1 00:00:01,101 --> 00:00:21,154 ♬~ 2 00:00:21,154 --> 00:00:31,598 ♬~ 3 00:00:31,598 --> 00:00:42,109 ♬~ 4 00:00:42,109 --> 00:01:02,095 ♬~ 5 00:01:02,095 --> 00:01:22,149 ♬~ 6 00:01:22,149 --> 00:01:29,156 ♬~ 7 00:01:41,068 --> 00:01:45,572 (楼蘭) 猫猫をお母さまに 会わせるつもりはなかったの。 8 00:01:45,572 --> 00:01:49,576 (楼蘭) 新しい薬師と言って ごまかすしかなかった。 9 00:01:49,576 --> 00:01:53,547 お父さまは お母さまは昔は あんな人じゃなかった➡ 10 00:01:53,547 --> 00:01:57,117 …って言うけど どうなのかしら? 11 00:01:57,117 --> 00:02:01,154 私には 生まれた時から あんな女だった。 12 00:02:01,154 --> 00:02:04,558 姉さまをいじめて 若い侍女もいじめて➡ 13 00:02:04,558 --> 00:02:07,561 親類の女たちも堕落させて。 14 00:02:07,561 --> 00:02:10,063 お父さまは何も言わないの。 15 00:02:10,063 --> 00:02:13,066 言えないの 逆らえないの。 16 00:02:13,066 --> 00:02:17,571 ただ お母さまが許してくれるのを ずっと待っている。 17 00:02:17,571 --> 00:02:21,108 子供が生まれたら 夫を食いものにする。 18 00:02:21,108 --> 00:02:23,110 まるで虫だわ。 19 00:02:23,110 --> 00:02:26,546 ううん 虫の方が ずっといい。 20 00:02:26,546 --> 00:02:30,584 子に命をつなぐために やっていることだもの。 21 00:02:30,584 --> 00:02:34,588 私は お母さまみたいに なりたくない。 22 00:02:34,588 --> 00:02:37,591 (猫猫)《子翠は 自ら堕胎剤を飲むほど➡ 23 00:02:37,591 --> 00:02:40,093 母になることを拒んでいた》 24 00:02:40,093 --> 00:02:43,096 《子翠にとって 母親はただ一人》 25 00:02:43,096 --> 00:02:46,099 《でも 神美のようには なりたくない》 26 00:02:46,099 --> 00:02:48,635 《それが一番の理由か…》 27 00:02:48,635 --> 00:02:52,706 猫猫のこと 少し調べさせてもらったの。 28 00:02:52,706 --> 00:02:56,576 父が高官で 元医官に育てられて…。 29 00:02:56,576 --> 00:02:58,578 似てるんだ 姉さまに。 30 00:02:58,578 --> 00:03:03,083 私は父も母もいない いるのは おやじだけだ。 31 00:03:03,083 --> 00:03:06,586 フフ… 姉さまも同じようなこと言ってた。 32 00:03:06,586 --> 00:03:09,089 そだね そうだよね。 33 00:03:09,089 --> 00:03:12,592 きっと姉さまも 私の姉さまじゃないんだわ。 34 00:03:12,592 --> 00:03:14,094 ん? 35 00:03:14,094 --> 00:03:16,129 お父さまは狸だから➡ 36 00:03:16,129 --> 00:03:19,666 皇帝の血を引く姉さまを 手元に置くことで➡ 37 00:03:19,666 --> 00:03:22,102 何かたくらんでいたんじゃ ないかしら? 38 00:03:22,102 --> 00:03:27,574 だから 姉さまは子の一族とは 関係ない。 39 00:03:27,574 --> 00:03:30,077 《うそつけ》 40 00:03:30,077 --> 00:03:33,080 《こんな顔をされると よく似てる》 41 00:03:33,080 --> 00:03:37,084 《子翠は 姉である翠苓を慕っている》 42 00:03:37,084 --> 00:03:41,655 《だから こんな状況になっても 無関係だと かばっている》 43 00:03:41,655 --> 00:03:44,591 《でも そんな理屈は通じない》 44 00:03:44,591 --> 00:03:49,096 《翠苓は これまでの事件に 関わり過ぎている》 45 00:03:54,067 --> 00:03:57,104 ねぇ 猫猫。 46 00:03:57,104 --> 00:04:02,109 この子たちが虫であれば 冬を越せたのにね。 47 00:04:02,109 --> 00:04:04,744 《「虫であれば」?》 48 00:04:04,744 --> 00:04:07,147 ((虫は冬を越せない)) 49 00:04:07,147 --> 00:04:09,583 ((ただ 子を残すのみ)) 50 00:04:09,583 --> 00:04:12,586 《あっ… そういうことか》 51 00:04:12,586 --> 00:04:15,589 《そのために 私を連れてきたのか》 52 00:04:15,589 --> 00:04:20,160 《子翠は… 子翠は もう➡ 53 00:04:20,160 --> 00:04:22,662 戻ってこない…》 54 00:04:24,598 --> 00:04:26,566 子翠…。 55 00:04:28,568 --> 00:04:31,605 《逃げてしまえばいいのに》 56 00:04:31,605 --> 00:04:36,576 《全て放り投げて 翠苓と2人で 逃げてしまえばいい》 57 00:04:36,576 --> 00:04:41,148 《政治のことも 両親も 一族も➡ 58 00:04:41,148 --> 00:04:43,683 何もかも捨てて》 59 00:04:43,683 --> 00:04:46,586 《私だって 他人のことは どうでもいい》 60 00:04:46,586 --> 00:04:49,089 《自分が一番大切だ》 61 00:04:49,089 --> 00:04:54,094 《ここに連れてこられて どんな目に遭ったと思っている》 62 00:04:54,094 --> 00:04:56,096 《なのに…》 63 00:04:56,096 --> 00:05:02,669 ♬~ 64 00:05:02,669 --> 00:05:07,641 《どうして 手を伸ばさずに いられないのだろう》 65 00:05:10,076 --> 00:05:12,579 止めないで! あ…。 66 00:05:12,579 --> 00:05:17,117 私には 私の役目があるの。 67 00:05:17,117 --> 00:05:19,085 意味はあるの? 68 00:05:19,085 --> 00:05:21,588 意地だよ 私の。 69 00:05:21,588 --> 00:05:24,591 そんなもの捨ててしまえばいい。 70 00:05:28,662 --> 00:05:30,697 ねぇ 猫猫。 71 00:05:30,697 --> 00:05:34,100 猫猫は 目の前に未知の毒があって➡ 72 00:05:34,100 --> 00:05:38,104 飲む機会が1度しかない と言われたら どうする? 73 00:05:38,104 --> 00:05:40,106 飲み干す! あっ…。 74 00:05:40,106 --> 00:05:42,075 でしょ? 75 00:05:45,078 --> 00:05:46,613 《行ってしまう…》 76 00:05:46,613 --> 00:05:50,617 《でも 何を伝えたらいいのか➡ 77 00:05:50,617 --> 00:05:52,085 分からない!》 78 00:05:55,689 --> 00:05:57,591 子翠! 79 00:05:57,591 --> 00:06:01,094 せめて願掛けくらいさせて。 80 00:06:02,596 --> 00:06:07,601 願掛け? 猫猫らしくないなぁ。 81 00:06:07,601 --> 00:06:11,571 たまにはいいでしょ たまには…。 82 00:06:11,571 --> 00:06:15,141 いつか返して もらいものだから。 83 00:06:15,141 --> 00:06:18,211 無理言わないで 売り払っちゃうよ? 84 00:06:18,211 --> 00:06:20,680 なら それでもいい。 85 00:06:25,085 --> 00:06:27,120 髪じゃなくて襟なの? 86 00:06:27,120 --> 00:06:30,991 これ以上 髪に着けたら 華美過ぎるよ。 87 00:06:32,592 --> 00:06:36,596 顔も髪も すすがついてる。 88 00:06:36,596 --> 00:06:41,635 フフフ… 本当だ 狸みたいだ。 89 00:06:41,635 --> 00:06:44,104 ありがとう 猫猫。 90 00:06:52,579 --> 00:06:55,081 後は頼んだから。 91 00:06:55,081 --> 00:07:03,123 ♬~ 92 00:07:03,123 --> 00:07:06,092 「後は頼んだ」か…。 93 00:07:13,166 --> 00:07:17,671 <時は 少し前にさかのぼる> 94 00:07:19,072 --> 00:07:22,075 (羅漢) 一刻を争うというのに➡ 95 00:07:22,075 --> 00:07:27,080 あと少し出立が遅ければ 無理やり引きずってこようかと! 96 00:07:27,080 --> 00:07:31,584 (羅半) 養父上 例えば皇族に手を上げた場合➡ 97 00:07:31,584 --> 00:07:34,087 罪に問われるのは 当人だけでしょうか? 98 00:07:34,087 --> 00:07:36,122 (羅漢) うっ うぅ…。 99 00:07:36,122 --> 00:07:39,659 (壬氏) 羅半。 何でしょうか? 100 00:07:39,659 --> 00:07:44,564 気付いていたか? 壬氏と私が同一人物であると。 101 00:07:44,564 --> 00:07:49,602 ええ 背丈 体重 胸回り 胴回り➡ 102 00:07:49,602 --> 00:07:53,073 全て同じ数字の人間など そうそうおりません。 103 00:07:53,073 --> 00:07:58,078 大変麗しく 女性でないのが残念です。 104 00:07:58,078 --> 00:08:02,615 ん~ では 砦の攻略策について説明を。 105 00:08:02,615 --> 00:08:05,652 (羅半) この地方は森林資源が豊富で➡ 106 00:08:05,652 --> 00:08:09,089 代々 子の一族が守ってきました。 107 00:08:09,089 --> 00:08:15,061 調査によると 鉄の類いが 子昌の元に流れているようです。 108 00:08:15,061 --> 00:08:18,565 その上 この辺りには 温泉が湧き出ていて➡ 109 00:08:18,565 --> 00:08:21,067 硫黄が手に入りやすい。 110 00:08:21,067 --> 00:08:25,105 洞窟もあるようで 硝石も取り出せます。 111 00:08:25,105 --> 00:08:29,676 硫黄と硝石 この2つがあれば火薬ができる。 112 00:08:29,676 --> 00:08:34,581 恐らく 子昌は戦に備えて 火器を用意しているはず。 113 00:08:34,581 --> 00:08:38,585 飛発か? (羅漢)あれは籠城戦には向かない。 114 00:08:38,585 --> 00:08:42,589 城壁の上から 敵をまとめて始末するなら…。 115 00:08:42,589 --> 00:08:44,557 砲か…。 116 00:08:46,059 --> 00:08:52,132 うむ… 砦に近づくまでに 相当数の被害が出るでしょうな。 117 00:08:52,132 --> 00:08:53,666 厄介だな。 118 00:08:53,666 --> 00:08:58,071 ですが 砲を使わせず 制圧することは理論上可能です。 119 00:08:58,071 --> 00:09:01,074 フフっ 算盤頭も こう言っている。 120 00:09:01,074 --> 00:09:03,076 どうするんだ? 121 00:09:03,076 --> 00:09:08,081 (羅漢) 砲を使えないように まず火薬の保管庫を落とす。 122 00:09:08,081 --> 00:09:11,051 少々 とっぴなやり方ですが…。 123 00:09:12,585 --> 00:09:14,120 なるほど。 124 00:09:14,120 --> 00:09:16,156 これなら大変経済的です。 125 00:09:16,156 --> 00:09:18,058 (高順) ですが…。 (羅半:羅漢) ん? 126 00:09:18,058 --> 00:09:21,561 問題があります。 何が問題なのだ? 127 00:09:21,561 --> 00:09:25,565 禁軍が奇襲ですか? 128 00:09:25,565 --> 00:09:29,068 《禁軍… 帝直属の軍隊》 129 00:09:29,068 --> 00:09:31,071 《それにふさわしく➡ 130 00:09:31,071 --> 00:09:34,040 堂々たる態度で 制圧せねばならない》 131 00:09:37,644 --> 00:09:39,679 大尉の意見に賛同する。 132 00:09:39,679 --> 00:09:44,083 できるだけ被害を抑えたい。 分かりました。 133 00:09:44,083 --> 00:09:46,553 では 羅半。 はい。 134 00:09:48,087 --> 00:09:53,092 今後は あの娘との接し方を 変えねばなりませんよ。 135 00:09:53,092 --> 00:09:55,061 分かっている。 136 00:09:57,597 --> 00:10:01,101 (陸孫) 羅漢さま 斥候隊からの報告です。 137 00:10:01,101 --> 00:10:05,672 (陸孫) 夜には雪がやむので 作戦決行可能とのことです。 138 00:10:05,672 --> 00:10:09,142 火槍部隊を急がせろ。 (陸孫) はっ! 139 00:10:10,577 --> 00:10:15,548 待ってろ 猫猫 パパが必ず助けてやるからな。 140 00:10:20,053 --> 00:10:22,589 (子昌)《眠れない》 141 00:10:22,589 --> 00:10:26,559 《禁軍が攻めてくるまで まだ時間があるだろうに》 142 00:10:26,559 --> 00:10:28,595 (人々の笑い声) 143 00:10:28,595 --> 00:10:33,166 (子昌) 《わざわざ私に聞こえる場所で 享楽にふけっている》 144 00:10:33,166 --> 00:10:38,071 《一族の中から貞淑な妻や 子を育てた母ばかり集め➡ 145 00:10:38,071 --> 00:10:43,042 男娼相手に堕落していくのを見て 楽しんでいるのだ》 146 00:10:44,577 --> 00:10:47,580 (子昌)《そんな女ではなかった》 147 00:10:47,580 --> 00:10:50,083 (地響き) (子昌) んっ⁉ あっ…。 148 00:10:55,088 --> 00:10:58,124 あぁ… まだ禁軍は動いていない。 149 00:10:58,124 --> 00:11:00,693 では今の衝撃は…。 150 00:11:00,693 --> 00:11:02,595 (においを嗅ぐ音) 151 00:11:02,595 --> 00:11:04,097 (子昌) あっ! 152 00:11:04,097 --> 00:11:07,600 地下の火薬工房が! 153 00:11:07,600 --> 00:11:10,069 早くどうにかしなくては! 154 00:11:12,105 --> 00:11:15,074 《そう思っていても動けない》 155 00:11:15,074 --> 00:11:17,610 《情けない話だ》 156 00:11:17,610 --> 00:11:21,648 《ここ20年 まともに眠れていない》 157 00:11:21,648 --> 00:11:25,685 《あれから私の苦痛が始まった》 158 00:11:25,685 --> 00:11:28,655 (先帝)((お前に頼みがあるのだ)) 159 00:11:28,655 --> 00:11:33,593 ((私の娘を 妻として迎えてほしい)) 160 00:11:33,593 --> 00:11:37,664 ((大宝と不義を働いた 医官の娘として➡ 161 00:11:37,664 --> 00:11:43,570 宮中から追放し あの子には 長く苦労を強いてきた)) 162 00:11:43,570 --> 00:11:46,105 (先帝)((本来なら公主として➡ 163 00:11:46,105 --> 00:11:50,577 宮中で何不自由なく 暮らしていたはずだったのに…)) 164 00:11:50,577 --> 00:11:53,580 (子昌) 《妻を持つ気はなかったが➡ 165 00:11:53,580 --> 00:11:59,218 気が弱り始めていた先帝の頼みを 断ることはできなかった》 166 00:11:59,218 --> 00:12:03,089 ((子昌 お前は私の忠臣だ)) 167 00:12:03,089 --> 00:12:05,592 ((引き受けてくれれば➡ 168 00:12:05,592 --> 00:12:09,095 お前の望みは 何でもかなえてやろう)) 169 00:12:09,095 --> 00:12:14,067 (子昌)《私には後宮に入内した 婚約者がいた》 170 00:12:15,668 --> 00:12:18,671 (子昌)((本当に かなえてくださるなら…)) 171 00:12:18,671 --> 00:12:24,644 (子昌)《私は先帝の娘を 妻として迎え 翠苓が生まれた》 172 00:12:24,644 --> 00:12:29,115 《そして 後宮から 婚約者の神美が戻ってきたが➡ 173 00:12:29,115 --> 00:12:31,985 その結果が これだ》 174 00:12:37,624 --> 00:12:39,125 (神美) ん? 175 00:12:39,125 --> 00:12:41,160 (どよめき) 176 00:12:41,160 --> 00:12:43,062 (神美) 何なの? さっきの音。 177 00:12:43,062 --> 00:12:45,064 これから確かめるところだ。 178 00:12:45,064 --> 00:12:47,033 (扉が開く音) (2人) ん? 179 00:12:49,068 --> 00:12:53,072 何ですか 楼蘭! そのはしたない格好は⁉ 180 00:12:53,072 --> 00:12:55,575 お母さま方に 言われたくありません。 181 00:12:55,575 --> 00:12:59,112 子供たちを放置し 快楽に身を投じる➡ 182 00:12:59,112 --> 00:13:01,080 あなた方にだけは。 183 00:13:04,584 --> 00:13:06,586 (響迂の母) あっ! 184 00:13:06,586 --> 00:13:08,054 楼蘭! 185 00:13:08,054 --> 00:13:11,557 (子昌) 《これは 私の娘だろうか?》 186 00:13:11,557 --> 00:13:13,059 《いつも神美に従順で➡ 187 00:13:13,059 --> 00:13:17,096 命令されるままに着飾る 人形のような子だと思っていた》 188 00:13:17,096 --> 00:13:19,132 (翠苓) あ…。 189 00:13:19,132 --> 00:13:22,135 姉さま ごめん 遅くなった。 190 00:13:23,569 --> 00:13:27,573 (子昌)《いつものことのように 手慣れている》 191 00:13:27,573 --> 00:13:30,576 《神美が翠苓を 疎んでいたのは知っていた》 192 00:13:30,576 --> 00:13:35,581 《しかし こんな折檻を日常的に?》 193 00:13:35,581 --> 00:13:39,619 《私が宮中に出仕している間に》 194 00:13:39,619 --> 00:13:43,089 《なんと至らない父親か…》 195 00:13:44,157 --> 00:13:46,592 お父さま。 196 00:13:46,592 --> 00:13:50,596 最後くらい責任を取ってください。 197 00:13:50,596 --> 00:13:53,599 はっ… 楼蘭…。 198 00:13:53,599 --> 00:13:57,603 お父さまは狐の里の狸おやじです。 199 00:13:57,603 --> 00:14:00,573 最後まで化かしていきましょう。 200 00:14:04,143 --> 00:14:06,179 (砲声) 201 00:14:06,179 --> 00:14:08,147 (爆発音) 202 00:14:09,082 --> 00:14:15,555 (地響き) 203 00:14:15,555 --> 00:14:18,057 (神美) 何⁉ これは⁉ (地響き) 204 00:14:18,057 --> 00:14:20,059 (地響き) 205 00:14:24,063 --> 00:14:26,065 あっ! 206 00:14:28,634 --> 00:14:30,570 (神美) 雪崩…。 207 00:14:30,570 --> 00:14:34,073 武器庫が… あれが埋もれては戦が…。 208 00:14:34,073 --> 00:14:37,076 火薬もありません 燃やしましたから。 209 00:14:37,076 --> 00:14:38,578 (神美) 楼蘭 お前…。 210 00:14:38,578 --> 00:14:41,581 勝てぬ相手と 分かっていたはずです。 211 00:14:41,581 --> 00:14:46,085 お父さま… お母さまは私が見届けますから。 212 00:14:47,587 --> 00:14:50,556 (子昌) 「責任を取れ」か…。 213 00:14:52,158 --> 00:14:56,562 (子昌) そうだな 私の責任だな。 214 00:14:56,562 --> 00:15:00,566 ⚟武器庫が雪で埋もれているぞ⚞ もっと人を集めろ! 215 00:15:00,566 --> 00:15:03,069 ⚟禁軍が攻めてくるまで 時間がないぞ!⚞ 216 00:15:03,069 --> 00:15:06,072 ⚟うっ!⚞ あっ…。 217 00:15:06,072 --> 00:15:10,076 て… 敵襲だ~‼ 218 00:15:14,547 --> 00:15:17,550 禁軍 いつの間に⁉ 迎え討て~! 219 00:15:17,550 --> 00:15:19,051 あぁ…! 220 00:15:19,051 --> 00:15:27,059 ♬~ 221 00:15:27,059 --> 00:15:30,530 敵は混乱している! 一気にたたけ! 222 00:15:34,167 --> 00:15:36,068 うぅ…。 223 00:15:36,068 --> 00:15:40,573 戦う意思のない者は殺すな 捕縛せよ! 224 00:15:40,573 --> 00:15:42,542 兵が思ったより少ないな。 225 00:15:42,542 --> 00:15:45,077 (馬閃) 前方に詰めていた兵の多くは➡ 226 00:15:45,077 --> 00:15:48,548 火炎に対処するため 建物の方へ行っているようです。 227 00:15:48,548 --> 00:15:51,083 先へ進む。 (馬閃) はっ! 228 00:15:51,083 --> 00:15:55,121 (李白) こんな とんでもねえ策が うまくいくとは…。 229 00:15:55,121 --> 00:15:58,558 しかし 宮廷でも 狸おやじといわれた子昌が➡ 230 00:15:58,558 --> 00:16:03,529 こんな場所に立てこもるなんて ばかなまねをするものかねぇ。 231 00:16:03,529 --> 00:16:06,065 《だが それ以上に➡ 232 00:16:06,065 --> 00:16:09,569 嬢ちゃんの上官の 天女と呼ばれた宦官が➡ 233 00:16:09,569 --> 00:16:13,072 まさか禁軍の大将として 出てくるとは➡ 234 00:16:13,072 --> 00:16:15,641 みんな驚いたよなぁ》 235 00:16:15,641 --> 00:16:19,078 ((皇族が率いる禁軍が採る策に➡ 236 00:16:19,078 --> 00:16:22,148 ふさわしくないと 思う者もいるだろう)) 237 00:16:22,148 --> 00:16:27,653 ((だが 自軍の被害を抑えるには この策が最も良い)) 238 00:16:27,653 --> 00:16:30,623 ((そう私が判断した)) 239 00:16:30,623 --> 00:16:34,126 ((虚をつく策とのそしりは 私が受ける!)) 240 00:16:34,126 --> 00:16:37,663 (李白) 《全く どんな頭してんだか…》 241 00:16:37,663 --> 00:16:42,168 《こんな策を考えたやつも 策を採るお方も》 242 00:16:44,537 --> 00:16:47,540 (馬閃) おい お前! 中はどんな様だ? 243 00:16:47,540 --> 00:16:51,577 と… とにかく 早く火を消さないと奥さまに…。 244 00:16:51,577 --> 00:16:53,045 (爆発音) あぁ! 245 00:16:54,547 --> 00:16:57,049 (李白) お待ちください。 246 00:16:57,049 --> 00:16:59,552 進言か? はっ。 247 00:16:59,552 --> 00:17:03,623 許す。 では お言葉に甘えて。 248 00:17:03,623 --> 00:17:07,059 この煙では 長居は無用だと思います。 249 00:17:07,059 --> 00:17:11,030 中にいる人間も すぐさま外に出てきましょう。 250 00:17:11,030 --> 00:17:12,532 分かっている。 251 00:17:12,532 --> 00:17:15,534 だが 逃げられない者が いるかもしれない。 252 00:17:15,534 --> 00:17:18,537 (李白) それなら 我々で捜しますので。 253 00:17:18,537 --> 00:17:20,540 そういうわけにはいかない。 254 00:17:20,540 --> 00:17:25,144 《貴き方には 安全な所にいてほしいんだが》 255 00:17:25,144 --> 00:17:29,015 ここに 漢大尉の娘が捕らえられている。 256 00:17:29,015 --> 00:17:32,051 (李白) ここにですか? ああ。 257 00:17:32,051 --> 00:17:36,522 見捨てれば 新たな政敵が生まれますね。 258 00:17:36,522 --> 00:17:39,025 ああ そうだな。 259 00:17:41,561 --> 00:17:45,031 なら俺は 俺の仕事を全うするだけだ。 260 00:17:45,031 --> 00:17:47,066 (喚声) ん? 261 00:17:47,066 --> 00:17:48,534 (喚声) 262 00:17:51,103 --> 00:17:53,539 《あれは…》 263 00:17:53,539 --> 00:17:58,010 《まさかな… こんな所にいるわけない》 264 00:18:01,047 --> 00:18:03,549 《すぐに禁軍が入ってくる》 265 00:18:03,549 --> 00:18:05,518 《ここにいる私も➡ 266 00:18:05,518 --> 00:18:08,020 子の一族の人間だと 思われかねない》 267 00:18:08,020 --> 00:18:10,156 《だけど…》 268 00:18:10,156 --> 00:18:12,091 ((後は頼んだから)) 269 00:18:12,091 --> 00:18:16,028 《逃げりゃいいのに ばかだよな》 270 00:18:16,028 --> 00:18:18,531 《子翠のこと 言えたもんじゃない》 271 00:18:18,531 --> 00:18:20,032 (物音) ん…。 272 00:18:20,032 --> 00:18:22,535 (足音) 273 00:18:22,535 --> 00:18:27,039 《せめて 話の通じるやつであってくれ!》 274 00:18:27,039 --> 00:18:31,043 んっ! あっ…。 275 00:18:31,043 --> 00:18:43,055 ♬~ 276 00:18:43,055 --> 00:18:44,557 すみません➡ 277 00:18:44,557 --> 00:18:47,560 保護していただけますか? 壬氏さま。 278 00:18:47,560 --> 00:18:49,562 ケガしているのか? 血が。 279 00:18:49,562 --> 00:18:52,565 問題ありません 返り血です。 280 00:18:52,565 --> 00:18:55,568 問題あるだろ! 蛇の血ですので。 281 00:18:55,568 --> 00:18:57,069 蛇? 282 00:18:57,069 --> 00:19:00,139 《何だかこの感じ 懐かしいな》 283 00:19:00,139 --> 00:19:04,143 おい それは…。 ん? 284 00:19:04,143 --> 00:19:06,045 東宮! 285 00:19:06,045 --> 00:19:08,047 今は東宮ではない。 286 00:19:08,047 --> 00:19:11,050 玉葉妃が皇子をご出産された。 287 00:19:11,050 --> 00:19:13,552 東宮…。 288 00:19:13,552 --> 00:19:16,555 《それが壬氏さまの正体か》 289 00:19:16,555 --> 00:19:19,058 《皇弟は19歳》 290 00:19:19,058 --> 00:19:24,130 《25歳の壬氏さまと 年が合わないと思っていたが》 291 00:19:24,130 --> 00:19:29,568 壬氏さま 老けてるんですね。 んっ…。 292 00:19:29,568 --> 00:19:32,071 李白は いるか? はっ! 293 00:19:32,071 --> 00:19:34,040 後は任せた。 294 00:19:39,545 --> 00:19:41,547 つかぬことを聞く。 295 00:19:41,547 --> 00:19:46,052 宮中で働く猫猫という娘に 似ている気がするんだが。 296 00:19:46,052 --> 00:19:47,586 本人です。 297 00:19:47,586 --> 00:19:51,123 なぜ ここにいる? さらわれました。 298 00:19:51,123 --> 00:19:53,059 お前の父ちゃんって…。 299 00:19:53,059 --> 00:19:57,029 あれの名前を出さないでください 「あのおっさん」とかで。 300 00:19:58,064 --> 00:20:01,534 分かった… いやぁ 悪い悪い。 301 00:20:01,534 --> 00:20:04,036 お前が言うなら そうなんだろう。 302 00:20:04,036 --> 00:20:08,074 それにしても 汚ねぇ格好だな 血だらけだぞ? 303 00:20:08,074 --> 00:20:12,144 蛇の返り血です。 ケガとかやめてくれよ? 304 00:20:12,144 --> 00:20:15,047 あのおっさん まともに運動もできないのに➡ 305 00:20:15,047 --> 00:20:18,584 むちゃして 腰やって動けなくなってるぜ。 306 00:20:18,584 --> 00:20:24,056 雪崩も それに乗じた奇襲も あのおっさんの策ですか? 307 00:20:24,056 --> 00:20:27,059 ああ… ん? 308 00:20:27,059 --> 00:20:30,062 誰か寝ているのか? 309 00:20:30,062 --> 00:20:33,132 子供です でも息はしていません。 310 00:20:33,132 --> 00:20:35,668 毒をあおったようです。 311 00:20:35,668 --> 00:20:40,573 そうか… 生き残っても 一族は まとめて刑に処される。 312 00:20:40,573 --> 00:20:43,542 女 子供も関係ない。 313 00:20:43,542 --> 00:20:45,544 やりきれねえな。 314 00:20:45,544 --> 00:20:50,049 処刑された者たちは 打ち捨てられるのでしょうか? 315 00:20:50,049 --> 00:20:53,085 いや 火葬した上で埋葬される。 316 00:20:53,085 --> 00:20:57,623 せめて母親と一緒に弔うことは できないでしょうか? 317 00:20:57,623 --> 00:21:01,026 そういうことは 俺の仕事じゃ ない。 318 00:21:05,064 --> 00:21:08,067 まるで眠ってるみたいだな。 319 00:21:08,067 --> 00:21:10,569 お~い 手を貸してくれ! ⚟はっ!⚞ 320 00:21:10,569 --> 00:21:12,571 李白さま? 321 00:21:12,571 --> 00:21:15,574 (李白) ここに 放置するわけにもいかねえだろ。 322 00:21:15,574 --> 00:21:18,043 一緒に弔うことはできねえけど➡ 323 00:21:18,043 --> 00:21:21,614 こそっと墓地の近くに 埋めるくらいならできる。 324 00:21:21,614 --> 00:21:25,151 罪に問われませんか? 分からん。 325 00:21:25,151 --> 00:21:27,553 そん時は お前が何とかしてくれ。 326 00:21:27,553 --> 00:21:30,055 何とかと言われましても…。 327 00:21:30,055 --> 00:21:33,058 おっ 1つ いい手があるぞ。 328 00:21:33,058 --> 00:21:36,562 お前があのおっさんを パパとでも呼んだら➡ 329 00:21:36,562 --> 00:21:38,564 何でも言うこと… んっ! 330 00:21:38,564 --> 00:21:41,066 すまん 今のは なしだ…。 331 00:21:41,066 --> 00:21:43,569 (せき払い) 332 00:21:44,637 --> 00:21:46,539 (笛の音) 333 00:21:46,539 --> 00:21:48,073 その笛は? 334 00:21:48,073 --> 00:21:51,544 無事 命令を完遂した合図だ。 335 00:21:56,048 --> 00:21:58,050 さぁ 行こうぜ。 336 00:21:58,050 --> 00:22:01,554 嬢ちゃんを無事に連れ出すのが➡ 337 00:22:01,554 --> 00:22:04,056 俺の仕事だ。 338 00:22:08,561 --> 00:22:17,536 ♬~ 339 00:22:17,536 --> 00:22:22,041 《私は 子翠から託されたことを 全うする》 340 00:22:22,041 --> 00:22:24,009 《それだけだ》 341 00:22:25,578 --> 00:22:45,564 ♬~ 342 00:22:45,564 --> 00:23:05,618 ♬~ 343 00:23:05,618 --> 00:23:21,533 ♬~ 344 00:23:21,533 --> 00:23:25,537 ♬~ 345 00:23:25,537 --> 00:23:45,524 ♬~ 346 00:23:45,524 --> 00:23:53,032 ♬~