1 00:00:37,457 --> 00:00:42,062  回想  (六道りんね)俺は 人間…。 (真宮 桜)人間? 2 00:00:42,062 --> 00:00:44,862 みたいな…。 3 00:00:48,835 --> 00:00:53,573  回想  俺は… 現世に未練を残し 成仏できない者たちを→ 4 00:00:53,573 --> 00:00:59,079 輪廻の輪に導く… 死神。 死神!? 5 00:00:59,079 --> 00:01:02,716 みたいな。 みたいな!? 6 00:01:02,716 --> 00:01:05,619 どういう事…? 7 00:01:05,619 --> 00:01:09,022 ♪♪「ひらりひらり風に舞う」 8 00:01:09,022 --> 00:01:12,259 ♪♪「光に さあ 目を覚まして」 9 00:01:12,259 --> 00:01:19,366 ♪♪「思いよ 今羽ばたけ」 10 00:01:19,366 --> 00:01:25,071 ♪♪~ 11 00:01:25,071 --> 00:01:30,911 ♪♪「言いかけたコトバ まだ胸の中」 12 00:01:30,911 --> 00:01:37,450 ♪♪「通り過ぎてく季節も 悲しみも さよなら」 13 00:01:37,450 --> 00:01:43,890 ♪♪「咲き乱れ輝く花びらに 思わず見とれて」 14 00:01:43,890 --> 00:01:51,464 ♪♪「淡い色に心動くたび 鼓動は高鳴る」 15 00:01:51,464 --> 00:01:55,335 ♪♪「ほら 廻る廻る境界線」 16 00:01:55,335 --> 00:01:58,672 ♪♪「記憶を さあ 呼び覚まして」 17 00:01:58,672 --> 00:02:04,177 ♪♪「あの日に見た 世界があるから」 18 00:02:04,177 --> 00:02:08,048 ♪♪「ほら ひらりひらり風に舞う」 19 00:02:08,048 --> 00:02:11,484 ♪♪「光に さあ 目を覚まして」 20 00:02:11,484 --> 00:02:17,691 ♪♪「思いよ 今羽ばたけ」 21 00:02:17,691 --> 00:02:20,961 ♪♪「今すぐ その向こうへ」 22 00:02:20,961 --> 00:02:24,297 ♪♪「溢れる 未来のカケラ」 23 00:02:24,297 --> 00:02:33,197 ♪♪「その手で 強く抱きしめて」 24 00:02:36,543 --> 00:02:40,246 <この学校では 「伝説の百葉箱」と呼ばれる→ 25 00:02:40,246 --> 00:02:46,346 新たな心霊スポットが 評判を呼んでいた…> 26 00:02:48,722 --> 00:02:51,591 (ミホ)この学校を守っている 神様かな…? 27 00:02:51,591 --> 00:02:54,891 (リカ) 悪霊かもよ。 28 00:02:57,130 --> 00:03:01,868 こうやって 相談の手紙を入れると 問題を 解決してくれるんだって。 29 00:03:01,868 --> 00:03:06,568 おさい銭と お供え物を 忘れるな。 …。 30 00:03:08,475 --> 00:03:10,410 (ミホ リカ) 封筒が消えた! 31 00:03:10,410 --> 00:03:13,880 やだ 怖~い! 待ってよ リカちゃ~ん。 32 00:03:13,880 --> 00:03:15,815 お供え物は なしか…。 33 00:03:15,815 --> 00:03:19,686 まあ いい。 おさい銭さえあれば メシは食える。 34 00:03:19,686 --> 00:03:24,090 <六道りんねの 「黄泉の羽織」は 着ている者を霊体化し→ 35 00:03:24,090 --> 00:03:27,394 普通の人からは 見えなくする> 36 00:03:27,394 --> 00:03:29,329 何て書いてあるの? 37 00:03:29,329 --> 00:03:32,232 <真宮 桜には 霊的なものが見えた> 38 00:03:32,232 --> 00:03:36,636 三組の中林くんと 二組のヨッコが 結ばれますように。 39 00:03:36,636 --> 00:03:39,906 恋愛相談だ… しかも 他人の。 40 00:03:39,906 --> 00:03:43,376 俺の管轄外だ。 引き受けないの? 41 00:03:43,376 --> 00:03:47,647 役に立てん。 俺は 死神…。 …! 42 00:03:47,647 --> 00:03:50,547 みたいな…。 …。 43 00:03:52,986 --> 00:03:54,921 たったの五円。 44 00:03:54,921 --> 00:03:57,624 御縁が ありますようにって 意味じゃない? 45 00:03:57,624 --> 00:04:02,195 これでは 飢え死にしてしまう。 死神も 飢え死にするの? 46 00:04:02,195 --> 00:04:04,998 俺は人間…。 …! 47 00:04:04,998 --> 00:04:06,933 みたいな…。 48 00:04:06,933 --> 00:04:08,902  心の声  だから どっち…? 49 00:04:08,902 --> 00:04:13,339 一体どういう事なの 六道くん。 50 00:04:13,339 --> 00:04:15,275 今を去ること 五十年前→ 51 00:04:15,275 --> 00:04:20,480 俺のおばあちゃんは 死神の仕事で ある男を迎えに来た。 52 00:04:20,480 --> 00:04:24,280 病気で 余命 一分の 青年だったそうだ。 53 00:04:26,286 --> 00:04:28,321 (魂子)まあ いい男! 54 00:04:28,321 --> 00:04:30,557 どストライクだったという。 55 00:04:30,557 --> 00:04:33,793 (青年)あなたは 死神か… 美しい…。 56 00:04:33,793 --> 00:04:36,129 美しいだなんて~? 57 00:04:36,129 --> 00:04:40,900 最期に あなたのような 美しい女性に会えて よかった…。 58 00:04:40,900 --> 00:04:43,403 僕は このまま死んで→ 59 00:04:43,403 --> 00:04:46,806 来世は 虫とかトカゲに 生まれ変わるかもしれないが。 60 00:04:46,806 --> 00:04:50,510 あなたの来世は サバですよ。 サバですか…。 61 00:04:50,510 --> 00:04:52,812 はい。 関鯖です。 62 00:04:52,812 --> 00:04:56,549 フッ…。 あれは 味噌で煮ると旨い…。 63 00:04:56,549 --> 00:04:59,853 その寂しそうな笑顔に ハートを射ぬかれて→ 64 00:04:59,853 --> 00:05:03,723 おばあちゃんは 恋に落ちた。 65 00:05:03,723 --> 00:05:06,926 その 来世サバ男が 俺の おじいちゃんだ。 66 00:05:06,926 --> 00:05:12,699 おじいちゃんが人間… て事は 六道くんは 人間と死神の…。 67 00:05:12,699 --> 00:05:17,303 おばあちゃんは 各所に根回しをし 多少の不正も働いて→ 68 00:05:17,303 --> 00:05:19,773 おじいちゃんの寿命を 五十年 引き延ばし→ 69 00:05:19,773 --> 00:05:22,475 二人は 幸せに暮らした。 70 00:05:22,475 --> 00:05:26,913 そんな おじいちゃんも この春 輪廻の輪に乗った。 71 00:05:26,913 --> 00:05:30,550 そう…。 おじいさん 亡くなったんだ…。 72 00:05:30,550 --> 00:05:34,287 今頃は 黒潮に乗って 回遊している事だろう…。 73 00:05:34,287 --> 00:05:38,024 関鯖って 瀬戸内海じゃなかったっけ? 74 00:05:38,024 --> 00:05:41,895 …とにかく 俺の境遇は そんなところだ。 75 00:05:41,895 --> 00:05:46,466 ふ~ん… お父さんと お母さんは? …! 76 00:05:46,466 --> 00:05:52,266 知らん。 俺は ずっと おじいちゃんと暮らしてたから。 77 00:05:56,876 --> 00:06:01,276  心の声  なんか… 余計な事 聞いちゃったのかな…。 78 00:06:03,516 --> 00:06:09,022 …でも という事は 六道くん… 今は 一人で暮らしてるって事? 79 00:06:09,022 --> 00:06:11,758 だから 貧乏なのかな…→ 80 00:06:11,758 --> 00:06:16,062 死神の仕事って 全然 儲かってない感じだし…。 81 00:06:16,062 --> 00:06:19,599 というより 人間の血が流れる 六道くんが→ 82 00:06:19,599 --> 00:06:23,036 なんで 死神の仕事 しなくちゃいけないんだろ…。 83 00:06:23,036 --> 00:06:26,239 [TEL](携帯の着信音) 84 00:06:26,239 --> 00:06:29,142 ミホちゃんだ。 もしもし。 85 00:06:29,142 --> 00:06:32,612 [TEL](ミホ)桜ちゃん 聞いて! すごく怖いめに あったの! 86 00:06:32,612 --> 00:06:34,547 怖いめ? 87 00:06:34,547 --> 00:06:37,450 さっき 忘れ物を取りに 学校に戻ったのよ。 88 00:06:37,450 --> 00:06:43,022 [TEL](ミホ)で 取り壊し寸前の クラブ棟の前を 通りかかったら…→ 89 00:06:43,022 --> 00:06:46,259 誰もいないはずの 窓の中に…。 90 00:06:46,259 --> 00:06:48,761  回想  あ…! 91 00:06:48,761 --> 00:06:52,031 あれ 絶対 火の玉よ! [TEL]火の玉? 92 00:06:52,031 --> 00:06:54,767 [TEL](ミホ)あそこを建てる時に おまつりした神様が→ 93 00:06:54,767 --> 00:06:57,470 取り壊しを 怒ってるんじゃないかな…→ 94 00:06:57,470 --> 00:07:00,373 怖くて逃げて来たけど 気になって…。 95 00:07:00,373 --> 00:07:02,375 [TEL](ミホ)お願い! 明日 一緒に行って!→ 96 00:07:02,375 --> 00:07:07,275 もう一度 確かめたいの! …いいけど。 97 00:07:09,048 --> 00:07:12,085 ね~ ミホちゃん… 見間違いじゃないの~? 98 00:07:12,085 --> 00:07:16,656 見たんだもん! じゃさ 百葉箱に相談したら? 99 00:07:16,656 --> 00:07:19,559 ん~。 それも どうかな~。 100 00:07:19,559 --> 00:07:21,995 (ミホ)ここよ ここ。 101 00:07:21,995 --> 00:07:25,732 (リカ)確かに 古くさくて 何か出そうだけど…。 102 00:07:25,732 --> 00:07:29,369  心の声  これが クラブ棟…→ 103 00:07:29,369 --> 00:07:33,669 え… 何か来る…。 104 00:07:36,142 --> 00:07:38,111  心の声  本当に 何かいたんだ…。 105 00:07:38,111 --> 00:07:40,113 (2人)ギャーッ! え!? 106 00:07:40,113 --> 00:07:43,683 (2人)オバケ~。 107 00:07:43,683 --> 00:07:46,083 …二人にも 見えるんだ。 108 00:07:47,587 --> 00:07:49,589 (キック音) (化け猫)イテッ。 109 00:07:49,589 --> 00:07:53,893 六道くん…。 110 00:07:53,893 --> 00:07:57,797 ふな~ご。 111 00:07:57,797 --> 00:08:00,197 …行っちゃった。 112 00:08:02,735 --> 00:08:05,872  心の声  あの化け猫 何だったんだろう…→ 113 00:08:05,872 --> 00:08:09,108 ミホちゃんや リカちゃんにも 見えたって事は→ 114 00:08:09,108 --> 00:08:11,477 幽霊とかじゃないのかな…。 115 00:08:11,477 --> 00:08:16,950 あ… 子猫だ。 116 00:08:16,950 --> 00:08:22,588 かわい~…! ケガしてる…。 117 00:08:22,588 --> 00:08:25,688 手当してあげるね。 うちに おいで。 118 00:08:27,393 --> 00:08:29,329 (子猫)み~。 119 00:08:29,329 --> 00:08:34,529 はい ミルクと おかかごはん。 食べな。 み~。 120 00:08:36,436 --> 00:08:40,006 首輪が無いと 野良猫だと思われるわね。 121 00:08:40,006 --> 00:08:42,909 リボン あったかな…。 122 00:08:42,909 --> 00:08:46,245 おとなしくしててね。 123 00:08:46,245 --> 00:08:48,245 (ドアが閉まる音) 124 00:08:51,651 --> 00:08:59,092 ぐびぐび ぐびぐび ぐび プは~。 み~。 125 00:08:59,092 --> 00:09:01,995 み? 126 00:09:01,995 --> 00:09:05,298 おまたせ…。 あ。 127 00:09:05,298 --> 00:09:09,202 に! あぶない! 落ちたら…。 128 00:09:09,202 --> 00:09:15,508 あ! …え? ここは!? 129 00:09:15,508 --> 00:09:21,314 あ! 待って~! 130 00:09:21,314 --> 00:09:24,314 待ってよ~。 131 00:09:26,052 --> 00:09:27,987 ん? 132 00:09:27,987 --> 00:09:32,787  心の声  なんか 少し大きくなった…!? 133 00:09:40,066 --> 00:09:43,966 ここは…!? クラブ棟…!? 134 00:09:45,605 --> 00:09:47,540 火の玉!? 135 00:09:47,540 --> 00:09:49,509 やっぱり お前か! 勝手な事を するな! 136 00:09:49,509 --> 00:09:52,009 (六文)いてっ! だって! 137 00:09:53,780 --> 00:09:57,150 全部 りんね様のために やった事ですよ! 138 00:09:57,150 --> 00:10:00,486 ほら! おかかごはん ゲットしてきました! 139 00:10:00,486 --> 00:10:03,489 お前! こんな高級メシ 一体 どこから…。 140 00:10:03,489 --> 00:10:07,960 (ドアが開く音) 141 00:10:07,960 --> 00:10:11,264 …真宮 桜 どうして ここに…? 142 00:10:11,264 --> 00:10:17,464 それは こっちのセリフよ。 説明してもらいましょうか…。 143 00:10:23,876 --> 00:10:26,779 これが 火の玉の正体…。 144 00:10:26,779 --> 00:10:29,082 電気代が 払えないからな。 145 00:10:29,082 --> 00:10:31,984 で 六道くん ここで 何してるの? 146 00:10:31,984 --> 00:10:34,520 何も。 住んでいるだけだ。 147 00:10:34,520 --> 00:10:38,357 そんな事して いいの? いいも悪いも あるか。 148 00:10:38,357 --> 00:10:40,293 ここなら タダだ。 149 00:10:40,293 --> 00:10:42,228 かわいそうな りんね様。 150 00:10:42,228 --> 00:10:45,665 おじいさまが亡くなって 借家を 追い出されちゃったんですね。 151 00:10:45,665 --> 00:10:50,536 出てきたんだ。 家賃が もったいないからな…!? 152 00:10:50,536 --> 00:10:53,739 みんな 静かに! 153 00:10:53,739 --> 00:10:57,710 何? 物音を 立てるな。 154 00:10:57,710 --> 00:11:03,449 (何かの物音) 155 00:11:03,449 --> 00:11:06,018 …行ったな。 何なの? 156 00:11:06,018 --> 00:11:09,889 多分 見回りだ。 見つかって追い出されると 困る。 157 00:11:09,889 --> 00:11:11,889 はぁ…。 158 00:11:14,060 --> 00:11:17,497 六文 お前は もう帰れ。 えっ!? 159 00:11:17,497 --> 00:11:21,367 心配すんな。 俺は 一人で大丈夫だ。 160 00:11:21,367 --> 00:11:24,237 こっちで生きる事を 決意した日から→ 161 00:11:24,237 --> 00:11:26,172 俺の覚悟は 決まって…。 162 00:11:26,172 --> 00:11:30,543 ふ~ん 六文ちゃんて言うの? はい 桜お嬢さま。 163 00:11:30,543 --> 00:11:32,478 聞けよ。 164 00:11:32,478 --> 00:11:35,381 帰りませんよ! 魂子さまの 御命令です。 165 00:11:35,381 --> 00:11:37,383 おばあちゃんの? 166 00:11:37,383 --> 00:11:40,853 六道くんの おばあちゃん 魂子さんて言うんだ…。 167 00:11:40,853 --> 00:11:44,657 そうゆうわけなんで 雇用契約を お願いします。 168 00:11:44,657 --> 00:11:47,560 この雇い主のとこに サインと ハンコを。 169 00:11:47,560 --> 00:11:49,629 拇印で 結構ですから…。 170 00:11:49,629 --> 00:11:53,466 待て。 お前はすでに おばあちゃんの 契約黒猫だろ。 171 00:11:53,466 --> 00:11:58,604 それは 昨日までの話です。 ねぇ 契約黒猫って? 172 00:11:58,604 --> 00:12:04,710 はい。 古来より 死神と我々 黒猫族は 共存関係にあります。 173 00:12:04,710 --> 00:12:07,346 契約を結んだ その日から→ 174 00:12:07,346 --> 00:12:11,951 呪い 脅し 不吉予言 そして 悪霊退治など→ 175 00:12:11,951 --> 00:12:17,557 黒猫は 死神の仕事の サポート全般を請け負います。 176 00:12:17,557 --> 00:12:20,293 え~と… 六文ちゃんは。 177 00:12:20,293 --> 00:12:23,062 ここ ここ! この シュッとした感じの。 178 00:12:23,062 --> 00:12:26,799 百歩譲って これが お前という事にしておこう。 179 00:12:26,799 --> 00:12:29,702 魂子さまは おっしゃいました…。 180 00:12:29,702 --> 00:12:34,106  回想  お願いです 六文。 優秀で賢い お前の力で→ 181 00:12:34,106 --> 00:12:38,678 りんねを 助けてあげて下さい。 かしこまりました 魂子さま。 182 00:12:38,678 --> 00:12:43,149 え~と…。 ここ ここ! このシュッとしたのが 僕です。 183 00:12:43,149 --> 00:12:47,587 百歩… いや 千歩譲って そういう事にしておこう…。 184 00:12:47,587 --> 00:12:51,290 だが 俺に お前は必要ない。 帰れ。 185 00:12:51,290 --> 00:12:55,695 今から三十分以内に契約すると 送料 無料ですよ。 186 00:12:55,695 --> 00:12:58,297 無料!? <送料など 無い> 187 00:12:58,297 --> 00:13:02,835 いかん いかん 無料という言葉に 踊らされるところだった…→ 188 00:13:02,835 --> 00:13:04,770 俺は 契約などしない。 189 00:13:04,770 --> 00:13:08,541 今なら サービスで 洗剤をつけますよ! 190 00:13:08,541 --> 00:13:10,610 …新聞の勧誘みたい。 191 00:13:10,610 --> 00:13:13,879 手洗い場の石けんで 洗ってるから いらん! ああ! 192 00:13:13,879 --> 00:13:19,085 それでは これは どうですか!? とっておきの死神道具 悪霊肥料! 193 00:13:19,085 --> 00:13:22,955 これを つけます! それ どうやって使うの? 194 00:13:22,955 --> 00:13:25,958 これを その辺の悪霊に食べさせると→ 195 00:13:25,958 --> 00:13:28,327 凶暴化して 暴れだすんです。 196 00:13:28,327 --> 00:13:32,632 適度に被害が出たところで りんね様が 助けに現れれば→ 197 00:13:32,632 --> 00:13:36,302 百葉箱のお供えは ガッポガッポと…。 いらん! 198 00:13:36,302 --> 00:13:40,239 あ~ せっかく魂子さまの所から くすねてきたのに~! 199 00:13:40,239 --> 00:13:43,209 とにかく諦めろ。 契約は しない! 200 00:13:43,209 --> 00:13:46,712 そんな~ ここに拇印を押すだけで いいんですよ! 201 00:13:46,712 --> 00:13:49,512 断る! 202 00:13:52,451 --> 00:13:54,387 偽造するな! 203 00:13:54,387 --> 00:13:57,423 りんね様! どうして契約 してくれないんですか! 204 00:13:57,423 --> 00:14:01,160 お前を雇う余裕は ない。 結論だ。 205 00:14:01,160 --> 00:14:03,562 テッ! いて。 206 00:14:03,562 --> 00:14:09,468 この髪の毛を わら人形に入れて… の~ろ~う~。 207 00:14:09,468 --> 00:14:12,368 うるさい。 208 00:14:17,076 --> 00:14:21,947 け~い~や~く~し~ろ~! 209 00:14:21,947 --> 00:14:25,851 帰れっ! あ~ッ! 210 00:14:25,851 --> 00:14:28,120 なんか かわいそ~。 211 00:14:28,120 --> 00:14:31,023 真宮 桜 お前も もう帰れ。 212 00:14:31,023 --> 00:14:36,495 霊道らしき所を通ってきたんで 財布も無いし 裸足なんだけど。 213 00:14:36,495 --> 00:14:38,731 おじいちゃんが生きてた頃→ 214 00:14:38,731 --> 00:14:42,631 そんな うっかり主婦のテレビアニメを 見た事が あるな。 215 00:14:44,303 --> 00:14:48,174 ね~ 本当に あの子を 雇ってあげる気は 無いの? 216 00:14:48,174 --> 00:14:53,045 無い。 あいつ おばあちゃんの 命令で 来たって言っただろう。 うん。 217 00:14:53,045 --> 00:14:55,047 おばあちゃんは きっと→ 218 00:14:55,047 --> 00:14:57,950 俺と 死神の世界を 結びつけておきたいんだ。 219 00:14:57,950 --> 00:15:02,421  心の声  そっか… たった一人の孫だもんね…。 220 00:15:02,421 --> 00:15:07,827 いろいろ すまなかった。 ありがと。 また明日ね。 221 00:15:07,827 --> 00:15:10,427 じゃ。 222 00:15:12,665 --> 00:15:18,304 六道くん 寂しくないのかな… あんな廃屋のクラブ棟に 一人で…。 223 00:15:18,304 --> 00:15:22,742 寂しいに決まってます。 って あんた 戻って来てたの? 224 00:15:22,742 --> 00:15:25,678 はいっ 桜お嬢さま。 225 00:15:25,678 --> 00:15:29,982 りんね様は 本当に かわいそうな方なんです。 226 00:15:29,982 --> 00:15:32,518 おじいさん 亡くなったんだってね。 227 00:15:32,518 --> 00:15:35,888 はい。 それで おばあさまの魂子さまも→ 228 00:15:35,888 --> 00:15:41,727 こちらで暮らす権利が無くなった。 どうゆう事? 229 00:15:41,727 --> 00:15:45,030 人間である おじいさまが 生きている間だけ→ 230 00:15:45,030 --> 00:15:49,702 死神の魂子さまも 人間界で 暮らすという 約束だったようで。 231 00:15:49,702 --> 00:15:51,637 そうなんだ…。 232 00:15:51,637 --> 00:15:54,073 そして 魂子さまは もうひとつ…→ 233 00:15:54,073 --> 00:15:58,244 死神界と 重要な約束を 交わしていた…。 234 00:15:58,244 --> 00:16:00,179  回想  (鐘の音) 235 00:16:00,179 --> 00:16:05,384 (死神神父) 汝 この人間の男の寿命を 五十年 延ばすにあたり→ 236 00:16:05,384 --> 00:16:10,856 通常の死神業務 十倍のノルマを 果たす事を 誓いますか~? 237 00:16:10,856 --> 00:16:12,792 誓いま~す? 238 00:16:12,792 --> 00:16:15,494 汝が ノルマを果たせない場合→ 239 00:16:15,494 --> 00:16:17,963 孫 子の代まで 働いてもらいますが→ 240 00:16:17,963 --> 00:16:20,199 いいですか~? いいで~す? 241 00:16:20,199 --> 00:16:26,105 <ノルマは 果たせませんでした> 242 00:16:26,105 --> 00:16:28,240 ええええ!? 243 00:16:28,240 --> 00:16:32,111 それって… おばあさんの借金を 孫の六道くんが 返してるって事!? 244 00:16:32,111 --> 00:16:34,647 まあ そんな感じです。 245 00:16:34,647 --> 00:16:39,385 だけど 人間の血を引く りんね様は 完全な死神じゃない。 246 00:16:39,385 --> 00:16:41,320 仕事をこなすといっても→ 247 00:16:41,320 --> 00:16:45,057 普通の死神より 多くの道具に 頼るしかない。 248 00:16:45,057 --> 00:16:47,960 道具の経費だって 馬鹿に ならないんです…。 249 00:16:47,960 --> 00:16:50,863 それで いつも お金に困ってたんだね。 250 00:16:50,863 --> 00:16:55,301 だから 僕の黒猫の力で りんね様の仕事を助けて→ 251 00:16:55,301 --> 00:16:58,204 救ってあげたいんです! そう…。 252 00:16:58,204 --> 00:17:03,576 そうだ! 桜お嬢さま。 一つ 協力して頂けませんか? 253 00:17:03,576 --> 00:17:07,847 協力? 明日 クラブ棟に 人を集めて下さい。 254 00:17:07,847 --> 00:17:11,717 人を? はい。 りんね様のためです! 255 00:17:11,717 --> 00:17:19,425 …ったく 散らかしやがって ん? 封筒…? 256 00:17:19,425 --> 00:17:22,328 六文が 落としていったのか…? 257 00:17:22,328 --> 00:17:27,128 「六文様へ 魂子より…」 ん? 258 00:17:28,901 --> 00:17:31,570 (男子A)悪霊? 出たんだってば。 259 00:17:31,570 --> 00:17:37,977 ね。 桜ちゃんも見たよね。 うん 見た~。 260 00:17:37,977 --> 00:17:41,013 ふっふっふっふっふっ 来たな 生贄ども。 261 00:17:41,013 --> 00:17:43,813 これで 我が作戦は完璧に! 262 00:17:46,418 --> 00:17:50,756 こうして生徒たちを襲い 恐怖のどん底に 突き落とす! 263 00:17:50,756 --> 00:17:54,360 そうすれば りんね様の百葉箱は 大繁盛! 264 00:17:54,360 --> 00:17:58,030 そして僕は 契約金のつり上げに 成功し…。 265 00:17:58,030 --> 00:18:00,499 (ゲンコツの音) 266 00:18:00,499 --> 00:18:03,335 りんね様! 悪いが読んだ。 267 00:18:03,335 --> 00:18:05,935 あっ! 268 00:18:14,947 --> 00:18:21,420 …すまん 六文。 お前 本当は 俺を 頼って来たんだな…。 269 00:18:21,420 --> 00:18:24,356 すまん… 力になって やれなくて…。 270 00:18:24,356 --> 00:18:29,756 やだな 謝らないで下さいよ…。 271 00:18:31,964 --> 00:18:37,469 あれ!? スズキ先生! (スズキ)ん? 272 00:18:37,469 --> 00:18:41,140 どうしたんですか!? 古いクラブ棟を 壊すんだ。 273 00:18:41,140 --> 00:18:46,840 もう 誰も使ってないからな。 え!? そんな…。 274 00:18:50,482 --> 00:18:55,988 帰ります。 すみませんでした。 六文…。 275 00:18:55,988 --> 00:19:00,893 迷惑かけた おわびとゆ~か… せめてもの置き土産に…→ 276 00:19:00,893 --> 00:19:03,729 生徒どもを 襲ってきま~す! 277 00:19:03,729 --> 00:19:07,032 待て! あ イテッ。 278 00:19:07,032 --> 00:19:09,368 何をするんですか りんね様! 279 00:19:09,368 --> 00:19:11,804 それが迷惑だと 言っているんだ。 280 00:19:11,804 --> 00:19:15,374 ≪(生徒たち)キャー。 (六文 りんね)!? 281 00:19:15,374 --> 00:19:20,279 これは… ネズミ? 282 00:19:20,279 --> 00:19:32,791 ♪♪~ 283 00:19:32,791 --> 00:19:36,028 (大ネズミ)ギャー! 284 00:19:36,028 --> 00:19:39,028 (生徒たち)キャー! でっかくなっちゃった! 285 00:19:42,334 --> 00:19:44,870 …! 286 00:19:44,870 --> 00:19:47,439 (大ネズミの鳴き声) 287 00:19:47,439 --> 00:19:50,442 六道くん! 288 00:19:50,442 --> 00:19:54,246 あいつは… クラブ棟に 住みついていた ネズミの霊か!? 289 00:19:54,246 --> 00:19:58,751 住んでて 気付かなかったの? いや 気配には気付いていた。 290 00:19:58,751 --> 00:20:00,686 さすが りんね様! 291 00:20:00,686 --> 00:20:03,455 ヤツが 尻尾を出すまで 泳がせていたんですね! 292 00:20:03,455 --> 00:20:07,926 見回りだと思って 隠れていたんで 霊だと気付かなかった…。 293 00:20:07,926 --> 00:20:09,862 (六文 桜)…。 294 00:20:09,862 --> 00:20:11,864 それにしても デカいな…→ 295 00:20:11,864 --> 00:20:16,464 ただの動物霊が あんなに凶暴化するなんて…。 296 00:20:20,072 --> 00:20:24,610 !?… ねェ… これじゃない? 悪霊肥料!? 297 00:20:24,610 --> 00:20:29,048 昨日 六道くんが捨てたのを 食べたんだ…。 (六文 りんね)…。 298 00:20:29,048 --> 00:20:31,548 (衝撃音) 299 00:20:33,252 --> 00:20:36,121 住みかを 壊されそうになって 怒ってるんだ。 300 00:20:36,121 --> 00:20:39,391 勝手に住みついて 怒ってるんじゃネェ~! 301 00:20:39,391 --> 00:20:41,860 <お互いさまである> 302 00:20:41,860 --> 00:20:45,230 真宮 桜! 500円 貸してくれ! 303 00:20:45,230 --> 00:20:48,067 え? 死神道具を 買う。 304 00:20:48,067 --> 00:20:54,239 いいけど… あ… 財布 忘れてきた。 またか! 305 00:20:54,239 --> 00:20:57,676 ♪♪~ 306 00:20:57,676 --> 00:21:00,512 どうするの? 逃げる! 307 00:21:00,512 --> 00:21:05,150 道具なしで あんな奴とは戦えん。 ローンとか 使えないの? 308 00:21:05,150 --> 00:21:09,488 俺の収入では 審査が通らないんだ。 309 00:21:09,488 --> 00:21:12,288 アタッ。 310 00:21:14,326 --> 00:21:16,895 (大ネズミの鳴き声) 311 00:21:16,895 --> 00:21:18,831 あっ! 312 00:21:18,831 --> 00:21:21,700 ふな~ご! 313 00:21:21,700 --> 00:21:25,300 チュ チュー…。 314 00:21:29,475 --> 00:21:31,410 ヘヘン! 315 00:21:31,410 --> 00:21:35,948 道具… いらなかったね。 五百円のところが タダに! 316 00:21:35,948 --> 00:21:41,754 <結局 騒ぎは クラブ棟にまつった 神様のタタリという事になり→ 317 00:21:41,754 --> 00:21:45,290 取り壊しは 中止になった…> 318 00:21:45,290 --> 00:21:49,161 それでは これで… みなさん お元気で…。 319 00:21:49,161 --> 00:21:53,031 六文ちゃん…。 320 00:21:53,031 --> 00:21:55,968 どうにかならないの? 何がだ? 321 00:21:55,968 --> 00:21:59,671 何がって 六道くん…。 322 00:21:59,671 --> 00:22:06,578 六文! 何をしている 帰るぞ。 323 00:22:06,578 --> 00:22:09,848 りんね様… それでは! 324 00:22:09,848 --> 00:22:13,185 覚悟しておけ。 俺の仕事は キツイぞ。 325 00:22:13,185 --> 00:22:16,188 りんね様… はい! 326 00:22:16,188 --> 00:22:20,859 よかったね! 六文ちゃん! はい! 327 00:22:20,859 --> 00:22:25,697 これも 桜お嬢さまのおかげです! ありがとう 六道くん。 328 00:22:25,697 --> 00:22:27,633 何がだ? 329 00:22:27,633 --> 00:22:30,536 何がって 六文ちゃんと 契約してくれるんでしょ!? 330 00:22:30,536 --> 00:22:36,036 ああ。 今後 金が無い時に 重宝する。 …。 331 00:22:38,610 --> 00:22:42,214 <こうして 六道りんねは 低賃金ながらも→ 332 00:22:42,214 --> 00:22:47,419 六文と 雇用契約を結んだ> 333 00:22:47,419 --> 00:22:51,323 しかし ここは 天国みたいな所ですね~。 334 00:22:51,323 --> 00:22:54,960 子猫に化けて 箱に入っていると メシ もらえて。 335 00:22:54,960 --> 00:22:57,596 じゃ 食費は 自分持ちって事で。 336 00:22:57,596 --> 00:23:00,499 <かなりの低賃金であった…> 337 00:23:00,499 --> 00:23:14,413 ♪♪~ 338 00:23:14,413 --> 00:23:19,785 ♪♪「騒がしいだけの証明には さよならして」 339 00:23:19,785 --> 00:23:21,720 ♪♪「正しいものだけ」 340 00:23:21,720 --> 00:23:25,123 ♪♪「はじめましてを していたいな」 341 00:23:25,123 --> 00:23:27,059 ♪♪「お願い どうしても」 342 00:23:27,059 --> 00:23:30,596 ♪♪「見たい触れたい 思い通り」 343 00:23:30,596 --> 00:23:35,901 ♪♪「新しいものだらけ 選ぶ勇気をくださいな」 344 00:23:35,901 --> 00:23:41,273 ♪♪「猫も杓子も 右向け右の世界で」 345 00:23:41,273 --> 00:23:46,745 ♪♪「君と目が 合うなんてこと」 346 00:23:46,745 --> 00:23:50,983 ♪♪~ 347 00:23:50,983 --> 00:23:53,418 ♪♪「巡り会い 巡れば巡る」 348 00:23:53,418 --> 00:23:56,321 ♪♪「くるりくるり 隣り合わせ」 349 00:23:56,321 --> 00:23:59,157 ♪♪「偶然は わざと」 350 00:23:59,157 --> 00:24:01,927 ♪♪「運命の 仕業と」 351 00:24:01,927 --> 00:24:04,363 ♪♪「いついつ出やる輪の上」 352 00:24:04,363 --> 00:24:07,299 ♪♪「後ろの正面だあれ なんてね」 353 00:24:07,299 --> 00:24:10,168 ♪♪「振り向いて欲しいんだよ」 354 00:24:10,168 --> 00:24:15,007 ♪♪「同じ笑顔で待ってる」 355 00:24:15,007 --> 00:24:23,548 ♪♪「わたしに気がついて」 356 00:24:23,548 --> 00:24:28,948 ♪♪~