1 00:00:05,172 --> 00:00:09,093 (茜)⟨ハァ もっと欲しいな⟩ 2 00:00:09,176 --> 00:00:12,096 (茜)⟨キラキラ キラキラ…⟩ 3 00:00:12,179 --> 00:00:16,100 (茜)⟨いろんな人の思い 気持ち 欲望→ 4 00:00:16,183 --> 00:00:20,104 いっぱい いーっぱい その色を集めて→ 5 00:00:20,187 --> 00:00:24,108 境界線をなくしたい…⟩ 6 00:00:24,191 --> 00:00:27,111 (茜)《一泊なら…》 7 00:00:27,194 --> 00:00:30,114 (茜)⟨これが 私の出したデートの条件⟩ 8 00:00:30,197 --> 00:00:35,119 (茜)⟨あっ もちろん こっち。 >> 未成年とは さすがにね⟩ 9 00:00:35,202 --> 00:00:37,121 (茜)⟨あっちは 来週 健全デート⟩ 10 00:00:37,204 --> 00:00:40,207 (茜)⟨順番に 特に意味はない⟩ 11 00:00:47,214 --> 00:00:51,135 (茜) あっ。 12 00:00:51,218 --> 00:00:53,137 (茜)⟨いつも こんな感じなの⟩ 13 00:00:53,220 --> 00:00:56,140 (茜)⟨何事も 一線を越えること→ 14 00:00:56,223 --> 00:00:59,143 それ自体に 向き 不向きがあるのなら→ 15 00:00:59,226 --> 00:01:02,062 私は きっと向いてない…⟩ 16 00:01:02,146 --> 00:01:05,065 (元カレ)《自分が何したか 分かってんのかよ!》→ 17 00:01:05,149 --> 00:01:08,068 《先輩の家 泊まっただろ!》 18 00:01:08,152 --> 00:01:12,072 (茜)《だって 断る理由がないから…》 19 00:01:12,156 --> 00:01:15,075 (元カレ)《お前 おかしいわ!》 20 00:01:15,159 --> 00:01:19,079 (茜)⟨泊まったことに 怒ってるのかな?⟩ 21 00:01:19,163 --> 00:01:24,168 (茜)⟨ねえ 何で そんな 悲しそうな顔するの?⟩ 22 00:01:27,171 --> 00:01:31,091 (茜)⟨いわゆる 一線を越えたってやつなのかな⟩ 23 00:01:31,175 --> 00:01:35,095 (茜)⟨それが 私には分からないの⟩ 24 00:01:35,179 --> 00:01:38,098 (茜)⟨特別な相手の ラインを越える高揚も→ 25 00:01:38,182 --> 00:01:41,101 自分のラインを 侵食される快感も→ 26 00:01:41,185 --> 00:01:45,105 喜びも 怒りも 悲しみすらも→ 27 00:01:45,189 --> 00:01:47,107 私には きっと縁がない⟩ 28 00:01:47,191 --> 00:01:50,110 (茜)⟨だって…⟩ 29 00:01:50,194 --> 00:01:53,197 (茜) ⟨当事者意識が薄いんだもの⟩ 30 00:01:57,201 --> 00:02:03,082 (鳴海)《向いてないのに なぜ 続けるんですか?》 31 00:02:03,123 --> 00:02:05,125 (茜)《何で?》 32 00:02:12,132 --> 00:02:16,095 ふえっ。 (鳴海) もうすぐ着きますよ。 33 00:02:16,136 --> 00:02:19,098 (茜) あっ。 (鳴海) よく寝てましたね。 34 00:02:19,139 --> 00:02:25,104 お疲れですか? (茜) えっ… あっ いえ。 35 00:02:25,145 --> 00:02:28,148 《昨晩も 若者に付き合ってたからね》 36 00:02:30,150 --> 00:02:34,113 (茜) 何か 熱海に一泊なんて…。 (鳴海) ん? 37 00:02:34,154 --> 00:02:37,116 不倫旅行みたいですね。 (鳴海) え~っ!?→ 38 00:02:37,157 --> 00:02:41,120 け… 結婚してません! >> だから あの 婚前旅行です!→ 39 00:02:41,161 --> 00:02:45,124 いや それも どうかな…。 >> えっと 何て… えっと…。 40 00:02:45,165 --> 00:02:47,167 (茜) 冗句ですよ。 41 00:02:50,170 --> 00:03:00,180 ♪~ 42 00:04:21,261 --> 00:04:24,306 (三戸) ところで 安楽岡さんは 最近どうなの? 43 00:04:24,390 --> 00:04:26,308 (花火) えっ? いきなり…。 44 00:04:26,392 --> 00:04:29,311 (三戸) 粟屋君と。 最近 別々にいるみたいだしさ。 45 00:04:29,395 --> 00:04:33,315 (あゆみ) ふん ふん。 (花火)《また相談だっていうから→ 46 00:04:33,399 --> 00:04:36,318 来たのに 何で 私の話に…》 47 00:04:36,402 --> 00:04:39,321 >> 安楽岡さんの話は 参考になるから。 48 00:04:39,405 --> 00:04:42,282 (花火) えっ。 美男美女のカップルだったからね。 49 00:04:42,324 --> 00:04:46,286 みんなの注目だったんだよ。 (花火) そ… そうなの? 50 00:04:46,328 --> 00:04:49,289 >> だからさ どうなったのか 気になるわけ。 51 00:04:49,331 --> 00:04:53,335 そう そう。 ねっ お願い。 52 00:04:55,337 --> 00:04:58,298 (花火) 夏休みから会ってないかな…。 53 00:04:58,340 --> 00:05:00,300 (三戸・あゆみ) えっ!? (花火) ひっ! 54 00:05:00,342 --> 00:05:03,303 >> 何で!? (あゆみ) もう10月も終わりだよ!? 55 00:05:03,345 --> 00:05:06,306 (花火) あっ その… 今は…。 56 00:05:06,348 --> 00:05:11,311 会わない方がいいかなって。 (三戸・あゆみ) はぁ~。 57 00:05:11,353 --> 00:05:15,357 (三戸) さすが 安楽岡さん。 大人だね~。 58 00:05:18,360 --> 00:05:22,364 (店員) お待たせしました。 (茜) ありがとう。 59 00:05:24,366 --> 00:05:29,329 フフ。 (鳴海) 皆川先生って→ 60 00:05:29,371 --> 00:05:34,334 意外と親しみやすいですよね。 (茜) はぁ? そうですか? 61 00:05:34,376 --> 00:05:36,336 《もう ぶりっ子しても しゃあないから→ 62 00:05:36,378 --> 00:05:39,339 してないだけなんだけど》 63 00:05:39,381 --> 00:05:41,258 学校でも そうしたらいいのに。 64 00:05:41,341 --> 00:05:43,260 絶対 嫌です。 65 00:05:43,343 --> 00:05:46,346 (鳴海) あっ 溶けちゃいますよ? (茜) ん…。 66 00:05:49,349 --> 00:05:51,351 ん? 67 00:05:54,354 --> 00:05:57,357 えっ? えっと…。 68 00:06:04,364 --> 00:06:08,285 (鳴海)《なぜ 続けるんですか?》 69 00:06:08,368 --> 00:06:11,288 《分かんないわよ そんなの》 70 00:06:11,371 --> 00:06:14,374 《ライフワークだから じゃないの?》 71 00:06:17,377 --> 00:06:21,298 (鳴海) うわ~。 >> 景色も最高ですよ。 72 00:06:21,381 --> 00:06:26,303 《いや そんなん どうでもいいから》 73 00:06:26,386 --> 00:06:29,306 (鳴海) 風がありますね 今日。 74 00:06:29,389 --> 00:06:33,310 《手っ取り早く はっきりさせたい》→ 75 00:06:33,393 --> 00:06:36,313 《この関係が何なのか》 76 00:06:36,396 --> 00:06:40,400 (茜) あ~ 疲れちゃったなぁ。 (鳴海) ん? 77 00:06:43,320 --> 00:06:47,282 (鳴海) 大丈夫ですか? 今 お水とか…。 78 00:06:47,324 --> 00:06:52,329 もう! (鳴海) えっ? あっ…。 79 00:06:55,332 --> 00:06:59,294 す… すみません! >> 今 どき…。 80 00:06:59,336 --> 00:07:03,340 先に 休みません? 81 00:07:05,342 --> 00:07:08,303 み…。 (茜) 「み」? 82 00:07:08,345 --> 00:07:11,306 水をくんできます! 83 00:07:11,348 --> 00:07:13,308 (茜) はっ!? 84 00:07:13,350 --> 00:07:18,313 何で… うんと…。 85 00:07:18,355 --> 00:07:20,315 《逆に考えよう》 86 00:07:20,357 --> 00:07:25,320 《むしろ 何で あのとき ああなった?》 87 00:07:25,362 --> 00:07:28,323 《あっ…》 88 00:07:28,365 --> 00:07:33,328 (茜) 《いいじゃないですか~。 一口らけ~》 89 00:07:33,370 --> 00:07:35,330 《いや 本当に お酒は…》 90 00:07:35,372 --> 00:07:39,334 (茜) 《うら~! ほら ぐいっといけ ぐいっと!》 91 00:07:39,376 --> 00:07:41,378 《ん…》 92 00:07:46,383 --> 00:07:50,345 《ぷは~!》 >> 《おっ いいぞ~!》 93 00:07:50,387 --> 00:07:52,389 《さ… 酒!》 94 00:07:54,391 --> 00:07:57,394 (鳴海) ふぅ~ 気持ちいい。 95 00:07:59,396 --> 00:08:05,360 《一回だけ… >> お母さんと来たな 温泉》 96 00:08:05,402 --> 00:08:13,368 《星 すごいんだろな。 >> 裸眼だと ほとんど見えないや》 97 00:08:13,410 --> 00:08:20,417 《それにしても 夢みたいだ。 >> 皆川先生と旅行…》 98 00:08:22,419 --> 00:08:24,379 (鳴海) よし! 99 00:08:24,421 --> 00:08:27,382 (鳴海)《部屋で一緒に 星を見よう!》 100 00:08:27,424 --> 00:08:29,384 ん? (眼鏡の割れる音) 101 00:08:29,426 --> 00:08:31,386 (鳴海) えっ…。 102 00:08:31,428 --> 00:08:35,390 (鳴海)《ヤ… ヤバい。 >> ヤバい マジで…》 103 00:08:35,432 --> 00:08:39,436 (鳴海)《どうして 俺って 肝心なとこで こうなんだ!》 104 00:08:44,399 --> 00:08:48,403 《一緒に 星 見たかったのに…》 105 00:08:51,406 --> 00:08:54,409 あっ 遅かったですね。 106 00:08:56,411 --> 00:09:00,332 (茜) あれ? 眼鏡どうしました? 107 00:09:00,415 --> 00:09:04,336 (鳴海)《本気… だから…》→ 108 00:09:04,419 --> 00:09:08,340 《どうか 笑わず聞いてほしい》→ 109 00:09:08,423 --> 00:09:14,346 《花も 星も この世の美しいもの全て→ 110 00:09:14,429 --> 00:09:18,350 あなたを例えるためにある》 111 00:09:18,433 --> 00:09:21,353 (鳴海) 部屋… 暗過ぎないですか? 112 00:09:21,436 --> 00:09:26,358 (茜) いいんです。 月が見たいんですから。 113 00:09:26,441 --> 00:09:29,361 (鳴海) 暗いと さらに何も見えないんです。 114 00:09:29,444 --> 00:09:33,365 ん…。 115 00:09:33,448 --> 00:09:37,369 (茜) あの。 (鳴海) ん? あっ はい 何でしょう? 116 00:09:37,452 --> 00:09:41,290 「やめなくていい」って どういう意味ですか? 117 00:09:41,373 --> 00:09:45,294 えっ? 何のことですか? (茜) あっ。 118 00:09:45,377 --> 00:09:49,298 《くっ… 何で覚えてないのよ》 119 00:09:49,381 --> 00:09:54,303 私が! 男好きなのを! (鳴海) ああ。 120 00:09:54,386 --> 00:09:58,307 好きでやってるんでしょう? >> やめなくていいですよ。 121 00:09:58,390 --> 00:10:02,311 えっ いや そんな趣味みたいに 言われても…。 122 00:10:02,394 --> 00:10:06,315 (鳴海) えっ 違うんですか? 123 00:10:06,398 --> 00:10:12,321 (茜) 私は好きでやってるけど そっちは どうなのって…。 124 00:10:12,404 --> 00:10:17,326 話… でしょ…。 (鳴海) う~ん。 125 00:10:17,409 --> 00:10:20,329 《ちょっ… 嘘でしょ? >> 考えちゃう?》 126 00:10:20,412 --> 00:10:23,332 《そこ 考えちゃう?》→ 127 00:10:23,415 --> 00:10:26,335 《ていうか 何これ?》 128 00:10:26,418 --> 00:10:30,339 (心臓の鼓動) (茜)《何 緊張してんの?》 129 00:10:30,422 --> 00:10:34,343 俺は…。 (茜) 私は 嫌です!→ 130 00:10:34,426 --> 00:10:38,347 嫌がってくれないと! (鳴海) あっ…。 131 00:10:38,430 --> 00:10:42,309 (茜)《何 言ってんの 私!?》 132 00:10:42,351 --> 00:10:45,312 嫌がらないと 嫌われちゃいますか? 133 00:10:45,354 --> 00:10:47,314 はい。 134 00:10:47,356 --> 00:10:51,318 (茜)《うう… 情けな。 何これ…》 135 00:10:51,360 --> 00:10:54,321 《狂うのよ ペースが》 136 00:10:54,363 --> 00:10:57,324 (鳴海) そうか~。 でも 俺は…。 137 00:10:57,366 --> 00:11:02,329 好きです。 (茜) あっ。 138 00:11:02,371 --> 00:11:05,332 好きなままです。 139 00:11:05,374 --> 00:11:12,339 (茜)《仮に 自分を嫌う相手を 好きで居続けられるだろうか?》 140 00:11:12,381 --> 00:11:16,343 (茜)《答えは たいがいの人が 「No」だろう》→ 141 00:11:16,385 --> 00:11:21,348 《相手のことが好きったって その好きの中には→ 142 00:11:21,390 --> 00:11:28,355 自分を好いてくれてるってのも 多分に含まれてるのだ 普通》 143 00:11:28,397 --> 00:11:31,358 (茜)《無条件で 他人を好きになるなんて→ 144 00:11:31,400 --> 00:11:33,360 あり得ない》→ 145 00:11:33,402 --> 00:11:37,364 《分かんない。 何で?》→ 146 00:11:37,406 --> 00:11:40,367 《それじゃ まるで…》 147 00:11:40,409 --> 00:11:46,373 (茜) どうして そんなに 私なんかのこと…。 148 00:11:48,375 --> 00:11:50,377 好きなの? 149 00:11:56,383 --> 00:11:58,385 はっ…。 150 00:12:03,390 --> 00:12:07,310 (鳴海) 好きの理由を説明するのは 難しいですけど…。 151 00:12:07,394 --> 00:12:10,313 (茜) 国語教師のくせに。 152 00:12:10,397 --> 00:12:16,403 (鳴海) 俺は 好きな人には ただ 元気で生きててほしいんです。 153 00:12:16,403 --> 00:12:33,420 ♪~ 154 00:12:33,420 --> 00:12:37,424 (茜) 本音っぽいけど。 (鳴海) 本音です。 155 00:12:39,426 --> 00:12:43,305 (茜) それじゃ駄目よ。 足りないわ。→ 156 00:12:43,346 --> 00:12:46,308 足らなくないの?→ 157 00:12:46,349 --> 00:12:48,351 足らなくなってよ…。 158 00:12:53,356 --> 00:12:57,319 (鳴海) 求めると… きりがなくなります。→ 159 00:12:57,360 --> 00:13:00,322 欲望は止まらなくなります。→ 160 00:13:00,363 --> 00:13:04,326 それが 大切な相手を→ 161 00:13:04,367 --> 00:13:07,370 いつか 傷つけるんじゃないかって…。 162 00:13:10,373 --> 00:13:13,335 (茜) それは違うわ きっと…。 163 00:13:13,376 --> 00:13:19,341 欲しがって 欲しがって 目いっぱい 傷ついても→ 164 00:13:19,382 --> 00:13:24,346 それが きっと 特別な傷なら 強くなれるから…。 165 00:13:24,387 --> 00:13:27,390 あっ。 166 00:13:27,390 --> 00:13:45,367 ♪~ 167 00:13:45,367 --> 00:13:51,373 (茜)《うわ。 こんなに 気持ちいいんだ…》 168 00:13:53,375 --> 00:13:57,295 (茜)《あるじゃない 私にも》→ 169 00:13:57,379 --> 00:14:00,382 《当事者意識》 170 00:14:08,390 --> 00:14:13,311 (鳴海) あっ… たま 痛…。 (茜) 私も…。 171 00:14:13,395 --> 00:14:18,316 そんなに飲んだっけかな? (茜) ん…。→ 172 00:14:18,400 --> 00:14:21,319 記憶ないとかいうオチ ないですか? 173 00:14:21,403 --> 00:14:24,322 えっ。 (茜) あっ。 174 00:14:24,406 --> 00:14:27,409 あるわけないじゃないですか。 175 00:14:36,418 --> 00:14:39,337 (鳴海) み… みな… 茜さん! 176 00:14:39,421 --> 00:14:42,257 あっ はい? 名前? 177 00:14:42,340 --> 00:14:46,344 (鳴海) いいですか? (茜) いいですけど…。 178 00:14:48,346 --> 00:14:51,266 (鳴海) け… 結婚してください! 179 00:14:51,349 --> 00:14:53,351 えっ。 180 00:14:55,353 --> 00:14:58,273 (茜)《人は そんな簡単に 変わらないし→ 181 00:14:58,356 --> 00:15:04,362 私は 今も打算まみれで この感情も幻かもしれない》 182 00:15:10,368 --> 00:15:13,371 (茜)《じゃあ どうする?》 183 00:15:15,373 --> 00:15:19,294 (茜) いいけど。 184 00:15:19,377 --> 00:15:23,298 あっ…。 (茜) めちゃくちゃ浮気しますよ。 185 00:15:23,381 --> 00:15:28,303 (鳴海) い… いいんですか!? >> やった~!! 186 00:15:28,386 --> 00:15:31,306 浮気は いいのか…? 187 00:15:31,389 --> 00:15:34,392 (茜)《本当に 幻かどうか…》 188 00:15:36,394 --> 00:15:39,397 (茜)《確かめなきゃね》 189 00:15:44,486 --> 00:15:49,407 (麦)⟨人は変われるか? そんなの無理だと 人は言う⟩ 190 00:15:49,491 --> 00:15:52,494 ⟨その本心は きっと…⟩ 191 00:15:54,287 --> 00:15:56,206 (茜) 待った? (麦) いえ。 192 00:15:56,289 --> 00:15:59,417 >> わあ すごーい。 >> 初デートっぽい…。 193 00:15:59,501 --> 00:16:03,421 (麦) ⟨「俺で 私で 僕で 変わらないなら→ 194 00:16:03,505 --> 00:16:06,424 誰の手によって変わるあなたも 見たくない」→ 195 00:16:06,508 --> 00:16:08,426 ってことだと 俺は思う⟩ 196 00:16:08,510 --> 00:16:12,430 そんな…。 >> 嘘 嘘! 行こ! 197 00:16:12,514 --> 00:16:15,433 (麦) あっ はい。 198 00:16:15,517 --> 00:16:19,521 ⟨初デートは きっと 最後のデートになる⟩ 199 00:16:21,523 --> 00:16:26,403 >> わあ~! (麦) 高いとこ好きですか? 200 00:16:26,444 --> 00:16:28,405 (茜) うん! わくわくするよ! 201 00:16:28,446 --> 00:16:32,409 こんなふうに 空から地上を見ることなんて→ 202 00:16:32,450 --> 00:16:36,413 大昔の人たちは できなかったでしょ? 203 00:16:36,454 --> 00:16:41,418 (麦)⟨たった一度だけ 茜さんの 本当の声が聞けたような→ 204 00:16:41,459 --> 00:16:43,420 そんなことがあった⟩ 205 00:16:43,461 --> 00:16:48,425 (茜)《私 人に何か教えるの 好きみたい》 206 00:16:48,466 --> 00:16:50,427 (麦)《何でですか? めんどくさいとか→ 207 00:16:50,468 --> 00:16:54,431 思わないんですか?》 >> 《え~ 思わないよ》 208 00:16:54,472 --> 00:16:58,435 《思ってたら こんなバイト やってないし》 209 00:16:58,476 --> 00:17:03,440 《私ね 最期は 誰の記憶にも残らず 死にたいの》 210 00:17:03,481 --> 00:17:10,447 (麦)《えっ。 それ 逆じゃないっすか? やってること》 211 00:17:10,488 --> 00:17:14,451 《教職って 人に影響する仕事 じゃないですか》 212 00:17:14,492 --> 00:17:16,453 《先生になれば→ 213 00:17:16,494 --> 00:17:20,457 みんなの記憶の中では ずっと 先生だもん》 214 00:17:20,498 --> 00:17:24,461 (麦)⟨瞬間 分かった気がした⟩ 215 00:17:24,502 --> 00:17:28,381 ⟨この人は 何かに 自分を 当てはめてないと不安なんだ⟩ 216 00:17:28,465 --> 00:17:32,385 ⟨先生。 女。 年上⟩ 217 00:17:32,469 --> 00:17:36,389 ⟨役割を課したがるのは 退屈な その場所で→ 218 00:17:36,473 --> 00:17:42,395 本当は 誰よりも切実に 自由を 願ってるんじゃないのか?⟩ 219 00:17:42,479 --> 00:17:44,397 ⟨それなら…⟩ 220 00:17:44,481 --> 00:17:49,486 ⟨それなら 俺が いつか あなたを…⟩ 221 00:17:55,492 --> 00:17:57,410 ありがとう。 222 00:17:57,494 --> 00:18:00,413 (麦) さっきの 高い所…。 >> ん? 223 00:18:00,497 --> 00:18:03,416 (麦) 俺も 同じ理由で好きなんです。 224 00:18:03,500 --> 00:18:06,419 せっかく 今 新しいことが できるんだったら→ 225 00:18:06,503 --> 00:18:09,422 それは試してみたい っていうか…。 226 00:18:09,506 --> 00:18:12,425 できることが増えてくのって→ 227 00:18:12,509 --> 00:18:16,429 その分 自由になる感じがして 好きなんです。 228 00:18:16,513 --> 00:18:18,431 うん。 分かるな。 229 00:18:18,515 --> 00:18:21,434 (麦) ハッ…。 230 00:18:21,518 --> 00:18:24,437 だから…。 231 00:18:24,521 --> 00:18:27,357 だから 俺が あなたを…。 232 00:18:27,440 --> 00:18:32,362 >> 私ね 結婚するの。 (麦) えっ? 233 00:18:32,445 --> 00:18:36,366 (茜) 新しいこと できなかったこと→ 234 00:18:36,449 --> 00:18:40,370 試してみようと思うの。 235 00:18:40,453 --> 00:18:43,373 (麦)《人は変われる》 236 00:18:43,456 --> 00:18:47,377 《いつだって それは 俺じゃない 誰かによって》 237 00:18:47,460 --> 00:18:53,383 《運命の たった一人の 掛け替えのない一人によって》 238 00:18:53,466 --> 00:18:57,387 《茜さんは もう 先生じゃなかった》 239 00:18:57,470 --> 00:19:00,390 《男で 承認欲求を満たしたいだけの→ 240 00:19:00,473 --> 00:19:03,393 さみしい女の人でもなかった》 241 00:19:03,476 --> 00:19:06,396 《やっと 名前と姿形を与えられて→ 242 00:19:06,479 --> 00:19:10,400 新しく歩きだそうとする その姿は→ 243 00:19:10,483 --> 00:19:13,403 とても美しかったから》 244 00:19:13,486 --> 00:19:18,408 《「何だよ それ」とか 言うべきことは たくさんある》 245 00:19:18,491 --> 00:19:22,412 《でもさ 俺は…》 246 00:19:22,495 --> 00:19:24,497 おめでとうございます。 247 00:19:28,418 --> 00:19:30,420 (麦)《俺は…》 248 00:19:32,422 --> 00:19:37,385 >> じゃあ ありがとう。 >> ここまででいいよ。 249 00:19:37,427 --> 00:19:42,390 私 麦ちゃんの顔は ホント好きだったよ。 250 00:19:42,432 --> 00:19:45,393 (麦) ハハ。 (茜) エヘヘ。 251 00:19:45,435 --> 00:19:47,395 ひどいやつって思う? 252 00:19:47,437 --> 00:19:51,399 (麦) 思うけど 責めないですよ。 253 00:19:51,441 --> 00:19:54,402 優しいね。→ 254 00:19:54,444 --> 00:19:57,405 じゃ…。 255 00:19:57,447 --> 00:20:00,408 (麦)《ちっとも優しくなんかない》 256 00:20:00,450 --> 00:20:03,411 《責める資格なんて あるわけない》 257 00:20:03,453 --> 00:20:06,414 《俺は 結局…》 258 00:20:06,456 --> 00:20:10,418 《弱くて ずるくて 女でなきゃ いられなかったころの あなたが→ 259 00:20:10,460 --> 00:20:13,463 好きだったんです》 260 00:20:19,469 --> 00:20:22,430 (麦) 茜さん! 261 00:20:22,472 --> 00:20:25,433 俺は ずっと覚えています! 262 00:20:25,475 --> 00:20:31,356 どんなに 茜さんが 忘れてほしくても 絶対! 263 00:20:31,439 --> 00:20:35,360 俺は ずっと あなたを変えたいと 思ってた! 264 00:20:35,443 --> 00:20:38,363 でも そんなの間違いだったんだ! 265 00:20:38,446 --> 00:20:43,368 変わってしまう前の あなたが 俺は好きだったから…。 266 00:20:43,451 --> 00:20:46,371 だから…。 267 00:20:46,454 --> 00:20:49,374 だから 俺は…。 268 00:20:49,457 --> 00:20:51,459 忘れません! 269 00:20:54,462 --> 00:20:56,464 (茜) ありがとう。 270 00:21:02,470 --> 00:21:05,473 (麦) うっ…。 271 00:21:14,482 --> 00:21:19,404 (麦) うっ… うう…。 272 00:21:19,487 --> 00:21:23,491 《さようなら。 先生》 273 00:21:25,493 --> 00:21:35,420 ♪~