1 00:00:01,034 --> 00:00:21,088 ♬~ 2 00:00:21,088 --> 00:00:30,597 ♬~ 3 00:00:30,597 --> 00:00:43,577 ♬~ 4 00:00:43,577 --> 00:01:03,063 ♬~ 5 00:01:03,063 --> 00:01:07,567 ♬~ 6 00:01:07,567 --> 00:01:17,578 ♬~ 7 00:01:17,578 --> 00:01:28,588 ♬~ 8 00:01:38,065 --> 00:01:39,533 ♬~ 9 00:01:39,533 --> 00:01:42,536 ♬~ 10 00:01:42,536 --> 00:01:47,040 ♬~(足音) 11 00:01:47,040 --> 00:02:07,060 ♬~ 12 00:02:07,060 --> 00:02:27,080 ♬~ 13 00:02:27,080 --> 00:02:47,067 ♬~ 14 00:02:47,067 --> 00:02:57,044 ♬~ 15 00:02:57,044 --> 00:03:07,521 ♬~ 16 00:03:10,057 --> 00:03:12,059 (玉葉妃) ウッフフ。 17 00:03:12,059 --> 00:03:15,562 (紅娘) 本気ですか? (玉葉妃) もちろん。 18 00:03:15,562 --> 00:03:19,066 (玉葉妃) せっかく猫猫が 戻ってきてくれたんだもの。 19 00:03:23,070 --> 00:03:25,038 (猫猫)《こんなものか》 20 00:03:25,038 --> 00:03:29,609 《後宮と違って 外廷は ろくに薬草が生えてない》 21 00:03:29,609 --> 00:03:31,645 《少しずつ増やさないと》 22 00:03:31,645 --> 00:03:34,047 (水蓮) 小猫。 うっ…。 23 00:03:34,047 --> 00:03:38,051 (水蓮) 掃除を頼んだのは 執務室じゃなかったかしら。 24 00:03:38,051 --> 00:03:40,053 すぐ行きます。 25 00:03:40,053 --> 00:03:43,523 さささ…。 土いじりは ほどほどにね。 26 00:03:43,523 --> 00:03:45,559 《手ごわい》 27 00:03:45,559 --> 00:03:48,528 (壬氏) どういうことだ? (高順) さぁ。 28 00:03:48,528 --> 00:03:50,063 ん~…。 29 00:03:50,063 --> 00:03:52,099 (ノック) 30 00:03:52,099 --> 00:03:54,134 ⚟失礼します⚞ 31 00:03:54,134 --> 00:03:56,036 ん? 32 00:03:56,036 --> 00:03:58,071 ん~…。 33 00:03:58,071 --> 00:04:00,040 ん? 34 00:04:00,040 --> 00:04:04,544 柘榴宮に新しい淑妃が 入ったことは知っているか? 35 00:04:04,544 --> 00:04:06,046 はぁ。 36 00:04:06,046 --> 00:04:09,516 《いなくなった阿多妃の後釜か》 37 00:04:11,551 --> 00:04:16,623 そこで後宮としては 妃教育をしたいそうなんだが➡ 38 00:04:16,623 --> 00:04:20,627 お前に講師をしろとのことだ。 39 00:04:22,562 --> 00:04:24,564 フッ… ご冗談を。 40 00:04:24,564 --> 00:04:28,568 何が冗談だ 推薦人の名前も書いてあるだろ。 41 00:04:28,568 --> 00:04:30,437 推薦人? 42 00:04:32,038 --> 00:04:34,541 もう1通ある。 43 00:04:36,576 --> 00:04:38,612 梨花さままで…。 44 00:04:38,612 --> 00:04:40,113 あっ。 45 00:04:42,649 --> 00:04:44,684 《あれか…》 46 00:04:44,684 --> 00:04:47,154 というわけで頼んだぞ。 47 00:04:50,590 --> 00:04:52,058 ハァ…。 48 00:04:52,058 --> 00:04:57,063 《2人の妃に頼まれては さすがに無視できない》 49 00:04:57,063 --> 00:05:01,034 《ご丁寧に褒賞の額まで 書かれていたし》 50 00:05:01,034 --> 00:05:05,138 《にしても婆 かなり 吹っかけてるな》 51 00:05:05,138 --> 00:05:08,108 (やり手婆)⦅ヒヒっ ヒヒヒ…⦆ 52 00:05:08,108 --> 00:05:10,143 フフン。 53 00:05:10,143 --> 00:05:11,611 《今のうち》 54 00:05:13,046 --> 00:05:16,049 この荷が講義で使う教材か? ギクっ! 55 00:05:16,049 --> 00:05:18,552 はい こっちが請求書です。 56 00:05:18,552 --> 00:05:21,555 ん? こんなものか。 57 00:05:21,555 --> 00:05:26,059 ウフフ 何だか ここだけ 墨の色が違うわね。 58 00:05:26,059 --> 00:05:27,527 《ドキっ》 59 00:05:27,527 --> 00:05:29,563 ウフフ…。 《やっぱり手ごわい》 60 00:05:29,563 --> 00:05:33,133 《ばあやがいる限り 坊ちゃんを かもにするのは難しそうだ》 61 00:05:33,133 --> 00:05:34,534 中身は何だ? 62 00:05:34,534 --> 00:05:36,069 あっ… ん! 63 00:05:36,069 --> 00:05:38,538 《大事な教材を 見せるわけにはいかない》 64 00:05:38,538 --> 00:05:42,042 シャ~! わ… 分かった 見ない。 65 00:05:43,543 --> 00:05:45,545 運ぶなら手伝いましょうか? 66 00:05:45,545 --> 00:05:47,547 結構です。 67 00:05:47,547 --> 00:05:50,517 《やるからには徹底的にやる》 68 00:05:53,620 --> 00:05:58,058 《久しぶりだな この感じ 妙に女くさくて落ち着く》 69 00:05:58,058 --> 00:06:01,561 ⚟壬氏さまよ⚞ ⚟今日も麗しいわ⚞ 70 00:06:01,561 --> 00:06:03,063 フッフフ…。 71 00:06:05,565 --> 00:06:08,068 随分 集まってますね。 72 00:06:08,068 --> 00:06:11,071 授業の噂を聞いて 集まったんだろう。 73 00:06:13,573 --> 00:06:18,178 言っておくが 授業を受けるのは上級妃のみだ。 74 00:06:18,178 --> 00:06:20,080 用のない者は下がるように。 75 00:06:20,080 --> 00:06:25,552 (歓声) 76 00:06:25,552 --> 00:06:29,055 《この宦官 あやかしか何かか?》 77 00:06:40,667 --> 00:06:42,569 ハッ いけません! 78 00:06:42,569 --> 00:06:44,070 なぜだ? 79 00:06:44,070 --> 00:06:48,541 「授業を受けるのは上級妃のみ」と おっしゃったのは壬氏さまです。 80 00:06:48,541 --> 00:06:52,045 《くそっ 見た目の割に がっしりしてる》 81 00:06:52,045 --> 00:06:57,550 ここから先は 女の園における 他言無用の秘術ですので! 82 00:06:57,550 --> 00:06:59,085 フゥ…。 83 00:06:59,085 --> 00:07:02,155 (玉葉妃) フッ フッフフ…。 ん? 84 00:07:02,155 --> 00:07:04,057 (玉葉妃) フッフフ…。 85 00:07:04,057 --> 00:07:07,560 《玉葉さま 相変わらず おキレイだ》 86 00:07:07,560 --> 00:07:10,563 《紅娘さまも 特に変わりないようだ》 87 00:07:10,563 --> 00:07:13,566 《里樹さまは萎縮しているのか》 88 00:07:13,566 --> 00:07:18,138 《まぁ 他の上級妃が3人もいれば 無理もないか》 89 00:07:18,138 --> 00:07:20,640 《あの毒見役の侍女が そばにいれば➡ 90 00:07:20,640 --> 00:07:22,642 以前よりはマシだろう》 91 00:07:22,642 --> 00:07:26,179 《梨花さまも ほとんど 前の豊かな体形に戻って➡ 92 00:07:26,179 --> 00:07:28,081 体調も良さそうだ》 93 00:07:28,081 --> 00:07:32,052 《ん? あの侍女は おしろいの時の…》 94 00:07:32,052 --> 00:07:35,088 《そんなに警戒しなくても…》 95 00:07:35,088 --> 00:07:41,061 《そして 阿多妃の後釜 新しい淑妃・楼蘭妃か》 96 00:07:41,061 --> 00:07:44,097 《南国調の派手な服は趣味か?》 97 00:07:44,097 --> 00:07:49,569 《顔立ちは北寄りに見えるが 元がよく分からないな》 98 00:07:49,569 --> 00:07:52,072 (あくび) 99 00:07:52,072 --> 00:07:56,076 《年頃からして 帝のお手つきにはなりそうだ》 100 00:07:56,076 --> 00:08:01,081 《後宮のバランスが崩れることは なさそうだが》 101 00:08:01,081 --> 00:08:04,050 《まぁ どうでもいいか》 102 00:08:05,585 --> 00:08:11,191 このたび 講師を承りました 猫猫と申します。 103 00:08:11,191 --> 00:08:17,030 これから 皆さまにお教えするのは 女の園における秘術故➡ 104 00:08:17,030 --> 00:08:21,534 他言無用にお願いします。 105 00:08:21,534 --> 00:08:24,537 それでは 教材をお配りします。 106 00:08:24,537 --> 00:08:36,082 ♬~ 107 00:08:36,082 --> 00:08:40,653 (玉葉妃) まぁ~ ウッフフ…。 (紅娘) ハァ…。 108 00:08:40,653 --> 00:08:46,059 (侍女) うわぁ~ ヒィ~ おっとと… フゥ…。 109 00:08:46,059 --> 00:08:49,529 (里樹妃) うぅ… うわぁ…。 (河南) あぁ あ…。 110 00:08:49,529 --> 00:08:53,033 (里樹妃) はぁ~…。 111 00:08:53,033 --> 00:09:12,552 ♬~ 112 00:09:12,552 --> 00:09:16,523 ん~…。 一体何が起きているんでしょうか。 113 00:09:16,523 --> 00:09:19,025 分からんな。 114 00:09:19,025 --> 00:09:22,028 フゥ… ん? 115 00:09:22,028 --> 00:09:25,031 ご苦労 長かったな。 116 00:09:25,031 --> 00:09:29,102 《こいつ 聞き耳 立ててたな》 ん? 117 00:09:29,102 --> 00:09:31,671 どうしました? 118 00:09:31,671 --> 00:09:34,541 これは 一体どういう状況だ? 119 00:09:34,541 --> 00:09:37,043 マンネリ離脱。 ハァ…。 120 00:09:37,043 --> 00:09:39,078 (梨花妃) ここを こうして…。 121 00:09:39,078 --> 00:09:42,048 (里樹妃) 無理 絶対無理。 (額を打ち付ける音) 122 00:09:42,048 --> 00:09:44,017 (河南) 里樹さま! (額を打ち付ける音) 123 00:09:46,553 --> 00:09:50,056 言われた通りに 講義をしただけです。 124 00:09:50,056 --> 00:09:56,663 《それでも推薦人の2人には 喜んでもらえたみたいだ》 125 00:09:56,663 --> 00:09:58,164 ん? 126 00:10:02,068 --> 00:10:08,041 《最後まで何を考えているのか よく分からない妃だったな》 127 00:10:12,045 --> 00:10:14,047 《好きに使ってくれ》 128 00:10:14,047 --> 00:10:16,549 なぁ どんな授業をやったんだ? 129 00:10:16,549 --> 00:10:19,619 後日 帝に感想を伺ってください。 130 00:10:19,619 --> 00:10:21,087 おい。 131 00:10:37,036 --> 00:10:39,572 疲れた…。 132 00:10:39,572 --> 00:10:45,545 フフっ フフフ… 褒賞の金一封 楽しみだ。 133 00:10:49,549 --> 00:10:51,584 (爆発音) 134 00:10:51,584 --> 00:10:54,154 ん…。 135 00:10:54,154 --> 00:10:56,623 ⚟どうした⁉⚞ ⚟こっちだ⚞ 136 00:11:00,593 --> 00:11:02,162 ん…。 137 00:11:02,162 --> 00:11:04,063 ⦅ウフフ⦆ 138 00:11:04,063 --> 00:11:07,600 やめておくか うぅ… 寒っ。 139 00:11:07,600 --> 00:11:10,570 (寝床に潜り込む音) 140 00:11:13,640 --> 00:11:16,109 (陸孫) 羅漢さま 羅漢さま! 141 00:11:25,552 --> 00:11:30,056 (陸孫) 羅漢さま こんな所に。 142 00:11:30,056 --> 00:11:32,091 (羅漢) ふむ…。 143 00:11:32,091 --> 00:11:34,060 何か気になることでも? 144 00:11:34,060 --> 00:11:37,564 いや 何もないよ。 145 00:11:47,540 --> 00:11:50,543 《昨日の音 何だったんだろう》 146 00:11:50,543 --> 00:11:52,078 ハァ…。 147 00:11:52,078 --> 00:11:57,617 《宦官なのに後宮だけじゃなく 外廷の仕事もあるのか》 148 00:11:57,617 --> 00:11:59,586 《くだらない法案だろうと➡ 149 00:11:59,586 --> 00:12:02,989 無視するわけに いかないみたいだし》 150 00:12:05,558 --> 00:12:09,062 《いい紙だから 売れば 小遣いになるんだけど》 151 00:12:09,062 --> 00:12:11,564 《燃やすなんて もったいない》 152 00:12:11,564 --> 00:12:13,066 ん? 153 00:12:13,066 --> 00:12:15,568 《ゴミ焼き場 軍部の辺りか…》 154 00:12:15,568 --> 00:12:18,071 小猫。 155 00:12:18,071 --> 00:12:20,540 外は寒いので。 156 00:12:23,142 --> 00:12:25,178 ありがとうございます。 157 00:12:25,178 --> 00:12:27,080 《さすが まめだ》 158 00:12:27,080 --> 00:12:29,549 《宦官にしておくには もったいない》 159 00:12:29,549 --> 00:12:31,050 あっ…。 160 00:12:33,052 --> 00:12:36,055 あ… これは 壬氏さまからのものですので。 161 00:12:36,055 --> 00:12:39,559 私は ただ 渡しただけに過ぎませんので。 162 00:12:39,559 --> 00:12:41,060 そうですか。 163 00:12:41,060 --> 00:12:46,666 《下女に綿入れ1枚渡すのにも 許可が必要なんて 大変だな》 164 00:12:46,666 --> 00:12:49,569 ありがとうございます 壬氏さま。 165 00:12:49,569 --> 00:12:51,537 気にするな。 166 00:12:58,044 --> 00:13:02,048 《外廷は 後宮の何倍もの広さがあるのに➡ 167 00:13:02,048 --> 00:13:04,584 薬草は あまり見当たらない》 168 00:13:04,584 --> 00:13:07,086 《やっぱり めぼしい薬草は➡ 169 00:13:07,086 --> 00:13:11,658 どこにでもある タンポポかヨモギくらいか》 170 00:13:11,658 --> 00:13:14,060 《冬場で見つけにくいとはいえ➡ 171 00:13:14,060 --> 00:13:17,530 この辺りにも 種を植えておこうかな》 172 00:13:17,530 --> 00:13:19,065 《ん?》 173 00:13:19,065 --> 00:13:22,568 あっ マンジュシャゲ! ここにも あそこにも! 174 00:13:22,568 --> 00:13:26,039 球根を水にさらすと うまいんだよなぁ。 175 00:13:26,039 --> 00:13:30,576 毒抜きを失敗すると 腹痛で苦しむ羽目になるけど。 176 00:13:30,576 --> 00:13:32,111 ん? 177 00:13:32,111 --> 00:13:36,149 あっ 李白さまだ 帯の色が以前とは違う。 178 00:13:36,149 --> 00:13:38,551 ということは出世したのか? 179 00:13:38,551 --> 00:13:41,554 (李白) ん? おぉ 嬢ちゃん。 180 00:13:41,554 --> 00:13:43,556 李白さま。 181 00:13:43,556 --> 00:13:48,528 妃の付き添いか何かか? 後宮から出てくるなんて珍しい。 182 00:13:48,528 --> 00:13:52,031 《私が解雇されたこと 知らないのか》 183 00:13:52,031 --> 00:13:54,100 《李白さま》 184 00:13:54,100 --> 00:13:58,137 《緑青館三姫の1人 白鈴小姐に惚れて➡ 185 00:13:58,137 --> 00:14:00,540 女のために出世しようとする➡ 186 00:14:00,540 --> 00:14:03,543 愛すべき ばかなところがある男だ》 187 00:14:03,543 --> 00:14:05,078 ん~? 188 00:14:05,078 --> 00:14:11,050 《白鈴小姐を呼ぶには 平民の半年分の銀が必要になる》 189 00:14:11,050 --> 00:14:13,553 《高くて そうそう呼べないもんな》 190 00:14:13,553 --> 00:14:18,624 《緑青館には禿相手に よく茶を 飲みに来てるらしいけど➡ 191 00:14:18,624 --> 00:14:21,194 会うことはなかったし》 192 00:14:21,194 --> 00:14:23,062 《天上の蜜を知った男は➡ 193 00:14:23,062 --> 00:14:27,066 一目でも拝めればと 通い詰めてるんだろう》 194 00:14:27,066 --> 00:14:29,535 《頑張ってるんだな》 195 00:14:29,535 --> 00:14:31,070 ん? 何だ? 196 00:14:31,070 --> 00:14:34,040 いえ 今は後宮勤めから➡ 197 00:14:34,040 --> 00:14:37,076 とある ご仁の部屋付きに なりましたので。 198 00:14:37,076 --> 00:14:40,646 部屋付き? 誰だ そんな物好きは。 199 00:14:40,646 --> 00:14:43,549 ええ 物好きですよね。 200 00:14:43,549 --> 00:14:48,020 ところで お取り込み中では? ちょっとな。 201 00:14:48,020 --> 00:14:51,023 この季節には 珍しくもないボヤだよ。 202 00:14:51,023 --> 00:14:54,560 火元が分からないってことで 駆り出されてるんだ。 203 00:14:54,560 --> 00:14:59,065 《原因不明ねぇ 昨日の音は これか》 204 00:14:59,065 --> 00:15:02,635 ケガ人は? (李白) 倉庫番だけだ。 205 00:15:02,635 --> 00:15:07,039 命に別条はないが… って おい あんまり近づくなよ。 206 00:15:07,039 --> 00:15:08,541 分かりました。 207 00:15:08,541 --> 00:15:13,546 《そんな話 聞かされて 首を突っ込むなと言われても》 208 00:15:15,515 --> 00:15:18,518 《隣の小屋にまで届いた煤》 209 00:15:18,518 --> 00:15:21,521 《建物の周りに散らばった破片》 210 00:15:21,521 --> 00:15:26,092 《これじゃ ボヤというより爆発に近い》 211 00:15:26,092 --> 00:15:28,661 《なるほど》 212 00:15:28,661 --> 00:15:32,031 《火付けの疑いありと みてるわけか》 213 00:15:32,031 --> 00:15:37,537 《下っ端役人ではなく 李白さまが 出てくるのも うなずける》 214 00:15:37,537 --> 00:15:43,543 《そこらの倉庫なら ともかく ここは帝のいる宮殿内だ》 215 00:15:43,543 --> 00:15:47,580 《この国は おおむね平和であるが➡ 216 00:15:47,580 --> 00:15:52,552 全ての人間が 現状に満足している わけではないだろう》 217 00:15:52,552 --> 00:15:55,021 《まれに 異民族は襲ってくるし➡ 218 00:15:55,021 --> 00:15:58,558 飢きんや干ばつも なきにしもあらず》 219 00:15:58,558 --> 00:16:02,528 《他国との和平も いつまで続くか分からない》 220 00:16:02,528 --> 00:16:06,532 《異国の中には 不満を持つ者もいるだろう》 221 00:16:07,533 --> 00:16:09,101 ん? 222 00:16:09,101 --> 00:16:13,573 《炭? いや 焦げた芋か… もったいない》 223 00:16:15,041 --> 00:16:19,011 《ということは ここは食料庫》 224 00:16:29,021 --> 00:16:32,558 《象牙細工? キセルみたいだな》 225 00:16:32,558 --> 00:16:35,595 勝手にウロウロするな。 226 00:16:35,595 --> 00:16:38,130 キセル…。 ん? 227 00:16:38,130 --> 00:16:42,535 《爆発 食料庫 キセル》 228 00:16:42,535 --> 00:16:44,036 ハッ…。 229 00:16:44,036 --> 00:16:46,539 あっ… おい! 230 00:16:55,514 --> 00:16:58,050 (走る足音) 231 00:16:58,050 --> 00:17:01,621 (李白) 聞いてるのか? 聞こえてますよ。 232 00:17:01,621 --> 00:17:04,023 《聞こうとしないだけで》 233 00:17:04,023 --> 00:17:05,524 燃えた倉庫には➡ 234 00:17:05,524 --> 00:17:08,527 こちらと同じものが 置かれていたんですか? 235 00:17:08,527 --> 00:17:12,532 ああ 奥から古いものを 入れているらしい。 236 00:17:13,533 --> 00:17:17,570 これ もらっていいですか? いいんじゃないか? 237 00:17:17,570 --> 00:17:21,073 あと これも… 槌とノコギリ。 238 00:17:21,073 --> 00:17:23,109 あと釘も必要ですね。 239 00:17:23,109 --> 00:17:25,645 何する気なんだよ。 240 00:17:25,645 --> 00:17:28,547 ちょっとした実験です。 241 00:17:28,547 --> 00:17:32,552 (槌でたたく音) 242 00:17:32,552 --> 00:17:34,553 これでいいか。 243 00:17:34,553 --> 00:17:36,555 妙に手慣れてるなぁ。 244 00:17:36,555 --> 00:17:41,060 貧しい育ちなので ないものを作るのは得意です。 245 00:17:45,097 --> 00:17:47,600 それ 小麦粉だよな? 246 00:17:47,600 --> 00:17:50,102 はい 倉庫にあったものです。 247 00:17:53,539 --> 00:17:59,045 これでいいですか? それと お願いした火種は? 248 00:17:59,045 --> 00:18:02,515 こちらに。 ありがとうございます。 249 00:18:02,515 --> 00:18:05,518 (火打ち石を使う音) (息を吹く音) 250 00:18:05,518 --> 00:18:08,554 (火が付く音) 訳が分からん。 251 00:18:08,554 --> 00:18:12,625 準備できました 危ないので離れていてください。 252 00:18:12,625 --> 00:18:15,094 は… はい では…。 253 00:18:17,530 --> 00:18:19,532 李白さま 危ないですよ。 254 00:18:19,532 --> 00:18:21,567 何が危ないんだ? 255 00:18:21,567 --> 00:18:25,037 嬢ちゃんが何しようと 武官の俺が危ないものか。 256 00:18:25,037 --> 00:18:27,073 ハァ~ 分かりました。 257 00:18:27,073 --> 00:18:30,042 危険なので じゅうじゅう 気を付けてください。 258 00:18:30,042 --> 00:18:33,079 すぐに逃げてくださいね シュタタタ…。 259 00:18:33,079 --> 00:18:35,648 あ? 逃げるって何がだよ。 260 00:18:35,648 --> 00:18:37,550 (爆発音) (李白) うわぁ~! 261 00:18:37,550 --> 00:18:40,052 あぁ… あぁ…! 262 00:18:40,052 --> 00:18:41,554 消してくれ…! 263 00:18:45,057 --> 00:18:48,060 だから 言ったのに…。 264 00:18:48,060 --> 00:18:50,563 (李白のくしゃみ) 265 00:18:50,563 --> 00:18:54,633 それで 何がどうなって 爆発したって…? 266 00:18:54,633 --> 00:18:58,571 原因は これです。 (李白) 小麦粉? 267 00:18:58,571 --> 00:19:02,541 はい 小麦粉やソバといった粉は 燃えやすく➡ 268 00:19:02,541 --> 00:19:07,046 空中に舞うと 火が付くことがあるんです。 269 00:19:07,046 --> 00:19:09,548 火種は これかと。 270 00:19:09,548 --> 00:19:11,550 (李白) キセル? 271 00:19:11,550 --> 00:19:16,622 人目を盗んで 一服するため 中に入ると➡ 272 00:19:16,622 --> 00:19:20,559 外気が流れ込んで 粉が舞います。 273 00:19:20,559 --> 00:19:23,662 そこでキセルに火を付けると…。 274 00:19:23,662 --> 00:19:25,564 ⦅爆発音⦆ 275 00:19:25,564 --> 00:19:28,534 倉庫内に充満した小麦粉に 着火して➡ 276 00:19:28,534 --> 00:19:31,537 結果 爆発が起こります。 277 00:19:31,537 --> 00:19:34,607 倉庫番の方に 倉庫でのタバコは➡ 278 00:19:34,607 --> 00:19:37,643 おやめくださいと お伝え願えますか? 279 00:19:37,643 --> 00:19:40,046 んなこと よく知ってるな。 280 00:19:40,046 --> 00:19:42,548 以前 緑青館で 間借りしていた部屋を➡ 281 00:19:42,548 --> 00:19:44,550 吹っ飛ばしたことがありまして。 282 00:19:44,550 --> 00:19:47,219 お前…。 283 00:19:47,219 --> 00:19:50,556 ⦅この ばか娘がぁ~!⦆ ⦅あぁ~~!⦆ 284 00:19:50,556 --> 00:19:53,592 《あの時の婆は怖かった》 285 00:19:53,592 --> 00:19:57,663 (李白) しかし 粉が爆発とは不思議なもんだ。 286 00:19:57,663 --> 00:20:01,033 《世の中 不思議なことは ほとんどない》 287 00:20:01,033 --> 00:20:04,570 《不思議というなら それは知らないだけだ》 288 00:20:04,570 --> 00:20:06,539 (くしゃみ) 289 00:20:06,539 --> 00:20:09,075 風邪をひかぬよう 気を付けてください。 290 00:20:09,075 --> 00:20:13,045 ひいたら 花街の羅門の薬が よく効きますよ。 291 00:20:13,045 --> 00:20:14,547 おお。 292 00:20:14,547 --> 00:20:16,582 《おやじ 商売っ気がないからな》 293 00:20:16,582 --> 00:20:20,152 《ちょっとくらい 営業活動してあげないと》 294 00:20:20,152 --> 00:20:24,557 《白鈴小姐に会いに行く ついでにでも寄ってくれ》 295 00:20:24,557 --> 00:20:28,561 では 仕事に戻ります。 ああ。 296 00:20:31,063 --> 00:20:34,567 あっ これ持ってきちゃったな。 297 00:20:34,567 --> 00:20:39,071 キレイにして 新しい吸い口を 付ければ 元に戻るか? 298 00:20:39,071 --> 00:20:42,108 売れば それなりの金に なりそうだ。 299 00:20:42,108 --> 00:20:46,045 というか 倉庫番が持つには 立派過ぎる。 300 00:20:46,045 --> 00:20:49,582 もしかしたら大切なものかな…。 301 00:20:49,582 --> 00:20:53,052 磨いて返してやるか。 302 00:20:53,052 --> 00:20:55,087 (とっくりが割れた音) 303 00:20:55,087 --> 00:21:01,093 (男) ハァ ハァ ハァ… くそっ! 304 00:21:01,093 --> 00:21:04,563 俺だって… くそっ…。 305 00:21:10,035 --> 00:21:30,122 ♬~ 306 00:21:30,122 --> 00:21:50,543 ♬~ 307 00:21:50,543 --> 00:21:54,547 ♬~ 308 00:21:54,547 --> 00:22:14,567 ♬~ 309 00:22:14,567 --> 00:22:36,121 ♬~ 310 00:22:36,121 --> 00:22:39,124 ♬~