1 00:00:01,068 --> 00:00:21,121 ♬~ 2 00:00:21,121 --> 00:00:41,074 ♬~ 3 00:00:41,074 --> 00:01:01,194 ♬~ 4 00:01:01,194 --> 00:01:21,114 ♬~ 5 00:01:21,114 --> 00:01:28,588 ♬~ 6 00:01:36,063 --> 00:01:38,065 (皿が落ちた音) (侍女1) こんな下賤な食べ物を➡ 7 00:01:38,065 --> 00:01:39,566 梨花さまに食べさせる気? 8 00:01:39,566 --> 00:01:41,568 (侍女2) もっと豪華な食事じゃなきゃ➡ 9 00:01:41,568 --> 00:01:44,071 梨花さまのお口に 合わないわよねぇ? 10 00:01:44,071 --> 00:01:47,541 こんなもの 梨花さまにお見せする ことすら はばかりますわ。 11 00:01:47,541 --> 00:01:50,577 (侍女1) 梨花さまのお口に合うと 思っているのかしら? 12 00:01:50,577 --> 00:01:54,114 (猫猫)《あ~あ 面倒くさい…》 13 00:01:54,114 --> 00:01:58,518 《できれば水晶宮になんて 来たくなかったんだけどなぁ》 14 00:01:58,518 --> 00:02:05,025 <それは 翡翠宮に 皇帝が訪れた夜のこと> 15 00:02:05,025 --> 00:02:11,531 ♬~ 16 00:02:11,531 --> 00:02:13,533 ♬~(においを嗅ぐ音) 17 00:02:13,533 --> 00:02:27,514 ♬~ 18 00:02:27,514 --> 00:02:31,051 毒はございません。 19 00:02:31,051 --> 00:02:35,522 それでは 失礼いたします。 20 00:02:35,522 --> 00:02:37,524 (皇帝) 待て。 21 00:02:37,524 --> 00:02:41,028 《帝に初めて 声をかけられてしまった》 22 00:02:41,028 --> 00:02:44,564 (皇帝) 噂の薬師殿に 頼みたいことがある。 23 00:02:44,564 --> 00:02:47,601 《噂? 嫌な予感がする》 24 00:02:47,601 --> 00:02:49,536 はっ。 25 00:02:49,536 --> 00:02:54,041 (皇帝) 梨花妃の容体が悪い しばらく見てくれないか? 26 00:02:54,041 --> 00:02:58,545 《「見てくれ」 それは つまり「治せ」と同義だ》 27 00:02:58,545 --> 00:03:02,015 《帝の言葉は天上の言葉》 28 00:03:02,015 --> 00:03:05,052 《断ったりしたら 首が飛びかねない》 29 00:03:05,052 --> 00:03:06,553 御意。 30 00:03:08,121 --> 00:03:12,526 《それにしても 他の妃の前で 言う話でもないのに》 31 00:03:12,526 --> 00:03:15,028 《帝は やはり つくづく➡ 32 00:03:15,028 --> 00:03:18,031 帝という生き物なのだ》 33 00:03:18,031 --> 00:03:22,536 《しかし 帝の勅命で来た人間に この扱いとは➡ 34 00:03:22,536 --> 00:03:24,538 梨花さまの侍女にとっちゃ➡ 35 00:03:24,538 --> 00:03:27,040 玉葉さまに仕えている 私のことが➡ 36 00:03:27,040 --> 00:03:29,076 よっぽど 気に入らないんだろうな》 37 00:03:29,076 --> 00:03:30,610 ん? 38 00:03:30,610 --> 00:03:33,046 掃除が終わったら さっさと出ていってちょうだい! 39 00:03:33,046 --> 00:03:36,049 ぴょ~ん ぴょん。 40 00:03:36,049 --> 00:03:39,519 仕方ない もう一度 作り直すか。 41 00:03:41,021 --> 00:03:43,523 (小蘭) 猫猫 水晶宮にいるの? 42 00:03:43,523 --> 00:03:46,526 うん 梨花さまの容体を見に。 43 00:03:46,526 --> 00:03:51,098 (小蘭) そっか… 梨花さまの具合 まだ良くならないんだね。 44 00:03:51,098 --> 00:03:54,534 おしろいの毒も まだ体に残っているんだろう。 45 00:03:54,534 --> 00:03:59,539 (小蘭) 毒のおしろいか あれから 使用禁止になったんだって。 46 00:03:59,539 --> 00:04:04,544 後宮に残っていたものは 宦官が全部回収したらしいよ。 47 00:04:04,544 --> 00:04:07,047 そっか よかった。 48 00:04:07,047 --> 00:04:10,083 だけど 帝から頼まれ事をされるなんて➡ 49 00:04:10,083 --> 00:04:13,653 猫猫って すごいよね びっくりしちゃった。 50 00:04:13,653 --> 00:04:16,056 《こんな小娘に頼むなんて➡ 51 00:04:16,056 --> 00:04:19,559 よっぽど後宮医官が 頼りないんだろう》 52 00:04:19,559 --> 00:04:23,029 猫猫 この後 厨房だよね? うん。 53 00:04:23,029 --> 00:04:27,033 お料理 頑張ってね。 ありがとう。 54 00:04:30,537 --> 00:04:32,072 よし! 55 00:04:32,072 --> 00:04:35,108 《梨花さまを見るにあたり 始めたのが➡ 56 00:04:35,108 --> 00:04:37,544 食生活の改善だった》 57 00:04:37,544 --> 00:04:41,014 《まず 体に残った毒を排出する》 58 00:04:41,014 --> 00:04:43,517 《そのためには 繊維質の豊富な粥に➡ 59 00:04:43,517 --> 00:04:46,019 利尿作用のある お茶がいいだろう》 60 00:04:46,019 --> 00:04:48,522 これはダメ こっちもダメで…。 61 00:04:48,522 --> 00:04:52,058 あと これと それと こっちと…。 62 00:04:52,058 --> 00:04:54,027 あっ そっちもダメで。 63 00:04:56,096 --> 00:04:58,098 (侍女1) いいかげんにしなさいよ。 64 00:04:58,098 --> 00:05:01,535 ここは下賤の者が出入りする ような場所じゃないのよ。 65 00:05:01,535 --> 00:05:04,037 ぴょ~ん ぴょん。 66 00:05:04,037 --> 00:05:06,039 先は長そうだな。 67 00:05:07,073 --> 00:05:09,009 《それじゃあ 今度は…》 68 00:05:09,009 --> 00:05:11,011 これと それと あれと これと…。 69 00:05:15,515 --> 00:05:17,584 (侍女3) 何度言ったら分かるの⁉ 70 00:05:17,584 --> 00:05:20,120 しかし まずは消化の しやすいものを食べさせて…。 71 00:05:20,120 --> 00:05:23,023 (侍女1) そんな貧しいものよりも まず病人には➡ 72 00:05:23,023 --> 00:05:26,560 十分な栄養が必要に 決まっているでしょう。 73 00:05:26,560 --> 00:05:29,529 《あれが いつもの食事か…》 74 00:05:29,529 --> 00:05:32,032 《確かに栄養は豊富だが➡ 75 00:05:32,032 --> 00:05:35,035 胃腸の衰えた病人には重過ぎる》 76 00:05:35,035 --> 00:05:38,038 《ちょっと考えれば 分かるだろうに》 77 00:05:38,038 --> 00:05:41,107 《誰も止めないのか》 78 00:05:41,107 --> 00:05:44,544 (侍女1) 梨花さま 食事をお持ちいたしました。 79 00:05:44,544 --> 00:05:47,514 梨花さまのお好きなものを 選びましたので➡ 80 00:05:47,514 --> 00:05:50,016 少しでも召し上がってください。 81 00:05:53,053 --> 00:05:56,089 (せき込み) (侍女1) 梨花さま⁉ 82 00:05:56,089 --> 00:05:58,558 (侍女2) 大変 どうしましょう⁉ (侍女1) 早く水を! 83 00:05:58,558 --> 00:06:00,594 (侍女3) 大丈夫ですか? 梨花さま! 84 00:06:00,594 --> 00:06:03,663 (侍女1) 梨花さま お水です お飲みください。 85 00:06:03,663 --> 00:06:05,565 ん? 86 00:06:05,565 --> 00:06:07,067 おっ おっ おっ…。 87 00:06:07,067 --> 00:06:09,569 あなたみたいな 下賤な者がいるから…。 88 00:06:09,569 --> 00:06:13,039 部屋の空気が悪いんだわ! 早く出ていって! 89 00:06:14,074 --> 00:06:16,042 ぴょ~ん ぴょん。 90 00:06:16,042 --> 00:06:21,081 ハァ… このままじゃ 近づくことさえできやしない。 91 00:06:21,081 --> 00:06:24,551 はてさて どうしたもんか…。 92 00:06:29,155 --> 00:06:32,559 せめて触診だけでも…。 (侍女1) 必要ないわ。 93 00:06:32,559 --> 00:06:37,564 あなたのせいで これ以上 悪くなったらどうするのよ! 94 00:06:37,564 --> 00:06:41,067 《あのままだと衰弱死は確実だ》 95 00:06:41,067 --> 00:06:44,070 《食事をしないと 人は死ぬ》 96 00:06:44,070 --> 00:06:46,573 《わが子を失ってから➡ 97 00:06:46,573 --> 00:06:49,576 生きる気力を なくしているんだろう》 98 00:06:54,648 --> 00:06:57,550 《帝の勅命に背いた罪で➡ 99 00:06:57,550 --> 00:07:02,055 首と胴が さよならするまで 何日あることやら…》 100 00:07:02,055 --> 00:07:04,057 (壬氏) 何かお困りのようだな。 101 00:07:04,057 --> 00:07:06,559 ん? うっ…。 102 00:07:06,559 --> 00:07:08,561 そのように見えますか? 103 00:07:08,561 --> 00:07:11,564 そのように見えるが? ヘッ。 104 00:07:11,564 --> 00:07:14,100 (侍女1) 壬氏さま? (猫猫:壬氏) ん? 105 00:07:14,100 --> 00:07:17,570 何なの? あの女。 壬氏さまと どうして? 106 00:07:17,570 --> 00:07:20,073 要らぬ誤解を…。 107 00:07:20,073 --> 00:07:22,042 ん? うぅ…。 108 00:07:23,543 --> 00:07:25,545 取りあえず中に入ろうか。 109 00:07:25,545 --> 00:07:27,547 《ヒィ~! うぅ…》 110 00:07:27,547 --> 00:07:29,049 壬氏さま⁉ (侍女たち) あぁ! 111 00:07:29,049 --> 00:07:32,085 帝の計らいを むげにするのは➡ 112 00:07:32,085 --> 00:07:35,622 美しき才女たちには 似合いませんよ。 113 00:07:35,622 --> 00:07:37,190 フッフ…。 114 00:07:37,190 --> 00:07:42,062 まぁ そんな むげになんて…。 そうですわ 私たちは そんな…。 115 00:07:42,062 --> 00:07:47,067 女ってのは恐ろしいな フゥ…。 116 00:07:52,572 --> 00:07:55,075 ほれ 行け。 117 00:08:22,068 --> 00:08:24,537 (飲み込む音) 118 00:08:24,537 --> 00:08:26,573 《食べようとする意思はある》 119 00:08:26,573 --> 00:08:28,074 (せき込み) 120 00:08:28,074 --> 00:08:31,144 《だが 思った以上に衰弱が激しい》 121 00:08:31,144 --> 00:08:33,646 《重湯に替えればいけるか…》 122 00:08:33,646 --> 00:08:35,148 《え…》 123 00:08:37,050 --> 00:08:40,553 失礼いたします。 124 00:08:40,553 --> 00:08:43,023 《前と同じ肌色…》 125 00:08:44,557 --> 00:09:01,541 ♬~ 126 00:09:01,541 --> 00:09:05,044 妃に化粧をしているのは お前か? 127 00:09:05,044 --> 00:09:07,013 ええ そうよ。 128 00:09:07,013 --> 00:09:10,016 梨花さまには 美しくあってほしいもの。 129 00:09:10,016 --> 00:09:13,019 それが侍女の務めですからね。 130 00:09:13,019 --> 00:09:16,556 全部 梨花さまのためよ。 当たり前でしょ。 131 00:09:16,556 --> 00:09:19,092 そうか。 (頬をたたく音) 132 00:09:19,092 --> 00:09:21,127 ⚟何すんのよ⁉⚞ 133 00:09:21,127 --> 00:09:24,030 あ? ばかに折檻するだけだよ。 134 00:09:24,030 --> 00:09:28,034 (侍女1) あぁ 痛い やめて! 痛いって! 135 00:09:33,039 --> 00:09:36,042 (せき込み) 136 00:09:36,042 --> 00:09:39,045 そのうち 全身に毒が回るだろう。 137 00:09:39,045 --> 00:09:43,116 よかったな これで お前もキレイになれるぞ。 138 00:09:43,116 --> 00:09:46,019 お慕いする梨花さまと同じだ。 139 00:09:46,019 --> 00:09:50,523 血の気のうせた肌と 落ちくぼんだ眼窩と➡ 140 00:09:50,523 --> 00:09:53,560 食事も取れないような体。 141 00:09:53,560 --> 00:09:58,031 何でこれが禁止されたか 分かってんのか⁉ 142 00:10:00,533 --> 00:10:05,538 ハァ ハァ ハァ…。 143 00:10:05,538 --> 00:10:11,144 だ… だって 梨花さまが喜ぶと思って…。 144 00:10:11,144 --> 00:10:13,046 毒だっつってんだろうが。 145 00:10:13,046 --> 00:10:18,518 何も考えていない 自分が一番正しいと思って。 146 00:10:18,518 --> 00:10:22,522 誰が 自分のガキ殺した毒を 喜ぶんだよ⁉ 147 00:10:26,025 --> 00:10:34,100 (泣き声) 148 00:10:34,100 --> 00:10:38,037 さっさと口をゆすいで 顔も洗ってこい。 149 00:10:38,037 --> 00:10:39,539 おい! 150 00:10:39,539 --> 00:10:44,043 このままだと病人に障るだろ この床も さっさと掃除しろ! 151 00:10:44,043 --> 00:10:46,045 (侍女たち) は… はい! 152 00:10:46,045 --> 00:10:48,047 ハァ…。 153 00:10:48,047 --> 00:10:52,519 ほぉ~ 女とは本当に恐ろしいな。 154 00:10:54,053 --> 00:10:55,522 あっ…。 155 00:10:57,090 --> 00:10:59,626 《やって… しまった…》 156 00:10:59,626 --> 00:11:02,095 ⚟行きましょう⚞ (泣き声) 157 00:11:04,030 --> 00:11:07,534 《梨花さまの容体は 思った以上に悪かった》 158 00:11:07,534 --> 00:11:13,006 《雑穀の粥を重湯に作り直し 無理やり 口を開けて流し込み➡ 159 00:11:13,006 --> 00:11:16,009 ゆっくり嚥下させるのを 繰り返す》 160 00:11:16,009 --> 00:11:18,511 《無礼など 今更言ったところで➡ 161 00:11:18,511 --> 00:11:21,047 何も始まらない》 162 00:11:21,047 --> 00:11:26,519 《換気を行うと香が薄れ 病人特有のにおいがした》 163 00:11:26,519 --> 00:11:30,523 あの無能どもは 主人の体も まともに拭けないのか。 164 00:11:30,523 --> 00:11:34,027 あれで よく侍女が務まるな… 香をたくことができるなら➡ 165 00:11:34,027 --> 00:11:37,497 その前に もっとやることがあるだろう。 166 00:11:37,497 --> 00:11:39,032 (2人) ヒッ! 167 00:11:39,032 --> 00:11:44,037 おい 湯おけと布の準備。 (2人) は… はい。 168 00:11:46,105 --> 00:11:49,075 お前たちも手伝え。 (3人) はい! 169 00:11:54,547 --> 00:11:57,016 《事あるごとに茶を飲ませた》 170 00:11:57,016 --> 00:12:01,521 《小用の回数を増やし 体の毒を排出させる》 171 00:12:01,521 --> 00:12:05,058 (侍女2) あの 梨花さまが 嫌がっておられるのでは? 172 00:12:05,058 --> 00:12:07,527 いえ 飲まねばダメです。 173 00:12:07,527 --> 00:12:12,599 《一度に食べる量が増えると 少しずつ 米粒の量を増やし➡ 174 00:12:12,599 --> 00:12:18,538 それも嚥下できるようになると 汁物と おろした果物を加えた》 175 00:12:18,538 --> 00:12:24,010 《あの時の侍女は 謹慎を言い渡されたと聞いた》 176 00:12:24,010 --> 00:12:26,045 《おしろいは梨花さまのために➡ 177 00:12:26,045 --> 00:12:29,015 隠し置いていたもの だったらしい》 178 00:12:29,015 --> 00:12:34,520 《回収し損ねた宦官は むち打ちの刑になったそうだ》 179 00:12:40,593 --> 00:12:43,596 フゥ~。 180 00:12:51,037 --> 00:12:53,539 お疲れのようだな。 181 00:12:53,539 --> 00:12:57,543 ええ 誰かと違って忙しいので。 182 00:12:57,543 --> 00:13:00,013 (高順) 差し入れです。 183 00:13:00,013 --> 00:13:05,018 ん? あっ ありがとうございます。 184 00:13:05,018 --> 00:13:07,053 《おぉ!》 185 00:13:07,053 --> 00:13:09,589 《さすが気が利く》 186 00:13:09,589 --> 00:13:12,525 《こういう まめなのが いい旦那になるんだろう》 187 00:13:12,525 --> 00:13:15,528 《宦官だけど…》 188 00:13:15,528 --> 00:13:17,530 《それに比べて…》 189 00:13:17,530 --> 00:13:20,533 フッフフ…。 190 00:13:20,533 --> 00:13:22,035 ん? 191 00:13:22,035 --> 00:13:25,038 何か困ったことはないか? 192 00:13:25,038 --> 00:13:26,539 はぁ? 193 00:13:26,539 --> 00:13:28,074 あっ! 194 00:13:28,074 --> 00:13:30,610 何だ? 何でも言ってみろ。 195 00:13:30,610 --> 00:13:32,011 ハハっ。 196 00:13:32,011 --> 00:13:35,548 そちらの方 人手が足りないから誰か頼む。 197 00:13:35,548 --> 00:13:38,017 みんな 急いで完成させてくれ。 198 00:13:38,017 --> 00:13:40,019 (宦官たち) はい! 199 00:13:40,019 --> 00:13:44,524 蒸気風呂ですか? 汗をかかせるのが大事らしい。 200 00:13:44,524 --> 00:13:48,561 使えるんですかね? 使えるんだろう。 201 00:13:48,561 --> 00:13:52,065 使えるものは何でも使わないと。 202 00:14:00,540 --> 00:14:04,043 (梨花妃) して… か…。 203 00:14:04,043 --> 00:14:06,012 あっ…。 204 00:14:06,012 --> 00:14:08,514 どうされましたか? 205 00:14:08,514 --> 00:14:13,519 (梨花妃) どうして… あのまま➡ 206 00:14:13,519 --> 00:14:18,591 死なせて… くれないのか…。 207 00:14:18,591 --> 00:14:23,529 ならば 食事を取らねばいいことです。 208 00:14:23,529 --> 00:14:28,034 粥をはむということは 死にたくないからでしょう。 209 00:14:36,509 --> 00:14:46,619 ♬~ 210 00:14:46,619 --> 00:14:49,021 (梨花妃の声) そうか…。 211 00:14:49,021 --> 00:15:03,035 ♬~ 212 00:15:03,035 --> 00:15:05,505 そうだな…。 213 00:15:09,075 --> 00:15:12,145 (息を吹き込む音) 214 00:15:12,145 --> 00:15:13,513 ハァ…。 215 00:15:13,513 --> 00:15:18,518 (息を吹き込む音) 216 00:15:18,518 --> 00:15:38,538 ♬~ 217 00:15:38,538 --> 00:15:47,513 ♬~ 218 00:15:47,513 --> 00:15:49,515 ハァ…。 219 00:15:51,017 --> 00:15:52,518 ん? 220 00:15:52,518 --> 00:15:54,520 お前は…。 221 00:15:54,520 --> 00:15:56,556 謹慎が解かれ➡ 222 00:15:56,556 --> 00:16:02,028 再び梨花さまに仕えることを お許しいただきました。 223 00:16:02,028 --> 00:16:07,033 もう あのような 過ちは犯しません 決して。 224 00:16:07,033 --> 00:16:12,038 交代いたしますので 少しお休みください。 225 00:16:12,038 --> 00:16:14,006 そうか。 226 00:16:20,546 --> 00:16:22,515 梨花さま…。 227 00:16:26,619 --> 00:16:28,621 (侍女1) 梨花さま…。 228 00:16:32,024 --> 00:16:34,026 あぁ…。 229 00:16:37,530 --> 00:16:42,001 少し 水をもらえないだろうか…。 230 00:16:46,038 --> 00:16:48,074 はい…。 231 00:16:48,074 --> 00:16:51,110 うぅ…。 232 00:16:51,110 --> 00:16:53,079 はい! 233 00:16:58,084 --> 00:17:00,553 《2か月ほど過ぎると➡ 234 00:17:00,553 --> 00:17:04,524 梨花さまは 1人で 散歩できるまでになっていた》 235 00:17:07,026 --> 00:17:10,563 《自尊心はあるが 高慢ではない》 236 00:17:10,563 --> 00:17:15,601 《東宮のあれこれで 嫌な お嬢さまを想像していたのだが➡ 237 00:17:15,601 --> 00:17:20,106 実際は妃にふさわしい人格を 持っていたようだ》 238 00:17:28,547 --> 00:17:31,017 ハァ~。 239 00:17:33,019 --> 00:17:35,521 (寝息) 240 00:17:35,521 --> 00:17:40,026 (足音) (寝息) 241 00:17:40,026 --> 00:17:54,507 ♬~ 242 00:17:54,507 --> 00:17:59,011 それでは 明日の早朝に 辞させていただきます。 243 00:17:59,011 --> 00:18:01,047 そう。 244 00:18:01,047 --> 00:18:04,016 今後の食事のことや いくつかの注意点は➡ 245 00:18:04,016 --> 00:18:06,519 侍女に伝えてありますので。 246 00:18:08,521 --> 00:18:14,593 ねぇ 私は もう子はなせないのかしら。 247 00:18:14,593 --> 00:18:19,031 分かりません 試してみればよろしいかと。 248 00:18:19,031 --> 00:18:23,035 帝の寵愛はついえたのに? 249 00:18:23,035 --> 00:18:26,539 私は帝の命で ここに来ました。 250 00:18:26,539 --> 00:18:29,041 私が翡翠宮へ戻れば➡ 251 00:18:29,041 --> 00:18:33,512 帝も梨花さまの元に いらっしゃるのではないかと。 252 00:18:33,512 --> 00:18:36,582 忠告の言葉も聞かず➡ 253 00:18:36,582 --> 00:18:42,021 みすみす わが子を殺した女が 玉葉妃に勝てるのかしら? 254 00:18:42,021 --> 00:18:46,525 勝てる勝てないの問題では ないでしょう。 255 00:18:46,525 --> 00:18:50,029 世には百 千の花がありますが➡ 256 00:18:50,029 --> 00:18:53,032 ボタンとキキョウの どちらが美しいかは➡ 257 00:18:53,032 --> 00:18:56,535 決め付けるものではないと 思います。 258 00:18:56,535 --> 00:19:01,407 私には 翡翠の瞳も 淡い髪もなくてよ。 259 00:19:04,543 --> 00:19:09,015 他のものがあれば問題ないかと。 ん? 260 00:19:09,015 --> 00:19:14,053 それだけの大きさはもとより 張り 形は至宝です。 261 00:19:14,053 --> 00:19:16,055 え? あっ…。 262 00:19:16,055 --> 00:19:19,025 ちょっと 耳を貸していただけますか? 263 00:19:19,025 --> 00:19:21,027 え… ええ。 264 00:19:24,130 --> 00:19:34,573 ♬~ 265 00:19:34,573 --> 00:19:38,544 それでは失礼いたします。 266 00:19:41,047 --> 00:19:44,016 《梨花さまに伝えた置き土産は➡ 267 00:19:44,016 --> 00:19:48,120 かつて遊郭の小姐たちが 教えてくれた秘術である》 268 00:19:48,120 --> 00:19:51,690 (白鈴)⦅猫猫も 覚えておいて損はないわよ⦆ 269 00:19:51,690 --> 00:19:53,659 ⦅ふ~ん⦆ 270 00:19:53,659 --> 00:19:56,028 《残念ながら それに足るような➡ 271 00:19:56,028 --> 00:19:59,031 2つの果実は 持ち合わせていないし➡ 272 00:19:59,031 --> 00:20:02,401 梨花さまにこそ ふさわしいものだな》 273 00:20:04,036 --> 00:20:06,505 役に立つといいけど。 274 00:20:12,545 --> 00:20:14,580 ただ今 戻りました。 275 00:20:14,580 --> 00:20:16,615 (玉葉妃) おかえりなさい。 276 00:20:16,615 --> 00:20:18,517 (桜花) 猫猫 大丈夫? 277 00:20:18,517 --> 00:20:21,020 (貴園) あぁ そんなにやつれて…。 278 00:20:21,020 --> 00:20:23,022 (愛藍) よっぽど大変だったのね。 279 00:20:23,022 --> 00:20:27,526 帝の勅命を1人でやり遂げるとは なかなかのものだな。 280 00:20:27,526 --> 00:20:30,496 フッフフ…。 281 00:20:30,496 --> 00:20:37,636 <その後 翡翠宮への帝のお通りが 極端に減った時期があった> 282 00:20:37,636 --> 00:20:42,541 フゥ… やっと睡眠不足から 解放されるわ~。 283 00:20:42,541 --> 00:20:44,543 ハハハ…。 284 00:20:44,543 --> 00:20:49,515 <猫猫が目を泳がせたのは また別の話である> 285 00:20:58,057 --> 00:21:02,428 (宦官) うぅ…。 286 00:21:05,030 --> 00:21:07,533 呪いだ…。 287 00:21:10,035 --> 00:21:30,022 ♬~ 288 00:21:30,022 --> 00:21:50,075 ♬~ 289 00:21:50,075 --> 00:22:10,029 ♬~ 290 00:22:10,029 --> 00:22:30,115 ♬~ 291 00:22:30,115 --> 00:22:39,091 ♬~