1 00:02:12,799 --> 00:02:22,843 ♬~ 2 00:02:22,843 --> 00:02:25,345 (壬氏)失礼。 (紅娘)壬氏様。 3 00:02:25,345 --> 00:02:30,484 玉葉妃が 産気づかれたとか。 ええ 今朝方から。 4 00:02:30,484 --> 00:02:34,921 予定には まだ早いのですが 一応 準備を。 5 00:02:34,921 --> 00:02:36,923 どうぞ。 6 00:02:36,923 --> 00:02:47,434 ♬~ 7 00:02:47,434 --> 00:02:51,438 ご様子は? (羅門)今は 落ち着いています。 8 00:02:51,438 --> 00:02:55,809 陣痛も治まり 疲弊もないご様子です。 9 00:02:55,809 --> 00:02:57,778 そうか…。 10 00:02:57,778 --> 00:03:01,448 いつ生まれるかは まだ はっきりしませんが。 11 00:03:01,448 --> 00:03:03,450 御子の状況は? 12 00:03:03,450 --> 00:03:06,953 逆子の件でしたら 心配ありません。 13 00:03:06,953 --> 00:03:12,325 猫猫の治療が 功を奏したようです。 14 00:03:12,325 --> 00:03:14,327 《猫猫…。 15 00:03:14,327 --> 00:03:18,999 居場所が見つからないまま もう10日だ。 16 00:03:18,999 --> 00:03:20,967 無事なのか?》 17 00:03:27,307 --> 00:03:31,578 (虞淵)ルッ… 羅門さん 私も 何か 手伝いを…。 18 00:03:31,578 --> 00:03:33,580 (桜花)先生 邪魔です! うっ… ひぃっ! 19 00:03:33,580 --> 00:03:37,084 (貴園)入り口に 立たないでくださ~い! ああ…。 20 00:03:37,084 --> 00:03:39,586 (黒羽)猫でも見ててください。 うっ… うっ… はっ… はい! 21 00:03:39,586 --> 00:03:43,757 うっ うっ…。 いっ い~! (毛毛)ミャー。 ミャー! 22 00:03:43,757 --> 00:03:47,928 《フッ…。 自分より 動揺している者がいると➡ 23 00:03:47,928 --> 00:03:49,930 多少 落ち着くな》 24 00:03:54,101 --> 00:03:58,939 では 私は一度 戻ります。 何かありましたら 知らせを。 25 00:03:58,939 --> 00:04:02,442 (高順)壬氏様。 どうした? 26 00:04:02,442 --> 00:04:06,646 消えた宦官の件で お話が…。 んっ…。 27 00:04:09,783 --> 00:04:12,452 それで 何がわかった? 28 00:04:12,452 --> 00:04:14,454 宦官の名は 天。 29 00:04:14,454 --> 00:04:17,457 元は異民族の奴隷 という話でしたが➡ 30 00:04:17,457 --> 00:04:21,461 共に来たはずの者の 誰とも面識がなかったそうです。 31 00:04:21,461 --> 00:04:26,299 恐らく どこかで紛れ込んだ者かと。 32 00:04:26,299 --> 00:04:28,802 後宮に入り込むためか。 33 00:04:28,802 --> 00:04:33,774 周りと なじまずにいたのも ぼろを出さないためでしょう。 34 00:04:33,774 --> 00:04:36,743 おかげで 情報も ほぼ残っていません。 35 00:04:38,945 --> 00:04:41,448 他には? 廟に手を合わせているところを➡ 36 00:04:41,448 --> 00:04:43,450 見た者がおります。 37 00:04:43,450 --> 00:04:47,120 信心深い者なら それくらいするだろう。 38 00:04:47,120 --> 00:04:49,122 ですが…。 39 00:04:49,122 --> 00:04:51,091 んっ? 40 00:04:53,293 --> 00:04:56,463 北側の… 墓地。 41 00:04:56,463 --> 00:04:59,633 はい。 先帝のお手付きになり➡ 42 00:04:59,633 --> 00:05:02,903 後宮で 最期を迎えた者たちの墓です。 43 00:05:06,139 --> 00:05:08,975 (高順)天は そこで 何者かの墓の前で➡ 44 00:05:08,975 --> 00:05:10,944 手を合わせていたようです。 45 00:05:15,815 --> 00:05:20,820 《先帝の時代に 幼くして 花を散らされた女たちは➡ 46 00:05:20,820 --> 00:05:23,390 死後も 後宮を出ることが許されない》 47 00:05:28,662 --> 00:05:34,434 《その名を記録されることもなく この花園で消えていく》 48 00:05:39,573 --> 00:05:41,575 (深緑)ハッ…。 49 00:05:41,575 --> 00:05:44,411 んっ? 診療所の女官か? 50 00:05:44,411 --> 00:05:47,614 しっ… 失礼します。 51 00:05:52,919 --> 00:05:54,921 《このにおい…》 52 00:05:59,593 --> 00:06:02,429 ハッ! 53 00:06:02,429 --> 00:06:04,431 猫猫は どこへ行った? 54 00:06:04,431 --> 00:06:07,601 あっ…。 んっ…。 55 00:06:07,601 --> 00:06:13,607 《あっ! 落ち着け。 今の俺は 宦官の壬氏だ。 56 00:06:13,607 --> 00:06:15,609 いつもどおり》 57 00:06:18,612 --> 00:06:23,617 そばかすの女官 翡翠宮の 侍女について知りたいのだが➡ 58 00:06:23,617 --> 00:06:25,785 心当たりはないか? 59 00:06:25,785 --> 00:06:27,787 あっ…。 60 00:06:31,758 --> 00:06:34,928 あっ…。 あっ… あっ…。 61 00:06:34,928 --> 00:06:36,930 何か知っているな? 62 00:06:36,930 --> 00:06:43,303 思い出しました。 古い記憶を…。 63 00:06:47,107 --> 00:06:50,610 (深緑) お優しい声で名前を呼ばれ➡ 64 00:06:50,610 --> 00:06:54,748 甘い異国の菓子を頂きました。 65 00:06:54,748 --> 00:07:08,295 ♬~ 66 00:07:08,295 --> 00:07:10,463 なんの話だ? 67 00:07:10,463 --> 00:07:15,135 皆 若いころの あの方の姿を 知らないのですね。 68 00:07:15,135 --> 00:07:19,439 晩年は 見る影もなかったと聞きました。 69 00:07:19,439 --> 00:07:23,443 私が成長してからは 通われることもなく➡ 70 00:07:23,443 --> 00:07:26,279 話に聞くのみでしたが。 71 00:07:26,279 --> 00:07:28,281 誰のことだ? 72 00:07:28,281 --> 00:07:32,052 あなたは よく似ている。 なんの話をしている! 73 00:07:32,052 --> 00:07:38,224 あの方もまた 甘い蜂蜜のような声と➡ 74 00:07:38,224 --> 00:07:41,895 天女のような お顔を しておられました。 75 00:07:41,895 --> 00:07:45,398 どうして あなたのような方が➡ 76 00:07:45,398 --> 00:07:48,902 宦官のごときまねを しているのですか? 77 00:07:48,902 --> 00:07:50,904 ハッ! 78 00:07:50,904 --> 00:07:53,573 んっ! (高順)取り押さえろ! 79 00:07:53,573 --> 00:07:55,608 うっ…。 あっ… 離して! 80 00:07:55,608 --> 00:07:57,777 (高順)暴れるな! 81 00:07:57,777 --> 00:08:00,246 壬氏様 どうします? 82 00:08:03,116 --> 00:08:05,085 壬氏様? 83 00:08:07,287 --> 00:08:09,923 あっ! 84 00:08:09,923 --> 00:08:12,425 うぅ… うっ! ああ…。 85 00:08:12,425 --> 00:08:14,427 何!? 毒か? うっ…。 86 00:08:14,427 --> 00:08:16,763 ああ… あっ…。 (高順)水を持ってこい! 87 00:08:16,763 --> 00:08:18,765 はっ! 88 00:08:18,765 --> 00:08:21,468 壬氏様 ご指示を! 89 00:08:21,468 --> 00:08:24,437 んっ…。 壬氏様! 90 00:08:24,437 --> 00:08:26,439 あっ! (せき) 91 00:08:26,439 --> 00:08:29,109 (せき) 92 00:08:29,109 --> 00:08:31,044 この女官を医局へ。 93 00:08:31,044 --> 00:08:33,380 同じまねをしないよう 見張っておけ! 94 00:08:33,380 --> 00:08:35,382 はっ! 95 00:08:37,384 --> 00:08:39,386 しっかりなさいませ! 96 00:08:39,386 --> 00:08:42,722 女官の戯れなど気にして どうします!? 97 00:08:42,722 --> 00:08:44,724 戯れ? 98 00:08:44,724 --> 00:08:48,028 戯れで 毒を飲み干すか? 99 00:08:51,398 --> 00:08:55,402 笑いかけた俺の顔を見て 青ざめていた。 100 00:08:55,402 --> 00:08:57,570 ((あの方もまた…)) 101 00:08:57,570 --> 00:09:02,909 高順。 俺は あの方に似ているか? 102 00:09:02,909 --> 00:09:06,246 恐怖させ 毒を あおらせるほど…。 103 00:09:06,246 --> 00:09:08,248 んっ…。 104 00:09:08,248 --> 00:09:10,917 俺の中にある あの方は➡ 105 00:09:10,917 --> 00:09:13,319 すでに老人のようだった。 106 00:09:15,422 --> 00:09:18,925 母にも似ず 兄にも似なかった。 107 00:09:18,925 --> 00:09:20,927 だから…。 108 00:09:20,927 --> 00:09:24,597 《だから 信じた》 109 00:09:24,597 --> 00:09:26,766 ((どなたに似たのかしら? 110 00:09:26,766 --> 00:09:31,371 帝の好みを考えたら 皇后様のお年じゃねえ? 111 00:09:31,371 --> 00:09:33,373 ウフフフッ…。 112 00:09:33,373 --> 00:09:35,708 だから 言われてるんじゃない。 113 00:09:35,708 --> 00:09:38,545 不義の子って…。 ウフフフフ…。 114 00:09:38,545 --> 00:09:42,382 んっ… んっ…)) 115 00:09:42,382 --> 00:09:44,884 ハァ…。 116 00:09:44,884 --> 00:09:48,555 《血のつながりがないという うわさを信じ➡ 117 00:09:48,555 --> 00:09:52,392 東宮の地位から逃れようとした。 118 00:09:52,392 --> 00:09:54,928 帝である兄に頼み込み➡ 119 00:09:54,928 --> 00:09:59,933 宦官の名を得て 女の園にいるのは なんのためか…。 120 00:09:59,933 --> 00:10:02,602 滑稽という他ない》 121 00:10:02,602 --> 00:10:12,612 ♬~ 122 00:10:12,612 --> 00:10:25,792 ♬~ 123 00:10:32,265 --> 00:10:35,268 ((私は 私にできることを…)) 124 00:10:35,268 --> 00:10:38,471 ((猫猫:するだけです)) 125 00:10:38,471 --> 00:10:42,475 《そうだ。 自分を笑うのは あとだ。 126 00:10:42,475 --> 00:10:45,445 今は やるべきことがある》 127 00:10:45,445 --> 00:10:49,449 あの女官 この墓に手を合わせていたな。 128 00:10:49,449 --> 00:10:51,951 はい。 129 00:10:51,951 --> 00:10:55,154 鬼灯とは 季節外れだな。 130 00:10:57,123 --> 00:10:59,292 大宝…。 131 00:10:59,292 --> 00:11:02,462 去年 亡くなった 女官の名です。 132 00:11:02,462 --> 00:11:08,134 ああ。 よく人を集めて 怪談話をしていたな。 133 00:11:08,134 --> 00:11:11,337 たしか とある妃の侍女だった。 134 00:11:18,645 --> 00:11:20,647 身内は…。 135 00:11:24,150 --> 00:11:26,986 大宝の血を引く者は ただ1人。 136 00:11:26,986 --> 00:11:31,491 先帝の時代 医官との密通により生まれた娘だ。 137 00:11:34,260 --> 00:11:36,563 その娘が生きていれば…。 138 00:11:38,932 --> 00:11:40,934 ハッ! 139 00:11:42,936 --> 00:11:45,338 どちらへ? 柘榴宮だ。 140 00:11:54,447 --> 00:11:56,616 《大宝の仕えていた妃は➡ 141 00:11:56,616 --> 00:12:00,453 のちに 子昌に下賜され 娘を産んだ。 142 00:12:00,453 --> 00:12:02,789 その娘が 楼蘭妃だ。 143 00:12:02,789 --> 00:12:08,294 そして 大宝と医官との間に できた娘だが➡ 144 00:12:08,294 --> 00:12:11,798 後宮を追放された医官とともに➡ 145 00:12:11,798 --> 00:12:13,800 消息は わかっていない》 146 00:12:23,476 --> 00:12:26,646 《楼蘭妃ならば 医官と娘の行方について➡ 147 00:12:26,646 --> 00:12:29,148 何か知っているかもしれない。 148 00:12:29,148 --> 00:12:32,285 ただの直感だ。 149 00:12:32,285 --> 00:12:35,788 本当に つながりがあるのかは わからない。 150 00:12:35,788 --> 00:12:38,124 それでも…》 151 00:12:38,124 --> 00:12:40,126 どうぞ。 152 00:12:40,126 --> 00:12:44,797 《やれることは すべてやる》 153 00:12:50,970 --> 00:12:53,439 急に訪ねて 申し訳ありません。 154 00:12:57,143 --> 00:12:59,979 かまいませんとのことです。 155 00:12:59,979 --> 00:13:02,949 ありがとうございます。 156 00:13:02,949 --> 00:13:05,818 《いつもながら 奇妙な…。 157 00:13:05,818 --> 00:13:10,323 派手な格好に まなじりの つり上がった そろいの化粧。 158 00:13:10,323 --> 00:13:13,326 まるで 狐だ》 159 00:13:13,326 --> 00:13:17,096 本日は お伺いしたいことがありまし…。 160 00:13:19,666 --> 00:13:21,668 あっ 壬氏様…。 161 00:13:21,668 --> 00:13:25,171 うっ… あっ! (侍女たち)キャー! 何を!? 162 00:13:25,171 --> 00:13:27,473 うっ… うっ…。 163 00:13:27,473 --> 00:13:31,077 たしか 侍女は7人いましたね。 164 00:13:31,077 --> 00:13:34,414 あっ…。 ああ…。 もう1人は どうしました? 165 00:13:34,414 --> 00:13:40,086 私は 宮に仕える侍女たちの 名前と顔を把握しています。 166 00:13:40,086 --> 00:13:45,091 あなたたちは 毎日のように 服や化粧が変わるので➡ 167 00:13:45,091 --> 00:13:48,094 わかりやすい部分で 記憶していたんです。 168 00:13:48,094 --> 00:13:53,099 例えば 唇の形や目の形。 169 00:13:53,099 --> 00:13:56,769 あとは そう…。 170 00:13:56,769 --> 00:13:59,605 ほくろの位置。 ハッ! 171 00:13:59,605 --> 00:14:05,945 双凛… いや 漣風かな お前の名は。 172 00:14:05,945 --> 00:14:08,114 (漣風)あっ…。 173 00:14:08,114 --> 00:14:11,117 最初から仕組んでいたな? 174 00:14:11,117 --> 00:14:16,289 大量の従者を連れ 自分と よく似た侍女ばかり選んだのも➡ 175 00:14:16,289 --> 00:14:20,626 奇抜な格好や 化粧をしていたのも…。 うっ…。 176 00:14:20,626 --> 00:14:23,796 すべて このためか。 177 00:14:23,796 --> 00:14:26,299 (双凛)ジッ… 壬氏さ…。 言え! あっ! 178 00:14:26,299 --> 00:14:28,468 本物は どこへ行った? 179 00:14:28,468 --> 00:14:30,937 うっ… うっ…。 180 00:14:30,937 --> 00:14:35,108 どこへ行った? うっ うっ うっ うっ うっ…。 181 00:14:35,108 --> 00:14:37,076 うっ うっ…。 182 00:14:37,076 --> 00:14:39,912 楼蘭妃は どこへ行った!? 183 00:14:39,912 --> 00:14:41,914 申し訳ありません! うぅ…。 184 00:14:41,914 --> 00:14:46,119 漣風は 本当に 何も知らないのです。 (泣き声) 185 00:14:46,119 --> 00:14:49,455 もう… ご容赦ください。 (泣き声) 186 00:14:49,455 --> 00:14:57,296 (泣き声) 187 00:14:57,296 --> 00:15:01,768 《ハァー くそ… 落ち着け》 (泣き声) 188 00:15:04,137 --> 00:15:07,306 では どこへ行くとは 聞いていないんだな? 189 00:15:07,306 --> 00:15:11,144 はい。 もう戻らないと言われました。 190 00:15:11,144 --> 00:15:15,648 上級妃が 自分の意思で 後宮を抜け出したということか。 191 00:15:15,648 --> 00:15:17,650 ハァ…。 192 00:15:17,650 --> 00:15:30,730 ♬~ 193 00:15:30,730 --> 00:15:33,900 《これ以上 問い詰めても無駄か》 194 00:15:33,900 --> 00:15:36,903 うん。 195 00:15:36,903 --> 00:15:39,071 総出で捜していますが➡ 196 00:15:39,071 --> 00:15:42,408 楼蘭妃らしき人物は 見当たらないと。 197 00:15:42,408 --> 00:15:46,078 もう 妃と呼ぶ必要はない。 あっ…。 198 00:15:46,078 --> 00:15:49,248 後宮からの逃走は 重罪だ。 199 00:15:49,248 --> 00:15:52,752 上級妃となれば なおのこと。 200 00:15:52,752 --> 00:15:55,588 承知のうえで 計画したのだろう。 201 00:15:55,588 --> 00:15:57,590 はっ…。 202 00:15:57,590 --> 00:16:01,260 《高官の娘を 後宮に入れるということは➡ 203 00:16:01,260 --> 00:16:04,263 帝にとっても 利がある行為だ。 204 00:16:04,263 --> 00:16:10,436 人質として 後宮という鳥籠に 閉じ込めることができる。 205 00:16:10,436 --> 00:16:14,774 子昌は 娘を かわいがっていたように見えた。 206 00:16:14,774 --> 00:16:17,777 だが 実のところは どうだったのか》 207 00:16:20,947 --> 00:16:23,783 《猫猫は どうだったんだろうな。 208 00:16:23,783 --> 00:16:29,789 妓女の足抜けのようだと いつだったか言っていたが…。 209 00:16:29,789 --> 00:16:32,758 自ら ついていったのか? 210 00:16:32,758 --> 00:16:36,095 だが それなら 書き置きなど残さない。 211 00:16:36,095 --> 00:16:39,765 一体 どこへ なんのために…》 212 00:16:45,938 --> 00:16:51,944 (羅漢)何? 猫猫が… 行方不明? 213 00:16:51,944 --> 00:16:54,280 (音操)あっ! 214 00:16:54,280 --> 00:16:57,116 ぬあ~!! 215 00:16:57,116 --> 00:17:00,286 待ってろ 猫猫! (扉の開く音) 216 00:17:00,286 --> 00:17:05,458 (羅漢)今 パパが助けるぞ~! 217 00:17:05,458 --> 00:17:10,596 (音操)ひゃ~! 羅漢様~! (破壊音) 218 00:17:10,596 --> 00:17:13,766 なぜ ばれた? 219 00:17:13,766 --> 00:17:16,435 (馬閃)どこぞで 外部に漏れたようです。 220 00:17:16,435 --> 00:17:18,437 ハァー…。 221 00:17:18,437 --> 00:17:21,941 それと 現在 子昌の足取りがつかめません。 222 00:17:21,941 --> 00:17:25,611 んっ? 楼蘭と共謀していたのでしょうか。 223 00:17:25,611 --> 00:17:30,716 わからん。 だが 逃亡した妃の父親だ。 224 00:17:30,716 --> 00:17:35,221 帝に あだなす者として 罪が及ぶことになる。 225 00:17:35,221 --> 00:17:37,223 そうですね。 226 00:17:37,223 --> 00:17:41,394 ああ… あと 昨日の女官 深緑ですが➡ 227 00:17:41,394 --> 00:17:44,730 命を取り留めたようです。 228 00:17:44,730 --> 00:17:49,735 意識は? (馬閃)まだ戻っていません。 229 00:17:49,735 --> 00:17:54,407 ただ 大宝と面識があったと 調べがついております。 230 00:17:54,407 --> 00:17:58,077 謀反に加担したのは そのつながりかと。 231 00:17:58,077 --> 00:18:00,079 診療所 全員か? 232 00:18:00,079 --> 00:18:04,250 (馬閃)いえ 他の者は➡ 233 00:18:04,250 --> 00:18:07,753 謀反について 何も知りませんでした。 234 00:18:07,753 --> 00:18:09,755 フゥ…。 235 00:18:09,755 --> 00:18:12,625 《それでも協力したのは➡ 236 00:18:12,625 --> 00:18:15,795 皆が 深緑と同じ恨みを 持っていたからか。 237 00:18:15,795 --> 00:18:21,300 先帝亡き今 女たちの恨みが向かう先は➡ 238 00:18:21,300 --> 00:18:23,269 後宮そのものだ》 239 00:18:26,939 --> 00:18:29,642 《今すぐ 楼蘭を捜さねば。 240 00:18:29,642 --> 00:18:32,211 だが 情報が少なすぎる。 241 00:18:32,211 --> 00:18:35,381 先に 子昌を追うべきか? 242 00:18:35,381 --> 00:18:39,552 いや それは もう 別の者が…》 243 00:18:39,552 --> 00:18:42,054 あっ? (扉をたたく音) 244 00:18:44,390 --> 00:18:46,392 誰でしょうか? 245 00:18:46,392 --> 00:18:48,894 入れ。 246 00:18:48,894 --> 00:18:50,896 (羅半)失礼いたします。 247 00:19:00,740 --> 00:19:02,742 《そろばん?》 248 00:19:02,742 --> 00:19:04,744 何用だ? 249 00:19:06,746 --> 00:19:11,250 初めて お目にかかります 漢羅半と申します。 250 00:19:11,250 --> 00:19:18,591 《外廷内で 羅の名前を持つ者は 羅漢と羅半 2人しかいない。 251 00:19:18,591 --> 00:19:22,595 古く皇族から与えられた あざなのはず》 252 00:19:22,595 --> 00:19:27,600 羅の一族。 軍師殿の養子だな。 何か用か? 253 00:19:27,600 --> 00:19:31,804 フッ…。 こちらを お見せしようと思いまして。 254 00:19:39,578 --> 00:19:42,915 これは? どうでしょうか? 255 00:19:42,915 --> 00:19:46,919 国庫の出納帳だな。 256 00:19:46,919 --> 00:19:50,756 はい。 父上から 調べろと言われたものです。 257 00:19:50,756 --> 00:19:55,227 飛発の出どころがわからないのが 気持ち悪いようでして。 258 00:19:55,227 --> 00:19:57,229 そこから なぜ 国庫に? 259 00:19:57,229 --> 00:20:02,935 処罰された官たちの周りを 洗っていたら 自然と。 260 00:20:02,935 --> 00:20:06,272 実物を 見ていただきたかったのですが➡ 261 00:20:06,272 --> 00:20:09,608 量が少々 膨大でして。 262 00:20:09,608 --> 00:20:13,412 目に付く範囲で 抜粋しました。 263 00:20:13,412 --> 00:20:17,917 ここ数年 穀物の値が 明らかに上がっているな。 264 00:20:17,917 --> 00:20:22,588 おもしろいですよね。 干ばつも蝗害もなかったのに。 265 00:20:22,588 --> 00:20:24,590 それから もう1つ。 266 00:20:24,590 --> 00:20:27,426 なぜか 鉄の値も上がっているのです。 267 00:20:27,426 --> 00:20:30,429 国全体の金属の値も。 268 00:20:30,429 --> 00:20:32,431 んっ…。 269 00:20:32,431 --> 00:20:37,103 国で 巨大な建造物でも 造っているのでしょうか? 270 00:20:37,103 --> 00:20:39,105 調べたところ そんな計画は➡ 271 00:20:39,105 --> 00:20:42,141 どこにも 見当たりませんでしたが…。 272 00:20:42,141 --> 00:20:46,645 《抜け目のないところは 養父にそっくりだな》 273 00:20:46,645 --> 00:20:48,614 言いたいことは理解した。 274 00:20:48,614 --> 00:20:52,952 穀物自体は 大した値ではないが 量が量だ。 275 00:20:52,952 --> 00:20:56,956 値上がりすれば 差額は相当なものになる。 276 00:20:56,956 --> 00:21:00,292 その差額は 誰かが横領している。 277 00:21:00,292 --> 00:21:02,962 そして 金属の値上がり。 278 00:21:02,962 --> 00:21:06,799 こちらも 何者かが 大量に仕入れている。 279 00:21:06,799 --> 00:21:08,801 そう言いたいのだろう? 280 00:21:08,801 --> 00:21:11,637 はい。 私が思うに➡ 281 00:21:11,637 --> 00:21:14,974 この2つの行き着く先は同じです。 282 00:21:14,974 --> 00:21:20,980 そして これほどのことが できる人物も 限られるでしょう。 283 00:21:20,980 --> 00:21:26,485 私なら もっと詳しく 調べることができます。 284 00:21:26,485 --> 00:21:33,092 流れが どこに集約しているのか お知りになりたくないですか? 285 00:21:33,092 --> 00:21:35,094 フッ…。 286 00:21:39,431 --> 00:21:42,768 フッ…。 それで 要求は なんだ? 287 00:21:42,768 --> 00:21:44,770 (羅半)ハッ! 288 00:21:44,770 --> 00:21:48,440 利害なしに 話を 持ってきたわけではないのだろ? 289 00:21:48,440 --> 00:21:51,277 壬氏様! 290 00:21:51,277 --> 00:21:54,446 こちらの額 少~し➡ 291 00:21:54,446 --> 00:21:58,617 勉強していただけないでしょうか。 それは? 292 00:21:58,617 --> 00:22:03,956 (羅半)父上が壊した 後宮の門の修繕費です。 293 00:22:03,956 --> 00:22:06,292 (馬閃)自業自得では? 294 00:22:06,292 --> 00:22:08,794 わかった。 (馬閃)よいのですか? 295 00:22:08,794 --> 00:22:11,463 ハァ…。 296 00:22:11,463 --> 00:22:14,300 そのかわり 徹底的に調べろ。 297 00:22:14,300 --> 00:22:18,804 金と鉄が流れ着いた先で 何が起きようとしているのか。 298 00:22:23,142 --> 00:22:25,144 仰せのままに。 299 00:22:27,146 --> 00:22:32,451 《使えるものは なんでも使ってやる》 300 00:22:32,451 --> 00:22:42,461 ♬~ 301 00:22:42,461 --> 00:22:55,441 ♬~