1 00:00:01,101 --> 00:00:21,154 ♬~ 2 00:00:21,154 --> 00:00:31,598 ♬~ 3 00:00:31,598 --> 00:00:42,109 ♬~ 4 00:00:42,109 --> 00:01:02,095 ♬~ 5 00:01:02,095 --> 00:01:22,182 ♬~ 6 00:01:22,182 --> 00:01:29,156 ♬~ 7 00:01:41,068 --> 00:01:43,103 (宦官) はっ… あぁ…。 8 00:01:43,103 --> 00:01:45,072 (小蘭) はぁ…。 9 00:01:45,072 --> 00:01:47,074 (下女1) あの子が宦官にぶつかって➡ 10 00:01:47,074 --> 00:01:51,078 妃の氷を落としたんだって かわいそうに…。 11 00:01:51,078 --> 00:01:55,082 (下女2) 「かわいそう」って そりゃ氷 運んでた宦官でしょ。 12 00:01:55,082 --> 00:01:59,119 むち打ちだけで済めばいいけど…。 13 00:01:59,119 --> 00:02:02,656 ご… ごめんなさ…。 14 00:02:02,656 --> 00:02:05,592 (猫猫) 失礼しました! 前方不注意でした! 15 00:02:05,592 --> 00:02:08,095 (宦官) 謝って済むと思ってるのか⁉ 16 00:02:08,095 --> 00:02:11,098 洗ってごまかすなんてまね できねえからな! 17 00:02:11,098 --> 00:02:13,600 もう代わりもないぞ! 18 00:02:13,600 --> 00:02:15,569 ひっ…。 19 00:02:15,569 --> 00:02:19,573 (宦官) クソっ どうすんだよ。 20 00:02:19,573 --> 00:02:21,642 《今の時期 氷は貴重だ》 21 00:02:21,642 --> 00:02:24,111 《人 1人買える価値がある》 22 00:02:29,583 --> 00:02:32,052 どのお妃さまに届ける氷ですか? 23 00:02:32,052 --> 00:02:34,087 楼蘭妃だよ! 24 00:02:34,087 --> 00:02:38,091 夕涼みにと 氷菓子を所望されたんだ! 25 00:02:38,091 --> 00:02:40,594 《よりによって つてのない妃か》 26 00:02:43,096 --> 00:02:45,599 《どうする? 弁償は無理だ》 27 00:02:45,599 --> 00:02:49,136 《上級妃の機嫌を損ねるのも 恐ろしい》 28 00:02:49,136 --> 00:02:52,205 《せめて 代わりになるものが 用意できれば》 29 00:02:52,205 --> 00:02:53,573 はっ。 30 00:02:53,573 --> 00:02:56,076 この氷 いただけますか? 31 00:02:56,076 --> 00:02:58,078 勝手にしろ。 32 00:02:58,078 --> 00:03:02,082 では これを使って 私が別のものを用意します。 33 00:03:02,082 --> 00:03:06,053 それを楼蘭妃の元へ 持っていって もらえないでしょうか? 34 00:03:06,053 --> 00:03:08,055 できるものなら やってみろ。 35 00:03:08,055 --> 00:03:10,624 あと半時もないがな! 36 00:03:10,624 --> 00:03:13,660 分かりました。 《ギリギリ間に合うか…?》 37 00:03:13,660 --> 00:03:16,563 《それ以前に 材料がそろうかどうか》 38 00:03:16,563 --> 00:03:19,566 《とにかく 利用できるものを使うしか…》 39 00:03:19,566 --> 00:03:21,068 《ん?》 40 00:03:23,570 --> 00:03:26,073 《な… なぜこんな所に》 41 00:03:26,073 --> 00:03:28,075 (小蘭) うぅ… うっ…。 42 00:03:28,075 --> 00:03:30,544 《そんなこと 考えてる場合じゃ ない》 43 00:03:30,544 --> 00:03:33,113 (小蘭) うぅ… あっ…。 44 00:03:33,113 --> 00:03:34,614 あぁ! 45 00:03:34,614 --> 00:03:37,117 あ… あっ… あぁ…! 46 00:03:39,052 --> 00:03:42,055 (小蘭:泣き声) 47 00:03:42,055 --> 00:03:44,591 どうしよう 猫猫…。 48 00:03:44,591 --> 00:03:49,596 (泣き声) (虞淵) あぁ かわいそうに。 49 00:03:49,596 --> 00:03:53,066 (小蘭:泣き声) 50 00:03:53,066 --> 00:03:55,102 《妃にかんざしをもらえたと➡ 51 00:03:55,102 --> 00:03:58,238 浮かれて 前を見ず歩いていたから…》 52 00:03:58,238 --> 00:04:03,176 ((あのお妃さま 私のこと 気に入ってくれたかなぁ)) 53 00:04:03,176 --> 00:04:06,246 ((「またマッサージお願い」 だって!)) 54 00:04:06,246 --> 00:04:08,148 ((ウフフ…)) ((よかったね)) 55 00:04:08,148 --> 00:04:10,584 ((エヘヘヘ~)) 《あれからも➡ 56 00:04:10,584 --> 00:04:14,154 小蘭は つて探しにいそしみ 下級妃から➡ 57 00:04:14,154 --> 00:04:17,190 指名が入るようになったと 喜んでいた》 58 00:04:17,190 --> 00:04:19,659 《親に売り飛ばされて来た というが➡ 59 00:04:19,659 --> 00:04:22,162 暗い顔ひとつ見せたことがない》 ((荷車が近づく音)) 60 00:04:22,162 --> 00:04:23,597 ((衝突音)) 61 00:04:23,597 --> 00:04:26,066 《よっぽど うれしかったんだろう》 62 00:04:26,066 --> 00:04:28,068 (泣き声) 63 00:04:28,068 --> 00:04:30,604 《頭ごなしに怒鳴られて➡ 64 00:04:30,604 --> 00:04:33,640 あの場では 怖くて動けなかったんだな》 65 00:04:33,640 --> 00:04:37,077 ん? (壬氏) フッフフ。 66 00:04:37,077 --> 00:04:41,581 (小蘭:泣き声) 67 00:04:44,084 --> 00:04:46,086 何か用か? 68 00:04:46,086 --> 00:04:49,089 調理場と材料を 貸していただけませんか。 69 00:04:49,089 --> 00:04:53,093 随分わがままだな 見返りは? 70 00:04:53,093 --> 00:04:55,629 《ぐっ… もったいぶるなよ》 71 00:04:55,629 --> 00:04:58,665 《こちらには時間がないんだ》 72 00:04:58,665 --> 00:05:02,569 私が壬氏さまに与えられるものは ございません。 73 00:05:02,569 --> 00:05:05,105 でも貸してください。 74 00:05:05,105 --> 00:05:07,574 《分不相応にもほどがあるが➡ 75 00:05:07,574 --> 00:05:09,576 そんなことは言ってられない》 76 00:05:09,576 --> 00:05:11,077 ハァ…。 77 00:05:11,077 --> 00:05:14,080 お前が やらかしたことでは ないだろう? 78 00:05:15,582 --> 00:05:18,084 そうですね。 79 00:05:18,084 --> 00:05:23,156 《元々 噂話を聞くのに ちょうどいい存在だっただけだ》 80 00:05:23,156 --> 00:05:26,593 《それだって おやつを土産にやっていたので➡ 81 00:05:26,593 --> 00:05:28,595 貸し借りは ない》 82 00:05:28,595 --> 00:05:31,097 (泣き声) 83 00:05:31,097 --> 00:05:34,100 《助ける義理もない》 84 00:05:34,100 --> 00:05:36,069 《だけど…》 85 00:05:36,069 --> 00:05:39,573 このままだと 寝覚めが悪いので。 86 00:05:39,573 --> 00:05:42,108 あ…。 87 00:05:42,108 --> 00:05:45,145 プっ! ウフフ…。 88 00:05:45,145 --> 00:05:48,682 ん? そうか 寝覚めが悪いか。 89 00:05:48,682 --> 00:05:52,085 はい その日の仕事に差し支えます。 90 00:05:52,085 --> 00:05:55,589 それは困るな ハハっ アハっ…。 91 00:05:55,589 --> 00:05:57,090 フゥ…。 92 00:05:57,090 --> 00:05:59,125 では 条件を付けよう。 93 00:05:59,125 --> 00:06:02,095 ん… んっ。 94 00:06:04,097 --> 00:06:08,101 人の話は 最後まで聞け。 95 00:06:08,101 --> 00:06:10,637 え…? 96 00:06:10,637 --> 00:06:13,173 そんなことで いいのですか? 97 00:06:13,173 --> 00:06:14,574 ん…。 98 00:06:14,574 --> 00:06:17,577 そんなことも できないのは誰だ? 99 00:06:17,577 --> 00:06:19,079 ん? 100 00:06:19,079 --> 00:06:22,082 そうか なら別の条件にしよう。 101 00:06:22,082 --> 00:06:24,084 何がいいかな? 102 00:06:24,084 --> 00:06:26,586 《ぐっ⁉ 嫌な予感がする!》 103 00:06:26,586 --> 00:06:29,589 《やっぱり 玉葉さまを頼るか?》 104 00:06:29,589 --> 00:06:34,127 《いや 楼蘭妃のことで 頼るわけには…》 105 00:06:34,127 --> 00:06:36,630 あっ…。 おっ。 106 00:06:42,068 --> 00:06:44,070 ありがとうございます。 107 00:06:44,070 --> 00:06:46,606 お前 かんざしは着けないのか? 108 00:06:46,606 --> 00:06:50,076 翡翠宮の侍女たちは もう少し しゃれてるぞ。 109 00:06:50,076 --> 00:06:53,113 そう言われましても装飾品なんて。 110 00:06:53,113 --> 00:06:55,582 園遊会でやったのがあるだろ。 111 00:06:55,582 --> 00:06:57,117 あっ。 112 00:06:57,117 --> 00:06:59,119 まさか売り払ってないだろうな? 113 00:06:59,119 --> 00:07:02,122 売っていません。 《今は まだ》 114 00:07:05,191 --> 00:07:07,594 じゃあ それを着けてこい。 115 00:07:07,594 --> 00:07:10,597 えっ? それだけですか? 116 00:07:10,597 --> 00:07:14,567 悪いか? うう うう…。 117 00:07:14,567 --> 00:07:19,572 着けてきたら その時 言おう。 118 00:07:19,572 --> 00:07:21,074 ん? 119 00:07:21,074 --> 00:07:23,576 調理場だな 用意させる。 120 00:07:32,052 --> 00:07:34,554 (足音) 121 00:07:34,554 --> 00:07:37,090 持ってきたぞ! 122 00:07:37,090 --> 00:07:41,561 そこに置いてください。 (宦官) 分かった。 123 00:07:41,561 --> 00:07:44,064 猫猫 これ…。 124 00:07:46,066 --> 00:07:50,136 砂糖と果物と… 牛の乳? 125 00:07:50,136 --> 00:07:52,672 新鮮なのがあってよかった。 126 00:07:52,672 --> 00:07:55,075 牛の乳は特に腐りやすいし。 127 00:07:55,075 --> 00:07:59,546 これで ホントに 氷菓子みたいなのができるの? 128 00:07:59,546 --> 00:08:01,081 多分ね。 129 00:08:01,081 --> 00:08:04,584 《作ってるとこを 一度 見ただけだけど…》 130 00:08:04,584 --> 00:08:07,087 頼むぞ 本当に…! 131 00:08:07,087 --> 00:08:09,055 できたらお呼びしますから。 132 00:08:17,063 --> 00:08:19,065 これ かき混ぜて。 133 00:08:19,065 --> 00:08:21,067 う うん。 134 00:08:24,571 --> 00:08:27,073 はっ! 何してるの⁉ 135 00:08:27,073 --> 00:08:29,075 氷を砕いてる。 136 00:08:29,075 --> 00:08:31,077 わわ… こんなに小っちゃく…。 137 00:08:31,077 --> 00:08:33,046 大丈夫。 138 00:08:34,614 --> 00:08:36,649 (氷を器に入れる音) 139 00:08:36,649 --> 00:08:38,585 あぁ…。 140 00:08:38,585 --> 00:08:41,588 これでよし。 塩? 141 00:08:41,588 --> 00:08:44,591 小蘭 そっちの器 中に突っ込んで。 142 00:08:44,591 --> 00:08:46,059 はいっ。 143 00:08:54,601 --> 00:08:56,102 あっ…。 144 00:08:56,102 --> 00:08:58,104 えっ? ウソ。 145 00:09:00,173 --> 00:09:02,075 固まってきてる! 146 00:09:02,075 --> 00:09:04,577 小蘭は果物切って 小っちゃくね。 147 00:09:04,577 --> 00:09:06,546 う… うん! 148 00:09:08,081 --> 00:09:11,551 《果物を入れて さらに混ぜて➡ 149 00:09:11,551 --> 00:09:14,053 器に盛り付ければ…》 150 00:09:14,053 --> 00:09:17,590 わぁ~! 151 00:09:17,590 --> 00:09:19,125 完成⁉ 152 00:09:19,125 --> 00:09:21,161 ねねっ これって…。 153 00:09:21,161 --> 00:09:23,063 見ての通り アイスだよ。 154 00:09:23,063 --> 00:09:25,064 うわぁ~…。 155 00:09:25,064 --> 00:09:27,067 《まぁ 及第点か》 156 00:09:27,067 --> 00:09:29,068 《もっと時間があれば➡ 157 00:09:29,068 --> 00:09:32,572 卵を入れたり 薬草で香りづけもできたけど》 158 00:09:32,572 --> 00:09:36,543 早く持っていってもらおう。 うん でも…➡ 159 00:09:36,543 --> 00:09:40,113 味見って必要じゃない? 160 00:09:40,113 --> 00:09:43,149 《いつもの調子が戻ってきたな》 161 00:09:43,149 --> 00:09:45,552 フフフ…。 フフ…。 162 00:09:45,552 --> 00:09:47,554 残ったやつなら。 163 00:09:47,554 --> 00:09:49,556 あ~む。 164 00:09:49,556 --> 00:09:52,559 ん~ おいしい~! 165 00:09:52,559 --> 00:09:56,062 何だ おい できたのか⁉ 166 00:09:56,062 --> 00:09:58,064 こちらを届けてください。 167 00:09:58,064 --> 00:09:59,566 あ ああ…。 168 00:09:59,566 --> 00:10:02,602 本当に大丈夫なんだろうなっ… んっ…。 169 00:10:02,602 --> 00:10:04,637 はわわ…。 170 00:10:04,637 --> 00:10:06,673 何か問題ありますか? 171 00:10:06,673 --> 00:10:08,575 はわわ… はっ。 172 00:10:08,575 --> 00:10:12,045 早く楼蘭妃の元へ。 あ… 分かった! 173 00:10:14,547 --> 00:10:16,583 よかった~。 174 00:10:16,583 --> 00:10:18,585 ありがとう 猫猫! 175 00:10:18,585 --> 00:10:22,055 どうだろ? 楼蘭妃が気に入ってくれるかな。 176 00:10:22,055 --> 00:10:25,592 はっ! いじわる~! フフっ。 177 00:10:25,592 --> 00:10:29,162 《壬氏さまから 好き嫌いの類いは聞いておいた》 178 00:10:29,162 --> 00:10:31,564 《口は つけてくれるだろ》 179 00:10:31,564 --> 00:10:35,568 もうっ それより 溶けちゃう前に食べようよ。 180 00:10:35,568 --> 00:10:37,570 (子翠) そうだよ 食べようよ! 181 00:10:37,570 --> 00:10:40,573 (小蘭) 子翠! 何でここに? 182 00:10:40,573 --> 00:10:42,542 何か騒がしかったから➡ 183 00:10:42,542 --> 00:10:45,044 仕事 放り出して 来てしまいました。 184 00:10:45,044 --> 00:10:47,547 (小蘭) ろくでもないね! 185 00:10:48,615 --> 00:10:50,149 あむっ。 186 00:10:50,149 --> 00:10:52,552 おいひいわ これ。 187 00:10:52,552 --> 00:10:56,055 …って 1人でおいしいとこだけ 持ってかないでよ~。 188 00:10:56,055 --> 00:10:58,057 あむっ ん~! 189 00:10:58,057 --> 00:11:00,593 あっ! あぁ…。 あぁ…。 190 00:11:00,593 --> 00:11:03,062 (子翠) ふっふ~ん。 あ~! 191 00:11:03,062 --> 00:11:06,065 (子翠) も~らい~! ハハハ…! (小蘭) だめ~! 192 00:11:06,065 --> 00:11:10,103 全部 食べないで~! (子翠) 独り占めだ~! 193 00:11:10,103 --> 00:11:12,138 《こりゃあ足りないなぁ》 194 00:11:12,138 --> 00:11:14,073 (子翠) あっ! (小蘭) ん~ とりゃあ~! 195 00:11:14,073 --> 00:11:16,576 (子翠) うぅ 捕まった~。 (小蘭) エヘヘヘ…。 196 00:11:16,576 --> 00:11:19,579 (子翠) な~んてね! 《もう1回くらいなら作れるかな》 197 00:11:19,579 --> 00:11:21,548 (小蘭) 待ってよ~! (子翠) はい! 198 00:11:21,548 --> 00:11:23,049 あ~ん! 199 00:11:23,049 --> 00:11:27,086 (2人) おいし~い! 200 00:11:27,086 --> 00:11:29,088 (小蘭) はい 次 子翠。 201 00:11:29,088 --> 00:11:31,124 あ~む! (子翠) あ~ん! 202 00:11:31,124 --> 00:11:34,594 フフっ。 (小蘭:子翠) アハハハ…。 203 00:11:40,567 --> 00:11:42,569 (玉葉妃) あら…? 204 00:11:42,569 --> 00:11:44,537 (玉葉妃) 動いたわ。 205 00:11:48,041 --> 00:11:50,577 (鈴麗) ヒヒっ ヒヒヒ…。 206 00:11:50,577 --> 00:11:53,046 みゃう みゃう…。 207 00:11:53,046 --> 00:11:54,547 鈴麗。 208 00:11:54,547 --> 00:11:56,583 (鈴麗) ん? 触ってみる? 209 00:11:56,583 --> 00:11:58,051 ん! 210 00:11:58,051 --> 00:12:01,521 あっ…。 211 00:12:01,521 --> 00:12:03,556 フフっ…。 212 00:12:03,556 --> 00:12:06,092 ん? 213 00:12:06,092 --> 00:12:09,028 わぁ! ウフフ…。 214 00:12:09,028 --> 00:12:11,064 (玉葉妃) ウフっ。 215 00:12:11,064 --> 00:12:14,534 《生まれるまで あともう少し》 216 00:12:14,534 --> 00:12:17,537 (鈴麗) ん…。 217 00:12:17,537 --> 00:12:19,038 フフ~。 218 00:12:19,038 --> 00:12:22,041 (玉葉妃) ウフっ。 219 00:12:22,041 --> 00:12:26,579 フフっ。 《今のところ順調かな》 220 00:12:26,579 --> 00:12:28,615 (玉葉妃) 不思議ね。 221 00:12:28,615 --> 00:12:32,552 鈴麗の時と違って 下ばかり蹴ってるの。 222 00:12:32,552 --> 00:12:34,053 下? 223 00:12:34,053 --> 00:12:37,557 赤子のうちから個性が出るのね。 224 00:12:37,557 --> 00:12:39,525 あ…。 225 00:12:44,063 --> 00:12:48,034 少し 触れてもよろしいでしょうか? 226 00:12:48,034 --> 00:12:50,603 ええ… いいけど。 227 00:12:50,603 --> 00:12:52,572 失礼します。 228 00:12:58,077 --> 00:13:00,046 ん…。 229 00:13:04,050 --> 00:13:07,086 鈴麗公主の出産はどうでしたか? 230 00:13:07,086 --> 00:13:11,057 (紅娘) 安産だったわよ 初産とは思えないくらい。 231 00:13:11,057 --> 00:13:15,128 この子の体が小さかったのも 幸いしたのかしら。 232 00:13:15,128 --> 00:13:17,163 助産はどなたが? 233 00:13:17,163 --> 00:13:20,566 私がやりました ここの医官は頼りないし➡ 234 00:13:20,566 --> 00:13:25,538 助産のために雇った女官は 体調を崩してしまって。 235 00:13:25,538 --> 00:13:28,574 勉強をしていたから 何とかなったけど。 236 00:13:28,574 --> 00:13:32,545 では 今回もその女官に? (紅娘) いいえ。 237 00:13:32,545 --> 00:13:36,582 また大事な時に 体調を崩されては たまらないわ。 238 00:13:36,582 --> 00:13:40,153 梨花妃の時も 別の方が入ったそうよ。 239 00:13:40,153 --> 00:13:44,023 元々 臨時で後宮入りした 助産師だったの。 240 00:13:44,023 --> 00:13:47,026 そうですか…。 241 00:13:47,026 --> 00:13:50,563 《今回も 後宮の外から 迎えるんだろうか》 242 00:13:50,563 --> 00:13:52,565 《前回 立ち会ったとはいえ➡ 243 00:13:52,565 --> 00:13:55,535 紅娘さまも本業ではないし…》 244 00:13:57,036 --> 00:13:59,539 何かあるなら言ってちょうだい。 245 00:14:03,076 --> 00:14:05,645 断言はできませんが➡ 246 00:14:05,645 --> 00:14:09,082 逆子かもしれません。 247 00:14:09,082 --> 00:14:11,050 逆子? 248 00:14:11,050 --> 00:14:15,555 はい 随分 下の方ばかり 蹴られているようなので。 249 00:14:15,555 --> 00:14:19,025 鈴麗公主の時 上ばかりを蹴っていたなら➡ 250 00:14:19,025 --> 00:14:21,060 頭が下にあったはず。 251 00:14:21,060 --> 00:14:24,097 一番大きな頭が先に出ることで➡ 252 00:14:24,097 --> 00:14:26,632 赤子が円滑に生まれます。 253 00:14:26,632 --> 00:14:30,036 逆に 細い足から出てしまうと➡ 254 00:14:30,036 --> 00:14:33,539 出産の危険性が 一気に増してしまうのです。 255 00:14:33,539 --> 00:14:35,041 あ…。 256 00:14:35,041 --> 00:14:37,543 ん…。 257 00:14:37,543 --> 00:14:40,546 本当に逆子なの? 258 00:14:40,546 --> 00:14:42,548 あくまで可能性です。 259 00:14:42,548 --> 00:14:47,587 もう少し詳しく触診すれば 分かるかもしれませんが。 260 00:14:47,587 --> 00:14:49,055 できるの? 261 00:14:51,157 --> 00:14:53,025 《断言はできない》 262 00:14:53,025 --> 00:14:57,029 《おやじから教わったのは 薬の知識だけだ》 263 00:14:57,029 --> 00:15:00,032 《あとは見よう見まねで…》 264 00:15:00,032 --> 00:15:02,034 やってちょうだい。 265 00:15:02,034 --> 00:15:03,536 ん…。 266 00:15:07,540 --> 00:15:10,510 ちなみに 方法は…。 267 00:15:12,078 --> 00:15:14,647 あら 本当? 268 00:15:14,647 --> 00:15:16,048 う? 269 00:15:16,048 --> 00:15:21,554 この子を産んだ時に比べたら 大したことないわ ウフっ。 270 00:15:21,554 --> 00:15:24,524 《「母は強し」か》 271 00:15:28,060 --> 00:15:30,029 分かりました。 272 00:15:31,531 --> 00:15:40,039 (手を洗う音) 273 00:15:43,042 --> 00:15:47,547 どう? 《何とも言いがたいが…》 274 00:15:47,547 --> 00:15:51,517 可能性は 高いかと思います。 275 00:15:51,517 --> 00:15:55,054 おなかの中で 向きを変えることもありますが➡ 276 00:15:55,054 --> 00:15:58,024 出産までの時間を考えると…。 277 00:15:59,559 --> 00:16:01,594 どうすればいいの? 278 00:16:01,594 --> 00:16:03,129 花街では➡ 279 00:16:03,129 --> 00:16:08,034 灸や体を動かしたりすると 良いと聞きます。 280 00:16:08,034 --> 00:16:10,036 灸なら私が。 281 00:16:10,036 --> 00:16:12,038 お願いするわ。 282 00:16:12,038 --> 00:16:16,042 他の方法もないか 後宮の外で当たってみます。 283 00:16:16,042 --> 00:16:18,044 ええ。 284 00:16:19,545 --> 00:16:23,049 もし 逆子のままだったら➡ 285 00:16:23,049 --> 00:16:26,085 どうなるのかしら。 286 00:16:26,085 --> 00:16:30,022 腹を切ることに なるかもしれません。 287 00:16:30,022 --> 00:16:31,557 そう…。 288 00:16:31,557 --> 00:16:33,559 玉葉さま…。 289 00:16:33,559 --> 00:16:37,530 《だが そうなれば 玉葉さまの命が危ない》 290 00:16:37,530 --> 00:16:41,534 《ちゃんとした助産師がいても 危険だというのに》 291 00:16:41,534 --> 00:16:45,037 《やぶがもっと まともな医者だったら…》 292 00:16:45,037 --> 00:16:48,040 《だからって 代わりなんか どこにいる》 293 00:16:50,610 --> 00:16:54,547 《後宮に入る以上 タマがあってはいけない》 294 00:16:54,547 --> 00:16:57,516 《腕が良くて 宦官でもある医官なんて…》 295 00:16:57,516 --> 00:16:59,552 あっ。 《いた》 296 00:16:59,552 --> 00:17:03,556 《1人 最適な人物が だけど…》 297 00:17:03,556 --> 00:17:06,525 ん? 猫猫? 298 00:17:08,027 --> 00:17:11,097 1人 心当たりがあります。 299 00:17:11,097 --> 00:17:13,099 そうなの? 300 00:17:13,099 --> 00:17:15,034 医術の腕は申し分ありません。 301 00:17:15,034 --> 00:17:18,537 切開で赤子を取り上げた経験も あります。 302 00:17:18,537 --> 00:17:22,041 まあ。 そんな方が…。 303 00:17:22,041 --> 00:17:24,043 あっ ま… まさか➡ 304 00:17:24,043 --> 00:17:28,047 じ… 壬氏さまの侍女の…。 違います 医者です。 305 00:17:28,047 --> 00:17:30,082 ほっ。 306 00:17:30,082 --> 00:17:33,619 《水蓮さま 一体何をしたんだ?》 307 00:17:33,619 --> 00:17:35,655 どんな方なの? 308 00:17:35,655 --> 00:17:40,059 その人は一度 後宮を追放された➡ 309 00:17:40,059 --> 00:17:42,028 罪人です。 310 00:17:42,028 --> 00:17:44,063 あっ。 311 00:17:44,063 --> 00:17:48,534 認められません! 玉葉さまと 御子の命に関わることです。 312 00:17:48,534 --> 00:17:50,536 信頼のおける者でなければ。 313 00:17:50,536 --> 00:17:54,006 信頼できます! この国 一番の医者です。 314 00:17:56,609 --> 00:18:00,680 珍しく 随分 大きな口をたたくのね。 315 00:18:00,680 --> 00:18:02,548 だけど罪人でしょう? 316 00:18:02,548 --> 00:18:05,551 くっ…。 とても任せられないわ。 317 00:18:05,551 --> 00:18:07,553 ですが…! (玉葉妃) 待って 2人とも。 318 00:18:07,553 --> 00:18:11,090 あ…。 紅娘 頭から抑えつけないで。 319 00:18:11,090 --> 00:18:14,560 猫猫も 落ち着いて説明してちょうだい。 320 00:18:14,560 --> 00:18:16,562 あ…。 ん…。 321 00:18:18,564 --> 00:18:21,100 どんな罪を犯した方なの? 322 00:18:21,100 --> 00:18:26,038 その者は宦官で後宮の医官でした。 323 00:18:26,038 --> 00:18:30,076 過去には 帝と今の東宮さま➡ 324 00:18:30,076 --> 00:18:34,080 そして 阿多妃の御子を 取り上げています。 325 00:18:34,080 --> 00:18:40,553 後宮を追放された理由については 阿多妃関連としか。 326 00:18:40,553 --> 00:18:44,123 《実際 おやじから 何か聞いたわけでも➡ 327 00:18:44,123 --> 00:18:46,659 確信があるわけでもない》 328 00:18:46,659 --> 00:18:51,097 《記録はあれど ただの臆測だ》 329 00:18:51,097 --> 00:18:55,067 その人は 猫猫とどういう関係なの? 330 00:18:55,067 --> 00:18:59,538 養父です 薬師としての師でもあります。 331 00:18:59,538 --> 00:19:01,440 ん…。 332 00:19:03,075 --> 00:19:05,111 フっ 分かったわ。 333 00:19:05,111 --> 00:19:08,681 その方を呼べないか 壬氏殿に提案してみましょう。 334 00:19:08,681 --> 00:19:10,549 え…。 (紅娘) 玉葉さま! 335 00:19:10,549 --> 00:19:15,054 紅娘 私は優秀な方に任せたいの。 336 00:19:15,054 --> 00:19:18,057 信頼できるなら なおいいわ。 337 00:19:18,057 --> 00:19:21,060 それに悪い人だとは思えないのよ。 338 00:19:21,060 --> 00:19:25,064 野良猫みたいな子が これだけ懐いてるんだもの。 339 00:19:25,064 --> 00:19:27,099 《野良猫?》 340 00:19:27,099 --> 00:19:29,635 でも罪人です! (玉葉妃) 紅娘。 341 00:19:29,635 --> 00:19:34,040 あの頃の後宮の話は あなたも聞いているでしょう。 342 00:19:34,040 --> 00:19:37,043 偉大なる女帝の治世に ほんろうされた方が➡ 343 00:19:37,043 --> 00:19:39,078 どんなにいたことか。 344 00:19:39,078 --> 00:19:41,080 当時の罪について➡ 345 00:19:41,080 --> 00:19:45,051 そのまま うのみにはできないわ。 346 00:19:45,051 --> 00:19:47,086 ハァ…。 347 00:19:47,086 --> 00:19:49,088 分かりました。 348 00:19:49,088 --> 00:19:51,123 そうとなれば➡ 349 00:19:51,123 --> 00:19:54,060 早速 あの子に文を書かないとね。 350 00:19:54,060 --> 00:19:56,095 《さすがの貫禄》 351 00:19:56,095 --> 00:20:00,499 《これが 母になる妃というものか》 352 00:20:02,568 --> 00:20:06,072 《玉葉さまに話をした2日後》 353 00:20:08,574 --> 00:20:11,143 (羅門) すまないね。 354 00:20:11,143 --> 00:20:14,613 (高順) お待ちしておりました 羅門殿。 355 00:20:19,585 --> 00:20:24,557 (扉が開く音) 356 00:20:27,059 --> 00:20:29,061 (羅門) やれやれ…。 357 00:20:29,061 --> 00:20:33,065 また 戻ってくることになるとはねぇ。 358 00:20:33,065 --> 00:20:37,570 《老婆のような姿をした男が 後宮にやって来た》 359 00:20:40,573 --> 00:20:43,075 羅門でございます。 360 00:20:43,075 --> 00:20:45,044 臨時の医官として➡ 361 00:20:45,044 --> 00:20:48,547 しばらく 後宮医局に 仕えることになりました。 362 00:20:48,547 --> 00:20:51,050 猫猫から聞いております。 363 00:20:51,050 --> 00:20:53,085 よろしく頼みますね。 364 00:20:53,085 --> 00:20:55,054 はい。 365 00:20:57,656 --> 00:20:59,558 《臨時雇いか》 366 00:20:59,558 --> 00:21:02,561 《まぁ 妥協点ってところかな》 367 00:21:02,561 --> 00:21:06,065 《やぶが解雇されたら どうしようかと思ったが➡ 368 00:21:06,065 --> 00:21:08,067 その心配もなくてよかった》 369 00:21:08,067 --> 00:21:11,070 (羅門) では 失礼します。 370 00:21:13,072 --> 00:21:15,541 どうぞ。 あぁ。 371 00:21:20,646 --> 00:21:25,050 (桜花) ねぇ ねぇ! あの人 猫猫のお父さんなんだよね? 372 00:21:25,050 --> 00:21:26,552 ええ まぁ…。 373 00:21:26,552 --> 00:21:29,522 《正確には大叔父だけど》 374 00:21:29,522 --> 00:21:33,025 何か 全然 想像と違ったんだけど…。 375 00:21:33,025 --> 00:21:37,062 ん? (愛藍) 優しそうよね 穏やかだし。 376 00:21:37,062 --> 00:21:39,064 (貴園) うん 普通の人みたい。 377 00:21:39,064 --> 00:21:43,135 この人が猫猫を育てたの? みたいな? 378 00:21:43,135 --> 00:21:45,137 (赤羽) すごく分かる。 379 00:21:47,039 --> 00:21:49,542 ウフフっ。 あなたたち…。 380 00:21:49,542 --> 00:21:51,544 (桜花) あっ! いや…。 381 00:21:51,544 --> 00:21:53,512 何を想像してたんですか? 382 00:21:53,512 --> 00:21:57,550 まぁ… 何て言えば… ねぇ。 383 00:21:57,550 --> 00:22:01,020 常識人っぽくない? (愛藍:貴園:赤羽) だよね~。 384 00:22:01,020 --> 00:22:03,589 アハハハ…。 385 00:22:03,589 --> 00:22:05,558 《解せぬ》 386 00:22:09,161 --> 00:22:23,142 ♬~ 387 00:22:25,544 --> 00:22:45,531 ♬~ 388 00:22:45,531 --> 00:23:05,618 ♬~ 389 00:23:05,618 --> 00:23:21,567 ♬~ 390 00:23:21,567 --> 00:23:25,571 ♬~ 391 00:23:25,571 --> 00:23:45,557 ♬~ 392 00:23:45,557 --> 00:23:53,032 ♬~