1 00:00:01,068 --> 00:00:21,121 ♬~ 2 00:00:21,121 --> 00:00:31,565 ♬~ 3 00:00:31,565 --> 00:00:42,075 ♬~ 4 00:00:42,075 --> 00:01:02,062 ♬~ 5 00:01:02,062 --> 00:01:22,115 ♬~ 6 00:01:22,115 --> 00:01:29,089 ♬~ 7 00:01:47,074 --> 00:01:49,076 (子族兵) うっ…。 8 00:01:49,076 --> 00:01:57,050 ♬~ 9 00:01:59,086 --> 00:02:01,621 (猫猫) 何をやっているのでしょうか? 10 00:02:01,621 --> 00:02:03,657 壬氏さま。 (壬氏) あっ。 11 00:02:03,657 --> 00:02:06,660 違う! これは! ん…。 12 00:02:08,061 --> 00:02:11,531 んっ 壬氏さま その顔は? 13 00:02:11,531 --> 00:02:13,033 あっ…。 14 00:02:13,033 --> 00:02:15,569 大したことない かすり傷だ。 15 00:02:15,569 --> 00:02:17,571 ん…。 16 00:02:17,571 --> 00:02:20,040 見せてください。 あ…。 17 00:02:20,040 --> 00:02:22,042 うっ…。 18 00:02:24,578 --> 00:02:27,614 ん… 失礼します。 19 00:02:27,614 --> 00:02:31,551 (さらしを外す音) 20 00:02:31,551 --> 00:02:34,087 むぅ…。 21 00:02:34,087 --> 00:02:36,556 雑な縫い方ですね。 22 00:02:36,556 --> 00:02:41,595 《すぐにでも縫い直したいけど 疲れで手が…》 23 00:02:41,595 --> 00:02:44,564 ハァ… 前線に出たのですか? 24 00:02:44,564 --> 00:02:47,567 俺だけ安全な場所で 見物ともいかんだろう。 25 00:02:47,567 --> 00:02:50,137 それでよろしいじゃないですか。 26 00:02:50,137 --> 00:02:52,172 そういう立場なんですから。 27 00:02:52,172 --> 00:02:55,075 わざわざ危ない所に 行かないでください。 28 00:02:55,075 --> 00:02:58,545 壬氏さまがケガをすると 周りが迷惑するんです。 29 00:02:58,545 --> 00:03:01,581 フフっ そうだな。 30 00:03:01,581 --> 00:03:04,551 ケガをするつもりは なかったんだが。 31 00:03:06,086 --> 00:03:09,056 あっ… 誰だってそうでしょう! あっ。 32 00:03:14,127 --> 00:03:17,631 妙な頼みを聞いてしまったからな。 33 00:03:20,067 --> 00:03:23,537 お前は 楼蘭と仲が良かったのか? 34 00:03:26,573 --> 00:03:30,077 友人だったのか? 35 00:03:30,077 --> 00:03:34,581 よく… 分かりません。 36 00:03:34,581 --> 00:03:36,583 《友人…》 37 00:03:36,583 --> 00:03:38,618 《少なくとも➡ 38 00:03:38,618 --> 00:03:42,589 私にとっては それに近い関係だったと思う》 39 00:03:42,589 --> 00:03:46,059 《楼蘭… 子翠と小蘭➡ 40 00:03:46,059 --> 00:03:50,564 3人でつるんで話すのは 悪くなかった》 41 00:03:52,099 --> 00:03:57,104 《子翠がどう思っていたかは 分からないけど》 42 00:03:57,104 --> 00:04:02,109 本当に よく分からない人だったので。 43 00:04:03,577 --> 00:04:05,545 俺にもな。 44 00:04:10,050 --> 00:04:13,053 分からないままで 終わってしまった。 45 00:04:13,053 --> 00:04:15,589 そうですか。 46 00:04:15,589 --> 00:04:19,693 《そうか 子翠は…》 47 00:04:19,693 --> 00:04:23,163 ((後は頼んだから)) 48 00:04:23,163 --> 00:04:25,565 《私にできるのは➡ 49 00:04:25,565 --> 00:04:29,102 子翠に託されたことを全うする》 50 00:04:29,102 --> 00:04:30,971 《それだけだ》 51 00:04:35,075 --> 00:04:38,578 できました。 すまない。 52 00:04:38,578 --> 00:04:41,615 ひどい顔ですよ お休みになられては? 53 00:04:41,615 --> 00:04:43,650 ああ すごく眠い。 うわっ。 54 00:04:43,650 --> 00:04:46,086 ここで眠らないでください。 55 00:04:46,086 --> 00:04:48,555 なぜだ? 疲れた。 56 00:04:48,555 --> 00:04:52,592 なぜと言われても… ここは忌むべき場所です。 57 00:04:52,592 --> 00:04:55,095 それは分かる。 58 00:04:55,095 --> 00:04:57,063 だったら…。 うおっ。 59 00:05:04,137 --> 00:05:08,074 《壬氏さまの手 こんなに冷えて》 60 00:05:08,074 --> 00:05:12,078 なら 何でお前は ここにいる。 61 00:05:12,078 --> 00:05:16,082 私とて子供くらい哀れみます。 そうか。 62 00:05:16,082 --> 00:05:18,084 お前は薬の師に言われて➡ 63 00:05:18,084 --> 00:05:21,054 死体には 触れられないのではなかったか? 64 00:05:21,054 --> 00:05:23,590 《うっ! 覚えていやがったか》 65 00:05:23,590 --> 00:05:25,625 そんなお前が➡ 66 00:05:25,625 --> 00:05:28,562 長い間 こういう場にいるとは 思えんのだがな。 67 00:05:28,562 --> 00:05:30,964 《妙なところで勘が働く》 68 00:05:33,066 --> 00:05:36,570 《どう言い訳したもんか…》 69 00:05:36,570 --> 00:05:39,573 あっ。 この傷はどうした? 70 00:05:39,573 --> 00:05:41,541 ろくでもない人がいまして。 71 00:05:41,541 --> 00:05:45,579 あ… 襲われたのか? 女性です。 72 00:05:45,579 --> 00:05:48,148 《こいつ 他人の貞操に➡ 73 00:05:48,148 --> 00:05:50,050 いちいち干渉してくるのは 何なんだ?》 74 00:05:50,050 --> 00:05:51,551 うぅ! 75 00:05:51,551 --> 00:05:54,054 傷は残らないだろうな? 76 00:05:54,054 --> 00:05:56,556 これくらいすぐ引きます。 77 00:05:56,556 --> 00:05:58,558 傷は残すな。 78 00:05:58,558 --> 00:06:03,063 その言葉 そのままお返ししても よろしいでしょうか? 79 00:06:03,063 --> 00:06:06,600 ハハっ 俺は男だ 問題ない。 80 00:06:06,600 --> 00:06:09,669 壬氏さまは それを凌駕しております。 81 00:06:09,669 --> 00:06:13,073 そんなもの知るか。 では私も知りません。 82 00:06:13,073 --> 00:06:17,544 傷一つで価値がなくなるようなら それまでのことです。 83 00:06:22,549 --> 00:06:24,551 なぁ。 84 00:06:24,551 --> 00:06:26,052 俺は➡ 85 00:06:26,052 --> 00:06:30,624 傷一つで 価値がなくなるような男か? 86 00:06:30,624 --> 00:06:33,093 顔だけの はりぼてか? 87 00:06:37,063 --> 00:06:39,065 むしろ➡ 88 00:06:39,065 --> 00:06:42,068 もう少し傷があっても いいかもしれません。 89 00:06:42,068 --> 00:06:43,570 あっ。 90 00:06:43,570 --> 00:06:46,039 《壬氏さまは美し過ぎる》 91 00:06:46,039 --> 00:06:48,541 《そのせいで周りは心を乱され➡ 92 00:06:48,541 --> 00:06:51,077 見た目ばかりに 目をやってしまう》 93 00:06:51,077 --> 00:06:55,649 《だけど 壬氏さまの本質は 見た目ほど華美じゃ ない》 94 00:06:55,649 --> 00:06:58,051 《もっと実直なものだ》 95 00:06:58,051 --> 00:07:00,553 《それは多分 見た目の美しさよりも➡ 96 00:07:00,553 --> 00:07:02,555 ずっと価値がある》 97 00:07:02,555 --> 00:07:07,060 フッ 前より 男前になったではありませんか。 98 00:07:07,060 --> 00:07:09,062 はっ…。 99 00:07:09,062 --> 00:07:10,530 あっ。 100 00:07:10,530 --> 00:07:12,599 ぐっ! うわぁ。 101 00:07:12,599 --> 00:07:15,635 うっ… う… ぐぅ…。 はぁ? 102 00:07:15,635 --> 00:07:19,039 あ~…。 どうしたんですか? 103 00:07:19,039 --> 00:07:22,542 状況的に 我慢しようと思っていたんだが。 104 00:07:22,542 --> 00:07:27,047 あぁ? ですから眠いのなら 早くここを出…。 105 00:07:27,047 --> 00:07:29,049 えっ? 106 00:07:29,049 --> 00:07:33,053 平常心でいけると思ったんだが。 はい? 107 00:07:33,053 --> 00:07:37,090 案外というか 思った以上にいけたようだ。 108 00:07:37,090 --> 00:07:38,658 はっ? 109 00:07:38,658 --> 00:07:40,527 《この状況!》 110 00:07:40,527 --> 00:07:44,564 壬氏さま! お眠りになられた方が よろしいのでは? 111 00:07:44,564 --> 00:07:46,566 まだ大丈夫だ。 112 00:07:46,566 --> 00:07:50,070 では痛み止めを…。 あと四半時くらいなら我慢できる。 113 00:07:50,070 --> 00:07:53,073 何が四半時なのでしょうか? 114 00:07:53,073 --> 00:07:57,043 《やつれた顔で 何 言ってんだ こいつ!》 115 00:07:57,043 --> 00:07:59,079 《い…》 116 00:07:59,079 --> 00:08:01,114 《いかん!》 117 00:08:01,114 --> 00:08:03,149 (物音) (2人) あっ。 118 00:08:03,149 --> 00:08:05,552 な 何だ? 今の音は。 119 00:08:05,552 --> 00:08:07,554 はっ…。 120 00:08:07,554 --> 00:08:10,056 (布を破く音) おい! 121 00:08:12,592 --> 00:08:14,561 違う…。 122 00:08:17,564 --> 00:08:19,532 違う。 123 00:08:21,067 --> 00:08:23,069 (女の子) う…。 はっ! 124 00:08:25,572 --> 00:08:28,108 うぅ…。 あ…。 125 00:08:28,108 --> 00:08:30,210 あっ。 126 00:08:30,210 --> 00:08:32,045 ((薬よ)) 127 00:08:32,045 --> 00:08:35,548 《子翠は「毒」と言わず 「薬」と言った》 128 00:08:35,548 --> 00:08:39,552 《人を一度殺し もう一度 蘇らせる》 129 00:08:39,552 --> 00:08:42,021 《甦りの薬…》 130 00:08:42,021 --> 00:08:50,096 ♬~ 131 00:08:50,096 --> 00:08:51,631 うぅ…。 132 00:08:51,631 --> 00:08:53,666 生きているのか? 133 00:08:53,666 --> 00:08:56,569 壬氏さま! お湯! お湯を用意してください! 134 00:08:56,569 --> 00:08:58,571 あと 温かいものを! 135 00:08:58,571 --> 00:09:01,074 服でも 食べ物でも 何でも! 136 00:09:01,074 --> 00:09:04,577 《蘇った子供を 壬氏さまが どうするかは分からない》 137 00:09:04,577 --> 00:09:07,080 《それでも 私が連れてこられたのは➡ 138 00:09:07,080 --> 00:09:09,082 このためだ》 139 00:09:09,082 --> 00:09:11,684 一度死んだ者…。 140 00:09:11,684 --> 00:09:16,056 ((では 一度死んだ者は 見逃してくださるのですね)) 141 00:09:16,056 --> 00:09:19,092 フフっ 狐につままれたようだ。 142 00:09:19,092 --> 00:09:21,561 壬氏さま! ああ 分かった。 143 00:09:27,067 --> 00:09:28,601 フッ。 144 00:09:28,601 --> 00:09:31,571 おい! おけに湯だ それに毛布。 145 00:09:31,571 --> 00:09:34,574 温かい飲み物も用意しろ。 はっ。 146 00:09:37,143 --> 00:09:39,112 (高順) 壬氏さま? 147 00:09:40,146 --> 00:09:41,548 はっ。 148 00:09:41,548 --> 00:09:44,050 ハァ… ハァ…。 149 00:09:44,050 --> 00:09:45,552 うっ… ハァ…。 150 00:09:45,552 --> 00:09:48,555 人手をよこしてください! できれば翠苓を! 151 00:09:48,555 --> 00:09:51,558 高順 頼む。 分かりました。 152 00:10:04,170 --> 00:10:06,072 湯は ここへ置くぞ。 153 00:10:06,072 --> 00:10:08,041 ありがとうございます。 154 00:10:10,543 --> 00:10:13,046 続きは またでいいか? 155 00:10:13,046 --> 00:10:16,049 あぁ… はいはい。 156 00:10:16,049 --> 00:10:25,091 ♬~ 157 00:10:25,091 --> 00:10:28,061 翠苓。 158 00:10:28,061 --> 00:10:30,430 子供たちが蘇ったぞ。 159 00:10:32,532 --> 00:10:34,067 お おい! 160 00:10:34,067 --> 00:10:39,539 (翠苓) ハァ… ハァ…。 161 00:10:48,014 --> 00:10:56,022 ♬~ 162 00:10:56,022 --> 00:10:59,526 (白鈴) 新年早々おめでたいわねぇ。 163 00:10:59,526 --> 00:11:01,528 (白鈴) 東宮のお披露目が あるんですって? 164 00:11:01,528 --> 00:11:03,563 (女華) らしいね。 165 00:11:03,563 --> 00:11:07,100 (梅梅) お祝い尽くしで お客さんたちも気前がいいったら。 166 00:11:07,100 --> 00:11:10,169 おばばも そろばんはじいて大喜びよ。 167 00:11:10,169 --> 00:11:14,073 フッ アハハ…。 フフフ…。 168 00:11:14,073 --> 00:11:20,046 お后さまも 猫猫が仕えてた 玉葉妃で決まったそうだし。 169 00:11:22,582 --> 00:11:25,051 (鈴麗) フフっ。 170 00:11:25,051 --> 00:11:27,554 (玉葉妃) ウフフ…。 171 00:11:32,125 --> 00:11:34,527 《出産も無事に済み➡ 172 00:11:34,527 --> 00:11:39,032 おやじは花街に戻らず 宮廷に残ることになった》 173 00:11:39,032 --> 00:11:43,036 《もともと理不尽な理由で 後宮を追放されたおやじだが➡ 174 00:11:43,036 --> 00:11:45,538 医師としての腕は確かだ》 175 00:11:45,538 --> 00:11:49,042 《花街に帰したくないのも 当然だ》 176 00:11:52,111 --> 00:11:54,647 《壬氏さまには あれ以来 会っていない》 177 00:11:54,647 --> 00:11:58,518 《子の一族の処理と 本来の仕事が忙しいのだろう》 178 00:11:58,518 --> 00:12:01,054 ん… ハァ…。 179 00:12:01,054 --> 00:12:04,524 《それは めでたいと同時に➡ 180 00:12:04,524 --> 00:12:09,529 私が後宮で用なしになったことを 意味していた》 181 00:12:09,529 --> 00:12:13,533 《とはいえ 花街の方が忙しいんだよなぁ》 182 00:12:13,533 --> 00:12:17,070 《おやじが作り置きしてた っていう薬も とっくにないし》 183 00:12:17,070 --> 00:12:19,606 おい そばかす! おやつくれ! 184 00:12:19,606 --> 00:12:21,541 あんまり走り回るなよ。 185 00:12:21,541 --> 00:12:23,509 この間まで 寝たきりだったんだから。 186 00:12:23,509 --> 00:12:25,545 平気だっての! 187 00:12:25,545 --> 00:12:29,549 《あの後 子供たちは5人とも蘇った》 188 00:12:29,549 --> 00:12:34,120 《その中で 最後まで 目覚めなかったのがこいつだ》 189 00:12:34,120 --> 00:12:37,624 (翠苓) ((薬はまだ実験の段階だった)) 190 00:12:37,624 --> 00:12:41,628 (翠苓)((本当なら 確実に効果が出てからと…)) 191 00:12:41,628 --> 00:12:45,031 《最後に残った響迂は 記憶を失い➡ 192 00:12:45,031 --> 00:12:48,034 半身にも軽くまひが残った》 193 00:12:48,034 --> 00:12:51,504 《それでも あんな状態から生き返ったのは➡ 194 00:12:51,504 --> 00:12:54,040 運がいいと言える》 195 00:12:54,040 --> 00:12:58,544 《他の子供たちは皆 名前を変えて 生かされることになった》 196 00:12:58,544 --> 00:13:01,047 《どういう理由か知らないが➡ 197 00:13:01,047 --> 00:13:03,082 先に目覚めた子供たちは➡ 198 00:13:03,082 --> 00:13:06,019 元上級妃の阿多さまが➡ 199 00:13:06,019 --> 00:13:09,022 4人とも 引き受けてくれたらしい》 200 00:13:09,022 --> 00:13:12,025 《そして 翠苓も》 201 00:13:12,025 --> 00:13:15,028 《宮廷を引っかき回した 翠苓だったが➡ 202 00:13:15,028 --> 00:13:19,032 情状酌量の余地ありと 判断されたようだ》 203 00:13:19,032 --> 00:13:21,534 《何より先帝の血筋だ》 204 00:13:21,534 --> 00:13:24,604 《監視付きだが 命までは取られまい》 205 00:13:24,604 --> 00:13:27,140 《記憶を失った響迂だけが➡ 206 00:13:27,140 --> 00:13:30,043 他の子とは 別に育てた方がよかろうと➡ 207 00:13:30,043 --> 00:13:33,012 花街に 来ることになったわけだが…》 208 00:13:33,012 --> 00:13:38,051 《ある意味ここが一番安全って どういう理屈だよ》 209 00:13:38,051 --> 00:13:40,019 あった! 210 00:13:40,019 --> 00:13:42,055 いてっ! 何すんだよ! 211 00:13:42,055 --> 00:13:45,124 勝手に食うな ばか趙迂。 212 00:13:45,124 --> 00:13:49,095 《「響迂」改め 「趙迂」 新しい名前だ》 213 00:13:49,095 --> 00:13:53,099 《本人が 前の名前の響きを 覚えてたから苦肉の策だけど》 214 00:13:53,099 --> 00:13:55,034 趙迂 ほら こっち。 (趙迂) おっ。 215 00:13:55,034 --> 00:13:58,004 やった! 遊んでくる! 216 00:14:00,039 --> 00:14:02,041 (趙迂) うわっ⁉ ⚟わっ!⚞ 217 00:14:02,041 --> 00:14:04,043 (趙迂) 痛ててて…。 ん? 218 00:14:04,043 --> 00:14:06,612 赤羽さま? 219 00:14:06,612 --> 00:14:09,515 (赤羽) 久しぶり。 220 00:14:09,515 --> 00:14:14,020 薬屋とは聞いてたけど 花街のお店だったのね。 221 00:14:14,020 --> 00:14:16,556 東宮のお披露目は 済んだのですか? 222 00:14:16,556 --> 00:14:18,524 ええ 無事にね。 223 00:14:18,524 --> 00:14:21,027 みんな猫猫によろしくって。 224 00:14:21,027 --> 00:14:23,529 あとこれ 預かってたの。 225 00:14:23,529 --> 00:14:26,499 渡しておかないと 寝覚めが悪いから。 226 00:14:28,601 --> 00:14:30,536 小蘭…。 227 00:14:30,536 --> 00:14:34,040 あなたと子翠がいなくなって 落ち込んでたんだから。 228 00:14:34,040 --> 00:14:36,542 ひと言くらい あってもいいのにって。 229 00:14:36,542 --> 00:14:40,546 確か 私も子翠も 表向きは引き抜かれて➡ 230 00:14:40,546 --> 00:14:43,516 後宮を出たことに なってたんでしょうか? 231 00:14:43,516 --> 00:14:46,052 ええ でも➡ 232 00:14:46,052 --> 00:14:48,654 明るい性格っていろいろ得よね。 233 00:14:48,654 --> 00:14:52,625 仕事はできるわけじゃないけど 放っておけないっていうか。 234 00:14:59,031 --> 00:15:01,033 じゃあ元気で。 235 00:15:01,033 --> 00:15:03,503 はい 赤羽さまも。 236 00:15:07,006 --> 00:15:09,041 《赤羽さまは➡ 237 00:15:09,041 --> 00:15:13,012 小蘭がどう過ごしていたかを 詳しく話してくれた》 238 00:15:15,014 --> 00:15:17,583 《私たちがいなくなって➡ 239 00:15:17,583 --> 00:15:21,020 湯殿で1人 一生懸命に働く小蘭を➡ 240 00:15:21,020 --> 00:15:24,023 何となく 放っておけなかったみたいだ》 241 00:15:25,525 --> 00:15:27,527 そっか…。 242 00:15:27,527 --> 00:15:30,530 小蘭には もう…。 243 00:15:33,533 --> 00:15:35,501 ん…。 244 00:15:39,071 --> 00:15:42,108 「猫猫 元気にしてる?」。 245 00:15:42,108 --> 00:15:44,510 (小蘭の声) 私は元気だよ。 246 00:15:44,510 --> 00:15:49,015 年季が明けて 後宮を出ることになりました。 247 00:15:49,015 --> 00:15:52,518 かんざしをくれたお妃さまに 気に入ってもらえて➡ 248 00:15:52,518 --> 00:15:58,024 お妃さまの実家の妹の下女にって 紹介してもらえたの。 249 00:15:58,024 --> 00:16:02,562 いっぱい いっぱい頑張るつもり! 250 00:16:02,562 --> 00:16:04,597 あ~あ。 251 00:16:04,597 --> 00:16:08,100 ホントは ちゃんと話して 伝えたかったなぁ。 252 00:16:13,039 --> 00:16:18,044 (小蘭の声) いつかまた 猫猫と子翠に会いたいな。 253 00:16:18,044 --> 00:16:21,047 またみんなでアイス食べたいよ。 254 00:16:21,047 --> 00:16:41,033 ♬~ 255 00:16:41,033 --> 00:16:43,002 雪か…。 256 00:16:49,041 --> 00:16:51,043 《子翠の死体は➡ 257 00:16:51,043 --> 00:16:54,514 雪をいくらかき分けても 見つからなかったそうだ》 258 00:16:56,048 --> 00:17:00,586 《春になって雪が解けたら もう一度捜すと言っていた》 259 00:17:00,586 --> 00:17:09,562 ♬~ 260 00:17:09,562 --> 00:17:11,564 ん…。 261 00:17:11,564 --> 00:17:14,033 見つからなければいい。 262 00:17:19,038 --> 00:17:21,007 う~ん…。 263 00:17:21,007 --> 00:17:25,077 新しい薬 いまいちピンとこないな…。 264 00:17:25,077 --> 00:17:27,546 おっ フフ~ン。 265 00:17:29,015 --> 00:17:30,516 よ~し! 266 00:17:30,516 --> 00:17:32,518 何をする気だ。 ん? 267 00:17:32,518 --> 00:17:34,520 む…。 壬氏さま。 268 00:17:34,520 --> 00:17:37,056 お仕事は片付いたのですか? 269 00:17:37,056 --> 00:17:39,559 たまには休んでもいいだろう。 270 00:17:41,027 --> 00:17:45,064 (やり手婆) ホホホ… こちらどうぞ ではごゆっくり。 271 00:17:45,064 --> 00:17:47,133 フンっ! 272 00:17:47,133 --> 00:17:49,535 《何なんだよ》 273 00:17:49,535 --> 00:17:53,039 《あっ キレイになってる》 274 00:17:53,039 --> 00:17:55,508 《おやじが縫い直したのかな?》 275 00:17:55,508 --> 00:17:58,044 フゥ…。 お疲れのようで。 276 00:17:58,044 --> 00:18:00,012 人事はもとより➡ 277 00:18:00,012 --> 00:18:05,051 子の一族の領地の処理や… いろいろな。 278 00:18:05,051 --> 00:18:07,586 《子の一族の人間は➡ 279 00:18:07,586 --> 00:18:10,022 すでに ほとんど処刑されたと聞いた》 280 00:18:10,022 --> 00:18:13,559 《領地は 国の直轄になるんだっけ》 281 00:18:13,559 --> 00:18:18,064 《森林資源が豊富な土地だし 国はかなり潤いそうだ》 282 00:18:18,064 --> 00:18:22,068 《木材かぁ 紙にしてくれると うれしいけど》 283 00:18:22,068 --> 00:18:23,536 おい。 ん? 284 00:18:23,536 --> 00:18:27,073 俺をいないように扱うな。 すみません つい癖で。 285 00:18:27,073 --> 00:18:30,109 うっ… まぁ いい。 286 00:18:30,109 --> 00:18:33,045 約束を果たしてもらおうか。 約束? 287 00:18:33,045 --> 00:18:36,048 アイスの材料を そろえてやっただろう? 288 00:18:36,048 --> 00:18:38,517 アイス? あぁ! かんざし…。 289 00:18:38,517 --> 00:18:41,053 どうした? いえ その…➡ 290 00:18:41,053 --> 00:18:43,522 かんざしなのですが…。 291 00:18:43,522 --> 00:18:46,525 あげちゃいました。 は? 292 00:18:46,525 --> 00:18:49,061 春になったら 見つかるかもしれません。 293 00:18:49,061 --> 00:18:51,097 何で春なんだ。 294 00:18:51,097 --> 00:18:54,633 見つからないかもしれません。 はぁ? 295 00:18:54,633 --> 00:18:58,004 巡り巡って どこかの露店にでも並ぶかも。 296 00:18:58,004 --> 00:19:00,539 売り払ったのか! 売り払ってません! 297 00:19:00,539 --> 00:19:04,043 あ~ その… 子翠に…。 298 00:19:04,043 --> 00:19:06,045 楼蘭にあげました。 299 00:19:06,045 --> 00:19:10,049 いつか返してとは言ったのですが。 300 00:19:10,049 --> 00:19:12,051 そういうことか。 301 00:19:12,051 --> 00:19:16,088 なら もうひとつの方の約束を 果たしてもらおうか? 302 00:19:16,088 --> 00:19:19,125 話は最後まで聞け… でしたっけ? 303 00:19:19,125 --> 00:19:21,527 そういうことだ。 304 00:19:21,527 --> 00:19:24,030 はい それではどうぞ。 305 00:19:24,030 --> 00:19:26,532 あ…。 306 00:19:26,532 --> 00:19:28,534 どうぞ? 307 00:19:28,534 --> 00:19:30,002 う~ん。 308 00:19:30,002 --> 00:19:33,039 ないんですか? いや あるんだが…。 309 00:19:33,039 --> 00:19:37,543 よく考えると 話すべきことは もう分かっているだろうから。 310 00:19:37,543 --> 00:19:41,113 《そりゃまぁ 立場のことなら今更だよな》 311 00:19:41,113 --> 00:19:44,050 では 代わりに別のでも。 312 00:19:44,050 --> 00:19:46,018 別の…。 313 00:19:46,018 --> 00:19:49,522 う…。 《結局ないのかよ》 314 00:20:01,067 --> 00:20:03,602 何をなさっているんですか? 315 00:20:03,602 --> 00:20:06,038 これで意味が分かるか? 316 00:20:06,038 --> 00:20:10,042 人の唾液には 毒がある場合がありますよ。 317 00:20:10,042 --> 00:20:11,510 くっ! 318 00:20:11,510 --> 00:20:14,513 お前に多少の毒は効かないだろ! 319 00:20:15,514 --> 00:20:17,016 う~! いっ⁉ だだ…! 320 00:20:17,016 --> 00:20:19,051 かみ殺す気ですか! 321 00:20:19,051 --> 00:20:20,553 うっ! 322 00:20:20,553 --> 00:20:22,521 あ…。 323 00:20:25,124 --> 00:20:27,526 そうしたい気分にもなる。 324 00:20:27,526 --> 00:20:30,029 ちょっ…。 325 00:20:30,029 --> 00:20:33,532 まずは砦の続きからだ。 326 00:20:33,532 --> 00:20:35,034 《あ…》 327 00:20:38,537 --> 00:20:41,006 《やっぱりキレイだな》 328 00:20:43,008 --> 00:20:45,010 フッ。 329 00:20:45,010 --> 00:20:49,582 お前も 毒をためているのか? 330 00:20:49,582 --> 00:20:51,550 は? 331 00:20:53,519 --> 00:20:55,521 そばかす! 見ろ! はっ⁉ 332 00:20:55,521 --> 00:20:57,556 お前 これ欲しがってたろ? 333 00:20:57,556 --> 00:21:00,559 おっ でかした。 ヘヘヘっ。 334 00:21:00,559 --> 00:21:03,529 でかいな。 だろ? 335 00:21:03,529 --> 00:21:06,065 どうして いつも邪魔が入る…。 336 00:21:06,065 --> 00:21:08,534 ん? その兄ちゃんどうしたんだ? 337 00:21:08,534 --> 00:21:11,537 フゥ… お疲れなんだよ。 338 00:21:11,537 --> 00:21:15,608 はい 駄賃の黒糖。 うっひゃあ! じゃあな! 339 00:21:15,608 --> 00:21:18,110 フゥ… ん? 340 00:21:20,045 --> 00:21:22,014 婆 寝床一つ用意して。 341 00:21:22,014 --> 00:21:24,016 香はよく眠れるやつね。 342 00:21:24,016 --> 00:21:27,019 チッ わ~ったよ! 343 00:21:27,019 --> 00:21:31,056 ♬~ 344 00:21:31,056 --> 00:21:34,560 お疲れのようですし ゆっくりお休みください。 345 00:21:34,560 --> 00:21:36,629 分かった 休む。 346 00:21:36,629 --> 00:21:38,664 うおっ え? 347 00:21:38,664 --> 00:21:41,066 枕は これを使う。 348 00:21:41,066 --> 00:21:43,536 壬氏さま? 349 00:21:46,038 --> 00:21:49,041 狸寝入りですか? 壬氏さま。 350 00:21:49,041 --> 00:21:50,543 ん…。 351 00:21:50,543 --> 00:21:52,545 フゥ…。 352 00:21:54,113 --> 00:21:57,082 《足がしびれるなぁ》 353 00:21:57,082 --> 00:22:11,497 ♬~ 354 00:22:20,039 --> 00:22:23,042 (人々の話し声) 355 00:22:23,042 --> 00:22:26,011 (露天商) はい じゃあこちら 商品お渡し。 356 00:22:26,011 --> 00:22:28,047 まいどあり! 357 00:22:28,047 --> 00:22:31,083 ⚟小父さん⚞ あいよ! あっ… え? 358 00:22:31,083 --> 00:22:33,152 ⚟これって セミ?⚞ 359 00:22:33,152 --> 00:22:37,022 ああ 古い時代によく作られた 玉製のだよ。 360 00:22:37,022 --> 00:22:39,525 ⚟へぇ 玉かぁ⚞ 361 00:22:39,525 --> 00:22:41,527 おい 商品だ。 362 00:22:41,527 --> 00:22:44,530 冷やかしは やめてくれよ 買うのかい? 363 00:22:44,530 --> 00:22:47,032 ⚟う~ん お金あんまりないなぁ⚞ 364 00:22:47,032 --> 00:22:49,034 (露天商) なら触らないでくれよ。 365 00:22:49,034 --> 00:22:52,071 じゃあ 物々交換なら どう? 366 00:22:52,071 --> 00:22:55,107 はい これ。 (露天商) かんざしかい? 367 00:22:55,107 --> 00:22:57,042 うお! 何だこりゃ! 368 00:22:57,042 --> 00:23:00,045 この辺でお目にかかれる 代物じゃねえぞ! 369 00:23:00,045 --> 00:23:02,514 はぁ~…。 ⚟どう?⚞ 370 00:23:02,514 --> 00:23:04,516 嬢ちゃん こいつをどこで…。 371 00:23:04,516 --> 00:23:07,019 いや! 交渉成立だ。 372 00:23:07,019 --> 00:23:09,021 ⚟じゃあ もらってくね!⚞ 373 00:23:13,058 --> 00:23:15,027 キレイ…。 374 00:23:17,129 --> 00:23:20,532 フフっ ねぇ 小父さん。 ん? 375 00:23:20,532 --> 00:23:24,036 私の名前 玉藻っていうんだよ。 376 00:23:24,036 --> 00:23:27,039 玉の「玉」と海の「藻」で 「玉藻」かい? 377 00:23:27,039 --> 00:23:31,010 海の寵愛でも受けそうな名前だな。 (玉藻) うん! 378 00:23:32,544 --> 00:23:35,047 (玉藻) そうだねぇ…。 379 00:23:35,047 --> 00:23:38,517 海の向こうとか面白そうだよね。 380 00:23:41,153 --> 00:23:45,057 (玉藻) じゃあ ありがとうねぇ! 381 00:23:45,057 --> 00:23:47,526 バイバ~イ!