1 00:00:02,834 --> 00:00:10,501 ん? あの世から 同窓会のお知らせ…? 2 00:00:12,167 --> 00:00:14,968 そっかー 六道くん 3 00:00:14,968 --> 00:00:19,734 人間と死神 両方の小学校に 通ってたって言ってたもんね 4 00:00:19,767 --> 00:00:21,734 へえ 5 00:00:21,767 --> 00:00:29,467 しかし… 会費三千円 論外だ 6 00:00:44,767 --> 00:00:52,267 今すぐ伝えたい事があるなら 早く呼んでよ 7 00:00:52,300 --> 00:00:58,701 関係なんて いらないなら ただ割り切ってよ 8 00:00:58,734 --> 00:01:07,100 引き出しの中に 入りきらない 9 00:01:07,133 --> 00:01:15,033 整理しても キリがないから 気づく 10 00:01:15,067 --> 00:01:21,467 めくるめく日々めくれば 風が吹いて飛べる 11 00:01:21,501 --> 00:01:29,934 でも また会う日まで ずっと暇で いつも悲しくなる 12 00:01:29,968 --> 00:01:37,834 私に触れる君の顔が ちょっと赤くなる 13 00:01:37,868 --> 00:01:45,934 いつか超えて 会いに行くから 待ってて 14 00:02:05,868 --> 00:02:09,267 ん? 15 00:02:09,300 --> 00:02:11,901 ん 悪魔 魔狭人 16 00:02:13,567 --> 00:02:17,000 <悪魔 魔狭人は 六道りんねを怨んでいる 17 00:02:17,033 --> 00:02:20,167 心の狭い悪魔である 18 00:02:20,200 --> 00:02:23,267 フツーの人には 見えないのだ> 19 00:02:23,300 --> 00:02:25,934 これでも くらえ! 20 00:02:25,968 --> 00:02:28,434 ええっ お札で顔を… 21 00:02:28,467 --> 00:02:31,200 -イキナリ なにをする -どわっ! 22 00:02:31,234 --> 00:02:34,501 あ?! 23 00:02:34,534 --> 00:02:37,334 落ちた 24 00:02:39,100 --> 00:02:43,667 -なぜ 悪魔の翼で飛ばない? -あら そういえば… 25 00:02:45,334 --> 00:02:49,934 -翼を取られた -ああ 今朝方の事だ 26 00:02:49,968 --> 00:02:54,067 -僕は 階段に 小銭をばらまいた -階段? 27 00:02:54,100 --> 00:02:57,234 -このクラブ棟の階段か -そうだ 28 00:02:57,267 --> 00:03:02,567 階段に 小銭をばらまき その手前に バナナの皮を… 29 00:03:02,601 --> 00:03:10,200 小銭に目を奪われた りんねくんは きっと このように 30 00:03:12,968 --> 00:03:15,767 そんな甘美な罠を 仕掛けていたんだ 31 00:03:15,801 --> 00:03:18,534 ほお 32 00:03:18,567 --> 00:03:20,534 その時 いきなり 33 00:03:20,567 --> 00:03:26,133 ふっふっふっ… ん 34 00:03:34,934 --> 00:03:38,234 この翼… 三千円で預かってやる 35 00:03:38,267 --> 00:03:41,100 返せ きさま… 36 00:03:41,133 --> 00:03:45,267 あ?! 37 00:03:45,300 --> 00:03:49,901 気がついた時 そいつの姿は すでになく 38 00:03:49,934 --> 00:03:53,234 三千円と 質札が残されていた 39 00:03:53,267 --> 00:03:58,167 つまり お前の翼は 強制的に質入れされたのか? 40 00:03:58,200 --> 00:04:00,167 訳が わからないな 41 00:04:00,200 --> 00:04:04,334 あら 六道くん この質札… 42 00:04:04,367 --> 00:04:08,133 うぐっ 借り主が おれの名 43 00:04:08,167 --> 00:04:10,601 どういう事だ? 44 00:04:10,634 --> 00:04:13,667 -それは 僕のセリフだ -待て 六道 45 00:04:13,701 --> 00:04:17,200 つまり 質入れ犯は おまえを知っているという事だぞ 46 00:04:17,234 --> 00:04:20,734 -心当たりないの? 六道くん -ない 47 00:04:20,767 --> 00:04:23,434 とにかく! 48 00:04:23,467 --> 00:04:26,767 この三千円で とっとと僕の翼を 請け出してこい! 49 00:04:26,801 --> 00:04:32,234 -三千円… -あのう? りんね様 50 00:04:32,267 --> 00:04:36,968 質草を流してしまえば 三千円は りんね様の懐に… 51 00:04:36,968 --> 00:04:38,968 なに 52 00:04:39,968 --> 00:04:41,801 <説明しよう 質草とは この場合 53 00:04:41,834 --> 00:04:45,801 魔狭人の翼の事である 三千円を返さないと 54 00:04:45,834 --> 00:04:49,434 翼は 質流れ品として 転売されてしまうのだ 55 00:04:49,467 --> 00:04:51,767 これ 質屋の豆知識!> 56 00:04:51,801 --> 00:04:56,434 言われてみれば おれは 悪魔の翼 いらないし… 57 00:04:56,467 --> 00:04:59,767 ぼく お寿司 食べたいです 58 00:05:01,934 --> 00:05:04,434 冗談だ 59 00:05:04,467 --> 00:05:08,200 -本気だったろう -悪魔の誘惑だな 60 00:05:14,467 --> 00:05:17,200 いったい 誰が なんのために… 61 00:05:30,501 --> 00:05:33,367 ホテルに質屋さんが 62 00:05:33,400 --> 00:05:39,133 質札に書いてある住所は ここで 間違いないはずだが 63 00:05:45,067 --> 00:05:47,934 -いらっしゃいませ? -ん 64 00:05:47,968 --> 00:05:54,167 -会費三千円 お願いしまーす -会費 65 00:05:54,200 --> 00:05:58,701 死神小学校 同窓会って 66 00:05:58,734 --> 00:06:02,767 -六道くんが 欠席の返事を出した -ああ… 67 00:06:11,467 --> 00:06:14,767 -きゃっ 六道くん -なつかしーっ 68 00:06:14,801 --> 00:06:17,033 あれ 人間も一緒…? 69 00:06:17,067 --> 00:06:19,934 遅いぞ 六道りんね 70 00:06:19,968 --> 00:06:23,167 貴様! 僕の翼を返せ 71 00:06:23,200 --> 00:06:27,534 くらえっ! 地獄の業火! 72 00:06:30,868 --> 00:06:33,267 おい なんかコゲ臭いぞ 73 00:06:33,300 --> 00:06:35,634 ぼっ 僕の翼がーっ! 74 00:06:35,667 --> 00:06:38,300 あれっ こいつ 悪魔じゃないか 75 00:06:38,334 --> 00:06:41,467 -悪魔が まぎれこんでるぞー -きゃー こわーい! 76 00:06:44,868 --> 00:06:47,133 は?い 失礼しま?す 77 00:06:47,167 --> 00:06:50,767 -出て行け -あ?! 78 00:06:50,801 --> 00:06:56,234 -悪魔には 完全にアウェイだな -容赦ないですね 79 00:06:56,267 --> 00:07:00,968 あなたなんですか? 悪魔の翼を 強制質入れしたのは 80 00:07:00,968 --> 00:07:05,434 ふっ… ぼくに感謝しろ 六道りんね 81 00:07:05,467 --> 00:07:08,834 おかげで 君は 同窓会会費 三千円を 82 00:07:08,868 --> 00:07:11,267 払う事が できたんだからな 83 00:07:11,300 --> 00:07:13,901 六道を 同窓会に 呼ぶために… 84 00:07:13,934 --> 00:07:16,567 こんな 回りくどい やり方… 85 00:07:16,601 --> 00:07:20,801 ありがた迷惑だ 俺の欠席の意思は 変わらない 86 00:07:20,834 --> 00:07:24,901 不本意だが この三千円で 翼を返してもらおうか 87 00:07:24,934 --> 00:07:28,901 -え?っ 六道くん 出ないの? -久しぶりなのにー 88 00:07:28,934 --> 00:07:31,100 顔だけでも 見られて よかった 89 00:07:31,133 --> 00:07:37,167 トコヨさん モモハラさん サイノくん サンズくん 90 00:07:37,200 --> 00:07:44,434 -きみ 返してくれ -待て ぼくの名は きみじゃない 91 00:07:44,467 --> 00:07:48,834 -歌詞みたいだな -名前 呼んでほしいんじゃない? 92 00:07:48,868 --> 00:07:52,033 忘れもしない 93 00:07:52,067 --> 00:07:55,934 きみは 六年生の時 同じクラスだった… 94 00:07:55,968 --> 00:08:00,534 -そうだな -ああ 一年から六年まで一緒だった 95 00:08:00,567 --> 00:08:03,834 そして 名前は 96 00:08:03,868 --> 00:08:07,834 -ああ… -忘れてるんだ… 97 00:08:07,868 --> 00:08:11,000 くっ 思い出せん 98 00:08:11,033 --> 00:08:16,467 ふっ わざわざ呼んだ 甲斐があったよ 六道りんね 99 00:08:16,501 --> 00:08:19,267 なにしろ この同窓会は 100 00:08:19,300 --> 00:08:22,200 君に 屈辱を与えるために 開いたんだ 101 00:08:22,234 --> 00:08:26,634 <その頃 悪魔・魔狭人は…> 102 00:08:26,667 --> 00:08:30,701 ひどいめに遭った… 103 00:08:30,734 --> 00:08:35,167 いらっしゃいませ? 会費三千円 お願いしまーす 104 00:08:35,200 --> 00:08:38,067 -えー -すみませ?ん 105 00:08:38,100 --> 00:08:43,200 会場に入るには 会費を払って頂かないと 106 00:08:43,234 --> 00:08:48,567 -ほれ -ありがとうございまーす 107 00:08:48,601 --> 00:08:53,067 -キャー 悪魔 -な… 108 00:08:53,100 --> 00:08:57,133 -悪魔が いただと -あっちで?す 109 00:08:57,167 --> 00:09:00,400 どこだ 悪魔ー! 110 00:09:00,434 --> 00:09:04,434 -どういう事だ… きみ -フン… 111 00:09:04,467 --> 00:09:09,067 まだ ぼくが 誰か思い出せない ようだな 六道りんね 112 00:09:09,100 --> 00:09:12,300 …ていうか おれも 思い出せないんだけど 113 00:09:12,334 --> 00:09:15,767 -実は ぼくも -誰だっけ あいつ 114 00:09:15,801 --> 00:09:20,267 まさか 六道だけでなく クラスの誰も 覚えてないのか? 115 00:09:20,300 --> 00:09:25,567 よそのクラスの同窓会に まぎれ こんだ うっかり者だったりして 116 00:09:25,601 --> 00:09:29,400 ヒントを与えよう 六道りんね 117 00:09:34,000 --> 00:09:36,234 ええっ 悪魔… 118 00:09:36,267 --> 00:09:38,267 これは あの時の… 119 00:09:40,868 --> 00:09:45,601 -今日の野外実習は 悪魔退治でーす -はーい! 120 00:09:45,634 --> 00:09:50,167 ここの森の中に 悪魔風船が 放ってありまーす 121 00:09:50,200 --> 00:09:55,067 これは 実習用の模擬悪魔なので 基本的に安全ですが 122 00:09:55,100 --> 00:09:59,367 早くやっつけないと 色々 恐ろしい事が起こりますので 123 00:09:59,400 --> 00:10:03,133 -注意してくださーい -はーい 124 00:10:03,167 --> 00:10:06,334 二人一組に なってくださーい 125 00:10:06,367 --> 00:10:11,033 -六道くん ぼくと組もう -うん いいよ 126 00:10:11,067 --> 00:10:14,868 そうだ 確か おれは あの時 127 00:10:14,901 --> 00:10:19,601 クラス一 小さくて 怖がりの ミニメガネ チビ男くんと組んだ… 128 00:10:22,501 --> 00:10:25,667 -いたっ いくよっ -う うんっ! 129 00:10:25,701 --> 00:10:30,067 -それーっ -えーい 130 00:10:30,100 --> 00:10:34,067 <悪魔風船は センサーで 死神を認識すると同時に 131 00:10:34,100 --> 00:10:36,100 膨張を開始するのだ> 132 00:10:36,133 --> 00:10:38,167 くそっ 届かないや 133 00:10:38,200 --> 00:10:41,033 <つまり 倒すのが 遅ければ遅いほど 134 00:10:41,067 --> 00:10:43,767 やっかいな事になるのだ> 135 00:10:43,801 --> 00:10:48,100 -ぎゃ?っ 破裂する?っ! -いや チャンスだ! 136 00:10:48,133 --> 00:10:50,634 今なら カマが届く! 137 00:10:50,667 --> 00:10:55,734 ダメーっ! カマで突いたら 割れちゃうしーっ 138 00:10:55,767 --> 00:10:58,367 でもっ… 139 00:11:02,501 --> 00:11:07,701 うわ?っ 140 00:11:07,734 --> 00:11:13,367 -あの時は ひどい目にあった -恐ろしい実習だね 141 00:11:13,400 --> 00:11:16,133 …で きみは いつ 出てくるんだ? 142 00:11:16,167 --> 00:11:18,133 まだ わからないのか? 143 00:11:18,167 --> 00:11:23,033 まさか… ミニメガネ チビ男くん 144 00:11:26,667 --> 00:11:31,601 ふっ ぼくは もはや あの頃の ぼくではない 145 00:11:31,634 --> 00:11:33,868 ついでに言っておくが… 146 00:11:33,901 --> 00:11:36,267 僕の名は 沫悟だ 147 00:11:36,300 --> 00:11:40,133 ちゃんと本名で 呼んでもらいたいな 148 00:11:40,167 --> 00:11:43,234 -はっ -六道くんを狙ってる 149 00:11:43,267 --> 00:11:47,367 ちなみに その悪魔風船は ぼくの私物だ 150 00:11:47,400 --> 00:11:49,834 今日のために購入した 151 00:11:49,868 --> 00:11:53,601 六道 こいつ おまえに ケンカ 売ってるんじゃないか? 152 00:11:53,634 --> 00:11:58,033 ケンカを買う金など 一円も 持ち合わせていない… 153 00:11:58,067 --> 00:12:03,534 だが この物騒な悪魔風船は 割らせてもらう! 154 00:12:06,400 --> 00:12:10,300 くう… これも全て りんねくんのせいだ… 155 00:12:10,334 --> 00:12:12,300 誰もいない 今のうちに… 156 00:12:12,334 --> 00:12:18,567 あ こっちでーす 157 00:12:18,601 --> 00:12:21,100 ご苦労さまでーす 158 00:12:30,067 --> 00:12:34,167 はぁー 159 00:12:34,200 --> 00:12:37,067 あっ 160 00:12:37,100 --> 00:12:39,234 ふっ 161 00:12:39,267 --> 00:12:43,334 死神のカマが… 162 00:12:43,367 --> 00:12:45,667 あっ 五千円! 163 00:12:45,701 --> 00:12:49,734 質入れ代だよ 安いカマだな 164 00:12:49,767 --> 00:12:51,734 強制質入れか 165 00:12:51,767 --> 00:12:55,434 -いったい どうしたんだよ -元ミニメガネ チビ男くん 166 00:12:55,467 --> 00:12:58,501 -沫悟だ -なんか イメージ違うわ! 167 00:12:58,534 --> 00:13:01,300 すっかり やなやつになっちゃって 168 00:13:01,334 --> 00:13:07,234 フン ぼくが変わったというなら それは 六道りんね… 169 00:13:07,267 --> 00:13:09,601 すべて おまえのせいだ! 170 00:13:09,634 --> 00:13:14,000 あんな事 言ってるけど… 六道 覚えはないのか 171 00:13:14,033 --> 00:13:16,000 ない 172 00:13:16,033 --> 00:13:19,067 むしろ あの当時… 173 00:13:19,100 --> 00:13:23,667 -六道くん 一緒に食べよ? -うん いいよ 174 00:13:23,701 --> 00:13:27,601 -六道くん トイレ行こ? -いいよ 175 00:13:27,634 --> 00:13:32,033 -おそろいのストラップ あげる -ありがと 176 00:13:32,067 --> 00:13:34,033 という感じだった 177 00:13:34,067 --> 00:13:36,968 -まあ… -女子か 178 00:13:37,000 --> 00:13:42,434 そう… あの頃 体が小さく 臆病だったぼくは 179 00:13:42,467 --> 00:13:44,667 いつも からかわれていて… 180 00:13:44,701 --> 00:13:46,667 やーい やーい 181 00:13:46,701 --> 00:13:49,000 -とれるもんなら とってみろ! -返してよー 182 00:13:49,033 --> 00:13:52,801 -やめろよ -六道くん 183 00:13:52,834 --> 00:13:58,067 -昔から優しかったんだね 六道くん -だったら なぜ 184 00:13:58,100 --> 00:14:03,968 ぼくは 六道りんねを信じていた あの日まで 185 00:14:03,968 --> 00:14:08,834 悪魔風船の大爆発で ぼくは 一瞬気絶した 186 00:14:08,868 --> 00:14:12,601 そして 再び目覚めた時… 187 00:14:15,234 --> 00:14:18,634 六道くん 188 00:14:25,234 --> 00:14:29,167 ぼくは かけつけた先生に すぐに救助されたが… 189 00:14:29,200 --> 00:14:33,067 -足を すべらせたのか -はい 190 00:14:33,100 --> 00:14:37,367 今日の事は 忘れろ 191 00:14:37,400 --> 00:14:41,000 -まさか… -本当か 六道 192 00:14:41,033 --> 00:14:43,000 …覚えていない 193 00:14:43,033 --> 00:14:45,534 ならば 思い出すが いいさ 194 00:14:45,567 --> 00:14:48,334 もっとも それほど 時間は ないがな 195 00:14:50,534 --> 00:14:53,601 -また膨らんだ! -きゃーっ! 196 00:14:53,634 --> 00:14:58,801 信じていた六道りんねに 裏切られて ぼくは決意したんだ! 197 00:14:58,834 --> 00:15:02,601 -決意? -生まれ変わる決意だ 198 00:15:02,634 --> 00:15:06,801 みんなも 聞くがいい 今日までの ぼくの努力を! 199 00:15:06,834 --> 00:15:10,834 -破裂するぞー! -逃げろーっ! 200 00:15:10,868 --> 00:15:12,868 -え -なんだって 201 00:15:19,501 --> 00:15:25,167 -で なんですって? -そう あれから ぼくは 202 00:15:25,200 --> 00:15:32,033 猛勉強して 超エリート校 死神一高の附属中学に合格し 203 00:15:32,067 --> 00:15:35,400 中学からは メガネをやめて コンタクトに 204 00:15:35,434 --> 00:15:39,501 さらに 身長アップを目指して あらゆる通販グッズを購入し 205 00:15:39,534 --> 00:15:41,501 スタイルを磨いた 206 00:15:41,534 --> 00:15:44,167 -なるほど -見違えたもんなー 207 00:15:44,200 --> 00:15:49,767 -結果オーライじゃないですか -その努力も すべて今日のため 208 00:15:49,801 --> 00:15:51,767 生まれ変わった ぼくを見て 209 00:15:51,801 --> 00:15:56,067 あの時 イジワルするんじゃなかったと 後悔させるためだ! 210 00:15:56,100 --> 00:15:58,067 女子か 211 00:15:58,100 --> 00:16:03,100 りんね様 なんで川に 蹴落としたりしたんですか 212 00:16:03,133 --> 00:16:09,501 半分だけ 思い出した あの日の帰り道 おれは… 213 00:16:09,534 --> 00:16:12,868 -忘れ玉 くださーい -はいよー 214 00:16:12,901 --> 00:16:17,434 <忘れ玉とは 消したい記憶を 紙に書いて飲みこむと 215 00:16:17,467 --> 00:16:20,868 忘れられるという 死神道具なのである> 216 00:16:20,901 --> 00:16:25,234 -忘れ玉? -記憶を消去したのか… 217 00:16:25,267 --> 00:16:29,968 そうまでして 忘れたい事って… 218 00:16:30,000 --> 00:16:35,033 -そーゆーわけなんで ごめんね 沫悟くん -ふっ 219 00:16:35,067 --> 00:16:37,934 ん? 220 00:16:37,968 --> 00:16:40,667 くらえ 221 00:16:40,701 --> 00:16:44,901 これは… おれの出した年賀状や アルバム…? 222 00:16:44,934 --> 00:16:50,200 他には おそろいで買った文房具や 一緒に遊んだオモチャなど 223 00:16:50,234 --> 00:16:54,701 -大切に取っておいたんだ… -女子か… 224 00:16:54,734 --> 00:16:56,934 だが それも今日まで 225 00:16:56,968 --> 00:17:00,501 この日限り ぼくは 六道りんねを忘れる 226 00:17:00,534 --> 00:17:03,634 ただしっ! なぜ ぼくを 川に蹴落としたのか… 227 00:17:03,667 --> 00:17:07,200 それだけは 思い出してもらう 228 00:17:07,234 --> 00:17:10,801 -沫悟さま? -ああ 黒蜜 229 00:17:10,834 --> 00:17:16,067 -あれ? 受付のおねえさん? -契約黒猫だったんですね 230 00:17:16,100 --> 00:17:19,934 <黒蜜は 死神・沫悟の 契約黒猫である 231 00:17:19,968 --> 00:17:23,434 さっきは 受付を 手伝っていただけなのだ> 232 00:17:23,467 --> 00:17:28,067 -思い出し玉 買ってきました -ああ ご苦労だった 233 00:17:28,100 --> 00:17:30,067 思い出し玉 234 00:17:30,100 --> 00:17:34,033 <思い出し玉とは 忘れ玉で消去された記憶を 235 00:17:34,067 --> 00:17:36,601 脳内から取り出す玉である 236 00:17:36,634 --> 00:17:40,300 サイズは いろいろ お手ごろな アメ玉サイズが 237 00:17:40,334 --> 00:17:43,801 税込み価格 四百五十円より> 238 00:17:43,834 --> 00:17:49,067 -よいしょ?っと -アハッ 239 00:17:49,100 --> 00:17:53,167 -なんか… -すっごく大きい… 240 00:17:53,200 --> 00:17:56,133 打ち所が悪いと 危険だそうです 241 00:17:56,167 --> 00:17:59,567 とおっ 242 00:17:59,601 --> 00:18:03,701 -なぜ 逃げる -なぜも へったくれもあるか 243 00:18:03,734 --> 00:18:08,067 しかし あの日の真実を 思い出してもらわなければ… 244 00:18:08,100 --> 00:18:12,434 はあっ! ぼくは 前に進めないっ! 245 00:18:12,467 --> 00:18:15,701 すさまじい未練ね まるで 悪霊だわ 246 00:18:15,734 --> 00:18:19,434 よほど 六道の裏切りが ショックだったんだな 247 00:18:19,467 --> 00:18:23,868 りんね様 面倒臭いから 放っといて 帰ってもいいのでは? 248 00:18:23,901 --> 00:18:26,501 だが その前に… あった! 249 00:18:26,534 --> 00:18:30,968 強制質入れされた 死神のカマを 取り戻してからだ! 250 00:18:31,000 --> 00:18:33,267 ふっ 251 00:18:33,300 --> 00:18:35,267 あっ! 252 00:18:35,300 --> 00:18:39,267 -霊道から 思い出し玉が! -罠かっ! 253 00:18:39,300 --> 00:18:41,267 でーい! 254 00:18:41,300 --> 00:18:44,000 -すごいっ! -打ち返した! 255 00:18:44,033 --> 00:18:47,200 <沫悟の持つ死神道具 質壺! 256 00:18:47,234 --> 00:18:50,167 これに 借入金と質札を入れると 257 00:18:50,200 --> 00:18:53,634 質入れされた物件を 請け出す事ができる> 258 00:18:53,667 --> 00:18:57,434 くっ 金は惜しいけど… 259 00:18:57,467 --> 00:19:03,434 <質屋通いの多い六文は こーゆーシステムに精通しているのだ> 260 00:19:08,467 --> 00:19:11,033 -危ないぞ! -逃げて! 261 00:19:11,067 --> 00:19:16,968 六道りんね そうまでして 思い出したくないのか 262 00:19:17,000 --> 00:19:21,934 ぼくは あの日の事を 一日たり とも 忘れた事はなかったのに… 263 00:19:21,968 --> 00:19:27,467 -危ない! -六道くん…? 264 00:19:27,501 --> 00:19:29,467 大丈夫か 沫悟くん! 265 00:19:35,534 --> 00:19:38,801 そうだ… あの時! 266 00:19:38,834 --> 00:19:42,834 悪魔風船の破裂で おれは 一瞬気を失った 267 00:19:42,868 --> 00:19:48,501 だが すぐ意識をとり戻し 268 00:19:48,534 --> 00:19:52,334 大丈夫か 269 00:19:52,367 --> 00:19:57,133 沫悟くん こちらへ 270 00:19:57,167 --> 00:19:59,334 -なんだ -密談か 271 00:19:59,367 --> 00:20:07,334 おれは 見てしまったのだ 沫悟くん きみは… 272 00:20:07,367 --> 00:20:09,834 なっ… 273 00:20:09,868 --> 00:20:14,267 -悪魔風船が破裂したぞ -あっちだ! 274 00:20:14,300 --> 00:20:18,300 クラスのみんなに見つかったら きみは 卒業まで 275 00:20:18,334 --> 00:20:22,567 ミニメガネ モレ男とか言われて からかわれるに違いない 276 00:20:22,601 --> 00:20:24,601 それで おれは とっさに… 277 00:20:30,801 --> 00:20:34,067 今日の事は 忘れろ 278 00:20:34,100 --> 00:20:39,234 -おもらしを隠すなら 水の中…という訳か -ああ… 279 00:20:39,267 --> 00:20:41,501 だが おれも幼い子供 280 00:20:41,534 --> 00:20:45,334 ついつい 誰かにしゃべってしまう かもしれない それで… 281 00:20:45,367 --> 00:20:49,834 -忘れ玉 くださーい -はいよー 282 00:20:51,534 --> 00:20:56,968 -それが… 真実… -ああ 283 00:21:02,300 --> 00:21:04,300 忘れろ 284 00:21:06,667 --> 00:21:10,000 -あ りんね様 -話 終わったの? 285 00:21:10,033 --> 00:21:15,100 -結局 なんだったんだ? -忘れた 286 00:21:15,133 --> 00:21:17,100 ふっ 287 00:21:17,133 --> 00:21:20,167 もう過去にこだわるのは やめよう 288 00:21:20,200 --> 00:21:25,701 だけど六道くん きみは やっぱり あの頃のまま 289 00:21:25,734 --> 00:21:29,667 優しい六道くんだったんだね 290 00:21:32,667 --> 00:21:36,467 やっぱり 好きだーっ! 291 00:21:36,501 --> 00:21:40,734 -ええ -好きだったのか 292 00:21:40,767 --> 00:21:43,167 女子か 293 00:21:43,200 --> 00:21:48,000 <こうして 死神小学校の同窓会は 終了しました> 294 00:21:53,834 --> 00:21:57,467 -あれ? -どうかした? 真宮さん 295 00:21:57,501 --> 00:22:03,334 何か忘れているような気がして… ま いっか… 296 00:22:07,534 --> 00:22:13,100 …で どうなった? 297 00:22:13,133 --> 00:22:16,534 すまん 魔狭人 おまえの事 すっかり忘れてた 298 00:22:16,567 --> 00:22:21,000 質入れ金の三千円も うっかり 使いこんでしまいました 299 00:22:24,167 --> 00:22:29,367 僕の翼 返せ?っ! 300 00:22:31,033 --> 00:22:34,300 1000% 楽しんでいこう 301 00:22:34,334 --> 00:22:38,601 wow wow It’s a ビューティフルライフ 302 00:22:38,634 --> 00:22:41,801 いつだって 笑っていこう 303 00:22:41,834 --> 00:22:46,067 wow wow you have a ビューティフルスマイル 304 00:22:53,868 --> 00:22:56,934 失敗ばかりで怒られる 305 00:22:56,968 --> 00:23:00,400 つまらない事で いじけてる 306 00:23:00,434 --> 00:23:06,934 それじゃ この先 やっていけないな 307 00:23:06,968 --> 00:23:10,634 酷く落ち込む日には 308 00:23:10,667 --> 00:23:15,334 美味しいものを食べて 309 00:23:15,367 --> 00:23:23,601 少しだけ 優しい気持ちになろうよ 310 00:23:23,634 --> 00:23:26,734 1000% 楽しんでいこう 311 00:23:26,767 --> 00:23:31,033 wow wow It’s a ビューティフルライフ 312 00:23:31,067 --> 00:23:34,300 どこまでだって 走っていこう 313 00:23:34,334 --> 00:23:38,334 wow wow 声に出して 314 00:23:38,367 --> 00:23:42,367 迷ってるなら do it do it 315 00:23:42,400 --> 00:23:45,968 後悔なんてしたくない 316 00:23:46,000 --> 00:23:49,767 始まる前には ワクワク 317 00:23:49,801 --> 00:23:55,334 楽しまなくっちゃ仕方ない