1 00:00:01,068 --> 00:00:21,121 ♬~ 2 00:00:21,121 --> 00:00:31,565 ♬~ 3 00:00:31,565 --> 00:00:42,042 ♬~ 4 00:00:42,042 --> 00:01:02,062 ♬~ 5 00:01:02,062 --> 00:01:22,115 ♬~ 6 00:01:22,115 --> 00:01:29,089 ♬~ 7 00:01:41,068 --> 00:01:51,578 ♬~ 8 00:01:51,578 --> 00:01:54,548 (壬氏) 失礼。 (紅娘) 壬氏さま。 9 00:01:54,548 --> 00:01:57,084 玉葉妃が産気づかれたとか。 10 00:01:57,084 --> 00:01:59,086 (紅娘) ええ 今朝方から。 11 00:01:59,086 --> 00:02:04,057 予定には まだ早いのですが 一応 準備を…。 12 00:02:04,057 --> 00:02:06,059 どうぞ。 13 00:02:06,059 --> 00:02:16,069 ♬~ 14 00:02:16,069 --> 00:02:18,071 ご様子は? 15 00:02:18,071 --> 00:02:20,574 (羅門) 今は落ち着いています。 16 00:02:20,574 --> 00:02:25,145 陣痛も治まり 疲弊もないご様子です。 17 00:02:25,145 --> 00:02:26,546 そうか…。 18 00:02:26,546 --> 00:02:30,550 いつ生まれるかは まだはっきりしませんが。 19 00:02:30,550 --> 00:02:32,552 御子の状況は? 20 00:02:32,552 --> 00:02:36,056 逆子の件でしたら 心配ありません。 21 00:02:36,056 --> 00:02:41,061 猫猫の治療が功を奏したようです。 22 00:02:41,061 --> 00:02:44,097 《猫猫…》 23 00:02:44,097 --> 00:02:48,168 《居場所が見つからないまま もう10日だ》 24 00:02:48,168 --> 00:02:50,170 《無事なのか…》 25 00:02:56,043 --> 00:03:00,080 (虞淵) る… 羅門さん 私も何か手伝いを…。 26 00:03:00,080 --> 00:03:02,549 (桜花) あっ… 太医 邪魔です! (虞淵) ひぃ…! 27 00:03:02,549 --> 00:03:06,053 (貴園) 入り口に立たないでください! 28 00:03:06,053 --> 00:03:08,055 (黒羽) 猫でも見ててください。 (毛毛:鳴き声) 29 00:03:08,055 --> 00:03:11,091 は はい! うっ…。 (鳴き声) 30 00:03:11,091 --> 00:03:13,126 う~! (嫌がる鳴き声) 31 00:03:13,126 --> 00:03:14,628 フッ…。 32 00:03:14,628 --> 00:03:16,563 《自分より 動揺している者がいると➡ 33 00:03:16,563 --> 00:03:19,066 多少落ち着くな…》 34 00:03:19,066 --> 00:03:23,036 (足音) 35 00:03:23,036 --> 00:03:25,038 では 私は一度戻ります。 36 00:03:25,038 --> 00:03:28,041 何かありましたら知らせを…。 37 00:03:28,041 --> 00:03:30,077 (高順) 壬氏さま! 38 00:03:30,077 --> 00:03:32,079 どうした。 39 00:03:32,079 --> 00:03:34,614 消えた宦官の件でお話が。 40 00:03:34,614 --> 00:03:36,583 ん…。 41 00:03:38,652 --> 00:03:41,054 それで 何が分かった? 42 00:03:41,054 --> 00:03:43,056 宦官の名は天。 43 00:03:43,056 --> 00:03:46,059 元は 異民族の奴隷という話でしたが➡ 44 00:03:46,059 --> 00:03:50,030 共に来たはずの者の 誰とも面識がなかったそうです。 45 00:03:50,030 --> 00:03:55,068 恐らく どこかで紛れ込んだ者かと…。 46 00:03:55,068 --> 00:03:58,605 後宮に入り込むためか。 47 00:03:58,605 --> 00:04:02,676 周りとなじまずにいたのも ボロを出さないためでしょう。 48 00:04:02,676 --> 00:04:06,146 おかげで 情報もほぼ残っていません。 49 00:04:07,547 --> 00:04:09,049 他には? 50 00:04:09,049 --> 00:04:12,052 廟に手を合わせているところを 見た者がおります。 51 00:04:12,052 --> 00:04:16,056 信心深い者なら それくらいするだろう。 52 00:04:16,056 --> 00:04:19,025 ですが…。 ん? 53 00:04:22,028 --> 00:04:26,600 北側の… 墓地。 はい。 54 00:04:26,600 --> 00:04:28,635 先帝のお手つきになり➡ 55 00:04:28,635 --> 00:04:32,005 後宮で最期を迎えた者たちの 墓です。 56 00:04:35,041 --> 00:04:40,013 天はそこで何者かの墓の前で 手を合わせていたようです。 57 00:04:44,518 --> 00:04:46,520 《先帝の時代に➡ 58 00:04:46,520 --> 00:04:49,523 幼くして 花を散らされた女たちは➡ 59 00:04:49,523 --> 00:04:53,026 死後も 後宮を出ることが許されない…》 60 00:04:57,631 --> 00:05:01,034 《その名を 記録されることもなく…》 61 00:05:01,034 --> 00:05:04,037 《この花園で消えていく…》 62 00:05:09,042 --> 00:05:11,545 (深緑) あっ…。 ん? 63 00:05:11,545 --> 00:05:14,548 診療所の女官か? 64 00:05:14,548 --> 00:05:17,050 し… 失礼します。 65 00:05:21,588 --> 00:05:23,590 《このにおい…》 66 00:05:29,029 --> 00:05:31,531 はっ! 67 00:05:31,531 --> 00:05:33,533 猫猫はどこへ行った⁉ 68 00:05:33,533 --> 00:05:35,035 はっ…。 69 00:05:35,035 --> 00:05:37,037 ん…。 70 00:05:37,037 --> 00:05:39,039 あっ…。 71 00:05:39,039 --> 00:05:42,542 《落ち着け 今の俺は宦官の壬氏だ》 72 00:05:42,542 --> 00:05:44,611 《いつも通り…》 73 00:05:44,611 --> 00:05:46,580 フゥ…。 74 00:05:47,647 --> 00:05:49,516 ソバカスの女官➡ 75 00:05:49,516 --> 00:05:52,519 翡翠宮の侍女について 知りたいのだが➡ 76 00:05:52,519 --> 00:05:55,021 心当たりはないか? 77 00:05:55,021 --> 00:05:57,023 あ…。 78 00:06:00,560 --> 00:06:02,028 あぁ…。 79 00:06:02,028 --> 00:06:04,030 う… あぁ…! 80 00:06:04,030 --> 00:06:06,566 何か知っているな? 81 00:06:06,566 --> 00:06:10,136 思い出しました…。 82 00:06:10,136 --> 00:06:12,606 古い記憶を。 83 00:06:16,042 --> 00:06:20,046 (深緑の声) お優しい声で名前を呼ばれ➡ 84 00:06:20,046 --> 00:06:24,050 甘い異国の菓子を頂きました。 85 00:06:24,050 --> 00:06:37,097 ♬~ 86 00:06:37,097 --> 00:06:39,132 何の話だ? 87 00:06:39,132 --> 00:06:44,537 皆 若い頃のあの方の姿を 知らないのですね。 88 00:06:44,537 --> 00:06:48,541 晩年は 見る影もなかったと聞きました。 89 00:06:48,541 --> 00:06:52,545 私が成長してからは 通われることもなく➡ 90 00:06:52,545 --> 00:06:55,548 話に聞くのみでしたが…。 91 00:06:55,548 --> 00:06:59,552 誰のことだ? (深緑) あなたはよく似ている。 92 00:06:59,552 --> 00:07:01,588 何の話をしている⁉ 93 00:07:01,588 --> 00:07:03,590 あの方もまた➡ 94 00:07:03,590 --> 00:07:07,060 甘い蜂蜜のような声と➡ 95 00:07:07,060 --> 00:07:11,531 天女のようなお顔を しておられました…。 96 00:07:11,531 --> 00:07:14,034 どうして あなたのような方が➡ 97 00:07:14,034 --> 00:07:17,537 宦官のごときまねを しているのですか? 98 00:07:17,537 --> 00:07:20,040 はっ。 99 00:07:20,040 --> 00:07:21,574 はぁ…! 100 00:07:21,574 --> 00:07:24,644 取り押さえろ! (深緑) あっ… 離して! 101 00:07:24,644 --> 00:07:27,047 暴れるな! 102 00:07:27,047 --> 00:07:30,050 壬氏さま どうします? 103 00:07:32,052 --> 00:07:34,020 壬氏さま…⁉ 104 00:07:36,523 --> 00:07:39,025 あっ⁉ 105 00:07:39,025 --> 00:07:41,561 (深緑) うっ… うぅ… あぁ…。 106 00:07:41,561 --> 00:07:44,597 何⁉ 毒か⁉ う… あぁ…。 107 00:07:44,597 --> 00:07:47,634 水を持ってこい! (宦官) はっ! 108 00:07:47,634 --> 00:07:50,036 壬氏さま ご指示を。 109 00:07:50,036 --> 00:07:52,038 (宦官) んっ…。 110 00:07:52,038 --> 00:07:55,041 壬氏さま! あっ。 111 00:07:55,041 --> 00:07:57,043 (せき込み) 112 00:07:57,043 --> 00:08:00,046 (せき込み) この女官を医局へ。 113 00:08:00,046 --> 00:08:02,048 同じまねをしないよう 見張っておけ! 114 00:08:02,048 --> 00:08:04,017 (宦官) はっ。 115 00:08:06,586 --> 00:08:08,621 しっかりなさいませ! 116 00:08:08,621 --> 00:08:12,058 女官の戯れなど気にして どうします! 117 00:08:12,058 --> 00:08:14,561 戯れ? 118 00:08:14,561 --> 00:08:17,530 戯れで毒を飲み干すか? 119 00:08:20,033 --> 00:08:24,604 笑いかけた俺の顔を見て 青ざめていた。 120 00:08:24,604 --> 00:08:27,540 《あの方もまた》 121 00:08:27,540 --> 00:08:32,112 高順 俺は あの方に似ているか? 122 00:08:32,112 --> 00:08:36,049 恐怖させ 毒をあおらせるほど…。 123 00:08:36,049 --> 00:08:37,517 ん…。 124 00:08:37,517 --> 00:08:40,019 俺の中にある あの方は➡ 125 00:08:40,019 --> 00:08:43,023 すでに老人のようだった。 126 00:08:44,524 --> 00:08:48,061 母にも似ず 兄にも似なかった。 127 00:08:48,061 --> 00:08:50,063 だから…。 128 00:08:50,063 --> 00:08:53,166 だから信じた。 129 00:08:53,166 --> 00:08:55,602 (侍女) 《どなたに似たのかしら?》 130 00:08:55,602 --> 00:09:00,607 《帝の好みを考えたら 皇后さまのお年じゃねぇ》 131 00:09:00,607 --> 00:09:02,609 (侍女)《ウフフ…》 132 00:09:02,609 --> 00:09:07,614 《だから言われてるんじゃない 「不義の子」って ウフフ…》 133 00:09:07,614 --> 00:09:11,584 《ん… うぅ…》 134 00:09:11,584 --> 00:09:13,620 はっ…。 135 00:09:13,620 --> 00:09:17,023 《血のつながりがないという噂を 信じ➡ 136 00:09:17,023 --> 00:09:21,027 東宮の地位から逃れようとした》 137 00:09:21,027 --> 00:09:23,530 《帝である兄に頼み込み➡ 138 00:09:23,530 --> 00:09:29,035 宦官の名を得て 女の園にいるのは何のためか…》 139 00:09:29,035 --> 00:09:32,539 《滑稽というほかない…》 140 00:09:32,539 --> 00:09:52,525 ♬~ 141 00:09:52,525 --> 00:09:54,027 ♬~ 142 00:10:01,134 --> 00:10:04,604 《私は私にできることを》 143 00:10:04,604 --> 00:10:07,540 (猫猫)《するだけです》 144 00:10:07,540 --> 00:10:11,077 《そうだ 自分を笑うのは後だ》 145 00:10:11,077 --> 00:10:14,547 《今は やるべきことがある》 146 00:10:14,547 --> 00:10:18,051 あの女官 この墓に手を合わせていたな。 147 00:10:18,051 --> 00:10:21,054 はい。 148 00:10:21,054 --> 00:10:24,557 ホオズキとは季節外れだな。 149 00:10:26,092 --> 00:10:28,061 「大宝」…。 150 00:10:28,061 --> 00:10:31,097 去年亡くなった女官の名です。 151 00:10:31,097 --> 00:10:32,632 ああ。 152 00:10:32,632 --> 00:10:37,070 よく人を集めて 怪談話をしていたな。 153 00:10:37,070 --> 00:10:41,074 確か とある妃の侍女だった。 154 00:10:47,547 --> 00:10:49,516 身内は…。 155 00:10:53,086 --> 00:10:56,656 《大宝の血を引く者はただ1人》 156 00:10:56,656 --> 00:11:01,127 《先帝の時代 医官との密通により 生まれた娘だ》 157 00:11:03,029 --> 00:11:06,032 《その娘が生きていれば…》 158 00:11:08,034 --> 00:11:09,536 はっ! 159 00:11:11,538 --> 00:11:13,039 どちらへ? 160 00:11:13,039 --> 00:11:15,041 柘榴宮だ。 161 00:11:23,082 --> 00:11:25,618 《大宝の仕えていた妃は➡ 162 00:11:25,618 --> 00:11:29,022 後に子昌に下賜され 娘を産んだ》 163 00:11:29,022 --> 00:11:32,025 《その娘が楼蘭妃だ》 164 00:11:32,025 --> 00:11:37,030 《そして 大宝と医官との間に できた娘だが➡ 165 00:11:37,030 --> 00:11:43,036 後宮を追放された医官と共に 消息は分かっていない》 166 00:11:43,036 --> 00:11:52,111 ♬~ 167 00:11:52,111 --> 00:11:54,047 《楼蘭妃ならば➡ 168 00:11:54,047 --> 00:11:59,052 医官と娘の行方について 何か知っているかもしれない》 169 00:11:59,052 --> 00:12:01,054 《ただの直感だ》 170 00:12:01,054 --> 00:12:04,557 《本当につながりがあるのかは 分からない》 171 00:12:04,557 --> 00:12:06,559 《それでも…》 172 00:12:08,061 --> 00:12:10,063 どうぞ。 173 00:12:10,063 --> 00:12:14,534 《やれることは… 全てやる!》 174 00:12:20,039 --> 00:12:22,542 急に訪ねて申し訳ありません。 175 00:12:26,045 --> 00:12:29,015 (侍女頭) 「構いません」とのことです。 176 00:12:29,015 --> 00:12:32,051 ありがとうございます。 177 00:12:32,051 --> 00:12:34,587 《いつもながら奇妙な》 178 00:12:34,587 --> 00:12:36,589 《派手な格好に➡ 179 00:12:36,589 --> 00:12:40,026 まなじりのつり上がった そろいの化粧》 180 00:12:40,026 --> 00:12:43,029 《まるで狐だ》 181 00:12:43,029 --> 00:12:46,532 本日は お伺いしたいことがありまし…。 182 00:12:48,501 --> 00:12:50,536 はっ… 壬氏さま? 183 00:12:50,536 --> 00:12:52,038 あ…。 184 00:12:52,038 --> 00:12:54,040 はっ! (侍女頭) 何を⁉ 185 00:12:54,040 --> 00:12:57,076 う… はっ…。 186 00:12:57,076 --> 00:13:00,013 確か 侍女は7人いましたね。 187 00:13:00,013 --> 00:13:03,516 もう1人はどうしました? 188 00:13:03,516 --> 00:13:09,022 私は 宮に仕える侍女たちの 名前と顔を把握しています。 189 00:13:09,022 --> 00:13:13,526 あなたたちは毎日のように 服や化粧が変わるので➡ 190 00:13:13,526 --> 00:13:17,063 分かりやすい部分で 記憶していたんです。 191 00:13:17,063 --> 00:13:22,035 例えば 唇の形や目の形…。 192 00:13:22,035 --> 00:13:24,003 あとは そう…。 193 00:13:25,538 --> 00:13:27,540 ほくろの位置。 194 00:13:27,540 --> 00:13:29,042 はっ。 195 00:13:29,042 --> 00:13:33,012 双凜… いや 漣風かな。 196 00:13:33,012 --> 00:13:37,016 お前の名は。 あぁ…。 197 00:13:37,016 --> 00:13:40,086 最初から仕組んでいたな。 198 00:13:40,086 --> 00:13:42,622 大量の従者を連れ➡ 199 00:13:42,622 --> 00:13:45,024 自分とよく似た侍女ばかり 選んだのも➡ 200 00:13:45,024 --> 00:13:49,529 奇抜な格好や化粧を していたのも➡ 201 00:13:49,529 --> 00:13:52,999 全て このためか。 あ… はっ…。 202 00:13:52,999 --> 00:13:55,034 (双凜) じ… 壬氏さ…。 言え! 203 00:13:55,034 --> 00:14:00,006 本物はどこへ行った? うぅ… あ…。 204 00:14:00,006 --> 00:14:02,575 どこへ行った。 あぁ…。 205 00:14:02,575 --> 00:14:06,112 うぅ… うぅ…。 206 00:14:06,112 --> 00:14:08,514 楼蘭妃はどこへ行った⁉ 207 00:14:08,514 --> 00:14:11,017 (泣き声) 申し訳ありません! 208 00:14:11,017 --> 00:14:15,021 (泣き声) 漣風は本当に何も知らないのです。 209 00:14:15,021 --> 00:14:19,025 (泣き声) もう… ご容赦ください…。 210 00:14:19,025 --> 00:14:26,099 (泣き声) 211 00:14:26,099 --> 00:14:27,633 (泣き声) ハァ…。 212 00:14:27,633 --> 00:14:30,603 (泣き声) 《くそ 落ち着け》 213 00:14:33,039 --> 00:14:36,542 では どこへ行くとは 聞いていないんだな? 214 00:14:36,542 --> 00:14:40,046 (侍女頭) はい もう戻らないと言われました。 215 00:14:40,046 --> 00:14:45,017 上級妃が自分の意思で 後宮を抜け出したということか。 216 00:14:47,053 --> 00:14:59,565 ♬~ 217 00:14:59,565 --> 00:15:03,069 《これ以上 問い詰めても無駄か》 218 00:15:03,069 --> 00:15:04,570 うむ。 219 00:15:06,038 --> 00:15:08,040 総出で捜していますが➡ 220 00:15:08,040 --> 00:15:11,043 楼蘭妃らしき人物は 見当たらないと。 221 00:15:11,043 --> 00:15:15,114 もう妃と呼ぶ必要はない。 あ…。 222 00:15:15,114 --> 00:15:18,050 後宮からの逃走は重罪だ。 223 00:15:18,050 --> 00:15:21,554 上級妃となれば なおのこと…。 224 00:15:21,554 --> 00:15:24,524 承知の上で計画したのだろう。 225 00:15:24,524 --> 00:15:26,559 はっ…。 226 00:15:26,559 --> 00:15:30,029 《高官の娘を 後宮に入れるということは➡ 227 00:15:30,029 --> 00:15:33,032 帝にとっても 利がある行為だ》 228 00:15:33,032 --> 00:15:35,067 《人質として➡ 229 00:15:35,067 --> 00:15:39,639 後宮という鳥籠に 閉じ込めることができる》 230 00:15:39,639 --> 00:15:43,576 《子昌は 娘を かわいがっていたように見えた》 231 00:15:43,576 --> 00:15:47,547 《だが 実のところは どうだったのか…》 232 00:15:50,049 --> 00:15:53,519 《猫猫は どうだったんだろうな》 233 00:15:53,519 --> 00:15:55,521 《妓女の足抜けのようだと➡ 234 00:15:55,521 --> 00:15:59,058 いつだったか言っていたが…》 235 00:15:59,058 --> 00:16:01,627 《自ら ついていったのか?》 236 00:16:01,627 --> 00:16:05,531 《だが それなら 書き置きなど残さない》 237 00:16:05,531 --> 00:16:09,502 《一体どこへ 何のために…》 238 00:16:14,540 --> 00:16:16,542 (羅漢) 何? 239 00:16:16,542 --> 00:16:20,546 猫猫が… 行方不明…? 240 00:16:20,546 --> 00:16:23,049 (音操) わっ⁉ 241 00:16:23,049 --> 00:16:26,085 ぬお~~~‼ 242 00:16:26,085 --> 00:16:30,022 待ってろ 猫猫~‼ 243 00:16:30,022 --> 00:16:34,560 今 パパが助けるぞ~‼ 244 00:16:34,560 --> 00:16:36,562 (破壊音) (音操) ギャ~~~⁉ 245 00:16:36,562 --> 00:16:39,565 羅漢さま~‼ 246 00:16:41,033 --> 00:16:42,535 なぜバレた? 247 00:16:42,535 --> 00:16:45,538 (馬閃) どこぞで外部に漏れたようです。 248 00:16:45,538 --> 00:16:47,540 ハァ~…。 249 00:16:47,540 --> 00:16:51,110 それと 現在 子昌の足取りがつかめません。 250 00:16:51,110 --> 00:16:54,514 ん…。 楼蘭と共謀していたのでしょうか。 251 00:16:54,514 --> 00:16:59,552 分からん だが 逃亡した妃の父親だ。 252 00:16:59,552 --> 00:17:01,520 帝にあだなす者として➡ 253 00:17:01,520 --> 00:17:04,023 罪が及ぶことになる。 254 00:17:04,023 --> 00:17:06,525 そうですね…。 255 00:17:06,525 --> 00:17:10,563 ああ あと昨日の女官 深緑ですが➡ 256 00:17:10,563 --> 00:17:13,633 命を取り留めたようです。 257 00:17:13,633 --> 00:17:15,534 意識は? 258 00:17:15,534 --> 00:17:18,537 (馬閃) まだ戻っていません。 259 00:17:18,537 --> 00:17:23,042 ただ 大宝と面識があったと 調べがついております。 260 00:17:23,042 --> 00:17:27,013 謀反に加担したのは そのつながりかと。 261 00:17:27,013 --> 00:17:29,582 診療所全員か? 262 00:17:29,582 --> 00:17:31,551 (馬閃) いえ。 263 00:17:31,551 --> 00:17:36,055 他の者は 謀反について 何も知りませんでした。 264 00:17:39,025 --> 00:17:41,561 《それでも協力したのは➡ 265 00:17:41,561 --> 00:17:45,531 皆が深緑と同じ恨みを 持っていたからか》 266 00:17:45,531 --> 00:17:47,533 《先帝亡き今➡ 267 00:17:47,533 --> 00:17:52,505 女たちの恨みが向かう先は 後宮そのものだ…》 268 00:17:55,541 --> 00:17:58,611 《今すぐ楼蘭を捜さねば》 269 00:17:58,611 --> 00:18:01,013 《だが情報が少な過ぎる》 270 00:18:01,013 --> 00:18:04,016 《先に子昌を追うべきか》 271 00:18:04,016 --> 00:18:08,020 《いや それはもう別の者が…》 272 00:18:08,020 --> 00:18:10,022 ん…。 (扉をたたく音) 273 00:18:10,022 --> 00:18:11,490 ん? 274 00:18:13,025 --> 00:18:16,529 誰でしょうか? 入れ。 275 00:18:18,030 --> 00:18:20,066 ⚟失礼いたします⚞ 276 00:18:20,066 --> 00:18:21,567 (扉が閉まる音) 277 00:18:30,042 --> 00:18:32,011 《そろばん?》 278 00:18:32,011 --> 00:18:34,013 何用だ? 279 00:18:35,514 --> 00:18:37,516 初めてお目にかかります。 280 00:18:37,516 --> 00:18:41,020 漢 羅半と申します。 281 00:18:41,020 --> 00:18:44,023 《外廷内で「羅」の名を持つ者は➡ 282 00:18:44,023 --> 00:18:47,059 羅漢と羅半 2人しかいない》 283 00:18:47,059 --> 00:18:51,530 《古く皇族から与えられた 字のはず…》 284 00:18:51,530 --> 00:18:57,536 羅の一族… 軍師殿の養子だな 何か用か? 285 00:18:57,536 --> 00:19:00,906 こちらを お見せしようと思いまして。 286 00:19:08,547 --> 00:19:10,082 これは…。 287 00:19:10,082 --> 00:19:13,119 どうでしょうか? 288 00:19:13,119 --> 00:19:15,554 国庫の出納帳だな。 289 00:19:15,554 --> 00:19:19,525 はい 養父上から調べろと 言われたものです。 290 00:19:19,525 --> 00:19:24,030 飛発の出どころが分からないのが 気持ち悪いようでして。 291 00:19:24,030 --> 00:19:26,032 そこからなぜ国庫に? 292 00:19:26,032 --> 00:19:32,104 処罰された官たちの周りを 洗っていたら 自然と。 293 00:19:32,104 --> 00:19:35,141 実物を 見ていただきたかったのですが➡ 294 00:19:35,141 --> 00:19:38,544 量が少々膨大でして…。 295 00:19:38,544 --> 00:19:42,048 目につく範囲で抜粋しました。 296 00:19:42,048 --> 00:19:47,019 ここ数年 穀物の値が 明らかに上がっているな…。 297 00:19:47,019 --> 00:19:51,524 面白いですよね 干ばつも蝗害もなかったのに。 298 00:19:51,524 --> 00:19:53,559 それからもう1つ。 299 00:19:53,559 --> 00:19:56,629 なぜか 鉄の値も上がっているのです。 300 00:19:56,629 --> 00:19:59,532 国全体の金属の値も。 301 00:19:59,532 --> 00:20:01,500 ん…。 302 00:20:01,500 --> 00:20:06,005 国で巨大な建造物でも 造っているのでしょうか? 303 00:20:06,005 --> 00:20:08,541 調べたところ そんな計画は➡ 304 00:20:08,541 --> 00:20:11,043 どこにも 見当たりませんでしたが…。 305 00:20:11,043 --> 00:20:15,548 《抜け目のないところは 養父にそっくりだな》 306 00:20:15,548 --> 00:20:17,583 言いたいことは理解した。 307 00:20:17,583 --> 00:20:22,021 穀物自体は大した値ではないが 量が量だ。 308 00:20:22,021 --> 00:20:26,025 値上がりすれば 差額は相当なものになる。 309 00:20:26,025 --> 00:20:29,495 その差額は誰かが横領している。 310 00:20:29,495 --> 00:20:31,530 そして金属の値上がり。 311 00:20:31,530 --> 00:20:35,534 こちらも 何者かが大量に仕入れている。 312 00:20:35,534 --> 00:20:38,070 そう言いたいのだろう? 313 00:20:38,070 --> 00:20:40,606 はい 私が思うに➡ 314 00:20:40,606 --> 00:20:43,542 この2つの行き着く先は同じです。 315 00:20:43,542 --> 00:20:49,048 そして これほどのことができる 人物も限られるでしょう。 316 00:20:51,016 --> 00:20:56,055 私なら もっと詳しく 調べることができます。 317 00:20:56,055 --> 00:21:00,126 流れがどこに集約しているのか➡ 318 00:21:00,126 --> 00:21:02,128 お知りになりたくないですか? 319 00:21:02,128 --> 00:21:04,130 フッ…。 320 00:21:08,067 --> 00:21:12,037 フッ… それで 要求は何だ? 321 00:21:12,037 --> 00:21:15,040 (羅半) はっ! 利害なしに➡ 322 00:21:15,040 --> 00:21:17,543 話を持ってきたわけでは ないのだろう? 323 00:21:17,543 --> 00:21:20,045 壬氏さま! 324 00:21:20,045 --> 00:21:22,081 こちらの額➡ 325 00:21:22,081 --> 00:21:26,619 少~し勉強して いただけないでしょうか? 326 00:21:26,619 --> 00:21:28,020 それは? 327 00:21:28,020 --> 00:21:33,025 (羅半) 養父上が壊した 後宮の門の修繕費です。 328 00:21:33,025 --> 00:21:35,528 (馬閃) 自業自得では…。 329 00:21:35,528 --> 00:21:38,030 分かった。 (馬閃) よいのですか? 330 00:21:38,030 --> 00:21:40,533 (羅半) はぁっ! 331 00:21:40,533 --> 00:21:43,035 その代わり 徹底的に調べろ。 332 00:21:43,035 --> 00:21:48,541 金と鉄が流れ着いた先で 何が起きようとしているのか。 333 00:21:52,044 --> 00:21:54,513 仰せのままに。 334 00:21:56,015 --> 00:22:00,019 《使えるものは 何でも使ってやる…》 335 00:22:01,520 --> 00:22:21,540 ♬~ 336 00:22:21,540 --> 00:22:24,009 ♬~ 337 00:22:25,511 --> 00:22:45,497 ♬~ 338 00:22:45,497 --> 00:23:05,551 ♬~ 339 00:23:05,551 --> 00:23:21,500 ♬~ 340 00:23:21,500 --> 00:23:25,504 ♬~ 341 00:23:25,504 --> 00:23:45,624 ♬~ 342 00:23:45,624 --> 00:23:53,098 ♬~