1 00:00:01,101 --> 00:00:21,121 ♬~ 2 00:00:21,121 --> 00:00:31,565 ♬~ 3 00:00:31,565 --> 00:00:42,075 ♬~ 4 00:00:42,075 --> 00:01:02,062 ♬~ 5 00:01:02,062 --> 00:01:22,115 ♬~ 6 00:01:22,115 --> 00:01:29,089 ♬~ 7 00:01:41,068 --> 00:01:45,038 (足音) 8 00:01:45,038 --> 00:01:47,040 楼蘭さま。 9 00:01:53,547 --> 00:01:58,585 (調薬する音) 10 00:01:58,585 --> 00:02:00,621 (猫猫)《蘇りの薬は➡ 11 00:02:00,621 --> 00:02:05,559 どうやら不老の薬を作る過程で 実験したらしい》 12 00:02:05,559 --> 00:02:09,563 《事実 翠苓はその薬で蘇った》 13 00:02:09,563 --> 00:02:13,567 《前任の薬師は やはり優秀だ》 14 00:02:13,567 --> 00:02:16,069 《だが 神美が求めるのは➡ 15 00:02:16,069 --> 00:02:20,574 1杯飲むだけで 10歳若返るような不老の薬…》 16 00:02:23,110 --> 00:02:25,145 フゥ…。 17 00:02:25,145 --> 00:02:27,648 お前らも大変だな。 18 00:02:29,082 --> 00:02:31,084 そんな薬あるわけない。 19 00:02:31,084 --> 00:02:34,554 分かってはいるんだけど。 20 00:02:34,554 --> 00:02:38,558 私にも 薬師としての矜持がある! 21 00:02:38,558 --> 00:02:40,594 (楼蘭) ハハっ。 22 00:02:40,594 --> 00:02:59,546 ♬~ 23 00:02:59,546 --> 00:03:03,050 《日にちだけが過ぎていく…》 24 00:03:03,050 --> 00:03:05,052 ⚟アハハハ…⚞ ん? 25 00:03:05,052 --> 00:03:07,087 (女の子) 待ってよ~! (響迂たち) アハハ…。 26 00:03:07,087 --> 00:03:10,057 (侍女) 坊ちゃん! そっちは いけませんと何度言えば。 27 00:03:10,057 --> 00:03:12,059 (響迂) いいだろ別に! 28 00:03:12,059 --> 00:03:13,560 ハァ…。 29 00:03:13,560 --> 00:03:15,595 《ま~た怒られてらぁ》 30 00:03:15,595 --> 00:03:20,067 《毎度 連れ戻されるのに よく飽きないな…》 31 00:03:20,067 --> 00:03:22,069 (においを嗅ぐ音) 32 00:03:22,069 --> 00:03:24,071 《しっかし このにおい…》 33 00:03:24,071 --> 00:03:26,573 《下に工房でもあるのか?》 34 00:03:26,573 --> 00:03:29,042 《隠れ里にあったような》 35 00:03:32,079 --> 00:03:34,581 《爆発しなきゃいいけど…》 36 00:03:34,581 --> 00:03:36,583 (ノック) ん? 37 00:03:39,653 --> 00:03:41,621 《はて?》 38 00:03:43,557 --> 00:03:45,559 《針金?》 39 00:03:45,559 --> 00:03:49,062 《「逃げろ 見張りはおびき寄せる」》 40 00:03:49,062 --> 00:03:51,565 《いや 「逃げろ」ってどこへ…》 41 00:03:51,565 --> 00:03:53,567 (物音) 《ん?》 42 00:03:53,567 --> 00:03:57,070 ⚟ぐっ… んぐぐぐ… 離せ…⚞ ⚟こら! 坊ちゃん!⚞ 43 00:03:57,070 --> 00:04:00,073 (かんぬきを外す音) お前の差し金か! 44 00:04:01,608 --> 00:04:06,580 フフ… 「おびき寄せる」ねぇ…。 うぅ…。 45 00:04:09,549 --> 00:04:12,552 (翠苓) どういうつもりだろうか? 46 00:04:12,552 --> 00:04:15,055 (響迂) ん… 何のことかな? 47 00:04:15,055 --> 00:04:17,057 (翠苓) お前が仕向けたのか? 48 00:04:17,057 --> 00:04:19,559 何のことでしょうか? 49 00:04:19,559 --> 00:04:24,064 《ガキなりに私を助けようと してくれたんだよな》 50 00:04:24,064 --> 00:04:29,169 《子供の浅知恵とはいえ バレたら さすがにヤバかろう…》 51 00:04:29,169 --> 00:04:30,537 んっ。 52 00:04:32,038 --> 00:04:34,040 俺は遊んでただけだよ。 53 00:04:34,040 --> 00:04:37,043 ついでに見張りがサボってないか 見てたんだ。 54 00:04:37,043 --> 00:04:38,545 (見張りの男) は~⁉ 55 00:04:38,545 --> 00:04:41,047 (翠苓) 本当か? はい。 56 00:04:41,047 --> 00:04:45,051 ハァ… 今後は怪しいまねはするな。 57 00:04:45,051 --> 00:04:48,622 分かった! 待てよ あれは確かに…。 58 00:04:48,622 --> 00:04:52,659 これ以上騒ぎにするな 分かるだろう。 59 00:04:52,659 --> 00:04:54,060 うっ! 60 00:04:54,060 --> 00:04:57,597 分かったよ…。 ヘッヘヘ~ ヘヘ…。 61 00:04:57,597 --> 00:05:00,600 《翠苓がいてくれて助かった》 62 00:05:00,600 --> 00:05:03,069 《これにて一件落着…》 ⚟あら?⚞ 63 00:05:05,572 --> 00:05:07,073 はっ。 64 00:05:08,575 --> 00:05:11,144 (神美) 一体何の騒ぎかしら? 65 00:05:11,144 --> 00:05:13,613 あっ 母さま。 66 00:05:17,083 --> 00:05:20,587 あ… 母さま…。 67 00:05:20,587 --> 00:05:22,589 大したことではありません。 68 00:05:22,589 --> 00:05:24,591 (神美) そうなの? 69 00:05:24,591 --> 00:05:28,595 なぜ薬師が外に出ているのか 気になるのだけど。 70 00:05:28,595 --> 00:05:33,600 響迂が 薬師の部屋の前で遊んで 見張りの邪魔を…。 71 00:05:33,600 --> 00:05:37,170 念のため 事情を聞いていまし…。 (神美) あらぁ。 72 00:05:37,170 --> 00:05:39,573 悪いことをしたの? 73 00:05:39,573 --> 00:05:44,578 ダメよ~ しつけをしなくちゃ いけなくなるもの。 74 00:05:44,578 --> 00:05:49,583 お尻を少~し ぶった方がいいかしらねぇ? 75 00:05:49,583 --> 00:05:52,586 (響迂) はっ… あ… あ…。 76 00:05:52,586 --> 00:05:54,588 神美さま それは…。 77 00:05:54,588 --> 00:05:57,123 何? うっ。 78 00:05:57,123 --> 00:05:59,159 き… 響迂はまだ子供です。 79 00:05:59,159 --> 00:06:03,063 それに大したことは な 何も…。 80 00:06:03,063 --> 00:06:05,565 (響迂) はぁっ…。 81 00:06:07,100 --> 00:06:09,569 (響迂) あ… あぁ…。 82 00:06:09,569 --> 00:06:13,073 ふぅん ということは➡ 83 00:06:13,073 --> 00:06:16,610 ささいなことで大騒ぎした者が いるのね? 84 00:06:16,610 --> 00:06:19,646 まさか! 違います! 85 00:06:19,646 --> 00:06:22,082 (神美) でも そういうことにならない? 86 00:06:22,082 --> 00:06:25,585 水牢で反省してもらおうかしら。 87 00:06:25,585 --> 00:06:28,088 (見張りの男) そんな! 《理不尽だ》 88 00:06:28,088 --> 00:06:31,091 (神美) ウフフ…。 《理由なんて どうでもいいんだ》 89 00:06:31,091 --> 00:06:35,562 《ただ相手を苦しめる そのことを楽しんでる》 90 00:06:35,562 --> 00:06:37,597 《人ごとだ》 91 00:06:37,597 --> 00:06:41,067 《見張りや響迂のことなんて 放っておけばいい》 92 00:06:42,669 --> 00:06:46,072 《でも… イライラする》 93 00:06:46,072 --> 00:06:49,075 (神美) 仕方ないわ では2人に➡ 94 00:06:49,075 --> 00:06:53,079 罰を与えることにしましょう。 くそばばあ。 95 00:06:53,079 --> 00:06:55,081 (神美) えっ。 96 00:06:55,081 --> 00:06:57,083 うぅ~! 97 00:06:57,083 --> 00:07:01,087 (2人) あっ! 小娘! 98 00:07:01,087 --> 00:07:04,157 《うん… ばかだな…》 99 00:07:04,157 --> 00:07:07,060 あ… あぁ…。 100 00:07:07,060 --> 00:07:10,096 ん… 私が頼みました。 101 00:07:10,096 --> 00:07:11,564 は? 102 00:07:13,066 --> 00:07:16,069 この砦から逃がすようにと➡ 103 00:07:16,069 --> 00:07:19,539 私がその子供に頼みました。 え…。 104 00:07:19,539 --> 00:07:22,075 この…! うっ! 105 00:07:22,075 --> 00:07:24,611 今度の薬師はろくでもないようね。 106 00:07:24,611 --> 00:07:27,647 少し反省を促しましょう。 107 00:07:27,647 --> 00:07:30,550 こいつを水牢へ! はっ…! 108 00:07:30,550 --> 00:07:33,053 《この寒さで水か》 109 00:07:33,053 --> 00:07:35,555 《やっぱり おとなしくしておけば…》 110 00:07:35,555 --> 00:07:39,559 それでは また薬師がいなくなります。 111 00:07:39,559 --> 00:07:45,065 あら翠苓 何か聞こえたようだけど 気のせいかしら…。 112 00:07:45,065 --> 00:07:47,100 神美さま… はっ。 113 00:07:47,100 --> 00:07:49,669 勝手に動いてはダメ。 114 00:07:49,669 --> 00:07:52,172 (翠苓) 申し訳ございません。 115 00:07:52,172 --> 00:07:54,174 ですが… うっ! あぁ! 116 00:07:56,076 --> 00:07:57,577 うっ…。 117 00:07:59,112 --> 00:08:00,580 (神美) ふん! (翠苓) うっ! 118 00:08:00,580 --> 00:08:02,582 (神美) ペッ。 119 00:08:04,084 --> 00:08:06,586 (神美) 高貴な血が流れていようと➡ 120 00:08:06,586 --> 00:08:11,091 一度汚れた血が混じったら おしまいね。 121 00:08:11,091 --> 00:08:13,093 (翠苓) あぁ…。 122 00:08:13,093 --> 00:08:17,764 《翠苓なりに 責任を感じてるのかもしれない》 123 00:08:17,764 --> 00:08:22,068 ((ここまで お前を 連れてくるつもりはなかった…)) 124 00:08:22,068 --> 00:08:25,071 《ばかがもう1人…》 125 00:08:25,071 --> 00:08:29,576 (楼蘭) お母さま 私 あれを使いたいです。 126 00:08:29,576 --> 00:08:31,578 「あれ」? 127 00:08:31,578 --> 00:08:36,583 あぁ… 蟇盆のことね。 はっ! 128 00:08:36,583 --> 00:08:38,585 《タイボン?》 129 00:08:38,585 --> 00:08:41,654 《何だっけ 聞いたことがある気がするけど》 130 00:08:41,654 --> 00:08:43,690 (神美) 名案だわ。 131 00:08:43,690 --> 00:08:47,594 一度試してみたら 効果てきめんだったもの。 132 00:08:47,594 --> 00:08:49,562 ハァ ハァ…。 133 00:08:49,562 --> 00:08:52,599 ハッ ハッ…。 134 00:08:52,599 --> 00:08:54,567 《何だ?》 135 00:08:54,567 --> 00:08:58,071 (神美) 薬師を連れておいき。 136 00:09:10,083 --> 00:09:12,118 (見張りの男) ここだ。 137 00:09:12,118 --> 00:09:14,087 (扉を開ける音) 138 00:09:17,090 --> 00:09:20,059 何だ? この部屋。 139 00:09:21,594 --> 00:09:23,563 (見張りの男) 悪く思うなよ。 140 00:09:23,563 --> 00:09:26,132 あんたには助けてもらったが➡ 141 00:09:26,132 --> 00:09:28,601 神美さまの命令だ。 142 00:09:32,072 --> 00:09:34,073 (かんぬきを掛ける音) 143 00:09:34,073 --> 00:09:38,077 (何かがうごめく音) 144 00:09:38,077 --> 00:09:43,082 《蟇盆 そうだ 思い出した》 145 00:09:47,087 --> 00:09:51,658 《古代の狂った王が行った 処刑法だ》 146 00:09:51,658 --> 00:09:55,595 《穴を開けて罪人を閉じ込める》 147 00:09:55,595 --> 00:09:57,597 《その中に…》 148 00:09:59,599 --> 00:10:04,104 どうりで翠苓が蛇を怖がるわけだ。 149 00:10:04,104 --> 00:10:06,072 フフ…。 150 00:10:08,041 --> 00:10:11,077 (威嚇する声) フフフ…。 151 00:10:11,077 --> 00:10:15,048 な~んて 愛らしい…。 152 00:10:18,051 --> 00:10:22,055 ハァ~… 何だって俺が…。 153 00:10:22,055 --> 00:10:24,557 ん? 何だ? (においを嗅ぐ音) 154 00:10:24,557 --> 00:10:26,626 妙に香ばしいというか…。 155 00:10:26,626 --> 00:10:28,628 うまそうなにおいだな。 156 00:10:32,565 --> 00:10:35,568 んぐ… んぐ… ん? 157 00:10:35,568 --> 00:10:39,072 ん? 何やってんだ? 158 00:10:39,072 --> 00:10:41,541 んぐ…。 159 00:10:41,541 --> 00:10:45,044 塩 持ってませんか? あるわけねえだろ! 160 00:10:45,044 --> 00:10:48,548 つうか お前 それ…。 蛇です。 161 00:10:49,549 --> 00:10:54,120 うっ! 魚ってことにしといてくれ…。 162 00:10:54,120 --> 00:10:57,023 しかしまた どうやって…。 163 00:10:57,023 --> 00:11:00,527 かんざしでさばいて たいまつであぶりました。 164 00:11:00,527 --> 00:11:02,562 よく平気でいられるな…。 165 00:11:02,562 --> 00:11:06,566 蛇も虫も 冬眠前で動きが鈍いですから。 166 00:11:06,566 --> 00:11:10,069 念のため 毒のあるものは先に絞めて➡ 167 00:11:10,069 --> 00:11:13,573 持ってた薬草を灰にして 虫よけにしました。 168 00:11:13,573 --> 00:11:17,143 俺 来た意味あったのかよ…。 169 00:11:17,143 --> 00:11:20,580 それで 何のご用です? 170 00:11:20,580 --> 00:11:23,550 翠苓さんとガキに頼まれたんだよ。 171 00:11:23,550 --> 00:11:26,052 お前さんを助けてやってくれって。 172 00:11:26,052 --> 00:11:31,057 あのガキなんて 翡翠の玉飾りまでくれてよ。 173 00:11:31,057 --> 00:11:35,595 あんたのおかげで 俺たちは おとがめがなかったからな。 174 00:11:35,595 --> 00:11:37,630 2人が…。 175 00:11:37,630 --> 00:11:41,067 ハァ~ もうこんな場所やってられねえ。 176 00:11:41,067 --> 00:11:43,570 外じゃ のろしが上がってた。 177 00:11:43,570 --> 00:11:47,073 都から討伐軍が来る合図だとよ。 178 00:11:47,073 --> 00:11:50,043 砦は大騒ぎだ おかげで➡ 179 00:11:50,043 --> 00:11:52,078 ここまで忍び込めたけどな。 《ん? このにおい…》 180 00:11:52,078 --> 00:11:54,047 俺はもう行く。 181 00:11:54,047 --> 00:11:58,117 あんたも逃げるなら 反対側の階段は使うなよ。 182 00:11:58,117 --> 00:12:02,021 地下で火薬を製造してんだと。 火薬…。 183 00:12:02,021 --> 00:12:05,024 人が多いし もし爆発でもしたら➡ 184 00:12:05,024 --> 00:12:07,060 巻き込まれ…。 ありがとうございます! 185 00:12:07,060 --> 00:12:09,062 反対側の階段ですね。 186 00:12:09,062 --> 00:12:12,532 おい! 俺は止めたからな~! 187 00:12:16,536 --> 00:12:18,538 ん…。 188 00:12:30,550 --> 00:12:33,553 《においの原因はあれか…》 189 00:12:33,553 --> 00:12:37,523 《確かに 火薬を作ってるようだけど》 190 00:12:37,523 --> 00:12:41,527 《この煙 これじゃあ中毒になるぞ》 191 00:12:41,527 --> 00:12:45,031 《大体 火薬のそばで火を使うなんて…》 192 00:12:45,031 --> 00:12:47,066 (足音) おっ。 193 00:12:47,066 --> 00:12:49,636 《まずい…》 194 00:12:49,636 --> 00:12:51,604 《あれは…》 195 00:12:53,539 --> 00:12:57,043 (男たち) あっ⁉ (楼蘭) 今すぐここを離れなさい! 196 00:12:57,043 --> 00:13:00,046 なっ… お嬢さま どうして? 197 00:13:00,046 --> 00:13:03,049 もうすぐ討伐軍が攻めてきます。 198 00:13:03,049 --> 00:13:06,052 この砦は戦場となり 落ちるでしょう。 199 00:13:06,052 --> 00:13:08,021 その前に逃げなさい! 200 00:13:09,589 --> 00:13:12,125 (男たち) うお~‼ 銀だ‼ 201 00:13:12,125 --> 00:13:14,027 ⚟うわ~!⚞ 202 00:13:14,027 --> 00:13:16,029 ⚟ハハ…⚞ ⚟フハハハ…⚞ 203 00:13:21,034 --> 00:13:24,537 (仕切り役) お お嬢さま? あなたも早く。 204 00:13:24,537 --> 00:13:27,040 んっ…。 フフ…。 205 00:13:28,541 --> 00:13:31,544 頑張って逃げてね! うっ⁉ 206 00:13:31,544 --> 00:13:34,113 逃げろ~‼ うわ~‼ 207 00:13:34,113 --> 00:13:35,581 んっ! 208 00:13:37,183 --> 00:13:39,185 《本気ですか⁉》 209 00:13:42,088 --> 00:13:44,557 (爆発音) 210 00:13:47,560 --> 00:13:49,028 ん…。 211 00:13:52,565 --> 00:13:56,569 (せき込み) 212 00:14:00,139 --> 00:14:03,076 まずい…。 213 00:14:03,076 --> 00:14:05,044 《楼蘭…》 214 00:14:10,049 --> 00:14:12,085 楼蘭! 215 00:14:12,085 --> 00:14:16,055 あれぇ? 猫猫 何でいるの? 216 00:14:16,055 --> 00:14:18,057 こっちだって聞きたい。 217 00:14:18,057 --> 00:14:20,126 ケガはない? 218 00:14:20,126 --> 00:14:24,163 蟇盆 猫猫なら平気だと 思ったんだけど…。 219 00:14:24,163 --> 00:14:27,066 《やっぱり…》 フッ。 220 00:14:27,066 --> 00:14:29,569 うん おいしかった。 221 00:14:30,536 --> 00:14:33,072 意味分かんないから それ。 222 00:14:33,072 --> 00:14:36,075 好んで虫食べる人に 言われたくない。 223 00:14:36,075 --> 00:14:37,543 え~。 224 00:14:37,543 --> 00:14:40,079 (爆発音) 225 00:14:40,079 --> 00:14:42,115 砦から出よう。 226 00:14:42,115 --> 00:14:45,084 討伐軍が来る 早く行くよ。 227 00:14:50,056 --> 00:14:52,558 私は行かない。 228 00:14:52,558 --> 00:14:55,561 まだやることがあるから。 229 00:15:07,607 --> 00:15:11,677 ついてくるの? 今なら逃げられるのに。 230 00:15:11,677 --> 00:15:14,080 ばかだとは思う。 231 00:15:14,080 --> 00:15:16,048 お母さまに知られたら怖いわ。 232 00:15:16,048 --> 00:15:19,051 むち打ちで済めばいい方ね。 233 00:15:19,051 --> 00:15:23,523 楼蘭は 大切にされてるように見えたけど。 234 00:15:27,059 --> 00:15:32,598 お母さまはね 私の顔も ろくに覚えてないの。 235 00:15:32,598 --> 00:15:35,034 物心がつく頃には➡ 236 00:15:35,034 --> 00:15:39,038 紅を引かれて おしろいをはたかれてた。 237 00:15:39,038 --> 00:15:43,042 お母さまにとって 楼蘭はお人形なんだ。 238 00:15:43,042 --> 00:15:47,547 かわいくて 何でも言うことを聞くお人形。 239 00:15:47,547 --> 00:15:50,183 だから…。 240 00:15:50,183 --> 00:15:53,686 (楼蘭)((お姉さま~!)) (翠苓)((また来たのか)) 241 00:15:53,686 --> 00:15:57,290 ((私も手伝う! 姉さまと一緒に!)) 242 00:15:57,290 --> 00:16:00,293 (神美)((何を怠けているの?)) (2人)((あっ)) 243 00:16:01,627 --> 00:16:04,630 ((お母さ… うっ!)) 244 00:16:04,630 --> 00:16:07,099 ((さっさと お茶を持っておいで!)) 245 00:16:08,534 --> 00:16:12,038 (楼蘭の声) お母さまは 下女の格好をした私に気付かず➡ 246 00:16:12,038 --> 00:16:14,607 うちわで頬を打ったの。 247 00:16:14,607 --> 00:16:16,642 下女の格好になったら➡ 248 00:16:16,642 --> 00:16:19,579 そこにいるのはただの下女なんだ。 249 00:16:19,579 --> 00:16:23,049 それでも翠苓に会いに行ったんだ。 250 00:16:23,049 --> 00:16:26,018 だって 仲良くなりたくて。 251 00:16:27,520 --> 00:16:32,058 姉さまはずっと お母さまにいじめられていた。 252 00:16:32,058 --> 00:16:34,560 姉さまの母さまもきっと➡ 253 00:16:34,560 --> 00:16:37,563 私のお母さまにいびられて 死んだの。 254 00:16:39,632 --> 00:16:42,535 (楼蘭の声) お父さまが 姉さまを引き取った時➡ 255 00:16:42,535 --> 00:16:47,039 お母さま 髪を振り乱して半狂乱だったわ。 256 00:16:47,039 --> 00:16:50,543 「親子二代で私を愚弄するのか。 257 00:16:50,543 --> 00:16:55,047 娘も何をするか分からない売女だ」 って。 258 00:16:55,047 --> 00:16:57,516 地獄かと思った。 259 00:16:57,516 --> 00:17:00,586 《親子二代…》 260 00:17:00,586 --> 00:17:05,558 ((時を経て 下賜という形で 戻ってきた時には➡ 261 00:17:05,558 --> 00:17:08,561 父のそばに私の母と私がいた)) 262 00:17:08,561 --> 00:17:11,531 ((高貴な血が流れていようと➡ 263 00:17:11,531 --> 00:17:16,035 一度汚れた血が混じったら おしまいね)) 264 00:17:16,035 --> 00:17:19,071 翠苓はもしかして! 265 00:17:19,071 --> 00:17:21,641 噂で聞いたことない? 266 00:17:21,641 --> 00:17:24,043 先帝の最初の犠牲者➡ 267 00:17:24,043 --> 00:17:29,048 先帝との間に生まれた娘と 引き離された女官の話。 268 00:17:29,048 --> 00:17:32,018 確か 去年亡くなった? 269 00:17:32,018 --> 00:17:36,055 そう その人が姉さまのおばあさま。 270 00:17:36,055 --> 00:17:38,057 名前は「大宝」。 271 00:17:38,057 --> 00:17:42,595 お母さまが後宮にいた時の 侍女だったんだって。 272 00:17:42,595 --> 00:17:44,630 《やっぱり》 273 00:17:44,630 --> 00:17:50,069 そして 医官と後宮を追放された 大宝の娘が➡ 274 00:17:50,069 --> 00:17:52,071 姉さまの母さまなの。 275 00:17:53,572 --> 00:17:58,578 《翠苓には 皇族の血が流れているのか》 276 00:17:58,578 --> 00:18:02,548 怪談話が好きな人だったと 聞いたわ。 277 00:18:02,548 --> 00:18:05,117 前にそれで窒息しかけたけど➡ 278 00:18:05,117 --> 00:18:08,087 そのおばあさまの 仕業だったのかもね。 279 00:18:09,655 --> 00:18:11,557 (扉を開ける音) 280 00:18:11,557 --> 00:18:14,560 私は お母さまの娘だもの。 281 00:18:14,560 --> 00:18:17,063 すごく憎かったと思うの。 282 00:18:17,063 --> 00:18:20,066 幽霊になっても 殺そうと思うくらい。 283 00:18:20,066 --> 00:18:23,569 幽霊なんて いるか分からないよ。 284 00:18:23,569 --> 00:18:26,038 猫猫らしい。 285 00:18:29,075 --> 00:18:32,144 お母さまが お父さまと結婚したのは➡ 286 00:18:32,144 --> 00:18:35,047 楼蘭を産むためだったの。 287 00:18:35,047 --> 00:18:38,551 お母さまの復讐のためだけに。 288 00:18:38,551 --> 00:18:42,021 お父さまには 西の民の血が流れていて➡ 289 00:18:42,021 --> 00:18:46,058 それは王母と同じ流れだから。 290 00:18:46,058 --> 00:18:50,062 《だから 楼蘭の目にもきっと…》 291 00:18:53,532 --> 00:18:56,602 「お前が 新しい王母になればいい」➡ 292 00:18:56,602 --> 00:19:00,039 お母さまは ずっとそう言っていたわ。 293 00:19:00,039 --> 00:19:02,541 ねぇ…。 294 00:19:02,541 --> 00:19:06,545 《楼蘭… 子翠…➡ 295 00:19:06,545 --> 00:19:10,549 何と呼ぶのが正解か 分からない…》 296 00:19:10,549 --> 00:19:12,551 《でも…》 297 00:19:17,089 --> 00:19:18,557 《でも》 298 00:19:20,092 --> 00:19:22,094 子翠。 299 00:19:30,036 --> 00:19:32,004 なぁに? 300 00:19:34,540 --> 00:19:39,545 後宮で堕胎剤の材料が出回ったの 子翠も持ってた? 301 00:19:39,545 --> 00:19:42,548 自分で使うために…。 302 00:19:42,548 --> 00:19:45,551 前に子翠がしてた怪談話➡ 303 00:19:45,551 --> 00:19:49,622 鈴虫の妻が夫を食べる話。 304 00:19:49,622 --> 00:19:53,092 あれは自分の話をしてた? 305 00:19:53,092 --> 00:19:57,563 《後宮という籠の中で いずれ子を産み➡ 306 00:19:57,563 --> 00:20:01,067 帝を食らう自分を虫に例えて…》 307 00:20:01,067 --> 00:20:06,072 《だけど子翠は そうなることを恐れた》 308 00:20:06,072 --> 00:20:08,607 ホオズキは…。 309 00:20:08,607 --> 00:20:10,643 知ってる。 310 00:20:10,643 --> 00:20:14,080 猫猫はホント鋭いなぁ。 311 00:20:14,080 --> 00:20:17,550 (扉を開ける音) 連れてきたかいがあるよ。 312 00:20:17,550 --> 00:20:19,552 ん? 313 00:20:20,553 --> 00:20:22,588 (足音) 314 00:20:22,588 --> 00:20:25,091 ったく 寝相悪いな…。 315 00:20:25,091 --> 00:20:27,059 あっ はっ…! 316 00:20:28,561 --> 00:20:32,131 はっ… くっ! 317 00:20:32,131 --> 00:20:33,632 あっ! 318 00:20:35,167 --> 00:20:37,570 息は… ないわ。 319 00:20:37,570 --> 00:20:40,539 どういう… あっ。 320 00:20:44,076 --> 00:20:47,580 毒を 飲ませたのか? 321 00:20:47,580 --> 00:21:02,561 ♬~ 322 00:21:02,561 --> 00:21:04,063 薬よ。 323 00:21:04,063 --> 00:21:06,031 くっ…! 324 00:21:07,566 --> 00:21:10,069 これだけ派手なことをしたんだよ。 325 00:21:10,069 --> 00:21:12,571 一族郎党 皆殺し。 326 00:21:12,571 --> 00:21:14,573 目に見えてるでしょ。 327 00:21:14,573 --> 00:21:16,542 うっ…。 328 00:21:16,542 --> 00:21:20,112 甘いジュースに混ぜて飲ませたの。 329 00:21:20,112 --> 00:21:24,183 みんなで絵巻物を見た後に…。 330 00:21:24,183 --> 00:21:28,053 母親と寝たいって ぐずった子もいたかな。 331 00:21:28,053 --> 00:21:30,055 でも それはできない。 332 00:21:30,055 --> 00:21:32,558 この子たちのお母さまは➡ 333 00:21:32,558 --> 00:21:36,061 私のお母さまと仲良しだったから。 334 00:21:38,564 --> 00:21:41,100 響迂が遅れて来たのは➡ 335 00:21:41,100 --> 00:21:44,570 猫猫を 助け出そうとしていたからなのね。 336 00:21:46,105 --> 00:21:49,575 この子 分かってたのかも。 337 00:21:58,050 --> 00:22:00,553 (楼蘭の声) 唇をかみしめて➡ 338 00:22:00,553 --> 00:22:04,523 でも 一気に飲み干したのよ。 339 00:22:12,531 --> 00:22:16,602 どうして私を連れてきたの? 340 00:22:16,602 --> 00:22:23,576 (爆発音) 341 00:22:25,544 --> 00:22:45,564 ♬~ 342 00:22:45,564 --> 00:23:05,551 ♬~ 343 00:23:05,551 --> 00:23:21,567 ♬~ 344 00:23:21,567 --> 00:23:25,671 ♬~ 345 00:23:25,671 --> 00:23:45,524 ♬~ 346 00:23:45,524 --> 00:23:53,032 ♬~