1 00:00:05,005 --> 00:00:07,007 (エレローラ)珍しいわね。 2 00:00:07,007 --> 00:00:10,010 ユナちゃんに ノアたちが ついてこないなんて。 3 00:00:10,010 --> 00:00:12,346 (ユナ)う~ん なんでも⇒ 4 00:00:12,346 --> 00:00:14,681 最高幹部が そろってるうちに⇒ 5 00:00:14,681 --> 00:00:18,352 組織の今後の活動方針を 詰める とか。 6 00:00:18,352 --> 00:00:20,354 組織って? 7 00:00:20,354 --> 00:00:22,689 きっと そういう 年頃なんだよ。 8 00:00:22,689 --> 00:00:25,359 エレローラさんは しっかり悪の組織を⇒ 9 00:00:25,359 --> 00:00:28,362 締め上げてきてよね。 任せて。 10 00:00:28,362 --> 00:00:31,865 じゃあ 私は街で少し買い物してくるよ。 11 00:00:31,865 --> 00:00:33,867 ええ 気を付けてね。 12 00:00:33,867 --> 00:00:35,869 私はひと仕事してくるわ。 13 00:00:45,045 --> 00:00:47,881 やっぱり旅先の買い物はいいね。 14 00:00:47,881 --> 00:00:50,717 ご当地食材が宝の山みたいだ。 15 00:00:50,717 --> 00:00:52,719 わっ! 📱 16 00:00:52,719 --> 00:00:54,721 って クマフォンか…。 📱 17 00:00:54,721 --> 00:00:57,224 ん…。 📱 18 00:00:57,224 --> 00:01:02,496 📱 19 00:01:02,496 --> 00:01:04,498 もしもし フィナ? 20 00:01:06,667 --> 00:01:09,670 フィナ? 21 00:01:09,670 --> 00:01:11,838 📱(フィナ)ナ… お姉ちゃん…。 22 00:01:11,838 --> 00:01:14,841 フィナ! どうしたの! 何があったの!? 23 00:01:14,841 --> 00:01:18,679 📱(フィナ)ユナお姉ちゃん 助け…。 24 00:01:18,679 --> 00:01:21,181 フィナ! くっ! 25 00:01:44,037 --> 00:01:48,208 (走る足音) 26 00:01:48,208 --> 00:01:50,410 はっ! 27 00:01:52,379 --> 00:01:54,381 (ユナ)は…。 28 00:01:56,383 --> 00:01:58,385 フィナ! ノア! 29 00:01:58,385 --> 00:02:00,320 フィナ! 30 00:02:00,320 --> 00:02:02,322 はっ! 31 00:02:02,322 --> 00:02:04,324 (ユナ)んっ…。 32 00:02:07,995 --> 00:02:10,664 ノア! 33 00:02:10,664 --> 00:02:15,002 (ユナ)傷はない… 気絶してるだけか…。 34 00:02:15,002 --> 00:02:18,672 は… あれ? ミサは…。 35 00:02:18,672 --> 00:02:21,842 (フィナ)ユナ お姉ちゃん…。 36 00:02:21,842 --> 00:02:24,678 フィナ! いったい何があったの!? 37 00:02:24,678 --> 00:02:28,348 ミサ… ミサ様が…。 38 00:02:28,348 --> 00:02:30,684 はっ! ミサがどうしたの!? 39 00:02:30,684 --> 00:02:35,355 黒づくめの人が ミサ様を捕まえて…。 40 00:02:35,355 --> 00:02:38,358 私たち 助けようと…。 41 00:02:38,358 --> 00:02:41,194 でも できなくて…。 42 00:02:41,194 --> 00:02:44,031 ごめん なさい…。 43 00:02:44,031 --> 00:02:46,033 んっ…。 44 00:02:49,369 --> 00:02:52,205 フィナは悪くない。 45 00:02:52,205 --> 00:02:54,708 ノアも 他の人たちも⇒ 46 00:02:54,708 --> 00:02:57,210 ミサを守ろうとしてたんだから。 47 00:02:57,210 --> 00:02:59,880 お願い ユナお姉ちゃん…。 48 00:02:59,880 --> 00:03:03,483 ミサ様を… 私たちの友達を…⇒ 49 00:03:03,483 --> 00:03:05,485 助けてっ…。 50 00:03:05,485 --> 00:03:09,322 大丈夫 あとは任せて。 51 00:03:09,322 --> 00:03:12,526 うん…。 52 00:03:17,831 --> 00:03:19,833 (足音) 53 00:03:19,833 --> 00:03:22,169 (クリフ)はっ! これは…。 (グラン)あっ! 54 00:03:22,169 --> 00:03:25,372 ノ… ノア! 何があったというのだ…。 55 00:03:28,175 --> 00:03:32,012 クリフ… フィナたちをお願い。 56 00:03:32,012 --> 00:03:34,848 私はミサを助けに行く。 57 00:03:34,848 --> 00:03:37,851 ユナ? おい! いったい何が…。 58 00:03:37,851 --> 00:03:39,853 ミ ミサがどうしたんじゃ!? 59 00:03:43,023 --> 00:03:46,193 二人とも ミサの居場所わかる? 60 00:03:46,193 --> 00:03:48,195 (くまゆるたち)くぅん。 61 00:03:51,531 --> 00:03:53,834 行くよ。 (クリフ)ユナ! 62 00:03:57,871 --> 00:03:59,873 くっ…。 63 00:04:04,311 --> 00:04:06,480 (扉が開く音) 64 00:04:06,480 --> 00:04:08,482 (ミサ)きゃっ! 65 00:04:08,482 --> 00:04:10,650 (ランドル)ファーレングラムの連中に⇒ 66 00:04:10,650 --> 00:04:13,487 お前の姿は 見られてないだろうな? 67 00:04:13,487 --> 00:04:15,822 (ブラッド)ええ このとおりで。 68 00:04:15,822 --> 00:04:18,158 あの護衛がいない隙を狙った⇒ 69 00:04:18,158 --> 00:04:20,160 楽な仕事ですよ。 70 00:04:20,160 --> 00:04:23,830 とはいえ報酬は ちゃんといただきますがね。 71 00:04:23,830 --> 00:04:26,333 フン 意地汚いヤツめ。 72 00:04:26,333 --> 00:04:28,835 (ミサ)なんで…。 ああ? こんな…。 73 00:04:28,835 --> 00:04:32,506 あ… ノアお姉様とフィナちゃんは!? 74 00:04:32,506 --> 00:04:34,508 バカだな ミサーナ。 75 00:04:34,508 --> 00:04:38,678 人質のくせに 他人を心配する余裕があるのか? 76 00:04:38,678 --> 00:04:40,680 人質? 77 00:04:40,680 --> 00:04:43,183 ああ。 そいつらと一緒だ。 78 00:04:43,183 --> 00:04:46,520 俺たちの言うことを 聞かない バカ連中も⇒ 79 00:04:46,520 --> 00:04:50,690 ガキどもを使って脅せば なんでも聞くようになる。 80 00:04:50,690 --> 00:04:53,360 ひどい…。 81 00:04:53,360 --> 00:04:55,862 自分の街の領民を…。 82 00:04:55,862 --> 00:04:58,532 本当にバカだな お前は! 83 00:04:58,532 --> 00:05:00,467 自分の街ってことは⇒ 84 00:05:00,467 --> 00:05:03,970 領民も俺たち サルバード家のものってことだ。 85 00:05:03,970 --> 00:05:05,972 好きに使って何が悪い。 86 00:05:05,972 --> 00:05:09,643 グランのジジイも 俺たちに逆らえなくなる。 87 00:05:09,643 --> 00:05:11,812 (ランドル)ヤツが 領主じゃなくなるまで⇒ 88 00:05:11,812 --> 00:05:14,314 お前はここで震えてろ。 89 00:05:14,314 --> 00:05:17,317 (ランドル)ハッハハハ! アハハッ! 90 00:05:17,317 --> 00:05:19,486 (鍵が閉まる音) 91 00:05:19,486 --> 00:05:25,659 う… ノアお姉様 フィナちゃん…。 92 00:05:25,659 --> 00:05:29,329 もうやだよ…。 おうち帰りたい…。 93 00:05:29,329 --> 00:05:32,165 お母さん お父さん…。 94 00:05:32,165 --> 00:05:34,834 は… くっ。 95 00:05:34,834 --> 00:05:37,003 (子どもたちの泣き声) 96 00:05:37,003 --> 00:05:39,005 大丈夫。 97 00:05:39,005 --> 00:05:41,508 お姉ちゃん…。 お姉ちゃん…。 お姉ちゃん…。 98 00:05:41,508 --> 00:05:45,345 大丈夫です。 きっと 助けてくれます。 99 00:05:45,345 --> 00:05:48,648 強くて優しい クマさんが。 100 00:05:52,686 --> 00:05:54,688 (ガジュルド)このバカ息子が! 101 00:05:54,688 --> 00:05:56,856 うっ!? 102 00:05:56,856 --> 00:05:59,192 (ガジュルド)ミサーナを さらっただと!? 103 00:05:59,192 --> 00:06:02,796 (ガジュルド)ゼレフが王都に戻るまで おとなしくしてろと言ったのに。 104 00:06:02,796 --> 00:06:04,798 なんてことしやがる! 105 00:06:04,798 --> 00:06:06,800 親父と同じことしただけだろ! 106 00:06:06,800 --> 00:06:08,969 グランのジジイは甘いからな。 107 00:06:08,969 --> 00:06:11,304 人質がいれば なんでも言うことを聞くぜ。 108 00:06:11,304 --> 00:06:13,473 ここまでバカだとは…。 109 00:06:13,473 --> 00:06:15,475 平民などならともかく⇒ 110 00:06:15,475 --> 00:06:18,144 貴族に手を出す危険を 想像もできんのか! 111 00:06:18,144 --> 00:06:20,313 親父は弱気すぎるんだよ! 112 00:06:20,313 --> 00:06:23,817 ここは俺たちの街で 一番偉いのは俺たちだ! 113 00:06:23,817 --> 00:06:27,821 貴族どころか 国王だって文句を言えるかよ! 114 00:06:27,821 --> 00:06:30,490 《いくら何でも 甘やかしすぎた…。 115 00:06:30,490 --> 00:06:33,660 いずれコイツが何か 致命的なことをやらかしたら⇒ 116 00:06:33,660 --> 00:06:35,662 俺の身まで危うくなる…》 117 00:06:35,662 --> 00:06:38,164 (ランドル)ひっ! (ブラッド)んっ! (轟音) 118 00:06:38,164 --> 00:06:40,166 な 何事だ!? 119 00:06:44,004 --> 00:06:46,006 何者! んっ! 120 00:06:46,006 --> 00:06:48,341 は… ク クマ? 121 00:06:48,341 --> 00:06:51,177 ミサはどこ? 何を言っている! 122 00:06:51,177 --> 00:06:53,179 ここをサルバード様の館と知っての…。 123 00:06:53,179 --> 00:06:55,181 知らないならいい。 124 00:06:55,181 --> 00:06:57,183 (門番たち)うわっ! 125 00:07:03,456 --> 00:07:05,458 くまゆる くまきゅう⇒ 126 00:07:05,458 --> 00:07:08,461 もう一度確認するけど 間違いないんだね? 127 00:07:08,461 --> 00:07:10,964 (嗅ぐ音) 128 00:07:10,964 --> 00:07:13,633 (くまゆるたち)くぅ~ん。 わかった。 129 00:07:13,633 --> 00:07:16,469 それじゃあ いくよ。 130 00:07:16,469 --> 00:07:18,972 (破壊音) 131 00:07:20,974 --> 00:07:23,143 (破壊音) 132 00:07:23,143 --> 00:07:28,648 (ざわめき) 133 00:07:28,648 --> 00:07:34,154 クマ? とクマと… クマ? 134 00:07:34,154 --> 00:07:37,157 (ガジュルド)何事だ! さっきの音はいったい…。 135 00:07:37,157 --> 00:07:41,161 お… な なんだ 貴様は!? 136 00:07:41,161 --> 00:07:43,163 (ガジュルド)それにクマだと? 137 00:07:43,163 --> 00:07:45,498 ミサはどこ? (ガジュルド)んぐ…。 138 00:07:45,498 --> 00:07:47,834 お前は あのときのクマ女! 139 00:07:47,834 --> 00:07:49,836 ミサはどこ? 140 00:07:49,836 --> 00:07:52,339 フン! なんのことだ? 141 00:07:52,339 --> 00:07:55,842 誰だか知らんが 貴族の屋敷に踏み入って⇒ 142 00:07:55,842 --> 00:07:58,345 タダで済むと思… ぐっ! 143 00:07:58,345 --> 00:08:00,280 お 親父!? 144 00:08:00,280 --> 00:08:02,615 ぐぐ…。 (ユナ)ならいい。 145 00:08:02,615 --> 00:08:04,784 勝手に探すから。 146 00:08:04,784 --> 00:08:07,954 あと タダで済まないのは⇒ 147 00:08:07,954 --> 00:08:09,956 アンタたちだよ。 148 00:08:09,956 --> 00:08:12,959 (警備兵たち)は…。 149 00:08:12,959 --> 00:08:15,061 う…。 150 00:08:17,297 --> 00:08:19,632 な 何を言っている…。 151 00:08:19,632 --> 00:08:22,535 (ガジュルド)お おい 待て! 勝手なマネは許さん! 152 00:08:24,471 --> 00:08:26,473 (警備兵たち)うわっ! 153 00:08:26,473 --> 00:08:28,808 (ブラッド)ほう クマまでかわしますか。 154 00:08:28,808 --> 00:08:31,478 そのふざけた格好といい クマといい⇒ 155 00:08:31,478 --> 00:08:33,480 あなたは何者ですか? 156 00:08:33,480 --> 00:08:36,649 あなたの留守を狙って 襲撃したというのに⇒ 157 00:08:36,649 --> 00:08:39,986 まさか こんなにも早く 特定されてしまうとは。 158 00:08:39,986 --> 00:08:42,322 ブラッド! 余計なことは言うな! 159 00:08:42,322 --> 00:08:44,491 今さら無駄ですよ。 160 00:08:44,491 --> 00:08:46,493 もう このお嬢さんは⇒ 161 00:08:46,493 --> 00:08:49,996 ここにあの少女がいることを ご存じなのですから。 162 00:08:49,996 --> 00:08:54,000 おや? 何がおかしいのですか? 163 00:08:54,000 --> 00:08:56,002 うれしいだけだよ。 164 00:08:56,002 --> 00:08:59,005 フィナやノアを傷つけた犯人が⇒ 165 00:08:59,005 --> 00:09:01,274 自分から出てきてくれて。 166 00:09:01,274 --> 00:09:05,779 クッソ! 気づかれずに連れて きたんじゃないのかよ ブラッド! 167 00:09:05,779 --> 00:09:09,449 責任をとって この女とクマを始末しろ! 168 00:09:09,449 --> 00:09:11,451 ええ もちろん。 169 00:09:11,451 --> 00:09:15,121 これは私の落ち度 ですからねぇ! 170 00:09:15,121 --> 00:09:23,797 ♪~ 171 00:09:23,797 --> 00:09:26,966 魔法を防ぎ 打ち返す か…。 172 00:09:26,966 --> 00:09:28,968 これはこれは…。 173 00:09:28,968 --> 00:09:31,137 やはりおもしろいお嬢さんだ。 174 00:09:31,137 --> 00:09:33,139 (舌なめずりの音) 175 00:09:33,139 --> 00:09:35,141 《うぇ…》 176 00:09:35,141 --> 00:09:39,979 お お前たちも戦え! 絶対に生かして返すな~! 177 00:09:39,979 --> 00:09:41,981 (警備兵たち)は はっ! 178 00:09:41,981 --> 00:09:43,983 さぁ いきますよ! 179 00:09:43,983 --> 00:09:46,653 二人とも 雑魚は任せたよ! 180 00:09:46,653 --> 00:09:50,323 (くまゆるたち)くぅ~ん! 181 00:09:50,323 --> 00:09:52,325 フッ…。 182 00:09:54,494 --> 00:09:57,664 (ブラッド)おもしろいアイテム袋を お持ちだ! 183 00:09:57,664 --> 00:10:00,333 残念。 全部見えてる。 184 00:10:00,333 --> 00:10:02,335 なら速度をあげましょう。 185 00:10:02,335 --> 00:10:04,637 ついてこられますかな! 186 00:10:09,509 --> 00:10:11,511 ねえ いつ速度あげるの? 187 00:10:11,511 --> 00:10:14,114 フッ まだこれからですよ。 188 00:10:20,687 --> 00:10:23,089 んっ! 私の魔法を!? 189 00:10:26,192 --> 00:10:28,528 な なんだよ あの女! 190 00:10:28,528 --> 00:10:31,531 ブラッドは元一流の冒険者だぞ!? 191 00:10:31,531 --> 00:10:35,034 変な女がやりあえるような 相手じゃないんだぞ! 192 00:10:35,034 --> 00:10:37,036 (くまゆるたち)くぅ~ん! 193 00:10:37,036 --> 00:10:39,038 (くまゆる)くぅ~ん! (警備兵たち)うわっ! 194 00:10:39,038 --> 00:10:41,040 (くまきゅう)くぅ~ん! (警備兵たち)うわ~! 195 00:10:41,040 --> 00:10:43,042 ひっ! (警備兵たち)うわ~! 196 00:10:43,042 --> 00:10:46,045 う… う…。 197 00:10:46,045 --> 00:10:48,047 うわぁ~! 198 00:11:03,830 --> 00:11:06,833 ん… フッ フフフフ…。 199 00:11:06,833 --> 00:11:09,002 楽しいですねぇ。 200 00:11:09,002 --> 00:11:12,305 戦闘はやはり 人間相手がおもしろい。 201 00:11:14,507 --> 00:11:17,177 本当にあなたは何者ですか? 202 00:11:17,177 --> 00:11:19,345 強いのはわかっていましたが⇒ 203 00:11:19,345 --> 00:11:22,182 まさか私の攻撃を ここまで防ぐとは。 204 00:11:22,182 --> 00:11:26,019 今まで弱い者としか戦って こなかっただけじゃないの? 205 00:11:26,019 --> 00:11:30,189 ええ 弱者を じゅうりんするのも好きですとも。 206 00:11:30,189 --> 00:11:34,861 そうそう ターゲットと一緒にいた あの二人の少女も。 207 00:11:34,861 --> 00:11:37,363 んっ! (ブラッド)ターゲットを守ろうと⇒ 208 00:11:37,363 --> 00:11:40,867 必死に私に つかみかかってきましたね。 209 00:11:40,867 --> 00:11:43,202 うっかり 手が出てしまいましたが⇒ 210 00:11:43,202 --> 00:11:47,040 あの無謀な勇敢さを 踏みにじるのは なんとも興奮…。 211 00:11:47,040 --> 00:11:50,543 黙れ。 212 00:11:50,543 --> 00:11:53,212 お前はこれで ぶちのめす。 213 00:11:53,212 --> 00:11:55,715 フッ…。 214 00:11:55,715 --> 00:11:57,917 できるものなら! 215 00:11:59,886 --> 00:12:03,656 なんと!? なら もう一段階! 216 00:12:03,656 --> 00:12:06,159 んっ! バカな この速さに! 217 00:12:09,662 --> 00:12:11,831 なっ! 218 00:12:11,831 --> 00:12:13,833 ゴハッ! 219 00:12:15,835 --> 00:12:17,837 貴様…。 220 00:12:20,173 --> 00:12:22,575 ひっ た 助け…。 221 00:12:29,349 --> 00:12:32,352 は… な…。 222 00:12:32,352 --> 00:12:34,687 何なんだ お前は…。 223 00:12:34,687 --> 00:12:36,689 ミサの友達だよ。 224 00:12:36,689 --> 00:12:39,359 貴族の争いに興味はないけど⇒ 225 00:12:39,359 --> 00:12:41,694 ミサに手を出すなら話は別。 226 00:12:41,694 --> 00:12:45,031 俺は知らん! 息子が勝手にやったことだ。 227 00:12:45,031 --> 00:12:48,534 はあ? (ランドル)お おい クマ女! 228 00:12:50,536 --> 00:12:53,206 抵抗すれば コイツが…。 229 00:12:53,206 --> 00:12:56,876 へっ? 薄汚い手でミサに触れるな。 230 00:12:56,876 --> 00:12:59,379 や やめ…。 231 00:12:59,379 --> 00:13:01,581 ばっ! (倒れる音) 232 00:13:04,817 --> 00:13:06,819 ゆ ユナお姉様! 233 00:13:08,821 --> 00:13:11,324 ミサ…。 234 00:13:11,324 --> 00:13:14,160 (ガジュルド)ぜ 全部 息子がやったことだ! 235 00:13:14,160 --> 00:13:16,162 俺は何も悪くない! 236 00:13:16,162 --> 00:13:18,665 だから自分は関係ないと? 237 00:13:18,665 --> 00:13:23,169 そ そうだ! なのに 貴族の俺にこんなことして⇒ 238 00:13:23,169 --> 00:13:25,171 タダで済むと思うなよ! 239 00:13:25,171 --> 00:13:28,675 子どもがバカなら 親もバカだね。 240 00:13:28,675 --> 00:13:32,178 気分悪いんで ちょっと黙ってくれる? 241 00:13:32,178 --> 00:13:34,180 (エレローラ)ユナちゃん ちょっと待って! 242 00:13:34,180 --> 00:13:37,517 ぐはっ! 243 00:13:37,517 --> 00:13:39,852 あ…。 244 00:13:39,852 --> 00:13:42,855 ひっ ひうっ い 痛い…。 245 00:13:42,855 --> 00:13:45,525 よかった 生きてる…。 246 00:13:45,525 --> 00:13:49,862 さすがに半殺しで済ませる ぐらいの理性は残ってるよ。 247 00:13:49,862 --> 00:13:52,865 それより エレローラさんはどうしてここに? 248 00:13:52,865 --> 00:13:54,867 全員拘束してちょうだい。 249 00:13:54,867 --> 00:13:57,870 抵抗しない限り 手荒なマネはダメよ。 250 00:13:57,870 --> 00:14:00,473 (王都兵たち)はっ! (ユナ)あ…。 251 00:14:00,473 --> 00:14:05,478 街の中で明らかに普通じゃない ユナちゃんを見かけてね。 252 00:14:05,478 --> 00:14:07,480 すぐにも 追いかけたかったんだけど⇒ 253 00:14:07,480 --> 00:14:09,982 何もわからない状況ではね…。 254 00:14:09,982 --> 00:14:14,654 だから屋敷に戻って おおよその事情を聞いて…。 255 00:14:14,654 --> 00:14:16,989 その結果がこれよ。 256 00:14:16,989 --> 00:14:18,991 王都から連れてきた護衛兵を⇒ 257 00:14:18,991 --> 00:14:22,995 こんなふうに使うことに なるなんて思わなかったわ。 258 00:14:22,995 --> 00:14:25,498 でも無事でよかったわ ミサ。 259 00:14:25,498 --> 00:14:28,000 あと ノアのフィナちゃんたちも無事よ。 260 00:14:28,000 --> 00:14:31,838 はっ! ああ よかった…。 261 00:14:31,838 --> 00:14:34,507 エレローラ なぜ貴様が…。 262 00:14:34,507 --> 00:14:36,676 久しぶりね ガジュルド。 263 00:14:36,676 --> 00:14:40,346 国王陛下のご指示で この街の視察よ。 264 00:14:40,346 --> 00:14:43,683 あなたの黒いウワサを 確認してこいってね。 265 00:14:43,683 --> 00:14:45,852 フン あくまでウワサだ。 266 00:14:45,852 --> 00:14:47,854 なんの証拠もない。 267 00:14:47,854 --> 00:14:50,356 捕まえるなら そっちの小娘だろうが! 268 00:14:50,356 --> 00:14:53,192 そいつは 貴族である俺を殴ったんだぞ! 269 00:14:53,192 --> 00:14:57,363 ぐう! 何をする! 俺は貴族様だぞ~! 270 00:14:57,363 --> 00:15:00,299 フフ… 今日ほど貴族であることを⇒ 271 00:15:00,299 --> 00:15:02,802 恥ずかしいと思ったことはないわ。 272 00:15:02,802 --> 00:15:06,139 《あ これ ガチギレだ。 黙っとこ》 273 00:15:06,139 --> 00:15:08,141 たしかに視察程度じゃ⇒ 274 00:15:08,141 --> 00:15:10,810 決定的な証拠は見つからなかった。 275 00:15:10,810 --> 00:15:15,314 でも 貴族の娘を誘拐したという 事実は隠しようがないわ。 276 00:15:15,314 --> 00:15:17,650 捕まえるなら勝手に連れていけ! 277 00:15:17,650 --> 00:15:19,652 親子の縁も切る! 278 00:15:19,652 --> 00:15:21,988 これで俺とは一切関係ない。 279 00:15:21,988 --> 00:15:25,658 コイツ…。 子の責任は親の責任よ。 280 00:15:25,658 --> 00:15:27,994 そんな言いわけが通じると思う? 281 00:15:27,994 --> 00:15:29,996 なんと言われようが知らん! 282 00:15:29,996 --> 00:15:31,998 エレローラおばさま⇒ 283 00:15:31,998 --> 00:15:35,168 奥に私と同じように さらわれた子たちがいます。 284 00:15:35,168 --> 00:15:38,838 サルバード家に従わない領民の 家族だそうです。 285 00:15:38,838 --> 00:15:41,007 はっ! 本当 ミサ? 286 00:15:41,007 --> 00:15:43,009 うん。 287 00:15:43,009 --> 00:15:45,845 これはどういうことかしら? (ガジュルド)知らんな⇒ 288 00:15:45,845 --> 00:15:47,847 それも息子の仕業だ。 289 00:15:47,847 --> 00:15:51,017 《ダメ… やっぱり黙ってらんない》 290 00:15:51,017 --> 00:15:53,019 そう わかったわ。 えっ。 291 00:15:53,019 --> 00:15:55,688 でも息子がやったことは 罪だと認め⇒ 292 00:15:55,688 --> 00:15:58,024 捕らえることには協力するのね? 293 00:15:58,024 --> 00:16:01,127 無論だ 親として悲しいことだが⇒ 294 00:16:01,127 --> 00:16:03,963 罪は償わねばならぬからな。 295 00:16:03,963 --> 00:16:07,466 では 許可も得たので遠慮なく。 296 00:16:07,466 --> 00:16:11,304 みんな! この屋敷を 領主の部屋から地下室まで⇒ 297 00:16:11,304 --> 00:16:13,806 隅々まで 徹底的に調べてちょうだい! 298 00:16:13,806 --> 00:16:15,808 (王都兵)はっ! ま 待て! 299 00:16:15,808 --> 00:16:17,977 なぜ屋敷を調べる必要がある!? 300 00:16:17,977 --> 00:16:19,979 裏付けは必要でしょう? 301 00:16:19,979 --> 00:16:23,482 捕まえたらそれでおしまい とは いかないのよね。 302 00:16:23,482 --> 00:16:25,985 ああ もしかして その際⇒ 303 00:16:25,985 --> 00:16:29,822 「偶然にも」息子がやらかした 以外の悪行の証拠が⇒ 304 00:16:29,822 --> 00:16:32,325 出てくる可能性もあるわね。 305 00:16:32,325 --> 00:16:36,162 なっ! ふ ふざけるな! そんなことは許さんぞ! 306 00:16:36,162 --> 00:16:38,664 フッ… 協力に感謝するわ。 307 00:16:38,664 --> 00:16:43,002 ふざけるな! 誰か 俺を助けろ! この女を殺せ! 308 00:16:43,002 --> 00:16:46,172 はぁ… ごめんなさいね ユナちゃん。 309 00:16:46,172 --> 00:16:49,509 嫌なもの見せちゃったわね。 別にいいよ。 310 00:16:49,509 --> 00:16:52,345 あんな貴族ばかりじゃないことも 知ってるし。 311 00:16:52,345 --> 00:16:55,348 それに エレローラさんのおかげで スッキリしたし。 312 00:16:55,348 --> 00:16:57,350 ならよかったわ。 313 00:16:57,350 --> 00:16:59,352 さて 何人かついてきてちょうだい。 314 00:16:59,352 --> 00:17:01,287 子どもたちを保護します。 315 00:17:01,287 --> 00:17:03,289 (王都兵たち)はっ! (ユナ)私も行こうか? 316 00:17:03,289 --> 00:17:07,126 ウフッ あなたはお姫様を 助けに来た 王子様の役目を⇒ 317 00:17:07,126 --> 00:17:09,328 果たしてちょうだい。 318 00:17:11,964 --> 00:17:16,135 ユナお姉様 助けに来てくれて ありがとうございました。 319 00:17:16,135 --> 00:17:20,306 私の家の問題で 多くの人たちに迷惑をかけ⇒ 320 00:17:20,306 --> 00:17:22,475 なんとおわびをしていいか…。 321 00:17:22,475 --> 00:17:25,811 おわびって… ミサも被害者なんだよ? 322 00:17:25,811 --> 00:17:30,149 あんな 小さな子どもたちまで ひどい目に遭ったんです…。 323 00:17:30,149 --> 00:17:34,987 私は 貴族で 領主の孫娘で…。 324 00:17:34,987 --> 00:17:37,657 ミサ…。 ち 違います…。 325 00:17:37,657 --> 00:17:40,660 わた わ 私… 泣いてなんて…。 326 00:17:40,660 --> 00:17:42,662 (くまゆるたち)くぅ~ん…。 327 00:17:42,662 --> 00:17:47,333 あ…。 ミサ もう大丈夫だよ。 328 00:17:47,333 --> 00:17:50,336 ユナ お姉様…。 329 00:17:50,336 --> 00:17:52,338 うわぁ~ん! 330 00:17:52,338 --> 00:17:55,174 怖かった… 怖かったです…。 331 00:17:55,174 --> 00:17:57,176 待たせてごめんね。 (泣き声) 332 00:17:57,176 --> 00:18:00,279 怖い思いさせて 本当にごめんね。 (泣き声) 333 00:18:00,279 --> 00:18:03,449 ユナお姉様! ユナお姉様っ! 334 00:18:03,449 --> 00:18:09,255 (泣き声) 335 00:18:20,633 --> 00:18:22,635 (ノア)ミサ! (フィナ)ミサ様! 336 00:18:22,635 --> 00:18:25,304 ノアお姉様 フィナちゃん! 337 00:18:25,304 --> 00:18:28,140 (ノア)ミサ ごめんね…。 338 00:18:28,140 --> 00:18:32,812 私 お姉ちゃんなのに ミサのこと 守ってあげられなかった…。 339 00:18:32,812 --> 00:18:35,314 (フィナ)私も 友達なのに…。 340 00:18:35,314 --> 00:18:37,817 ごめんなさい ごめんなさい…。 341 00:18:37,817 --> 00:18:42,154 (ノア)フィナ。 (ミサ)お二人こそ 無事でよかったです。 342 00:18:42,154 --> 00:18:44,156 もし 私のせいで⇒ 343 00:18:44,156 --> 00:18:48,494 取り返しのつかないことに なったらと思うと…。 344 00:18:48,494 --> 00:18:51,998 (ミサたち)うわ~ん! よかったです…。 345 00:18:51,998 --> 00:18:55,668 (泣く声) 346 00:18:55,668 --> 00:18:57,670 (クリフ)ユナ。 んっ? 347 00:18:57,670 --> 00:19:00,439 (ユナ)また ずいぶん派手なお出迎えだね。 348 00:19:00,439 --> 00:19:02,942 それだけのことを してくれたからな。 349 00:19:02,942 --> 00:19:06,946 まったく… お前さんには 借りばかりが増えていく。 350 00:19:06,946 --> 00:19:09,448 ちょっと返す自信がないぞ。 351 00:19:09,448 --> 00:19:11,784 ユナ お前への感謝を⇒ 352 00:19:11,784 --> 00:19:14,954 我々 ファーレングラム家は 決して忘れはせぬ。 353 00:19:14,954 --> 00:19:18,124 ええ。 何度も ミサを助けてくれて⇒ 354 00:19:18,124 --> 00:19:20,960 本当にありがとう ユナちゃん。 355 00:19:20,960 --> 00:19:22,962 (レオナルド)ファーレングラムの名にかけて⇒ 356 00:19:22,962 --> 00:19:24,964 必ずや 報いてみせます。 357 00:19:24,964 --> 00:19:33,305 ♪~ 358 00:19:33,305 --> 00:19:36,976 だ だから 大げさだってば… あ…。 359 00:19:36,976 --> 00:19:39,812 よかったです…。 とても心配しました…。 360 00:19:39,812 --> 00:19:41,814 《ユナ:この子たちの笑顔…。 361 00:19:41,814 --> 00:19:45,618 やっぱり助けるには 十分な理由なんだよね》 362 00:19:51,991 --> 00:19:55,661 <ユナ:さて ここでちょっと ことの顛末について⇒ 363 00:19:55,661 --> 00:19:57,663 語っておこうかな。 364 00:19:57,663 --> 00:20:02,168 悪事の証拠が 山ほど発見されたバカ貴族は⇒ 365 00:20:02,168 --> 00:20:06,338 王都に連行され死刑となり バカ息子のほうは⇒ 366 00:20:06,338 --> 00:20:09,008 貴族の地位も財産も 取り上げられ⇒ 367 00:20:09,008 --> 00:20:11,844 シーリンから 追放されることになるそうだ。 368 00:20:11,844 --> 00:20:15,848 シーリンでは 商業ギルドのギルマスが罷免され⇒ 369 00:20:15,848 --> 00:20:17,850 経済状況も回復。 370 00:20:17,850 --> 00:20:22,521 グランさんが領主を引退し ミサのお父さんが 跡を継いで⇒ 371 00:20:22,521 --> 00:20:24,623 街で一人だけの領主になる> 372 00:20:26,692 --> 00:20:30,029 <ユナ:その前にも いろいろあったんだけど⇒ 373 00:20:30,029 --> 00:20:32,865 それはまた別のお話。 374 00:20:32,865 --> 00:20:34,867 そして…> 375 00:20:41,207 --> 00:20:44,710 ノアお姉様 フィナちゃん どうかお気をつけて。 376 00:20:44,710 --> 00:20:46,712 ありがとうございます。 377 00:20:46,712 --> 00:20:49,048 でもユナお姉ちゃんがいるから 大丈夫です。 378 00:20:49,048 --> 00:20:53,052 クマさんファンクラブの会報 ちゃんと送りますからね。 379 00:20:53,052 --> 00:20:56,055 フフッ 楽しみにしています。 380 00:20:56,055 --> 00:20:59,725 本当に いろいろありがとうございました。 381 00:20:59,725 --> 00:21:02,828 ユナお姉様のおかげで 皆 救われました。 382 00:21:02,828 --> 00:21:04,830 気にしないでいいよ。 383 00:21:04,830 --> 00:21:06,999 私がしたいようにしただけだから。 384 00:21:06,999 --> 00:21:09,668 (フィナたち)フフッ。 えっ なになに? 385 00:21:09,668 --> 00:21:12,004 実はお母様が言っていたんです。 386 00:21:12,004 --> 00:21:14,340 ユナお姉ちゃんは 幸せを運んでくれる⇒ 387 00:21:14,340 --> 00:21:16,342 女神かもしれないって。 388 00:21:16,342 --> 00:21:18,344 はっ? め 女神!? 389 00:21:18,344 --> 00:21:23,015 ユナお姉様に関わった 善良な人たちはみんな幸せに。 390 00:21:23,015 --> 00:21:26,185 悪い人たちは みんな不幸になるって。 391 00:21:26,185 --> 00:21:30,523 ゼレフさんを呼べたのも ミサ様を助けることができたのも⇒ 392 00:21:30,523 --> 00:21:32,858 ユナお姉ちゃんがいたからだよね。 393 00:21:32,858 --> 00:21:36,195 サルバード家にとっては 不幸を運ぶ悪魔ですけど⇒ 394 00:21:36,195 --> 00:21:39,698 私たちにとっては まさに幸せを運ぶ女神です! 395 00:21:39,698 --> 00:21:41,700 いや 女神なんて…。 396 00:21:41,700 --> 00:21:44,203 その くすぐったいんですけど…。 397 00:21:44,203 --> 00:21:46,539 では クマさんの女神様ですね! 398 00:21:46,539 --> 00:21:48,541 (くまゆるたち)くぅ~ん! 399 00:21:48,541 --> 00:21:52,044 なんかもう… まあいいか。 400 00:21:55,047 --> 00:21:57,216 それでは皆さま ごきげんよう。 401 00:21:57,216 --> 00:22:00,419 また会える日を 楽しみにしています。 402 00:23:38,017 --> 00:23:40,019 (2人)ただいま!