1 00:00:02,167 --> 00:00:04,200 <二学期 初日は 2 00:00:04,234 --> 00:00:08,701 朝から学校に どんよりした気配が たちこめていました> 3 00:00:08,734 --> 00:00:13,567 え? という訳で 転入生を紹介するぞ? 4 00:00:15,234 --> 00:00:21,067 -おっ 美人 -かわいい 5 00:00:26,133 --> 00:00:33,634 四魔れんげ 前の学校で 色々あって 転校してきました 6 00:00:38,067 --> 00:00:40,100 うっふふ?ん 7 00:00:40,133 --> 00:00:42,801 -え… -! 8 00:00:44,467 --> 00:00:46,667 ちょっと なあ お前… 9 00:00:46,701 --> 00:00:50,934 -サッカー部のエース 坂さんよ -何してるんだろう? 10 00:00:50,968 --> 00:00:55,234 ああっ またストーカー 11 00:00:57,100 --> 00:01:02,334 うう シュウト… 呪われてるとしか思えない 12 00:01:02,367 --> 00:01:05,234 あんなに優しかった彼が 急に… 13 00:01:05,267 --> 00:01:07,934 どうかしたのか? 14 00:01:07,968 --> 00:01:10,734 私 彼と ずっと つきあってたの 15 00:01:10,767 --> 00:01:15,434 なのに 今朝 突然 好きな人が できたから 別れてくれって… 16 00:01:22,033 --> 00:01:25,901 ううっ ドロボー猫… 17 00:01:42,834 --> 00:01:50,334 今すぐ伝えたい事があるなら 早く呼んでよ 18 00:01:50,367 --> 00:01:56,767 関係なんて いらないなら ただ割り切ってよ 19 00:01:56,801 --> 00:02:05,167 引き出しの中に 入りきらない 20 00:02:05,200 --> 00:02:13,100 整理しても キリがないから 気づく 21 00:02:13,133 --> 00:02:19,534 めくるめく日々めくれば 風が吹いて飛べる 22 00:02:19,567 --> 00:02:28,033 でも また会う日まで ずっと暇で いつも悲しくなる 23 00:02:28,067 --> 00:02:35,901 私に触れる君の顔が ちょっと赤くなる 24 00:02:35,934 --> 00:02:42,334 いつか超えて 会いに行くから 待ってて 25 00:03:01,834 --> 00:03:06,501 ふう また同じ事の繰り返し… 26 00:03:06,534 --> 00:03:10,100 -四魔さん -はっ 27 00:03:10,133 --> 00:03:12,100 ダメっ 近づいちゃ… 28 00:03:12,133 --> 00:03:15,200 私と出会った カップルは 必ず不幸になるっ! 29 00:03:15,334 --> 00:03:17,267 え… 30 00:03:17,300 --> 00:03:23,133 カップルだと おれと真宮さんが お似合いだと言うのか 31 00:03:23,167 --> 00:03:25,601 四魔 いいやつ… 32 00:03:25,634 --> 00:03:29,801 -友だちだよ -つきあってないのね? 33 00:03:29,834 --> 00:03:32,767 -とにかく四魔さん 動くな! -え… 34 00:03:32,801 --> 00:03:37,200 四魔さん 第一印象で 決めていましたっ 35 00:03:37,234 --> 00:03:40,234 困ります 本当に あっち行け 36 00:03:40,267 --> 00:03:44,400 どりゃあ! 37 00:03:46,067 --> 00:03:50,234 この浮気者がぁぁ?っ 38 00:03:50,267 --> 00:03:54,033 前の学校でも こうだった 39 00:03:54,067 --> 00:03:58,601 私のせいで 何組のカップルが 破局した事か 40 00:03:58,634 --> 00:04:03,300 憎い! 自分の美しさが 憎い 41 00:04:03,334 --> 00:04:05,567 この子 気づいてないんだわ 42 00:04:05,601 --> 00:04:08,567 そーゆー感じの霊に 憑かれてる事… 43 00:04:08,601 --> 00:04:11,434 六道くーん 44 00:04:11,467 --> 00:04:15,701 あ 桜さま! りんね様は まだ出かけてて 45 00:04:15,734 --> 00:04:22,067 そお 六道くんなら すぐ 浄霊してくれると思ったんだけど 46 00:04:26,501 --> 00:04:28,667 ねえ シュウトったら… 47 00:04:28,734 --> 00:04:32,267 しつこいぞ エリカ! 僕たちは もう終わりだ! 48 00:04:32,300 --> 00:04:34,267 坂先輩 49 00:04:34,300 --> 00:04:37,100 -あっ ドロボー猫 -四魔さんっ 50 00:04:37,133 --> 00:04:40,701 これ お返しします こんなプレゼント いただいても 51 00:04:40,734 --> 00:04:45,067 -今朝 会ったばっかりなのに -急いで用意した 52 00:04:45,100 --> 00:04:49,701 きみと つきあえないなら 死んだ方が マシだ! 53 00:04:49,734 --> 00:04:53,767 だったら… 本気を見せて 54 00:04:53,801 --> 00:04:56,200 私を つかまえて ごらんなさい 55 00:04:56,234 --> 00:05:00,434 はははは よおし つかまえるぞお! 56 00:05:00,467 --> 00:05:02,767 だめーっ シュートーっ! 57 00:05:02,801 --> 00:05:06,834 あはははは 58 00:05:10,601 --> 00:05:12,567 ちっ 59 00:05:12,601 --> 00:05:16,000 ふー… 危ない所だった… 60 00:05:16,033 --> 00:05:21,033 <黄泉の羽織を着た 六道りんねは フツーの人には見えないのだ> 61 00:05:21,067 --> 00:05:24,567 あんな女の あとを追って… バカがあっ! 62 00:05:24,601 --> 00:05:28,334 はっ! …女って 誰? 63 00:05:28,367 --> 00:05:31,234 ええ 覚えてないの 64 00:05:31,267 --> 00:05:36,100 あいつ… 霊道に男を 誘い入れようとしていた… 65 00:05:36,133 --> 00:05:39,868 という事は… 66 00:05:39,901 --> 00:05:44,501 -じゃーね 桜ちゃん -うん また明日ー 67 00:05:44,534 --> 00:05:50,868 だけど ヘンだなー 四魔さんについてた あの霊… 68 00:05:50,901 --> 00:05:53,534 ハッキリ見えるのに なんだか… 69 00:05:53,567 --> 00:05:57,200 -真宮さん… -四魔さん 70 00:05:57,234 --> 00:05:59,501 聞いてほしい事が あるの… 71 00:06:01,601 --> 00:06:06,501 話って なーに? 四魔さん 72 00:06:06,534 --> 00:06:11,167 普通の おうちなのね… もっと… 心霊っぽい家の子だと思ってた 73 00:06:11,200 --> 00:06:15,734 -なんで? -だって 真宮さんも…見えてるんでしょう? 74 00:06:15,767 --> 00:06:19,601 私の後ろの これ… 75 00:06:19,634 --> 00:06:24,434 あ…れ? 見える… 76 00:06:24,467 --> 00:06:29,067 おかしいなー この先10年 有効のはずなのに… 77 00:06:29,100 --> 00:06:32,434 <これは 死神道具の 除霊砂時計 78 00:06:32,467 --> 00:06:34,801 真宮 桜の家は 守られており 79 00:06:34,834 --> 00:06:38,033 霊は絶対 中に入って来られないのだ 80 00:06:38,067 --> 00:06:42,267 お値段 なんと税込み 二万一千六百円!> 81 00:06:42,300 --> 00:06:47,801 -四魔さん それ… 霊じゃないかも -なぜ それを… 82 00:06:47,834 --> 00:06:49,801 おまえ 何者だ 83 00:06:49,834 --> 00:06:53,267 いやいや それは こっちのセリフだよ 84 00:06:57,133 --> 00:07:01,334 四魔れんげ 彼女は一見 フェロモン霊にとりつかれた 85 00:07:01,367 --> 00:07:03,334 被害者風だが… 86 00:07:03,367 --> 00:07:07,434 ん! これは… 87 00:07:07,467 --> 00:07:09,534 十文字の聖灰玉 88 00:07:09,567 --> 00:07:12,534 なにかを 除霊しようとしていたのか 89 00:07:23,300 --> 00:07:25,267 手紙 90 00:07:25,300 --> 00:07:29,634 十文字くん 私に とりついた霊を祓ってください 91 00:07:29,667 --> 00:07:31,934 四魔れんげ 92 00:07:31,968 --> 00:07:35,501 おい なにがあった十文字! 起きろーっ! 93 00:07:35,534 --> 00:07:38,801 オハヨー ゲンキデス… 94 00:07:38,834 --> 00:07:42,701 こっ これはっ… ほとんど魂を抜かれて… 95 00:07:42,734 --> 00:07:46,267 -九官鳥レベルになっている -オハヨー 96 00:07:46,300 --> 00:07:51,701 一クラスに三人も… 見えるやつが いるとはね! 97 00:07:51,734 --> 00:07:55,067 はっ 98 00:07:55,100 --> 00:07:58,234 おまえ… 堕魔死神だな! 99 00:07:58,267 --> 00:08:02,467 <堕魔死神とは 本来まだ 死ぬべきでない者の魂を 100 00:08:02,501 --> 00:08:06,834 非合法に あの世に連れ去る 悪質死神である 101 00:08:06,868 --> 00:08:10,734 ちなみに 非合法会社 堕魔死神カンパニーの社長は 102 00:08:10,767 --> 00:08:14,000 りんねの父 六道鯖人である> 103 00:08:14,033 --> 00:08:24,000 そう… 私は堕魔死神カンパニー社員 女子高等部所属 堕魔死神れんげ 104 00:08:30,334 --> 00:08:35,901 -嬉しい 嬉しい -四魔れんげから ラブレターもらった 105 00:08:35,934 --> 00:08:37,901 大量の男子生徒が… 106 00:08:37,934 --> 00:08:42,234 ふっ 男どもが まるで 花にむらがる 虫のようだ 107 00:08:42,267 --> 00:08:45,701 あれには たっぷりとフェロモンエキスを 吹きかけてある 108 00:08:45,734 --> 00:08:47,934 あの霊 ニセモノだな 109 00:08:47,968 --> 00:08:54,534 そう あれは男どもを惑わすための だまし神道具 アメリカダマシ霊モドキ 110 00:08:54,567 --> 00:08:57,534 新種の虫の如き 商品名だな 111 00:08:57,567 --> 00:09:00,133 だが 見え方は 霊と一緒 112 00:09:00,167 --> 00:09:06,067 つまり 霊が見える人間を あぶり出すには 格好のアイテム 113 00:09:06,100 --> 00:09:10,100 おまえ まさか… 114 00:09:10,133 --> 00:09:16,868 ああ もう一人 真宮 桜… 私が預かっている 115 00:09:16,901 --> 00:09:22,334 きさま! 116 00:09:22,367 --> 00:09:24,334 待て! 行くな! 117 00:09:24,367 --> 00:09:28,033 そっちを追っている間に 真宮 桜は どうなるかしら? 118 00:09:28,067 --> 00:09:29,634 なっ… 119 00:09:29,667 --> 00:09:32,834 <その頃 真宮 桜は…> 120 00:09:32,868 --> 00:09:36,601 真宮さん しっかりしろ 真宮さん! 121 00:09:36,634 --> 00:09:40,667 翼くん… の声 122 00:09:40,701 --> 00:09:43,868 無念だ 魂を抜かれた 123 00:09:43,901 --> 00:09:47,601 ここは…? 四魔れんげの 隠れ家らしい 124 00:09:50,200 --> 00:09:54,534 -畳が… -さっきから 一枚ずつ落ちているんだ 125 00:09:54,567 --> 00:10:00,267 -どうする 急がないと二人は奈落の底よ -くっ 126 00:10:00,300 --> 00:10:03,901 どうせ 男子たちは もう 引き止められないわ 127 00:10:03,934 --> 00:10:08,868 考えろ! なにか あいつらを 引き戻す方法が 128 00:10:08,901 --> 00:10:12,334 そうだ 彼らを惑わしているのは フェロモン 129 00:10:12,367 --> 00:10:14,467 ならば より強いフェロモンを! 130 00:10:14,501 --> 00:10:16,534 だ?っ! 131 00:10:25,701 --> 00:10:29,000 なに フェロモンエキスの原液を… 132 00:10:29,033 --> 00:10:31,167 さらに 依代(よりしろ)シール! 133 00:10:31,200 --> 00:10:37,367 <依代シールとは 貼った物や人に 霊を憑依させる 死神道具なのだ> 134 00:10:37,400 --> 00:10:40,234 よし! 逃げろ十文字! 135 00:10:40,267 --> 00:10:47,701 ゲンキデス ゲンキデス ゲンキデス ゲンキデス… 136 00:10:47,734 --> 00:10:50,834 ははははは 待てーい 137 00:10:53,367 --> 00:10:58,901 逃がすか! 待て れんげ! 138 00:10:58,934 --> 00:11:05,100 あの真宮 桜… こいつの弱点か… 139 00:11:10,934 --> 00:11:17,100 バカめ 霊道に誘いこめば こっちのものだ はっ! 140 00:11:20,767 --> 00:11:23,968 なっ 水 141 00:11:26,734 --> 00:11:30,467 くっ こんな所で 手間取っている場合では… 142 00:11:34,567 --> 00:11:39,534 れんげ! 真宮 桜を どうするつもりだ! 143 00:11:45,300 --> 00:11:48,934 -ああっ とうとう二畳に… -狭い… 144 00:11:48,968 --> 00:11:53,834 -きっと 六道くんが助けに… -来ないわよ 145 00:11:53,868 --> 00:11:58,334 -四魔さん… -そう… あいつ 六道っていうの… 146 00:11:58,367 --> 00:12:02,968 どうりでね… な?んか社長に 似てると思ったら… 147 00:12:02,968 --> 00:12:06,534 社長って… 六道くんの おとうさんの事 148 00:12:06,567 --> 00:12:10,534 -きさま だまし神か -そうよ 149 00:12:10,567 --> 00:12:15,601 転校を繰り返して バカな男子の 魂を集めているところ 150 00:12:15,634 --> 00:12:21,767 -ちなみに十文字 あんたは 九十九人目よ -九十九人も! 151 00:12:21,801 --> 00:12:25,701 他の男子と一緒にするな! 真宮さん おれは別に 152 00:12:25,734 --> 00:12:29,033 こいつの インチキフェロモンに ひっかかった訳じゃないから 153 00:12:29,067 --> 00:12:32,834 わかってる 翼くん 全力で闘って 負けたんだよね 154 00:12:32,868 --> 00:12:37,334 えっ いやっ 全力出せば こんなやつ… 155 00:12:37,367 --> 00:12:39,868 ふっ 全力だったくせに 156 00:12:39,901 --> 00:12:43,267 うるさい おれは今 真宮さんと しゃべってるんだ 157 00:12:43,300 --> 00:12:49,767 -うるさいのは… おまえだーっ! -ーっ 158 00:12:49,801 --> 00:12:51,767 翼くん 159 00:12:51,801 --> 00:12:54,601 ふっ 魂保管庫で おとなしくしてろ 160 00:12:54,634 --> 00:12:58,901 -まとめて あの世に送ってやる -魂保管庫…? 161 00:12:58,934 --> 00:13:03,234 今まで集めた魂も まだ この世の どこかにいるのね 162 00:13:03,267 --> 00:13:07,901 そうよ ただし 百個めが 集まったら すぐにあの世に送る 163 00:13:07,934 --> 00:13:11,934 百個めって まさか… 六道くんの魂 164 00:13:14,667 --> 00:13:21,501 くっ… あれは 蛇口! 165 00:13:21,534 --> 00:13:23,601 これを 壊せば… 166 00:13:23,634 --> 00:13:29,100 はっ! 167 00:13:36,100 --> 00:13:38,167 あいつ… 六道りんねは 168 00:13:38,200 --> 00:13:41,033 堕魔死神カンパニーを 継ぐ気は あるのかしら? 169 00:13:41,067 --> 00:13:43,133 それは… ないよ 170 00:13:43,167 --> 00:13:47,200 六道くんは 寿命の残っている人を あの世に送るなんて 171 00:13:47,234 --> 00:13:50,167 -絶対に しない -じゃあ… 敵だわ 172 00:13:50,200 --> 00:13:52,167 ええ 173 00:13:52,200 --> 00:13:55,767 この子って… 六道くんの おとうさんを頂点に 174 00:13:55,801 --> 00:13:59,834 なんかもー たるみきった だまし神たちとは… 全然違う! 175 00:13:59,868 --> 00:14:03,334 勤勉 この子 勤勉なんだわ… 176 00:14:03,367 --> 00:14:07,634 六道りんねは 今 私が張った罠の まっただ中 177 00:14:07,667 --> 00:14:11,667 だけど あなた次第で… 助けてあげても いいけど? 178 00:14:11,701 --> 00:14:13,834 私次第? 179 00:14:13,868 --> 00:14:21,567 -お友だちになって -え… なんで? 180 00:14:21,601 --> 00:14:24,901 あなたに 私の辛さは わからないと思うけど… 181 00:14:24,934 --> 00:14:29,634 私は業務上 学校では いつも フェロモン霊を まとっている 182 00:14:29,667 --> 00:14:35,234 <実は だまし神道具ニセ霊 アメリカダマシ霊モドキである> 183 00:14:35,267 --> 00:14:39,434 <だから どこの学校でも 男子にモテモテだけど…> 184 00:14:39,467 --> 00:14:44,334 -女子の友だちが できた ためしが ないのよっ -はあ 185 00:14:44,367 --> 00:14:46,501 友だち… 欲しいんだ? 186 00:14:46,534 --> 00:14:49,033 彼氏を奪ったなら まだしも 187 00:14:49,067 --> 00:14:52,300 他の女子まで 私を 女の敵みたいに… 188 00:14:52,334 --> 00:14:55,300 真宮 桜 あなたが 初めてだったのよ 189 00:14:55,334 --> 00:14:58,968 私に話しかけてくれた 女子は 190 00:14:59,000 --> 00:15:02,534 -…わかった 友だちになろう -本当 191 00:15:02,567 --> 00:15:07,601 えーと それで約束どおり 六道くんを助けてくれるんだよね 192 00:15:07,634 --> 00:15:09,601 もちろんよ 193 00:15:09,634 --> 00:15:16,367 ふっ もっとも 六道りんねは くたばっている頃だろうけど 194 00:15:16,400 --> 00:15:19,667 それじゃあ さっそく ガールズトークでも しましょうか 195 00:15:19,701 --> 00:15:23,567 ええ 今から ここで 196 00:15:23,601 --> 00:15:26,634 かんぱーい 197 00:15:26,667 --> 00:15:32,501 私はね 前々から人間の女の子の 仲間が欲しかったのよ 198 00:15:32,534 --> 00:15:37,300 こいつにも 霊をつけて 魂を漁れば 効率は2倍 199 00:15:37,334 --> 00:15:40,100 しかも 全部 私の手がら 200 00:15:40,133 --> 00:15:43,501 -あ いい匂い -飲め! 201 00:15:43,534 --> 00:15:47,267 -これ なんていう お茶? -ケライ茶 202 00:15:47,300 --> 00:15:49,734 -ケライ茶? -ケライ茶 203 00:15:49,767 --> 00:15:54,234 <家来茶… それは 飲んだ者の魂を操り 204 00:15:54,267 --> 00:15:58,367 絶対服従させる事ができる 恐ろしい お茶なのだ> 205 00:15:58,400 --> 00:16:02,000 -いただきまーす -飲め! 206 00:16:02,033 --> 00:16:06,167 飲んだら最後 あんたは 私の忠実な家来 207 00:16:06,200 --> 00:16:11,334 万にひとつ 六道りんねが 駆けつけて来たとしても… 208 00:16:11,367 --> 00:16:14,767 もう 手遅れよ! 209 00:16:17,801 --> 00:16:23,767 鎖? …って栓! 210 00:16:30,400 --> 00:16:34,901 六道くん! 211 00:16:34,934 --> 00:16:38,133 -真宮 桜… -無事だったんだねっ 212 00:16:38,167 --> 00:16:40,667 遅くなって すまなかった 213 00:16:40,701 --> 00:16:44,334 だまし神 れんげ! おまえの悪だくみも ここまでだ! 214 00:16:44,367 --> 00:16:47,734 はあ? 悪だくみ? 215 00:16:47,767 --> 00:16:50,701 どりゃあ! 216 00:16:50,734 --> 00:16:53,467 -今さら 悪あがきは… -ふん 217 00:16:53,501 --> 00:16:56,467 六道くんっ 218 00:16:56,501 --> 00:17:01,200 ったく おやじはグータラ 息子は 職場放棄かっ 219 00:17:01,234 --> 00:17:03,434 やる気あんのか おまえらっ! 220 00:17:03,467 --> 00:17:06,534 なぜ おれが おまえに 怒られねば ならんのだ 221 00:17:06,567 --> 00:17:11,400 ふっ 聞きたいか 222 00:17:11,434 --> 00:17:14,467 -いや 結構だ -聞け 223 00:17:14,501 --> 00:17:18,267 私は 死神中学校では 常にトップの成績で 224 00:17:18,300 --> 00:17:23,100 3年間 どのクラスでも 学級委員長を務めるエリートだった 225 00:17:23,133 --> 00:17:25,734 高校も 死神界最高ランクの 226 00:17:25,767 --> 00:17:29,467 死神一高 合格間違いなしと 言われていた 227 00:17:29,501 --> 00:17:34,000 -へー 頭いいんだー -自慢話か 228 00:17:34,033 --> 00:17:37,000 ところが 受験当日… 229 00:17:37,033 --> 00:17:39,701 遅刻しないように 早目に行こう 230 00:17:39,734 --> 00:17:45,067 食い逃げだーっ! 待てーっ! 231 00:17:45,100 --> 00:17:49,734 私は はっきり見た 食い逃げ犯の赤い髪の男を 232 00:17:49,767 --> 00:17:51,734 赤い髪 233 00:17:51,767 --> 00:17:53,734 だけど 私はそのまま 234 00:17:53,767 --> 00:18:00,400 近くを流れていた 三途の川に 転落し 流され 235 00:18:00,434 --> 00:18:05,634 受験会場にかけつけた時には もう 試験は終わっていた 236 00:18:05,667 --> 00:18:07,634 そうなんだ… 237 00:18:07,667 --> 00:18:13,033 そ それは… 運が… 悪かったな… 238 00:18:13,067 --> 00:18:15,133 なまじ 自信が あっただけに 239 00:18:15,167 --> 00:18:19,234 -すべり止めは 一校も受験していなかった -ええ? 240 00:18:19,267 --> 00:18:22,934 そんな時 二次募集の 堕魔死神高校女子部の 241 00:18:22,968 --> 00:18:25,234 受験案内が 送られてきた 242 00:18:25,267 --> 00:18:27,300 会社所属の高校 243 00:18:27,334 --> 00:18:31,033 就職もできて 学校にも 行けるって事ね 244 00:18:31,067 --> 00:18:33,834 うちは 経済的に 豊かではなかったから 245 00:18:33,868 --> 00:18:36,701 私に残された道は これしかなかった 246 00:18:36,734 --> 00:18:41,033 -もちろん トップで合格したわ -頭 いいんだね? 247 00:18:41,067 --> 00:18:44,300 そして 入学式の日… 248 00:18:44,334 --> 00:18:49,467 堕魔死神カンパニー社長 六道鯖人様 祝辞でーす 249 00:18:49,501 --> 00:18:54,033 段上に立ったのは あの赤い髪の 食い逃げ犯だった 250 00:18:54,067 --> 00:18:58,601 あいつのせいで 私は… 251 00:18:58,634 --> 00:19:02,868 怨んでるんだね 六道くんの おとうさんの事… 252 00:19:02,901 --> 00:19:07,300 気の毒だとは思うが… それは あくまで おやじの悪事! 253 00:19:07,334 --> 00:19:10,667 息子のおれまで 怨まれる筋合いは ないと思いますけど? 254 00:19:10,701 --> 00:19:13,434 ああっ 小さくなって 正座している 255 00:19:13,467 --> 00:19:19,234 ふっ 別に怨んでないわよ 六道りんね 256 00:19:19,267 --> 00:19:22,501 ただし カンパニーを 継ぐ気がないばかりか 257 00:19:22,534 --> 00:19:25,000 私の仕事を妨害する… 258 00:19:25,033 --> 00:19:30,434 -そういう事なら… -んっ 259 00:19:30,467 --> 00:19:35,067 今まで集めた 九十九の魂と一緒に 百個めの魂として 260 00:19:35,100 --> 00:19:38,734 -あの世に送ってやるわ -九十九個 261 00:19:38,767 --> 00:19:44,734 六道くん その九十九の魂の中に 翼くんも入っているのよ 262 00:19:44,767 --> 00:19:47,234 みつけ出して 助けないと… 263 00:19:47,267 --> 00:19:50,133 れんげ ひとつだけ 聞いておく 264 00:19:50,167 --> 00:19:54,501 死ぬべきでない魂を 不当に あの世に送る堕魔死神の業務… 265 00:19:54,534 --> 00:19:57,000 間違っていると思わないのか 266 00:19:57,033 --> 00:20:00,567 私は… どんな環境でも トップを目指す 267 00:20:00,601 --> 00:20:05,033 ならば おれも いっさい遠慮はしない! 268 00:20:13,601 --> 00:20:16,133 幽体離脱 釣り竿! 269 00:20:16,167 --> 00:20:21,200 <幽体離脱釣り竿とは 魂を抜きとる 死神道具である 270 00:20:21,234 --> 00:20:25,567 ちなみに 黄泉の羽織を着て 霊体化している六道りんねも 271 00:20:25,601 --> 00:20:29,434 釣り竿に触れたら アウトなのだ> 272 00:20:31,100 --> 00:20:34,067 きゃっ! 273 00:20:34,100 --> 00:20:36,801 くっ 274 00:20:36,834 --> 00:20:40,634 えっ 霊道 275 00:20:40,667 --> 00:20:43,868 -外! -真宮 桜! 276 00:20:43,901 --> 00:20:48,868 -黄泉の羽織が! -六道くん! 277 00:20:52,634 --> 00:20:57,968 -ふっ… 危ないところだった… -いや… 今 フツーに落ちたよね? 278 00:20:58,000 --> 00:21:03,033 -ゲンキデス ゲンキデス… -翼くん 279 00:21:03,067 --> 00:21:06,267 知っているわよ 六道りんね 280 00:21:06,300 --> 00:21:09,334 あんたは 羽織を脱いだら ただの人 281 00:21:09,367 --> 00:21:14,367 九十九人の魂は 霊道の さるところに保管してある 282 00:21:14,400 --> 00:21:18,968 でも あんたは 追って来られないわよね ザマアミロ 283 00:21:18,968 --> 00:21:22,100 くっ! 284 00:21:24,767 --> 00:21:27,734 -六文! -霊道に連れてって! 285 00:21:27,767 --> 00:21:29,734 って いない 286 00:21:29,767 --> 00:21:32,501 -りんねさま? -ん 287 00:21:32,534 --> 00:21:36,467 -も? さっきから うるさくって -隣の部屋が? 288 00:21:36,501 --> 00:21:40,434 はい きっと浮遊霊たちが 集まってるんですよ 289 00:21:40,467 --> 00:21:43,968 この霊追い出し香で 部屋から追い出してやります 290 00:21:43,968 --> 00:21:49,334 -出せ? -翼くんの声 291 00:21:49,367 --> 00:21:55,234 -でーい! -きゃっ 292 00:21:55,267 --> 00:21:57,834 れんげ 293 00:21:57,868 --> 00:22:05,267 <こうして 翼くん他 九十九人の 魂は 元の体に帰ったのです 294 00:22:05,300 --> 00:22:08,868 そして だまし神 れんげは…> 295 00:22:08,901 --> 00:22:12,734 おはようございます 296 00:22:16,300 --> 00:22:19,868 -フツーに来るんだ? -来るわよ 297 00:22:19,901 --> 00:22:23,601 十文字… 298 00:22:23,634 --> 00:22:28,167 おい 六道 おれの魂が 抜けてる間に なにがあった 299 00:22:28,200 --> 00:22:31,067 さあ? 300 00:22:31,100 --> 00:22:38,634 1000% 楽しんでいこう wow wow It’s a ビューティフルライフ 301 00:22:38,667 --> 00:22:46,167 いつだって 笑っていこう wow wow you have a ビューティフルスマイル 302 00:22:53,834 --> 00:23:00,434 失敗ばかりで怒られる つまらない事で いじけてる 303 00:23:00,467 --> 00:23:07,067 それじゃ この先 やっていけないな 304 00:23:07,100 --> 00:23:15,434 酷く落ち込む日には 美味しいものを食べて 305 00:23:15,467 --> 00:23:23,601 少しだけ 優しい気持ちになろうよ 306 00:23:23,634 --> 00:23:31,133 1000% 楽しんでいこう wow wow It’s a ビューティフルライフ 307 00:23:31,167 --> 00:23:38,300 どこまでだって 走っていこう wow wow 声に出して 308 00:23:38,334 --> 00:23:45,868 迷ってるなら do it do it 後悔なんてしたくない 309 00:23:45,901 --> 00:23:55,501 始まる前には ワクワク 楽しまなくっちゃ仕方ない