1 00:00:02,667 --> 00:00:06,734 <霊や死神なんて 自分には 関係ないわ? 2 00:00:06,767 --> 00:00:09,567 …なんて思っていませんか? 3 00:00:09,601 --> 00:00:12,234 でも そんな事はありません 4 00:00:12,267 --> 00:00:14,234 たとえば こんなふうに 5 00:00:14,267 --> 00:00:17,434 なにげなく 公園で 遊んでいる時だって… 6 00:00:17,467 --> 00:00:21,901 ちょっと 目を離しているスキに… 7 00:00:21,934 --> 00:00:26,501 堕魔死神が 誰かを連れ去って しまうかもしれないのです 8 00:00:26,534 --> 00:00:29,934 だまし神とは まだ 死ぬべきでない人間を 9 00:00:29,968 --> 00:00:34,334 不当に あの世に連れていく 悪質死神です> 10 00:00:38,300 --> 00:00:42,801 あっ だまし神! 成敗する! 11 00:00:42,834 --> 00:00:45,701 逃がすかっ! 12 00:00:53,267 --> 00:00:58,968 投げ銭! 13 00:00:59,000 --> 00:01:03,267 なっ! 14 00:01:03,300 --> 00:01:05,267 このアヒル 仲間だな! 15 00:01:05,300 --> 00:01:09,934 ならば 二匹まとめて ひっとらえる! タアッ! 16 00:01:16,968 --> 00:01:21,067 ふっ ざまあみろ 17 00:01:21,100 --> 00:01:23,767 なっ! 18 00:01:26,267 --> 00:01:30,100 きさまのせいで ぼくの計画が メチャクチャだ 19 00:01:30,133 --> 00:01:34,267 な なによ あんた 誰っ 20 00:01:34,300 --> 00:01:38,934 …ぼくは 記死神(しるしがみ) 架印(かいん) 21 00:01:53,100 --> 00:01:58,467 開かずのドア ひらけゴマで ちょいと腕試し 22 00:01:58,501 --> 00:02:05,534 今日は なんだか いけないことしたいのよ 23 00:02:05,567 --> 00:02:10,868 誘い口上 並べて登場で さあ始めようか 24 00:02:10,901 --> 00:02:17,000 秘密は ひとりで 内緒は ふたりで 25 00:02:17,033 --> 00:02:24,234 指切りの合図で 26 00:02:24,267 --> 00:02:27,200 キミとボクがリンクする 27 00:02:27,234 --> 00:02:30,467 境界線なら綱渡り 28 00:02:30,501 --> 00:02:33,601 踊れや歌えや今夜 29 00:02:33,634 --> 00:02:36,701 あの世も この世もない 30 00:02:36,734 --> 00:02:39,834 右か左か 31 00:02:39,868 --> 00:02:43,000 良いか悪いか 32 00:02:43,033 --> 00:02:46,100 くるくるくる変わる 33 00:02:46,133 --> 00:02:51,868 きっと答えは ウラのウラ 34 00:02:54,634 --> 00:02:58,200 のウラ 35 00:03:13,501 --> 00:03:18,567 よく考えろ ウサギ一匹つかまえて なんになる 36 00:03:18,601 --> 00:03:22,501 悪の組織 堕魔死神カンパニーに 通じる道は 37 00:03:22,534 --> 00:03:26,801 毎回 変わってる 38 00:03:26,834 --> 00:03:30,767 だから そのウサギを あえて逃がして 追跡すれば 39 00:03:30,801 --> 00:03:32,801 カンパニーに たどりついて 40 00:03:32,834 --> 00:03:35,634 堕魔死神を 一斉摘発 できたのだ 41 00:03:35,667 --> 00:03:37,901 それを 邪魔するとは… 42 00:03:37,934 --> 00:03:40,601 きさまこそ だまし神の一味か 43 00:03:40,634 --> 00:03:45,234 違う! 私は カンパニーを憎む者 死神 鳳(あげは)! 44 00:03:45,267 --> 00:03:48,667 鳳…? …って アレか? 45 00:03:48,701 --> 00:03:50,968 姉貴が 男にダマされて 46 00:03:51,000 --> 00:03:54,667 堕魔死神カンパニーの 手先に落ちぶれたっていう 47 00:03:54,701 --> 00:03:58,667 恥ずかしい一家の 無能な妹娘か 48 00:03:58,701 --> 00:04:06,000 ふん 姉もバカなら 妹の脳ミソも 虫並みだな 49 00:04:06,033 --> 00:04:08,734 ふっ… 50 00:04:12,267 --> 00:04:17,367 え? では 教科書39ページ ここ 出るぞ? 51 00:04:17,400 --> 00:04:21,734 -うわ?ん くやし?い! -鳳 52 00:04:21,767 --> 00:04:25,434 <死神 鳳は 普通の人には 見えないのだ> 53 00:04:25,467 --> 00:04:33,234 バカにされた?っ くやし?い くやし?い くやし?い え?ん! 54 00:04:33,267 --> 00:04:39,400 <だが 見える人には うるさくて しょうがないのだ!> 55 00:04:42,601 --> 00:04:46,901 で いろいろハッキリ言われたと… 56 00:04:46,934 --> 00:04:50,834 くやしい くやしい くやし?い 57 00:04:50,868 --> 00:04:54,334 その男子も だまし神を 追ってるって事よね 58 00:04:54,367 --> 00:04:57,901 やっぱり 死神なの? 59 00:04:57,934 --> 00:05:01,367 記死神って言ってた 60 00:05:01,400 --> 00:05:03,367 <記死神とは! 61 00:05:03,400 --> 00:05:07,434 りんねや鳳たちが 死者を導く 実動部隊であるのに対して 62 00:05:07,467 --> 00:05:11,601 人の寿命が 正しく全うされて いるかを記録し 管理する 63 00:05:11,634 --> 00:05:15,033 寿命の名簿係である> 64 00:05:15,067 --> 00:05:18,067 そういえば あいつ… 65 00:05:19,734 --> 00:05:24,834 だまし神の不正活動は 記死神 としても 見逃す訳にはいかない 66 00:05:24,868 --> 00:05:29,701 だから二度と ぼくの邪魔は 許さん 以上だ バカ女 67 00:05:29,734 --> 00:05:31,701 絶対 あんたより先に 68 00:05:31,734 --> 00:05:34,200 堕魔死神カンパニーを ぶっつぶしてやるっ! 69 00:05:34,234 --> 00:05:36,734 私は 太いパイプを 持ってるんだ! 70 00:05:36,767 --> 00:05:40,300 ふっ… なんで きさまごときが パイプを持っている 71 00:05:40,334 --> 00:05:42,300 つまらんウソは… 72 00:05:42,334 --> 00:05:46,501 ウソじゃない! カンパニーの社長の 息子が 私の味方なんだからなっ! 73 00:05:46,534 --> 00:05:52,200 社長の息子… それは 六道りんねの事か…? 74 00:05:52,234 --> 00:05:59,667 -あいつ りんねの事 知ってた -なんだって? 75 00:06:03,467 --> 00:06:06,601 コゲてる! なんだ いったい 76 00:06:16,200 --> 00:06:20,834 あ! あいつ さっき話した 架印ってやつよ! 77 00:06:20,868 --> 00:06:22,901 六道りんね… 78 00:06:22,934 --> 00:06:28,133 一生かかっても 返しきれない 借金を かかえているな 79 00:06:28,167 --> 00:06:32,133 寿命の名簿係が なんで 人の借金まで調べてるんだ 80 00:06:32,167 --> 00:06:36,300 ちょっと あんたっ! なにすんのよ! りんねを殺す気 81 00:06:36,334 --> 00:06:41,167 現世で ちまちま稼いだところで 返しきれないと言ってるんだ 82 00:06:41,200 --> 00:06:46,334 だが 寿命に換算すれば 一発で完済だ! 83 00:06:46,367 --> 00:06:50,767 やっぱり 死ねって事 84 00:06:52,734 --> 00:06:57,067 記死神の やる事とは思えんな おまえ 何者だ? 85 00:06:57,100 --> 00:07:01,968 ふん わからんか… 僕は 記死神 架印 86 00:07:01,968 --> 00:07:06,767 きさまの債権者… とでも 言っておこう 87 00:07:06,801 --> 00:07:10,534 -債権者って… -借金取りか 88 00:07:10,567 --> 00:07:11,501 ど?ゆ?事 89 00:07:11,534 --> 00:07:17,033 六道りんね ぼくと きさまは 出会っている 子供の頃だがな 90 00:07:17,067 --> 00:07:19,033 悪いが 覚えてないな 91 00:07:19,067 --> 00:07:22,634 六道くんが あの架印て人から 借金を…? 92 00:07:22,667 --> 00:07:27,701 だが 子供の頃の借金の取りたてに しては おだやかじゃないな 93 00:07:27,734 --> 00:07:33,267 当時 ぼくの母は 父と別れて ひとりで ぼくを育てていた 94 00:07:33,300 --> 00:07:37,834 そんな母が ある日… 95 00:07:37,868 --> 00:07:41,200 架印 新しいおとうさん 欲しいよね? 96 00:07:41,234 --> 00:07:43,234 会いに行こ 97 00:07:50,367 --> 00:07:55,334 やあっ おんまたせっ! 98 00:07:55,367 --> 00:07:59,167 待ち合わせのカフェに 現れた 赤い髪の男は 99 00:07:59,200 --> 00:08:02,801 子供心にも いかがわしいやつだった 100 00:08:02,834 --> 00:08:06,400 おやじか… 101 00:08:06,434 --> 00:08:09,767 鯖人さん これ 頼まれてたお金 102 00:08:09,801 --> 00:08:13,200 ありがとう 倍にして返すからね 103 00:08:17,868 --> 00:08:21,901 これ 担保ね 実家から ごっそり かき集めてきたよ 104 00:08:21,934 --> 00:08:27,968 ま? どうせ結婚するんだから 担保なんて いいのに… 105 00:08:28,000 --> 00:08:30,501 なんて 誠実な人なのっ 106 00:08:30,534 --> 00:08:33,300 待てよ パパ! 107 00:08:33,334 --> 00:08:36,000 おばあちゃんが おれにくれた 大切な物 108 00:08:36,033 --> 00:08:38,567 黙って持ち出しただろ! 109 00:08:38,601 --> 00:08:42,667 パパ? 鯖人さん 独身なんじゃ… 110 00:08:42,701 --> 00:08:46,601 急用を思い出した! 111 00:08:46,634 --> 00:08:51,033 行くぞ りんね! 112 00:08:51,067 --> 00:08:53,300 鯖人さん! 113 00:08:53,334 --> 00:09:00,667 あとに残ったのは 借用書と 担保と称する 粗大ゴミの山… 114 00:09:07,067 --> 00:09:10,133 中学生の頃は 貧乏が原因で 115 00:09:10,167 --> 00:09:14,567 進学を あきらめざるをえなくなって… 116 00:09:16,501 --> 00:09:20,901 まあ 電気くらい つけたら? 117 00:09:22,601 --> 00:09:28,968 あら ごめんなさいね? 電気 止められちゃったみたい 118 00:09:31,767 --> 00:09:39,300 高校には行かず 命数管理局に就職する事を決めた 119 00:09:39,334 --> 00:09:42,667 ぼくは おまえたち親子のせいで 120 00:09:42,701 --> 00:09:45,901 目指していた高校にも 行けなくなってしまったんだ 121 00:09:45,934 --> 00:09:49,501 ちょっと待ちなさいよ! おやじが なにをしたか知らないけど 122 00:09:49,534 --> 00:09:51,868 りんねは なにも悪くないじゃない! 123 00:09:51,901 --> 00:09:58,467 ふん ところが息子の六道りんねは 連帯保証人なのさ 124 00:09:58,501 --> 00:10:02,501 従って これより 強制執行を とり行う! 125 00:10:06,033 --> 00:10:08,000 カマが! 126 00:10:08,033 --> 00:10:11,300 フンッ! 127 00:10:11,334 --> 00:10:14,067 六道くんっ! 128 00:10:21,934 --> 00:10:24,601 -六道くん! -六道! 129 00:10:24,634 --> 00:10:30,868 黄泉の羽織は 高く売れるな 差し押さえる! 130 00:10:33,801 --> 00:10:37,200 -六道くん! -りんね! 131 00:10:37,234 --> 00:10:40,400 -息してない… -えっ! 132 00:10:40,434 --> 00:10:44,868 借金のカタとして 六道りんねの 人間の寿命 133 00:10:44,901 --> 00:10:47,701 命の火を いただいた 134 00:10:47,734 --> 00:10:51,267 -命の火… -返しなさいよっ! 135 00:10:51,300 --> 00:10:53,267 はああっ! 136 00:10:53,300 --> 00:10:55,901 きゃっ! 137 00:10:55,934 --> 00:10:59,000 余計な真似は やめろ 138 00:10:59,033 --> 00:11:02,267 命の火が どうなっても いいのか? 139 00:11:02,300 --> 00:11:04,267 くっ… 140 00:11:04,300 --> 00:11:08,901 返してほしくば 堕魔死神カンパニーの 場所を捜して来い 141 00:11:08,934 --> 00:11:14,400 -ただし 明日の朝 10時までだ -朝10時 142 00:11:14,434 --> 00:11:17,734 あの世のリサイクルショップ 開店時間 143 00:11:17,767 --> 00:11:22,734 それをもって 黄泉の羽織と 命の火を 売り払う 144 00:11:22,767 --> 00:11:29,701 所有権が 店に移った時点で 六道りんねは 寿命を終える 145 00:11:31,400 --> 00:11:33,567 -鳳! -呼びすて 146 00:11:33,601 --> 00:11:37,701 あなただけが 頼りよ 堕魔死神カンパニーの場所は? 147 00:11:37,734 --> 00:11:41,300 だから それが わかってりゃ とっくに乗りこんでるわよ! 148 00:11:41,334 --> 00:11:44,067 ちっ 使えない女だな 149 00:11:44,100 --> 00:11:47,267 なんですってえ! この B級お祓い師が! 150 00:11:47,300 --> 00:11:50,033 黙れ この無能死神! 151 00:11:50,067 --> 00:11:52,968 今から捜したんじゃ 間に合わない 152 00:11:52,968 --> 00:11:59,701 -りんね様 パンの耳ゲットしてきましたよ -六文ちゃん! 153 00:11:59,734 --> 00:12:07,033 りんね様? え… 冷た… 154 00:12:12,267 --> 00:12:15,634 だ 誰にも言いませんから… 155 00:12:15,667 --> 00:12:20,467 皆さんの犯行だとは 誰にも言いませんから?っ! 156 00:12:20,501 --> 00:12:24,834 なんで おれたちが寄ってたかって 六道を 殺害せねばならんのだ 157 00:12:24,868 --> 00:12:28,434 -翼くん つかまえて -聖灰! 158 00:12:31,300 --> 00:12:35,601 -六文ちゃん お願い 私を あの世に連れて行って! -え 159 00:12:35,634 --> 00:12:37,601 記死神のところよ 160 00:12:37,634 --> 00:12:42,767 直接 六道の命の火を 取り返しに行くのかい? 161 00:12:44,434 --> 00:12:48,601 行って どうする? 頼んで 返してくれる相手じゃないぞ 162 00:12:48,634 --> 00:12:50,968 だって このままじゃ 六道くんが… 163 00:12:50,968 --> 00:12:54,434 って 六道くん… 164 00:12:54,467 --> 00:13:00,033 -霊…? -命の火を取られた刹那 はじき出された 165 00:13:00,067 --> 00:13:04,300 とにかく ここから先は 人間の出る幕じゃない 166 00:13:04,334 --> 00:13:07,601 六道くん… 167 00:13:12,367 --> 00:13:15,934 なんとしても 自力で 命の火を 取り戻す! 168 00:13:15,968 --> 00:13:18,634 -断られても 加勢するわよ! -鳳! 169 00:13:18,667 --> 00:13:23,167 架印のやり方が 許せない! 借金のカタに 寿命を取るなんて 170 00:13:23,200 --> 00:13:25,501 やってる事は だまし神と 同じじゃない! 171 00:13:25,534 --> 00:13:30,033 私も 黙って待ってるなんて できない! なにか手伝うよ! 172 00:13:30,067 --> 00:13:32,801 人手が多い方が 頼もしいですよ 173 00:13:32,834 --> 00:13:36,868 おれは あくまで真宮さんの ボディーガードだけどな! 174 00:13:36,901 --> 00:13:41,501 気持ちは ありがたいが… 誰か 一人くらい残って 175 00:13:41,534 --> 00:13:44,868 おれの体の見張りを していて欲しかったのだが… 176 00:13:47,033 --> 00:13:54,601 <その頃 六道りんねの体は 残念な事になっていた> 177 00:14:03,133 --> 00:14:05,100 命数管理局…? 178 00:14:05,133 --> 00:14:10,601 そ 人間の寿命名簿を管理する 役所 記死神の職場よ 179 00:14:10,634 --> 00:14:14,934 -架印が ここにいるって事か? -たぶん おそらく きっと! 180 00:14:14,968 --> 00:14:19,300 頼りないにも ほどがある! 181 00:14:19,334 --> 00:14:24,334 あれ? 六道くんは(霊)? 182 00:14:28,868 --> 00:14:34,767 -ええっ 輪廻の輪に! -きゃあああ?っ! 183 00:14:34,801 --> 00:14:39,167 りんね様?っ! そっち行っちゃ ダメ?っ! 184 00:14:42,434 --> 00:14:44,901 すごい吸引力だった 185 00:14:44,934 --> 00:14:49,367 霊体のまま 輪廻の輪に触れたら 強制的に生まれ変わっちゃうわよ 186 00:14:49,400 --> 00:14:52,234 ここで なにをしている! 187 00:14:52,267 --> 00:14:57,167 特に そこの二人! まだ 死んでないんじゃないか 188 00:15:01,000 --> 00:15:03,133 まずい 逃げるわよ! 189 00:15:03,167 --> 00:15:04,934 -あ! -え 190 00:15:06,567 --> 00:15:08,534 生きてる人間が まぎれこんでるぞ?っ! 191 00:15:08,567 --> 00:15:12,267 -つかまえて現世に強制送還だ! -はっ! 192 00:15:12,300 --> 00:15:14,267 -あっちだ! -逃がすな! 193 00:15:14,300 --> 00:15:16,267 -追え! -急げ! 194 00:15:16,300 --> 00:15:19,667 ふん… 取り戻しに来たか 195 00:15:19,701 --> 00:15:22,000 つまり やつらは本当に 196 00:15:22,033 --> 00:15:26,400 堕魔死神カンパニーへの道を 知らないという事か… 197 00:15:26,434 --> 00:15:29,834 使えん連中だ 198 00:15:32,100 --> 00:15:35,601 -どこに行ったんだ? -ここじゃないな 199 00:15:35,634 --> 00:15:38,300 …分かった 200 00:15:40,234 --> 00:15:43,100 ふぅ… よかった 201 00:15:43,133 --> 00:15:45,734 おい 鳳 逃げて どうする! 202 00:15:45,767 --> 00:15:49,834 うるさいわね あんたたちさえ いなけりゃ バレなかったわよ! 203 00:15:49,868 --> 00:15:53,601 あれ? 六道くんは? 204 00:15:55,267 --> 00:16:01,701 -ああ?っ りんね様?っ! -きゃあああっ! 205 00:16:04,234 --> 00:16:11,200 -どうしたの? -いや… 地獄に仏です 206 00:16:11,234 --> 00:16:13,934 誰? 207 00:16:16,968 --> 00:16:20,434 ま? それは大変! 208 00:16:20,467 --> 00:16:25,300 借金のカタに 命を… お気の毒ね? 209 00:16:25,334 --> 00:16:29,267 どなたか存じませんが ご親切に ありがとうございます 210 00:16:29,300 --> 00:16:31,801 いいえ いいのよ? 211 00:16:31,834 --> 00:16:36,100 だけど 困ったわね 私 世間知らずなもので 212 00:16:36,133 --> 00:16:42,434 そ?ゆ?物が 売り飛ばされそうな リサイクルショップとか 知らないのよ? 213 00:16:42,467 --> 00:16:46,467 こんな立派な お屋敷暮らしですものね? 214 00:16:46,501 --> 00:16:49,901 でも なんだか暗いな… 215 00:16:49,934 --> 00:16:54,901 きゃっ あ?れ?! 216 00:16:58,667 --> 00:17:03,267 -ごめんなさ?い! 暗くって -いえ… 217 00:17:03,300 --> 00:17:08,234 -電気をつけましょう -それが 電気 止められちゃってて 218 00:17:08,267 --> 00:17:11,234 -え? -貧乏 219 00:17:11,267 --> 00:17:16,767 そうだ 忘れてた! いい物があるのよ? 220 00:17:18,734 --> 00:17:24,567 えっ あれ まさか… 221 00:17:24,601 --> 00:17:28,033 黄泉の羽織 222 00:17:28,067 --> 00:17:31,000 ほら? 明るいでしょ 223 00:17:31,033 --> 00:17:36,734 おれの命の火! 224 00:17:36,767 --> 00:17:39,834 きさまら… ここで なにをしている! 225 00:17:39,868 --> 00:17:44,133 -あら お帰りなさい 架印 -あんたんち 226 00:17:44,167 --> 00:17:47,801 どうも?! 彼岸寿司です 227 00:17:47,834 --> 00:17:50,801 特上にぎり五人前 待たせたねっ! 228 00:17:50,834 --> 00:17:53,534 ツケで お願いね? 229 00:17:53,567 --> 00:17:57,467 どうぞ 召しあがれ うわ おいしそ?っ 230 00:17:57,501 --> 00:18:00,467 いいんですか? 電気 止められてるのに 231 00:18:00,501 --> 00:18:04,534 -たくさん 食べてね? -それじゃ 遠慮なく 232 00:18:04,567 --> 00:18:07,033 つまり あの女の人が… 233 00:18:07,067 --> 00:18:10,334 六道くんの おとうさんに ダマされて… 234 00:18:10,367 --> 00:18:14,334 そうだ 金を持ち逃げされた ぼくの母だ 235 00:18:14,367 --> 00:18:17,100 あらっ 違うのよ 架印 236 00:18:17,133 --> 00:18:22,601 鯖人さんからは 毎月ラブレターが 届いているんだからっ 237 00:18:24,267 --> 00:18:28,000 「事業で成功したら 必ず迎えに行くよ 238 00:18:28,033 --> 00:18:34,000 ところで 急にお金が必要になった ので 少し送って下さい 鯖人」 239 00:18:37,968 --> 00:18:41,834 「事業の調査のために ハワイに来ています 240 00:18:41,868 --> 00:18:46,100 帰りの飛行機代が無くなりました 少し送って下さい 241 00:18:46,133 --> 00:18:48,767 愛してます 鯖人」 242 00:18:52,467 --> 00:18:56,133 「お金を送って下さい 愛してます 鯖人」 243 00:18:57,901 --> 00:19:04,634 お仕事が忙しいのに 毎月ちゃんと送ってくれるのよ? 244 00:19:06,934 --> 00:19:08,901 まさに ダニ! 245 00:19:08,934 --> 00:19:13,133 つまり 未だに ダマされてるって事か 246 00:19:18,734 --> 00:19:23,934 架印 母上は知っているのか? おやじが 堕魔死… 247 00:19:25,601 --> 00:19:29,634 秘密なんだ 248 00:19:29,667 --> 00:19:34,467 記死神になって いろいろな資料を 見ているうちに 気がついた 249 00:19:34,501 --> 00:19:37,701 あいつが 母から 金を だまし盗った直後に 250 00:19:37,734 --> 00:19:41,601 堕魔死神カンパニーが 設立されたという事に… 251 00:19:41,634 --> 00:19:45,634 つまり 母上の金が 会社の資本金に… 252 00:19:45,667 --> 00:19:50,200 母の真心の金が 悪用された 事だけは 知られたくない! 253 00:19:50,234 --> 00:19:53,834 どれだけ傷つくか… 254 00:19:53,868 --> 00:19:55,868 …なぜ 寿司を食っている? 255 00:19:55,901 --> 00:19:59,801 しかも いつの間にか 黄泉の羽織を 256 00:19:59,834 --> 00:20:03,801 <命の火を奪われ 霊体化している 六道りんねだが 257 00:20:03,834 --> 00:20:09,701 黄泉の羽織を 裏返して着る事で 実体化でき 寿司が食えるのだ> 258 00:20:09,734 --> 00:20:15,734 あの? お母様宛のラブレターに 同封されていた借用書があって 259 00:20:15,767 --> 00:20:20,000 六道くんが 連帯保証人に なってるんだけど 260 00:20:20,033 --> 00:20:22,400 これ 偽造印鑑です 261 00:20:22,434 --> 00:20:26,467 <くどいようですが あやしい 相手の 連帯保証人になるのは 262 00:20:26,501 --> 00:20:28,467 ダメ 絶対! 263 00:20:28,501 --> 00:20:32,367 偽造印鑑を作るなんて もっとダメ 絶対!> 264 00:20:32,400 --> 00:20:36,200 つまり 六道くんも おとうさんの被害者で… 265 00:20:36,234 --> 00:20:41,167 -無駄だ 真宮 桜 -ああ 聞く耳 持たん 266 00:20:41,200 --> 00:20:45,267 -ええ みんな… -少し眠ってもらった 267 00:20:45,300 --> 00:20:50,300 六道りんね… 怨むなら 外道おやじを怨め! 268 00:20:50,334 --> 00:20:54,167 六道くん! 269 00:20:54,200 --> 00:20:56,767 …来い 270 00:21:06,234 --> 00:21:10,434 ここで おとなしくしていろ 271 00:21:10,467 --> 00:21:12,434 ちょっと! 272 00:21:12,467 --> 00:21:15,501 安心しろ 記死神とて 死神だから 273 00:21:15,534 --> 00:21:19,634 きみのように 生きている人間に 危害は加えない 274 00:21:19,667 --> 00:21:25,534 ただし 人間でも死神でもある 六道りんねに 手加減はしない! 275 00:21:25,567 --> 00:21:29,033 六道くんに 何をするつもり 276 00:21:30,701 --> 00:21:34,067 待って! いくら怨みが あるからって 命までは… 277 00:21:34,100 --> 00:21:36,067 お願い やめて! 278 00:21:36,100 --> 00:21:38,067 待って 開けて! 279 00:21:43,534 --> 00:21:49,934 ここ 蔵の中? …ん? 280 00:21:53,567 --> 00:21:58,400 「声に出して読め りんねへ」 281 00:21:58,434 --> 00:22:01,234 これ 六道くんの…? 282 00:22:02,934 --> 00:22:06,601 くっ… 引っ張られる! 283 00:22:06,634 --> 00:22:11,200 実体化していても 命の火が 入っていない 今のきさまは 284 00:22:11,234 --> 00:22:14,834 -所詮 抜け殻 -架印! 285 00:22:14,868 --> 00:22:18,934 輪廻の輪の吸引力に 逆らえないようだな 286 00:22:18,968 --> 00:22:24,834 このまま 輪廻の輪に追い込んで 転生させてやる 287 00:22:31,501 --> 00:22:37,901 君が嫌い でも愛してる どうしようもない程に 288 00:22:37,934 --> 00:22:41,467 交わらない ふたつの世界 289 00:22:41,501 --> 00:22:44,434 輪廻の輪の向こう 290 00:22:44,467 --> 00:22:48,200 こらえてた言葉さえ 291 00:22:48,234 --> 00:22:52,534 唇から こぼれそう 292 00:22:52,567 --> 00:22:56,334 愛の欠片 流れ星のよう 293 00:22:56,367 --> 00:23:02,501 消えてしまう きっと 294 00:23:02,534 --> 00:23:04,601 気付かない 295 00:23:04,634 --> 00:23:08,133 もつれた 赤い糸ほどく 296 00:23:08,167 --> 00:23:11,734 君に触れたい 気持ち 297 00:23:11,767 --> 00:23:15,334 たとえ近くに感じても 298 00:23:15,367 --> 00:23:20,701 明かせない この気持ち 299 00:23:25,067 --> 00:23:27,033 忘れないで 300 00:23:27,067 --> 00:23:31,634 生まれ変わる時が来ても 301 00:23:31,667 --> 00:23:37,968 心が ちょっと近づいても 302 00:23:42,834 --> 00:23:49,968 交わらない ふたつの世界 輪廻の輪の向こう 303 00:23:50,000 --> 00:23:58,000 回る回る 記憶をつなぐ また会う日まで