1 00:00:02,002 --> 00:00:04,171 (フライパンが床に落ちる音) 2 00:00:04,171 --> 00:00:07,174 (ボッツ)こんなときに なんだって俺は…。 3 00:00:07,174 --> 00:00:09,176 (グラン)無理はするな ボッツ。 4 00:00:09,176 --> 00:00:11,345 (クリフ)ユナが 代わりの料理人を連れてくる。 5 00:00:11,345 --> 00:00:14,681 お前は体を休めることに専念しろ。 6 00:00:14,681 --> 00:00:17,684 グラン様は 性悪な上司に疎まれ→ 7 00:00:17,684 --> 00:00:20,854 王都の店を追われた俺を 拾ってくれた大恩人…。 8 00:00:20,854 --> 00:00:22,856 (ボッツ)そのお方のパーティーを→ 9 00:00:22,856 --> 00:00:26,693 どこぞの馬の骨に 任せられるわけないでしょう! 10 00:00:26,693 --> 00:00:29,363 (ゼレフ)こんな馬の骨ですよ。 11 00:00:29,363 --> 00:00:34,034 (ゼレフ)共に修業していた頃から もう何年経つことか。 12 00:00:34,034 --> 00:00:37,538 災難でしたね ボッツ。 (ボッツ)ゼレフ!? 13 00:00:37,538 --> 00:00:39,539 (フィナ)ユナお姉ちゃん! (ミサ)ユナさん! (ノア)ユナお姉様! 14 00:00:39,539 --> 00:00:42,042 クリフ まさかあのご仁は…。 15 00:00:42,042 --> 00:00:44,044 ああ ユナのヤツ…→ 16 00:00:44,044 --> 00:00:46,380 とんでもない料理人を 連れてきたな…。 17 00:00:46,380 --> 00:00:49,049 王宮料理長であるお前がなぜ!? 18 00:00:49,049 --> 00:00:51,051 (フィナたち)王宮料理長!? 19 00:00:51,051 --> 00:00:53,220 友よ 同じ料理人として→ 20 00:00:53,220 --> 00:00:56,056 その怒りと悔しさは よくわかります。 21 00:00:56,056 --> 00:01:00,661 それを共に背負うこと この馬の骨では不足ですかな。 22 00:01:00,661 --> 00:01:03,330 いや お前になら任せられる。 23 00:01:03,330 --> 00:01:07,167 時間がない。 今すぐパーティーのメニューを練り直すぞ。 24 00:01:07,167 --> 00:01:11,505 フフッ 久々にボッツと 肩を並べるかと思うと→ 25 00:01:11,505 --> 00:01:13,840 ワクワクしますな。 ああ! 26 00:01:13,840 --> 00:01:16,176 まずは 用意した食材を見てもらおう。 27 00:01:16,176 --> 00:01:19,179 (ゼレフ)うむ! ここらの特産といえば…。 28 00:01:19,179 --> 00:01:22,516 王宮料理長に 頼めるなんてすごいです! 29 00:01:22,516 --> 00:01:24,518 さすがです ユナさん! 30 00:01:24,518 --> 00:01:26,520 おかえりなさい ユナお姉ちゃん。 31 00:01:26,520 --> 00:01:28,855 (ユナ)うん ただいま。 32 00:01:28,855 --> 00:01:32,859 楽しみだね 誕生日パーティー。 33 00:01:32,859 --> 00:01:35,362 はい! ユナお姉様! 34 00:03:16,329 --> 00:03:18,999 (ガジュルド)この日を待ちかねたぞ。 35 00:03:18,999 --> 00:03:21,001 (ガジュルド)商業ギルドを買収し→ 36 00:03:21,001 --> 00:03:24,171 グランのジジイを経済的に追い詰めた。 37 00:03:24,171 --> 00:03:27,507 (ガジュルド)ヤツに味方する連中の 弱みも手に入れた。 38 00:03:27,507 --> 00:03:29,843 貴様もいい手際だ ブラッド。 39 00:03:29,843 --> 00:03:32,846 よく証拠を残さず 料理人を痛めつけ→ 40 00:03:32,846 --> 00:03:36,183 クリフの若造の騎士を 邪魔してくれたものだ。 41 00:03:36,183 --> 00:03:38,685 (ブラッド)仕事ですので。 クククッ…。 42 00:03:38,685 --> 00:03:43,523 冒険者ギルドで もてあまされていた 貴様を拾ったかいがあった。 43 00:03:43,523 --> 00:03:45,692 (ガジュルド)まともな料理も 出ないパーティーで→ 44 00:03:45,692 --> 00:03:48,361 ヤツの面子は完全につぶれる。 45 00:03:48,361 --> 00:03:53,200 これでシーリンは このガジュルド・サルバードのものだ。 46 00:03:53,200 --> 00:03:56,369 (ランドル)けど親父も甘いな。 料理人も騎士も→ 47 00:03:56,369 --> 00:03:59,372 殺したほうがもっといい 脅しになったじゃないか。 48 00:03:59,372 --> 00:04:01,808 く…。 そうだ! 49 00:04:01,808 --> 00:04:04,144 地下のアイツらも いっそのことさぁ! 50 00:04:04,144 --> 00:04:06,813 アッハハハ! 51 00:04:06,813 --> 00:04:10,150 なんたって俺たちには 誰も逆らえないんだから。 52 00:04:10,150 --> 00:04:12,986 バカ者! さすがに死人が出れば→ 53 00:04:12,986 --> 00:04:14,988 パーティーが中止になっちまう。 54 00:04:14,988 --> 00:04:18,658 あと 弱みってのは 生きてるからこそ意味がある。 55 00:04:18,658 --> 00:04:22,162 チッ。 《ガジュルド:甘やかしすぎたか。 56 00:04:22,162 --> 00:04:25,332 さすがに少し しつけないといけないな》 57 00:04:25,332 --> 00:04:29,002 さて… 俺の栄光を祝うパーティーに→ 58 00:04:29,002 --> 00:04:32,339 どんな料理が出てくるか楽しみだ。 59 00:04:32,339 --> 00:04:34,641 ククククッ…。 60 00:04:37,010 --> 00:04:42,516 この度は 私の誕生パーティーに 参加していただき ありがとう。 61 00:04:42,516 --> 00:04:45,018 料理 酒 音楽→ 62 00:04:45,018 --> 00:04:49,623 心ばかりのものを用意したので 存分に楽しんでほしい。 63 00:04:51,691 --> 00:04:58,365 (にぎわい) 64 00:04:58,365 --> 00:05:00,300 (足音) 65 00:05:00,300 --> 00:05:03,303 (ガジュルド)これはこれは グラン殿。 66 00:05:03,303 --> 00:05:06,807 50歳の誕生日 おめでとうございます。 67 00:05:06,807 --> 00:05:09,309 よく来てくれた ガジュルド殿。 68 00:05:09,309 --> 00:05:12,813 東地区は近頃 活気がないと聞きましたが→ 69 00:05:12,813 --> 00:05:14,815 杞憂でしたかな? 70 00:05:14,815 --> 00:05:18,652 なに これでも領主歴は お主よりも長いのでな。 71 00:05:18,652 --> 00:05:23,990 お主も今宵は ぜひ仕事を忘れて 楽しんでいってほしい。 72 00:05:23,990 --> 00:05:26,159 たしか そちらの料理人は→ 73 00:05:26,159 --> 00:05:30,497 王都の有名レストランの 元副料理長だったとか。 74 00:05:30,497 --> 00:05:36,002 ええ 存分に 楽しませていただきますとも。 75 00:05:36,002 --> 00:05:38,004 あの野郎…。 76 00:05:38,004 --> 00:05:41,007 今は ヤツの出方を待つのだろう? 77 00:05:41,007 --> 00:05:43,310 そういうことだ。 78 00:05:49,015 --> 00:05:52,519 (フィナ)ノア様とミサ様 大丈夫かなぁ…。 79 00:05:52,519 --> 00:05:54,521 (ユナ)まあ あのバカ息子も→ 80 00:05:54,521 --> 00:05:57,357 さすがにここでは おとなしくしてるでしょ…。 81 00:05:57,357 --> 00:06:00,627 もぐもぐ… あっ これうまっ! んっ? 82 00:06:00,627 --> 00:06:04,631 あ~む… やっぱりうまっ アハッ。 83 00:06:09,302 --> 00:06:12,138 グランに話しかけるヤツは覚えておけ。 84 00:06:12,138 --> 00:06:14,808 ヤツに味方するようなバカには→ 85 00:06:14,808 --> 00:06:18,144 誰がこの街の支配者か 教えてやらんとな。 86 00:06:18,144 --> 00:06:22,482 いやはや そんなバカは 早く 何とかしなければなりませんな。 87 00:06:22,482 --> 00:06:27,654 そのとおり。 シーリンはガジュルド様が 支配してこそ栄えるというもの。 88 00:06:27,654 --> 00:06:29,990 クリフ・フォシュローゼはどうします? 89 00:06:29,990 --> 00:06:34,327 あの男のクリモニアは 最近 何かと力をつけているとか。 90 00:06:34,327 --> 00:06:37,664 フン あんな若造 どうとでもなる。 91 00:06:37,664 --> 00:06:40,500 所詮 国王に気に入られた女房の→ 92 00:06:40,500 --> 00:06:43,169 おこぼれ領主にすぎんわ。 93 00:06:43,169 --> 00:06:47,507 まあいい そろそろ始めるぞ。 94 00:06:47,507 --> 00:06:51,011 《ガジュルド:フッ 見てくれはいいが 味はひどかろう。 95 00:06:51,011 --> 00:06:55,348 ククク… グランめ 大恥をかかせてやる!》 96 00:06:55,348 --> 00:06:58,852 あむ。 97 00:06:58,852 --> 00:07:00,854 んっ!? 98 00:07:02,789 --> 00:07:05,792 はっ! 99 00:07:05,792 --> 00:07:07,794 (みんな)はっ! 100 00:07:07,794 --> 00:07:10,096 (食べる音) 101 00:07:12,299 --> 00:07:14,801 《バカな! なんだこれは!?》 102 00:07:14,801 --> 00:07:18,305 なんと…。 うますぎる…。 103 00:07:18,305 --> 00:07:20,640 こんな料理は初めてだ…。 104 00:07:20,640 --> 00:07:22,642 は… くっ! う…。 105 00:07:22,642 --> 00:07:26,313 (ランドル)うめぇ うめぇ! なんてうめぇんだ! 106 00:07:26,313 --> 00:07:30,483 クソッ 貧乏貴族のくせに生意気な! (ざわめき) 107 00:07:30,483 --> 00:07:32,652 《このバカ息子が!》 108 00:07:32,652 --> 00:07:34,654 ≪すばらしい。 ≪王都のレストラン以上だ。 (にぎわい) 109 00:07:34,654 --> 00:07:37,490 ≪なんておいしいのかしら。 ≪味も見た目も最高だ。 110 00:07:37,490 --> 00:07:39,826 ≪すごい! ≪ファーレングラム家も安泰だ。 111 00:07:39,826 --> 00:07:42,662 《いかんな… だがあんな連中→ 112 00:07:42,662 --> 00:07:47,334 グランの顔をつぶせば どうにでもなる》 113 00:07:47,334 --> 00:07:49,669 むお~! 我慢できん! 114 00:07:49,669 --> 00:07:52,005 (ガジュルド)なんなんだ この料理は! 115 00:07:52,005 --> 00:07:54,507 (ガジュルド)ファーレングラム家は こんなまずい料理を→ 116 00:07:54,507 --> 00:07:56,843 パーティーに出すのかぁ!? 117 00:07:56,843 --> 00:08:00,613 (ガジュルド)まったく! これではシーリンの名に傷がつく! 118 00:08:00,613 --> 00:08:02,949 料理が口に合わなかったかね? 119 00:08:02,949 --> 00:08:07,287 ああ 王都のレストランの 元副料理長が聞いてあきれる。 120 00:08:07,287 --> 00:08:11,124 それとも まさか 別の料理人が作ったのか? 121 00:08:11,124 --> 00:08:15,128 うむ… たしかに 別の料理人に作らせた。 122 00:08:15,128 --> 00:08:19,632 (ガジュルド)ほう! 大事なパーティーに 専属の料理人を使わないとは→ 123 00:08:19,632 --> 00:08:23,303 もしや招待客を 軽く見ているのではないか? 124 00:08:23,303 --> 00:08:26,639 そんなことはない。 彼はボッツに勝るとも劣らない→ 125 00:08:26,639 --> 00:08:28,641 すばらしい料理人だ。 126 00:08:28,641 --> 00:08:31,144 《フン 虚勢を張りやがって》 127 00:08:31,144 --> 00:08:35,315 ハッ こんなまずいものを 作る料理人がすばらしいなどと→ 128 00:08:35,315 --> 00:08:38,318 ファーレングラム家も地に落ちたものだな。 129 00:08:38,318 --> 00:08:41,821 そ そのとおり! よくこんな料理を出せるな! 130 00:08:41,821 --> 00:08:45,325 こんなものは豚の餌だ! 131 00:08:45,325 --> 00:08:47,994 《いかん 予想通りすぎて…》 132 00:08:47,994 --> 00:08:52,665 《フッ 逆に笑えてくる…。 133 00:08:52,665 --> 00:08:55,335 なぁ ユナ》 134 00:08:55,335 --> 00:08:58,838 ((レオナルド:これで一安心です。 ありがとう ユナさん。 135 00:08:58,838 --> 00:09:01,107 (ユナ)ゼレフさんが 来てくれたのはいいけど→ 136 00:09:01,107 --> 00:09:04,277 ちゃんとパーティー対策もしないとね。 137 00:09:04,277 --> 00:09:06,279 んっ? 138 00:09:08,281 --> 00:09:12,452 ちょっと!? 悪党が料理人を 襲うだけで 満足すると思う? 139 00:09:12,452 --> 00:09:14,621 パーティーでも何かやらかすよ? 140 00:09:14,621 --> 00:09:16,623 (レオナルド)ぱ パーティーで? 141 00:09:16,623 --> 00:09:19,459 ほう 例えばどのような…。 142 00:09:19,459 --> 00:09:22,629 そりゃまあ 料理人がいないのを 知ってるんだから→ 143 00:09:22,629 --> 00:09:24,964 文句はつけてくるよね。 144 00:09:24,964 --> 00:09:28,134 こんなまずい料理 食えるか! とか。 145 00:09:28,134 --> 00:09:31,805 たしかに。 (ユナ)それだけじゃ甘いんで→ 146 00:09:31,805 --> 00:09:34,307 こっそり 虫やゴミを仕込んだりとか→ 147 00:09:34,307 --> 00:09:38,144 毒を混ぜて使えない部下に 飲ませて ついでに始末しつつ→ 148 00:09:38,144 --> 00:09:41,648 こっちに殺人の冤罪を 吹っ掛けたりとか…。 149 00:09:41,648 --> 00:09:45,985 んっ? なんで私がドン引かれてるの?)) 150 00:09:45,985 --> 00:09:49,823 む… ひどいよね 真面目に答えたのに。 151 00:09:49,823 --> 00:09:51,825 それよりどうするの? 152 00:09:51,825 --> 00:09:54,994 ユナお姉ちゃんが 言ったとおりになってるよ…。 153 00:09:54,994 --> 00:09:59,332 (ユナ)手は打ってあるよ。 勝利の鍵はあの人だ。 154 00:09:59,332 --> 00:10:01,835 ふむ… しかし先ほどは→ 155 00:10:01,835 --> 00:10:04,504 うまそうに 食べていたように見えたが? 156 00:10:04,504 --> 00:10:06,506 そんなものは知らん。 157 00:10:06,506 --> 00:10:09,342 まずいと言ったら まずいんだ…。 158 00:10:09,342 --> 00:10:13,847 まったく… これで よく領主などやっていられる。 159 00:10:13,847 --> 00:10:16,349 皆もそう思うだろう? 160 00:10:16,349 --> 00:10:19,552 (ざわめき) 161 00:10:24,858 --> 00:10:28,528 《ふん 俺がまずいと言えば まずいということになる。 162 00:10:28,528 --> 00:10:30,864 それが現実だ》 (ゼレフ)失礼します。 163 00:10:30,864 --> 00:10:32,866 あっ? 164 00:10:36,369 --> 00:10:39,539 この度 パーティーの料理を 担当させていただいた→ 165 00:10:39,539 --> 00:10:41,541 ゼレフと申します。 166 00:10:44,711 --> 00:10:47,046 私の料理が お気に召さなかったとは→ 167 00:10:47,046 --> 00:10:49,048 まことでしょうか? 168 00:10:49,048 --> 00:10:52,385 《この男 どこかで…》 169 00:10:52,385 --> 00:10:54,888 フッ… ああ そうだ! 170 00:10:54,888 --> 00:10:57,557 よくも こんなまずい料理を出せたな! 171 00:10:57,557 --> 00:10:59,559 こんなもので満足するとは→ 172 00:10:59,559 --> 00:11:03,163 貴様もその主も たかが知れるわ! 173 00:11:03,163 --> 00:11:05,164 そうですか。 174 00:11:05,164 --> 00:11:09,168 では どこがおいしくなかったか ご教授願えますか。 175 00:11:09,168 --> 00:11:14,340 なっ!料理人風情が謝罪どころか 貴族に意見だと!? 176 00:11:14,340 --> 00:11:18,178 まことに私の料理がまずければ 心より謝罪を。 177 00:11:18,178 --> 00:11:20,179 しかし 故なく詫びては→ 178 00:11:20,179 --> 00:11:24,350 私の料理を愛してくださる 主への 侮辱となります。 179 00:11:24,350 --> 00:11:27,854 く… 理由などない! すべてがダメだ! 180 00:11:27,854 --> 00:11:31,191 うまいと言うヤツの 舌がおかしいのだ! 181 00:11:31,191 --> 00:11:35,862 わかりました。 そのように伝えておきましょう。 182 00:11:35,862 --> 00:11:38,698 我が主 国王陛下に。 183 00:11:38,698 --> 00:11:41,534 (どよめき) 184 00:11:41,534 --> 00:11:44,037 (グラン/クリフ)フッ。 185 00:11:44,037 --> 00:11:48,041 こく おう へいか…。 186 00:11:48,041 --> 00:11:51,878 そうだ ゼレフ! 王宮料理長のゼレフ殿だ! 187 00:11:51,878 --> 00:11:54,547 ≪どおりで見覚えがあると…。 188 00:11:54,547 --> 00:11:58,718 皆様も ご不満のようでしたな。 (おびえる声) 189 00:11:58,718 --> 00:12:01,821 (ゼレフ)たしか 豚の餌… とか。 190 00:12:01,821 --> 00:12:03,823 (取り巻きたち)うっ! 191 00:12:03,823 --> 00:12:05,992 ぜひ 詳しくご教授ください。 192 00:12:05,992 --> 00:12:10,997 国王陛下に そのような料理を お出しするわけにはいきません。 193 00:12:10,997 --> 00:12:12,999 いや その あれは…。 194 00:12:12,999 --> 00:12:15,001 (ゼレフ)お願いします。 195 00:12:15,001 --> 00:12:17,337 (咳払い) 196 00:12:17,337 --> 00:12:19,672 申し訳ありません ゼレフ殿。 197 00:12:19,672 --> 00:12:23,509 どうやらカゼで味覚が おかしくなっていたようです…。 198 00:12:23,509 --> 00:12:27,013 じ 実は私も…。 (咳払い) 199 00:12:27,013 --> 00:12:31,017 奇遇ですな 私も…。 (咳払い) 200 00:12:31,017 --> 00:12:33,353 あ あの グラン殿…。 201 00:12:33,353 --> 00:12:36,022 うむ 養生されるといい。 202 00:12:36,022 --> 00:12:38,024 ありがとうございます! なっ! 203 00:12:38,024 --> 00:12:41,194 それでは…。 し 失礼いたします。 204 00:12:41,194 --> 00:12:44,030 き 貴様らっ…。 205 00:12:44,030 --> 00:12:46,699 な なぜゼレフ殿がこちらに? 206 00:12:46,699 --> 00:12:49,035 陛下はご存じなのでしょうか…。 207 00:12:49,035 --> 00:12:52,038 もちろんです。 こちらで働く古い友人が→ 208 00:12:52,038 --> 00:12:55,875 ケガをしたと聞き エレローラ様の頼みもあって→ 209 00:12:55,875 --> 00:12:57,877 お休みをいただきました。 210 00:12:57,877 --> 00:13:00,647 料理人が 襲われてから駆けつけた? 211 00:13:00,647 --> 00:13:02,815 バカな! 時間的にありえん…。 212 00:13:02,815 --> 00:13:07,320 ほう… 「襲われて」ケガをしたこと ご存じでしたか。 213 00:13:07,320 --> 00:13:09,989 もしや 犯人についても 何か知って…。 214 00:13:09,989 --> 00:13:13,159 いいや 街のウワサで 聞いただけですとも! 215 00:13:13,159 --> 00:13:15,828 ゴホン… それよりもゼレフ殿。 216 00:13:15,828 --> 00:13:17,997 勘違いをしないでほしい。 217 00:13:17,997 --> 00:13:20,833 本当においしくなかった わけではないのだ。 218 00:13:20,833 --> 00:13:22,835 料理はとてもおいしかった。 219 00:13:22,835 --> 00:13:26,005 ですが先ほど 確かにまずいと。 220 00:13:26,005 --> 00:13:28,007 そ それは ですな…。 221 00:13:28,007 --> 00:13:30,843 ぐぬぬ… ゴホンゴホン! 222 00:13:30,843 --> 00:13:34,847 ど どうやら自分も 体調が悪かったようです。 223 00:13:34,847 --> 00:13:38,851 ぐ グラン殿 先ほどはご無礼を…。 224 00:13:38,851 --> 00:13:42,021 なに 病であれば致し方ない。 225 00:13:42,021 --> 00:13:45,191 当分の間 静養されるがよかろう。 226 00:13:45,191 --> 00:13:48,528 お お気遣いありがたく…。 227 00:13:48,528 --> 00:13:52,365 ゼレフ殿も国王陛下に どうか よしなに…。 228 00:13:52,365 --> 00:13:55,868 親父 なんでこんなヤツらに…。 黙れっ! 229 00:13:55,868 --> 00:13:58,371 お おい ちょ 親父…。 230 00:13:58,371 --> 00:14:00,473 (ガジュルド)静かにしろ。 (ランドル)なんだよ おい! 231 00:14:00,473 --> 00:14:03,643 フッ! (ノア/ミサ)アハハッ! 232 00:14:03,643 --> 00:14:05,645 (ユナ/フィナ)フフッ。 233 00:14:05,645 --> 00:14:08,648 皆様 大変お騒がせしました。 234 00:14:08,648 --> 00:14:11,818 おわびと言っては何ですが お口直しに→ 235 00:14:11,818 --> 00:14:15,655 国王陛下の晩さん会でも ふるまわれた プリンという→ 236 00:14:15,655 --> 00:14:18,825 珍しい異国のスイーツを ご賞味ください! 237 00:14:18,825 --> 00:14:27,500 (拍手) 238 00:14:27,500 --> 00:14:29,502 (クリフ)ハハッ。 239 00:14:29,502 --> 00:14:32,672 (クリフ)これでガジュルドも しばらくは おとなしくなるだろう。 240 00:14:32,672 --> 00:14:35,842 お嬢ちゃんのおかげだ 感謝する。 241 00:14:35,842 --> 00:14:38,177 ゼレフさんのおかげだよ。 あそこまで→ 242 00:14:38,177 --> 00:14:41,681 堂々と立ち向かってくれるとは 思わなかったよ。 243 00:14:41,681 --> 00:14:45,017 私は料理人として 友への仕打ちと→ 244 00:14:45,017 --> 00:14:47,687 料理への侮辱を 許せなかっただけです。 245 00:14:47,687 --> 00:14:50,857 ゼレフ ありがとよ…。 ハハッ。 246 00:14:50,857 --> 00:14:53,025 大袈裟ですよ ボッツ。 247 00:14:53,025 --> 00:14:57,330 《とりあえずは一件落着 かな》 248 00:14:59,532 --> 00:15:01,968 (ガジュルド)ふざけるな! (物を壊す音) 249 00:15:01,968 --> 00:15:05,471 なんで王宮料理長なんかが 出てきやがる! 250 00:15:05,471 --> 00:15:09,475 手を回したのは あの雌狐 エレローラか…。 251 00:15:09,475 --> 00:15:12,478 どこまで国王に 伝わっているかわからん以上は→ 252 00:15:12,478 --> 00:15:16,149 ゼレフが王都に戻るまでは うかつに動けんな…。 253 00:15:16,149 --> 00:15:18,151 なにビビってんだよ親父! 254 00:15:18,151 --> 00:15:21,487 王宮料理長って言っても たかが料理人だろ? 255 00:15:21,487 --> 00:15:23,823 普通の料理人と一緒にするな! 256 00:15:23,823 --> 00:15:28,161 ヤツの報告しだいで サルバード家の印象が悪くなるんだ。 257 00:15:28,161 --> 00:15:30,163 だったら始末しようぜ。 258 00:15:30,163 --> 00:15:32,999 そうすれば国王には 何も伝わらないじゃないか。 259 00:15:32,999 --> 00:15:35,001 このバカがっ! なっ! 260 00:15:35,001 --> 00:15:37,336 とにかくお前も しばらくおとなしくしていろ! 261 00:15:37,336 --> 00:15:39,338 (ガジュルド)いいな!? ん…。 262 00:15:39,338 --> 00:15:43,009 《くっそ 親父もミサーナもあのクマ女も…→ 263 00:15:43,009 --> 00:15:46,012 どいつもこいつも俺をバカにして…。 264 00:15:46,012 --> 00:15:48,514 ただで済むと思うなよ》 265 00:15:51,184 --> 00:15:53,519 ♪♪~ 266 00:15:53,519 --> 00:15:55,855 (ユナ)クルッと前転 がお~。 267 00:15:55,855 --> 00:15:57,857 (フィナたち)がお~。 268 00:15:57,857 --> 00:16:00,793 春まで冬眠 ぐぅ~ぐぅ~。 269 00:16:00,793 --> 00:16:03,129 (フィナたち)ぐぅ~ ぐぅ~。 270 00:16:03,129 --> 00:16:05,798 ♪♪~ 271 00:16:05,798 --> 00:16:08,634 (エレローラ)みんな 何をしてるの? 272 00:16:08,634 --> 00:16:12,138 ん… お母様!? はぁい ノア。 273 00:16:12,138 --> 00:16:15,141 元気そうで何よりね。 ミサもフィナちゃんも。 274 00:16:15,141 --> 00:16:17,476 は はい 元気です! 275 00:16:17,476 --> 00:16:20,146 お久しぶりです エレローラおばさま。 276 00:16:20,146 --> 00:16:22,648 でも なんでお母様がこちらに? 277 00:16:22,648 --> 00:16:25,818 もちろん 愛する娘に会いに来たのよ。 278 00:16:25,818 --> 00:16:29,155 あら? 服が汚れてるわね…。 279 00:16:29,155 --> 00:16:31,490 えっと これは…。 280 00:16:31,490 --> 00:16:33,659 こ これには事情があるんです…。 281 00:16:33,659 --> 00:16:36,662 そうなんです。 屋敷の外に出られない私たちが→ 282 00:16:36,662 --> 00:16:39,499 退屈しないよう ユナお姉様にお願いして…。 283 00:16:39,499 --> 00:16:42,668 フフッ 別に怒ってないわ。 284 00:16:42,668 --> 00:16:44,837 ところで 屋敷の外に→ 285 00:16:44,837 --> 00:16:47,840 あの子たちが 出られないのってやっぱり…。 286 00:16:47,840 --> 00:16:50,843 ゼレフさんがいる間は 国王様を恐れて→ 287 00:16:50,843 --> 00:16:54,347 バカ貴族も おとなしくしてるとは 思うけど…。 288 00:16:54,347 --> 00:16:57,016 まあ 念のためってことらしいよ。 289 00:16:57,016 --> 00:16:59,852 エレローラさんが このタイミングでシーリンに来たのも→ 290 00:16:59,852 --> 00:17:01,787 バカ貴族絡み? 291 00:17:01,787 --> 00:17:05,625 そうね。 仕事が1割 クリフが1割→ 292 00:17:05,625 --> 00:17:09,962 ノアに会うのとミサの誕生会が8割ね。 293 00:17:09,962 --> 00:17:12,798 《仕事とクリフ もう少し増やそう》 294 00:17:12,798 --> 00:17:14,800 (エレローラ)冗談はともかく。 295 00:17:14,800 --> 00:17:17,970 王家もシーリンについては 責任を感じているの。 296 00:17:17,970 --> 00:17:22,975 だから この機に私が直々に 街を視察しに来たってわけ。 297 00:17:22,975 --> 00:17:24,977 すぐには捕まえられないの? 298 00:17:24,977 --> 00:17:27,980 証拠がないのよね。 万が一にでも→ 299 00:17:27,980 --> 00:17:31,817 サルバード家が 私の目の前で罪を犯すようなら→ 300 00:17:31,817 --> 00:17:35,154 現場の判断で介入できるけど。 301 00:17:35,154 --> 00:17:38,324 さすがに そこまでバカじゃないでしょ。 302 00:17:38,324 --> 00:17:40,826 (2人)はぁ…。 303 00:17:40,826 --> 00:17:42,828 まあ そんな仕事も→ 304 00:17:42,828 --> 00:17:45,164 今夜のミサの 誕生会が終わってからね。 305 00:17:45,164 --> 00:17:47,833 そうだね! ゼレフさんの料理も→ 306 00:17:47,833 --> 00:17:50,670 フィナたちのドレス姿も 楽しみだよ! 307 00:17:50,670 --> 00:17:53,506 それよ それ! かわいい娘たちの→ 308 00:17:53,506 --> 00:17:57,176 ドレス姿を見るために 来たんだから 私は! 309 00:17:57,176 --> 00:17:59,845 もちろん ユナちゃんも着るのよね ドレス。 310 00:17:59,845 --> 00:18:02,281 まさか。 私は着ないよ。 311 00:18:02,281 --> 00:18:05,618 そんなこと言って~。 着ませ~ん。 312 00:18:05,618 --> 00:18:08,287 またまた~。 着ないも~ん。 313 00:18:08,287 --> 00:18:10,289 また~。 314 00:18:10,289 --> 00:18:12,291 (ユナ)や やだ…。 315 00:18:12,291 --> 00:18:14,293 来ないで…。 316 00:18:14,293 --> 00:18:17,630 ど どうして… どうして私の…→ 317 00:18:17,630 --> 00:18:20,800 ドレスまで用意してるわけさ~! 318 00:18:20,800 --> 00:18:23,970 さぁユナさん お着替えしましょう! 319 00:18:23,970 --> 00:18:26,138 うん よく似合うと思うよ。 320 00:18:26,138 --> 00:18:28,307 フィナ 私を裏切ったの!? 321 00:18:28,307 --> 00:18:32,311 あのとき私を助けなかった ユナお姉ちゃんが それを言う? 322 00:18:35,982 --> 00:18:37,984 う…。 323 00:18:37,984 --> 00:18:40,152 どうして そんなに嫌がるんですか? 324 00:18:40,152 --> 00:18:42,488 ミサもきっと喜びますよ。 325 00:18:42,488 --> 00:18:45,157 ぐ…。 私 ユナお姉ちゃんと一緒に→ 326 00:18:45,157 --> 00:18:48,494 きれいなドレス 着たいな…。 ぐぬ…。 327 00:18:48,494 --> 00:18:51,163 ダメ? ダメですか? 328 00:18:51,163 --> 00:18:53,100 ぐぬぬ…。 329 00:18:53,100 --> 00:18:57,336 わかった… わかった わかったってば! 330 00:18:57,336 --> 00:18:59,505 (2人)アハッ! 331 00:18:59,505 --> 00:19:02,608 でも 1つ条件があるからね。 332 00:19:05,945 --> 00:19:09,448 ワァ。 フッ。 (ミサたち)わぁ! 333 00:19:09,448 --> 00:19:11,450 あ…。 334 00:19:14,120 --> 00:19:16,956 ん…。 335 00:19:16,956 --> 00:19:19,792 (フィナたち)フフッ。 (エレローラ)すてき! 336 00:19:19,792 --> 00:19:21,794 ノアもフィナちゃんもだけど→ 337 00:19:21,794 --> 00:19:25,798 こんな いつもと違ったかわいさの ユナちゃんを 見られるなんて! 338 00:19:25,798 --> 00:19:29,301 あ あんまり 見ないで…。 339 00:19:29,301 --> 00:19:32,304 一瞬誰かと思ったがお嬢ちゃんか。 340 00:19:32,304 --> 00:19:34,306 これは見違えました。 341 00:19:34,306 --> 00:19:36,642 お二人ともひどいですわ。 342 00:19:36,642 --> 00:19:39,812 クマのときも十分 愛らしかったではないですか。 343 00:19:39,812 --> 00:19:43,649 フフッ でも本当にすごくステキよ。 344 00:19:43,649 --> 00:19:46,152 まるでクマの国のお姫様みたい。 345 00:19:46,152 --> 00:19:49,989 ですよね! 私たちも最初は見とれちゃって。 346 00:19:49,989 --> 00:19:51,991 ねっ フィナ! はい! 347 00:19:51,991 --> 00:19:54,493 やっぱりユナお姉ちゃんはキレイです! 348 00:19:54,493 --> 00:19:57,663 そんな目で見ないで…。 349 00:19:57,663 --> 00:20:00,166 ユナ お前人間だったんだな。 350 00:20:00,166 --> 00:20:02,835 クマパンチ打つよ。 冗談だ。 351 00:20:02,835 --> 00:20:05,671 しかし… なんだその手足は。 352 00:20:05,671 --> 00:20:08,507 ドレスを着る交換条件なんです。 353 00:20:08,507 --> 00:20:11,010 これだけは譲れないと。 354 00:20:11,010 --> 00:20:14,180 《クマ装備がない私は 非力な現代っ子だから→ 355 00:20:14,180 --> 00:20:16,515 せめて手足だけでも つけておかないと→ 356 00:20:16,515 --> 00:20:19,351 不安でしょうがないんだよ》 357 00:20:19,351 --> 00:20:22,688 ユナお姉様 とってもキレイです! 358 00:20:22,688 --> 00:20:25,858 ありがとう ミサも すごくかわいいよ。 359 00:20:25,858 --> 00:20:28,694 それでは始めよう。 (手拍子) 360 00:20:28,694 --> 00:20:32,198 我が孫 ミサーナの10歳の誕生パーティーを。 361 00:20:32,198 --> 00:20:34,700 (みんな)ミサ 誕生日おめでとう! 362 00:20:34,700 --> 00:20:36,702 ありがとうございます! 363 00:20:36,702 --> 00:20:55,387 ♪♪~ 364 00:20:55,387 --> 00:20:58,224 さて 私の番かな。 365 00:20:58,224 --> 00:21:00,659 んっ? わぁ! 366 00:21:00,659 --> 00:21:03,162 (ユナ)くまゆるとくまきゅうの ぬいぐるみ。 367 00:21:03,162 --> 00:21:05,998 (ノア)わぁ~! な なんですか!? 368 00:21:05,998 --> 00:21:08,000 なんなんですか これは!? 369 00:21:08,000 --> 00:21:10,002 かわいいです! かわいいです! 370 00:21:10,002 --> 00:21:13,672 ユナさん 私にください! いや ダメに決まってるでしょ。 371 00:21:13,672 --> 00:21:16,175 ミサの誕生日プレゼントなんだから。 372 00:21:16,175 --> 00:21:19,178 そんなぁああああ~! 373 00:21:19,178 --> 00:21:21,180 うう…。 374 00:21:21,180 --> 00:21:25,017 なんで 今日は私の誕生日じゃないの? 375 00:21:25,017 --> 00:21:29,855 お父様もお母様も なんで今日 生んでくれなかったんですか…。 376 00:21:29,855 --> 00:21:33,526 むちゃを言うなよ…。 でもホントかわいいわね。 377 00:21:33,526 --> 00:21:37,029 これはきっと 欲しがる人がいっぱいいそう。 378 00:21:37,029 --> 00:21:40,533 ウフッ。 もう職人さんに発注してるから→ 379 00:21:40,533 --> 00:21:42,868 ちゃんとフローラ様にも渡すよ。 380 00:21:42,868 --> 00:21:44,870 それを聞いて安心したわ。 381 00:21:44,870 --> 00:21:47,706 もちろん 私とシアの分もお願いね。 382 00:21:47,706 --> 00:21:50,209 ユナさん!? 少し遅くなるけど→ 383 00:21:50,209 --> 00:21:52,878 ちゃんとノアの分もあるから 安心して。 384 00:21:52,878 --> 00:21:56,882 そ そういうことなら… コホン。 385 00:21:56,882 --> 00:21:59,718 よかったわね ミサ。 386 00:21:59,718 --> 00:22:02,321 はいっ! 387 00:22:02,321 --> 00:22:04,657 ありがとう ございます…。 388 00:22:04,657 --> 00:22:06,825 こんなステキな誕生パーティーは→ 389 00:22:06,825 --> 00:22:09,829 私 生まれて初めてです! 390 00:22:09,829 --> 00:22:14,533 《よかった… この笑顔を守ることができて》