1 00:00:01,101 --> 00:00:21,154 ♬~ 2 00:00:21,154 --> 00:00:31,565 ♬~ 3 00:00:31,565 --> 00:00:42,075 ♬~ 4 00:00:42,075 --> 00:01:02,095 ♬~ 5 00:01:02,095 --> 00:01:22,115 ♬~ 6 00:01:22,115 --> 00:01:29,122 ♬~ 7 00:01:47,107 --> 00:01:49,109 (響迂) あぁ…。 8 00:01:49,109 --> 00:01:51,111 (神美) 翠苓。 9 00:01:51,111 --> 00:01:53,080 (翠苓) はい… うっ! 10 00:01:54,615 --> 00:01:57,618 (神美) ネズミくらい ちゃんと管理しなさい。 11 00:01:57,618 --> 00:02:00,153 (翠苓) 申し訳ありません。 12 00:02:00,153 --> 00:02:02,189 あら。 13 00:02:02,189 --> 00:02:05,592 この子供は見たことあるわね。 ひっ…。 14 00:02:05,592 --> 00:02:09,596 し… 神美さま… ご… ご… ごめんなさい…。 15 00:02:09,596 --> 00:02:13,100 子螂さまのご子息です。 ふぅん。 16 00:02:13,100 --> 00:02:15,602 ⚟子供のいたずらですよ⚞ 17 00:02:15,602 --> 00:02:20,607 (足音) 18 00:02:20,607 --> 00:02:24,177 ⚟早く行きましょう お母さま⚞ 19 00:02:24,177 --> 00:02:26,179 (神美) 楼蘭。 (猫猫) あぁ…。 20 00:02:27,714 --> 00:02:31,118 《やっぱり そうだったのか》 21 00:02:31,118 --> 00:02:36,089 そうねぇ じゃあ その娘をむち打ちにしましょう。 22 00:02:36,089 --> 00:02:38,592 100回もたたけば十分かしら? 23 00:02:38,592 --> 00:02:41,595 くくりつける柱を準備なさい。 24 00:02:41,595 --> 00:02:43,597 神美さま…。 25 00:02:43,597 --> 00:02:46,099 うっ! はっ…。 26 00:02:46,099 --> 00:02:48,135 あぁ…。 27 00:02:48,135 --> 00:02:51,171 《これは いかん この女は危ない》 28 00:02:51,171 --> 00:02:54,608 《勝手に忍び込み 飛発を見てしまった》 29 00:02:54,608 --> 00:02:57,110 《折檻と称して 始末されるのがおちだ》 30 00:02:57,110 --> 00:03:00,614 (神美) 早くしなさい。 (楼蘭) お母さま。 31 00:03:00,614 --> 00:03:02,582 (楼蘭) 以前おっしゃっていたでしょう? 32 00:03:02,582 --> 00:03:04,618 新しい薬師が欲しいと。 33 00:03:04,618 --> 00:03:07,087 この娘がそうです。 34 00:03:07,087 --> 00:03:08,588 ん…。 35 00:03:10,090 --> 00:03:12,125 薬師には見えないけど。 36 00:03:12,125 --> 00:03:18,065 ええ でもこう見えて よわい三十を過ぎているのです。 37 00:03:18,065 --> 00:03:23,570 日々 おのが薬を試すうちに 年を取らぬ体になったと。 38 00:03:23,570 --> 00:03:25,105 へぇ…。 39 00:03:25,105 --> 00:03:27,574 どの薬が効くのか 分かりませんが➡ 40 00:03:27,574 --> 00:03:32,079 不老の妙薬につながるものを 作れるのは確かです。 41 00:03:32,079 --> 00:03:35,615 失敗したら 前の男のように死ぬだけです。 42 00:03:35,615 --> 00:03:38,652 《不老の妙薬? 前の男?》 43 00:03:38,652 --> 00:03:41,588 そう なら仕方ないわね。 44 00:03:41,588 --> 00:03:45,592 姶良さま お話の続きはまた後ほど。 45 00:03:45,592 --> 00:03:48,562 (姶良) ええ。 46 00:03:48,562 --> 00:03:50,097 ハァ…。 47 00:03:50,097 --> 00:03:52,099 (神美) そうだわ。 48 00:03:52,099 --> 00:03:55,569 ここでは まともな仕事も できないでしょう? 49 00:03:55,569 --> 00:03:59,139 その薬師も一緒に 連れていきましょう。 50 00:03:59,139 --> 00:04:01,608 私たちの砦に。 51 00:04:06,079 --> 00:04:10,584 《子翠の正体は 楼蘭妃だった》 52 00:04:10,584 --> 00:04:12,586 《とんだ役者…➡ 53 00:04:12,586 --> 00:04:16,089 いや まるで狸のようだ》 54 00:04:16,089 --> 00:04:18,592 《四夫人に特別授業をした時➡ 55 00:04:18,592 --> 00:04:23,630 派手な装いで 無表情なまま授業を聞いていた》 56 00:04:23,630 --> 00:04:26,166 《皇太后さまから隠れたり➡ 57 00:04:26,166 --> 00:04:29,069 大浴場で 里樹妃に近づかなかったのも➡ 58 00:04:29,069 --> 00:04:33,073 自分が楼蘭妃だと バレないようにするためだろう》 59 00:04:33,073 --> 00:04:35,609 《私から隠れなかったのは➡ 60 00:04:35,609 --> 00:04:40,580 毛毛を捕まえた時に 楼蘭妃と気付かなかったから…》 61 00:04:40,580 --> 00:04:43,583 《うすうす感じてはいたが…》 62 00:04:43,583 --> 00:04:47,120 《虫好きで ちょっと変わっていて➡ 63 00:04:47,120 --> 00:04:51,191 噂話に花を咲かせる普通の子》 64 00:04:51,191 --> 00:04:55,695 《見事 子翠に 化かされていたというわけか》 65 00:05:03,069 --> 00:05:06,072 前の薬師が使っていた部屋だ。 66 00:05:11,077 --> 00:05:15,582 ここまで お前を 連れてくるつもりはなかった…。 67 00:05:15,582 --> 00:05:21,121 子翠とは 異母姉妹… ですか? 68 00:05:21,121 --> 00:05:25,158 私を姉として扱うのは あいつだけだよ。 69 00:05:25,158 --> 00:05:27,093 《やはりそうか》 70 00:05:27,093 --> 00:05:30,597 《楼蘭は 子昌の一人娘と聞いていたが➡ 71 00:05:30,597 --> 00:05:34,601 腹違いの娘が もう1人いたとなれば…》 72 00:05:34,601 --> 00:05:37,604 《あれほど恐ろしい奥方の 神美からは➡ 73 00:05:37,604 --> 00:05:40,106 存在すら許されないだろう》 74 00:05:40,106 --> 00:05:45,111 神美さまは 私が憎くて仕方ないんだ。 75 00:05:45,111 --> 00:05:47,647 父 子昌は元々➡ 76 00:05:47,647 --> 00:05:50,684 子の一族の 傍流に過ぎなかったが➡ 77 00:05:50,684 --> 00:05:56,590 才覚を見込まれて本家… 神美さまの家に養子に入った。 78 00:05:56,590 --> 00:06:01,595 そして「子昌」という名をもらい 2人は婚約した。 79 00:06:01,595 --> 00:06:03,630 しかし先帝の代➡ 80 00:06:03,630 --> 00:06:06,600 神美さまは後宮に召し上げられた。 81 00:06:06,600 --> 00:06:10,604 時を経て 下賜という形で 戻ってきた時には➡ 82 00:06:10,604 --> 00:06:14,140 父のそばに私の母と私がいた。 83 00:06:14,140 --> 00:06:18,211 神美さまは 母と私を屋敷から追い出し➡ 84 00:06:18,211 --> 00:06:20,614 使用人として こき使った。 85 00:06:20,614 --> 00:06:23,116 そして私の名前に➡ 86 00:06:23,116 --> 00:06:27,587 一族を表す文字が 入っていることすら嫌がった。 87 00:06:27,587 --> 00:06:30,590 もしかして「子翠」というのは…。 88 00:06:30,590 --> 00:06:34,094 ああ 元は私の名前だ。 89 00:06:34,094 --> 00:06:37,664 楼蘭はその名前を 気に入っているようですね。 90 00:06:37,664 --> 00:06:39,699 下女として偽名を使うなら➡ 91 00:06:39,699 --> 00:06:43,203 もっと違う名を 選べばよかったのに。 92 00:06:45,105 --> 00:06:48,108 そういう子なんだ。 93 00:06:48,108 --> 00:06:51,111 《同じ男の 娘として生まれたのに➡ 94 00:06:51,111 --> 00:06:53,113 母が違うだけで➡ 95 00:06:53,113 --> 00:06:56,116 一方は 蝶よ花よと育てられ➡ 96 00:06:56,116 --> 00:06:59,619 帝の花として献上される》 97 00:06:59,619 --> 00:07:01,655 《そして もう一方は➡ 98 00:07:01,655 --> 00:07:06,593 官女として後宮に送り込まれ 暗躍する》 99 00:07:06,593 --> 00:07:09,596 《中祀での 壬氏さま暗殺未遂事件に➡ 100 00:07:09,596 --> 00:07:12,599 翠苓は関わっていた》 101 00:07:12,599 --> 00:07:17,103 《倉庫の爆発の混乱に乗じて 祭具を盗み➡ 102 00:07:17,103 --> 00:07:20,607 発覚したら 死人を装って逃走した》 103 00:07:20,607 --> 00:07:24,644 《そして 先日の飛発を使った襲撃事件も➡ 104 00:07:24,644 --> 00:07:27,681 子昌が黒幕だったのだろう》 105 00:07:27,681 --> 00:07:30,116 《後宮管理者の壬氏さまは➡ 106 00:07:30,116 --> 00:07:33,119 後宮のあり方を 変えようとしていた》 107 00:07:33,119 --> 00:07:36,089 《子昌のやり方に反するように》 108 00:07:36,089 --> 00:07:40,126 《しかし それだけか?》 109 00:07:40,126 --> 00:07:45,632 《子翠… いや 楼蘭が 価値があると言ったかんざし》 110 00:07:45,632 --> 00:07:47,667 《ただの官ではない》 111 00:07:47,667 --> 00:07:50,704 《いや 宦官ですらなかった》 112 00:07:50,704 --> 00:07:52,605 どうした? 113 00:07:52,605 --> 00:07:55,608 宦官を装って後宮に入った時➡ 114 00:07:55,608 --> 00:07:58,611 どうやって調べられましたか? 115 00:07:58,611 --> 00:08:01,614 何をいきなり。 116 00:08:01,614 --> 00:08:03,583 触診だ。 117 00:08:03,583 --> 00:08:06,586 去勢していない男が入るには? 118 00:08:06,586 --> 00:08:09,622 3人の官に触診される。 119 00:08:09,622 --> 00:08:12,692 ごまかすのは難しいだろうな。 120 00:08:12,692 --> 00:08:16,129 《ならば壬氏さまは どうやって入ったのか》 121 00:08:16,129 --> 00:08:21,601 《後宮に出入り自由な男子は 帝か その縁者のみ…》 122 00:08:21,601 --> 00:08:25,605 《帝に近しい男子は 皇弟しかいない》 123 00:08:25,605 --> 00:08:30,076 《いや その可能性も考えたが 年齢が違う》 124 00:08:30,076 --> 00:08:33,646 《けれど 時折見せる幼い振る舞いが➡ 125 00:08:33,646 --> 00:08:37,684 本来の 壬氏さまの姿だとしたら…》 126 00:08:37,684 --> 00:08:39,619 《そういえば➡ 127 00:08:39,619 --> 00:08:44,190 狩りの時に 何か大事な話を しようとしていた気が…》 128 00:08:44,190 --> 00:08:45,625 ((牛黄~‼)) 129 00:08:45,625 --> 00:08:48,595 《牛黄は人を狂わせる なんと恐ろしい》 130 00:08:48,595 --> 00:08:52,132 どうした。 いえ 別に。 131 00:08:52,132 --> 00:08:54,134 《ん~…》 132 00:08:54,134 --> 00:08:56,669 《よし この件は ひとまず置いておこう》 133 00:08:56,669 --> 00:08:59,672 《現状を把握するのが先だ》 134 00:09:00,607 --> 00:09:02,609 あっ。 135 00:09:02,609 --> 00:09:04,611 雪…。 136 00:09:04,611 --> 00:09:08,081 ああ これから本格的に降り始める。 137 00:09:08,081 --> 00:09:11,084 《北の高地か…》 138 00:09:11,084 --> 00:09:14,087 《神美は「砦」と言っていた》 139 00:09:14,087 --> 00:09:18,191 《堅牢な城壁に囲まれ 背後には崖》 140 00:09:18,191 --> 00:09:21,094 《なぜ神美は こんな所に…》 141 00:09:21,094 --> 00:09:24,631 《高順さまは 特使が宿舎から抜け出して➡ 142 00:09:24,631 --> 00:09:28,101 何者かと取引していると 疑っていた》 143 00:09:28,101 --> 00:09:33,106 《あの工房で作られていた 西方の最新の武器 飛発…》 144 00:09:33,106 --> 00:09:34,641 あっ。 145 00:09:34,641 --> 00:09:38,111 あなたたちは 戦を起こす気ですか? 146 00:09:43,116 --> 00:09:46,119 それは私が決めることではない。 147 00:09:48,087 --> 00:09:50,623 楼蘭さまがああ言った手前➡ 148 00:09:50,623 --> 00:09:52,625 調薬のまね事はしておいてくれ。 149 00:09:52,625 --> 00:09:55,128 言われなくてもします。 150 00:09:55,128 --> 00:09:57,130 食事は持ってくる。 151 00:09:57,130 --> 00:10:01,134 くれぐれも神美さまのご機嫌を 損ねないように。 152 00:10:04,604 --> 00:10:08,107 戦か… 大きく出たな。 153 00:10:08,107 --> 00:10:11,111 さて どうするか? 154 00:10:11,111 --> 00:10:13,112 《ここは3階》 155 00:10:13,112 --> 00:10:17,083 《外は雪で 逃げ出しても 里に着く前に倒れそうだ》 156 00:10:17,083 --> 00:10:18,618 ん? 157 00:10:18,618 --> 00:10:23,189 《前にいた薬師も こうやって 幽閉されていたのか?》 158 00:10:23,189 --> 00:10:26,159 《薬を試していて 死んだようだけど…》 159 00:10:27,594 --> 00:10:29,129 おっ。 160 00:10:29,129 --> 00:10:33,133 おおっ! 前の薬師が残した宝の山~⁉ 161 00:10:33,133 --> 00:10:36,102 アハハ! ヒヒっ ウヒヒヒ…。 162 00:10:36,102 --> 00:10:38,104 はぁ~! ハハ…! 163 00:10:42,075 --> 00:10:45,144 そろそろ農閑期に入る頃か。 164 00:10:45,144 --> 00:10:47,180 いつだったか➡ 165 00:10:47,180 --> 00:10:51,084 戦は農民が暇な時期に起きると 聞いた気がする。 166 00:10:51,084 --> 00:10:54,087 ここは北部の子北州だとして…。 167 00:10:54,087 --> 00:10:56,089 後宮から船で10日。 168 00:10:56,089 --> 00:11:01,094 それから歩いて温泉郷に向かい さらに馬車に乗る。 169 00:11:01,094 --> 00:11:04,097 その範囲で山がある場所は…。 170 00:11:04,097 --> 00:11:08,101 こんなことなら ちゃんと勉強しておくんだった。 171 00:11:08,101 --> 00:11:12,205 ⚟坊ちゃま そっちで遊んではいけません!⚞ 172 00:11:12,205 --> 00:11:15,108 (響迂) ⚟え~! こっちは まだ探索してねえんだから!⚞ 173 00:11:15,108 --> 00:11:17,610 (子供たち:笑い声) 174 00:11:17,610 --> 00:11:21,080 《響迂の他にも 子供がいるのか…》 175 00:11:21,080 --> 00:11:22,582 ハァ…。 176 00:11:22,582 --> 00:11:25,118 《里から ここに連れてこられる時➡ 177 00:11:25,118 --> 00:11:29,622 一緒に行くと言った響迂に 翠苓は渋い顔をした》 178 00:11:29,622 --> 00:11:33,159 《本当は 里にとどめて おきたかったのかもしれない》 179 00:11:33,159 --> 00:11:37,130 《もし 子の一族が 謀反を起こしたとなれば➡ 180 00:11:37,130 --> 00:11:41,100 一族郎党 その罪を負わされるだろう》 181 00:11:41,100 --> 00:11:45,605 《それは 女 子供でも 赤子でも》 182 00:11:47,106 --> 00:11:50,143 《子供たちは 知っているのだろうか》 183 00:11:50,143 --> 00:11:53,112 《大人たちは教えたのだろうか》 184 00:11:55,715 --> 00:11:59,185 人ごとだと 割り切ってしまえばいいのに…。 185 00:12:01,120 --> 00:12:03,623 (神美) ⚟ホホホ…⚞ 186 00:12:03,623 --> 00:12:06,092 (楼蘭) 母が笑っている。 187 00:12:08,661 --> 00:12:12,065 ((オホホホ…)) 188 00:12:12,065 --> 00:12:14,567 (楼蘭)《ここは笑うところ》 189 00:12:14,567 --> 00:12:17,637 《母が父に憤っている》 190 00:12:17,637 --> 00:12:20,573 《ここは一緒に怒るところ》 191 00:12:20,573 --> 00:12:23,076 《母が折檻している》 192 00:12:23,076 --> 00:12:25,078 《ここは傍観するところ》 193 00:12:25,078 --> 00:12:27,580 《そう理解した》 194 00:12:27,580 --> 00:12:32,085 《お母さまが笑えば笑い 嘆く時は嘆く》 195 00:12:32,085 --> 00:12:36,089 《私が人形でいれば お母さまは怒らない》 196 00:12:36,089 --> 00:12:38,625 《これ以上醜くならない》 197 00:12:38,625 --> 00:12:42,562 《がんじがらめで窮屈だけど それでもいいと思っていた》 198 00:12:42,562 --> 00:12:44,230 《けれど…》 199 00:12:44,230 --> 00:12:46,132 (神美)((くっ!)) ((たたく音)) 200 00:12:46,132 --> 00:12:49,669 ((汚らわしい! お前も! あの女も!)) 201 00:12:49,669 --> 00:12:52,639 ((生まれるべきでは なかったのよ!)) 202 00:12:52,639 --> 00:12:55,074 (楼蘭)《私は間違えていた》 203 00:12:55,074 --> 00:12:58,077 《お母さまは どんどん醜くなる》 204 00:12:58,077 --> 00:13:00,079 《人形のままでいても➡ 205 00:13:00,079 --> 00:13:02,649 お母さまを 止めることはできない》 206 00:13:02,649 --> 00:13:04,651 ((たたく音)) 207 00:13:08,087 --> 00:13:11,591 (楼蘭)《あぁ 無駄だな》 208 00:13:11,591 --> 00:13:17,130 《そう気付いた時には もう何もかも遅かった》 209 00:13:17,130 --> 00:13:19,132 ハァ…。 210 00:13:21,067 --> 00:13:23,069 (扉が開く音) (見張りの男) おい。 211 00:13:23,069 --> 00:13:24,570 ん? 212 00:13:24,570 --> 00:13:27,040 神美さまがお呼びだ。 213 00:13:28,574 --> 00:13:31,077 薬師を連れてきました。 214 00:13:31,077 --> 00:13:34,047 失礼します。 215 00:13:34,047 --> 00:13:36,549 《ジャコウの香り…》 216 00:13:38,117 --> 00:13:40,153 (扉が閉まる音) (笑い声) 217 00:13:40,153 --> 00:13:43,589 (笑い声) 218 00:13:43,589 --> 00:13:46,092 《何か混ぜものをしているな》 219 00:13:46,092 --> 00:13:48,061 (神美) それで? 220 00:13:52,065 --> 00:13:55,568 不老の薬は まだかしら。 221 00:13:55,568 --> 00:13:57,570 もう少しかかりそうです。 222 00:13:57,570 --> 00:14:01,074 (神美) あら そう。 ん…。 223 00:14:01,074 --> 00:14:03,643 《ここだと まるで主従だな》 224 00:14:03,643 --> 00:14:06,045 《いつもは仲のいい姉妹なのに》 225 00:14:06,045 --> 00:14:09,582 (神美) あしたは何か成果を出しなさい。 226 00:14:09,582 --> 00:14:11,551 はい。 227 00:14:13,052 --> 00:14:16,055 フゥ…。 戻るぞ。 228 00:14:16,055 --> 00:14:19,058 《部屋から出られるのは 日に一度》 229 00:14:19,058 --> 00:14:21,094 《報告の時だけだ》 230 00:14:21,094 --> 00:14:26,165 《置かれた立場は不愉快だけど やること自体は嫌いじゃ ない》 231 00:14:26,165 --> 00:14:28,067 《古い薬が多いものの➡ 232 00:14:28,067 --> 00:14:31,070 医局と比べても 遜色ない品ぞろえだ》 233 00:14:31,070 --> 00:14:33,573 《資料も大量にある》 234 00:14:33,573 --> 00:14:38,077 《前にいたという薬師 どんだけ腕がよかったんだ》 235 00:14:38,077 --> 00:14:40,079 (響迂) おい 薬屋! ん? 236 00:14:40,079 --> 00:14:43,082 (子供たち:笑い声) 237 00:14:43,082 --> 00:14:45,118 何でしょうか 響迂さま。 238 00:14:45,118 --> 00:14:47,153 う~わ! 気持ち悪っ! 239 00:14:47,153 --> 00:14:49,555 いたたた… 薬屋 痛い痛い! 《うん 殴りたい》 240 00:14:49,555 --> 00:14:53,059 (女の子) 誰~? 新しい薬師だよ。 241 00:14:53,059 --> 00:14:58,064 なぁ! 神美さまの部屋 他に女の人いなかった? 242 00:14:58,064 --> 00:15:00,066 いましたね。 243 00:15:00,066 --> 00:15:03,069 ホントか⁉ 俺の母さまが いるはずなんだけど➡ 244 00:15:03,069 --> 00:15:05,104 元気そうだった? 245 00:15:05,104 --> 00:15:09,075 《響迂の母親があの中に…》 246 00:15:11,144 --> 00:15:14,580 どの方か分からないので 何とも。 247 00:15:14,580 --> 00:15:18,084 そっか… 仕方ないよな。 248 00:15:18,084 --> 00:15:21,053 母さま 仕事で忙しいらしいんだ。 249 00:15:21,053 --> 00:15:24,056 やっぱ 里で待ってればよかったかな。 250 00:15:24,056 --> 00:15:29,061 《温泉郷に預けられていたのは 母親に会わせないためか》 251 00:15:29,061 --> 00:15:33,132 《もしくは 母親自身が…》 252 00:15:33,132 --> 00:15:35,601 では 私は これで。 253 00:15:38,070 --> 00:15:40,072 あっ おい! 254 00:15:40,072 --> 00:15:42,074 ん? 255 00:15:42,074 --> 00:15:46,045 あっ… ん… う…。 256 00:15:46,045 --> 00:15:48,047 何でもない! (子供たち) あっ。 257 00:15:58,124 --> 00:16:01,160 (壬氏) そういうことか 羅半。 258 00:16:01,160 --> 00:16:06,065 (羅半) はい あくまで数字から 導き出される推測ですが…。 259 00:16:06,065 --> 00:16:10,570 子昌が治める北方の砦が 拡張されている…。 260 00:16:10,570 --> 00:16:14,574 ええ 元は放棄された砦でした。 261 00:16:14,574 --> 00:16:18,077 拡張工事についての届けは 出されていません。 262 00:16:18,077 --> 00:16:20,046 つまり…➡ 263 00:16:20,046 --> 00:16:22,081 謀反だな。 264 00:16:22,081 --> 00:16:26,152 (高順) たとえ子の一族が 王母の時代から仕えていて➡ 265 00:16:26,152 --> 00:16:29,055 子昌が 女帝の寵臣で あったとしても➡ 266 00:16:29,055 --> 00:16:31,090 許されることではありません。 267 00:16:31,090 --> 00:16:33,059 どの程度進んでいる? 268 00:16:33,059 --> 00:16:37,063 (羅半) 鉄の値が 上がり始めた時期から考えると➡ 269 00:16:37,063 --> 00:16:40,066 それなりに準備を整えているかと。 270 00:16:40,066 --> 00:16:42,568 早々に対処を… うっ。 271 00:16:42,568 --> 00:16:45,104 ⚟何をやっているのだね?⚞ うっ! 272 00:16:45,104 --> 00:16:47,139 (羅漢) 羅半。 273 00:16:47,139 --> 00:16:49,175 ぐっ… 養父上…。 274 00:16:49,175 --> 00:16:51,077 軍師殿…。 275 00:16:51,077 --> 00:16:56,082 (羅漢) そうそう貴き方の元へ 通うものではない。 276 00:16:56,082 --> 00:17:00,553 変な誤解が生まれるよ。 (羅半) あっ… あぁ…。 277 00:17:00,553 --> 00:17:06,058 ただでさえ 男とも女とも 分からないお方なのだから。 278 00:17:06,058 --> 00:17:08,094 (馬閃) 何を! 馬閃。 279 00:17:08,094 --> 00:17:10,096 しかし父上! 280 00:17:10,096 --> 00:17:13,099 (小声で) 高順さま…。 ん? 281 00:17:15,167 --> 00:17:18,070 軍師殿の言いたいことは 分かります。 282 00:17:18,070 --> 00:17:20,573 私のふがいなさが 問題なのでしょう。 283 00:17:20,573 --> 00:17:23,042 その通りだ。 284 00:17:23,042 --> 00:17:29,081 《軍師殿の娘かわいさを思えば 来るのが遅かったくらいだ》 285 00:17:29,081 --> 00:17:31,050 《抜け穴のこと➡ 286 00:17:31,050 --> 00:17:33,586 消えた宦官のこと➡ 287 00:17:33,586 --> 00:17:37,156 子翠という 存在しない下女のこと》 288 00:17:37,156 --> 00:17:43,062 《全て後手に回り 結果的に猫猫がさらわれた》 289 00:17:43,062 --> 00:17:45,064 《俺の責任だ》 290 00:17:45,064 --> 00:17:48,067 (羅漢) 後宮の外にも内にも入れる➡ 291 00:17:48,067 --> 00:17:50,570 どなたかがいたにも かかわらず➡ 292 00:17:50,570 --> 00:17:53,072 わが娘がさらわれた! 293 00:17:53,072 --> 00:17:55,041 そして そのお方は➡ 294 00:17:55,041 --> 00:17:59,078 悠長に 書類に囲まれているときている…。 295 00:17:59,078 --> 00:18:05,084 女1人どうなろうと 関係ないということでしょうかね。 296 00:18:05,084 --> 00:18:07,053 嫌みなら聞きましょう。 297 00:18:07,053 --> 00:18:10,590 しかし敵は私ではなく 子昌です。 298 00:18:10,590 --> 00:18:12,558 (羅漢) ハァ~。 299 00:18:12,558 --> 00:18:15,061 そこまで分かっていて➡ 300 00:18:15,061 --> 00:18:19,065 何をしているのかと 言っているんです。 301 00:18:19,065 --> 00:18:21,601 ぐっ…! 302 00:18:21,601 --> 00:18:24,170 《軍師殿はお見通しなのだ》 303 00:18:24,170 --> 00:18:28,574 《本来の自分の立場に 自信を持つことができず➡ 304 00:18:28,574 --> 00:18:33,079 そこから逃げ出して この地位に あぐらをかいていると》 305 00:18:33,079 --> 00:18:38,050 (羅漢) 半端な姿で 半端な仕事をして➡ 306 00:18:38,050 --> 00:18:42,054 それで何事もうまくいくとでも? 307 00:18:46,125 --> 00:18:50,196 半端な宦官野郎のままで…➡ 308 00:18:50,196 --> 00:18:53,165 何ができるというんです‼ 309 00:19:00,606 --> 00:19:03,109 私は…。 310 00:19:03,109 --> 00:19:06,078 ⚟悪かったねぇ⚞ あっ。 311 00:19:07,613 --> 00:19:09,615 お… お… 叔父貴⁉ 312 00:19:14,587 --> 00:19:16,622 あ… ん…。 313 00:19:16,622 --> 00:19:21,193 (羅門) お前がそんなふうに 思っているとは思わなかったよ。 314 00:19:21,193 --> 00:19:25,598 私だって 好きで宦官に なったわけじゃないんだけどねぇ。 315 00:19:25,598 --> 00:19:27,600 あ~… 違う 違うんだ! 316 00:19:27,600 --> 00:19:29,602 叔父貴のことを 言ったわけじゃないんだ…。 317 00:19:29,602 --> 00:19:32,104 私は半端な宦官だし➡ 318 00:19:32,104 --> 00:19:35,074 しかも まともに歩けないし➡ 319 00:19:35,074 --> 00:19:39,078 今だって 贅沢にも かごに乗せてもらってきたよ。 320 00:19:39,078 --> 00:19:44,183 今回の件は 猫猫を ちゃんと見ていなかった私にも➡ 321 00:19:44,183 --> 00:19:46,585 責任があるからねぇ…。 322 00:19:46,585 --> 00:19:48,587 うぅ… そ そんな。 323 00:19:48,587 --> 00:19:50,589 叔父貴のことは責めてないよ…。 324 00:19:50,589 --> 00:19:53,092 ハァ ハァ…。 325 00:19:53,092 --> 00:19:55,561 ハァ! 間に合った。 326 00:19:55,561 --> 00:19:59,598 お前は頭にくると すぐ攻撃的になる。 327 00:19:59,598 --> 00:20:04,103 相手の事情を考えて 行動することも 大切だよ。 328 00:20:04,103 --> 00:20:06,672 分かってるよ 叔父貴。 329 00:20:06,672 --> 00:20:09,075 さっきのは 売り言葉に買い言葉で➡ 330 00:20:09,075 --> 00:20:13,079 あんなこと言うつもりは これっぽっちもなかったんだ。 331 00:20:13,079 --> 00:20:16,582 《いや 何の言葉も売っていないが…》 332 00:20:16,582 --> 00:20:19,118 (羅門) ケンカになる前に➡ 333 00:20:19,118 --> 00:20:22,088 ちゃんと礼をもって 伝えるべきことが➡ 334 00:20:22,088 --> 00:20:24,590 あるんじゃないかね? 335 00:20:24,590 --> 00:20:44,610 ♬~ 336 00:20:44,610 --> 00:20:48,581 ♬~ 337 00:20:48,581 --> 00:20:50,082 なっ! 338 00:20:51,083 --> 00:20:52,585 あ…。 339 00:20:55,588 --> 00:20:58,090 お願いに参りました。 340 00:20:58,090 --> 00:21:01,127 逆賊 子昌を討つべく➡ 341 00:21:01,127 --> 00:21:04,130 軍を動かしていただきたいと! 342 00:21:12,571 --> 00:21:14,573 子の一族は数年前より➡ 343 00:21:14,573 --> 00:21:18,110 新型の飛発を 製造しているようです。 344 00:21:18,110 --> 00:21:21,080 飛発を用いた暗殺未遂➡ 345 00:21:21,080 --> 00:21:24,083 楼蘭の逃亡の件もございます。 346 00:21:24,083 --> 00:21:26,585 謀反の証拠はそろっています。 347 00:21:26,585 --> 00:21:30,089 膿は早めに出し切るべきです。 348 00:21:31,657 --> 00:21:36,595 《これは 宦官 壬氏に対する礼ではない》 349 00:21:36,595 --> 00:21:41,100 《国に対する反逆の罪で 子昌を討つならば➡ 350 00:21:41,100 --> 00:21:47,573 禁軍 すなわち 帝直轄の軍を動かすことになる》 351 00:21:47,573 --> 00:21:50,576 《そして それを指揮するのは➡ 352 00:21:50,576 --> 00:21:53,679 大尉 羅漢ではなく…》 353 00:21:53,679 --> 00:21:55,681 (羅漢) いつまで…➡ 354 00:21:55,681 --> 00:21:59,618 仮初の姿で 欺き続けるつもりですか? 355 00:21:59,618 --> 00:22:03,589 壬氏さま いえ…➡ 356 00:22:03,589 --> 00:22:05,591 月の君。 357 00:22:08,093 --> 00:22:10,596 《いつかくると思っていた》 358 00:22:10,596 --> 00:22:13,599 《それが今きたに過ぎない》 359 00:22:20,573 --> 00:22:23,542 《覚悟を決める時がきたようだ》 360 00:22:25,578 --> 00:22:45,564 ♬~ 361 00:22:45,564 --> 00:23:05,651 ♬~ 362 00:23:05,651 --> 00:23:21,600 ♬~ 363 00:23:21,600 --> 00:23:25,604 ♬~ 364 00:23:25,604 --> 00:23:45,591 ♬~ 365 00:23:45,591 --> 00:23:53,065 ♬~