1 00:00:02,968 --> 00:00:07,434 -祠(ほこら)? -うん この近くにあるはずなんだ 2 00:00:07,467 --> 00:00:10,367 祠って 神様とか祭ってるヤツでしょ? 3 00:00:10,400 --> 00:00:13,234 なんでまた わざわざ そんなもの? 4 00:00:13,267 --> 00:00:15,634 実はね この前… 5 00:00:18,501 --> 00:00:24,901 -ん? 大丈夫ですか? -じ 持病の癪(しゃく)が… 6 00:00:24,934 --> 00:00:28,067 背中をさすって頂けると… 7 00:00:31,734 --> 00:00:36,467 ありがとうございます お礼に いい事をお教えしましょう 8 00:00:36,501 --> 00:00:40,567 -この辺りに 祠があるのを ご存じですか? -え? 9 00:00:40,601 --> 00:00:44,267 奇妙な声が聞こえるという 噂があるんですが 10 00:00:44,300 --> 00:00:51,734 ぜぇぇぇ?ったいに 近づいては いけませんよぉぉ?… 11 00:00:51,767 --> 00:00:56,434 -って そう言われると逆に見たくならない? -え?… 12 00:00:56,467 --> 00:01:00,667 あ あれじゃない? 13 00:01:00,701 --> 00:01:03,734 やだ 壊れてる… 14 00:01:03,767 --> 00:01:07,934 -声なんかしないじゃない -でも あの人の話じゃ… 15 00:01:07,968 --> 00:01:11,267 -た?す?け?て?… -えっ 16 00:01:11,300 --> 00:01:13,467 子供の声だ… 17 00:01:13,501 --> 00:01:17,501 たすけて?… たすけて? 18 00:01:17,534 --> 00:01:20,501 ぎゃああ?…! 19 00:01:20,534 --> 00:01:28,567 この声… 一人じゃない 二人… 三人? 20 00:01:28,601 --> 00:01:32,300 え 子供の手? 21 00:01:32,334 --> 00:01:35,334 六道くんに… 22 00:01:40,601 --> 00:01:42,567 ちっ… 23 00:01:42,601 --> 00:01:45,434 ひらりひらり風に舞う 24 00:01:45,467 --> 00:01:48,701 光に さあ目を覚まして 25 00:01:48,734 --> 00:01:55,133 思いよ 今羽ばたけ 26 00:02:01,567 --> 00:02:07,467 言いかけたコトバ まだ胸の中 27 00:02:07,501 --> 00:02:13,868 通り過ぎてく季節も 悲しみも さよなら 28 00:02:13,901 --> 00:02:20,334 咲き乱れ輝く花びらに 思わず見とれて 29 00:02:20,367 --> 00:02:27,901 淡い色に心動くたび 鼓動は高鳴る 30 00:02:27,934 --> 00:02:31,868 ほら 廻る廻る境界線 31 00:02:31,901 --> 00:02:35,067 記憶を さあ呼び覚まして 32 00:02:35,100 --> 00:02:40,601 あの日に見た 世界があるから 33 00:02:40,634 --> 00:02:44,567 ほら ひらりひらり風に舞う 34 00:02:44,601 --> 00:02:47,868 光に さあ目を覚まして 35 00:02:47,901 --> 00:02:54,234 思いよ 今羽ばたけ 36 00:02:54,267 --> 00:02:57,434 今すぐ その向こうへ 37 00:02:57,467 --> 00:03:00,734 溢れる未来のカケラ 38 00:03:00,767 --> 00:03:09,701 その手で 強く抱きしめて 39 00:03:18,968 --> 00:03:22,534 六道は 俺には祓えなかった霊を 40 00:03:22,567 --> 00:03:27,400 見事に浄化した… 41 00:03:27,434 --> 00:03:31,300 俺とアイツと 何が違うというんだ…? 42 00:03:31,334 --> 00:03:34,834 やさしい死神なんだよ 43 00:03:34,868 --> 00:03:38,133 -真宮さん…っ! -何? 44 00:03:38,167 --> 00:03:43,334 え! あっ いやっ その… え?と… 45 00:03:43,367 --> 00:03:48,767 そんな事より なんでこんな所に …まさか 俺の事を探して 46 00:03:48,801 --> 00:03:52,200 -あ いけない 急いでたんだ -え? 47 00:03:52,234 --> 00:03:57,901 -六道くんのところに行くの! -待つんだ 真宮さんっ! 48 00:04:00,567 --> 00:04:05,100 -六道くん いる? -真宮 桜 49 00:04:05,133 --> 00:04:09,934 -ミイラ男 -喰らえ 聖は…っと! 50 00:04:09,968 --> 00:04:14,734 慌てるな十文字 彼は依頼人だ 51 00:04:14,767 --> 00:04:20,367 -一年三組 猫田タロー -あの? その包帯は? 52 00:04:20,400 --> 00:04:23,367 小学生の弟にやられた… 53 00:04:23,400 --> 00:04:26,067 数日前から 人が変わったようになって 54 00:04:26,100 --> 00:04:29,534 -家族全員 困り果ててる -ふ?ん… 55 00:04:29,567 --> 00:04:32,734 で 真宮 桜 俺に何か用か? 56 00:04:32,767 --> 00:04:37,334 うん ちょっと 相談があって… 57 00:04:37,367 --> 00:04:40,601 でも そっちが済んでからで いいよ 58 00:04:40,634 --> 00:04:43,934 相談…? 何か悩み事か 59 00:04:43,968 --> 00:04:48,200 俺もいるのに やはり 六道がいいのか… 60 00:04:48,234 --> 00:04:50,868 弟のヒロシは小学五年生 61 00:04:50,901 --> 00:04:54,300 ちょっぴり気弱な フツーの子供だったんだが… 62 00:04:57,367 --> 00:05:02,267 ま?… 63 00:05:02,300 --> 00:05:06,067 -なんだ? この邪気は… -悪霊か 64 00:05:06,100 --> 00:05:08,100 弟のヒロシだ 65 00:05:13,400 --> 00:05:17,934 -ママ? もっとおサカナ 食べたいニャ? -まあ…! 66 00:05:17,968 --> 00:05:22,701 -こっ これは… -一体どうしちゃったの ヒロシ? 67 00:05:22,734 --> 00:05:27,801 -気のせいかネコっぽくなってしまって -気のせいじゃないですよ 68 00:05:29,968 --> 00:05:34,634 -この子は… -どうやら取り憑かれているようだな 悪霊め! 69 00:05:34,667 --> 00:05:37,868 -違う これは悪霊じゃない -なに 70 00:05:37,901 --> 00:05:42,934 -六文! -は?い りんね様! 71 00:05:42,968 --> 00:05:46,701 <死神のカマ! 長らく質入れされていたものを 72 00:05:46,734 --> 00:05:51,834 最近 五千円をはたいて 請け出したのだ! 73 00:05:51,868 --> 00:05:58,167 これがあれば 除霊もラクラク! 死神のマストアイテムなのだ!> 74 00:05:58,200 --> 00:06:02,934 お前 弟ヒロシではないな! 本物のヒロシは どこだ 75 00:06:03,000 --> 00:06:03,701 にゃ? 76 00:06:03,767 --> 00:06:06,234 -えぇ -ヒロシじゃない 77 00:06:06,267 --> 00:06:10,200 -ばっ 化け猫 -え 仲間じゃないんだ 78 00:06:10,234 --> 00:06:13,067 こいつからは 人間の気配が一切しない 79 00:06:13,100 --> 00:06:17,133 化け猫が 弟ヒロシに なりすましているんだ! 80 00:06:17,167 --> 00:06:21,133 -散歩の時間だにゃ? -あっ 待てっ! 81 00:06:21,167 --> 00:06:24,133 -六道くん! -心配無用だ! 82 00:06:24,167 --> 00:06:28,701 死神のカマさえあれば この程度の敵 恐るるに足らん! 83 00:06:28,734 --> 00:06:31,901 はああ?っ! 84 00:06:31,934 --> 00:06:36,200 -なっ… -折れた? 85 00:06:36,234 --> 00:06:43,200 にゃん にゃにゃにゃにゃにゃにゃ にゃにゃにゃにゃっ! にゃ? 86 00:06:43,234 --> 00:06:47,167 -逃げた… -ちっ! 俺に任せろ! 87 00:06:47,200 --> 00:06:49,334 翼くん… 88 00:06:49,367 --> 00:06:53,868 -あ?あ?あ?… -ぽっきりだったね… 89 00:06:53,901 --> 00:06:58,200 長い事 質に入れてたせいで 手入れを怠っていたからな… 90 00:06:58,234 --> 00:07:02,968 にしたって! こんな簡単に折れ ちゃうものじゃないはずですよ! 91 00:07:02,968 --> 00:07:05,501 う?む… 92 00:07:07,167 --> 00:07:14,400 あっちゃ? やられた カマクイ虫だ…! 93 00:07:14,434 --> 00:07:18,367 まあ 折れたものはしょうがない 修理すれば なんとかなるだろう 94 00:07:18,400 --> 00:07:24,534 -でも またお金がかかりますよ -… しかたあるまい 95 00:07:24,567 --> 00:07:28,834 とりあえず 応急処置しておきますね 96 00:07:28,868 --> 00:07:33,267 しかし 先ほどの化け猫 散歩の時間だと言っていたが 97 00:07:33,300 --> 00:07:35,267 何の事だ? 98 00:07:35,300 --> 00:07:38,567 ここ数日 毎晩のように 外を出歩いてるんだ 99 00:07:38,601 --> 00:07:43,400 -止めようとすると 大暴れして… -そういえば ヒロシのクラスメートが 100 00:07:43,434 --> 00:07:48,000 -何人か行方不明になっていると聞きました! -ええっ 101 00:07:48,033 --> 00:07:51,834 ヒロシと仲良しで 学習塾仲間 四人組のうち 102 00:07:51,868 --> 00:07:55,133 ユウジくんとコウジくんの二人が… 103 00:07:55,167 --> 00:08:00,434 あと一人 タイチくんは 無事だという事ですが… 104 00:08:00,467 --> 00:08:03,534 残る一人か… 105 00:08:03,567 --> 00:08:09,167 六文ちゃん ちょっといい? 106 00:08:11,534 --> 00:08:14,968 にゃん 107 00:08:15,000 --> 00:08:16,968 逃がしてなるものか 108 00:08:17,000 --> 00:08:21,467 今度こそ真宮さんに いいところを見せねば! 109 00:08:31,501 --> 00:08:34,567 さっきの ヒロシ的な化け猫が 飛び込んだのは 110 00:08:34,601 --> 00:08:41,801 恐らく この部屋… 111 00:08:41,834 --> 00:08:44,000 は?い? 112 00:08:44,033 --> 00:08:46,601 桜さま 気になる事って…? 113 00:08:46,634 --> 00:08:52,234 うん 本当は六道くんに 相談しようと思ってたんだけど… 114 00:08:52,267 --> 00:08:56,100 た?す?け?て? こわいよ? 115 00:08:56,133 --> 00:09:00,901 -ええ? -子供の霊かなって思ったんだけど… 116 00:09:00,934 --> 00:09:04,834 でも いつも感じてる 霊の雰囲気じゃないのよ 117 00:09:04,868 --> 00:09:09,300 もしかすると… 中にいるのは ヒロシくん? 118 00:09:09,334 --> 00:09:11,567 僕の声が 聞こえるの? 119 00:09:11,601 --> 00:09:14,734 化け猫に捕まって 閉じ込められちゃったんだ? 120 00:09:14,767 --> 00:09:17,534 化け猫…! やっぱり 121 00:09:17,567 --> 00:09:19,534 お友達も一緒? 122 00:09:19,567 --> 00:09:24,534 うん 学習塾仲間のユウジと コウジと あとタイチくんも一緒だよ 123 00:09:24,567 --> 00:09:29,033 え…? タイチくんて 確かまだ無事って… 124 00:09:29,067 --> 00:09:34,100 -え? 誰も来てないけど? -ウソをつくと ためにならんぞ 125 00:09:34,133 --> 00:09:38,234 確かに 今この部屋のベランダに 飛び込んできたはずなんだ! 126 00:09:38,267 --> 00:09:41,033 おにいさん どうしてソイツを 追っかけてるの? 127 00:09:41,067 --> 00:09:45,234 奴の正体は化け猫 放っておいては危険なんだ 128 00:09:45,267 --> 00:09:48,667 危険って… たとえば 129 00:09:48,701 --> 00:09:50,667 こういう事かにゃ? 130 00:09:50,701 --> 00:09:52,667 ごっつ… 131 00:09:52,701 --> 00:09:57,033 我らの正体を知ったからには 生かしておけないにゃ? 132 00:09:57,067 --> 00:10:00,734 くっ… もう一匹いたのか 133 00:10:07,400 --> 00:10:11,601 -金縛り… -必殺 ネコ騙しにゃ! 134 00:10:11,634 --> 00:10:16,534 -さ?て こいつを どうしてくれようかにゃ? -く… 135 00:10:16,567 --> 00:10:21,701 -動くな! 十文字 -言われなくても動けん! 136 00:10:26,133 --> 00:10:31,100 -ちっ… -六道… 137 00:10:31,133 --> 00:10:37,267 いつもの塾帰り 僕たちは 怖い話で盛り上がってた 138 00:10:37,300 --> 00:10:43,701 そしたら この祠のところに 着物のおねえさんがいたんだ 139 00:10:43,734 --> 00:10:46,601 -着物の女性…? -うん 140 00:10:46,634 --> 00:10:50,934 最初は ホントにオバケが出たのかと 思って ビックリしたんだけど 141 00:10:50,968 --> 00:10:52,934 そんな事はなくて… 142 00:10:52,968 --> 00:10:55,968 坊やたち知ってる? 143 00:10:56,000 --> 00:11:00,567 この祠の中には 江戸時代の 化け猫が封印されてるんだって! 144 00:11:00,601 --> 00:11:02,567 そのくらい知ってるよ 145 00:11:02,601 --> 00:11:05,834 でも俺は 封印されたのは 化けダヌキだって聞いたぞ 146 00:11:05,868 --> 00:11:12,000 -え? 僕はキツネだって聞いたよ? -ああん そうね 147 00:11:12,033 --> 00:11:17,601 -もしかしたら キツネだったかも しれないわねえ… -でしょう? 148 00:11:17,634 --> 00:11:21,934 じゃあ 中を見て確かめよ?ぜ 149 00:11:21,968 --> 00:11:27,100 -よしっ 開いた! -壊れちゃったじゃん 150 00:11:27,133 --> 00:11:32,701 なんだよ 空っぽだ つまんね?の 151 00:11:32,734 --> 00:11:34,701 フン 152 00:11:34,734 --> 00:11:39,467 でも結局 中は空っぽで 僕たちは そこで別れたんだ 153 00:11:39,501 --> 00:11:45,801 -あのおねえさん なんだったんだろ…? -にゃ? 154 00:11:45,834 --> 00:11:49,868 -祠を壊してくれて礼を言うにゃ? -うわあああ? 155 00:11:49,901 --> 00:11:57,100 …で 一方そのころタイチくんも 別の化け猫に襲われて… 156 00:11:57,133 --> 00:12:01,634 イモヅル式に全員捕まって 祠に閉じ込められたと… 157 00:12:01,667 --> 00:12:05,434 そうなんだよ? お願い助けて おねえさ?ん 158 00:12:05,467 --> 00:12:07,901 あ ありましたよ桜さま! 159 00:12:09,868 --> 00:12:14,000 <古今東西 化け猫の事なら 何でもござれの大百科 160 00:12:14,033 --> 00:12:18,000 六文の私物なので なんと無料である> 161 00:12:18,033 --> 00:12:23,901 この祠に封じられていたのは 二匹組の化け猫 赤丸 虎丸 162 00:12:23,934 --> 00:12:26,334 江戸時代に 近隣の子供になりすまして 163 00:12:26,367 --> 00:12:29,534 悪さを繰り返していたと… 164 00:12:29,567 --> 00:12:35,234 -封印する方法も書いてありますが… -本当 よかった 165 00:12:35,267 --> 00:12:37,968 早く六道くんに知らせなきゃ! 166 00:12:43,133 --> 00:12:50,567 -やっと祠から出られたにゃ? -思う存分 悪い事するにゃ? 167 00:12:52,868 --> 00:12:59,334 「緩和トローチ」! これをなめていれば じき 金縛りは解ける 168 00:12:59,367 --> 00:13:02,133 ちなみに百五十円だ 169 00:13:02,501 --> 00:13:05,734 礼は言わんぞ 六道… どのみち言えんが 170 00:13:06,767 --> 00:13:12,100 ちっ カマが使えんとなると… 試してみるか! 171 00:13:12,133 --> 00:13:14,567 火車! 172 00:13:14,601 --> 00:13:16,567 にゃにゃ 173 00:13:16,601 --> 00:13:20,634 <火車! 以前 真宮 桜から借りた 五百円で購入した 174 00:13:20,667 --> 00:13:22,634 超強力アイテムである! 175 00:13:22,667 --> 00:13:25,968 ちなみに その借金を返すアテは ない!> 176 00:13:26,000 --> 00:13:28,968 火車裂断! 177 00:13:30,634 --> 00:13:35,000 にゃにゃにゃ 178 00:13:37,300 --> 00:13:41,601 -にゃ? にゃ?! -あ… 待て! 179 00:13:41,634 --> 00:13:46,534 <猫は 動く物が大好きなのだ!> 180 00:13:46,567 --> 00:13:49,667 -あっ! -僕 止めてきます! 181 00:13:49,701 --> 00:13:51,667 六文ちゃん! 182 00:13:51,701 --> 00:13:57,934 -ふな?ご -な?ご! 183 00:14:02,467 --> 00:14:06,767 -イテッ! あ?! -六文ちゃん! 184 00:14:06,801 --> 00:14:13,033 -真宮 桜 六文! -六道くん! 化け猫を もう一度 封印して! 185 00:14:13,067 --> 00:14:18,534 -でないと 子供たちが祠から出られないの -封印か… 186 00:14:18,567 --> 00:14:22,267 しかし どうする? 火車も遊び道具にされている今 187 00:14:22,300 --> 00:14:24,567 他に有効な手段は… 188 00:14:24,601 --> 00:14:30,634 -六道くん! 封印する方法が分かったのよ! -なにっ 189 00:14:30,667 --> 00:14:35,534 <化け猫に困り果てた人々は 霊験あらたかな祠を建て 190 00:14:35,567 --> 00:14:38,367 化け猫の好物を入れました 191 00:14:38,400 --> 00:14:42,434 すると化け猫は まっしぐらに祠に飛び込み 192 00:14:42,467 --> 00:14:47,067 そのまま封印されたのです> 193 00:14:47,100 --> 00:14:53,901 -大好物? それはいったい -マグロ 大トロ! 194 00:14:56,334 --> 00:15:00,100 -却下だ! -やっぱり無理か 195 00:15:00,133 --> 00:15:07,100 -マグロ 旨かったにゃ? -また食べたいにゃ? くれるかにゃ?? 196 00:15:07,133 --> 00:15:09,100 はっ! 197 00:15:09,133 --> 00:15:13,634 くっ… 他にないのか? 安上がりで有効な… 198 00:15:13,667 --> 00:15:17,133 あった! 199 00:15:17,167 --> 00:15:21,601 真宮 桜 六文 祠に案内しろ! 200 00:15:21,634 --> 00:15:27,033 -バカだにゃ? -わしらは祠になんか近づかないにゃ? 201 00:15:27,067 --> 00:15:33,267 -これでもか! -にゃにゃ 202 00:15:33,300 --> 00:15:37,701 ああっ! 折れた死神のカマが まるで猫じゃらしのように! 203 00:15:37,734 --> 00:15:44,133 -そ そんな物に… -わしらが引っ掛かるとでも… 204 00:15:47,434 --> 00:15:52,901 <猫は 動く物が大好きなのだ!> 205 00:15:59,934 --> 00:16:05,100 にゃにゃにゃにゃ?! 206 00:16:05,133 --> 00:16:09,234 -よし! -させるか?い! 207 00:16:14,634 --> 00:16:17,501 -うわっ! -六道くん 208 00:16:17,534 --> 00:16:23,067 あ?あ せっかく四人捕まえたのに 一人に にゃっちゃった… 209 00:16:23,100 --> 00:16:28,434 このおねえさんだよ! 僕たちに祠の事 教えたの! 210 00:16:28,467 --> 00:16:31,767 バレちゃしょうがにゃいわね 211 00:16:31,801 --> 00:16:35,300 お察しのとおり あたしは堕魔死神よ! 212 00:16:35,334 --> 00:16:40,367 えっ 堕魔死神だったの <全然察していなかった!> 213 00:16:40,400 --> 00:16:44,934 しかたにゃいわ この一人だけ でも あの世に連れて行って… 214 00:16:44,968 --> 00:16:48,467 よいこらせ? 215 00:16:51,133 --> 00:16:55,434 ぎゃっ ぎゃふっ 216 00:16:55,467 --> 00:16:59,934 -うう… -翼くん! 217 00:16:59,968 --> 00:17:03,467 -…あの中に 六道がいるのか -助けてあげて! 218 00:17:03,501 --> 00:17:07,100 堕魔死神は まだ死んでない人も あの世に連れて行っちゃうの! 219 00:17:07,133 --> 00:17:12,734 -このままじゃ 六道くんが! -真宮さん… 220 00:17:16,067 --> 00:17:20,567 ハッ! 221 00:17:20,601 --> 00:17:24,534 -にゃあ -十文字 222 00:17:24,567 --> 00:17:28,701 -これで借りは返したぞ 六道… -ちっ… 223 00:17:28,734 --> 00:17:31,667 やってくれたな 堕魔死神! 224 00:17:31,701 --> 00:17:34,834 しかたにゃい アンタたち やっておしまい! 225 00:17:34,868 --> 00:17:39,400 なんで俺たちが お前の言う事 聞かなくちゃいけないにゃ! 226 00:17:39,434 --> 00:17:43,901 え? 祠を開けるように 人間に噂をバラまいたのは 227 00:17:43,934 --> 00:17:47,467 アタシなのにぃ?! 228 00:17:47,501 --> 00:17:52,567 つまり そもそも 化け猫入りの祠があって 229 00:17:52,601 --> 00:17:56,033 それが 人間ホイホイになると思った 堕魔死神が 230 00:17:56,067 --> 00:17:59,133 祠の事を あちこちで噂に乗せて 231 00:17:59,167 --> 00:18:01,767 それにホイホイ釣られた子供たちが 232 00:18:01,801 --> 00:18:07,267 祠を壊して 化け猫を出してしまったと… 233 00:18:07,300 --> 00:18:11,167 -結局 勝手に利用しただけじゃん -くっ… 234 00:18:11,200 --> 00:18:14,501 とはいえ 我らの正体を知った お前たちを 235 00:18:14,534 --> 00:18:19,000 ほっておくわけにも いかないにゃ? 236 00:18:19,033 --> 00:18:22,434 六道! ここは俺に任せろ 237 00:18:22,467 --> 00:18:26,067 分かった だがどうするつもりだ 十文字? 238 00:18:26,100 --> 00:18:29,434 俺には 奥の手がある 239 00:18:29,467 --> 00:18:31,601 ちわ? 松寿司です 240 00:18:31,634 --> 00:18:37,567 先ほどご注文頂いた品 お届けにあがりましたあ! 241 00:18:37,601 --> 00:18:42,167 見ろ! 豪華絢爛! 242 00:18:42,200 --> 00:18:46,734 大トロづくしの握りセット 三万円だぁ! 243 00:18:46,767 --> 00:18:51,734 -なっ…! -お… 大トロにゃ… 244 00:18:51,767 --> 00:18:55,567 さあ 化け猫ども! 思う存分に喰らうがいい! 245 00:18:55,601 --> 00:19:03,200 -これは お前たちのものだ! -にゃにゃにゃ?っ! 246 00:19:03,234 --> 00:19:06,167 -また力ずくか! -うるさい! 247 00:19:06,200 --> 00:19:10,434 奥の手があると 言っただろうが! 248 00:19:19,033 --> 00:19:22,534 -ふにぁああ? -うにゅうう? 249 00:19:22,567 --> 00:19:27,300 -あ… ふにゃあ?… -これは まさか… 250 00:19:27,334 --> 00:19:33,300 そう! 聖灰スペシャルフレーバー 濃厚マタタビ風味だ! 251 00:19:33,334 --> 00:19:39,267 <マタタビは猫の大好物で 与えると 酔っ払ったようになるのにゃ!> 252 00:19:39,300 --> 00:19:43,400 -いい気持ちにゃ… -大トロも食べられたし… 253 00:19:43,434 --> 00:19:48,300 もう思い残す事は ないにゃ… 254 00:19:55,567 --> 00:20:01,968 翼くんが化け猫を祓った… ううん 成仏させたの…? 255 00:20:01,968 --> 00:20:07,334 こっ これは… 256 00:20:07,367 --> 00:20:10,567 どこへ行く? 257 00:20:13,300 --> 00:20:17,000 いやああ?ん! 258 00:20:17,033 --> 00:20:21,400 <こうして化け猫事件は 解決しました> 259 00:20:21,434 --> 00:20:26,934 まさか 翼くんが猫の好物をあげて 成仏させるなんてね 260 00:20:26,968 --> 00:20:28,067 見事だった 261 00:20:28,133 --> 00:20:31,801 別に お前のやり方を まねたわけじゃない 262 00:20:31,834 --> 00:20:37,734 -ありがとう イタズラして ごめんなさい… -そうだな… 263 00:20:37,767 --> 00:20:41,934 この世には うかつに 触れてはいけないものがある 264 00:20:41,968 --> 00:20:46,868 それで 思わぬ災厄を 招いてしまう事も… 265 00:20:46,901 --> 00:20:51,367 だが あの化け猫たちも 利用されたようなものだし 266 00:20:51,400 --> 00:20:57,200 結果 成仏できたから これは これで よかったのかもしれない 267 00:20:57,234 --> 00:21:00,834 思えば 気の毒な奴ら だったんだな 268 00:21:00,868 --> 00:21:08,033 -りんね様 かっこいい… -「やさしい死神」か… 269 00:21:08,067 --> 00:21:14,634 僕たち反省します あの それで おわびといってはなんだけど… 270 00:21:14,667 --> 00:21:20,067 -千円あげるので 許して下さい -え! いいんですかお坊っちゃん! 271 00:21:20,100 --> 00:21:24,300 -ありがとうございます -りんね様 かっこ悪い 272 00:21:24,334 --> 00:21:28,767 …絶対に あいつのやり方は まねたくない 273 00:21:28,801 --> 00:21:34,601 う?ん 修理コース 五百円にするか千円にするか… 274 00:21:34,634 --> 00:21:39,534 -この際 千円でしょ? -早く決めてね 275 00:21:39,567 --> 00:21:43,667 だからぁ ノルマを達成できなかったのは 276 00:21:43,701 --> 00:21:47,601 変な死神に 邪魔されたからなんです?ぅぅ 277 00:21:47,634 --> 00:21:56,033 がんばって成績を上げて 社長の お役に立とうと思ったのに… 278 00:21:56,067 --> 00:22:02,100 -なあに その気持ちだけで十分だよ -社長ぉ… 279 00:22:08,734 --> 00:22:14,834 社長 お戯れも ほどほどに 280 00:22:14,868 --> 00:22:19,501 ああ そうだ その死神というのは どんな? 281 00:22:19,534 --> 00:22:27,000 えっとぉ… あっ 社長みたいな赤い髪でした! 282 00:22:27,033 --> 00:22:29,968 へぇ… 283 00:22:43,767 --> 00:22:49,067 騒がしいだけの証明には さよならして 284 00:22:49,100 --> 00:22:51,067 正しいものだけ 285 00:22:51,100 --> 00:22:54,601 はじめましてを していたいな 286 00:22:54,634 --> 00:22:56,601 お願い どうしても 287 00:22:56,634 --> 00:23:00,067 見たい触れたい 思い通り 288 00:23:00,100 --> 00:23:05,267 新しいものだらけ 選ぶ勇気をくださいな 289 00:23:05,300 --> 00:23:10,601 猫も杓子も 右向け右の世界で 290 00:23:10,634 --> 00:23:16,200 君と目が 合うなんてこと 291 00:23:20,434 --> 00:23:22,801 巡り会い 巡れば巡る 292 00:23:22,834 --> 00:23:25,901 くるりくるり 隣り合わせ 293 00:23:25,934 --> 00:23:28,534 偶然は わざと 294 00:23:28,567 --> 00:23:31,334 運命の 仕業と 295 00:23:31,367 --> 00:23:33,701 いついつ出やる輪の上 296 00:23:33,734 --> 00:23:36,868 後ろの正面だあれ なんてね 297 00:23:36,901 --> 00:23:39,667 振り向いて欲しいんだよ 298 00:23:39,701 --> 00:23:44,300 同じ笑顔で待ってる 299 00:23:44,334 --> 00:23:52,968 わたしに気がついて