1 00:00:00,000 --> 00:01:25,050 ♬~ 2 00:01:34,530 --> 00:01:37,530 (猫猫) <春の芽吹きを感じる頃➡ 3 00:01:37,530 --> 00:01:41,530 玉葉さまの妊娠は 確かなものとなった> 4 00:01:41,530 --> 00:01:43,540 (鈴麗公主) あい~。 5 00:01:43,540 --> 00:01:45,540 フフっ。 6 00:01:45,540 --> 00:01:47,070 あい! 7 00:01:47,070 --> 00:01:51,140 《不思議だなぁ 赤子がいると分かるのか?》 8 00:01:51,140 --> 00:01:55,550 (鈴麗公主) フフ~ フフっ…。 9 00:01:55,550 --> 00:01:57,550 (3人) かわいい~! 10 00:01:57,550 --> 00:02:01,190 (紅娘) 私も そろそろ…。 11 00:02:01,190 --> 00:02:04,020 (紅娘)⦅ウッフフ…⦆ ⦅ハハハ…⦆ 12 00:02:04,020 --> 00:02:09,090 《縁談が持ち込まれても 全力で引き留められるだろうな》 13 00:02:09,090 --> 00:02:12,560 《有能過ぎるのも困りものだ》 (紅娘) フフフ…。 14 00:02:14,530 --> 00:02:17,040 あい フフ… フフフ…。 15 00:02:17,040 --> 00:02:22,040 《毎日が充実してると やっぱり 日がたつのが早い》 16 00:02:22,040 --> 00:02:25,540 《壬氏さまの棟にいた2か月は 無駄に長かったのに》 17 00:02:25,540 --> 00:02:27,050 ん? 18 00:02:27,050 --> 00:02:29,010 (鈴麗公主) あい あい…。 19 00:02:31,080 --> 00:02:33,620 またお絵描きしますか? 20 00:02:33,620 --> 00:02:35,120 あい! 21 00:02:36,560 --> 00:02:40,060 あ~い…。 (侍女たち) ん? 22 00:02:40,060 --> 00:02:42,560 これは カラハツタケという 毒キノコ…。 23 00:02:42,560 --> 00:02:46,570 でっ! 普通の花を描きなさい。 24 00:02:46,570 --> 00:02:49,570 (鈴麗公主) あい~。 《普通の花ねぇ》 25 00:02:49,570 --> 00:02:51,070 《痛ぇ…》 26 00:02:51,070 --> 00:02:53,610 (壬氏) 青い薔薇ですか? 27 00:02:53,610 --> 00:02:57,140 (羅漢) ええ ご存じありませんかな? 28 00:02:57,140 --> 00:03:02,550 目の覚めるような青い花びらが 美しくてねぇ。 29 00:03:02,550 --> 00:03:06,550 かつて宮中に よく生けていたものですが。 30 00:03:06,550 --> 00:03:12,560 夢でも見たのでは? 青い薔薇など存在しないでしょう。 31 00:03:12,560 --> 00:03:16,560 それが あるのですよ。 32 00:03:16,560 --> 00:03:20,600 また皆で 愛でたいものですなぁ。 33 00:03:20,600 --> 00:03:24,170 いかがでしょう 何とかなりませんか? 34 00:03:24,170 --> 00:03:28,540 あなたさまであれば なせぬことなど ないのでは? 35 00:03:28,540 --> 00:03:30,540 分かりました。 36 00:03:30,540 --> 00:03:34,050 そのような薔薇があるのなら 私も ぜひ見てみたい。 37 00:03:34,050 --> 00:03:36,080 決まりですなぁ。 38 00:03:36,080 --> 00:03:40,090 いやはや 実に楽しみだ。 39 00:03:40,090 --> 00:03:42,050 それでは。 40 00:03:45,090 --> 00:03:48,060 来月の園遊会で。 41 00:03:49,660 --> 00:03:51,060 ハァ…。 42 00:03:51,060 --> 00:03:55,570 (高順) ただでさえ お忙しいのに 余計な案件を抱えずとも。 43 00:03:55,570 --> 00:04:00,070 言うな… 取りあえず 国中の花屋を当たってくれ。 44 00:04:05,540 --> 00:04:11,150 花屋の話では 今は薔薇の季節ではないと。 45 00:04:11,150 --> 00:04:13,050 ハァ…。 46 00:04:13,050 --> 00:04:16,020 急に呼び立てて すまない。 47 00:04:18,020 --> 00:04:22,530 今度 皆で青い薔薇を愛でよう ということになってな。 48 00:04:22,530 --> 00:04:26,570 青い薔薇? 私は薬屋ですが。 49 00:04:26,570 --> 00:04:29,070 ああ 分かっている…。 50 00:04:29,070 --> 00:04:34,640 《何か訳ありか? やけに疲れてるな》 51 00:04:34,640 --> 00:04:39,040 《薔薇か… 少しなら知識はあるが》 52 00:04:39,040 --> 00:04:43,550 《妓女相手の小遣い稼ぎで 扱ったことがある》 53 00:04:43,550 --> 00:04:45,050 《だが…》 54 00:04:45,050 --> 00:04:48,020 本当に青い薔薇を見たと? 55 00:04:48,020 --> 00:04:49,520 ああ。 56 00:04:51,020 --> 00:04:53,530 幻覚剤は流行っていませんか? 57 00:04:53,530 --> 00:04:56,090 んなもの回ってたら国が滅ぶわ! 58 00:04:56,090 --> 00:04:58,130 壬氏さま。 59 00:04:58,130 --> 00:05:00,070 うっ…。 60 00:05:00,070 --> 00:05:02,530 無理だろうか? 61 00:05:04,540 --> 00:05:08,540 ハァ… どのようにすれば よろしいのですか? 62 00:05:08,540 --> 00:05:11,540 来月の園遊会に用意できるか? 63 00:05:11,540 --> 00:05:14,050 来月? 薔薇が咲くのは➡ 64 00:05:14,050 --> 00:05:17,080 少なくとも ふた月以上先ですけど。 65 00:05:17,080 --> 00:05:19,120 だよな…。 66 00:05:19,120 --> 00:05:21,550 何とか断っておく…。 67 00:05:21,550 --> 00:05:23,060 あ…。 68 00:05:23,060 --> 00:05:25,560 《壬氏さまの この反応》 69 00:05:25,560 --> 00:05:30,030 《それに無理難題を 押し付けるような やり口》 70 00:05:30,030 --> 00:05:32,030 この話 もしかして➡ 71 00:05:32,030 --> 00:05:35,030 とある軍師から 持ちかけられたのでは? 72 00:05:36,540 --> 00:05:38,070 ああ…。 73 00:05:38,070 --> 00:05:41,110 分かりました お引き受けします。 74 00:05:41,110 --> 00:05:43,140 いいのか? 75 00:05:43,140 --> 00:05:46,550 できるか分かりませんが やるだけやってみます。 76 00:05:46,550 --> 00:05:49,510 《逃げているだけも腹立たしい》 77 00:05:52,020 --> 00:05:56,520 《どうせなら あのにやけた モノクルを かち割ってやる》 78 00:05:56,520 --> 00:05:59,060 壬氏さま。 79 00:05:59,060 --> 00:06:02,560 いくつかお願いしても よろしいですか? 80 00:06:02,560 --> 00:06:06,630 使用を許可してくださり ありがとうございます。 81 00:06:06,630 --> 00:06:09,530 梨花さま。 (梨花妃) 構わなくてよ。 82 00:06:09,530 --> 00:06:12,540 あれは元々 あなたが造らせたものだもの。 83 00:06:12,540 --> 00:06:14,040 ウッフフ…。 84 00:06:14,040 --> 00:06:16,040 《懐かしいなぁ》 85 00:06:16,040 --> 00:06:19,540 《以前 毒に伏せった梨花さまのために➡ 86 00:06:19,540 --> 00:06:21,550 蒸気風呂を造らせてもらった》 87 00:06:21,550 --> 00:06:26,590 《今回 それをお借りするのだが さすがにタダでは申し訳ない》 88 00:06:26,590 --> 00:06:30,120 サッ! こちら 帝の愛読書です。 89 00:06:30,120 --> 00:06:32,620 ありがたく頂戴するわ。 90 00:06:34,060 --> 00:06:37,030 《妓楼から取り寄せておいて よかった》 91 00:06:39,530 --> 00:06:42,030 (工事の音) 92 00:06:42,030 --> 00:06:44,570 そっちを頼む。 (宦官たち) はい! 93 00:06:44,570 --> 00:06:47,540 壬氏さま。 あぁ 来たか。 94 00:06:47,540 --> 00:06:52,110 言われた通り 建てさせたが 一体どうするんだ? 95 00:06:52,110 --> 00:06:54,150 薔薇を狂わせるんです。 96 00:06:54,150 --> 00:06:58,120 薔薇を狂わせる? どういう意味だ? 薬屋。 97 00:07:01,550 --> 00:07:03,020 ん? ん? 98 00:07:05,020 --> 00:07:10,530 日光を入れて あそこから 蒸気を小屋の中に送ります。 99 00:07:10,530 --> 00:07:14,030 暖めた部屋で薔薇を育てるんです。 100 00:07:14,030 --> 00:07:18,600 花が開花の季節を 間違えてくれるかもしれません。 101 00:07:18,600 --> 00:07:21,110 それで「狂わせる」か。 102 00:07:21,110 --> 00:07:23,610 咲く保証はありませんが。 103 00:07:31,050 --> 00:07:32,550 あっ。 104 00:07:34,020 --> 00:07:35,550 あっ! あぁ…。 105 00:07:35,550 --> 00:07:37,560 (小蘭) 猫猫~! 106 00:07:37,560 --> 00:07:40,560 小蘭? 私も手伝うよ! 107 00:07:40,560 --> 00:07:44,060 脚のケガ 大丈夫? 108 00:07:44,060 --> 00:07:46,530 《もしや お目付け役か?》 109 00:07:49,630 --> 00:07:54,070 《無理だけはするなって 散々言われたもんな》 110 00:07:54,070 --> 00:07:56,580 平気 手伝わせてごめん。 111 00:07:56,580 --> 00:07:59,080 ううん 久しぶりに一緒だね。 112 00:07:59,080 --> 00:08:01,050 ヒヒヒ…。 113 00:08:01,050 --> 00:08:03,010 うん そうだね。 114 00:08:06,550 --> 00:08:09,520 《持ち込んだ薔薇は 100株以上》 115 00:08:12,620 --> 00:08:15,030 これで最後。 116 00:08:15,030 --> 00:08:18,030 うわ~ すごい量。 117 00:08:18,030 --> 00:08:22,030 《種類は ばらけさせ できるだけ 早咲きのものを選んだ》 118 00:08:22,030 --> 00:08:24,070 全部 咲くかな? 119 00:08:24,070 --> 00:08:26,940 そうなってほしいけど。 120 00:08:35,110 --> 00:08:37,580 フゥ…。 121 00:08:39,050 --> 00:08:42,520 《温度調整には 細心の注意を払う》 122 00:08:42,520 --> 00:08:45,520 《人手を数名 派遣してもらったが➡ 123 00:08:45,520 --> 00:08:49,030 他人に任せることは 難しい作業だ》 124 00:08:49,030 --> 00:08:51,560 《間違って 全て枯らしてしまっては➡ 125 00:08:51,560 --> 00:08:53,530 おしまいだ》 126 00:08:58,100 --> 00:09:02,570 《晴れた日は外に出して 日光を浴びさせる》 127 00:09:03,540 --> 00:09:05,540 気持ち良さそう~。 128 00:09:05,540 --> 00:09:07,550 うん。 フフフ…。 129 00:09:07,550 --> 00:09:10,050 調子は いかがですか? (2人) ん? 130 00:09:10,050 --> 00:09:12,050 差し入れです。 131 00:09:14,520 --> 00:09:18,060 うわ~! ヒヒヒ…。 ありがとうございます。 132 00:09:18,060 --> 00:09:23,090 仕事さぼれて おやつまで もらえるなんて最高だよ~。 133 00:09:23,090 --> 00:09:26,130 これも仕事だけどね。 134 00:09:26,130 --> 00:09:28,030 ん? ん? 135 00:09:28,030 --> 00:09:30,040 どうしたんだろう? 136 00:09:30,040 --> 00:09:33,040 さぁ 物珍しいのか? 137 00:09:33,040 --> 00:09:36,040 《それとも 怖いもの見たさか?》 138 00:09:36,040 --> 00:09:37,510 (侍女たち) あ…。 139 00:09:39,040 --> 00:09:41,050 次 何したらいい? 140 00:09:41,050 --> 00:09:45,080 新芽の多い苗があったら いくつか摘んでくれる? 141 00:09:45,080 --> 00:09:48,150 栄養が集中して 咲きやすくなりますし➡ 142 00:09:48,150 --> 00:09:53,060 病気の予防になるんです。 (宦官たち) おぉ…。 143 00:09:53,060 --> 00:09:55,530 あっ! 144 00:09:55,530 --> 00:09:58,560 うっ…。 大丈夫だよ。 145 00:09:58,560 --> 00:10:00,530 フフっ。 146 00:10:00,530 --> 00:10:02,030 ぽいっ。 147 00:10:02,030 --> 00:10:04,540 (宦官) ありがとうございます。 (小蘭) いいえ~。 148 00:10:04,540 --> 00:10:07,570 (遠雷) 149 00:10:07,570 --> 00:10:09,570 急いでください! 150 00:10:12,540 --> 00:10:14,550 (激しい雨音) 151 00:10:14,550 --> 00:10:16,550 ハァ…。 152 00:10:16,550 --> 00:10:21,050 (小蘭) つぼみ なかなか出ないね…。 153 00:10:25,590 --> 00:10:28,460 《寒さが戻った日は…》 154 00:10:33,130 --> 00:10:35,630 《徹夜で小屋を暖める》 155 00:10:42,070 --> 00:10:44,580 《天候は ままならない》 156 00:10:51,580 --> 00:10:53,550 (あくび) 157 00:10:55,050 --> 00:10:57,090 ん~…。 158 00:10:57,090 --> 00:10:59,120 昨日も寝てないの? 159 00:10:59,120 --> 00:11:01,660 寝たよ 明け方。 160 00:11:01,660 --> 00:11:03,560 明け方って さっきだよ⁉ 161 00:11:03,560 --> 00:11:07,070 できること やっとくから ちょっとだけ寝たら? 162 00:11:07,070 --> 00:11:10,070 目 離せないし。 163 00:11:10,070 --> 00:11:14,040 (小蘭) ん? また こっち見てるね。 164 00:11:14,040 --> 00:11:17,580 《毎日毎日 よく飽きないな》 165 00:11:17,580 --> 00:11:20,110 《というか気が散る》 166 00:11:20,110 --> 00:11:23,620 《何か気をそらせたら…》 167 00:11:25,550 --> 00:11:26,920 ふむ…。 168 00:11:28,050 --> 00:11:33,060 すご~い! これが爪紅かぁ! 169 00:11:33,060 --> 00:11:35,560 花街では みんなやってるよ。 170 00:11:35,560 --> 00:11:38,560 キレイだもんね~! フフっ。 171 00:11:41,070 --> 00:11:43,540 フフフ… フフ…。 フゥ…。 172 00:11:48,040 --> 00:11:52,540 (貴園) あっ 猫猫もしてるの? かわいい~! 173 00:11:52,540 --> 00:11:55,050 (愛藍) 最近 流行ってるわよね。 174 00:11:55,050 --> 00:11:57,020 そうですね…。 175 00:11:58,550 --> 00:12:04,660 《帝の寵愛を受ける上級妃は 流行りの最先端だからな》 176 00:12:04,660 --> 00:12:06,620 ⦅フフっ⦆ 177 00:12:09,130 --> 00:12:13,060 (紅娘) 非効率ね。 あ? 178 00:12:13,060 --> 00:12:16,530 《紅娘さまは オシャレより仕事か》 179 00:12:18,040 --> 00:12:21,540 毒見も終わりましたので 水晶宮に戻ります。 180 00:12:21,540 --> 00:12:25,540 (玉葉妃) もう? 園遊会まで時間がないので。 181 00:12:25,540 --> 00:12:27,550 そうね…。 182 00:12:27,550 --> 00:12:32,650 あっ そうだわ… 今回 玉葉さまは欠席されるの。 183 00:12:32,650 --> 00:12:36,550 楼蘭さまのお披露目に 席をお譲りする形よ。 184 00:12:36,550 --> 00:12:39,560 《妊娠を隠すためか》 185 00:12:39,560 --> 00:12:42,060 分かりました では…。 186 00:12:42,060 --> 00:12:45,060 (桜花) ねぇ 水晶宮では大丈夫なの? 187 00:12:45,060 --> 00:12:47,570 (貴園) どんどん やつれていってるわよ? 188 00:12:47,570 --> 00:12:50,070 (愛藍) あまり無理しないでね。 189 00:12:50,070 --> 00:12:52,040 ありがとうございます。 190 00:12:59,080 --> 00:13:01,550 ハァ~…。 191 00:13:02,580 --> 00:13:05,050 (小蘭) ⚟猫猫~!⚞ ん? 192 00:13:05,050 --> 00:13:08,550 猫猫 大変! えっ⁉ 193 00:13:12,060 --> 00:13:15,590 つぼみ…。 さっき見つけたの。 194 00:13:15,590 --> 00:13:19,560 あぁ…。 やっと1つ目だよ~! アハハ…! 195 00:13:19,560 --> 00:13:24,540 このままいけば… 何とか咲いてくれるかも…。 196 00:13:24,540 --> 00:13:27,540 猫猫… 猫猫? 197 00:13:27,540 --> 00:13:29,040 猫猫⁉ 198 00:13:37,580 --> 00:13:39,650 薬屋から連絡は? 199 00:13:39,650 --> 00:13:41,520 いえ 何も。 200 00:13:41,520 --> 00:13:44,560 私も ここ数日 顔を出せず。 201 00:13:44,560 --> 00:13:48,530 お互い 園遊会の準備に 追われていたからな。 202 00:13:51,530 --> 00:13:54,030 壬氏さま。 ん? 203 00:13:55,070 --> 00:13:56,530 あ…。 204 00:14:03,510 --> 00:14:21,530 ♬~ 205 00:14:21,530 --> 00:14:26,030 あれが子昌殿の娘 楼蘭妃か。 206 00:14:30,000 --> 00:14:32,500 (文官) 何と華やかな。 207 00:14:32,500 --> 00:14:45,020 ♬~ 208 00:14:45,020 --> 00:14:47,520 (子昌) 楼蘭妃に…。 209 00:14:49,550 --> 00:14:54,530 (子昌) 至らぬ点はありませんかな? 210 00:14:54,530 --> 00:14:58,000 何でもおっしゃってください。 211 00:15:00,530 --> 00:15:04,000 (楼蘭妃) 何なりと。 (皇太后) まぁ。 212 00:15:04,000 --> 00:15:06,500 (ざわめき) 213 00:15:06,500 --> 00:15:15,610 ♬~ 214 00:15:15,610 --> 00:15:18,620 青い薔薇。 まさか…。 215 00:15:23,520 --> 00:15:26,020 つぼみを愛で➡ 216 00:15:26,020 --> 00:15:31,000 咲き誇る姿に 思いをはせるのも一興かと。 217 00:15:31,000 --> 00:15:35,530 (皇帝) うむ 美しいな。 218 00:15:35,530 --> 00:15:40,040 《壬氏に向けられる あらゆる視線》 219 00:15:40,040 --> 00:15:43,610 《いくら秀でた容姿があろうと➡ 220 00:15:43,610 --> 00:15:47,010 若造の宦官が 出しゃばる様を好むほど➡ 221 00:15:47,010 --> 00:15:49,510 無欲な官ばかりではない》 222 00:15:51,020 --> 00:15:53,520 《色情は いい》 223 00:15:53,520 --> 00:15:55,990 《いくらでも利用法がある》 224 00:15:57,990 --> 00:16:00,990 《嫉妬も いい… 扱いやすい》 225 00:16:00,990 --> 00:16:03,030 《厄介なのは➡ 226 00:16:03,030 --> 00:16:06,600 何を考えているのか 分からない目だ》 227 00:16:06,600 --> 00:16:12,000 《子昌… 楼蘭妃の実父で 女帝の寵愛を受けた男》 228 00:16:12,000 --> 00:16:15,510 《今なお 帝は頭が上がらない》 229 00:16:15,510 --> 00:16:19,510 《だからこそ こちらも ほほ笑みを絶やさない》 230 00:16:19,510 --> 00:16:23,510 《それに今 子昌よりも厄介なのは➡ 231 00:16:23,510 --> 00:16:27,020 羅漢 あの男だ》 232 00:16:29,050 --> 00:16:30,590 フゥ…。 233 00:16:30,590 --> 00:16:32,620  官たちが笑うのをこらえている  234 00:16:32,620 --> 00:16:34,090 ん? 235 00:16:35,990 --> 00:16:38,500 (羅漢) 何と嫌みな…。 236 00:16:41,000 --> 00:16:43,500 (寝息) 237 00:16:43,500 --> 00:16:45,000 んっ…。 238 00:16:45,000 --> 00:16:48,510 (桜花) 気が付いた? 桜花さん…。 239 00:16:48,510 --> 00:16:51,010 もう水晶宮に行っちゃダメよ。 240 00:16:51,010 --> 00:16:55,080 いつも やつれ果てて 帰ってくるんだから。 241 00:16:55,080 --> 00:16:57,010 すみません…。 242 00:16:57,010 --> 00:16:59,480 起きたか? (2人) ん? 243 00:17:01,520 --> 00:17:04,520 あっ 私は これで。 244 00:17:06,520 --> 00:17:09,990 座ったままでいい。 245 00:17:09,990 --> 00:17:15,070 難しいですね 開花には至りませんでした。 246 00:17:15,070 --> 00:17:19,500 それは俺に対して すまない というんじゃないのだろうな。 247 00:17:19,500 --> 00:17:24,510 ん? 何でもない 十分だ。 248 00:17:24,510 --> 00:17:27,010 これは一体どうしたんだ? 249 00:17:27,010 --> 00:17:29,050 染めただけですよ。 250 00:17:29,050 --> 00:17:32,520 染めた? 何も付いていないぞ? 251 00:17:32,520 --> 00:17:37,020 外側ではありません 内側から染めたのです。 252 00:17:39,490 --> 00:17:40,630 あっ。 253 00:17:40,630 --> 00:17:44,130 この薔薇は 元々 全て白い花なのです。 254 00:17:46,030 --> 00:17:50,540 さまざまな色水を作って 白いつぼみに吸わせたんです。 255 00:17:50,540 --> 00:17:54,040 それで青だけでなく 多くの色があったのか。 256 00:17:54,040 --> 00:17:57,540 はい 葉っぱは どす黒く染まるので➡ 257 00:17:57,540 --> 00:18:00,550 あらかじめ 全て むしっておきましたが。 258 00:18:00,550 --> 00:18:04,620 あとは 園遊会の間 色落ちしないよう➡ 259 00:18:04,620 --> 00:18:08,050 色水の染み込んだ綿を固定すれば 完成です。 260 00:18:08,050 --> 00:18:10,520 実に単純な方法です。 261 00:18:10,520 --> 00:18:16,030 《実際 骨が折れたのは 薔薇の花を咲かせるまでだ》 262 00:18:16,030 --> 00:18:18,530 確かに単純だな。 263 00:18:18,530 --> 00:18:23,570 ですので 何かしら言いがかりを つける官が出るかもしれません。 264 00:18:23,570 --> 00:18:27,140 帝には 先に種明かしをしておきました。 265 00:18:27,140 --> 00:18:30,540 (猫猫の声) 最初に秘密を知るのが 嬉しいらしく➡ 266 00:18:30,540 --> 00:18:33,540 楽しそうに 聞いてくださいましたよ。 267 00:18:33,540 --> 00:18:38,050 では昔 宮廷内で 青い薔薇を見たというのは…。 268 00:18:38,050 --> 00:18:43,520 毎日毎日 青い色水を薔薇に 吸わせる暇人がいたんでしょう。 269 00:18:46,060 --> 00:18:48,590 何でまた そんなことを? 270 00:18:48,590 --> 00:18:53,030 さぁ 女を口説く道具でも 欲しかったのでは? 271 00:18:53,030 --> 00:18:56,530 珍しいな 爪を染めているのか? 272 00:18:56,530 --> 00:18:59,040 似合いませんけどね。 273 00:18:59,040 --> 00:19:04,010 《鳳仙花と片喰があれば もっとキレイに染まるんだけど》 274 00:19:04,010 --> 00:19:09,050 《爪紅の異名を取る鳳仙花と ねこあしの異名を取る片喰》 275 00:19:09,050 --> 00:19:11,580 《2つを練り合わせて 爪に付けると➡ 276 00:19:11,580 --> 00:19:13,620 鮮やかな赤になる》 277 00:19:13,620 --> 00:19:16,520 《まぁ キレイに染めたところで…》 278 00:19:16,520 --> 00:19:20,020 《これでも まともになったんだけど》 279 00:19:20,020 --> 00:19:23,030 高順さま 頼んでいたものは? 280 00:19:23,030 --> 00:19:25,530 ええ 言われた通りに。 281 00:19:25,530 --> 00:19:28,530 ありがとうございます。 282 00:19:28,530 --> 00:19:32,070 《これで舞台は整った》 283 00:19:32,070 --> 00:19:38,080 《あとは いけ好かないヤツに 一泡吹かせるだけだ》 284 00:19:40,040 --> 00:19:45,550 《にしても まさか挑発が 失敗に終わるとは…》 285 00:19:49,020 --> 00:19:51,020 (あくび) 286 00:19:52,490 --> 00:19:57,090 (羅漢)《多くの人間の顔は 碁石のようにしか見えない》 287 00:19:57,090 --> 00:20:00,030 《男は黒石 女は白石》 288 00:20:00,030 --> 00:20:05,540 《軍部の部下の人間でも せいぜい象棋の駒だ》 289 00:20:05,540 --> 00:20:08,040 《多くの者は兵・卒で➡ 290 00:20:08,040 --> 00:20:12,540 階級が上がるほどに 馬・砲となっていく》 291 00:20:12,540 --> 00:20:15,080 《軍部の仕事は簡単だ》 292 00:20:15,080 --> 00:20:18,650 《駒に見合った配置を すればいい》 293 00:20:18,650 --> 00:20:23,990 《適材適所 それで大体の戦は勝てる》 294 00:20:23,990 --> 00:20:26,020 《難しいことではない》 295 00:20:26,020 --> 00:20:27,990 《たとえ自分が無能でも➡ 296 00:20:27,990 --> 00:20:32,500 割り当てさえやれば 勝手に仕事を終わらせてくれる》 297 00:20:32,500 --> 00:20:36,500 《んっ… 今日は いつも以上に目が痛い》 298 00:20:36,500 --> 00:20:39,540 《どうにも赤い色がちらつく》 299 00:20:39,540 --> 00:20:41,070 (女たち) フフフ…。 300 00:20:41,070 --> 00:20:43,610 (羅漢)《爪紅か…》 301 00:20:43,610 --> 00:20:49,050 《記憶の中の爪紅は けばけばしい赤ではない》 302 00:20:49,050 --> 00:20:53,520 《うっすら染まった鳳仙花の赤》 303 00:20:55,520 --> 00:20:56,890 あっ…。 304 00:21:06,560 --> 00:22:35,490 ♬~