1 00:00:01,068 --> 00:00:21,154 ♬~ 2 00:00:21,154 --> 00:00:30,564 ♬~ 3 00:00:30,564 --> 00:00:43,577 ♬~ 4 00:00:43,577 --> 00:01:03,063 ♬~ 5 00:01:03,063 --> 00:01:07,567 ♬~ 6 00:01:07,567 --> 00:01:17,544 ♬~ 7 00:01:17,544 --> 00:01:28,555 ♬~ 8 00:01:42,069 --> 00:01:46,073 ♪~ ねんねこね 9 00:01:46,073 --> 00:01:50,577 ♪~ ねんねこよ 10 00:01:50,577 --> 00:02:00,087 ♪~ あのこは いずこと ないている 11 00:02:10,597 --> 00:02:13,066 (猫猫) お相手できないでしょうか? 12 00:02:13,066 --> 00:02:15,068 (羅漢) ん~~~! 13 00:02:15,068 --> 00:02:22,075 断る理由など なかろう? かわいい娘の頼みとあらば。 14 00:02:22,075 --> 00:02:25,078 勝負は変則なしの5局勝負。 15 00:02:25,078 --> 00:02:28,649 つまり先に3勝した方が勝ちです。 16 00:02:28,649 --> 00:02:33,086 ハンディは どうする? どの駒を落とそうか? 17 00:02:33,086 --> 00:02:35,055 必要ありません。 18 00:02:35,055 --> 00:02:37,591 (壬氏) 《もらっておけばいいものを》 19 00:02:37,591 --> 00:02:40,560 それより 賭けの褒美を決めませんか? 20 00:02:40,560 --> 00:02:43,563 それは話が早い。 21 00:02:43,563 --> 00:02:47,601 私が勝てば うちの子になってくれるね? 22 00:02:47,601 --> 00:02:49,636 なっ あっ…! 23 00:02:49,636 --> 00:02:52,172 (高順) 何も口を出さない約束でしょう。 24 00:02:52,172 --> 00:02:54,141 しかし…。 25 00:02:56,076 --> 00:02:57,544 構いません。 26 00:02:57,544 --> 00:03:02,082 ですが 雇用中の身ですので 年季が明けた後になりますが。 27 00:03:02,082 --> 00:03:05,552 雇用中… ホントに雇われているのかい? 28 00:03:05,552 --> 00:03:07,054 はい。 29 00:03:07,054 --> 00:03:11,124 へぇ~~。 30 00:03:11,124 --> 00:03:14,127 その代わり 私が勝てば➡ 31 00:03:14,127 --> 00:03:18,165 緑青館の妓女を1人 身請けしてもらえないでしょうか。 32 00:03:18,165 --> 00:03:22,569 ん~ 何を言い出すのかと思えば。 33 00:03:22,569 --> 00:03:24,571 誰とは言いませんが➡ 34 00:03:24,571 --> 00:03:28,075 やり手婆が 年頃の妓女を 片付けたがっていますので。 35 00:03:28,075 --> 00:03:31,078 そうきたか。 36 00:03:31,078 --> 00:03:36,083 それでいいと言うのなら のむしかないのだがねぇ。 37 00:03:36,083 --> 00:03:38,085 それだけで いいのかい? 38 00:03:38,085 --> 00:03:41,054 ではルールを あと2つ。 39 00:03:45,192 --> 00:03:46,693 (嗅ぐ音) 40 00:03:46,693 --> 00:03:50,197 《匂いからして キツめの蒸留酒か》 41 00:03:52,566 --> 00:03:54,067 フフンっ。 42 00:03:55,569 --> 00:03:58,071 《ものすごく嫌な予感がする》 43 00:03:58,071 --> 00:04:00,073 それは何だい? 44 00:04:00,073 --> 00:04:02,576 少しなら薬です。 45 00:04:02,576 --> 00:04:06,079 三口も飲めば 猛毒になりますけど。 46 00:04:06,079 --> 00:04:10,117 小瓶の液体を 3つの杯に入れて➡ 47 00:04:10,117 --> 00:04:13,553 どれに入れたか 分からないようにします。 48 00:04:13,553 --> 00:04:17,057 勝負1回ごとに 勝った方が1つ選び➡ 49 00:04:17,057 --> 00:04:20,060 負けた方が それを一息に飲む。 50 00:04:20,060 --> 00:04:22,062 これが1つ目のルールです。 51 00:04:22,062 --> 00:04:25,098 《エグいことを考える》 52 00:04:25,098 --> 00:04:29,102 そして2つ目は たとえ どんな理由があろうとも➡ 53 00:04:29,102 --> 00:04:33,673 試合を放棄したら負け ということでお願いします。 54 00:04:33,673 --> 00:04:35,675 よろしいですか? 55 00:04:39,546 --> 00:04:41,548 構わないよ。 56 00:04:41,548 --> 00:04:44,050 《これは揺さぶりか?》 57 00:04:44,050 --> 00:04:47,053 《確かに普通の相手なら ひるむかもしれない》 58 00:04:47,053 --> 00:04:51,558 《しかし 相手は 奇人といわれる軍師殿である》 59 00:04:51,558 --> 00:04:55,562 《ただの揺さぶりで 心乱れるとは思えない》 60 00:04:58,131 --> 00:05:00,600 《一体 何を考えているんだ》 61 00:05:08,542 --> 00:05:11,578 ♪~ フンフンフン フフフフ~ 62 00:05:11,578 --> 00:05:13,547 う~ん…。 63 00:05:18,051 --> 00:05:21,555 ん~… んっ。 64 00:05:45,579 --> 00:05:47,047 プヘアっ。 65 00:05:47,047 --> 00:05:51,084 《また負けた これで2連敗だ》 66 00:05:51,084 --> 00:05:54,588 《象棋で負けなしの軍師殿に 挑むのだから➡ 67 00:05:54,588 --> 00:05:58,158 多少は 心得があるのかと思いきや➡ 68 00:05:58,158 --> 00:06:03,063 ルールを知っている程度で 実戦の経験はないようだ》 69 00:06:03,063 --> 00:06:07,067 《すでに2杯… おいしそうに飲むせいで➡ 70 00:06:07,067 --> 00:06:10,070 毒入りかどうか はた目には分からない》 71 00:06:10,070 --> 00:06:13,073 3戦目も 私からでよろしいですか? 72 00:06:13,073 --> 00:06:16,576 ああ いいよ~。 73 00:06:16,576 --> 00:06:22,148 《一体 何を考えているんだ 3戦目の結果も見えている》 74 00:06:22,148 --> 00:06:26,086 《もし すでに飲んだ2杯が 毒入りだとすると➡ 75 00:06:26,086 --> 00:06:29,089 3杯目を飲むのは危険過ぎる》 76 00:06:29,089 --> 00:06:33,059 《この状況を羅漢は どこまで読んでいるのか》 77 00:06:33,059 --> 00:06:34,561 ん? 78 00:06:36,096 --> 00:06:39,065 詰みです。 なっ… あっ。 79 00:06:39,065 --> 00:06:41,101 参ったよ。 80 00:06:41,101 --> 00:06:44,638 お情けでも勝ちは勝ち ということでいいですね? 81 00:06:44,638 --> 00:06:50,577 ああ 間違っても娘に毒を 勧めるわけにはいかんからねぇ。 82 00:06:50,577 --> 00:06:55,048 どれを選んでくれる? 好きなものをどうぞ。 83 00:06:55,048 --> 00:06:58,585 薬というのは 味はあるのかい? 84 00:06:58,585 --> 00:07:02,555 一口飲めば 嫌な味だと思うでしょうね。 85 00:07:02,555 --> 00:07:05,592 《羅漢は 2回まで負けることができる》 86 00:07:05,592 --> 00:07:08,128 《そのうち1つでも味が違えば➡ 87 00:07:08,128 --> 00:07:11,564 娘に毒が及ばないと 分かるだろう》 88 00:07:11,564 --> 00:07:17,070 《そのために わざと負けるとは やはり抜け目のない男だ》 89 00:07:17,070 --> 00:07:19,072 では これを。 90 00:07:30,650 --> 00:07:33,687 あ~…。 91 00:07:33,687 --> 00:07:36,056 嫌な味だ。 92 00:07:36,056 --> 00:07:39,059 《あ… 毒入りだ》 93 00:07:39,059 --> 00:07:43,063 《これで薬屋が3杯目に 毒を飲む心配はなくなった》 94 00:07:43,063 --> 00:07:48,535 《それは同時に 羅漢が これ以上 負ける必要がないということ》 95 00:07:48,535 --> 00:07:51,638 《薬屋に勝ち目はない》 96 00:07:51,638 --> 00:07:56,609 ⦅私が勝てば うちの子になってくれるね?⦆ 97 00:07:56,609 --> 00:08:00,113 それに熱いなぁ。 98 00:08:02,048 --> 00:08:06,553 んっ ん~…。 99 00:08:06,553 --> 00:08:08,588 あっ あぁ…。 100 00:08:08,588 --> 00:08:10,090 (倒れた音) 101 00:08:10,090 --> 00:08:11,558 はっ! あっ! 102 00:08:13,593 --> 00:08:15,562 これは一体…。 103 00:08:15,562 --> 00:08:20,133 1杯では問題ない薬なのだろう? いくら憎らしいからといって➡ 104 00:08:20,133 --> 00:08:22,669 ホントに毒を盛るなんて…! 薬ですよ。 105 00:08:22,669 --> 00:08:25,572 酒は百薬の長といいますから。 106 00:08:25,572 --> 00:08:28,074 酒? どういうことだ? 107 00:08:28,074 --> 00:08:30,577 壬氏さま。 108 00:08:30,577 --> 00:08:32,579 酔っているだけのようです。 109 00:08:32,579 --> 00:08:34,080 はっ? 110 00:08:34,080 --> 00:08:36,549 う~ん あぁ…。 111 00:08:36,549 --> 00:08:39,586 うっ! (水を飲む音) 112 00:08:39,586 --> 00:08:42,622 下戸なんですよ この人。 113 00:08:42,622 --> 00:08:45,191 そういえば➡ 114 00:08:45,191 --> 00:08:47,060 いつもジュースばかりで➡ 115 00:08:47,060 --> 00:08:50,063 酒を飲むのは見たことがないな。 116 00:08:50,063 --> 00:08:52,065 では さっき入れた液体は? 117 00:08:52,065 --> 00:08:54,067 アルコールです。 118 00:08:54,067 --> 00:08:57,070 さてと…。 119 00:08:57,070 --> 00:09:03,076 さっさと この男を運び出して 妓楼の花を選ばせましょう。 120 00:09:09,048 --> 00:09:13,553 (羅漢) <生まれた時から 人間の区別がつかなかった> 121 00:09:13,553 --> 00:09:20,059 <乳母と母を間違えるどころか 男女の区別もつかなかった> 122 00:09:20,059 --> 00:09:22,095 <父は私にあきれ➡ 123 00:09:22,095 --> 00:09:27,534 これでは役に立たぬと 愛人の元に通うようになった> 124 00:09:27,534 --> 00:09:32,539 <母は そんな父を取り戻そうと 必死だった> 125 00:09:32,539 --> 00:09:36,543 <そんなわけで 名家の長子でありながら➡ 126 00:09:36,543 --> 00:09:39,546 手遊びで覚えた 碁と象棋に のめり込み➡ 127 00:09:39,546 --> 00:09:43,583 奔放に生きることができた> 128 00:09:43,583 --> 00:09:49,556 (叔父) 顔ではなく 声やそぶり 体格で人を覚えるんだよ。 129 00:09:49,556 --> 00:09:52,559 お前なら象棋かな。 130 00:09:52,559 --> 00:09:57,063 <叔父貴だけは 自分を理解してくれた> 131 00:09:57,063 --> 00:10:01,067 <要領は悪いが 優秀な叔父貴のおかげで➡ 132 00:10:01,067 --> 00:10:06,606 次第に人の顔が 駒に見えるようになった> 133 00:10:06,606 --> 00:10:09,042 <叔父貴が「車」に見えた時に➡ 134 00:10:09,042 --> 00:10:14,547 やはり優秀な男なのだと 再確認できた> 135 00:10:14,547 --> 00:10:18,084 <成長してからは 武の才はないのに➡ 136 00:10:18,084 --> 00:10:21,554 家柄のおかげで いきなり長を任された> 137 00:10:21,554 --> 00:10:23,556 <自分が弱くとも➡ 138 00:10:23,556 --> 00:10:27,627 部下を無駄なく使えば お釣りが来る> 139 00:10:27,627 --> 00:10:30,063 <人が駒となる象棋は➡ 140 00:10:30,063 --> 00:10:33,566 何より面白いゲームに 違いなかった> 141 00:10:33,566 --> 00:10:37,537 <仕事でもゲームでも 無敗が続く中➡ 142 00:10:37,537 --> 00:10:43,576 付き合いで行った妓楼で 噂の妓女と対決することになる> 143 00:10:43,576 --> 00:10:46,579 <無数の白黒の中➡ 144 00:10:46,579 --> 00:10:51,150 そこだけが鮮やかに輝いていた> 145 00:10:51,150 --> 00:10:54,053 <女の名は鳳仙> 146 00:10:54,053 --> 00:10:59,058 <妓楼で負けなしの妓女と 軍部で負けなしの自分> 147 00:10:59,058 --> 00:11:03,563 <どちらが負けても 観客は面白いことであろう> 148 00:11:03,563 --> 00:11:09,068 《確かに強い… けれど しょせんは井の中の蛙》 149 00:11:10,570 --> 00:11:15,141 《負けた… それも圧倒的に》 150 00:11:15,141 --> 00:11:18,077 《こんなに負けたのは いつ以来だ?》 151 00:11:18,077 --> 00:11:20,547 (羅漢) ククっ ククク…! 152 00:11:20,547 --> 00:11:23,550 ハハハハ…! 153 00:11:23,550 --> 00:11:26,052 ハハっ ハハっ… あっ…。 154 00:11:26,052 --> 00:11:28,555 《あぁ…➡ 155 00:11:28,555 --> 00:11:34,627 人とは こういう顔をしているのか…》 156 00:11:34,627 --> 00:11:38,565 <まるで鳳仙花の実のような➡ 157 00:11:38,565 --> 00:11:43,536 触れたら はじけそうな 人を寄せつけない目> 158 00:11:49,576 --> 00:11:51,077 フフっ。 159 00:11:51,077 --> 00:11:53,546 (羅漢)《次は負くるまい》 160 00:11:53,546 --> 00:11:58,651 <それから ひたすら碁と象棋を 繰り返すだけの逢瀬が➡ 161 00:11:58,651 --> 00:12:01,554 何年か続いた> 162 00:12:01,554 --> 00:12:05,558 (象棋を打つ音) 163 00:12:05,558 --> 00:12:08,061 <妓楼で生まれた鳳仙は➡ 164 00:12:08,061 --> 00:12:11,564 誇りだけを固めたような 性格だった> 165 00:12:11,564 --> 00:12:16,569 (鳳仙) 母はおりません 私を産んだ女ならいますが➡ 166 00:12:16,569 --> 00:12:20,573 花街では 妓女は母になれませんので。 167 00:12:23,142 --> 00:12:25,078 <才能ある妓女は➡ 168 00:12:25,078 --> 00:12:30,083 ある程度 人気者になると 売り惜しみが行われる> 169 00:12:30,083 --> 00:12:33,553 <鳳仙も その1人だった> 170 00:12:33,553 --> 00:12:38,057 <キツ過ぎる対応が 万人向けではないものの➡ 171 00:12:38,057 --> 00:12:41,628 一部の好事家に 受けていたらしい> 172 00:12:41,628 --> 00:12:44,664 <次第に値も つり上がり➡ 173 00:12:44,664 --> 00:12:48,668 三月に一度会うのが やっとになった> 174 00:12:55,041 --> 00:12:59,078 (羅漢) 鳳仙花と… 何だ? それは。 175 00:12:59,078 --> 00:13:03,049 (鳳仙) 片喰 別名 ねこあしです。 176 00:13:03,049 --> 00:13:07,553 解毒や虫刺されに効く生薬だとか。 177 00:13:07,553 --> 00:13:09,555 鳳仙花と同じで➡ 178 00:13:09,555 --> 00:13:13,626 成熟した実に触れると 種がはじけ飛ぶんです。 179 00:13:13,626 --> 00:13:16,529 (羅漢) お~ それは面白い。 180 00:13:16,529 --> 00:13:18,064 フフっ。 181 00:13:18,064 --> 00:13:20,566 (鳳仙) 次は いつ来られますか? 182 00:13:20,566 --> 00:13:22,068 ん? 183 00:13:25,071 --> 00:13:28,074 また3か月後に…。 184 00:13:28,074 --> 00:13:30,043 分かりました。 185 00:13:31,544 --> 00:13:36,616 <鳳仙の身請け話を聞いたのは その頃だった> 186 00:13:36,616 --> 00:13:40,019 <鳳仙の値は 好事家たちの競り合いで➡ 187 00:13:40,019 --> 00:13:43,056 つり上がっていった> 188 00:13:43,056 --> 00:13:45,525 <武官として出世したものの➡ 189 00:13:45,525 --> 00:13:49,529 異母兄弟に跡継ぎの立場を 奪われた自分には➡ 190 00:13:49,529 --> 00:13:53,533 到底 太刀打ちできる額では なかった> 191 00:13:53,533 --> 00:13:57,070 (鳳仙) たまには賭けをしませんか? 192 00:13:57,070 --> 00:13:58,604 ん? 193 00:13:58,604 --> 00:14:02,041 (鳳仙) あなたが勝てたら 好きなものを与えましょう。 194 00:14:02,041 --> 00:14:07,046 私が勝てたら 好きなものを頂きましょう。 195 00:14:07,046 --> 00:14:10,550 お好きな盤を選んでください。 196 00:14:10,550 --> 00:14:14,554 <ふと悪いことが頭をよぎった> 197 00:14:16,055 --> 00:14:19,559 (鳳仙) 碁でよろしいですね? (羅漢) ああ。 198 00:14:19,559 --> 00:14:25,031 梅梅 試合に集中したいから。 (梅梅) はい。 199 00:14:39,045 --> 00:14:43,015 (碁を打つ音) 200 00:15:02,135 --> 00:15:08,040 <気付けば 手が重なっていた> 201 00:15:08,040 --> 00:15:12,512 <鳳仙からは 甘い言葉も何もなかった> 202 00:15:12,512 --> 00:15:15,047 <自分も そんな柄ではなく➡ 203 00:15:15,047 --> 00:15:19,051 ある意味 似た者同士の2人だった> 204 00:15:19,051 --> 00:15:22,054 碁がやりたい。 205 00:15:22,054 --> 00:15:27,093 <自分とて 象棋がしたいと思っていた> 206 00:15:27,093 --> 00:15:30,530 (鳳仙)♪~ ねんねこね 207 00:15:30,530 --> 00:15:34,534 ♪~ ねんねこよ 208 00:15:34,534 --> 00:15:42,542 ♪~ あのこは いずこと ないている 209 00:15:42,542 --> 00:15:50,116 ♪~ なんにもしらず ことりたち 210 00:15:50,116 --> 00:15:58,024 ♪~ おそらにとおく とんでった 211 00:15:58,024 --> 00:16:04,030 <その3か月後 優秀だった叔父貴が失脚した> 212 00:16:04,030 --> 00:16:07,567 (羅漢の父) 後宮の医官になったと思ったら 追放だと⁉ 213 00:16:07,567 --> 00:16:10,036 一族の面汚しだ! 214 00:16:10,036 --> 00:16:14,040 《優秀なのに 相変わらず要領が悪い》 215 00:16:14,040 --> 00:16:17,109 (羅漢の父) お前は ヤツと親交が深かっただろう? 216 00:16:17,109 --> 00:16:21,047 家を出て しばし遊学しろ! 遊学? 217 00:16:21,047 --> 00:16:24,050 (羅漢の父) 念のためだ。 しかし…。 218 00:16:24,050 --> 00:16:29,021 (羅漢の父) 何だ? いえ 何でもありません…。 219 00:16:29,021 --> 00:16:35,061 <親であり 上司である父に 逆らえるはずがなかった> 220 00:16:35,061 --> 00:16:38,564 <同じ頃 身請け話が破談になったと➡ 221 00:16:38,564 --> 00:16:41,133 鳳仙から文があり➡ 222 00:16:41,133 --> 00:16:47,540 私も半年ほどで戻れるだろうと 高をくくっていた> 223 00:16:47,540 --> 00:16:50,009 <その時は…> 224 00:16:55,047 --> 00:16:57,550 <まさか戻るのに➡ 225 00:16:57,550 --> 00:17:00,920 3年もかかるとは 思いもしなかった> 226 00:17:03,523 --> 00:17:07,059 鳳仙からの文が こんなに…。 227 00:17:07,059 --> 00:17:08,561 んっ…。 228 00:17:11,130 --> 00:17:13,132 ん? 229 00:17:20,039 --> 00:17:23,042 ん? 土くれ? 230 00:17:23,042 --> 00:17:27,546 いや 小枝か? しかも2つ? 231 00:17:27,546 --> 00:17:29,015 あっ…。 232 00:17:30,049 --> 00:17:33,052 違う これは…。 233 00:17:33,052 --> 00:17:35,087 ハァ ハァ…! 234 00:17:35,087 --> 00:17:40,092 《ゆびきり… そんな呪いが 流行っているのは知っていた》 235 00:17:40,092 --> 00:17:43,029 《身請け話が破談になった原因》 236 00:17:43,029 --> 00:17:47,033 《あの袋に入っていた もう一つの小さな指は…》 237 00:17:47,033 --> 00:17:50,036 《なぜ気付けなかったのか…》 238 00:17:50,036 --> 00:17:54,040 《碁と象棋しか頭になかった》 239 00:17:54,040 --> 00:17:59,579 《こんな簡単な答えにすら たどり着けなかった…!》 240 00:17:59,579 --> 00:18:01,614 (羅漢) ハァハァハァ…! 241 00:18:01,614 --> 00:18:04,116 フォ… 鳳仙は~⁉ 242 00:18:04,116 --> 00:18:05,551 (やり手婆) お前…! 243 00:18:05,551 --> 00:18:09,021 鳳仙なら もういない! 今更何しに来たっていうんだい⁉ 244 00:18:09,021 --> 00:18:11,057 3年も放っておいて! 245 00:18:11,057 --> 00:18:13,526 価値が落ちた妓女が どうなるかなんて➡ 246 00:18:13,526 --> 00:18:16,062 知ったこっちゃないんだろ⁉ うっ うっ…! 247 00:18:16,062 --> 00:18:18,064 ハァ ハァ… うぅ…。 248 00:18:18,064 --> 00:18:21,567 《少し考えれば分かったはずだ》 249 00:18:21,567 --> 00:18:23,602 《身請けの破談》 250 00:18:23,602 --> 00:18:27,673 《その原因は… 鳳仙の腹には…》 251 00:18:27,673 --> 00:18:29,542 《店の名を汚し➡ 252 00:18:29,542 --> 00:18:34,547 信用と価値が地に落ちた妓女が たどる末路》 253 00:18:34,547 --> 00:18:39,552 《夜鷹のごとく客を取り➡ 254 00:18:39,552 --> 00:18:41,554 いずれ…》 255 00:18:44,056 --> 00:18:49,128 ああ~~~‼ 256 00:18:49,128 --> 00:18:54,066 <どんなに嘆いたところで 時は戻らない> 257 00:18:54,066 --> 00:18:59,071 <何もかも 短絡的だった自分が 招いたことだ> 258 00:18:59,071 --> 00:19:01,974 (羅漢) あぁ あぁ…! 259 00:19:10,082 --> 00:19:15,121 あぁ… ここは… 緑青館か? 260 00:19:15,121 --> 00:19:17,056 あっ! うぅ…。 261 00:19:17,056 --> 00:19:19,058 (梅梅) ⚟お目覚めですか?⚞ 262 00:19:19,058 --> 00:19:22,561 あっ 梅梅。 263 00:19:22,561 --> 00:19:26,565 (梅梅) どこぞの貴人の使いの方が 連れてきたんですよ。 264 00:19:26,565 --> 00:19:31,570 それにしても ひどい顔色 赤いというか 青いというか。 265 00:19:31,570 --> 00:19:34,607 私とて こうなるつもりはなかったよ。 266 00:19:34,607 --> 00:19:38,044 まさか あんなに強い酒だとは 思わなくてねぇ。 267 00:19:38,044 --> 00:19:40,079 (梅梅) フッフフフ…。 268 00:19:40,079 --> 00:19:45,084 《梅梅は昔 鳳仙の下で禿をしていた》 269 00:19:45,084 --> 00:19:48,554 《梅梅とは よく遊んでやった》 270 00:19:48,554 --> 00:19:53,092 《筋がいいと褒めたら モジモジしていた》 271 00:19:53,092 --> 00:19:57,129 (羅漢) そういえば…。 (梅梅) どうかなさいましたか? 272 00:19:57,129 --> 00:20:00,099 あっ いや 何でもない。 273 00:20:02,568 --> 00:20:05,538 (梅梅) はい どうぞ。 ああ…。 274 00:20:07,039 --> 00:20:08,541 ブ~~! 275 00:20:08,541 --> 00:20:12,044 うっ 苦っ! 何だ これは⁉ (梅梅) ウフフ…。 276 00:20:12,044 --> 00:20:15,648 猫猫が作ったそうですよ。 (羅漢) うっ…。 277 00:20:15,648 --> 00:20:18,117 ⦅混ぜ混ぜ 混ぜ混ぜ…⦆ (羅漢) そうか…。 278 00:20:18,117 --> 00:20:20,152 猫猫が~。 (梅梅) うわぁ…。 279 00:20:20,152 --> 00:20:24,123 それと こちらの箱も猫猫が。 280 00:20:32,064 --> 00:20:35,067 枯れた薔薇? 281 00:20:35,067 --> 00:20:40,039 (梅梅) たとえ枯れたとしても 形を保つことができるんですね。 282 00:20:45,578 --> 00:20:50,649 (禿) ⚟梅梅小姐⚞ (梅梅) あ… 失礼します。 283 00:20:50,649 --> 00:21:08,033 ♬~ 284 00:21:10,035 --> 00:21:30,055 ♬~ 285 00:21:30,055 --> 00:21:50,609 ♬~ 286 00:21:50,609 --> 00:21:54,547 ♬~ 287 00:21:54,547 --> 00:22:14,633 ♬~ 288 00:22:14,633 --> 00:22:36,055 ♬~ 289 00:22:36,055 --> 00:22:39,024 ♬~