1 00:02:21,274 --> 00:02:23,243 うっ…。 2 00:02:33,120 --> 00:02:35,389 (猫猫) 何をやっているのでしょうか? 3 00:02:35,389 --> 00:02:37,557 壬氏様。 (壬氏)あっ あっ…。 4 00:02:37,557 --> 00:02:41,228 違う! これは…。 んっ…。 5 00:02:41,228 --> 00:02:45,732 んっ? 壬氏様 その顔は…。 6 00:02:45,732 --> 00:02:49,036 あっ… 大したことない。 かすり傷だ。 7 00:02:49,036 --> 00:02:51,038 んっ…。 8 00:02:51,038 --> 00:02:54,241 見せてください。 あっ…。 9 00:02:54,241 --> 00:02:56,209 うっ…。 10 00:02:58,578 --> 00:03:01,848 んっ…。 失礼します。 11 00:03:04,918 --> 00:03:07,754 う~ん…。 12 00:03:07,754 --> 00:03:10,590 雑な縫い方ですね。 13 00:03:10,590 --> 00:03:12,759 《すぐにでも縫い直したいけど➡ 14 00:03:12,759 --> 00:03:14,761 疲れで 手が…》 15 00:03:14,761 --> 00:03:18,432 ハァ…。 前線に出たのですか? 16 00:03:18,432 --> 00:03:21,768 俺だけ 安全な場所で見物とも いかんだろう。 17 00:03:21,768 --> 00:03:25,772 それで よろしいじゃないですか。 そういう立場なんですから。 18 00:03:25,772 --> 00:03:28,775 わざわざ 危ない所に行かないでください。 19 00:03:28,775 --> 00:03:32,446 壬氏様が けがをすると 周りが迷惑するんです。 20 00:03:32,446 --> 00:03:34,848 フフッ そうだな。 21 00:03:34,848 --> 00:03:37,851 けがをするつもりは なかったんだが。 22 00:03:39,853 --> 00:03:42,756 あっ…。 誰だって そうでしょう。 あっ! 23 00:03:48,195 --> 00:03:50,797 妙な頼みを聞いてしまったからな。 24 00:03:54,034 --> 00:03:57,537 お前は 楼蘭と 仲がよかったのか? 25 00:04:00,373 --> 00:04:02,375 友人だったのか? 26 00:04:04,377 --> 00:04:08,048 よく… わかりません。 27 00:04:08,048 --> 00:04:10,050 《友人…。 28 00:04:10,050 --> 00:04:16,223 少なくとも 私にとっては それに近い関係だったと思う。 29 00:04:16,223 --> 00:04:19,559 楼蘭…。 子翠と小蘭➡ 30 00:04:19,559 --> 00:04:24,898 3人で つるんで話すのは 悪くなかった。 31 00:04:24,898 --> 00:04:30,904 子翠が どう思っていたかは わからないけど》 32 00:04:30,904 --> 00:04:35,609 本当に よくわからない人だったので。 33 00:04:37,511 --> 00:04:39,513 俺にもな。 34 00:04:44,050 --> 00:04:46,553 わからないままで 終わってしまった。 35 00:04:46,553 --> 00:04:49,523 そうですか。 36 00:04:49,523 --> 00:04:52,726 《そっか。 子翠は…》 37 00:04:52,726 --> 00:04:56,062 ((子翠:あとは頼んだから)) 38 00:04:56,062 --> 00:04:59,533 《私にできるのは➡ 39 00:04:59,533 --> 00:05:03,370 子翠に託されたことを全うする。 40 00:05:03,370 --> 00:05:05,572 それだけだ》 41 00:05:08,375 --> 00:05:10,377 出来ました。 42 00:05:10,377 --> 00:05:12,546 すまない。 43 00:05:12,546 --> 00:05:15,715 ひどい顔ですよ。 お休みになられては? 44 00:05:15,715 --> 00:05:17,884 ああ すごく眠い。 あっ! 45 00:05:17,884 --> 00:05:20,220 ここで眠らないでください。 46 00:05:20,220 --> 00:05:22,389 なぜだ? 疲れた。 47 00:05:22,389 --> 00:05:24,558 なぜと言われても…。 48 00:05:24,558 --> 00:05:28,061 ここは 忌むべき場所です。 それは わかる。 49 00:05:28,061 --> 00:05:30,397 だったら…。 うおっ! 50 00:05:30,397 --> 00:05:33,300 えっ…。 フゥ…。 51 00:05:38,004 --> 00:05:42,342 《壬氏様の手 こんなに冷えて…》 52 00:05:42,342 --> 00:05:45,178 なら なんで お前は ここにいる? 53 00:05:45,178 --> 00:05:48,849 私とて 子どもくらい 哀れみます。 54 00:05:48,849 --> 00:05:52,185 そうか。 お前は 薬の師に言われて➡ 55 00:05:52,185 --> 00:05:54,688 死体には 触れられないのではなかったか? 56 00:05:54,688 --> 00:05:57,524 《うっ… 覚えていやがったか!》 57 00:05:57,524 --> 00:05:59,693 そんな お前が 長い間➡ 58 00:05:59,693 --> 00:06:02,362 こういう場にいるとは 思えんのだがな。 59 00:06:02,362 --> 00:06:04,764 《妙なところで 勘が働く》 60 00:06:06,866 --> 00:06:10,704 《どう 言い訳したもんか》 61 00:06:10,704 --> 00:06:13,373 あっ…。 この傷は どうした? 62 00:06:13,373 --> 00:06:15,542 ろくでもない人がいまして。 63 00:06:15,542 --> 00:06:19,379 あっ 襲われたのか? 女性です。 64 00:06:19,379 --> 00:06:21,548 《こいつ 他人の貞操に➡ 65 00:06:21,548 --> 00:06:23,550 いちいち干渉してくるのは なんなんだ?》 66 00:06:23,550 --> 00:06:25,552 うっ! 67 00:06:25,552 --> 00:06:27,721 傷は残らないだろうな? 68 00:06:27,721 --> 00:06:30,390 フゥ… これくらい すぐ引きます。 69 00:06:30,390 --> 00:06:32,392 傷は残すな。 70 00:06:32,392 --> 00:06:36,663 その言葉 そのまま お返ししても よろしいでしょうか? 71 00:06:36,663 --> 00:06:40,333 フフッ 俺は男だ。 問題ない。 72 00:06:40,333 --> 00:06:43,503 壬氏様は それを凌駕しております。 73 00:06:43,503 --> 00:06:47,173 そんなもの 知るか。 では 私も知りません。 74 00:06:47,173 --> 00:06:51,177 傷1つで 価値がなくなるようなら それまでのことです。 75 00:06:56,516 --> 00:06:58,518 なあ…。 76 00:06:58,518 --> 00:07:03,690 俺は 傷1つで 価値がなくなるような男か? 77 00:07:03,690 --> 00:07:06,293 顔だけの張りぼてか? 78 00:07:11,364 --> 00:07:15,702 むしろ もう少し 傷があっても いいかもしれません。 79 00:07:15,702 --> 00:07:17,704 あっ…。 80 00:07:17,704 --> 00:07:20,040 《壬氏様は 美しすぎる。 81 00:07:20,040 --> 00:07:22,542 そのせいで 周りは 心を乱され➡ 82 00:07:22,542 --> 00:07:25,045 見た目ばかりに目をやってしまう。 83 00:07:25,045 --> 00:07:29,716 だけど 壬氏様の本質は 見た目ほど華美じゃない。 84 00:07:29,716 --> 00:07:31,885 もっと実直なものだ。 85 00:07:31,885 --> 00:07:34,487 それは たぶん 見た目の美しさよりも➡ 86 00:07:34,487 --> 00:07:36,489 ずっと価値がある》 87 00:07:36,489 --> 00:07:40,994 フッ…。 前より 男前になったではありませんか。 88 00:07:40,994 --> 00:07:43,163 あっ! 89 00:07:43,163 --> 00:07:45,165 あっ…。 ぐっ! うっ! 90 00:07:45,165 --> 00:07:47,334 んっ… うっ…。 うん? 91 00:07:47,334 --> 00:07:50,003 うっ… ぐぅ…。 92 00:07:50,003 --> 00:07:53,340 あ~…。 どうしたんですか? 93 00:07:53,340 --> 00:07:56,509 状況的に 我慢しようと 思っていたんだが…。 94 00:07:56,509 --> 00:07:59,846 ハァ…。 ですから 眠いのなら 早く ここを出…。 95 00:07:59,846 --> 00:08:02,849 えっ? んっ!? 96 00:08:02,849 --> 00:08:07,020 平常心でいけると思ったんだが…。 はい? 97 00:08:07,020 --> 00:08:11,358 案外というか 思った以上に いけたようだ。 98 00:08:11,358 --> 00:08:14,527 はっ? 《この状況…》 99 00:08:14,527 --> 00:08:18,231 壬氏様 お眠りになられたほうが よろしいのでは? 100 00:08:18,231 --> 00:08:20,233 まだ大丈夫だ。 101 00:08:20,233 --> 00:08:24,070 では 痛み止めを…。 あと30分くらいなら我慢できる。 102 00:08:24,070 --> 00:08:26,239 何が 30分なのでしょうか? 103 00:08:26,239 --> 00:08:28,241 んっ…。 《やつれた顔で➡ 104 00:08:28,241 --> 00:08:30,243 何 言ってんだ? こいつ! 105 00:08:30,243 --> 00:08:35,148 いっ… いかん!》 106 00:08:35,148 --> 00:08:37,150 あっ! あっ! あっ…。 (物音) 107 00:08:37,150 --> 00:08:39,152 なっ… なんだ? 今の音は。 ハッ! 108 00:08:39,152 --> 00:08:42,489 ハァ…。 109 00:08:42,489 --> 00:08:45,825 おっ… おい! 110 00:08:45,825 --> 00:08:47,827 違う。 111 00:08:51,498 --> 00:08:54,501 違う。 ハァ…。 112 00:08:54,501 --> 00:08:56,703 ハァ…。 ハッ! 113 00:08:59,839 --> 00:09:03,843 うっ…。 ハッ…。 あっ! 114 00:09:03,843 --> 00:09:05,845 ((薬よ)) 115 00:09:05,845 --> 00:09:09,516 《子翠は 毒と言わず 薬と言った。 116 00:09:09,516 --> 00:09:13,686 人を 一度 殺し もう一度 よみがえらせる。 117 00:09:13,686 --> 00:09:15,688 よみがえりの薬…》 118 00:09:23,863 --> 00:09:27,200 うっ…。 生きているのか? 119 00:09:27,200 --> 00:09:30,703 壬氏様 お湯…。 お湯を用意してください! 120 00:09:30,703 --> 00:09:34,674 あと 温かい物を! 服でも食べ物でも なんでも! 121 00:09:34,674 --> 00:09:38,845 《よみがえった子どもを 壬氏様が どうするかは わからない。 122 00:09:38,845 --> 00:09:42,515 それでも 私が連れてこられたのは このためだ》 123 00:09:42,515 --> 00:09:45,685 一度 死んだ者…。 124 00:09:45,685 --> 00:09:48,021 ((では 一度 死んだ者は➡ 125 00:09:48,021 --> 00:09:50,023 見逃してくださるのですね)) 126 00:09:50,023 --> 00:09:53,026 クッ…。 狐につままれたようだ。 127 00:09:53,026 --> 00:09:55,295 壬氏様! ああ わかった。 128 00:10:00,533 --> 00:10:02,535 フッ…。 129 00:10:02,535 --> 00:10:05,672 おい おけに湯だ。 それに 毛布。 130 00:10:05,672 --> 00:10:08,174 温かい飲み物も用意しろ! はっ! 131 00:10:11,211 --> 00:10:13,379 (高順)壬氏様? 132 00:10:13,379 --> 00:10:15,381 あっ! 133 00:10:15,381 --> 00:10:17,550 うぅ… ハァ…。 134 00:10:17,550 --> 00:10:19,552 ぐっ! ハァ…。 135 00:10:19,552 --> 00:10:22,555 人手をよこしてください! できれば 翠苓を! 136 00:10:22,555 --> 00:10:25,024 高順 頼む。 わかりました。 137 00:10:38,571 --> 00:10:41,741 湯は ここへ置くぞ。 ありがとうございます。 138 00:10:44,744 --> 00:10:49,015 続きは またでいいか? あ~ はいはい。 139 00:10:59,392 --> 00:11:01,394 翠苓。 140 00:11:01,394 --> 00:11:04,097 子どもたちが よみがえったぞ。 141 00:11:06,766 --> 00:11:08,768 おっ… おい! あっ! (翠苓)ハァ…。 142 00:11:08,768 --> 00:11:12,739 あっ…。 ハァハァ ハァハァ…。 143 00:11:29,923 --> 00:11:33,593 (白鈴)新年早々 おめでたいわね。 144 00:11:33,593 --> 00:11:35,562 東宮のお披露目が あるんですって? 145 00:11:35,562 --> 00:11:37,564 (女華)らしいね。 146 00:11:37,564 --> 00:11:39,566 (梅梅)お祝い尽くしで お客さんたちも➡ 147 00:11:39,566 --> 00:11:43,903 気前がいいったら。 おばばも そろばん はじいて 大喜びよ。 148 00:11:43,903 --> 00:11:48,074 フッ! アッハハハハハ! フフッ…。 フフフフ…。 149 00:11:48,074 --> 00:11:53,346 お后様も 猫猫が仕えてた 玉葉妃で決まったそうだし。 150 00:11:56,249 --> 00:11:58,251 (鈴麗)ハハッ…。 151 00:11:58,251 --> 00:12:01,321 あ~ よ~し… よ~し。 (玉葉)フッフフッ。 152 00:12:06,426 --> 00:12:08,428 《出産も 無事に済み➡ 153 00:12:08,428 --> 00:12:12,765 おやじは 花街に戻らず 宮廷に残ることになった。 154 00:12:12,765 --> 00:12:17,103 もともと 理不尽な理由で 後宮を追放された おやじだが➡ 155 00:12:17,103 --> 00:12:19,772 医師としての腕は確かだ。 156 00:12:19,772 --> 00:12:22,342 花街に返したくないのも 当然だ》 157 00:12:26,079 --> 00:12:28,748 《壬氏様には あれ以来 会っていない。 158 00:12:28,748 --> 00:12:32,752 子の一族の処理と 本来の仕事が忙しいのだろう》 159 00:12:32,752 --> 00:12:35,021 うっ…。 ハァ…。 160 00:12:35,021 --> 00:12:38,691 《それは めでたいと同時に…。 161 00:12:38,691 --> 00:12:42,228 私が 後宮で 用なしに なったことを意味していた。 162 00:12:42,228 --> 00:12:47,233 とはいえ 花街のほうが忙しいんだよな。 163 00:12:47,233 --> 00:12:49,235 おやじが作り置きしてた っていう薬も➡ 164 00:12:49,235 --> 00:12:51,237 とっくにないし…》 165 00:12:51,237 --> 00:12:55,575 (趙迂)おい そばかす おやつくれ。 あんまり走り回るなよ。 166 00:12:55,575 --> 00:12:57,744 こないだまで 寝たきりだったんだから。 167 00:12:57,744 --> 00:12:59,746 平気だっての。 168 00:12:59,746 --> 00:13:02,915 《あのあと 子どもたちは 5人とも よみがえった。 169 00:13:02,915 --> 00:13:07,220 その中で 最後まで 目覚めなかったのが こいつだ》 170 00:13:07,220 --> 00:13:11,224 ((薬は まだ実験の段階だった。 171 00:13:11,224 --> 00:13:15,228 本当なら 確実に効果が出てからと…)) 172 00:13:15,228 --> 00:13:19,232 《最後に 残った響迂は 記憶を失い➡ 173 00:13:19,232 --> 00:13:21,901 半身にも 軽く まひが残った。 174 00:13:21,901 --> 00:13:25,571 それでも あんな状態から生き返ったのは➡ 175 00:13:25,571 --> 00:13:28,074 運がいいと言える。 176 00:13:28,074 --> 00:13:30,243 他の子どもたちは 皆 名前を変えて➡ 177 00:13:30,243 --> 00:13:32,912 生かされることになった。 178 00:13:32,912 --> 00:13:34,847 どういう理由か知らないが➡ 179 00:13:34,847 --> 00:13:37,350 先に目覚めた子どもたちは➡ 180 00:13:37,350 --> 00:13:39,686 元上級妃の阿多様が➡ 181 00:13:39,686 --> 00:13:42,855 4人とも引き受けてくれたらしい。 182 00:13:42,855 --> 00:13:45,525 そして 翠苓も。 183 00:13:45,525 --> 00:13:49,195 宮廷をひっかき回した 翠苓だったが➡ 184 00:13:49,195 --> 00:13:53,199 情状酌量の余地ありと 判断されたようだ。 185 00:13:53,199 --> 00:13:55,368 何より 先帝の血筋だ。 186 00:13:55,368 --> 00:13:58,538 監視付きだが 命までは取られまい。 187 00:13:58,538 --> 00:14:00,873 記憶を失った響迂だけが➡ 188 00:14:00,873 --> 00:14:03,876 他の子とは別に 育てたほうがよかろうと➡ 189 00:14:03,876 --> 00:14:07,380 花街に来ることに なったわけだが…。 190 00:14:07,380 --> 00:14:12,385 ある意味 ここが一番安全って どういう理屈だよ?》 191 00:14:12,385 --> 00:14:14,387 あった! 痛っ! 192 00:14:14,387 --> 00:14:19,225 うっ… 何すんだよ! 勝手に食うな ばか趙迂。 193 00:14:19,225 --> 00:14:22,729 《響迂 改め 趙迂。 新しい名前だ。 194 00:14:22,729 --> 00:14:26,899 本人が 前の名前の響きを 覚えてたから 苦肉の策だけど》 195 00:14:26,899 --> 00:14:29,402 趙迂 ほら こっち。 んっ? 196 00:14:29,402 --> 00:14:33,239 やった! 遊んでくる! 197 00:14:33,239 --> 00:14:35,174 (趙迂/赤羽)うわっ! 198 00:14:35,174 --> 00:14:37,510 (趙迂)あっ てえ… てててて…。 んっ? 199 00:14:37,510 --> 00:14:40,546 赤羽様? 200 00:14:40,546 --> 00:14:42,548 (赤羽)久しぶり。 201 00:14:42,548 --> 00:14:48,221 薬屋とは聞いてたけど 花街のお店だったのね。 202 00:14:48,221 --> 00:14:50,723 東宮のお披露目は 済んだのですか? 203 00:14:50,723 --> 00:14:54,727 ええ 無事にね。 みんな 猫猫に よろしくって。 204 00:14:54,727 --> 00:14:57,230 あと これ。 預かってたの。 205 00:14:57,230 --> 00:14:59,999 渡しておかないと 寝覚めが悪いから。 206 00:15:02,568 --> 00:15:04,570 小蘭…。 207 00:15:04,570 --> 00:15:07,740 あなたと子翠がいなくなって 落ち込んでたんだから。 208 00:15:07,740 --> 00:15:10,910 ひと言くらい あってもいいのにって。 209 00:15:10,910 --> 00:15:14,580 確か 私も子翠も 表向きは 引き抜かれて➡ 210 00:15:14,580 --> 00:15:16,916 後宮を出たことに なってたんでしょうか。 211 00:15:16,916 --> 00:15:22,422 ええ。 でも… 明るい性格って いろいろ 得よね。 212 00:15:22,422 --> 00:15:26,292 仕事はできるわけじゃないけど 放っておけないっていうか。 213 00:15:33,065 --> 00:15:36,869 じゃあ 元気で。 はい 赤羽様も。 214 00:15:41,340 --> 00:15:44,677 《赤羽様は 小蘭が どう過ごしていたかを➡ 215 00:15:44,677 --> 00:15:46,679 詳しく話してくれた》 216 00:15:49,348 --> 00:15:54,854 《私たちがいなくなって 湯殿で 1人 一生懸命に働く小蘭を➡ 217 00:15:54,854 --> 00:15:57,356 なんとなく 放っておけなかったみたいだ》 218 00:15:59,392 --> 00:16:03,563 そっか 小蘭には もう…。 219 00:16:07,533 --> 00:16:09,535 んっ…。 220 00:16:13,039 --> 00:16:16,042 《猫猫 元気にしてる?》 221 00:16:16,042 --> 00:16:18,044 ((小蘭:私は 元気だよ。 222 00:16:18,044 --> 00:16:22,882 年季が明けて 後宮を出ることになりました。 223 00:16:22,882 --> 00:16:26,552 かんざしをくれた お妃様に 気に入ってもらえて➡ 224 00:16:26,552 --> 00:16:31,390 お妃様の実家の妹の下女にって 紹介してもらえたの。 225 00:16:31,390 --> 00:16:36,829 いっぱい いっぱい 頑張るつもり! 226 00:16:36,829 --> 00:16:41,734 あ~あ…。 ほんとは ちゃんと話して伝えたかったな。 227 00:16:47,173 --> 00:16:52,178 (小蘭)いつか また 猫猫と子翠に会いたいな。 228 00:16:52,178 --> 00:16:54,714 また みんなで 氷菓 食べたいよ)) 229 00:16:54,714 --> 00:17:14,734 ♬~ 230 00:17:14,734 --> 00:17:16,702 雪か…。 231 00:17:22,575 --> 00:17:24,577 《子翠の死体は➡ 232 00:17:24,577 --> 00:17:27,747 雪を いくら かき分けても 見つからなかったそうだ》 233 00:17:29,749 --> 00:17:34,020 《春になって 雪が解けたら もう一度 捜すと言っていた》 234 00:17:43,529 --> 00:17:45,698 んっ…。 235 00:17:45,698 --> 00:17:47,667 見つからなければいい。 236 00:17:53,039 --> 00:17:55,007 う~ん…。 237 00:17:55,007 --> 00:17:59,178 新しい薬 いまいち ぴんとこないな。 238 00:17:59,178 --> 00:18:04,183 あっ! フフーン。 よ~し! 239 00:18:04,183 --> 00:18:06,519 何をする気だ? んっ? 240 00:18:06,519 --> 00:18:08,688 んっ…。 壬氏様。 241 00:18:08,688 --> 00:18:10,856 お仕事は 片づいたのですか? 242 00:18:10,856 --> 00:18:13,059 たまには休んでもいいだろう。 243 00:18:15,194 --> 00:18:19,065 (やり手婆)ホホホ… こちら どうぞ。 では ごゆっくり! 244 00:18:19,065 --> 00:18:24,070 フン! 《なんなんだよ? 245 00:18:24,070 --> 00:18:27,206 あっ きれいになってる。 246 00:18:27,206 --> 00:18:29,375 おやじが縫い直したのかな》 247 00:18:29,375 --> 00:18:32,378 フゥ…。 お疲れのようで。 248 00:18:32,378 --> 00:18:39,485 人事はもとより 子の一族の 領地の処理や… いろいろな。 249 00:18:39,485 --> 00:18:41,487 《子の一族の人間は➡ 250 00:18:41,487 --> 00:18:44,323 すでに ほとんど処刑されたと聞いた。 251 00:18:44,323 --> 00:18:47,493 領地は 国の直轄になるんだっけ》 ハァ…。 252 00:18:47,493 --> 00:18:51,998 《森林資源が豊富な土地だし 国は かなり潤いそうだ。 253 00:18:51,998 --> 00:18:55,835 木材か…。 紙にしてくれると うれしいけど》 254 00:18:55,835 --> 00:18:59,171 おい! んっ? 俺をいないように扱うな。 255 00:18:59,171 --> 00:19:02,842 すみません つい 癖で。 うっ…。 256 00:19:02,842 --> 00:19:07,179 まあ いい。 約束を 果たしてもらおうか。 約束? 257 00:19:07,179 --> 00:19:09,682 氷菓の材料を そろえてやっただろう。 258 00:19:09,682 --> 00:19:12,852 氷菓? あっ かんざし! 259 00:19:12,852 --> 00:19:17,690 どうした? いえ その かんざしなのですが…。 260 00:19:17,690 --> 00:19:19,859 あげちゃいました。 はっ? 261 00:19:19,859 --> 00:19:22,862 春になったら 見つかるかもしれません。 262 00:19:22,862 --> 00:19:24,864 なんで 春なんだ? 263 00:19:24,864 --> 00:19:28,534 見つからないかもしれません。 はっ? 264 00:19:28,534 --> 00:19:31,871 巡り巡って どこかの露天にでも並ぶかも。 265 00:19:31,871 --> 00:19:34,140 売り払ったのか! 売り払ってません! 266 00:19:34,140 --> 00:19:38,310 あ~ その…。 子翠に…。 267 00:19:38,310 --> 00:19:40,312 楼蘭にあげました。 268 00:19:40,312 --> 00:19:43,816 いつか返してとは 言ったのですが…。 269 00:19:43,816 --> 00:19:45,818 そういうことか。 270 00:19:45,818 --> 00:19:49,989 なら もう1つのほうの約束を 果たしてもらおうか。 271 00:19:49,989 --> 00:19:54,160 「話は 最後まで聞け」でしたっけ? そういうことだ。 272 00:19:54,160 --> 00:19:58,030 はい それでは どうぞ。 273 00:19:58,030 --> 00:20:00,032 あっ? 274 00:20:00,032 --> 00:20:02,034 どうぞ? 275 00:20:02,034 --> 00:20:04,003 う~ん…。 276 00:20:04,003 --> 00:20:07,173 ないんですか? いや あるんだが➡ 277 00:20:07,173 --> 00:20:11,510 よく考えると 話すべきことは もうわかっているだろうから。 278 00:20:11,510 --> 00:20:15,514 《そりゃ まあ 立場のことなら 今更だよな》 279 00:20:15,514 --> 00:20:17,683 では 代わりに 別のでも。 280 00:20:17,683 --> 00:20:21,187 別の…。 う~ん…。 281 00:20:21,187 --> 00:20:23,189 《結局 ないのかよ》 282 00:20:35,234 --> 00:20:37,570 何をなさっているんですか? 283 00:20:37,570 --> 00:20:40,239 これで 意味がわかるか? 284 00:20:40,239 --> 00:20:44,076 人の唾液には 毒がある場合がありますよ。 285 00:20:44,076 --> 00:20:49,248 くっ…。 お前に 多少の毒は 効かないだろう! んっ! 286 00:20:49,248 --> 00:20:52,585 いったたたたたたた…。 かみ殺す気ですか! う~ん! 287 00:20:52,585 --> 00:20:54,587 あっ…。 288 00:20:54,587 --> 00:20:56,555 うっ…。 289 00:20:59,258 --> 00:21:01,427 そうしたい気分にもなる。 290 00:21:01,427 --> 00:21:04,230 ちょ…。 291 00:21:04,230 --> 00:21:07,566 まずは 砦の続きからだ。 292 00:21:07,566 --> 00:21:09,568 あっ…。 293 00:21:12,571 --> 00:21:14,573 《やっぱり きれいだな》 294 00:21:17,076 --> 00:21:23,582 フッ…。 お前も 毒をためているのか? 295 00:21:23,582 --> 00:21:25,584 はっ? 296 00:21:27,620 --> 00:21:31,290 そばかす! 見ろ! お前 これ 欲しがってたろ! うっ! 297 00:21:31,290 --> 00:21:34,360 おっ でかした! ヘヘヘヘッ! 298 00:21:34,360 --> 00:21:37,696 でかいな。 (趙迂)だろ? 299 00:21:37,696 --> 00:21:39,865 どうして いつも 邪魔が入る…。 300 00:21:39,865 --> 00:21:42,368 えっ? その兄ちゃん どうしたんだ? 301 00:21:42,368 --> 00:21:45,204 フゥ…。 お疲れなんだよ。 302 00:21:45,204 --> 00:21:49,375 はい 駄賃の黒糖。 ウヒャヒャッ! じゃあな! 303 00:21:49,375 --> 00:21:51,377 フゥ…。 んっ? 304 00:21:53,879 --> 00:21:56,215 婆 寝床 1つ 用意して。 305 00:21:56,215 --> 00:21:58,217 香は よく眠れるやつね。 306 00:21:58,217 --> 00:22:00,519 チッ! わ~ったよ! 307 00:22:05,057 --> 00:22:08,394 お疲れのようですし ゆっくりお休みください。 308 00:22:08,394 --> 00:22:10,396 わかった。 休む。 309 00:22:10,396 --> 00:22:14,066 うおっ…。 えっ…。 枕は これを使う。 310 00:22:14,066 --> 00:22:16,869 壬氏様? 311 00:22:20,072 --> 00:22:24,577 狸寝入りですか? 壬氏様? んっ…。 312 00:22:24,577 --> 00:22:28,247 フゥ…。 313 00:22:28,247 --> 00:22:30,349 《足がしびれるな…》 314 00:22:57,376 --> 00:23:01,747 はい じゃあ こちら 商品 お渡し。 毎度あり! 315 00:23:01,747 --> 00:23:04,917 おじさん。 あいよ! あっ… えっ? 316 00:23:04,917 --> 00:23:07,419 これって せみ? 317 00:23:07,419 --> 00:23:11,257 ああ 古い時代に よく作られた 玉製のだよ。 318 00:23:11,257 --> 00:23:13,592 へぇ~ 玉か。 319 00:23:13,592 --> 00:23:17,096 おい 商品だ。 冷やかしは やめてくれよ。 320 00:23:17,096 --> 00:23:21,267 買うのかい? う~ん… お金 あんまりないな。 321 00:23:21,267 --> 00:23:23,269 なら 触らないでくれよ。 322 00:23:23,269 --> 00:23:25,771 じゃあ 物々交換なら どう? 323 00:23:25,771 --> 00:23:28,908 はい これ。 かんざしかい? 324 00:23:28,908 --> 00:23:30,909 あっ! なんだ? こりゃ! 325 00:23:30,909 --> 00:23:33,579 この辺で お目にかかれる代物じゃねえぞ。 326 00:23:33,579 --> 00:23:36,181 はぁ~…。 どう? 327 00:23:36,181 --> 00:23:38,684 嬢ちゃん こいつを どこで…。 328 00:23:38,684 --> 00:23:40,853 あっ いや 交渉成立だ! 329 00:23:40,853 --> 00:23:42,855 じゃあ もらってくね! 330 00:23:46,892 --> 00:23:48,861 きれい! 331 00:23:51,030 --> 00:23:54,867 フッ! ねえ おじさん。 んっ? 332 00:23:54,867 --> 00:23:58,037 私の名前 玉藻っていうんだよ。 333 00:23:58,037 --> 00:24:01,040 玉の玉と 海の藻で 玉藻かい? 334 00:24:01,040 --> 00:24:03,876 海の寵愛でも受けそうな名前だな。 335 00:24:03,876 --> 00:24:05,878 うん! 336 00:24:05,878 --> 00:24:09,214 そうだね…。 337 00:24:09,214 --> 00:24:11,817 海の向こうとか おもしろそうだよね。 338 00:24:15,087 --> 00:24:18,424 じゃあ ありがとうね! 339 00:24:18,424 --> 00:24:21,293 バイバーイ!