1 00:00:01,068 --> 00:00:21,088 ♬~ 2 00:00:21,088 --> 00:00:31,565 ♬~ 3 00:00:31,565 --> 00:00:42,075 ♬~ 4 00:00:42,075 --> 00:01:02,095 ♬~ 5 00:01:02,095 --> 00:01:22,115 ♬~ 6 00:01:22,115 --> 00:01:29,089 ♬~ 7 00:01:42,035 --> 00:01:44,037 (壬氏) 玉葉妃➡ 8 00:01:44,037 --> 00:01:47,040 猫猫が帰ってきていないとは どういうことでしょうか? 9 00:01:47,040 --> 00:01:49,009 (玉葉妃) その様子だと➡ 10 00:01:49,009 --> 00:01:52,012 あなたが勝手に 連れ出したわけではないようね。 11 00:01:52,012 --> 00:01:54,014 そんなことはしません。 12 00:01:54,014 --> 00:01:58,585 (玉葉妃) また何か厄介事に 首を突っ込んだのかしら。 13 00:01:58,585 --> 00:02:02,522 紅娘殿 いつから猫猫の姿が 見えないのです? 14 00:02:02,522 --> 00:02:05,525 (紅娘) 昨日の昼まではおりました。 15 00:02:05,525 --> 00:02:11,031 医局で玉葉さまが使う灸の もぐさを準備していたそうです。 16 00:02:11,031 --> 00:02:16,036 その時 後宮に張り出す 注意書きを作る話をしたそうで➡ 17 00:02:16,036 --> 00:02:20,540 その後 手習い所に 行ったところまでは…。 18 00:02:20,540 --> 00:02:24,611 猫猫が行きそうな所は 捜して回ったのですが➡ 19 00:02:24,611 --> 00:02:27,514 見つけられず…。 20 00:02:27,514 --> 00:02:30,517 《多少 暴走するところはあるが➡ 21 00:02:30,517 --> 00:02:34,054 玉葉妃の侍女という立場で 勝手に持ち場を離れれば➡ 22 00:02:34,054 --> 00:02:36,523 処罰されることは 分かっているはずだ》 23 00:02:36,523 --> 00:02:39,059 《帰るに帰れない状況か➡ 24 00:02:39,059 --> 00:02:42,562 あるいは 何かに巻き込まれたか…》 25 00:02:42,562 --> 00:02:45,098 誰かの恨みを買ったのかしら? 26 00:02:45,098 --> 00:02:49,069 恨みなら あちこちで買っていそうですね。 27 00:02:52,539 --> 00:02:54,541 (一同) ん…。 28 00:02:54,541 --> 00:02:56,543 いくら猫猫でも➡ 29 00:02:56,543 --> 00:03:00,047 大勢に殴られたりしたら ひとたまりもないわよね。 30 00:03:00,047 --> 00:03:02,049 (高順) ええ ですが…➡ 31 00:03:02,049 --> 00:03:07,054 道連れをつくらずに 小猫が 簡単に倒されるとは思えません。 32 00:03:07,054 --> 00:03:09,589 (2人) ん…。 33 00:03:09,589 --> 00:03:11,625 《理由もなく いなくなったままだと➡ 34 00:03:11,625 --> 00:03:14,161 処罰せざるを得なくなる》 35 00:03:14,161 --> 00:03:19,066 《だが その前に 捜し出すことが先決だろう》 36 00:03:19,066 --> 00:03:22,035 失礼する。 (虞淵) あっ 壬氏さま。 37 00:03:22,035 --> 00:03:24,571 今 お茶を…。 いや いい。 38 00:03:24,571 --> 00:03:26,540 それよりも聞きたいことがある。 39 00:03:26,540 --> 00:03:29,042 (羅門) 猫猫のことですね。 40 00:03:29,042 --> 00:03:33,580 ああ いなくなる前のことを 詳しく聞かせてくれ。 41 00:03:33,580 --> 00:03:35,582 はい。 42 00:03:37,651 --> 00:03:39,553 以上です。 43 00:03:39,553 --> 00:03:45,025 《医局で もぐさを作り その後 手習い所へ行った…》 44 00:03:45,025 --> 00:03:48,495 《翡翠宮で聞いた以上のことは 分からないか…》 45 00:03:50,530 --> 00:03:52,499 フゥ…。 46 00:03:52,499 --> 00:03:56,169 そういえば 今日は毛毛はいないのか? 47 00:03:56,169 --> 00:03:57,637 《毛毛:鳴き声》 48 00:03:57,637 --> 00:04:01,041 (虞淵) 毛毛といえば 嬢ちゃんがここを出ていく時➡ 49 00:04:01,041 --> 00:04:03,610 やたら張り付いていたなぁ。 50 00:04:03,610 --> 00:04:06,546 《鳴き声》 51 00:04:06,546 --> 00:04:09,549 ん? どんな様子でしたか? 52 00:04:09,549 --> 00:04:14,554 ああ ちょうど羅門さんが 厠に行ってる間だったかな。 53 00:04:14,554 --> 00:04:17,090 じゃれつくにしては しつこかったよ。 54 00:04:17,090 --> 00:04:20,160 確か 疲労回復にいいものをって➡ 55 00:04:20,160 --> 00:04:23,630 薬を取り出した後かな。 56 00:04:23,630 --> 00:04:26,066 《鳴き声》 57 00:04:26,066 --> 00:04:28,068 ふむ…。 58 00:04:30,036 --> 00:04:32,939 (足音) 59 00:04:35,075 --> 00:04:38,612 どうしたんだい? 羅門さん。 60 00:04:38,612 --> 00:04:42,549 持っていったのは これですか? 61 00:04:42,549 --> 00:04:46,052 (虞淵) ん~ そこまでは覚えていないけど➡ 62 00:04:46,052 --> 00:04:49,556 前は もっと入っていた気がするねぇ。 63 00:04:49,556 --> 00:04:52,559 ふむ… 申し訳ありませんが➡ 64 00:04:52,559 --> 00:04:55,529 捜しに出てもいいでしょうか? 65 00:04:55,529 --> 00:04:57,564 居場所が分かるのか? 66 00:04:57,564 --> 00:05:00,600 いえ 猫の方の毛毛です。 67 00:05:00,600 --> 00:05:04,171 ついでに 娘も捜せるかもしれません。 68 00:05:04,171 --> 00:05:05,639 ん…。 69 00:05:10,544 --> 00:05:13,580 猫捜しが 何の役に立つのでしょう? 70 00:05:13,580 --> 00:05:16,049 さぁな…。 71 00:05:20,587 --> 00:05:24,558 (においを嗅ぐ音) まだ新しくて香りが強い。 72 00:05:24,558 --> 00:05:26,526 いい薬です。 73 00:05:28,094 --> 00:05:31,665 毛毛~ どこにゃ~? 74 00:05:31,665 --> 00:05:34,034 にゃ~? 75 00:05:34,034 --> 00:05:37,537 《聞かなかったことにしよう》 76 00:05:37,537 --> 00:05:42,042 (羅門) 猫の行動範囲は そう広くないのですけどね。 77 00:05:42,042 --> 00:05:44,544 (宦官) 壬氏さま! 見つかりました! 78 00:05:44,544 --> 00:05:47,047 どこだ? 北側の雑木林です! 79 00:05:47,047 --> 00:05:49,549 (鳴き声) 80 00:05:49,549 --> 00:05:51,618 寝ているというか➡ 81 00:05:51,618 --> 00:05:53,587 酔っぱらっている? 82 00:05:55,655 --> 00:05:57,557 この木の実は…。 83 00:05:57,557 --> 00:06:01,061 私が持ってきたものと同じです。 84 00:06:01,061 --> 00:06:03,530 こちらにも それと…。 85 00:06:03,530 --> 00:06:05,498 紙? 86 00:06:08,535 --> 00:06:10,503 何も書かれていない。 87 00:06:10,503 --> 00:06:14,074 恐らく猫猫が残したのでしょう。 88 00:06:14,074 --> 00:06:17,110 しかし 白紙では何を伝えたいのか…。 89 00:06:17,110 --> 00:06:21,514 医局に戻れば 分かるかもしれません。 90 00:06:21,514 --> 00:06:25,051 《確信が得られるまでは 語らない》 91 00:06:25,051 --> 00:06:28,021 《猫猫は 養父に似たというわけか》 92 00:06:29,022 --> 00:06:32,025 何も書かれていないように 見えますが➡ 93 00:06:32,025 --> 00:06:36,529 昔 あの子が気に入っていた遊びが ありまして…。 94 00:06:39,065 --> 00:06:40,567 文字が⁉ 95 00:06:40,567 --> 00:06:43,637 果汁や茶などを 紙に付けて書くと➡ 96 00:06:43,637 --> 00:06:48,041 こうしてあぶった時 そこだけが より燃えやすくなるのです。 97 00:06:48,041 --> 00:06:52,012 (においを嗅ぐ音) 今回は酒を使ったようですね。 98 00:06:52,012 --> 00:06:54,014 (虞淵) ああ! そういえば➡ 99 00:06:54,014 --> 00:06:57,017 アルコールを 何本か持っていってたねぇ。 100 00:06:57,017 --> 00:06:59,519 《最初に言ってほしい…》 101 00:06:59,519 --> 00:07:04,057 なぜ 猫の毛毛は あそこで寝ていたのでしょう? 102 00:07:04,057 --> 00:07:06,593 これはマタタビといいます。 103 00:07:06,593 --> 00:07:11,531 これを茶にすると 冷え性や 疲労回復に効果があります。 104 00:07:11,531 --> 00:07:15,035 猫は これが好きで 酔っぱらったようになるんです。 105 00:07:15,035 --> 00:07:20,040 猫が目印になるとふんで 利用したのでしょうね。 106 00:07:20,040 --> 00:07:22,542 見つかる可能性は低いが…。 107 00:07:22,542 --> 00:07:27,080 羅門殿なら気付いてくれると 信じてやったのだろう。 108 00:07:27,080 --> 00:07:30,617 1つは「祠」か…? 109 00:07:30,617 --> 00:07:33,153 もう1つは読めないな。 110 00:07:33,153 --> 00:07:36,056 あの辺りに祠はありますか? 111 00:07:36,056 --> 00:07:39,526 後宮の北側には 遷都前の古い建物がある。 112 00:07:39,526 --> 00:07:41,561 捜させよう。 113 00:07:41,561 --> 00:07:43,563 あと ひと文字は…。 114 00:07:43,563 --> 00:07:48,568 何でしょう? 時間がなくて 書き殴ったような…。 115 00:07:48,568 --> 00:07:52,038 のっぴきならない状況 だったのだろうか? 116 00:07:53,073 --> 00:07:54,607 ふっ。 117 00:07:54,607 --> 00:07:57,143 さぁ どうでしょう。 118 00:07:57,143 --> 00:08:00,547 心配ではないのか? (羅門) 心配ですよ。 119 00:08:00,547 --> 00:08:04,551 ですが 私は 私にできることをするだけです。 120 00:08:04,551 --> 00:08:09,022 気をもんで 他の仕事に 差し支えがあってはいけません。 121 00:08:09,022 --> 00:08:11,024 それに 以前は1年近く➡ 122 00:08:11,024 --> 00:08:14,027 音信不通だったことも ありますから。 123 00:08:14,027 --> 00:08:16,062 う…。 124 00:08:16,062 --> 00:08:20,667 《猫猫もさらわれたばかりの頃は 実家に連絡もできず➡ 125 00:08:20,667 --> 00:08:23,636 下女として黙々と働いていた》 126 00:08:25,538 --> 00:08:29,542 《やはり似ているな この2人…》 127 00:08:29,542 --> 00:08:33,046 《私も 私のできることを…!》 128 00:08:33,046 --> 00:08:35,048 失礼する。 129 00:08:45,125 --> 00:08:47,594 壬氏さま。 あっ…。 130 00:08:53,533 --> 00:08:56,536 フフ…。 (女官たち) あっ…。 131 00:08:56,536 --> 00:08:59,038 《貴人として振る舞わねば》 132 00:08:59,038 --> 00:09:01,541 《私にできること…》 133 00:09:01,541 --> 00:09:04,043 《今は宦官 壬氏として➡ 134 00:09:04,043 --> 00:09:07,047 猫猫の行方を追うことだ》 135 00:09:07,047 --> 00:09:10,083 (鈴麗) みゃうみゃう… フフ。 (紅娘) 汚い字です。 136 00:09:10,083 --> 00:09:13,119 汚いというより 慌てているというか➡ 137 00:09:13,119 --> 00:09:16,056 まともに書ける状況では なかった感じね。 138 00:09:16,056 --> 00:09:19,025 (紅娘) 「翼」という字に 見えないことも…。 139 00:09:19,025 --> 00:09:22,062 でも 下の部分は さっぱりしているわよ。 140 00:09:22,062 --> 00:09:26,066 猫猫の字は 少し癖がありますから…。 141 00:09:26,066 --> 00:09:28,034 みんなも見てちょうだい。 142 00:09:28,034 --> 00:09:30,603 (愛藍) これは「翌」じゃない? 143 00:09:30,603 --> 00:09:33,640 (桜花) う~ん 似てるけど 何か違わない? 144 00:09:33,640 --> 00:09:36,543 (貴園) そうだね もうちょっと画数がある。 145 00:09:36,543 --> 00:09:39,546 (黒羽) 私も同じ意見です。 146 00:09:39,546 --> 00:09:42,549 赤羽はどう思う? 147 00:09:42,549 --> 00:09:46,019 (赤羽) これは… 「翠」じゃないですか? 148 00:09:46,019 --> 00:09:49,055 ほら ここ ゆがんで見えるけど 真っすぐで…。 149 00:09:49,055 --> 00:09:53,092 確かに 「翠」って ここが翡翠宮だから? 150 00:09:53,092 --> 00:09:55,662 (白羽) どういうつもりで 書いたのかしら。 151 00:09:55,662 --> 00:09:57,630 しすい…? 152 00:09:59,065 --> 00:10:02,035 (赤羽) あっ。 それは何だ? 153 00:10:02,035 --> 00:10:04,070 え… えっと! 154 00:10:04,070 --> 00:10:07,040 よく猫猫と一緒にいる 下女の名前です。 155 00:10:07,040 --> 00:10:09,042 子翠っていって…。 156 00:10:09,042 --> 00:10:11,044 《名前か…》 157 00:10:11,044 --> 00:10:15,081 《名前なら もう1人 「翠」の字が付く人物がいた》 158 00:10:15,081 --> 00:10:18,117 (赤羽) 他に 小蘭っていう名前の 下女もいて➡ 159 00:10:18,117 --> 00:10:20,019 よくつるんでいて…。 160 00:10:20,019 --> 00:10:23,022 その下女なら 私も何度か会っている。 161 00:10:23,022 --> 00:10:25,024 だが もう1人は聞いたことが…。 162 00:10:25,024 --> 00:10:26,526 あっ。 163 00:10:28,027 --> 00:10:30,897 子翠という下女を捜せ! (宦官たち) はっ。 164 00:10:33,533 --> 00:10:35,535 壬氏さま。 165 00:10:37,036 --> 00:10:39,506 ん…。 166 00:10:53,987 --> 00:10:56,489 (猫猫)《流されてるなぁ》 167 00:10:56,489 --> 00:10:59,025 (子翠) どこに行くんだろうね。 168 00:10:59,025 --> 00:11:00,426 さぁね。 169 00:11:05,565 --> 00:11:09,502 (翠苓) 《この娘を助けたければ従え》 170 00:11:09,502 --> 00:11:13,006 《あの場では 翠苓に従うしかなかった》 171 00:11:13,006 --> 00:11:17,510 《もしも断れば 私も子翠も危なかった…》 172 00:11:17,510 --> 00:11:21,080 蘇りの薬に 釣られたわけじゃ ない。 173 00:11:21,080 --> 00:11:23,516 えっ 何? 《それにしても➡ 174 00:11:23,516 --> 00:11:26,486 後宮に あんな抜け道があったなんて…》 175 00:11:29,055 --> 00:11:31,524 助けを呼ぼうなんて思うな。 176 00:11:33,026 --> 00:11:35,028 《ここは…➡ 177 00:11:35,028 --> 00:11:38,031 子翠と 初めて会った場所の近くだ》 178 00:11:38,031 --> 00:11:40,567 (翠苓) 深緑 見張っておいてくれ。 179 00:11:40,567 --> 00:11:42,535 (深緑) はい。 180 00:11:49,509 --> 00:11:51,511 (文字を書く音) 181 00:11:52,545 --> 00:11:56,516 (翠苓) よし 行くぞ。 ん…! 182 00:11:56,516 --> 00:12:00,420 《おやじ 気が付いてくれればいいけど…》 183 00:12:08,027 --> 00:12:11,130 (翠苓) 外に馬車を用意してある。 184 00:12:11,130 --> 00:12:15,034 これから先は売られた村娘という 体でいてもらう。 185 00:12:15,034 --> 00:12:18,504 そこで着替えて 港まで向かうぞ。 186 00:12:22,508 --> 00:12:26,546 《着替えた時に アルコールは 見つかってしまった》 187 00:12:26,546 --> 00:12:29,015 《辛うじて 身に着けられたのは➡ 188 00:12:29,015 --> 00:12:32,518 壬氏さまから もらった かんざしだけ…》 189 00:12:34,621 --> 00:12:39,025 《子翠と2人で逃げる算段を 立てるべきか…》 190 00:12:39,025 --> 00:12:41,527 《いや…》 191 00:12:41,527 --> 00:12:44,030 ハァ…。 ん? 192 00:12:44,030 --> 00:12:46,532 寝る? 193 00:12:46,532 --> 00:12:49,502 うん。 私も…。 194 00:12:52,538 --> 00:12:56,509 《いつもは子供みたいに にぎやかなのに…》 195 00:12:59,579 --> 00:13:01,447 あ…。 196 00:13:03,016 --> 00:13:07,053 おやすみ 猫猫。 197 00:13:07,053 --> 00:13:10,023 おやすみ 子翠。 198 00:13:21,567 --> 00:13:24,037 ここからは少し歩く。 199 00:13:28,508 --> 00:13:33,513 《船を乗り換えること2回 川に入ってたんだな》 200 00:13:33,513 --> 00:13:36,516 《こいつらは護衛か…》 201 00:13:36,516 --> 00:13:38,518 《おかしいな》 202 00:13:38,518 --> 00:13:42,021 《船に乗っている時は 北上していると思っていた》 203 00:13:42,021 --> 00:13:47,093 《けど この森の中は 暖かくて湿度が高い》 204 00:13:47,093 --> 00:13:50,129 《ここはどこなんだろう?》 205 00:13:50,129 --> 00:13:52,532 《変わった草でも 生えてないかな》 206 00:13:52,532 --> 00:13:54,534 (草が揺れる音) ん? 207 00:13:54,534 --> 00:13:56,002 (翠苓) ハッ! 208 00:13:58,037 --> 00:14:00,506 あぁ… はぁ…。 209 00:14:00,506 --> 00:14:03,042 《何だ?》 210 00:14:03,042 --> 00:14:07,080 《蛇か 苦手なのかな?》 211 00:14:07,080 --> 00:14:09,615 《それ自体はおかしくない》 212 00:14:09,615 --> 00:14:11,584 《おかしいのは…》 213 00:14:13,152 --> 00:14:17,623 (威嚇する声) 214 00:14:19,525 --> 00:14:20,993 (子翠:翠苓) あっ! 215 00:14:20,993 --> 00:14:23,529 あっ あっ… うわ~! 216 00:14:23,529 --> 00:14:26,032 はっ はっ あぁ…。 217 00:14:26,032 --> 00:14:29,035 (子翠) んっ…。 (蛇を投げ捨てる音) 218 00:14:29,035 --> 00:14:34,006 (翠苓) はっ はっ はっ…。 大丈夫 もういないから。 219 00:14:34,006 --> 00:14:37,076 はっ… あっ あっ…。 220 00:14:37,076 --> 00:14:41,647 《これは いかん》 (翠苓) あっ あっ あっ…。 221 00:14:41,647 --> 00:14:44,517 ゆっくり吸って 吐いて。 (翠苓) はっ はっ… はぁ…。 222 00:14:44,517 --> 00:14:46,519 (護衛) おい! お前…。 223 00:14:46,519 --> 00:14:49,522 あっ…。 《これではっきりした》 224 00:14:49,522 --> 00:14:52,525 はぁ… はぁ…。 225 00:14:52,525 --> 00:14:54,527 どういうつもりだ…? 226 00:14:54,527 --> 00:14:56,529 ただの嫌がらせです。 227 00:14:56,529 --> 00:14:59,532 それだけには見えなかったが。 228 00:15:01,567 --> 00:15:06,072 翠苓 子翠は 元からの知り合いですね? 229 00:15:07,507 --> 00:15:10,009 何のことを言っている? 230 00:15:10,009 --> 00:15:15,047 子翠は 見た目より高等な教育を 受けているように思います。 231 00:15:15,047 --> 00:15:19,018 それと 端々に 育ちの良さが出ていました。 232 00:15:19,018 --> 00:15:23,022 《まぁ そうとは思わせぬ行動も 多かったけど…》 233 00:15:23,022 --> 00:15:26,092 そんな下女なら いくらでもいるだろう。 234 00:15:26,092 --> 00:15:30,029 何せ 軍師殿の娘が いるくらいだからな。 235 00:15:30,029 --> 00:15:32,532 《私のことまで調査済みか》 236 00:15:32,532 --> 00:15:34,033 子翠➡ 237 00:15:34,033 --> 00:15:39,038 子猫がいきなり隠し通路から 出てきた時は驚いただろうね。 238 00:15:40,540 --> 00:15:45,511 慌てて追いかけた挙げ句 人に見つかってしまうくらい。 239 00:15:49,615 --> 00:15:51,517 アッハハハっ。 240 00:15:51,517 --> 00:15:53,519 猫猫は鋭いなぁ。 241 00:15:53,519 --> 00:15:55,521 それで鎌をかけたんだ。 242 00:15:55,521 --> 00:16:00,026 でも やめてよね 姉さまは蛇とか大嫌いなんだよ。 243 00:16:00,026 --> 00:16:02,528 名前が安直過ぎると 言っただろう? 244 00:16:02,528 --> 00:16:06,032 他の子は気付かなかったも~ん。 245 00:16:06,032 --> 00:16:08,568 ん…。 《翠苓と子翠➡ 246 00:16:08,568 --> 00:16:10,603 ひと文字違いだもんな》 247 00:16:10,603 --> 00:16:13,039 《下女は 字が読めない者が多いから➡ 248 00:16:13,039 --> 00:16:15,508 気にしなかったんだろうけど》 249 00:16:15,508 --> 00:16:19,011 《それに1つ 謎が解けた》 250 00:16:19,011 --> 00:16:22,515 《毛毛は どこから入ってきたのか》 251 00:16:22,515 --> 00:16:24,550 《子翠が湯殿に通っていたのも➡ 252 00:16:24,550 --> 00:16:29,555 ちょうどその頃 宦官として 湯運びをさせられていた翠苓と➡ 253 00:16:29,555 --> 00:16:32,091 接触しやすくするためだ》 254 00:16:32,091 --> 00:16:36,028 う~ん… スパイ失格かなぁ? 255 00:16:36,028 --> 00:16:40,533 《この2人はなぜ 私を 後宮から連れ出したんだろう》 256 00:16:40,533 --> 00:16:45,037 《もしかして あの男のけん制に 使うつもりか?》 257 00:16:45,037 --> 00:16:48,040 《だとすれば ろくなことにならない気がする》 258 00:16:48,040 --> 00:16:50,543 (翠苓) 行くぞ。 259 00:16:50,543 --> 00:16:52,078 あっ。 260 00:16:52,078 --> 00:16:56,048 《ここまで来れば 逃げても無駄ってことか》 261 00:16:58,518 --> 00:17:02,021 《もう1つ 確かめていないことがある》 262 00:17:02,021 --> 00:17:04,023 《確信はないが➡ 263 00:17:04,023 --> 00:17:07,026 もしかしたら子翠は…》 264 00:17:07,026 --> 00:17:27,013 ♬~ 265 00:17:27,013 --> 00:17:32,018 ♬~ 266 00:17:32,018 --> 00:17:34,520 着いたぞ。 ん…。 267 00:17:34,520 --> 00:17:54,540 ♬~ 268 00:17:54,540 --> 00:17:58,010 ♬~ 269 00:17:58,010 --> 00:18:00,546 こんな所に里…? 270 00:18:00,546 --> 00:18:02,548 (橋が上がる音) ん? 271 00:18:02,548 --> 00:18:04,517 あっ…。 272 00:18:07,553 --> 00:18:09,522 ハァ…。 273 00:18:13,092 --> 00:18:15,528 湯治場? (子翠) うん。 274 00:18:15,528 --> 00:18:18,998 でなきゃ こんなとこに 村なんか造らないよね。 275 00:18:18,998 --> 00:18:22,501 どうりで 湿気が多くて暖かいはずだ。 276 00:18:26,505 --> 00:18:29,008 《あっ あれは…》 277 00:18:29,008 --> 00:18:31,043 《異国人?》 278 00:18:31,043 --> 00:18:33,579 《あの髪飾り》 279 00:18:33,579 --> 00:18:37,016 《月の精の時の特使⁉》 280 00:18:37,016 --> 00:18:39,518 《いや まさかな…》 (走ってくる足音) 281 00:18:39,518 --> 00:18:41,020 (ぶつかる音) うおっ! 282 00:18:41,020 --> 00:18:44,023 (響迂) いってぇ~! どこ見てんだよ! 283 00:18:44,023 --> 00:18:46,025 ボサっと突っ立ってんじゃねえ! 284 00:18:46,025 --> 00:18:48,027 あ? ひっ。 285 00:18:48,027 --> 00:18:49,996 《ここが花街だったら➡ 286 00:18:49,996 --> 00:18:52,531 クソガキに1発 げんこつ落とすとこだけど…》 287 00:18:52,531 --> 00:18:54,567 (子翠) こら。 (響迂) 痛っ! 288 00:18:54,567 --> 00:18:57,103 あんたも前 見てなかったでしょ? 響迂。 289 00:18:57,103 --> 00:18:59,472 あっ ねーちゃん! フフッ…。 290 00:18:59,472 --> 00:19:02,008 って こっちは翠苓ねーちゃんかよ! 291 00:19:02,008 --> 00:19:05,478 何 その格好! すげぇ似合ってる! 292 00:19:05,478 --> 00:19:07,513 うるさい。 293 00:19:07,513 --> 00:19:09,515 《知り合いなんだ》 294 00:19:09,515 --> 00:19:13,552 俺さ~ ねーちゃんたちには もう会えないって聞いてたけど➡ 295 00:19:13,552 --> 00:19:16,522 あれ ばあやのウソだったんだな。 296 00:19:16,522 --> 00:19:20,092 《「ばあや」ねぇ… いいとこのボンか》 297 00:19:20,092 --> 00:19:23,529 あっ 祭りか? それで帰ってきたのか。 298 00:19:23,529 --> 00:19:25,498 あしたからだもんな~! 299 00:19:25,498 --> 00:19:28,501 そうだね 本当にぴったりに着くなんて。 300 00:19:28,501 --> 00:19:30,503 祭りの提灯は用意した? 301 00:19:30,503 --> 00:19:33,039 今こっちに戻ったばかりだよ。 302 00:19:33,039 --> 00:19:35,041 いいの残ってるかな? 303 00:19:35,041 --> 00:19:38,010 見てみよ! こっちこっち! ハハハっ。 304 00:19:47,053 --> 00:19:52,024 《ここは宿か… 立派な建物だな…》 305 00:19:55,528 --> 00:20:00,032 《あれは確か 特使が連れていた 護衛の1人…?》 306 00:20:03,069 --> 00:20:06,105 (翠苓) 「なぜ特使がいるのか」か? ん? 307 00:20:06,105 --> 00:20:08,507 特使だとご存じなのですか? 308 00:20:08,507 --> 00:20:12,545 蘇った後にも いろいろ仕事があったからな。 309 00:20:12,545 --> 00:20:14,547 ん…。 310 00:20:14,547 --> 00:20:17,550 死んでも暇にならないよ。 311 00:20:21,554 --> 00:20:25,024 (響迂) ねーちゃ~ん! こっちこっち! 312 00:20:26,559 --> 00:20:29,061 猫猫も行こ! あっ。 313 00:20:35,501 --> 00:20:38,537 (侍女) あぁ 坊ちゃん 探してきましたよ。 314 00:20:38,537 --> 00:20:41,006 このくらいで十分でしょうか? 315 00:20:41,006 --> 00:20:43,976 う~ん… そんくらいあれば いいかな。 316 00:20:46,512 --> 00:20:49,515 うわ~ いいホオズキだね。 317 00:20:49,515 --> 00:20:51,484 ヘヘヘ… だろ? 318 00:20:51,484 --> 00:20:54,553 ねーちゃん それ好きだから 頑張って探してきたんだ! 319 00:20:54,553 --> 00:20:57,089 《いや 探したのは侍女だろ?》 320 00:20:57,089 --> 00:20:59,024 うん ありがとう。 321 00:20:59,024 --> 00:21:01,994 でも これを集めたのは 響迂じゃないよね? 322 00:21:01,994 --> 00:21:03,496 うん うん。 323 00:21:03,496 --> 00:21:06,999 ん… うっ うぅ…。 324 00:21:06,999 --> 00:21:10,002 ん… ん…。 325 00:21:12,538 --> 00:21:16,041 ありがとう。 どういたしまして。 326 00:21:17,510 --> 00:21:20,513 うわっ⁉ よくできました~! 327 00:21:20,513 --> 00:21:22,515 痛ぇ 痛ぇよ…。 (子翠) アハハ…。 328 00:21:22,515 --> 00:21:25,484 《少しは 素直なところがあるじゃないか》 329 00:21:25,484 --> 00:21:29,989 《クソガキから ただのガキにしてやろう》 330 00:21:29,989 --> 00:21:32,525 《祭りか…》 331 00:21:32,525 --> 00:21:35,995 《後宮を出て どのくらい たつんだろう?》 332 00:21:37,630 --> 00:21:40,533 壬氏さま 報告が上がりました。 333 00:21:40,533 --> 00:21:43,502 紙切れがあった雑木林のそばに➡ 334 00:21:43,502 --> 00:21:46,005 古い祠が見つかりました。 335 00:21:46,005 --> 00:21:48,007 そこを入り口にして➡ 336 00:21:48,007 --> 00:21:50,976 使われていない水路を 抜け道にしていたようです。 337 00:21:50,976 --> 00:21:54,547 では 猫猫は後宮の外に出たのだな。 338 00:21:54,547 --> 00:21:56,549 そうかもしれません。 339 00:21:56,549 --> 00:22:00,486 それと 小猫が姿を消した日から➡ 340 00:22:00,486 --> 00:22:04,490 新入りの宦官が1人 行方不明に。 341 00:22:04,490 --> 00:22:07,493 それから 子翠という名の下女ですが➡ 342 00:22:07,493 --> 00:22:09,995 登録がありませんでした。 343 00:22:09,995 --> 00:22:12,498 登録がない? ええ。 344 00:22:12,498 --> 00:22:14,533 そのような下女は存在しないと。 345 00:22:14,533 --> 00:22:16,068 あっ。 346 00:22:16,068 --> 00:22:19,638 (宦官) 壬氏さま! ぎょ… 玉葉妃が! 347 00:22:19,638 --> 00:22:21,106 ハッ。 ん…。 348 00:22:25,544 --> 00:22:45,564 ♬~ 349 00:22:45,564 --> 00:23:05,517 ♬~ 350 00:23:05,517 --> 00:23:21,600 ♬~ 351 00:23:21,600 --> 00:23:25,537 ♬~ 352 00:23:25,537 --> 00:23:45,557 ♬~ 353 00:23:45,557 --> 00:23:53,065 ♬~