1 00:00:34,457 --> 00:00:42,157 (六道りんね)ん? あの世から 同窓会のお知らせ…? 2 00:00:43,800 --> 00:00:46,636 (真宮 桜)そっかー 六道くん→ 3 00:00:46,636 --> 00:00:51,407 人間と死神 両方の小学校に 通ってたって言ってたもんね。 4 00:00:51,407 --> 00:00:53,342 (十文字 翼)へえ。 5 00:00:53,342 --> 00:01:01,084 しかし… 会費三千円。 論外だ。 6 00:01:01,084 --> 00:01:16,432 ♪♪~ 7 00:01:16,432 --> 00:01:23,973 ♪♪「今すぐ伝えたい事があるなら 早く呼んでよ」 8 00:01:23,973 --> 00:01:30,413 ♪♪「関係なんて いらないなら ただ割り切ってよ」 9 00:01:30,413 --> 00:01:38,754 ♪♪「引き出しの中に 入りきらない」 10 00:01:38,754 --> 00:01:46,562 ♪♪「整理しても キリがないから 気づく」 11 00:01:46,562 --> 00:01:53,136 ♪♪「めくるめく日々めくれば 風が吹いて飛べる」 12 00:01:53,136 --> 00:02:01,644 ♪♪「でも また会う日まで ずっと暇で いつも悲しくなる」 13 00:02:01,644 --> 00:02:09,385 ♪♪「私に触れる君の顔が ちょっと赤くなる」 14 00:02:09,385 --> 00:02:17,627 ♪♪「いつか超えて 会いに行くから 待ってて」 15 00:02:17,627 --> 00:02:28,827 ♪♪~ 16 00:02:30,873 --> 00:02:37,480 (チャイム) 17 00:02:37,480 --> 00:02:40,917 ん? 18 00:02:40,917 --> 00:02:43,517  心の声  ん!? 悪魔 魔狭人。 19 00:02:45,188 --> 00:02:48,658 <悪魔 魔狭人は 六道りんねを怨んでいる→ 20 00:02:48,658 --> 00:02:51,694 心の狭い悪魔である。→ 21 00:02:51,694 --> 00:02:54,931 フツーの人には 見えないのだ> 22 00:02:54,931 --> 00:02:57,600 (魔狭人)これでも くらえ! 23 00:02:57,600 --> 00:03:00,102  心の声  ええっ。 お札で顔を…。 24 00:03:00,102 --> 00:03:02,872 イキナリ なにをする。 どわっ! 25 00:03:02,872 --> 00:03:06,175 あ~! (落下音) 26 00:03:06,175 --> 00:03:08,975 落ちた。 27 00:03:10,746 --> 00:03:15,346 なぜ 悪魔の翼で飛ばない? あら そういえば…。 28 00:03:16,986 --> 00:03:21,657 翼を取られた!? ああ 今朝方の事だ。→ 29 00:03:21,657 --> 00:03:25,628 僕は 階段に 小銭をばらまいた。 階段? 30 00:03:25,628 --> 00:03:28,931 このクラブ棟の階段か。 そうだ。 31 00:03:28,931 --> 00:03:34,203 階段に 小銭をばらまき その手前に バナナの皮を…。→ 32 00:03:34,203 --> 00:03:41,803 小銭に目を奪われた りんねくんは きっと このように。 33 00:03:44,580 --> 00:03:47,416 そんな甘美な罠を 仕掛けていたんだ。 34 00:03:47,416 --> 00:03:50,186 (殴る音) ほお。 35 00:03:50,186 --> 00:03:52,121 その時 いきなり。 36 00:03:52,121 --> 00:03:57,721  回想  ふっふっふっ…。 ん!? 37 00:04:06,569 --> 00:04:09,905 (沫悟)この翼… 三千円で預かってやる。 38 00:04:09,905 --> 00:04:12,775 返せ きさま…。 39 00:04:12,775 --> 00:04:16,946 あ~! (落下音) 40 00:04:16,946 --> 00:04:21,584 (魔狭人の声)気がついた時 そいつの姿は すでになく→ 41 00:04:21,584 --> 00:04:24,920 三千円と 質札が残されていた。 42 00:04:24,920 --> 00:04:29,759 つまり お前の翼は 強制的に質入れされたのか? 43 00:04:29,759 --> 00:04:31,694 訳が わからないな。 44 00:04:31,694 --> 00:04:35,965 あら!? 六道くん この質札…。 ん゛!? 45 00:04:35,965 --> 00:04:39,769 うぐっ!? 借り主が おれの名!? 46 00:04:39,769 --> 00:04:42,238 (殴る音) どういう事だ? 47 00:04:42,238 --> 00:04:45,174 それは 僕のセリフだ。 待て 六道→ 48 00:04:45,174 --> 00:04:48,844 つまり 質入れ犯は おまえを知っているという事だぞ。 49 00:04:48,844 --> 00:04:52,381 心当たりないの? 六道くん。 ない。 50 00:04:52,381 --> 00:04:55,084 とにかく! 51 00:04:55,084 --> 00:04:58,421 この三千円で とっとと僕の翼を 請け出してこい! 52 00:04:58,421 --> 00:05:03,893 三千円…。 (六文)あのう~ りんね様。 53 00:05:03,893 --> 00:05:08,631 質草を流してしまえば 三千円は りんね様の懐に…。 54 00:05:08,631 --> 00:05:10,566 なに!? 55 00:05:10,566 --> 00:05:13,469 <説明しよう。 質草とは この場合→ 56 00:05:13,469 --> 00:05:17,340 魔狭人の翼の事である。 三千円を返さないと→ 57 00:05:17,340 --> 00:05:21,110 翼は 質流れ品として 転売されてしまうのだ。→ 58 00:05:21,110 --> 00:05:23,446 これ 質屋の豆知識!> 59 00:05:23,446 --> 00:05:28,117 言われてみれば おれは 悪魔の翼 いらないし…。 60 00:05:28,117 --> 00:05:31,417 ぼく お寿司 食べたいです。 61 00:05:33,522 --> 00:05:36,058 (たたく音) 冗談だ。 62 00:05:36,058 --> 00:05:39,758 本気だったろう。 悪魔の誘惑だな。 63 00:05:46,068 --> 00:05:48,768 いったい 誰が なんのために…。 64 00:05:53,376 --> 00:05:56,976 (六道・真宮・魔狭人・十文字)!? 65 00:06:02,084 --> 00:06:04,987 ホテルに質屋さんが!? 66 00:06:04,987 --> 00:06:10,687 質札に書いてある住所は ここで 間違いないはずだが。 67 00:06:16,599 --> 00:06:19,502 (黒蜜)いらっしゃいませ~。 ん!? 68 00:06:19,502 --> 00:06:25,841 会費三千円 お願いしまーす。 会費!? 69 00:06:25,841 --> 00:06:30,379 死神小学校 同窓会って→ 70 00:06:30,379 --> 00:06:34,250 六道くんが 欠席の返事を出した。 ああ…。 71 00:06:34,250 --> 00:06:39,750 (歓談の声) 72 00:06:42,958 --> 00:06:46,395 (女子)きゃっ 六道くん!? なつかしーっ。 73 00:06:46,395 --> 00:06:48,664 (男子)あれ!? 人間も一緒…? 74 00:06:48,664 --> 00:06:51,567 遅いぞ 六道りんね。 75 00:06:51,567 --> 00:06:54,804 貴様! 僕の翼を返せ。 76 00:06:54,804 --> 00:06:59,104 くらえっ! 地獄の業火! 77 00:07:02,478 --> 00:07:04,914 おい なんかコゲ臭いぞ。 78 00:07:04,914 --> 00:07:07,283 ぼっ 僕の翼がーっ! 79 00:07:07,283 --> 00:07:09,952 あれっ こいつ 悪魔じゃないか!? 80 00:07:09,952 --> 00:07:12,988 悪魔が まぎれこんでるぞー。 きゃー こわーい! 81 00:07:12,988 --> 00:07:16,492 (たたく音) 82 00:07:16,492 --> 00:07:18,794 は~い 失礼しま~す。 83 00:07:18,794 --> 00:07:22,431 出て行け。 あ~! 84 00:07:22,431 --> 00:07:27,903 悪魔には 完全にアウェイだな。 容赦ないですね。 85 00:07:27,903 --> 00:07:32,575 あなたなんですか? 悪魔の翼を 強制質入れしたのは。 86 00:07:32,575 --> 00:07:37,046 ふっ…。 ぼくに感謝しろ 六道りんね。 87 00:07:37,046 --> 00:07:40,449 おかげで 君は 同窓会会費 三千円を→ 88 00:07:40,449 --> 00:07:42,885 払う事が できたんだからな。 89 00:07:42,885 --> 00:07:45,521 六道を 同窓会に 呼ぶために…!? 90 00:07:45,521 --> 00:07:48,190 こんな 回りくどい やり方…。 91 00:07:48,190 --> 00:07:52,428 ありがた迷惑だ。 俺の欠席の意思は 変わらない。 92 00:07:52,428 --> 00:07:56,398 不本意だが この三千円で 翼を返してもらおうか。 93 00:07:56,398 --> 00:08:00,536 え~っ 六道くん 出ないの~!? 久しぶりなのにー。 94 00:08:00,536 --> 00:08:02,605 顔だけでも 見られて よかった。 95 00:08:02,605 --> 00:08:08,811 トコヨさん モモハラさん。 サイノくん サンズくん。 96 00:08:08,811 --> 00:08:16,085 きみ 返してくれ。 待て。 ぼくの名は きみじゃない。 97 00:08:16,085 --> 00:08:20,489 歌詞みたいだな。 名前 呼んでほしいんじゃない? 98 00:08:20,489 --> 00:08:23,692 忘れもしない。 99 00:08:23,692 --> 00:08:27,563 きみは 六年生の時 同じクラスだった…→ 100 00:08:27,563 --> 00:08:32,134 そうだな!? ああ。 一年から六年まで 一緒だった。 101 00:08:32,134 --> 00:08:35,437 そして 名前は!? 102 00:08:35,437 --> 00:08:39,308  心の声  ああ…。  心の声  忘れてるんだ…。 103 00:08:39,308 --> 00:08:42,611  心の声  くっ。 思い出せん。 104 00:08:42,611 --> 00:08:48,083  心の声  ふっ わざわざ呼んだ 甲斐があったよ 六道りんね。→ 105 00:08:48,083 --> 00:08:50,886 なにしろ この同窓会は→ 106 00:08:50,886 --> 00:08:53,789 君に 屈辱を与えるために 開いたんだ。 107 00:08:53,789 --> 00:08:58,260 <その頃 悪魔・魔狭人は…> 108 00:08:58,260 --> 00:09:02,197 ひどいめに遭った…。 109 00:09:02,197 --> 00:09:06,802 いらっしゃいませ~。 会費三千円 お願いしまーす。 110 00:09:06,802 --> 00:09:09,705 えー!? すみませ~ん。 111 00:09:09,705 --> 00:09:14,843 会場に入るには 会費を払って頂かないと。 112 00:09:14,843 --> 00:09:20,215 ほれ。 ありがとうございまーす。 113 00:09:20,215 --> 00:09:24,720 キャー 悪魔。 な…!? 114 00:09:24,720 --> 00:09:28,657 (ホテルマン)悪魔が いただと!? あっちで~す。 115 00:09:28,657 --> 00:09:31,994 どこだ 悪魔ー! 116 00:09:31,994 --> 00:09:35,898 どういう事だ… きみ。 フン…→ 117 00:09:35,898 --> 00:09:40,669 まだ ぼくが 誰か思い出せない ようだな 六道りんね。 118 00:09:40,669 --> 00:09:43,906 …ていうか おれも 思い出せないんだけど。 119 00:09:43,906 --> 00:09:47,376 実は ぼくも。 誰だっけ あいつ。 120 00:09:47,376 --> 00:09:51,880 まさか 六道だけでなく クラスの誰も 覚えてないのか? 121 00:09:51,880 --> 00:09:57,186 よそのクラスの同窓会に まぎれ こんだ うっかり者だったりして。 122 00:09:57,186 --> 00:10:01,023 ヒントを与えよう 六道りんね。 123 00:10:01,023 --> 00:10:03,623 (指を鳴らす音) 124 00:10:05,594 --> 00:10:07,863 ええっ 悪魔…!? 125 00:10:07,863 --> 00:10:09,863  心の声  これは あの時の…。 126 00:10:12,468 --> 00:10:17,239  回想  (教師)今日の野外実習は 悪魔退治でーす。 (生徒たち)はーい! 127 00:10:17,239 --> 00:10:21,810 ここの森の中に 悪魔風船が 放ってありまーす。→ 128 00:10:21,810 --> 00:10:26,649 これは 実習用の模擬悪魔なので 基本的に安全ですが→ 129 00:10:26,649 --> 00:10:31,020 早くやっつけないと 色々 恐ろしい事が起こりますので→ 130 00:10:31,020 --> 00:10:34,790 注意してくださーい。 (生徒たち)はーい。 131 00:10:34,790 --> 00:10:37,993 二人一組に なってくださーい。 132 00:10:37,993 --> 00:10:42,698 (少年)六道くん ぼくと組も? うん いいよ。 133 00:10:42,698 --> 00:10:46,535  心の声  そうだ 確か おれは あの時→ 134 00:10:46,535 --> 00:10:51,235 クラス一 小さくて 怖がりの ミニメガネ チビ男くんと組んだ…。 135 00:10:54,143 --> 00:10:57,346 いたっ。 いくよっ。 う うんっ! 136 00:10:57,346 --> 00:11:01,750 それーっ。 えーい。 137 00:11:01,750 --> 00:11:05,621 <悪魔風船は センサーで 死神を認識すると同時に→ 138 00:11:05,621 --> 00:11:07,656 膨張を開始するのだ> 139 00:11:07,656 --> 00:11:09,858 くそっ 届かないや。 140 00:11:09,858 --> 00:11:12,728 <つまり 倒すのが 遅ければ遅いほど→ 141 00:11:12,728 --> 00:11:15,464 やっかいな事になるのだ> 142 00:11:15,464 --> 00:11:19,802 ぎゃ~っ 破裂する~っ! いや チャンスだ! 143 00:11:19,802 --> 00:11:22,337 今なら カマが届く! 144 00:11:22,337 --> 00:11:27,309 ダメーっ! カマで突いたら 割れちゃうしーっ。 145 00:11:27,309 --> 00:11:29,909 でもっ…。 146 00:11:33,982 --> 00:11:39,354 (割れる音) うわ~っ。 147 00:11:39,354 --> 00:11:45,027 あの時は ひどい目にあった。 恐ろしい実習だね。 148 00:11:45,027 --> 00:11:47,796 …で きみは いつ 出てくるんだ? 149 00:11:47,796 --> 00:11:49,732 まだ わからないのか? 150 00:11:49,732 --> 00:11:54,570 まさか… ミニメガネ チビ男くん!? 151 00:11:54,570 --> 00:11:58,307 (ざわつく声) 152 00:11:58,307 --> 00:12:03,145 ふっ。 ぼくは もはや あの頃の ぼくではない。 153 00:12:03,145 --> 00:12:05,547 ついでに言っておくが…→ 154 00:12:05,547 --> 00:12:07,950 僕の名は 沫悟だ。 155 00:12:07,950 --> 00:12:11,820 ちゃんと本名で 呼んでもらいたいな。 156 00:12:11,820 --> 00:12:14,790 はっ。 六道くんを狙ってる!? 157 00:12:14,790 --> 00:12:19,061 ちなみに その悪魔風船は ぼくの私物だ。 158 00:12:19,061 --> 00:12:21,530 今日のために購入した。 159 00:12:21,530 --> 00:12:25,300 六道 こいつ おまえに ケンカ 売ってるんじゃないか? 160 00:12:25,300 --> 00:12:29,738 ケンカを買う金など 一円も 持ち合わせていない…。 161 00:12:29,738 --> 00:12:35,238 だが この物騒な悪魔風船は 割らせてもらう! 162 00:12:38,013 --> 00:12:41,884 くう… これも全て りんねくんのせいだ…。 163 00:12:41,884 --> 00:12:43,819 誰もいない。 今のうちに…。 164 00:12:43,819 --> 00:12:50,225 (黒蜜)あ こっちでーす。 165 00:12:50,225 --> 00:12:52,725 ご苦労さまでーす。 166 00:13:01,703 --> 00:13:05,707 はぁー。 167 00:13:05,707 --> 00:13:08,610 あっ!? 168 00:13:08,610 --> 00:13:10,913 ふっ。 169 00:13:10,913 --> 00:13:14,883 死神のカマが…。 170 00:13:14,883 --> 00:13:17,352 あっ 五千円! 171 00:13:17,352 --> 00:13:21,290 質入れ代だよ。 安いカマだな。 172 00:13:21,290 --> 00:13:23,292 (十文字)強制質入れか。 173 00:13:23,292 --> 00:13:27,029 いったい どうしたんだよ。 元ミニメガネ チビ男くん。 174 00:13:27,029 --> 00:13:30,065 沫悟だ。 なんか イメージ違うわ! 175 00:13:30,065 --> 00:13:32,835 すっかり やなやつになっちゃって。 176 00:13:32,835 --> 00:13:38,740 フン ぼくが変わったというなら それは 六道りんね…→ 177 00:13:38,740 --> 00:13:41,243 すべて おまえのせいだ! 178 00:13:41,243 --> 00:13:45,647 あんな事 言ってるけど…。 六道 覚えはないのか!? 179 00:13:45,647 --> 00:13:47,583 ない。 180 00:13:47,583 --> 00:13:50,586  心の声  むしろ あの当時…。 181 00:13:50,586 --> 00:13:55,324  回想  六道くん 一緒に食べよ? うん いいよ。 182 00:13:55,324 --> 00:13:59,194 六道くん トイレ行こ? いいよ。 183 00:13:59,194 --> 00:14:03,699 おそろいのストラップ あげる。 ありがと。 184 00:14:03,699 --> 00:14:05,634 という感じだった。 185 00:14:05,634 --> 00:14:08,537 まあ…。 女子か。 186 00:14:08,537 --> 00:14:14,109 そう… あの頃 体が小さく 臆病だったぼくは→ 187 00:14:14,109 --> 00:14:16,345 いつも からかわれていて…。 188 00:14:16,345 --> 00:14:18,280  回想  やーい やーい→ 189 00:14:18,280 --> 00:14:20,682 とれるもんなら とってみろ! 返してよー。 190 00:14:20,682 --> 00:14:24,486 (たたく音) やめろよ。 六道くん。 191 00:14:24,486 --> 00:14:29,758 昔から優しかったんだね 六道くん。 だったら なぜ。 192 00:14:29,758 --> 00:14:35,564 ぼくは 六道りんねを信じていた。 あの日まで。→ 193 00:14:35,564 --> 00:14:40,402 悪魔風船の大爆発で ぼくは 一瞬気絶した。→ 194 00:14:40,402 --> 00:14:44,102 そして 再び目覚めた時…。 195 00:14:46,842 --> 00:14:50,279  回想・心の声  六道くん!? 196 00:14:50,279 --> 00:14:52,279 (川に落ちる音) 197 00:14:56,852 --> 00:15:00,722 (沫悟の声) ぼくは かけつけた先生に すぐに救助されたが…。 198 00:15:00,722 --> 00:15:04,593 (教師)足を すべらせたのか。 はい。 199 00:15:04,593 --> 00:15:09,031 今日の事は 忘れろ。 200 00:15:09,031 --> 00:15:12,668 まさか…。 本当か 六道。 201 00:15:12,668 --> 00:15:14,603 …覚えていない。 202 00:15:14,603 --> 00:15:17,205 ならば 思い出すが いいさ。 203 00:15:17,205 --> 00:15:20,008 もっとも それほど 時間は ないがな。 204 00:15:20,008 --> 00:15:22,044 (指を鳴らす音) 205 00:15:22,044 --> 00:15:25,280 また膨らんだ! きゃーっ! 206 00:15:25,280 --> 00:15:30,485 信じていた六道りんねに 裏切られて ぼくは決意したんだ! 207 00:15:30,485 --> 00:15:34,222 決意? (沫悟)生まれ変わる決意だ。 208 00:15:34,222 --> 00:15:38,427 みんなも 聞くがいい。 今日までの ぼくの努力を! 209 00:15:38,427 --> 00:15:42,331 (男子)破裂するぞー! 逃げろーっ! 210 00:15:42,331 --> 00:15:44,366 え!? なんだって!? 211 00:15:44,366 --> 00:15:51,006 (割れる音) 212 00:15:51,006 --> 00:15:56,812 で なんですって? そう あれから ぼくは→ 213 00:15:56,812 --> 00:16:03,585 猛勉強して 超エリート校 死神一高の附属中学に合格し→ 214 00:16:03,585 --> 00:16:07,055 中学からは メガネをやめて コンタクトに。 215 00:16:07,055 --> 00:16:11,026 さらに 身長アップを目指して あらゆる通販グッズを購入し→ 216 00:16:11,026 --> 00:16:13,161 スタイルを磨いた。 217 00:16:13,161 --> 00:16:15,831 なるほど。 見違えたもんなー。 218 00:16:15,831 --> 00:16:21,436 結果オーライじゃないですか。 その努力も すべて今日のため。 219 00:16:21,436 --> 00:16:23,372 生まれ変わった ぼくを見て→ 220 00:16:23,372 --> 00:16:27,743 あの時 イジワルするんじゃなかったと 後悔させるためだ! 221 00:16:27,743 --> 00:16:29,678  心の声  (真宮・十文字)女子か。 222 00:16:29,678 --> 00:16:34,583 りんね様 なんで川に 蹴落としたりしたんですか。 223 00:16:34,583 --> 00:16:41,123 半分だけ 思い出した。 あの日の帰り道 おれは…。 224 00:16:41,123 --> 00:16:44,493  回想  忘れ玉 くださーい。 (店の おばあちゃん)はいよー。 225 00:16:44,493 --> 00:16:49,064 <忘れ玉とは 消したい記憶を 紙に書いて飲みこむと→ 226 00:16:49,064 --> 00:16:52,501 忘れられるという 死神道具なのである> 227 00:16:52,501 --> 00:16:56,872 忘れ玉? 記憶を消去したのか…。 228 00:16:56,872 --> 00:17:01,610 そうまでして 忘れたい事って…。 229 00:17:01,610 --> 00:17:06,548 そーゆーわけなんで ごめんね 沫悟くん。 ふっ。 230 00:17:06,548 --> 00:17:09,451 ん? 231 00:17:09,451 --> 00:17:12,254 くらえ。 232 00:17:12,254 --> 00:17:16,558 これは… おれの出した年賀状や アルバム…? 233 00:17:16,558 --> 00:17:21,863 他には おそろいで買った文房具や 一緒に遊んだオモチャなど。 234 00:17:21,863 --> 00:17:26,368 大切に取っておいたんだ…。 女子か…。 235 00:17:26,368 --> 00:17:28,603 だが それも今日まで。 236 00:17:28,603 --> 00:17:32,107 この日限り ぼくは 六道りんねを忘れる。 237 00:17:32,107 --> 00:17:35,110 ただしっ! なぜ ぼくを 川に蹴落としたのか…→ 238 00:17:35,110 --> 00:17:38,814 それだけは 思い出してもらう。 239 00:17:38,814 --> 00:17:42,417 沫悟さま~。 ああ 黒蜜。 240 00:17:42,417 --> 00:17:47,689 あれ? 受付のおねえさん? 契約黒猫だったんですね。 241 00:17:47,689 --> 00:17:51,560 <黒蜜は 死神・沫悟の 契約黒猫である。→ 242 00:17:51,560 --> 00:17:55,063 さっきは 受付を 手伝っていただけなのだ> 243 00:17:55,063 --> 00:17:59,701 思い出し玉 買ってきました。 ああ ご苦労だった。 244 00:17:59,701 --> 00:18:01,636 (真宮・十文字) 思い出し玉!? 245 00:18:01,636 --> 00:18:05,540 <思い出し玉とは 忘れ玉で消去された記憶を→ 246 00:18:05,540 --> 00:18:08,243 脳内から取り出す玉である。→ 247 00:18:08,243 --> 00:18:11,947 サイズは いろいろ。 お手ごろな アメ玉サイズが→ 248 00:18:11,947 --> 00:18:15,450 税込み価格 四百五十円より> 249 00:18:15,450 --> 00:18:20,722 よいしょ~っと。 アハッ。 250 00:18:20,722 --> 00:18:24,693 なんか…。 すっごく大きい…。 251 00:18:24,693 --> 00:18:27,796 打ち所が悪いと 危険だそうです。 252 00:18:27,796 --> 00:18:31,233 とおっ。 (落下音) 253 00:18:31,233 --> 00:18:35,170 なぜ 逃げる。 なぜも へったくれもあるか。 254 00:18:35,170 --> 00:18:39,674 しかし あの日の真実を 思い出してもらわなければ…。 255 00:18:39,674 --> 00:18:44,045 はあっ! ぼくは 前に進めないっ! 256 00:18:44,045 --> 00:18:47,315 すさまじい未練ね。 まるで 悪霊だわ。 257 00:18:47,315 --> 00:18:51,052 よほど 六道の裏切りが ショックだったんだな。 258 00:18:51,052 --> 00:18:55,490 りんね様 面倒臭いから 放っといて 帰ってもいいのでは? 259 00:18:55,490 --> 00:18:58,126 だが その前に… あった! 260 00:18:58,126 --> 00:19:02,597 強制質入れされた 死神のカマを 取り戻してからだ! 261 00:19:02,597 --> 00:19:04,900 ふっ。 262 00:19:04,900 --> 00:19:06,835 あっ! 263 00:19:06,835 --> 00:19:10,772 霊道から 思い出し玉が! 罠かっ! 264 00:19:10,772 --> 00:19:12,774 でーい! 265 00:19:12,774 --> 00:19:15,544 すごいっ! 打ち返した! 266 00:19:15,544 --> 00:19:18,847 <沫悟の持つ死神道具 質壺!→ 267 00:19:18,847 --> 00:19:21,750 これに 借入金と質札を入れると→ 268 00:19:21,750 --> 00:19:25,287 質入れされた物件を 請け出す事ができる> 269 00:19:25,287 --> 00:19:29,090  心の声  くっ 金は惜しいけど…。 270 00:19:29,090 --> 00:19:35,090 <質屋通いの多い六文は こーゆーシステムに精通しているのだ> 271 00:19:40,035 --> 00:19:42,637 危ないぞ! 逃げて! 272 00:19:42,637 --> 00:19:48,443  心の声  六道りんね そうまでして 思い出したくないのか。→ 273 00:19:48,443 --> 00:19:53,415 ぼくは あの日の事を 一日たり とも 忘れた事はなかったのに…。 274 00:19:53,415 --> 00:19:59,087 危ない!  心の声  六道くん…? 275 00:19:59,087 --> 00:20:01,022 大丈夫か!? 沫悟くん! 276 00:20:01,022 --> 00:20:05,222 (落下音) 277 00:20:07,128 --> 00:20:10,432  心の声  そうだ… あの時!→ 278 00:20:10,432 --> 00:20:14,336 悪魔風船の破裂で おれは 一瞬気を失った。→ 279 00:20:14,336 --> 00:20:20,108 だが すぐ意識をとり戻し。 280 00:20:20,108 --> 00:20:23,979  回想  大丈夫か!? 281 00:20:23,979 --> 00:20:28,783 沫悟くん こちらへ。 282 00:20:28,783 --> 00:20:30,852 なんだ。 密談か。 283 00:20:30,852 --> 00:20:38,994 おれは 見てしまったのだ。 沫悟くん きみは…。 284 00:20:38,994 --> 00:20:41,496 なっ…!? 285 00:20:41,496 --> 00:20:45,934  回想  ≪(生徒)悪魔風船が破裂したぞ。 ≪(生徒)あっちだ! 286 00:20:45,934 --> 00:20:49,838 クラスのみんなに見つかったら きみは 卒業まで→ 287 00:20:49,838 --> 00:20:54,242 ミニメガネ モレ男とか言われて からかわれるに違いない。 288 00:20:54,242 --> 00:20:56,242 それで おれは とっさに…。 289 00:21:02,450 --> 00:21:05,754 今日の事は 忘れろ。 290 00:21:05,754 --> 00:21:10,925 おもらしを隠すなら 水の中… という訳か。 ああ…→ 291 00:21:10,925 --> 00:21:13,194 だが おれも幼い子供→ 292 00:21:13,194 --> 00:21:17,032 ついつい 誰かにしゃべってしまう かもしれない。 それで…。 293 00:21:17,032 --> 00:21:21,532  回想  忘れ玉 くださーい。 はいよー。 294 00:21:23,204 --> 00:21:28,604 それが… 真実…。 ああ。 295 00:21:33,848 --> 00:21:35,848 忘れろ。 296 00:21:38,286 --> 00:21:41,656 あ りんね様。 話 終わったの? 297 00:21:41,656 --> 00:21:46,628 結局 なんだったんだ? 忘れた。 298 00:21:46,628 --> 00:21:48,763 ふっ。 299 00:21:48,763 --> 00:21:51,700  心の声  もう過去にこだわるのは やめよう。→ 300 00:21:51,700 --> 00:21:57,372 だけど六道くん きみは やっぱり あの頃のまま→ 301 00:21:57,372 --> 00:22:01,272 優しい六道くんだったんだね。 302 00:22:04,179 --> 00:22:08,016 やっぱり 好きだーっ! 303 00:22:08,016 --> 00:22:12,420 (女子)ええ!? (男子)好きだったのか!? 304 00:22:12,420 --> 00:22:14,856 (十文字・真宮・六文)女子か。 305 00:22:14,856 --> 00:22:19,656 <こうして 死神小学校の同窓会は 終了しました> 306 00:22:25,500 --> 00:22:29,170 あれ? どうかした? 真宮さん。 307 00:22:29,170 --> 00:22:34,970 何か忘れているような気がして…。 ま いっか…。 308 00:22:39,147 --> 00:22:44,753 …で どうなった? 309 00:22:44,753 --> 00:22:48,189 すまん 魔狭人。 おまえの事 すっかり忘れてた。 310 00:22:48,189 --> 00:22:52,589 質入れ金の三千円も うっかり 使いこんでしまいました。 311 00:22:55,797 --> 00:23:00,997 (魔狭人)僕の翼 返せ~っ! 312 00:23:02,570 --> 00:23:05,974 ♪♪「1000% 楽しんでいこう」 313 00:23:05,974 --> 00:23:10,278 ♪♪「wow wow It’s a ビューティフルライフ」 314 00:23:10,278 --> 00:23:13,481 ♪♪「いつだって 笑っていこう」 315 00:23:13,481 --> 00:23:17,752 ♪♪「wow wow you have a ビューティフルスマイル」 316 00:23:17,752 --> 00:23:25,493 ♪♪~ 317 00:23:25,493 --> 00:23:28,530 ♪♪「失敗ばかりで怒られる」 318 00:23:28,530 --> 00:23:32,033 ♪♪「つまらない事で いじけてる」 319 00:23:32,033 --> 00:23:38,573 ♪♪「それじゃ この先 やっていけないな」 320 00:23:38,573 --> 00:23:42,277 ♪♪「酷く落ち込む日には」 321 00:23:42,277 --> 00:23:46,981 ♪♪「美味しいものを食べて」 322 00:23:46,981 --> 00:23:55,256 ♪♪「少しだけ 優しい気持ちになろうよ」 323 00:23:55,256 --> 00:23:58,259 ♪♪「1000% 楽しんでいこう」 324 00:23:58,259 --> 00:24:02,697 ♪♪「wow wow It’s a ビューティフルライフ」 325 00:24:02,697 --> 00:24:05,967 ♪♪「どこまでだって 走っていこう」 326 00:24:05,967 --> 00:24:09,871 ♪♪「wow wow 声に出して」 327 00:24:09,871 --> 00:24:14,042 ♪♪「迷ってるなら do it do it」 328 00:24:14,042 --> 00:24:17,645 ♪♪「後悔なんてしたくない」 329 00:24:17,645 --> 00:24:21,449 ♪♪「始まる前には ワクワク」 330 00:24:21,449 --> 00:24:26,949 ♪♪「楽しまなくっちゃ仕方ない」