1 00:00:07,000 --> 00:00:11,434 -俺は 人間… -人間? 2 00:00:11,467 --> 00:00:14,267 みたいな… 3 00:00:18,267 --> 00:00:22,934 俺は… 現世に未練を残し 成仏できない者たちを 4 00:00:22,968 --> 00:00:28,434 -輪廻の輪に導く… 死神 -死神 5 00:00:28,467 --> 00:00:32,067 -みたいな -みたいな 6 00:00:32,100 --> 00:00:35,067 どういう事…? 7 00:00:35,100 --> 00:00:38,367 ひらりひらり風に舞う 8 00:00:38,400 --> 00:00:41,601 光に さあ 目を覚まして 9 00:00:41,634 --> 00:00:48,701 思いよ 今羽ばたけ 10 00:00:54,434 --> 00:01:00,434 言いかけたコトバ まだ胸の中 11 00:01:00,467 --> 00:01:06,834 通り過ぎてく季節も 悲しみも さよなら 12 00:01:06,868 --> 00:01:13,267 咲き乱れ輝く花びらに 思わず見とれて 13 00:01:13,300 --> 00:01:20,834 淡い色に心動くたび 鼓動は高鳴る 14 00:01:20,868 --> 00:01:24,734 ほら 廻る廻る境界線 15 00:01:24,767 --> 00:01:28,033 記憶を さあ 呼び覚まして 16 00:01:28,067 --> 00:01:33,534 あの日に見た 世界があるから 17 00:01:33,567 --> 00:01:37,400 ほら ひらりひらり風に舞う 18 00:01:37,434 --> 00:01:40,834 光に さあ 目を覚まして 19 00:01:40,868 --> 00:01:47,033 思いよ 今羽ばたけ 20 00:01:47,067 --> 00:01:50,300 今すぐ その向こうへ 21 00:01:50,334 --> 00:01:53,634 溢れる 未来のカケラ 22 00:01:53,667 --> 00:02:02,567 その手で 強く抱きしめて 23 00:02:05,968 --> 00:02:09,634 <この学校では 「伝説の百葉箱」と呼ばれる 24 00:02:09,667 --> 00:02:15,734 新たな心霊スポットが 評判を呼んでいた…> 25 00:02:18,133 --> 00:02:20,968 この学校を守っている 神様かな…? 26 00:02:20,968 --> 00:02:24,334 悪霊かもよ 27 00:02:26,534 --> 00:02:31,234 こうやって 相談の手紙を入れると 問題を 解決してくれるんだって 28 00:02:31,267 --> 00:02:35,968 おさい銭と お供え物を 忘れるな… 29 00:02:37,868 --> 00:02:39,834 封筒が消えた! 30 00:02:39,868 --> 00:02:43,234 -やだ 怖?い! -待ってよ リカちゃ?ん 31 00:02:43,267 --> 00:02:45,234 お供え物は なしか… 32 00:02:45,267 --> 00:02:49,067 まあ いい おさい銭さえあれば メシは食える 33 00:02:49,100 --> 00:02:53,434 <六道りんねの 「黄泉の羽織」は 着ている者を霊体化し 34 00:02:53,467 --> 00:02:56,734 普通の人からは 見えなくする> 35 00:02:56,767 --> 00:02:58,734 何て書いてあるの? 36 00:02:58,767 --> 00:03:01,767 <真宮 桜には 霊的なものが見えた> 37 00:03:01,801 --> 00:03:06,033 三組の中林くんと 二組のヨッコが 結ばれますように 38 00:03:06,067 --> 00:03:09,300 恋愛相談だ… しかも 他人の 39 00:03:09,334 --> 00:03:12,767 -俺の管轄外だ -引き受けないの? 40 00:03:12,801 --> 00:03:17,033 -役に立てん 俺は 死神… -…! 41 00:03:17,067 --> 00:03:19,934 -みたいな… -… 42 00:03:22,400 --> 00:03:24,367 たったの五円 43 00:03:24,400 --> 00:03:27,000 御縁が ありますようにって 意味じゃない? 44 00:03:27,033 --> 00:03:31,567 -これでは 飢え死にしてしまう -死神も 飢え死にするの? 45 00:03:31,601 --> 00:03:34,367 -俺は人間… -…! 46 00:03:34,400 --> 00:03:36,367 みたいな… 47 00:03:36,400 --> 00:03:38,400 だから どっち…? 48 00:03:38,434 --> 00:03:42,701 一体どういう事なの 六道くん 49 00:03:42,734 --> 00:03:44,767 今を去ること 五十年前 50 00:03:44,801 --> 00:03:49,834 俺のおばあちゃんは 死神の仕事で ある男を迎えに来た 51 00:03:49,868 --> 00:03:53,667 病気で 余命 一分の 青年だったそうだ 52 00:03:55,701 --> 00:03:57,801 まあ いい男! 53 00:03:57,834 --> 00:03:59,901 どストライクだったという 54 00:03:59,934 --> 00:04:03,200 あなたは 死神か… 美しい… 55 00:04:03,234 --> 00:04:05,534 美しいだなんて? 56 00:04:05,567 --> 00:04:10,300 最期に あなたのような 美しい女性に会えて よかった… 57 00:04:10,334 --> 00:04:12,801 僕は このまま死んで 58 00:04:12,834 --> 00:04:16,200 来世は 虫とかトカゲに 生まれ変わるかもしれないが 59 00:04:16,234 --> 00:04:19,901 -あなたの来世は サバですよ -サバですか… 60 00:04:19,934 --> 00:04:22,200 はい 関鯖です 61 00:04:22,234 --> 00:04:25,934 フッ… あれは 味噌で煮ると旨い… 62 00:04:25,968 --> 00:04:29,234 その寂しそうな笑顔に ハートを射ぬかれて 63 00:04:29,267 --> 00:04:33,133 おばあちゃんは 恋に落ちた 64 00:04:33,167 --> 00:04:36,300 その 来世サバ男が 俺の おじいちゃんだ 65 00:04:36,334 --> 00:04:42,067 おじいちゃんが人間… て事は 六道くんは 人間と死神の… 66 00:04:42,100 --> 00:04:46,667 おばあちゃんは 各所に根回しをし 多少の不正も働いて 67 00:04:46,701 --> 00:04:49,133 おじいちゃんの寿命を 五十年 引き延ばし 68 00:04:49,167 --> 00:04:51,834 二人は 幸せに暮らした 69 00:04:51,868 --> 00:04:56,267 そんな おじいちゃんも この春 輪廻の輪に乗った 70 00:04:56,300 --> 00:04:59,901 そう… おじいさん 亡くなったんだ… 71 00:04:59,934 --> 00:05:03,701 今頃は 黒潮に乗って 回遊している事だろう… 72 00:05:03,734 --> 00:05:07,434 関鯖って 瀬戸内海じゃなかったっけ? 73 00:05:07,467 --> 00:05:11,400 …とにかく 俺の境遇は そんなところだ 74 00:05:11,434 --> 00:05:15,868 -ふ?ん… お父さんとお母さんは? -…! 75 00:05:15,901 --> 00:05:21,667 知らん 俺は ずっと おじいちゃんと暮らしてたから 76 00:05:26,300 --> 00:05:30,734 なんか… 余計な事 聞いちゃったのかな… 77 00:05:32,934 --> 00:05:38,400 …でも という事は 六道くん… 今は 一人で暮らしてるって事? 78 00:05:38,434 --> 00:05:41,133 だから 貧乏なのかな… 79 00:05:41,167 --> 00:05:45,434 死神の仕事って 全然 儲かってない感じだし… 80 00:05:45,467 --> 00:05:48,968 というより 人間の血が流れる 六道くんが 81 00:05:48,968 --> 00:05:52,400 なんで 死神の仕事 しなくちゃいけないんだろ… 82 00:05:55,634 --> 00:05:58,534 ミホちゃんだ もしもし 83 00:05:58,567 --> 00:06:02,033 桜ちゃん 聞いて! すごく怖いめに あったの! 84 00:06:02,067 --> 00:06:04,033 怖いめ? 85 00:06:04,067 --> 00:06:06,901 さっき 忘れ物を取りに 学校に戻ったのよ 86 00:06:06,934 --> 00:06:12,434 で 取り壊し寸前の クラブ棟の前を 通りかかったら… 87 00:06:12,467 --> 00:06:15,667 誰もいないはずの 窓の中に… 88 00:06:15,701 --> 00:06:18,167 あ…! 89 00:06:18,200 --> 00:06:21,434 -あれ 絶対 火の玉よ! -火の玉? 90 00:06:21,467 --> 00:06:24,167 あそこを建てる時に おまつりした神様が 91 00:06:24,200 --> 00:06:26,868 取り壊しを 怒ってるんじゃないかな… 92 00:06:26,901 --> 00:06:29,901 怖くて逃げて来たけど 気になって… 93 00:06:29,934 --> 00:06:31,901 お願い! 明日 一緒に行って! 94 00:06:31,934 --> 00:06:36,801 -もう一度 確かめたいの! -…いいけど 95 00:06:38,467 --> 00:06:41,601 ね? ミホちゃん… 見間違いじゃないの?? 96 00:06:41,634 --> 00:06:46,033 -見たんだもん! -じゃさ 百葉箱に相談したら? 97 00:06:46,067 --> 00:06:49,033 ん? それも どうかな? 98 00:06:49,067 --> 00:06:51,367 ここよ ここ 99 00:06:51,400 --> 00:06:55,100 確かに 古くさくて 何か出そうだけど… 100 00:06:55,133 --> 00:06:58,734 これが クラブ棟… 101 00:06:58,767 --> 00:07:03,100 え… 何か来る… 102 00:07:05,701 --> 00:07:07,667 本当に 何かいたんだ… 103 00:07:07,701 --> 00:07:09,667 -ギャーッ! -え 104 00:07:09,701 --> 00:07:13,100 オバケ? 105 00:07:13,133 --> 00:07:15,501 …二人にも 見えるんだ 106 00:07:17,167 --> 00:07:19,133 イテッ 107 00:07:19,167 --> 00:07:23,300 六道くん… 108 00:07:23,334 --> 00:07:27,334 ふな?ご 109 00:07:27,367 --> 00:07:29,801 …行っちゃった 110 00:07:32,300 --> 00:07:35,267 あの化け猫 何だったんだろう… 111 00:07:35,300 --> 00:07:38,501 ミホちゃんや リカちゃんにも 見えたって事は 112 00:07:38,534 --> 00:07:40,868 幽霊とかじゃないのかな… 113 00:07:40,901 --> 00:07:46,334 あ… 子猫だ 114 00:07:46,367 --> 00:07:51,968 かわい?…! ケガしてる… 115 00:07:51,968 --> 00:07:55,133 手当してあげるね うちに おいで 116 00:07:56,801 --> 00:07:58,767 み? 117 00:07:58,801 --> 00:08:03,968 -はい ミルクと おかかごはん 食べな -み? 118 00:08:05,901 --> 00:08:09,434 首輪が無いと 野良猫だと思われるわね 119 00:08:09,467 --> 00:08:12,434 リボン あったかな… 120 00:08:12,467 --> 00:08:15,667 おとなしくしててね 121 00:08:21,100 --> 00:08:28,501 ぐびぐび ぐびぐび ぐび プは? み? 122 00:08:28,534 --> 00:08:31,434 み? 123 00:08:31,467 --> 00:08:34,701 おまたせ… あ 124 00:08:34,734 --> 00:08:38,734 -に! -あぶない! 落ちたら… 125 00:08:38,767 --> 00:08:44,901 あ! …え? ここは 126 00:08:44,934 --> 00:08:50,734 あ! 待って?! 127 00:08:50,767 --> 00:08:53,801 待ってよ? 128 00:08:55,467 --> 00:08:57,434 ん? 129 00:08:57,467 --> 00:09:02,300 なんか 少し大きくなった… 130 00:09:09,534 --> 00:09:13,400 ここは… クラブ棟… 131 00:09:15,067 --> 00:09:17,033 火の玉 132 00:09:17,067 --> 00:09:19,067 やっぱり お前か! 勝手な事を するな! 133 00:09:19,100 --> 00:09:21,567 いてっ! だって! 134 00:09:23,234 --> 00:09:26,567 全部 りんね様のために やった事ですよ! 135 00:09:26,601 --> 00:09:29,901 ほら! おかかごはん ゲットしてきました! 136 00:09:29,934 --> 00:09:33,033 お前! こんな高級メシ 一体 どこから… 137 00:09:37,400 --> 00:09:40,667 …真宮 桜 どうして ここに…? 138 00:09:40,701 --> 00:09:46,868 それは こっちのセリフよ 説明してもらいましょうか… 139 00:09:53,434 --> 00:09:56,300 これが 火の玉の正体… 140 00:09:56,334 --> 00:09:58,467 電気代が 払えないからな 141 00:09:58,501 --> 00:10:01,467 で 六道くん ここで 何してるの? 142 00:10:01,501 --> 00:10:03,901 何も 住んでいるだけだ 143 00:10:03,934 --> 00:10:07,734 -そんな事して いいの? -いいも悪いも あるか 144 00:10:07,767 --> 00:10:09,734 ここなら タダだ 145 00:10:09,767 --> 00:10:11,734 かわいそうな りんね様 146 00:10:11,767 --> 00:10:15,033 おじいさまが亡くなって 借家を 追い出されちゃったんですね 147 00:10:15,067 --> 00:10:20,033 出てきたんだ 家賃が もったいないからな… 148 00:10:20,067 --> 00:10:23,100 みんな 静かに! 149 00:10:23,133 --> 00:10:27,200 -何? -物音を 立てるな 150 00:10:32,968 --> 00:10:35,367 -…行ったな -何なの? 151 00:10:35,400 --> 00:10:39,234 多分 見回りだ 見つかって追い出されると 困る 152 00:10:39,267 --> 00:10:41,267 はぁ… 153 00:10:43,434 --> 00:10:46,834 -六文 お前はもう帰れ -えっ 154 00:10:46,868 --> 00:10:50,767 心配すんな 俺は 一人で大丈夫だ 155 00:10:50,801 --> 00:10:53,567 こっちで生きる事を 決意した日から 156 00:10:53,601 --> 00:10:55,567 俺の覚悟は 決まって… 157 00:10:55,601 --> 00:10:59,868 -ふ?ん 六文ちゃんて言うの? -はい 桜お嬢さま 158 00:10:59,901 --> 00:11:01,868 聞けよ 159 00:11:01,901 --> 00:11:04,901 帰りませんよ! 魂子さまの 御命令です 160 00:11:04,934 --> 00:11:06,901 おばあちゃんの? 161 00:11:06,934 --> 00:11:10,234 六道くんの おばあちゃん 魂子さんて言うんだ… 162 00:11:10,267 --> 00:11:14,033 そうゆうわけなんで 雇用契約を お願いします 163 00:11:14,067 --> 00:11:17,000 この雇い主のとこに サインと ハンコを 164 00:11:17,033 --> 00:11:19,133 拇印で 結構ですから… 165 00:11:19,167 --> 00:11:22,968 待て お前はすでに おばあちゃんの 契約黒猫だろ 166 00:11:23,000 --> 00:11:27,934 -それは 昨日までの話です -ねぇ 契約黒猫って? 167 00:11:27,968 --> 00:11:34,067 はい 古来より 死神と我々 黒猫族は 共存関係にあります 168 00:11:34,100 --> 00:11:36,701 契約を結んだ その日から 169 00:11:36,734 --> 00:11:41,300 呪い 脅し 不吉予言 そして 悪霊退治など 170 00:11:41,334 --> 00:11:46,901 黒猫は 死神の仕事の サポート全般を請け負います 171 00:11:46,934 --> 00:11:49,634 え?と… 六文ちゃんは 172 00:11:49,667 --> 00:11:52,400 ここ ここ! この シュッとした感じの 173 00:11:52,434 --> 00:11:56,133 百歩譲って これが お前という事にしておこう 174 00:11:56,167 --> 00:11:59,067 魂子さまは おっしゃいました… 175 00:11:59,100 --> 00:12:03,501 お願いです 六文 優秀で賢い お前の力で 176 00:12:03,534 --> 00:12:08,067 -りんねを 助けてあげて下さい -かしこまりました 魂子さま 177 00:12:08,100 --> 00:12:12,534 -え?と… -ここ ここ! このシュッとしたのが 僕です 178 00:12:12,567 --> 00:12:16,968 百歩… いや 千歩譲って そういう事にしておこう… 179 00:12:16,968 --> 00:12:20,667 だが 俺に お前は必要ない 帰れ 180 00:12:20,701 --> 00:12:25,067 今から三十分以内に契約すると 送料 無料ですよ 181 00:12:25,100 --> 00:12:27,667 無料 <送料など 無い> 182 00:12:27,701 --> 00:12:32,200 いかん いかん 無料という言葉に 踊らされるところだった… 183 00:12:32,234 --> 00:12:34,200 俺は 契約などしない 184 00:12:34,234 --> 00:12:37,901 今なら サービスで 洗剤をつけますよ! 185 00:12:37,934 --> 00:12:40,100 …新聞の勧誘みたい 186 00:12:40,133 --> 00:12:43,234 -手洗い場の石けんで 洗ってるからいらん! -ああ! 187 00:12:43,267 --> 00:12:48,434 それでは これは どうですか とっておきの死神道具 悪霊肥料! 188 00:12:48,467 --> 00:12:52,300 -これを つけます! -それ どうやって使うの? 189 00:12:52,334 --> 00:12:55,434 これを その辺の悪霊に食べさせると 190 00:12:55,467 --> 00:12:57,667 凶暴化して 暴れだすんです 191 00:12:57,701 --> 00:13:02,033 適度に被害が出たところで りんね様が 助けに現れれば 192 00:13:02,067 --> 00:13:05,701 -百葉箱のお供えは ガッポガッポと… -いらん! 193 00:13:05,734 --> 00:13:09,767 あ? せっかく魂子さまの所から くすねてきたのに?! 194 00:13:09,801 --> 00:13:12,734 とにかく諦めろ 契約は しない! 195 00:13:12,767 --> 00:13:16,100 そんな? ここに拇印を押すだけで いいんですよ! 196 00:13:16,133 --> 00:13:18,901 断る! 197 00:13:21,868 --> 00:13:23,834 偽造するな! 198 00:13:23,868 --> 00:13:26,934 りんね様! どうして契約 してくれないんですか! 199 00:13:26,968 --> 00:13:30,601 お前を雇う余裕は ない 結論だ 200 00:13:30,634 --> 00:13:32,934 -テッ! -いて 201 00:13:32,968 --> 00:13:38,968 この髪の毛を わら人形に入れて… の?ろ?う? 202 00:13:39,000 --> 00:13:41,934 うるさい 203 00:13:46,467 --> 00:13:51,434 け?い?や?く?し?ろ?! 204 00:13:51,467 --> 00:13:55,334 -帰れっ! -あ?ッ! 205 00:13:55,367 --> 00:13:57,467 なんか かわいそ? 206 00:13:57,501 --> 00:14:00,501 真宮 桜 お前も もう帰れ 207 00:14:00,534 --> 00:14:05,901 霊道らしき所を通ってきたんで 財布も無いし 裸足なんだけど 208 00:14:05,934 --> 00:14:08,133 おじいちゃんが生きてた頃 209 00:14:08,167 --> 00:14:12,067 そんな うっかり主婦のテレビアニメを 見た事が あるな 210 00:14:13,734 --> 00:14:17,601 ね? 本当に あの子を 雇ってあげる気は 無いの? 211 00:14:17,634 --> 00:14:21,901 無い あいつ おばあちゃんの 命令で 来たって言っただろう 212 00:14:21,968 --> 00:14:22,567 うん 213 00:14:22,601 --> 00:14:24,567 おばあちゃんは きっと 214 00:14:24,601 --> 00:14:27,467 俺と 死神の世界を 結びつけておきたいんだ 215 00:14:27,501 --> 00:14:31,801 そっか… たった一人の孫だもんね… 216 00:14:31,834 --> 00:14:37,200 -いろいろ すまなかった -ありがと また明日ね 217 00:14:37,234 --> 00:14:39,834 じゃ 218 00:14:42,100 --> 00:14:47,667 六道くん 寂しくないのかな… あんな廃屋のクラブ棟に 一人で… 219 00:14:47,701 --> 00:14:52,100 -寂しいに決まってます -って あんた 戻って来てたの? 220 00:14:52,133 --> 00:14:55,167 はいっ 桜お嬢さま 221 00:14:55,200 --> 00:14:59,334 りんね様は 本当に かわいそうな方なんです 222 00:14:59,367 --> 00:15:01,934 おじいさん 亡くなったんだってね 223 00:15:01,968 --> 00:15:05,300 はい それで おばあさまの魂子さまも 224 00:15:05,334 --> 00:15:11,267 -こちらで暮らす権利が無くなった -どうゆう事? 225 00:15:11,300 --> 00:15:14,434 人間である おじいさまが 生きている間だけ 226 00:15:14,467 --> 00:15:19,100 死神の魂子さまも 人間界で 暮らすという 約束だったようで 227 00:15:19,133 --> 00:15:21,100 そうなんだ… 228 00:15:21,133 --> 00:15:23,467 そして 魂子さまは もうひとつ… 229 00:15:23,501 --> 00:15:27,634 死神界と 重要な約束を 交わしていた… 230 00:15:29,667 --> 00:15:34,767 汝 この人間の男の寿命を 五十年 延ばすにあたり 231 00:15:34,801 --> 00:15:40,234 通常の死神業務 十倍のノルマを 果たす事を 誓いますか?? 232 00:15:40,267 --> 00:15:42,234 誓いま?す 233 00:15:42,267 --> 00:15:44,868 汝が ノルマを果たせない場合 234 00:15:44,901 --> 00:15:47,334 孫 子の代まで 働いてもらいますが 235 00:15:47,367 --> 00:15:49,567 -いいですか?? -いいで?す 236 00:15:49,601 --> 00:15:55,601 <ノルマは 果たせませんでした> 237 00:15:55,634 --> 00:15:57,601 ええええ 238 00:15:57,634 --> 00:16:01,567 それって… おばあさんの借金を 孫の六道くんが 返してるって事 239 00:16:01,601 --> 00:16:04,067 まあ そんな感じです 240 00:16:04,100 --> 00:16:08,801 だけど 人間の血を引く りんね様は 完全な死神じゃない 241 00:16:08,834 --> 00:16:10,868 仕事をこなすといっても 242 00:16:10,901 --> 00:16:14,467 普通の死神より 多くの道具に 頼るしかない 243 00:16:14,501 --> 00:16:17,501 道具の経費だって 馬鹿に ならないんです… 244 00:16:17,534 --> 00:16:20,400 それで いつも お金に困ってたんだね 245 00:16:20,434 --> 00:16:24,701 だから 僕の黒猫の力で りんね様の仕事を助けて 246 00:16:24,734 --> 00:16:27,634 -救ってあげたいんです! -そう… 247 00:16:27,667 --> 00:16:32,968 そうだ! 桜お嬢さま 一つ 協力して頂けませんか? 248 00:16:32,968 --> 00:16:37,234 -協力? -明日 クラブ棟に人を集めて下さい 249 00:16:37,267 --> 00:16:41,200 -人を? -はい りんね様のためです! 250 00:16:41,234 --> 00:16:48,801 …ったく 散らかしやがって ん? 封筒…? 251 00:16:48,834 --> 00:16:51,801 六文が 落としていったのか…? 252 00:16:51,834 --> 00:16:56,634 「六文様へ 魂子より…」 ん? 253 00:16:58,300 --> 00:17:01,000 -悪霊? -出たんだってば 254 00:17:01,033 --> 00:17:07,400 -ね 桜ちゃんも見たよね -うん 見た? 255 00:17:07,434 --> 00:17:10,567 ふっふっふっふっふっ 来たな 生贄ども 256 00:17:10,601 --> 00:17:13,400 これで 我が作戦は完璧に! 257 00:17:15,868 --> 00:17:20,167 こうして生徒たちを襲い 恐怖のどん底に 突き落とす! 258 00:17:20,200 --> 00:17:23,767 そうすれば りんね様の百葉箱は 大繁盛! 259 00:17:23,801 --> 00:17:27,434 そして僕は 契約金のつり上げに 成功し… 260 00:17:29,934 --> 00:17:32,734 -りんね様! -悪いが読んだ 261 00:17:32,767 --> 00:17:35,334 あっ! 262 00:17:44,501 --> 00:17:50,801 …すまん 六文 お前 本当は 俺を 頼って来たんだな… 263 00:17:50,834 --> 00:17:53,868 すまん… 力になって やれなくて… 264 00:17:53,901 --> 00:17:59,334 やだな 謝らないで下さいよ… 265 00:18:01,434 --> 00:18:06,901 -あれ スズキ先生! -ん? 266 00:18:06,934 --> 00:18:10,567 -どうしたんですか -古いクラブ棟を 壊すんだ 267 00:18:10,601 --> 00:18:16,267 -もう 誰も使ってないからな -え そんな… 268 00:18:19,934 --> 00:18:25,400 -帰ります すみませんでした -六文… 269 00:18:25,434 --> 00:18:30,434 迷惑かけた おわびとゆ?か… せめてもの置き土産に… 270 00:18:30,467 --> 00:18:33,167 生徒どもを 襲ってきま?す! 271 00:18:33,200 --> 00:18:36,434 -待て! -あ イテッ 272 00:18:36,467 --> 00:18:38,767 何をするんですか りんね様! 273 00:18:38,801 --> 00:18:41,200 それが迷惑だと 言っているんだ 274 00:18:41,234 --> 00:18:44,767 キャー 275 00:18:44,801 --> 00:18:49,801 これは… ネズミ? 276 00:19:02,367 --> 00:19:05,467 ギャー! 277 00:19:05,501 --> 00:19:08,501 -キャー! -でっかくなっちゃった! 278 00:19:11,801 --> 00:19:14,334 …! 279 00:19:16,901 --> 00:19:20,000 六道くん! 280 00:19:20,033 --> 00:19:23,801 あいつは… クラブ棟に 住みついていた ネズミの霊か 281 00:19:23,834 --> 00:19:28,167 -住んでて 気付かなかったの? -いや 気配には気付いていた 282 00:19:28,200 --> 00:19:30,167 さすが りんね様! 283 00:19:30,200 --> 00:19:32,868 ヤツが 尻尾を出すまで 泳がせていたんですね! 284 00:19:32,901 --> 00:19:37,334 見回りだと思って 隠れていたんで 霊だと気付かなかった… 285 00:19:37,367 --> 00:19:39,133 … 286 00:19:39,367 --> 00:19:41,400 それにしても デカいな… 287 00:19:41,434 --> 00:19:46,067 ただの動物霊が あんなに凶暴化するなんて… 288 00:19:49,501 --> 00:19:54,000 … ねェ… これじゃない? 悪霊肥料 289 00:19:54,033 --> 00:19:58,434 -昨日 六道くんが捨てたのを食べたんだ… -… 290 00:20:02,667 --> 00:20:05,501 住みかを 壊されそうになって 怒ってるんだ 291 00:20:05,534 --> 00:20:08,767 勝手に住みついて 怒ってるんじゃネェ?! 292 00:20:08,801 --> 00:20:11,234 <お互いさまである> 293 00:20:11,267 --> 00:20:14,601 真宮 桜! 500円 貸してくれ! 294 00:20:14,634 --> 00:20:17,434 -え? -死神道具を 買う 295 00:20:17,467 --> 00:20:23,601 -いいけど… あ… 財布 忘れてきた -またか! 296 00:20:27,067 --> 00:20:29,868 -どうするの? -逃げる! 297 00:20:29,901 --> 00:20:34,501 -道具なしで あんな奴とは戦えん -ローンとか 使えないの? 298 00:20:34,534 --> 00:20:38,834 俺の収入では 審査が通らないんだ 299 00:20:38,868 --> 00:20:41,701 アタッ 300 00:20:46,267 --> 00:20:48,234 あっ! 301 00:20:48,267 --> 00:20:51,033 ふな?ご! 302 00:20:51,067 --> 00:20:54,701 チュ チュー… 303 00:20:58,968 --> 00:21:00,934 ヘヘン! 304 00:21:00,968 --> 00:21:05,334 -道具… いらなかったね -五百円のところが タダに! 305 00:21:05,367 --> 00:21:11,200 <結局 騒ぎは クラブ棟にまつった 神様のタタリという事になり 306 00:21:11,234 --> 00:21:14,667 取り壊しは 中止になった…> 307 00:21:14,701 --> 00:21:18,601 それでは これで… みなさん お元気で… 308 00:21:18,634 --> 00:21:22,434 六文ちゃん… 309 00:21:22,467 --> 00:21:25,467 -どうにかならないの? -何がだ? 310 00:21:25,501 --> 00:21:29,033 何がって 六道くん… 311 00:21:29,067 --> 00:21:36,067 六文! 何をしている 帰るぞ 312 00:21:36,100 --> 00:21:39,200 りんね様… それでは! 313 00:21:39,234 --> 00:21:42,534 覚悟しておけ 俺の仕事は キツイぞ 314 00:21:42,567 --> 00:21:45,667 りんね様… はい! 315 00:21:45,701 --> 00:21:50,200 -よかったね! 六文ちゃん! -はい! 316 00:21:50,234 --> 00:21:55,100 -これも 桜お嬢さまのおかげです! -ありがとう 六道くん 317 00:21:55,133 --> 00:21:57,100 何がだ? 318 00:21:57,133 --> 00:21:59,901 何がって 六文ちゃんと 契約してくれるんでしょ 319 00:21:59,934 --> 00:22:05,467 -ああ 今後 金が無い時に重宝する -… 320 00:22:08,033 --> 00:22:11,601 <こうして 六道りんねは 低賃金ながらも 321 00:22:11,634 --> 00:22:16,801 六文と 雇用契約を結んだ> 322 00:22:16,834 --> 00:22:20,834 しかし ここは 天国みたいな所ですね? 323 00:22:20,868 --> 00:22:24,334 子猫に化けて 箱に入っていると メシ もらえて 324 00:22:24,367 --> 00:22:26,968 じゃ 食費は 自分持ちって事で 325 00:22:26,968 --> 00:22:29,968 <かなりの低賃金であった…> 326 00:22:43,801 --> 00:22:49,133 騒がしいだけの証明には さよならして 327 00:22:49,167 --> 00:22:51,133 正しいものだけ 328 00:22:51,167 --> 00:22:54,467 はじめましてを していたいな 329 00:22:54,501 --> 00:22:56,467 お願い どうしても 330 00:22:56,501 --> 00:23:00,000 見たい触れたい 思い通り 331 00:23:00,033 --> 00:23:05,300 新しいものだらけ 選ぶ勇気をくださいな 332 00:23:05,334 --> 00:23:10,667 猫も杓子も 右向け右の世界で 333 00:23:10,701 --> 00:23:16,133 君と目が 合うなんてこと 334 00:23:20,400 --> 00:23:22,801 巡り会い 巡れば巡る 335 00:23:22,834 --> 00:23:25,834 くるりくるり 隣り合わせ 336 00:23:25,868 --> 00:23:28,534 偶然は わざと 337 00:23:28,567 --> 00:23:31,300 運命の 仕業と 338 00:23:31,334 --> 00:23:33,734 いついつ出やる輪の上 339 00:23:33,767 --> 00:23:36,801 後ろの正面だあれ なんてね 340 00:23:36,834 --> 00:23:39,667 振り向いて欲しいんだよ 341 00:23:39,701 --> 00:23:44,400 同じ笑顔で待ってる 342 00:23:44,434 --> 00:23:52,901 わたしに気がついて