1 00:00:01,068 --> 00:00:05,072 ♬~ 2 00:00:05,072 --> 00:00:25,192 ♬~ 3 00:00:25,192 --> 00:00:37,070 ♬~ 4 00:00:37,070 --> 00:00:57,124 ♬~ 5 00:00:57,124 --> 00:01:17,077 ♬~ 6 00:01:17,077 --> 00:01:29,089 ♬~ 7 00:01:44,071 --> 00:01:46,573 (馬閃)《事態を察した 数名の高官たちは➡ 8 00:01:46,573 --> 00:01:50,077 すでに捜索に出ているが…》 9 00:01:50,077 --> 00:01:52,045 一体 どこへ行かれたのでしょう? 10 00:01:52,045 --> 00:01:56,583 侍女と2人で消えたとか。 あいびきでは? 11 00:01:56,583 --> 00:01:58,618 (高官たち) ハハハ…。 12 00:01:58,618 --> 00:02:01,154 《そんなわけがあるか ばからしい》 13 00:02:01,154 --> 00:02:05,559 《しかし あの方が席を外されて一時…》 14 00:02:05,559 --> 00:02:07,561 《部下を 捜索に向かわせてはいるが➡ 15 00:02:07,561 --> 00:02:10,063 進展はない》 16 00:02:10,063 --> 00:02:14,067 《今は 父上を頼るわけにも いかん》 17 00:02:14,067 --> 00:02:18,572 《先ほど あの下女に 何かを命じたようだが》 18 00:02:18,572 --> 00:02:20,607 《やはり 主に何を言われようと➡ 19 00:02:20,607 --> 00:02:22,643 ついていくべきだった》 20 00:02:22,643 --> 00:02:26,079 《形だけの役割など うんざりだ》 21 00:02:26,079 --> 00:02:30,050 《せめて主催が この場をお開きにしてくれたら》 22 00:02:31,551 --> 00:02:34,554 (馬閃)《子昌… 相変わらず➡ 23 00:02:34,554 --> 00:02:38,058 何を考えているのか 分からない男だ》 24 00:02:38,058 --> 00:02:43,597 《だが 自分が主催の宴で 厄介事を起こしたくはないはず》 25 00:02:43,597 --> 00:02:47,601 《とすると 子昌には関わりのない案件か?》 26 00:03:01,581 --> 00:03:06,053 (猫猫)《温かい それに かすかな香のにおいも…》 27 00:03:06,053 --> 00:03:10,023 《しかし そんなことよりも これ…》 28 00:03:12,092 --> 00:03:14,094 《何だ?》 (壬氏) ん⁉ 29 00:03:14,094 --> 00:03:18,098 《さっきのカエルか? にしては大きいような》 30 00:03:18,098 --> 00:03:20,634 う… すまないが➡ 31 00:03:20,634 --> 00:03:23,070 その手をどかしてくれないか? 32 00:03:23,070 --> 00:03:25,072 さわりがあるんだが。 33 00:03:25,072 --> 00:03:27,574 えっ。 《さわり…?》 34 00:03:27,574 --> 00:03:29,076 んっ。 35 00:03:29,076 --> 00:03:31,078 あ…。 36 00:03:31,078 --> 00:03:32,579 ハッ。 37 00:03:32,579 --> 00:03:34,581 《あるわけない》 38 00:03:34,581 --> 00:03:37,084 《後宮に立ち入る宦官に➡ 39 00:03:37,084 --> 00:03:39,119 あっては いけないものだ》 40 00:03:39,119 --> 00:03:40,654 うぅ…。 41 00:03:40,654 --> 00:03:42,656 《だが ある!》 42 00:03:42,656 --> 00:03:45,559 はぁ…。 43 00:03:45,559 --> 00:03:48,061 《宦官らしくない体》 44 00:03:48,061 --> 00:03:50,564 《思い当たることは いくらでもあった》 45 00:03:50,564 --> 00:03:55,068 《でも 考えるのを無意識に 避けていたのかもしれない》 46 00:03:55,068 --> 00:03:58,071 《天女のような顔をしているが➡ 47 00:03:58,071 --> 00:04:00,574 壬氏さまは…》 48 00:04:00,574 --> 00:04:05,579 ある意味 説明する手間が 省けたということか。 49 00:04:09,583 --> 00:04:12,052 お前に伝えたいことがある。 50 00:04:12,052 --> 00:04:15,055 《ダメだ これ以上 聞いてはいけない》 51 00:04:15,055 --> 00:04:18,091 今回 ついてきてもらったのも そのためだ。 52 00:04:18,091 --> 00:04:21,094 《知ってしまえば 墓まで持っていくことになる》 53 00:04:21,094 --> 00:04:23,063 薬屋 俺は…。 54 00:04:23,063 --> 00:04:24,598 申し訳ありません➡ 55 00:04:24,598 --> 00:04:27,634 カエルを つぶしてしまったかもしれません。 56 00:04:27,634 --> 00:04:30,170 は? カエル…? 57 00:04:30,170 --> 00:04:32,072 (鳴き声) 58 00:04:32,072 --> 00:04:35,575 突然 上から降ってきて 姿勢を崩してしまったんです。 59 00:04:35,575 --> 00:04:38,044 おケガは ありませんでしたか? 60 00:04:38,044 --> 00:04:40,580 いや カエルでは…。 カエルです! 61 00:04:40,580 --> 00:04:44,084 《カエル あれはカエルだ》 62 00:04:44,084 --> 00:04:46,586 さぁ 早くここから出ましょう。 63 00:04:46,586 --> 00:04:48,588 むっ…。 64 00:04:50,123 --> 00:04:52,125 誰がカエルだと? 65 00:04:54,060 --> 00:04:57,564 カエルで なかったら 何なんでしょう? 66 00:04:57,564 --> 00:04:59,566 カエルは もっと小さいだろう? 67 00:04:59,566 --> 00:05:02,068 この季節 そこそこ大きいカエルなど➡ 68 00:05:02,068 --> 00:05:04,037 たくさんいます。 69 00:05:04,037 --> 00:05:07,040 くっ… そこそこ…。 ええ そこそこです。 70 00:05:07,040 --> 00:05:10,577 そこそこのカエルでなかったら そこそこの何ですか? 71 00:05:10,577 --> 00:05:13,146 おい! 何 手を拭っている! 72 00:05:13,146 --> 00:05:15,549 いや カエルって気持ち悪いでしょう。 73 00:05:15,549 --> 00:05:17,551 粘液を出しますし。 74 00:05:17,551 --> 00:05:20,554 きもっ… 誰が粘液だ! 75 00:05:20,554 --> 00:05:25,058 とにかく! 私は何も知りません。 むっ…。 76 00:05:25,058 --> 00:05:28,028 《何事も知り過ぎては良くない》 77 00:05:28,028 --> 00:05:31,064 《壬氏さまと私は 高官と下女》 78 00:05:31,064 --> 00:05:33,099 《それ以上でも それ以下でもない》 79 00:05:33,099 --> 00:05:36,102 《必要以上の秘密なんて いらな…》 80 00:05:43,543 --> 00:05:46,046 確認してみるか? 81 00:05:55,055 --> 00:05:57,524 《挑発が過ぎた…!》 82 00:06:00,560 --> 00:06:03,063 あ…。 《ど… どうする》 83 00:06:03,063 --> 00:06:05,565 《蹴りを入れるべきか?》 84 00:06:18,545 --> 00:06:20,547 (犬の吠え声) ハッ。 85 00:06:20,547 --> 00:06:23,049 ん… 何だ? 86 00:06:23,049 --> 00:06:25,051 (指笛) 87 00:06:27,554 --> 00:06:29,522 ぐえっ。 (吠え声) 88 00:06:32,058 --> 00:06:34,027 《よくやった…!》 89 00:06:34,027 --> 00:06:38,098 ⚟お~い どうしたんだ~? いきなり走りやがってよ~⚞ 90 00:06:38,098 --> 00:06:40,100 《この声…》 91 00:06:41,534 --> 00:06:44,537 李白さま~! 引き上げていただけませんか! 92 00:06:44,537 --> 00:06:46,573 (李白) えっ 嬢ちゃん⁉ 93 00:06:46,573 --> 00:06:50,043 どうしたんだ そんな所で…! むっ…。 94 00:06:52,045 --> 00:06:54,047 (李白) なるほど。 95 00:06:54,047 --> 00:06:57,050 飛発で狙われて 滝に飛び込まれたと。 96 00:06:57,050 --> 00:07:01,121 撃った者の顔までは 見えなかったが。 97 00:07:01,121 --> 00:07:03,657 ご無事で何よりです。 98 00:07:03,657 --> 00:07:07,527 で 何で 嬢ちゃんがこの方といるんだよ。 99 00:07:07,527 --> 00:07:09,562 説明しづらいとしか。 100 00:07:09,562 --> 00:07:13,033 あぁ? まぁ いいけどよ。 101 00:07:13,033 --> 00:07:17,037 こたびの狩り 飛発を持ってきている者は? 102 00:07:17,037 --> 00:07:20,540 いえ 森の狩りには不向きですので➡ 103 00:07:20,540 --> 00:07:25,078 暗殺のために隠し持ってきたと 考えるのが妥当でしょう。 104 00:07:25,078 --> 00:07:28,148 荷をあらためるか… しかし…。 105 00:07:28,148 --> 00:07:32,052 客は 子昌さまに招待された 高官ばかりです。 106 00:07:32,052 --> 00:07:36,056 暗殺の道具を 手元に 置くようなまねはしないかと。 107 00:07:37,524 --> 00:07:40,060 (あくび) 李白さま その犬は➡ 108 00:07:40,060 --> 00:07:43,063 笛で呼ぶ以外に 何か しつけをしていますか? 109 00:07:43,063 --> 00:07:45,031 え? あ~…➡ 110 00:07:45,031 --> 00:07:49,069 ウサギの穴を探すくらいは できるみたいだが。 111 00:07:49,069 --> 00:07:51,638 《愛嬌はあるが》 112 00:07:51,638 --> 00:07:53,540 じ… 香泉さま。 113 00:07:53,540 --> 00:07:55,041 何だ? 114 00:07:55,041 --> 00:07:59,045 《怒ってる まぁ 当然か》 115 00:07:59,045 --> 00:08:02,048 《あんな行動に出られて つい あおってしまったが➡ 116 00:08:02,048 --> 00:08:05,552 壬氏さまは 何かを伝えようとしていた》 117 00:08:05,552 --> 00:08:07,554 《なのに知りたくないからと➡ 118 00:08:07,554 --> 00:08:10,056 めちゃくちゃな言い逃れをした》 119 00:08:10,056 --> 00:08:14,627 《ご自分の姿に 大層な自信を持つお方だ》 120 00:08:14,627 --> 00:08:17,163 《カエルも さぞや ご立派であろうに➡ 121 00:08:17,163 --> 00:08:19,065 「そこそこ」などと…》 122 00:08:19,065 --> 00:08:20,567 ハァ…。 123 00:08:20,567 --> 00:08:24,537 《気まずいが 言うべきことは言わねば》 124 00:08:24,537 --> 00:08:26,072 もしかしたら➡ 125 00:08:26,072 --> 00:08:30,543 先ほど発砲した人物を 特定できるかもしれません。 126 00:08:32,545 --> 00:08:36,583 (足音) 127 00:08:36,583 --> 00:08:38,618 (武官) 失礼します。 128 00:08:38,618 --> 00:08:40,053 何だ。 129 00:08:40,053 --> 00:08:42,021 (武官) こちらを。 130 00:08:44,557 --> 00:08:46,559 ハッ。 131 00:08:46,559 --> 00:08:48,561 (高官) おい それは! 132 00:08:50,029 --> 00:08:52,065 主の衣です。 133 00:08:52,065 --> 00:08:54,034 (高官) えっ⁉ (高官) なんと…。 134 00:08:54,034 --> 00:08:56,069 (武官) 川の岩場に 引っかかっているのを➡ 135 00:08:56,069 --> 00:08:57,604 発見しました。 136 00:08:57,604 --> 00:09:00,540 近くには誰もおらず その先は急流➡ 137 00:09:00,540 --> 00:09:03,043 昨夜の雨で増水もしています。 138 00:09:03,043 --> 00:09:05,545 もし 流されていたら…。 139 00:09:05,545 --> 00:09:08,548 は… 早く捜索しろ! (下官) はっ。 140 00:09:08,548 --> 00:09:10,049 (高官) 急げ! 141 00:09:10,049 --> 00:09:14,053 《今更 慌てたところで遅い》 142 00:09:14,053 --> 00:09:18,058 では 私も捜索に加わってまいります。 143 00:09:26,066 --> 00:09:30,036 《どういうおつもりです 壬氏さま》 144 00:09:36,042 --> 00:09:38,044 (犬の吠え声) ん? 145 00:09:38,044 --> 00:09:40,547 (犬の吠え声) (男) なっ 何だ⁉ 146 00:09:40,547 --> 00:09:43,116 あぁ… 申し訳ありません。 147 00:09:43,116 --> 00:09:46,152 (犬のうなり声) ふん! しつけのなってない犬だ。 148 00:09:46,152 --> 00:09:48,087 チッ。 149 00:09:48,087 --> 00:09:50,557 よしよし。 150 00:09:52,058 --> 00:09:54,060 ニッ。 151 00:09:54,060 --> 00:09:56,029 ん…。 152 00:10:00,533 --> 00:10:03,102 どうした? 馬閃さま! 153 00:10:03,102 --> 00:10:05,071 それが…。 154 00:10:07,140 --> 00:10:09,042 主の衣だ。 155 00:10:09,042 --> 00:10:12,045 これは血か? 辺りに人は? 156 00:10:12,045 --> 00:10:14,047 河原がぬれていないので➡ 157 00:10:14,047 --> 00:10:16,549 周辺には おられないかと。 158 00:10:16,549 --> 00:10:18,051 そうか…。 159 00:10:18,051 --> 00:10:21,054 ですが こちらも衣と一緒に。 160 00:10:21,054 --> 00:10:23,056 鷹の羽根…。 161 00:10:23,056 --> 00:10:27,126 鷹狩りの験担ぎに こしらえたものでしょうか? 162 00:10:27,126 --> 00:10:29,162 ああ。 163 00:10:29,162 --> 00:10:33,566 (馬閃) 申し訳ないが 皆の荷を 確かめさせてもらえないか。 164 00:10:35,535 --> 00:10:38,037 (下官) 見つけました~! 165 00:10:39,572 --> 00:10:42,041 (下官) 川辺で発見したものと 同じ矢です。 166 00:10:42,041 --> 00:10:45,545 (魯袁) し… 知らない! 何かの間違いだ! 167 00:10:45,545 --> 00:10:47,547 では なぜ あなたの矢が➡ 168 00:10:47,547 --> 00:10:52,051 主の衣と共に 川辺にあったのですか? 魯袁殿。 169 00:10:52,051 --> 00:10:55,622 だ… 誰かが 私の矢と入れ替えたんだ! 170 00:10:55,622 --> 00:10:57,557 私を陥れるために! 171 00:10:57,557 --> 00:11:00,527 (官) どういうことだ? (魯袁) 私は知らん! 知らんぞ! 172 00:11:00,527 --> 00:11:03,563 《魯袁の動揺は本物に見える》 173 00:11:03,563 --> 00:11:07,066 《部下たちの様子にも 違和感はない》 174 00:11:07,066 --> 00:11:10,069 (李白) では 他に落ちている矢がないかを➡ 175 00:11:10,069 --> 00:11:12,572 調べてみては いかがでしょう? 176 00:11:12,572 --> 00:11:14,607 川辺以外の➡ 177 00:11:14,607 --> 00:11:17,143 森の中も しっかりと。 178 00:11:17,143 --> 00:11:19,045 (男) う…。 179 00:11:19,045 --> 00:11:22,549 (馬閃) 分かった しっかりと 森の中を探せ! 180 00:11:22,549 --> 00:11:24,551 (官たち) はっ! 181 00:11:26,052 --> 00:11:28,087 フゥ…。 182 00:11:28,087 --> 00:11:29,589 ニッ。 183 00:11:33,092 --> 00:11:36,062 《うまく 食い付いてくれるといいが…》 184 00:11:37,130 --> 00:11:42,602 (男) ハァ… ハァ…。 185 00:11:42,602 --> 00:11:44,571 クソっ どういうことだ? 186 00:11:44,571 --> 00:11:46,573 矢なんて知らんぞ! 187 00:11:46,573 --> 00:11:48,575 あっ… フゥ…。 188 00:11:48,575 --> 00:11:52,078 そこに何かあるのでしょうか? ハッ! 189 00:11:52,078 --> 00:11:55,582 ハッ… それは! 190 00:11:58,084 --> 00:12:00,119 くっ…。 191 00:12:00,119 --> 00:12:02,155 返せ! 192 00:12:02,155 --> 00:12:04,557 ぐっ! うっ…。 193 00:12:04,557 --> 00:12:06,059 いっ… うぅ…! 194 00:12:06,059 --> 00:12:08,061 貴様 さっきの! 195 00:12:08,061 --> 00:12:10,563 (吠え声) 196 00:12:10,563 --> 00:12:13,566 随分犬に嫌われているようですね。 (吠え声) 197 00:12:13,566 --> 00:12:15,602 ハァ… ハァ…。 198 00:12:15,602 --> 00:12:17,570 うっ…。 199 00:12:20,106 --> 00:12:21,574 うっ…。 200 00:12:23,142 --> 00:12:25,144 ハッ… あぁ…。 201 00:12:25,144 --> 00:12:30,116 このにおい 鼻のいい犬なら すぐ反応します。 202 00:12:31,584 --> 00:12:34,554 狩りに 犬を連れていかなかったのは➡ 203 00:12:34,554 --> 00:12:37,023 このためですね。 204 00:12:39,025 --> 00:12:43,029 中身は押収済みです 飛発が3丁 入っていました。 205 00:12:43,029 --> 00:12:44,998 異国のものだ。 206 00:12:44,998 --> 00:12:48,001 恐らく 西方の最新型だろう。 207 00:12:48,001 --> 00:12:51,004 (においを嗅ぐ音) まだ煙のにおいがする。 208 00:12:51,004 --> 00:12:53,539 随分 小型ですね。 209 00:12:53,539 --> 00:12:56,009 私もこの型は初めて見た。 210 00:12:58,111 --> 00:13:00,013 (発砲音) 211 00:13:00,013 --> 00:13:03,516 なるほど 金属の部分で火花を起こすのか。 212 00:13:03,516 --> 00:13:08,021 炭と硝石と硫黄を混ぜて作った 火薬が爆発すると➡ 213 00:13:08,021 --> 00:13:12,025 思わず鼻を押さえたくなるような においを発します。 214 00:13:12,025 --> 00:13:14,527 まるで卵が腐ったような…。 215 00:13:14,527 --> 00:13:17,063 (においを嗅ぐ音) そう➡ 216 00:13:17,063 --> 00:13:20,099 崖の上で撃たれた時と 同じにおいです。 217 00:13:20,099 --> 00:13:23,002 猟犬に 火薬のにおいを嗅がせたら➡ 218 00:13:23,002 --> 00:13:26,005 すぐに この飛発を 探し当ててくれました。 219 00:13:26,005 --> 00:13:29,008 それを撃った人間についた 火薬のにおいも➡ 220 00:13:29,008 --> 00:13:33,513 嗅ぎ当てるのですから賢い犬です。 221 00:13:33,513 --> 00:13:36,516 お前は偉いなぁ。 222 00:13:36,516 --> 00:13:38,518 《鎌をかけるためとはいえ➡ 223 00:13:38,518 --> 00:13:43,089 ダシに使われたおっさんたちには 悪いことしたなぁ》 224 00:13:43,089 --> 00:13:45,525 (馬閃) 香泉さま! ん? 225 00:13:45,525 --> 00:13:49,028 馬閃。 先ほどの銃声は⁉ おケガは⁉ 226 00:13:49,028 --> 00:13:51,531 姿を消したかと思えば 突然➡ 227 00:13:51,531 --> 00:13:53,533 衣の切れ端を見せられて➡ 228 00:13:53,533 --> 00:13:55,501 「この男に合わせろ」などと➡ 229 00:13:55,501 --> 00:13:58,004 私は一体どうしたことかと…。 230 00:13:58,004 --> 00:14:01,541 すまない 状況は? うっ…。 231 00:14:01,541 --> 00:14:04,077 ハァ…。 232 00:14:04,077 --> 00:14:06,112 この者の関係者たちは➡ 233 00:14:06,112 --> 00:14:09,015 いつでも捕縛できるよう 見張っております。 234 00:14:09,015 --> 00:14:13,019 では あとは 罪状を明確にするだけだな。 235 00:14:13,019 --> 00:14:15,521 (馬閃) はっ。 236 00:14:15,521 --> 00:14:28,568 ♬~ 237 00:14:28,568 --> 00:14:32,605 《その後 覆面の主賓は山荘に戻り➡ 238 00:14:32,605 --> 00:14:36,008 狩りの宴は散会となった》 239 00:14:36,008 --> 00:14:41,514 (官たち) ハハハ…。 240 00:14:41,514 --> 00:14:44,517 ヘヘっ フハハハ…。 241 00:14:44,517 --> 00:14:47,019 (高順)《昼の失踪事件は➡ 242 00:14:47,019 --> 00:14:52,024 表向きは覆面のお方の気まぐれ ということで処理された》 243 00:14:52,024 --> 00:14:54,060 《その宴で➡ 244 00:14:54,060 --> 00:14:57,997 とある官の一派が消えたことは 周知の事実だ》 245 00:14:57,997 --> 00:14:59,999 《今後あの者たちが➡ 246 00:14:59,999 --> 00:15:04,003 表舞台に出ることはあるまい》 247 00:15:04,003 --> 00:15:08,007 《何かあったのか お疲れのご様子だった》 248 00:15:08,007 --> 00:15:12,011 《だが 壬氏さまの代理として ここにいる自分は➡ 249 00:15:12,011 --> 00:15:15,481 それを気にする立場にない》 250 00:15:19,085 --> 00:15:20,987 《まだまだだな》 251 00:15:20,987 --> 00:15:25,024 (高官) 宦官には つまらない趣向だったかな? 252 00:15:25,024 --> 00:15:27,994 いえ 楽しませていただいております。 253 00:15:27,994 --> 00:15:30,997 しかし 大変ですなぁ。 254 00:15:30,997 --> 00:15:35,034 女帝の怒りを買ったばかりに 宦官になど。 255 00:15:35,034 --> 00:15:37,036 終わった話ですから。 256 00:15:37,036 --> 00:15:41,073 それに いい月見酒ですよ。 257 00:15:41,073 --> 00:15:44,110 《宦官となり 馬の名を捨て➡ 258 00:15:44,110 --> 00:15:47,013 高順と名を改めた》 259 00:15:47,013 --> 00:15:49,015 《だが宴の折には➡ 260 00:15:49,015 --> 00:15:52,518 馬の家の者として扱われる》 261 00:15:52,518 --> 00:15:55,021 《そういうことになっている》 262 00:15:55,021 --> 00:15:58,524 あ~… それにしても 麗しの宦官殿が➡ 263 00:15:58,524 --> 00:16:01,027 今回の狩りに 参加されなかったのは➡ 264 00:16:01,027 --> 00:16:03,029 ちと残念だ。 265 00:16:03,029 --> 00:16:06,566 こたびは覆面のお方が 来ていらっしゃいますから。 266 00:16:06,566 --> 00:16:10,036 あれだけ美しいお顔が 参加されたら➡ 267 00:16:10,036 --> 00:16:14,006 それだけで 嫌味になってしまいますからなぁ。 268 00:16:14,006 --> 00:16:16,008 覆面のお方は➡ 269 00:16:16,008 --> 00:16:20,012 ご尊顔に ひどい火傷の痕があるとの噂。 270 00:16:20,012 --> 00:16:23,516 今宵も 部屋に引きこもっていると 聞きますし…。 271 00:16:23,516 --> 00:16:26,018 帝も心配でしょう。 272 00:16:26,018 --> 00:16:29,088 あれが東宮とは。 273 00:16:29,088 --> 00:16:30,623 ええ。 274 00:16:30,623 --> 00:16:32,525 《「あれ」か》 275 00:16:32,525 --> 00:16:35,995 《東宮への敬いは どこにもない》 276 00:16:35,995 --> 00:16:38,497 して どうなのです? 277 00:16:38,497 --> 00:16:41,033 先の皇子さまの薨御以来➡ 278 00:16:41,033 --> 00:16:44,003 誰か身ごもった妃などは。 279 00:16:44,003 --> 00:16:47,540 さぁ 私はあいにく。 280 00:16:47,540 --> 00:16:50,543 失礼 少し酔いました。 281 00:16:55,514 --> 00:16:58,518 《皆 見定めようとしている》 282 00:16:58,518 --> 00:17:01,020 《こたびの狩りの主賓➡ 283 00:17:01,020 --> 00:17:04,023 すなわち 帝の弟君が➡ 284 00:17:04,023 --> 00:17:08,494 皇位を継ぐに ふさわしい人物であるかどうか》 285 00:17:11,497 --> 00:17:13,566 《壬氏さまは➡ 286 00:17:13,566 --> 00:17:17,036 小猫に 真実を伝えられたのだろうか》 287 00:17:18,504 --> 00:17:21,507 《今後 起こりうる問題に 対処するためにも➡ 288 00:17:21,507 --> 00:17:24,010 知らせておく必要がある》 289 00:17:24,010 --> 00:17:27,013 《それだけ 利用価値のある娘だ》 290 00:17:27,013 --> 00:17:29,015 (酒を捨てる音) 291 00:17:29,015 --> 00:17:31,517 《非情な言い方だが➡ 292 00:17:31,517 --> 00:17:34,487 使える手は多い方がいい》 293 00:17:37,590 --> 00:17:41,527 《今回もまた 気持ちの悪い幕引きだ》 294 00:17:41,527 --> 00:17:44,030 《あの時みたいに》 295 00:17:44,030 --> 00:17:47,533 《飛発の出どころ 連中の目的➡ 296 00:17:47,533 --> 00:17:50,636 分かっていないことが多過ぎる》 297 00:17:50,636 --> 00:17:52,605 ((異国のものだ)) 298 00:17:52,605 --> 00:17:55,041 ((恐らく 西方の最新型だろう)) 299 00:17:55,041 --> 00:17:58,077 西方か…。 300 00:17:58,077 --> 00:18:01,514 《鏡合わせのように うり二つの特使たち》 301 00:18:01,514 --> 00:18:06,052 《監視の目をかいくぐって 部屋を抜け出したという話も➡ 302 00:18:06,052 --> 00:18:09,055 恐らく 特使たちのことだろう》 303 00:18:09,055 --> 00:18:13,559 《部屋を抜け出して 一体 何をしていたのか》 304 00:18:13,559 --> 00:18:17,063 《子をはらんだ例え話の 妹のように➡ 305 00:18:17,063 --> 00:18:19,599 姦計をもくろんでいたか➡ 306 00:18:19,599 --> 00:18:21,634 それとも…》 307 00:18:21,634 --> 00:18:23,536 ハァ…。 308 00:18:23,536 --> 00:18:28,040 《今日の連中が 何か吐いてくれたらいいけど》 309 00:18:28,040 --> 00:18:30,543 ⚟少しいいか⚞ えっ。 310 00:18:30,543 --> 00:18:34,547 《なぜ ここに! 宴に出てたんじゃないのか⁉》 311 00:18:41,120 --> 00:18:43,155 ⚟開けなくていい⚞ 312 00:18:43,155 --> 00:18:46,525 随分と驚かせてしまって悪かった。 313 00:18:46,525 --> 00:18:48,527 ん…。 314 00:18:50,029 --> 00:18:54,033 《どんな顔をしているのか 見なくても分かる》 315 00:18:54,033 --> 00:18:56,535 気にしておりません。 316 00:18:56,535 --> 00:19:00,039 こちらこそ 申し訳ありませんでした。 317 00:19:00,039 --> 00:19:03,609 《「そこそこ」なんて言って》 ⚟う…⚞ 318 00:19:03,609 --> 00:19:07,546 《壬氏さまは 何を考えているんだろう》 319 00:19:07,546 --> 00:19:12,518 《私は昔から 人の心の機微には疎い》 320 00:19:12,518 --> 00:19:15,021 《育ててくれた姐ちゃんたちは➡ 321 00:19:15,021 --> 00:19:17,523 仕事第一の妓女だ》 322 00:19:17,523 --> 00:19:22,061 《いくら泣こうが 仕事が終わるまで放置された》 323 00:19:22,061 --> 00:19:24,063 (妓女たちの声) ハハハ…。 324 00:19:24,063 --> 00:19:26,098 《そのうち悟ったのか➡ 325 00:19:26,098 --> 00:19:29,535 泣かない赤子になったらしい》 326 00:19:29,535 --> 00:19:35,041 《だからなのか 人の好意にも悪意にも鈍感だ》 327 00:19:35,041 --> 00:19:37,043 《こんな時に➡ 328 00:19:37,043 --> 00:19:40,046 何を言ったらいいかも 分からない》 329 00:19:40,046 --> 00:19:43,049 私は何も口にしません。 330 00:19:43,049 --> 00:19:44,517 あ…。 331 00:19:46,052 --> 00:19:48,087 私にとって➡ 332 00:19:48,087 --> 00:19:52,058 壬氏さまは壬氏さまです。 333 00:19:52,058 --> 00:19:54,026 フッ…。 334 00:19:54,026 --> 00:19:57,029 《これが正直な気持ちだ》 335 00:19:57,029 --> 00:19:59,532 《タマがあるかないかの 違いなんて➡ 336 00:19:59,532 --> 00:20:02,034 別に見るわけでもないし➡ 337 00:20:02,034 --> 00:20:04,537 私には関係ない》 338 00:20:04,537 --> 00:20:08,074 ⚟フッ… お前にとって俺は俺か⚞ 339 00:20:08,074 --> 00:20:09,542 ん? 340 00:20:12,645 --> 00:20:15,047 わっ。 警戒するな。 341 00:20:15,047 --> 00:20:17,550 これを渡したいだけだ。 342 00:20:17,550 --> 00:20:19,051 へっ? 343 00:20:26,025 --> 00:20:28,027 これを渡すとともに➡ 344 00:20:28,027 --> 00:20:31,564 ずっと伝えようと思っていた。 345 00:20:31,564 --> 00:20:34,600 お前には 迷惑をかけるかもしれないが。 346 00:20:34,600 --> 00:20:36,135 《これは…》 347 00:20:36,135 --> 00:20:38,537 今回の旅に来てもらったのも…。 348 00:20:38,537 --> 00:20:41,040 《ご… ご… ご…》 そのためだ! 349 00:20:41,040 --> 00:20:43,542 牛黄~‼ 350 00:20:43,542 --> 00:20:46,045 《非常に貴重とされる 牛の胆石!》 351 00:20:46,045 --> 00:20:48,547 《夢にまで見た秘薬が今➡ 352 00:20:48,547 --> 00:20:50,549 手の中に~!》 353 00:20:50,549 --> 00:20:54,553 ああ! 待たせてすまなかった ようやく手に入った。 354 00:20:54,553 --> 00:20:56,589 …って そうではなく! 355 00:20:56,589 --> 00:20:58,624 ありがとうございます! 356 00:20:58,624 --> 00:21:00,526 あ… ああ…。 357 00:21:00,526 --> 00:21:02,528 フフ~。 358 00:21:02,528 --> 00:21:04,530 あぁ… あ…。 359 00:21:04,530 --> 00:21:07,566 フフフ~。 うぅ…。 360 00:21:07,566 --> 00:21:09,535 では おやすみなさいませ。 361 00:21:11,537 --> 00:21:14,540 って おい! 勝手に閉めるな! (扉をたたく音) 362 00:21:14,540 --> 00:21:17,042 話はまだ終わってないぞ! (扉をたたく音) 363 00:21:17,042 --> 00:21:19,044 あぁ! あぁ‼ 364 00:21:19,044 --> 00:21:23,149 誰にも邪魔されたくな~い‼ 365 00:21:23,149 --> 00:21:25,050 ハハ~! 366 00:21:25,050 --> 00:21:27,520 フフ…。 367 00:21:27,520 --> 00:21:31,023 《壬氏さまが宦官かどうかなんて どうでもいい》 368 00:21:31,023 --> 00:21:34,026 《ただ 牛黄分の恩はある》 369 00:21:34,026 --> 00:21:37,563 《もし秘密がバレて 窮地に立たされたら➡ 370 00:21:37,563 --> 00:21:40,032 その時は…》 371 00:21:40,032 --> 00:21:43,102 《ちゃんと 本物の宦官にしてあげよう》 372 00:21:43,102 --> 00:21:45,137 (扉をたたく音) 373 00:21:45,137 --> 00:21:47,540 おい! 聞いているのか! (扉をたたく音) 374 00:21:47,540 --> 00:21:52,044 おい! 人の話は最後まで聞け! (扉をたたく音) 375 00:21:52,044 --> 00:21:55,514 <この国で 「華」の文字を冠する者は➡ 376 00:21:55,514 --> 00:21:58,017 今 現在2人のみ> 377 00:22:00,019 --> 00:22:02,521 <国の頂点に立つ帝> 378 00:22:02,521 --> 00:22:05,090 <そして…> 379 00:22:05,090 --> 00:22:07,126 《壬氏さま…➡ 380 00:22:07,126 --> 00:22:11,030 いえ 月の君》 381 00:22:11,030 --> 00:22:15,000 《いつまでも 仮初めの立場では いられませんよ》 382 00:22:16,502 --> 00:22:21,540 《あなたは この国の帝の弟君》 383 00:22:21,540 --> 00:22:24,009 《華瑞月なのだから》 384 00:22:25,511 --> 00:22:37,022 ♬~ 385 00:22:37,022 --> 00:22:40,993 ♬~ 386 00:22:40,993 --> 00:22:57,042 ♬~ 387 00:22:57,042 --> 00:23:16,996 ♬~ 388 00:23:16,996 --> 00:23:19,498 ♬~ 389 00:23:19,498 --> 00:23:39,518 ♬~ 390 00:23:39,518 --> 00:23:41,020 ♬~ 391 00:23:41,020 --> 00:23:46,525 ♬~ 392 00:23:46,525 --> 00:23:51,497 ♬~