1 00:00:04,071 --> 00:00:15,549 ♬~ 2 00:00:15,549 --> 00:00:17,584 (壬氏) 本気ですか? 3 00:00:17,584 --> 00:00:20,120 (皇帝) さぁて どうする? 4 00:00:20,120 --> 00:00:24,558 朕の花園を手入れする 庭師であろう? お前は。 5 00:00:24,558 --> 00:00:26,059 フッ。 6 00:00:26,059 --> 00:00:27,561 フッ。 7 00:00:27,561 --> 00:00:30,063 《食えないお方だ》 8 00:00:34,568 --> 00:00:37,538 《皮肉なものだ》 9 00:00:37,538 --> 00:00:39,573 《どんなに努力しようとも➡ 10 00:00:39,573 --> 00:00:44,144 知も武も 凡人に毛が生えた程度のもの》 11 00:00:44,144 --> 00:00:48,615 《なのに外見だけは誰よりも 秀でたものが付いてきた》 12 00:00:50,550 --> 00:00:55,556 《本当に自分が欲しいものは なかなか手に入らない》 13 00:00:58,559 --> 00:01:03,597 《昔は気に入らなかったが 今はもう割り切っている》 14 00:01:03,597 --> 00:01:07,100 《甘いまなざし 甘い声》 15 00:01:07,100 --> 00:01:12,673 《他人より秀でたものを 最大限 利用してやる》 16 00:01:12,673 --> 00:01:14,074 《分かっている》 17 00:01:14,074 --> 00:01:18,078 《しょせん 帝の手の上であがく 子供に過ぎない》 18 00:01:19,579 --> 00:01:22,082 御心のままに。 19 00:01:22,082 --> 00:01:27,087 《後宮管理でも 何だってやってやる》 20 00:01:27,087 --> 00:01:32,693 《それが自分の道を選ぶ 唯一の方法だ》 21 00:01:32,693 --> 00:01:52,579 ♬~ 22 00:01:52,579 --> 00:02:03,657 ♬~ 23 00:02:03,657 --> 00:02:16,570 ♬~ 24 00:02:16,570 --> 00:02:36,156 ♬~ 25 00:02:36,156 --> 00:02:40,560 ♬~ 26 00:02:40,560 --> 00:02:50,604 ♬~ 27 00:02:50,604 --> 00:03:01,481 ♬~ 28 00:03:09,556 --> 00:03:13,060 (猫猫) ん~ こんなに要らないよ 小姐。 29 00:03:13,060 --> 00:03:15,529 (梅梅) はいはい これも これも。 30 00:03:15,529 --> 00:03:18,031 あぁ これも持っていきな。 31 00:03:18,031 --> 00:03:21,535 紅なんか使わないって。 何 言ってるの。 32 00:03:21,535 --> 00:03:24,071 ちょっとは まともな格好しなさい。 33 00:03:24,071 --> 00:03:28,542 仕事行くのに シャレるのは 妓女くらいなもんでしょ? 34 00:03:28,542 --> 00:03:30,043 ハァ…。 35 00:03:30,043 --> 00:03:32,045 薬草 調合したいなぁ。 36 00:03:32,045 --> 00:03:33,547 んっ! 痛でっ! 37 00:03:33,547 --> 00:03:35,549 あんた 宮廷勤めなんて➡ 38 00:03:35,549 --> 00:03:38,051 せっかく いい仕事 もらえたんだから➡ 39 00:03:38,051 --> 00:03:41,521 それに見合う人間になろうと 思わないわけ? 40 00:03:41,521 --> 00:03:44,624 そこんとこ 感謝して生きていかないと➡ 41 00:03:44,624 --> 00:03:47,661 せっかくの上客だって 逃げちゃうんだから。 42 00:03:47,661 --> 00:03:51,531 《梅梅小姐の言葉には 説得力がある》 43 00:03:51,531 --> 00:03:54,034 《妓女としては 引退を考える年齢だが➡ 44 00:03:54,034 --> 00:03:57,037 今なお 人気が衰えないのは➡ 45 00:03:57,037 --> 00:04:01,575 歌や将棋や碁で 客を楽しませる 知性があるからだ》 46 00:04:01,575 --> 00:04:05,579 (女華) 猫猫。 (白鈴) アハっ 大荷物ねぇ。 47 00:04:05,579 --> 00:04:08,548 白鈴小姐 女華小姐。 48 00:04:14,554 --> 00:04:17,557 (女華) いい所に勤められて よかったね。 49 00:04:17,557 --> 00:04:20,060 しっかり稼いでおいで。 50 00:04:20,060 --> 00:04:21,528 分かった。 51 00:04:21,528 --> 00:04:25,031 ついでに上客も 連れてきてくれると嬉しいわ。 52 00:04:25,031 --> 00:04:28,535 金持ちの いい旦那を 見つけてくるんだよ。 53 00:04:28,535 --> 00:04:31,104 (白鈴) 生きがいい人で お願~い。 54 00:04:31,104 --> 00:04:33,073 あぁ… う… うん。 55 00:04:37,043 --> 00:04:41,047 《新しい職場 もとい再就職先は➡ 56 00:04:41,047 --> 00:04:45,519 宮廷内の後宮と呼ばれる場所だ》 57 00:04:45,519 --> 00:04:48,522 《帝の子をなすための女の園》 58 00:04:48,522 --> 00:04:51,024 《しがない下女として 過ごすはずが➡ 59 00:04:51,024 --> 00:04:55,061 お世継ぎたちの連続死の謎を 解いたことで目をつけられ➡ 60 00:04:55,061 --> 00:04:57,631 玉葉さまの侍女に出世》 61 00:04:57,631 --> 00:05:02,536 《毒見役として いろいろと 面倒事に巻き込まれた》 62 00:05:02,536 --> 00:05:05,539 《その後 何やかんやとあり 解雇されたが➡ 63 00:05:05,539 --> 00:05:08,542 また出仕することになろうとは》 64 00:05:10,110 --> 00:05:11,545 ⦅ハッハ~!⦆ 65 00:05:11,545 --> 00:05:14,047 《冬虫夏草の誘惑に負けたが➡ 66 00:05:14,047 --> 00:05:17,551 今 思えば ちと軽率だったかもしれない》 67 00:05:17,551 --> 00:05:21,054 《もちろん 周りから見れば またとない幸運だ》 68 00:05:21,054 --> 00:05:25,625 《おやじを残して また住み込みで 働くのは気が引けるが➡ 69 00:05:25,625 --> 00:05:28,028 以前よりも随分 規則も緩く➡ 70 00:05:28,028 --> 00:05:31,064 行方不明の状態 というわけでもない》 71 00:05:31,064 --> 00:05:34,034 《おやじも「好きにしなさい」って 言ってくれたけど…》 72 00:05:38,538 --> 00:05:41,541 《あれは どういうことだろうか》 73 00:05:43,543 --> 00:05:45,011 ただいま。 74 00:05:46,546 --> 00:05:48,582 (荷物を下ろす音) (羅門) ん? 75 00:05:48,582 --> 00:05:51,151 随分もらったねぇ。 76 00:05:51,151 --> 00:05:55,555 どうしよう… すり鉢も薬研も絶対必要だし➡ 77 00:05:55,555 --> 00:05:57,524 帳面も要るだろ? 78 00:05:57,524 --> 00:06:00,060 これ以上 下着を減らすのは…。 79 00:06:00,060 --> 00:06:04,030 猫猫や 多分 それは持っては行けないよ。 80 00:06:04,030 --> 00:06:05,565 え? 81 00:06:05,565 --> 00:06:08,568 医官でもないのに そんなものを持っていけば➡ 82 00:06:08,568 --> 00:06:12,606 毒殺でも たくらんでいるのかと 疑われるからねぇ。 83 00:06:12,606 --> 00:06:14,641 あぁ~。 84 00:06:14,641 --> 00:06:16,576 そんな顔しない。 85 00:06:16,576 --> 00:06:21,047 お前が決めたことなんだから 今更 取りやめなんてダメだよ。 86 00:06:21,047 --> 00:06:22,549 本当に? 87 00:06:22,549 --> 00:06:26,553 少しずつ許可を取れば 持ち込めるものもあるからね。 88 00:06:26,553 --> 00:06:30,557 早く準備して寝なさい あしたは初日だろう? 89 00:06:30,557 --> 00:06:32,559 分かったよ。 90 00:06:41,067 --> 00:06:45,038 (布団を引きずる音) 91 00:06:45,038 --> 00:06:49,075 何だい 随分 久しぶりだねぇ。 92 00:06:49,075 --> 00:06:52,078 もう子供じゃないんじゃ なかったのかい? 93 00:06:52,078 --> 00:06:55,048 まぁ 寒いし。 94 00:06:55,048 --> 00:07:00,153 また寂しくなるねぇ。 別に。 95 00:07:00,153 --> 00:07:03,123 今度は いつでも 帰ってこれるからさ。 96 00:07:05,058 --> 00:07:06,559 ん? 97 00:07:06,559 --> 00:07:10,563 そうだね いつでも帰っておいで。 98 00:07:12,032 --> 00:07:14,034 《母親は いない》 99 00:07:14,034 --> 00:07:18,038 《でも 優しいおやじと うるさい婆➡ 100 00:07:18,038 --> 00:07:22,609 にぎやかな小姐たちは たくさんいる》 101 00:07:22,609 --> 00:07:26,112 《いつでも 帰ってこられるからさ》 102 00:07:31,518 --> 00:07:34,054 お待たせしました 壬氏さま。 103 00:07:34,054 --> 00:07:35,522 あっ。 104 00:07:35,522 --> 00:07:45,031 ♬~ 105 00:07:45,031 --> 00:07:47,534 うちの子を よろしくお願いしますね。 106 00:07:47,534 --> 00:07:51,604 ウフっ ツヤツヤのプルプルに 仕上げておいたから。 107 00:07:51,604 --> 00:07:53,640 (やり手婆) 分かってるだろうね? 猫猫。 108 00:07:53,640 --> 00:07:56,543 分かってるよ 上客だろ? 109 00:07:56,543 --> 00:07:59,045 フフ… じゃあ いっておいで。 110 00:07:59,045 --> 00:08:03,049 ハァ… 朝から疲れた。 111 00:08:03,049 --> 00:08:05,518 では 行きましょう。 112 00:08:05,518 --> 00:08:07,554 あ… ああ…。 113 00:08:07,554 --> 00:08:09,522 気を付けて。 114 00:08:09,522 --> 00:08:11,558 いってきます。 115 00:08:11,558 --> 00:08:13,626 (男) キレイだなぁ。 116 00:08:13,626 --> 00:08:16,596 あんな子 緑青館にいたか? 117 00:08:20,066 --> 00:08:23,069 壬氏さまのせいですよ。 ん? 118 00:08:23,069 --> 00:08:28,074 いやに注目されました。 それは お前が…。 119 00:08:28,074 --> 00:08:30,043 ん? 120 00:08:32,579 --> 00:08:36,049 何でしょうか? 何でもない。 121 00:08:54,034 --> 00:08:56,035 ご苦労さま もういいかな? 122 00:08:56,035 --> 00:08:57,537 (門番) はっ。 123 00:09:00,039 --> 00:09:04,043 薬屋 ここでは いつものソバカス顔に戻してくれ。 124 00:09:04,043 --> 00:09:06,045 え? 125 00:09:06,045 --> 00:09:08,014 分かりました。 126 00:09:18,525 --> 00:09:20,527 ⚟おい 後宮管理官が➡ 127 00:09:20,527 --> 00:09:23,530 緑青館の妓女を 身請けしたらしいぞ⚞ 128 00:09:23,530 --> 00:09:27,534 ⚟緑青館って あの三姫がいる所だよな⚞ 129 00:09:27,534 --> 00:09:29,536 (羅漢) 緑青館…? 130 00:09:32,038 --> 00:09:34,541 ふんっ ふんっ ふんふんっ。 131 00:09:34,541 --> 00:09:37,510 《何やってんだ この人は》 (高順) フゥ…。 132 00:09:39,112 --> 00:09:41,514 それで こちらは? 133 00:09:41,514 --> 00:09:43,049 俺の家だ。 134 00:09:43,049 --> 00:09:45,051 はっ? なぜ⁉ 135 00:09:45,051 --> 00:09:48,521 ここが お前の新しい職場だ。 136 00:09:48,521 --> 00:09:53,560 高順さま てっきり後宮へ 戻るものだと思っていたのですが。 137 00:09:53,560 --> 00:09:58,565 一度 辞めさせた手前 そう簡単に戻ることはできません。 138 00:09:58,565 --> 00:10:01,601 今度は外廷で働くことになります。 139 00:10:01,601 --> 00:10:04,037 外廷…。 はい。 140 00:10:04,037 --> 00:10:09,042 小猫のいた後宮は内廷に当たり 外廷は その外側になります。 141 00:10:09,042 --> 00:10:13,546 多くの役所が置かれていますから 後で案内します。 142 00:10:13,546 --> 00:10:18,051 (水蓮) おかえりなさい 寒かったでしょう。 143 00:10:24,657 --> 00:10:29,028 侍女の水蓮よ あなたが小猫ね? 144 00:10:29,028 --> 00:10:31,531 は… はい。 145 00:10:31,531 --> 00:10:33,533 《小猫?》 146 00:10:33,533 --> 00:10:36,035 む…。 んん…。 147 00:10:38,037 --> 00:10:43,042 (水蓮) 執務室のある棟と 私室のある棟で分かれているわ。 148 00:10:43,042 --> 00:10:46,579 ここから先は 坊ちゃんのお部屋だけど…。 149 00:10:46,579 --> 00:10:48,615 《坊ちゃん?》 150 00:10:48,615 --> 00:10:52,519 あなたなら大丈夫そうね。 ん? 151 00:10:52,519 --> 00:10:56,556 《翡翠宮で使っていた部屋と 同じくらいか》 152 00:10:56,556 --> 00:11:00,026 《これに かまどと 近くに井戸があれば…》 153 00:11:00,026 --> 00:11:04,030 …にしても住み込みの 下女の部屋にしては立派過ぎる。 154 00:11:04,030 --> 00:11:07,534 (水蓮) ⚟小猫⚞ はい。 155 00:11:07,534 --> 00:11:11,070 俺は お前に 下働きをさせる気はないのだが。 156 00:11:11,070 --> 00:11:12,605 は? 157 00:11:12,605 --> 00:11:15,608 外廷で働いてもらうと 言ったろう? 158 00:11:18,044 --> 00:11:20,046 ん… ん? 159 00:11:20,046 --> 00:11:21,548 フッフフ…。 160 00:11:21,548 --> 00:11:23,049 いぃ…! 161 00:11:23,049 --> 00:11:26,052 官女試験を受けてもらうぞ。 162 00:11:26,052 --> 00:11:29,522 か… 官女試験⁉ 163 00:11:29,522 --> 00:11:30,924 フッフフ…。 164 00:11:43,536 --> 00:11:48,541 木綿を使った衣とは 随分 待遇がいいな。 165 00:11:52,612 --> 00:11:54,080 ん? 166 00:11:58,017 --> 00:12:00,520 おはようございます 水蓮さま。 167 00:12:00,520 --> 00:12:04,524 あら おはよう 小猫 早起きで よろしい。 168 00:12:04,524 --> 00:12:08,995 手伝います。 いいのよ もう終わるから。 169 00:12:08,995 --> 00:12:11,497 配膳だけ手伝ってくれる? 170 00:12:11,497 --> 00:12:15,068 はい… あの 他の侍女は…。 171 00:12:15,068 --> 00:12:17,103 いないわ。 え? 172 00:12:17,103 --> 00:12:19,505 執務室の方は ともかく➡ 173 00:12:19,505 --> 00:12:22,508 お部屋のことは任せられなくてね。 174 00:12:22,508 --> 00:12:26,012 坊ちゃんのお食事なんて もっての外よ。 175 00:12:26,012 --> 00:12:29,015 では ずっと お1人で全部? 176 00:12:29,015 --> 00:12:32,485 何度か新しい子を入れたことは あったんだけど➡ 177 00:12:32,485 --> 00:12:36,055 まぁ いろいろあって 続かないのよね。 178 00:12:36,055 --> 00:12:40,026 《催淫剤でも入れたか? それとも窃盗か?》 179 00:12:40,026 --> 00:12:43,496 さすがに見たこともない下着が タンスに入っていたら➡ 180 00:12:43,496 --> 00:12:46,499 誰だって嫌よね。 えっ…。 181 00:12:46,499 --> 00:12:51,537 しかも糸ではなく 髪の毛で縫われていたの。 182 00:12:51,537 --> 00:12:55,541 大変ですね…。 ええ 大変よ。 183 00:12:56,576 --> 00:12:59,112 (水蓮) さぁ 坊ちゃん 起きてください。 184 00:12:59,112 --> 00:13:02,482 朝げですよ。 ん…。 185 00:13:07,020 --> 00:13:08,521 ふわぁ…。 186 00:13:08,521 --> 00:13:11,057 《無駄な色気を…》 187 00:13:11,057 --> 00:13:14,527 《この部屋に高順さまと 水蓮さましか入らない理由が➡ 188 00:13:14,527 --> 00:13:16,029 よく分かる》 189 00:13:16,029 --> 00:13:19,532 《女なら 色気に当てられ のぼせ上がり➡ 190 00:13:19,532 --> 00:13:22,535 男なら 押し倒しているところだろう》 191 00:13:22,535 --> 00:13:26,105 《実に 罪深い性質を持つお方である》 192 00:13:26,105 --> 00:13:28,541 《何か 発情期の虫みたいだ》 193 00:13:28,541 --> 00:13:31,044 《はっ! この宦官の においを集めて➡ 194 00:13:31,044 --> 00:13:33,513 惚れ薬にできれば売れるかも》 195 00:13:35,014 --> 00:13:39,018 お前がよければ 新しい部屋を用意させよう。 196 00:13:39,018 --> 00:13:41,020 《ん? 何の話だ?》 197 00:13:41,020 --> 00:13:44,557 《よく分からないが かまど 井戸付きのチャンス》 198 00:13:44,557 --> 00:13:46,059 《え?》 199 00:13:48,127 --> 00:13:51,531 《言いたいことは はっきり 言ってくれないと分からない》 200 00:13:51,531 --> 00:13:55,001 《取りあえず かまどは どうにかするとして…》 201 00:13:56,536 --> 00:14:00,006 では 井戸が近くにある うまやでも。 202 00:14:00,006 --> 00:14:02,008 おぉ おぉ…! 203 00:14:02,008 --> 00:14:04,010 うまやか…。 204 00:14:04,010 --> 00:14:06,012 はい うまやです。 205 00:14:08,047 --> 00:14:09,582 うまやは却下だ。 206 00:14:09,582 --> 00:14:12,051 チッ。 フゥ…。 207 00:14:15,021 --> 00:14:20,526 では 参りましょうか。 はい お願いします。 208 00:14:20,526 --> 00:14:23,529 《壬氏さまは あえなく留守番となった》 209 00:14:23,529 --> 00:14:26,032 《いつも後宮に 入り浸っているので➡ 210 00:14:26,032 --> 00:14:29,035 暇人かと思いきや 意外と多忙らしい》 211 00:14:29,035 --> 00:14:30,570 ん~…。 212 00:14:30,570 --> 00:14:34,640 ここから東側は 武官たちが多くいますので➡ 213 00:14:34,640 --> 00:14:37,543 あまり立ち寄らないでください。 214 00:14:37,543 --> 00:14:39,545 分かりました。 215 00:14:39,545 --> 00:14:42,548 《案内された宮殿は広く➡ 216 00:14:42,548 --> 00:14:47,019 建物の名前と部署は 手足の指では足りないほどだ》 217 00:14:47,019 --> 00:14:50,056 《果たして覚え切れるかどうか》 218 00:14:50,056 --> 00:14:55,027 《興味がないものの物覚えは 人並み以下なんだよな》 219 00:14:58,097 --> 00:15:00,032 こちらは都水監。 220 00:15:00,032 --> 00:15:04,036 河川や堤防など 水利事業に関わる官庁です。 221 00:15:04,036 --> 00:15:06,539 なるほど…。 222 00:15:06,539 --> 00:15:08,508 《やっぱ後宮の方が➡ 223 00:15:08,508 --> 00:15:12,011 薬の材料になるものが たくさん あったな》 224 00:15:12,011 --> 00:15:16,048 《恐らく おやじがいた頃に 移植していたのだろう》 225 00:15:16,048 --> 00:15:20,620 小猫 官女になれば 外廷が職場になるのですよ。 226 00:15:20,620 --> 00:15:22,021 はい。 227 00:15:22,021 --> 00:15:24,524 《官女ね…》 228 00:15:26,025 --> 00:15:29,495 (炭を割る音) (2人) ん? 229 00:15:32,532 --> 00:15:35,535 あら 小猫 ちょうどよかったわ。 230 00:15:35,535 --> 00:15:39,505 炭を執務室に運んでくれない? はい。 231 00:15:43,142 --> 00:15:45,144 ⚟失礼します⚞ 232 00:15:51,017 --> 00:15:55,021 ここが壬氏さまの執務室か。 233 00:15:55,021 --> 00:15:58,024 派手さはないが どれも一級品だ。 234 00:15:58,024 --> 00:16:01,427 どんだけ位が高いんだ あの坊ちゃんは。 235 00:16:04,063 --> 00:16:06,566 ん? 236 00:16:06,566 --> 00:16:11,571 《新入りの観察か 嫌~な感じだ》 237 00:16:14,040 --> 00:16:18,044 《外廷の官女は 書記官のようなものだ》 238 00:16:18,044 --> 00:16:22,048 《資格を有し 家柄と教養があり➡ 239 00:16:22,048 --> 00:16:25,518 後宮の寄せ集めの女官たちとは 訳が違う》 240 00:16:25,518 --> 00:16:28,020 《それだけのプライドがある》 241 00:16:30,590 --> 00:16:32,091 ん? 242 00:16:33,125 --> 00:16:37,597 《よって わざわざ仕事でもない 掃除をする必要もない》 243 00:16:40,533 --> 00:16:43,536 あなた 何様のつもりかしら? 244 00:16:43,536 --> 00:16:47,540 《餌がいいと 育ちもいいんだなぁ》 245 00:16:47,540 --> 00:16:49,041 聞いてるの! 246 00:16:49,041 --> 00:16:52,011 どうして あなたみたいな子が 壬氏さま直属なのよ⁉ 247 00:16:52,011 --> 00:16:55,047 (騒ぎ声) 248 00:16:55,047 --> 00:17:00,086 《黙っていても相手の神経を 逆なでするだけか》 249 00:17:00,086 --> 00:17:05,524 つまり あなた方は 私に嫉妬しているのですか? 250 00:17:05,524 --> 00:17:08,060 (頬をたたく音) いいかげんにしなさいよ⁉ 251 00:17:08,060 --> 00:17:13,032 《言葉を間違えたな… 仕方ない》 252 00:17:13,032 --> 00:17:17,536 まさか 私が特別扱いされていると? 253 00:17:17,536 --> 00:17:20,039 そんなこと あるわけないでしょう。 254 00:17:20,039 --> 00:17:21,541 このような醜女を➡ 255 00:17:21,541 --> 00:17:27,113 あの天女のようなお方が 相手にするはずないですから。 256 00:17:27,113 --> 00:17:31,551 あなた方が思う貴人は そんな悪食でしょうか? 257 00:17:31,551 --> 00:17:35,054 目の前に鮑や しし肉があるというのに➡ 258 00:17:35,054 --> 00:17:39,025 わざわざ 肉のそげ落とされた 鶏の骨を食べたいと思いますか? 259 00:17:39,025 --> 00:17:43,529 まぁ それなら 何て マニアックなことでしょうかね。 260 00:17:43,529 --> 00:17:46,032 私には分かりませんが➡ 261 00:17:46,032 --> 00:17:48,568 そのような 特殊趣味なのでしょうか? 262 00:17:48,568 --> 00:17:52,605 そうですか 特殊趣味。 そ… そんなわけないじゃない! 263 00:17:52,605 --> 00:17:54,040 そ… そうよ。 264 00:17:54,040 --> 00:17:57,009 なら 何で あなたが雇われているの? 265 00:18:01,514 --> 00:18:03,516 理由は これです。 266 00:18:06,519 --> 00:18:08,521 (官女たち) はっ…。 267 00:18:09,522 --> 00:18:14,193 《この間 ヤケド薬の実験したから グチョグチョなんだよなぁ》 268 00:18:14,193 --> 00:18:15,628 ⦅染みる~⦆ 269 00:18:15,628 --> 00:18:20,533 麗しき天女のようなお方は お心まで天女なのですよ。 270 00:18:20,533 --> 00:18:25,538 私のような者にも食いぶちを 与えてくださるのですから。 271 00:18:27,039 --> 00:18:29,508 行きましょう…。 272 00:18:37,049 --> 00:18:39,051 終わった 終わった。 273 00:18:39,051 --> 00:18:41,087 マニアック…。 274 00:18:41,087 --> 00:18:43,022 ん? あぁ…。 275 00:18:43,022 --> 00:18:45,992 お前 いつも ああいうのに絡まれているのか? 276 00:18:45,992 --> 00:18:48,995 っていうか 左手なんて上げて何を…? 277 00:18:48,995 --> 00:18:52,031 それでは 次の掃除に向かいますので。 278 00:18:52,031 --> 00:18:56,002 勉強の方は やっているのか? そそそそ…。 279 00:18:56,002 --> 00:18:58,504 おい! そそそそ…! 280 00:19:07,013 --> 00:19:09,515 ふわぁ…。 281 00:19:16,522 --> 00:19:18,524 フッ フフフ~…! 282 00:19:18,524 --> 00:19:21,027 (水蓮) ⚟小猫⚞ お…! 283 00:19:21,027 --> 00:19:22,995 静かにね。 284 00:19:27,099 --> 00:19:28,634 グフっ。 285 00:19:28,634 --> 00:19:30,536 ウフフ ウフフ…。 286 00:19:30,536 --> 00:19:34,507 <こうして試験当日を迎え…> 287 00:19:36,542 --> 00:19:38,511 なぜ落ちる? 288 00:19:38,511 --> 00:19:41,013 《なぜ受かると思う?》 289 00:19:41,013 --> 00:19:46,052 <猫猫は 壬氏の部屋付き下女となった> 290 00:19:46,052 --> 00:19:47,586 ハァ…。 291 00:19:47,586 --> 00:19:51,090 どうしましょうか? (水蓮) どうしましょうねぇ。 292 00:20:01,033 --> 00:20:04,537 ハァ~! ハァ~ フフ~! 293 00:20:04,537 --> 00:20:08,007 アハハ ウフフ… ハァ~! 294 00:20:08,007 --> 00:20:10,509 イヒヒ…。 295 00:20:10,509 --> 00:20:12,511 あ…。 296 00:20:19,585 --> 00:20:22,121 (足音) 297 00:20:22,121 --> 00:20:24,523 あたっ! 298 00:20:24,523 --> 00:20:27,026 (翠苓) ここから先は➡ 299 00:20:27,026 --> 00:20:29,028 あなたの立ち入る場所では ないはずです。 300 00:20:29,028 --> 00:20:32,031 《殴る前に言ってくれないか?》 301 00:20:32,031 --> 00:20:38,037 《ん? ビャクダンの香りと 独特の苦みを帯びた におい》 302 00:20:45,077 --> 00:20:48,514 (鐘の音) 303 00:20:48,514 --> 00:20:52,518 軍部か…。 (鐘の音) 304 00:20:52,518 --> 00:20:54,520 (鐘の音) 305 00:20:54,520 --> 00:21:05,397 ♬~ 306 00:21:10,102 --> 00:21:30,022 ♬~ 307 00:21:30,022 --> 00:21:50,543 ♬~ 308 00:21:50,543 --> 00:21:54,513 ♬~ 309 00:21:54,513 --> 00:22:14,533 ♬~ 310 00:22:14,533 --> 00:22:36,055 ♬~ 311 00:22:36,055 --> 00:22:39,058 ♬~