1 00:00:01,068 --> 00:00:05,072 ♬~ 2 00:00:05,072 --> 00:00:25,192 ♬~ 3 00:00:25,192 --> 00:00:31,565 ♬~ 4 00:00:31,565 --> 00:00:42,075 ♬~ 5 00:00:42,075 --> 00:01:02,129 ♬~ 6 00:01:02,129 --> 00:01:22,182 ♬~ 7 00:01:22,182 --> 00:01:29,156 ♬~ 8 00:01:41,068 --> 00:01:51,044 ♬~ 9 00:01:51,044 --> 00:01:53,046 (検査官) 次! 10 00:01:57,084 --> 00:02:00,621 (検査官) 何だ お前 足が不自由なのか? 11 00:02:00,621 --> 00:02:09,563 ♬~ 12 00:02:09,563 --> 00:02:11,565 (侍女頭) 楼蘭さま。 13 00:02:15,068 --> 00:02:17,037 (楼蘭妃) そう。 14 00:02:23,043 --> 00:02:25,545 (小蘭) ハァ~。 15 00:02:25,545 --> 00:02:27,581 (猫猫) どうしたの? 小蘭。 16 00:02:27,581 --> 00:02:30,617 (小蘭) どっかに いい働き口ないかなぁ。 17 00:02:30,617 --> 00:02:33,053 働き口? そう。 18 00:02:33,053 --> 00:02:37,024 あと半年で 後宮の年季 明けるからさぁ。 19 00:02:37,024 --> 00:02:40,560 実家がお金持ちの女官なら 縁談が来たりするけど➡ 20 00:02:40,560 --> 00:02:43,063 うちは違うからさ~。 21 00:02:43,063 --> 00:02:46,066 猫猫 何か つてない? 22 00:02:46,066 --> 00:02:48,568 つてねぇ…。 23 00:02:48,568 --> 00:02:52,639 《出会った頃は 噂話ばかりしていた小蘭も➡ 24 00:02:52,639 --> 00:02:57,077 今は手習い所の一期生として 勉強に励んでいる》 25 00:02:57,077 --> 00:03:01,081 《後宮を出てからも いい仕事に就いてほしい》 26 00:03:01,081 --> 00:03:05,052 紹介できるとこといったら…。 あるの⁉ 27 00:03:05,052 --> 00:03:07,554 あるっちゃあるけど…。 28 00:03:07,554 --> 00:03:10,557 《花街の緑青館で 歓迎されるのは➡ 29 00:03:10,557 --> 00:03:14,094 若くて器量の良い 愛嬌のある娘》 30 00:03:14,094 --> 00:03:16,129 《小蘭は幼さが残るが➡ 31 00:03:16,129 --> 00:03:18,565 顔立ちは悪くない》 32 00:03:18,565 --> 00:03:21,535 《何より 素直な性格は しつけがしやすい》 33 00:03:21,535 --> 00:03:24,538 《やり手婆なら欲しがるだろう》 34 00:03:24,538 --> 00:03:29,042 《しかし妓女は 生半可に勧める仕事でもない》 35 00:03:29,042 --> 00:03:31,545 私のは 最後の最後➡ 36 00:03:31,545 --> 00:03:34,047 どうしてもって時のつてかな…。 37 00:03:34,047 --> 00:03:36,083 え~ 何それ~。 38 00:03:36,083 --> 00:03:39,152 他に頼れそうな人…。 39 00:03:39,152 --> 00:03:41,555 《ダメだ 壬氏さまに紹介したら➡ 40 00:03:41,555 --> 00:03:44,558 小蘭を 厄介事に巻き込むかもしれない》 41 00:03:44,558 --> 00:03:46,560 ⚟どうしたの?⚞ うおっ! 42 00:03:46,560 --> 00:03:49,563 あ~! 子翠! 43 00:03:49,563 --> 00:03:54,067 ねぇ いい働き口 知らな~い? (子翠) 何の話? 44 00:03:54,067 --> 00:03:57,571 (小蘭) もうすぐ年季が明けるから 仕事探してるんだ。 45 00:03:57,571 --> 00:04:00,107 何か つてとかない? 46 00:04:00,107 --> 00:04:03,076 (子翠) あるといえば あるかも。 ホント⁉ 47 00:04:03,076 --> 00:04:06,046 あるというか つくりに行くというか。 48 00:04:06,046 --> 00:04:08,048 (猫猫:小蘭) ん? 49 00:04:11,051 --> 00:04:13,553 湯殿? 50 00:04:13,553 --> 00:04:17,057 (小蘭) まだこの時間だと 人 少ないね。 51 00:04:17,057 --> 00:04:19,559 《湯をたっぷり使った湯殿は➡ 52 00:04:19,559 --> 00:04:22,629 後宮ならではの贅沢なものだ》 53 00:04:22,629 --> 00:04:25,565 《一度に千人も入れる 広さがあり➡ 54 00:04:25,565 --> 00:04:30,036 大浴場の湯船には 数百人が一度につかれる》 55 00:04:33,540 --> 00:04:36,042 《上級妃はそれぞれの宮の中に➡ 56 00:04:36,042 --> 00:04:39,045 専用の浴場を持っている》 57 00:04:39,045 --> 00:04:41,047 《この建物にあるのは➡ 58 00:04:41,047 --> 00:04:45,118 中級妃以下の妃が入る 小部屋の浴場と➡ 59 00:04:45,118 --> 00:04:48,054 下女たちが使う大浴場だ》 60 00:04:48,054 --> 00:04:52,526 《緑青館の浴場を 当たり前のように使ってたけど➡ 61 00:04:52,526 --> 00:04:55,529 庶民は水で体を拭くくらいだ》 62 00:04:55,529 --> 00:04:57,564 《下女が風呂を使えるのは➡ 63 00:04:57,564 --> 00:04:59,533 それだけでありがたいよな》 (子翠) ウフ… ハハハ…。 64 00:04:59,533 --> 00:05:02,068 (小蘭) あっ! あっ 子翠…。 65 00:05:02,068 --> 00:05:04,571 うわ~! 熱っ! 熱~! 66 00:05:04,571 --> 00:05:06,606 あっ あっ…! 67 00:05:06,606 --> 00:05:08,141 フゥ…。 68 00:05:08,141 --> 00:05:12,045 もう 早い時間のお風呂は 熱いに決まってるでしょ。 69 00:05:12,045 --> 00:05:13,547 だんだん冷めて➡ 70 00:05:13,547 --> 00:05:16,049 ちょうどいい温度に なっていくんだから。 71 00:05:16,049 --> 00:05:17,551 エヘヘ…。 72 00:05:17,551 --> 00:05:21,054 いつもは もっと遅い時間だから 知らなくて。 73 00:05:21,054 --> 00:05:22,556 ほう。 74 00:05:22,556 --> 00:05:24,558 何? 猫猫。 75 00:05:24,558 --> 00:05:26,059 いや…➡ 76 00:05:26,059 --> 00:05:30,630 子翠って着痩せする方なんだなと 思って。 77 00:05:30,630 --> 00:05:34,034 どこ見てんの~。 つい癖で。 78 00:05:34,034 --> 00:05:36,570 ねぇ子翠 ダメだよ➡ 79 00:05:36,570 --> 00:05:39,039 湯船に入る前に ちゃんと洗わないと。 80 00:05:39,039 --> 00:05:41,541 エヘヘ…。 81 00:05:41,541 --> 00:05:51,551 ♬~ 82 00:05:51,551 --> 00:05:54,120 猫猫 私もそれちょうだい。 83 00:05:54,120 --> 00:05:56,089 どうぞ。 84 00:05:59,059 --> 00:06:00,560 何? それ。 85 00:06:00,560 --> 00:06:02,562 医局にあった洗髪剤。 86 00:06:02,562 --> 00:06:05,565 小蘭も使ってみる? うん! 87 00:06:08,568 --> 00:06:11,538 (小蘭) お~…。 88 00:06:11,538 --> 00:06:13,573 うわ~! 89 00:06:13,573 --> 00:06:16,610 何か目に染みる~! 目 つぶってて。 90 00:06:16,610 --> 00:06:19,079 うぅ… うぐ… うあ~…。 91 00:06:20,146 --> 00:06:21,648 ひぃ! 92 00:06:22,549 --> 00:06:24,517 ブルブルブル…。 93 00:06:24,517 --> 00:06:27,087 《犬みたいだな》 94 00:06:27,087 --> 00:06:28,555 おっ。 95 00:06:32,559 --> 00:06:34,527 あぁ…。 96 00:06:39,065 --> 00:06:41,101 ハァ~。 97 00:06:41,101 --> 00:06:43,136 この辺 あんまり熱くないよ。 98 00:06:43,136 --> 00:06:45,538 私は 水拭きでいいかなぁ。 99 00:06:45,538 --> 00:06:48,541 そう? 気持ちいいのに。 100 00:06:48,541 --> 00:06:50,043 エヘヘ…。 101 00:06:50,043 --> 00:06:52,045 《小蘭は農村育ちで➡ 102 00:06:52,045 --> 00:06:55,048 熱い湯につかる習慣がないから➡ 103 00:06:55,048 --> 00:06:58,051 その方が 気持ちいいんだろうな…》 104 00:06:58,051 --> 00:07:00,553 それで子翠 つてっていうのは? 105 00:07:00,553 --> 00:07:03,556 あぁ そうだった! 106 00:07:08,061 --> 00:07:10,030 こっち こっち! うわぁ。 107 00:07:10,030 --> 00:07:12,032 ダ… ダメだってば! 108 00:07:12,032 --> 00:07:14,034 こっちは 妃専用だよ。 109 00:07:14,034 --> 00:07:16,036 入っていいの? 110 00:07:16,036 --> 00:07:19,072 大丈夫! 入っていいし➡ 111 00:07:19,072 --> 00:07:21,574 つては この先にあるんだから。 112 00:07:21,574 --> 00:07:23,543 (小蘭) はぁ…? 113 00:07:25,612 --> 00:07:28,581 はは~ん なるほどね。 114 00:07:33,053 --> 00:07:35,055 (子翠) 失礼しま~す。 115 00:07:35,055 --> 00:07:37,557 (中級妃) あら 新入り? (子翠) は~い! 116 00:07:37,557 --> 00:07:40,026 よろしくお願いします! 117 00:07:43,029 --> 00:07:45,065 (侍女) これ 香油ね。 118 00:07:45,065 --> 00:07:48,568 (中級妃) 少し 強めにお願い。 分かりました~。 119 00:07:48,568 --> 00:07:51,104 ほら 2人も。 (小蘭) えっ⁉ 120 00:07:51,104 --> 00:07:53,106 小蘭 これ。 わわわ…。 121 00:07:55,542 --> 00:07:58,044 (子翠) じゃあ 失礼しま~す。 122 00:07:58,044 --> 00:08:01,047 (中級妃) あぁ… もう少し右…。 123 00:08:01,047 --> 00:08:05,051 《この妃 帝のお手つきが ないんだろうな…》 124 00:08:05,051 --> 00:08:08,054 《お手つきがあれば 嫌がらせを警戒して➡ 125 00:08:08,054 --> 00:08:11,524 見ず知らずの下女に 体を触らせたりはしない》 126 00:08:19,132 --> 00:08:21,534 《花街で 姐ちゃんたちを見てきたから➡ 127 00:08:21,534 --> 00:08:24,537 細かいことが 気になるんだよな~》 128 00:08:27,540 --> 00:08:30,043 戻りました。 129 00:08:30,043 --> 00:08:32,545 それ何? 130 00:08:32,545 --> 00:08:34,547 糸です。 131 00:08:34,547 --> 00:08:36,549 何に使うの? 132 00:08:36,549 --> 00:08:41,621 こうやって 糸で毛を絡め取るんです。 133 00:08:41,621 --> 00:08:43,623 お試しになりますか? 134 00:08:45,558 --> 00:08:47,060 (侍女) ん…。 135 00:08:47,060 --> 00:08:49,062 痛みは大丈夫ですか? 136 00:08:49,062 --> 00:08:53,066 (侍女) 結構痛いけど なまくらな剃刀より ましね。 137 00:08:53,066 --> 00:08:57,570 仕上げに香油で肌を整えます。 138 00:08:57,570 --> 00:09:02,108 ふ~ん 取りあえず様子見ね 次は いつ入るの? 139 00:09:02,108 --> 00:09:04,144 いつにしましょうか? 140 00:09:04,144 --> 00:09:06,646 あさってあたりでしょうか? 141 00:09:09,048 --> 00:09:11,051 《なるほど こうやって➡ 142 00:09:11,051 --> 00:09:14,554 普段お近づきになれない妃たちと 知り合う…》 143 00:09:14,554 --> 00:09:18,525 《これが 子翠の言ってた「つて」か》 144 00:09:18,525 --> 00:09:20,560 (小蘭) フ~…。 145 00:09:20,560 --> 00:09:24,063 マッサージって結構疲れるねぇ。 146 00:09:24,063 --> 00:09:26,599 あの後 列ができてたもんね。 147 00:09:26,599 --> 00:09:29,135 この間までやってた女官が➡ 148 00:09:29,135 --> 00:09:31,538 年季明けて やめちゃったとこなんだ。 149 00:09:31,538 --> 00:09:35,074 へぇ~ 子翠 よく知ってるね。 150 00:09:35,074 --> 00:09:38,545 その女官は 中級妃の1人に気に入られて➡ 151 00:09:38,545 --> 00:09:42,082 そのつてで 今は 妃の実家で働いてるんだって。 152 00:09:42,082 --> 00:09:44,050 そっかぁ。 153 00:09:44,050 --> 00:09:46,052 そういうこともあるんだ。 154 00:09:46,052 --> 00:09:49,088 こういう 使わないくしとか➡ 155 00:09:49,088 --> 00:09:51,124 首飾りをくれることもあるよ。 156 00:09:51,124 --> 00:09:52,659 お~! 157 00:09:52,659 --> 00:09:56,563 壊れてても 素材が良ければ 高く売れるからね。 158 00:09:56,563 --> 00:09:59,566 《子翠は抜け目ないなぁ》 159 00:09:59,566 --> 00:10:03,036 《下女が湯殿を使えるのは 2日に一度》 160 00:10:03,036 --> 00:10:04,537 《そのたびに➡ 161 00:10:04,537 --> 00:10:07,540 他の妃をマッサージするために 長居するなんて➡ 162 00:10:07,540 --> 00:10:09,576 紅娘さまに何て言われるか…》 163 00:10:09,576 --> 00:10:14,614 よ~し つてを探すぞ~! お~! 164 00:10:14,614 --> 00:10:16,616 フフフ…。 165 00:10:18,051 --> 00:10:21,054 (玉葉妃) まぁ 湯殿でマッサージを? 166 00:10:21,054 --> 00:10:24,057 はい 知り合いの下女の付き合いで。 167 00:10:24,057 --> 00:10:26,059 (紅娘) む~…。 168 00:10:26,059 --> 00:10:28,528 ええ ダメですよね はい。 169 00:10:28,528 --> 00:10:30,563 分かってます…。 170 00:10:30,563 --> 00:10:34,567 あら いいじゃないの 紅娘。 玉葉さま! 171 00:10:34,567 --> 00:10:38,638 ああいう場では気が緩んで 思わぬ話が飛び出すものよ。 172 00:10:38,638 --> 00:10:41,074 宮中の噂話とか。 173 00:10:41,074 --> 00:10:46,045 猫猫 面白い話があったら ぜひ聞かせてね! 174 00:10:46,045 --> 00:10:48,081 …だそうです! 175 00:10:48,081 --> 00:10:50,583 《さすが玉葉さま》 176 00:10:50,583 --> 00:10:53,553 《子翠並みに抜け目がない…》 177 00:10:55,054 --> 00:11:00,126 《確かに ここでは いろんな話が聞けるんだよなぁ》 178 00:11:00,126 --> 00:11:04,564 《玉葉さまご懐妊の噂は とうに広まっている》 179 00:11:04,564 --> 00:11:08,067 《男か女か いつ生まれるのか というところまで➡ 180 00:11:08,067 --> 00:11:10,069 噂されている》 181 00:11:10,069 --> 00:11:14,073 《ちらほらと 梨花さまも… という話が聞こえてくる》 182 00:11:14,073 --> 00:11:17,577 《だけど それ以上に気になるのは➡ 183 00:11:17,577 --> 00:11:21,581 楼蘭妃も懐妊しているのでは という噂だ》 184 00:11:21,581 --> 00:11:24,651 もしかしたらって思うのよねぇ。 185 00:11:24,651 --> 00:11:28,054 いっつも 奇抜な服を着てるじゃない? 186 00:11:28,054 --> 00:11:31,591 でも最近 めっきり外出が減ってるし➡ 187 00:11:31,591 --> 00:11:37,063 ゆったりした服を着ていることが 多いらしいから。 188 00:11:37,063 --> 00:11:40,066 《楼蘭妃が来て半年以上たつ》 189 00:11:40,066 --> 00:11:43,570 《先代から仕える高官 子昌さまの娘として➡ 190 00:11:43,570 --> 00:11:46,606 鳴り物入りで 上級妃になったのだから➡ 191 00:11:46,606 --> 00:11:49,175 帝も通わないわけには いかない》 192 00:11:49,175 --> 00:11:53,546 《そうなると 上級妃4人のうち 3人がご懐妊か》 193 00:11:53,546 --> 00:11:57,584 《めでたいというか 物騒というか…》 194 00:11:57,584 --> 00:12:01,554 (下級妃)ねぇ 足 もっと強くして。 はい! 195 00:12:01,554 --> 00:12:04,557 あ~ すっごく気持ちいい。 196 00:12:04,557 --> 00:12:07,060 あなた 次は いつ来るの? 197 00:12:07,060 --> 00:12:09,095 はい! あさってです! 198 00:12:09,095 --> 00:12:12,565 フフ… ハァ~…。 199 00:12:15,668 --> 00:12:18,571 フゥ…。 《それと もうひとつ➡ 200 00:12:18,571 --> 00:12:21,574 ここの噂話でよく聞くのが…》 201 00:12:21,574 --> 00:12:23,076 (3人) フゥ…。 202 00:12:23,076 --> 00:12:25,578 (小蘭) あっ あそこにいるかなぁ? 203 00:12:27,046 --> 00:12:30,550 1人 カッコいい宦官が 入ったんだって。 204 00:12:30,550 --> 00:12:32,585 見てみたいなぁ~。 205 00:12:32,585 --> 00:12:35,088 《どっかで聞いたような話…》 206 00:12:35,088 --> 00:12:37,123 噂で聞いたんだよね。 207 00:12:37,123 --> 00:12:40,159 新しい宦官が 30人も増えたんだって。 208 00:12:40,159 --> 00:12:42,095 新しいって➡ 209 00:12:42,095 --> 00:12:45,098 もう宦官になる手術は やってないんじゃなかった? 210 00:12:45,098 --> 00:12:47,066 元奴隷だよ。 211 00:12:47,066 --> 00:12:50,069 奴隷? もう この国には いないんじゃないの? 212 00:12:50,069 --> 00:12:52,538 異民族の奴隷だと思う。 213 00:12:52,538 --> 00:12:57,110 他国の人間を去勢して 奴隷にする所もあるんだって。 214 00:12:57,110 --> 00:13:01,147 そこから逃げ出したか 助け出されたか…。 215 00:13:01,147 --> 00:13:03,082 30人もいるってことは➡ 216 00:13:03,082 --> 00:13:05,585 大規模な討伐でも あったんだろうね。 217 00:13:05,585 --> 00:13:08,054 ふ~ん…。 は~…。 218 00:13:08,054 --> 00:13:11,557 《子翠って 虫にしか興味なさそうに見えて➡ 219 00:13:11,557 --> 00:13:14,060 結構賢いんだな》 220 00:13:14,060 --> 00:13:18,097 お風呂のお湯くみって 新人の宦官の仕事だよね。 221 00:13:18,097 --> 00:13:20,133 噂の人いるかな? 222 00:13:20,133 --> 00:13:22,168 いいの? 宦官だよ? 223 00:13:22,168 --> 00:13:24,037 でもカッコいいんでしょ? 224 00:13:24,037 --> 00:13:27,040 まぁ 壬氏さまほどじゃないと 思うけどね。 225 00:13:27,040 --> 00:13:29,075 ぐ…。 ん? 226 00:13:29,075 --> 00:13:32,545 どうしたの? 猫猫。 別に。 227 00:13:32,545 --> 00:13:34,580 そういえば 猫猫って➡ 228 00:13:34,580 --> 00:13:37,550 壬氏さまとよく一緒に…。 妃の使いでね! 229 00:13:37,550 --> 00:13:39,552 あぁ…。 230 00:13:42,622 --> 00:13:46,059 うぅ…。 231 00:13:46,059 --> 00:13:48,061 (子翠) 猫猫? 《考えるな》 232 00:13:48,061 --> 00:13:50,563 《あれはカエル カエル…》 233 00:13:50,563 --> 00:13:52,065 あっ。 234 00:13:52,065 --> 00:13:56,069 《ん? あれは…》 235 00:13:56,069 --> 00:13:59,038 《何で里樹さまが…?》 236 00:14:07,080 --> 00:14:10,049 《何か にらまれている気がする…》 237 00:14:11,050 --> 00:14:15,521 休憩中ですし お召し上がりになられては…。 238 00:14:21,094 --> 00:14:24,130 (白羽) 質問があるんだけど。 239 00:14:24,130 --> 00:14:27,567 あなた どういう経緯で 翡翠宮に仕えているの? 240 00:14:27,567 --> 00:14:30,069 《どうと言われても…》 241 00:14:30,069 --> 00:14:32,038 人手不足の翡翠宮に➡ 242 00:14:32,038 --> 00:14:34,540 毒見として 遣わされただけですが…。 243 00:14:34,540 --> 00:14:38,044 (白羽) それは聞いたわ 私が知りたいのは➡ 244 00:14:38,044 --> 00:14:40,046 なぜ うたぐり深い玉葉が➡ 245 00:14:40,046 --> 00:14:42,582 あなたを信頼しているか ということよ。 246 00:14:42,582 --> 00:14:45,118 (黒羽) 姉さま。 あっ。 247 00:14:45,118 --> 00:14:48,521 《つい呼び捨てにするほど 仲が良かったのか》 248 00:14:48,521 --> 00:14:51,057 《だったら そばにいる怪しい女官が➡ 249 00:14:51,057 --> 00:14:53,059 気になるのも当然だ》 250 00:14:53,059 --> 00:14:55,528 私は ただの毒見役です。 251 00:14:55,528 --> 00:14:58,064 もし玉葉さまに毒が盛られたら➡ 252 00:14:58,064 --> 00:15:00,032 私が先に死にます。 253 00:15:00,032 --> 00:15:02,034 そういう役割の者と➡ 254 00:15:02,034 --> 00:15:05,605 割り切っていただければ よろしいかと。 255 00:15:05,605 --> 00:15:09,041 聞いてはいたけど 本当にさっくりした性格ね。 256 00:15:09,041 --> 00:15:11,544 はあ… ありがとうございます。 257 00:15:11,544 --> 00:15:15,548 それと 外にお友達が多いようだけど➡ 258 00:15:15,548 --> 00:15:18,050 ほどほどにしてもらいたいわ。 259 00:15:18,050 --> 00:15:22,555 慣れない後宮で 先輩の女官が よそにばかり行っていたら➡ 260 00:15:22,555 --> 00:15:24,557 寂しくなるじゃない? 261 00:15:24,557 --> 00:15:27,126 特に うちの末っ子の赤羽とあなたは➡ 262 00:15:27,126 --> 00:15:31,063 同い年なんだから。 (赤羽) ん…。 263 00:15:31,063 --> 00:15:35,568 《確かに… 最近は子翠や小蘭と つるんでばかりだ》 264 00:15:35,568 --> 00:15:40,573 《毒見役がふらふらしてたら 不審に思われるよな~》 265 00:15:40,573 --> 00:15:44,076 でしたら 今日 湯殿に一緒に行きませんか? 266 00:15:44,076 --> 00:15:45,578 へっ⁉ 267 00:15:45,578 --> 00:15:48,114 湯殿⁉ 268 00:15:48,114 --> 00:15:50,650 (黒羽) フフっ。 (白羽) いいかもね。 269 00:15:50,650 --> 00:15:54,587 赤羽も たまには私たち以外の子と 付き合った方がいいわよ。 270 00:15:54,587 --> 00:15:57,089 白羽姉さま! 湯殿に行くのは➡ 271 00:15:57,089 --> 00:16:00,092 玉葉さまの命もあって なんでしょ? 272 00:16:00,092 --> 00:16:02,562 そうですね。 黒羽姉さま! 273 00:16:02,562 --> 00:16:05,531 仕事と思って 行ってらっしゃい。 274 00:16:07,066 --> 00:16:10,603 え… え~~~! 275 00:16:10,603 --> 00:16:15,041 ほっほ~う この子が猫猫のお友達ですかぁ。 276 00:16:15,041 --> 00:16:18,077 それは それは! 277 00:16:18,077 --> 00:16:21,047 な… 何なの この人たち! 278 00:16:21,047 --> 00:16:23,583 害はありません 多分。 279 00:16:23,583 --> 00:16:26,052 今日はそんなに大変じゃないよ。 280 00:16:26,052 --> 00:16:28,554 他にも マッサージやる子が 増えたんだよ~。 281 00:16:28,554 --> 00:16:31,090 そうなんだ? うん! 282 00:16:31,090 --> 00:16:34,660 くしとかもらってるの見て 興味持ったみたい。 283 00:16:34,660 --> 00:16:39,065 《これまでやってた女官は うまく隠してたってことか》 284 00:16:39,065 --> 00:16:42,068 ん? 赤羽さま 着替えないのですか? 285 00:16:42,068 --> 00:16:44,537 (赤羽) き… 着替えるわよ! 286 00:16:44,537 --> 00:16:48,074 えっ な… 何? (小蘭:子翠) フッフッフ…。 287 00:16:48,074 --> 00:16:51,577 (赤羽) いやぁ~~~! 288 00:16:53,045 --> 00:16:56,082 あ… あの…➡ 289 00:16:56,082 --> 00:16:58,618 着けるのって これだけ…? 290 00:16:58,618 --> 00:17:01,520 うん! 中では これでも暑いよ~。 291 00:17:01,520 --> 00:17:04,524 うぅ…。 (子翠)恥ずかしがることないよ~。 292 00:17:04,524 --> 00:17:06,058 (赤羽) うわ~! 293 00:17:06,058 --> 00:17:07,560 (2人) お~。 294 00:17:07,560 --> 00:17:09,562 十分 立派じゃない。 295 00:17:09,562 --> 00:17:11,531 立派って何よ! 296 00:17:11,531 --> 00:17:14,033 つつましやかな方が いいじゃない! 297 00:17:14,033 --> 00:17:18,104 むむ~…。 《これは敵に回したぞ》 298 00:17:18,104 --> 00:17:22,141 そんなに恥ずかしがって これまで どうしてたの? 299 00:17:22,141 --> 00:17:25,544 (赤羽) 姉さまたちは この大風呂を使っているけど➡ 300 00:17:25,544 --> 00:17:30,049 私は玉葉さまにお願いして 宮の湯殿を借りてるの。 301 00:17:30,049 --> 00:17:34,553 西の国は砂漠地帯で あまり湯あみの習慣ないし…。 302 00:17:34,553 --> 00:17:38,524 まぁ 恥じらう余裕も なくなりますよ フっ。 303 00:17:43,563 --> 00:17:47,633 脱毛終わりました 香油をお願いします 赤羽さま。 304 00:17:47,633 --> 00:17:49,535 赤羽さま こちらも! 305 00:17:49,535 --> 00:17:52,538 は… はい! あっ…。 306 00:17:52,538 --> 00:17:55,541 塗りたくることくらい できますよね? 307 00:17:55,541 --> 00:17:58,044 塗りたくるの⁉ はい。 308 00:17:58,044 --> 00:18:01,047 鶏肉のように 塗りたくってください。 309 00:18:01,047 --> 00:18:04,583 (小声で) 気が緩んで 口が軽くなりますから。 310 00:18:04,583 --> 00:18:06,552 分かった…。 311 00:18:10,623 --> 00:18:13,125 じゃあ もみますね~。 312 00:18:18,564 --> 00:18:21,067 ハァ…。 313 00:18:21,067 --> 00:18:23,035 《あれは…》 314 00:18:25,538 --> 00:18:27,540 《里樹さま?》 315 00:18:27,540 --> 00:18:30,042 《この前も見かけたけど…》 316 00:18:30,042 --> 00:18:32,545 《上級妃が こっちの湯殿にわざわざ来たら➡ 317 00:18:32,545 --> 00:18:34,580 周りが萎縮するんじゃ…》 318 00:18:34,580 --> 00:18:36,616 (里樹妃) うわぁ! (河南) あっ! 319 00:18:36,616 --> 00:18:40,553 だ… 大丈夫ですか? 里樹さま。 ええ 河南…。 320 00:18:40,553 --> 00:18:42,054 (河南) うわぁ! 321 00:18:42,054 --> 00:18:44,023 《あ~ あ~ あ~…》 322 00:18:44,023 --> 00:18:47,560 《もっと使える侍女は いないのかと思ったけど➡ 323 00:18:47,560 --> 00:18:52,064 そもそも あそこの侍女は ろくなのがいないんだった》 324 00:18:52,064 --> 00:18:56,102 《まぁ あれなら萎縮されないか…》 325 00:18:56,102 --> 00:18:58,104 《里樹妃は よわい十五で➡ 326 00:18:58,104 --> 00:19:02,041 上級妃といっても 帝は閨に 通っていない》 327 00:19:02,041 --> 00:19:06,078 《まだまだ気弱なお姫さま というわけだ》 328 00:19:06,078 --> 00:19:09,582 どうぞ。 あっ ありがとうござ…。 329 00:19:09,582 --> 00:19:11,050 (河南:里樹妃) うわぁ! 330 00:19:11,050 --> 00:19:14,053 《また 人を 化け物を見るような目で…》 331 00:19:14,053 --> 00:19:16,555 《少しは慣れてほしいんだけど》 332 00:19:16,555 --> 00:19:18,124 ん? 333 00:19:18,124 --> 00:19:20,126 《剃刀負けしてる…》 334 00:19:20,126 --> 00:19:23,029 あの 里樹さま。 あ… はい。 335 00:19:23,029 --> 00:19:26,565 新しい脱毛法 試してみませんか? 336 00:19:26,565 --> 00:19:28,534 えっ? 337 00:19:28,534 --> 00:19:31,037 あぁ! あああ… あの…。 338 00:19:31,037 --> 00:19:33,539 (河南) 里樹さま~! 339 00:19:37,043 --> 00:19:40,112 さっ ここに横たわってください。 340 00:19:40,112 --> 00:19:44,550 り… 里樹妃! どうして上級妃がこんな所に⁉ 341 00:19:44,550 --> 00:19:47,553 ああ…。 安心してください。 342 00:19:49,055 --> 00:19:51,023 優しくしますから…。 343 00:19:52,525 --> 00:19:54,560 (2人) うぅ。 344 00:19:54,560 --> 00:20:06,639 ♬~ 345 00:20:06,639 --> 00:20:11,043 お疲れさま。 (子翠) ありがとうございます。 346 00:20:11,043 --> 00:20:13,045 ほ~…。 347 00:20:16,549 --> 00:20:19,018 お疲れさまでした。 348 00:20:19,018 --> 00:20:22,555 香油も塗りましたので 肌荒れも少ないと思います。 349 00:20:22,555 --> 00:20:24,557 そう…。 350 00:20:24,557 --> 00:20:28,094 里樹さまは あまり こういうのに 慣れていないのでしょうか? 351 00:20:28,094 --> 00:20:31,130 え… ええ そうですね…。 352 00:20:31,130 --> 00:20:33,532 金剛宮では その…➡ 353 00:20:33,532 --> 00:20:36,068 みんな あんまり細かいことは 気にしませんし。 354 00:20:36,068 --> 00:20:40,072 その前は出家されていましたから。 355 00:20:40,072 --> 00:20:43,075 《ああ そうか》 356 00:20:43,075 --> 00:20:45,077 《里樹妃は幼い頃➡ 357 00:20:45,077 --> 00:20:49,548 政治の道具として先帝に嫁がされ 後宮に入った》 358 00:20:49,548 --> 00:20:52,618 《先帝が亡くなって 出家した後に➡ 359 00:20:52,618 --> 00:20:57,056 また妃にされて 後宮に戻ってきた》 360 00:20:57,056 --> 00:21:01,560 《よくよく考えると かわいそうな身の上だな…》 361 00:21:01,560 --> 00:21:03,596 《元は毒見役の彼女が➡ 362 00:21:03,596 --> 00:21:07,066 侍女頭になって 良かったのかもしれない》 363 00:21:07,066 --> 00:21:09,568 せっかくなので… ついでにどうです? 364 00:21:09,568 --> 00:21:11,103 (河南) ひっ。 365 00:21:11,103 --> 00:21:13,639 けけけ… 結構です! 366 00:21:13,639 --> 00:21:15,674 あの…➡ 367 00:21:15,674 --> 00:21:17,576 ありがとう。 368 00:21:17,576 --> 00:21:21,080 よかったらお礼に 冷たいジュースでも…。 369 00:21:21,080 --> 00:21:23,582 やった~! 370 00:21:23,582 --> 00:21:26,085 あぁ…。 371 00:21:30,055 --> 00:21:32,057 ん~! 372 00:21:36,662 --> 00:21:38,564 ところで 里樹さまは➡ 373 00:21:38,564 --> 00:21:41,066 どうして 大浴場にいらしたんですか? 374 00:21:41,066 --> 00:21:44,069 金剛宮にも湯殿があるはずでは。 375 00:21:44,069 --> 00:21:46,071 (河南) それは…。 376 00:21:47,573 --> 00:21:49,575 ん…。 377 00:21:49,575 --> 00:21:51,043 ん? 378 00:21:52,578 --> 00:21:54,547 出るの…。 379 00:22:00,152 --> 00:22:04,023 (里樹妃) あの宮の湯殿には… その…。 380 00:22:05,558 --> 00:22:08,594 (雷鳴) 381 00:22:08,594 --> 00:22:11,096 幽霊が…。 ひえっ! 382 00:22:17,069 --> 00:22:19,038 幽霊? 383 00:22:26,178 --> 00:22:46,065 ♬~ 384 00:22:46,065 --> 00:23:06,085 ♬~ 385 00:23:06,085 --> 00:23:21,567 ♬~ 386 00:23:21,567 --> 00:23:25,638 ♬~ 387 00:23:25,638 --> 00:23:45,557 ♬~ 388 00:23:45,557 --> 00:23:53,065 ♬~