胸が大きいのが好きなの? 197 00:14:06,250 --> 00:14:08,750 えっ? 何? 何? 198 00:14:08,750 --> 00:14:12,090 胸が大きいのが好きなの? 199 00:14:12,090 --> 00:14:14,090 はっ? 200 00:14:14,090 --> 00:14:16,930 《まさか久保さん あのとき 本屋に? 201 00:14:16,930 --> 00:14:20,430 僕が あれを持っているところを 見られた?》 202 00:14:23,600 --> 00:14:25,600 《ということは 今 絶対 203 00:14:25,600 --> 00:14:29,110 僕のこと おもしろがってる顔している。 204 00:14:29,110 --> 00:14:32,280 まずは 誤解を解かないと》 205 00:14:32,280 --> 00:14:36,610 久保さん 僕は…。 はい これ生徒手帳。 206 00:14:36,610 --> 00:14:39,120 もう 落としちゃダメだよ。 207 00:14:39,120 --> 00:14:43,790 あっ 久保さん待って…。 白石くんのエッチ。 208 00:14:43,790 --> 00:14:46,960 あ~! 209 00:14:46,960 --> 00:14:49,290 僕は無罪だ 誤解だ。 210 00:14:49,290 --> 00:14:51,730 読んでないって 言わせてほしかった。 211 00:14:51,730 --> 00:14:54,400 (水原)なぁ 今日なんか なんか変な声聞こえねえ? 212 00:14:54,400 --> 00:14:57,700 (上田)お前も? 俺だけかと思ってた。 213 00:15:00,900 --> 00:15:03,910 男の子に胸のこととか…。 214 00:15:03,910 --> 00:15:05,910 何聞いてんだろう…。 215 00:15:08,080 --> 00:15:12,080 もうすぐクリスマスだね~。 うん。 216 00:15:12,080 --> 00:15:15,590 なんか 2学期 あっという間だったな~。 217 00:15:15,590 --> 00:15:20,090 渚咲は クリスマス なんか 予定あるの? 218 00:15:20,090 --> 00:15:24,760 あ~ クリスマスか~。 お姉ちゃんは? 219 00:15:24,760 --> 00:15:29,100 高校の友達と集まろっか って話にはなってるけど。 220 00:15:29,100 --> 00:15:31,940 ふ~ん。 221 00:15:31,940 --> 00:15:35,610 《僕は 人よりとにかく 存在感がない。 222 00:15:35,610 --> 00:15:39,780 例えば プリントの回収を 先生が忘れたり…》 223 00:15:39,780 --> 00:15:42,950 (上田)なぁ 白石いる? 先生が呼んでるんだけど。 224 00:15:42,950 --> 00:15:45,280 (水原)そういえば 今日 見てないな。 225 00:15:45,280 --> 00:15:48,950 《自分がいるという 主張をしなければ 226 00:15:48,950 --> 00:15:53,720 周りが気付かないことなんて 日常茶飯事だ。 そんな中…》 227 00:15:53,720 --> 00:15:55,730 白石くん。 おっ? 228 00:15:55,730 --> 00:15:59,900 先生 呼んでるって。 職員室行かなきゃね。 229 00:15:59,900 --> 00:16:04,230 《久保さんは 僕を見つける》 230 00:16:04,230 --> 00:16:07,400 何やったの? 何もしてないよ。 231 00:16:07,400 --> 00:16:09,740 とりあえず 行ってくる。 232 00:16:09,740 --> 00:16:13,580 (美穂)ねぇ もうちょっとで クリスマスだよね 楽しみ。 233 00:16:13,580 --> 00:16:16,580 (舞)いいな~ 彼氏いて。 どこ行くの? 234 00:16:16,580 --> 00:16:19,980 (美穂)イルミネーション見ようかなって。 (舞)え~ 羨ましい。 235 00:16:22,420 --> 00:16:26,260 おかえり。 先生の用事 なんだった? 236 00:16:26,260 --> 00:16:29,760 ノートを返しそびれたみたい。 へ~。 237 00:16:32,260 --> 00:16:36,770 ねぇ 白石くん。 あの約束 覚えてる? 238 00:16:36,770 --> 00:16:41,770 約束? うん どっか遊びに行こうって。 239 00:16:41,770 --> 00:16:43,770 あっ…。 240 00:16:46,110 --> 00:16:48,780 あぁ うん。 241 00:16:48,780 --> 00:16:51,050 空いてる日 ある? 242 00:16:51,050 --> 00:16:55,550 空いてる日? えっと…。 243 00:16:55,550 --> 00:16:57,890 いつでも。 244 00:16:57,890 --> 00:17:03,730 ホント? じゃあ再来週の土曜日。 13時に駅前。 どう? 245 00:17:03,730 --> 00:17:07,730 いいけど。 じゃあ そういうことで。 246 00:17:07,730 --> 00:17:10,900 《再来週の土曜…。 247 00:17:10,900 --> 00:17:14,240 あれ? その日って ク…。 248 00:17:14,240 --> 00:17:18,240 クリスマスじゃん》 あ~ 楽しみ~。 249 00:17:20,740 --> 00:17:26,420 《緊張で30分前に着いてしまった。 どうしよう。 250 00:17:26,420 --> 00:17:30,420 僕が視界に入ってない人が 多いのは わかるんだけど 251 00:17:30,420 --> 00:17:35,090 人が多くて いつもより よけるのが大変。 252 00:17:35,090 --> 00:17:39,930 久保さん まだ来ないよね。 座って待ってよ》 253 00:17:39,930 --> 00:17:41,930 あっ…。 254 00:17:41,930 --> 00:17:47,100 ここで 少し休もうか ハニー。 そうしましょう ダーリン。 255 00:17:47,100 --> 00:17:49,100 《おのれ クリスマス!》 256 00:17:51,870 --> 00:17:55,710 《寒い…。 257 00:17:55,710 --> 00:17:58,720 あと 10分か》 258 00:17:58,720 --> 00:18:02,050 12時50分。 んっ? 259 00:18:02,050 --> 00:18:05,750 これは お待たせっていうのかな? 260 00:18:08,390 --> 00:18:11,390 早いね 白石くん。 待った? 261 00:18:11,390 --> 00:18:17,400 えっ あっ 今来たとこ。 そっか。 262 00:18:17,400 --> 00:18:21,400 ねぇ ちょっと手貸して。 えっ? いやいやいや…。 263 00:18:21,400 --> 00:18:24,410 ちょっ まっ… 久保さん。 264 00:18:24,410 --> 00:18:28,240 やっぱり 冷たい。 265 00:18:28,240 --> 00:18:30,250 どのくらい待ったの? 266 00:18:30,250 --> 00:18:33,250 いや 全然 1分とか2分とか。 267 00:18:33,250 --> 00:18:35,920 う~ん…。 あっ…。 268 00:18:35,920 --> 00:18:38,920 う~ん…。 269 00:18:38,920 --> 00:18:41,420 20分くらいかな。 270 00:18:41,420 --> 00:18:43,590 そっか。 271 00:18:43,590 --> 00:18:46,590 じゃあ 選んでないで 早く来ればよかった。 272 00:18:48,770 --> 00:18:51,030 えっ? 何? これ。 273 00:18:51,030 --> 00:18:54,700 クリスマスプレゼント。 274 00:18:54,700 --> 00:18:58,210 白石くんと プレゼント交換しようと思ってね。 275 00:18:58,210 --> 00:19:03,010 聞いてないんだけど…。 うん 言ってない。 276 00:19:05,050 --> 00:19:07,720 だから 買ってきてよ プレゼント。 277 00:19:07,720 --> 00:19:10,220 私ちゃんと買ってきたよ。 278 00:19:10,220 --> 00:19:12,890 買ってきてって…。 279 00:19:12,890 --> 00:19:17,560 早く~! 15分以内。 予算は 1, 000円。 280 00:19:17,560 --> 00:19:20,900 ヘヘヘ…。 そんな突然…。 281 00:19:20,900 --> 00:19:24,000 私ね 今日 楽しみにしてたんだ。 282 00:19:26,070 --> 00:19:28,240 わかった 15分だよね。 283 00:19:28,240 --> 00:19:32,910 こっ ここで待ってて 行ってくる。 284 00:19:32,910 --> 00:19:34,910 うん! 285 00:19:37,750 --> 00:19:39,750 ここでか…。 286 00:19:39,750 --> 00:19:44,590 はぁ…。 でも 楽しみだな。 287 00:19:44,590 --> 00:19:46,920 《「待ってて」とは言ったものの 288 00:19:46,920 --> 00:19:50,760 何を買っていいか わからないし 289 00:19:50,760 --> 00:19:56,270 女子が好きそうなもの 売ってるところは入りづらいし…。 290 00:19:56,270 --> 00:20:00,770 もう15分たっちゃった…。 291 00:20:00,770 --> 00:20:04,610 早く決めないと 今度は 久保さんの手が冷たく…》 292 00:20:04,610 --> 00:20:06,610 あっ…。 293 00:20:10,780 --> 00:20:12,980 《遅い…》 294 00:20:15,120 --> 00:20:17,620 《鼻 赤くなってそう…》 295 00:20:19,960 --> 00:20:22,790 久保さん! 296 00:20:22,790 --> 00:20:24,790 遅くなって ごめん。 297 00:20:27,800 --> 00:20:32,300 それと もう一つ ごめん。 どうしたの? 298 00:20:32,300 --> 00:20:35,640 すぐ使いますって言っちゃって。 299 00:20:35,640 --> 00:20:38,640 プレゼントなのに包みとかなくて 300 00:20:38,640 --> 00:20:42,980 プレゼントっぽくなくて ごめんね。 301 00:20:42,980 --> 00:20:46,820 何買えばいいか わかんなくて。 うん。 302 00:20:46,820 --> 00:20:50,590 でも 今 久保さん 手冷たくなってるかもって考えて。 303 00:20:50,590 --> 00:20:54,920 うん。 早くしなきゃって思ったんだけど。 304 00:20:54,920 --> 00:20:59,100 どの色がいいかも迷って そしたら 時間過ぎてて…。 305 00:20:59,100 --> 00:21:01,260 うん。 306 00:21:01,260 --> 00:21:03,270 あの…。 307 00:21:03,270 --> 00:21:06,770 いっぱい考えて 買ってきてくれたんだね。 308 00:21:06,770 --> 00:21:10,270 どうしよう すっごくうれしい。 309 00:21:15,280 --> 00:21:18,450 似合うかな? 310 00:21:18,450 --> 00:21:20,450 うん。 311 00:21:20,450 --> 00:21:24,290 私ね…。 んっ? 312 00:21:24,290 --> 00:21:28,290 白石くんのプレゼント選び やり直したいかも。 313 00:21:28,290 --> 00:21:30,960 何 買ったの? 314 00:21:30,960 --> 00:21:37,130 黄色の蛍光色の 主人公って書いたTシャツ。 315 00:21:37,130 --> 00:21:39,140 あぁ…。 316 00:21:39,140 --> 00:21:43,810 これ着たら目立つかなって。 ごめん…。 317 00:21:43,810 --> 00:21:48,140 まぁ 正直 もらえると思ってなかったし 318 00:21:48,140 --> 00:21:52,080 もらえただけで うれしいよ。 むっ…。 319 00:21:52,080 --> 00:21:56,590 あ~ 選んでくれたものが 嫌なわけじゃなくて…。 320 00:21:56,590 --> 00:21:59,260 本当に そう思ってる? 321 00:21:59,260 --> 00:22:02,590 うん。 322 00:22:02,590 --> 00:22:04,990 本当だよ。