1 00:00:34,313 --> 00:00:36,265 (レディ・ジュエル) ステキなレディになるために➡ 2 00:00:36,265 --> 00:00:41,303 日々 ジュエルパレスで レッスンを積んでいる プチ・レディたち。 3 00:00:41,303 --> 00:00:44,824 そして 彼女たちの中から選ばれた➡ 4 00:00:44,824 --> 00:00:46,859 数名のプチ・レディは➡ 5 00:00:46,859 --> 00:00:49,628 より トップ・オブ・レディに近づくために➡ 6 00:00:49,628 --> 00:00:52,748 ロイヤルパレスへ上がっていきます。 7 00:00:52,748 --> 00:00:56,502 レディとは 努力する人のこと。 8 00:00:56,502 --> 00:00:59,302 皆さんの健闘を祈っています。 9 00:03:43,318 --> 00:03:45,254 (ルビー)ルビーだよ。 10 00:03:45,254 --> 00:03:47,456 レディ・クレア そして レディ・ダイアナが➡ 11 00:03:47,456 --> 00:03:50,342 せっかく混沌の扉を 閉じてくれたのに➡ 12 00:03:50,342 --> 00:03:52,344 また ビーストが…。 13 00:03:52,344 --> 00:03:55,798 もう閉じても閉じても開く。 14 00:03:55,798 --> 00:03:59,318 2人とも力を使い果たして 倒れちゃうし➡ 15 00:03:59,318 --> 00:04:01,603 リリアンも ルーアも ジュエルランドも➡ 16 00:04:01,603 --> 00:04:04,473 みんな み~んな 大変なことになっちゃった。 17 00:04:04,473 --> 00:04:06,792 でも でもでも→ 18 00:04:06,792 --> 00:04:09,792 絶対 絶対 絶対 絶対 助けなきゃ。 19 00:04:15,300 --> 00:04:18,103 (ミウラ)まさか お前だったとはな…。 20 00:04:18,103 --> 00:04:20,903 (ミウラ)レディ・レクター。 21 00:04:31,266 --> 00:04:34,937 (リリアン)ミウラ…。 22 00:04:34,937 --> 00:04:36,939 (レクター)リリアン! 23 00:04:36,939 --> 00:04:40,459 あなたたちのことは 警戒していました。 24 00:04:40,459 --> 00:04:42,444 リリアンと あなたが➡ 25 00:04:42,444 --> 00:04:45,631 心を寄せるようになってから なおのこと。 26 00:04:45,631 --> 00:04:48,500 認めるんだな ジョーカーだと。 27 00:04:48,500 --> 00:04:54,156 ジョーカー… そう呼ばれていたのですね 私は。 28 00:04:54,156 --> 00:04:56,175 よく言い当てていると思います。 29 00:04:56,175 --> 00:05:00,095 追い詰められたっていうのに ずいぶん余裕だな。 30 00:05:00,095 --> 00:05:02,464 (レクター)覚悟を持って してきたことです。 31 00:05:02,464 --> 00:05:06,535 (ミウラ)なぜだ なぜ こんなことを…。 32 00:05:06,535 --> 00:05:11,140 希望の光を 失ったからかもしれません。 33 00:05:11,140 --> 00:05:15,194 私には もう失うものは何もない。 34 00:05:15,194 --> 00:05:17,596 ここまでのようですね。 35 00:05:17,596 --> 00:05:21,967 いや あんたには もうひと仕事してもらう。 36 00:05:21,967 --> 00:05:27,089 リリアンを生き返らせてくれ。 37 00:05:27,089 --> 00:05:31,143 みんな いいぞ 入ってきてくれ。 38 00:05:31,143 --> 00:05:34,580 (ももな)どうしたの? ミウラ… レディ・レクターも…。 39 00:05:34,580 --> 00:05:36,782 急用って何? 40 00:05:36,782 --> 00:05:40,302 (エレナ)表は まだ 大変なことになっているのよ。 41 00:05:40,302 --> 00:05:42,287 (ルーア)助けなきゃ! 42 00:05:42,287 --> 00:05:44,640 すべて この方の仕業だ。 43 00:05:44,640 --> 00:05:49,061 そうだろ レディ・レクター いや ジョーカー。 44 00:05:49,061 --> 00:05:51,947 ジョーカーって レディ・レクターだったの? 45 00:05:51,947 --> 00:05:54,633 そんな まさか…。 46 00:05:54,633 --> 00:05:59,755 認めたくないわね 尊敬していたのに。 47 00:05:59,755 --> 00:06:02,090 何で? 何で? 48 00:06:02,090 --> 00:06:05,978 (ブート)なぜだ なぜ止められなかった クソ…。 49 00:06:05,978 --> 00:06:09,598 どうしてなんですか レディ・レクター。 50 00:06:09,598 --> 00:06:12,301 (カイエン)ぜひとも 聞かせてもらいたいものだな。 51 00:06:12,301 --> 00:06:14,987 なぜ こんなことを しでかしたのか…。 52 00:06:14,987 --> 00:06:17,787 (ロメオ)説明してくれますね。 53 00:06:21,143 --> 00:06:23,495 私からも お願いします。 54 00:06:23,495 --> 00:06:27,466 リリアン… すべては 私がしたことです。 55 00:06:27,466 --> 00:06:30,352 こんなはずでは なかったのですが…。 56 00:06:30,352 --> 00:06:33,438 混沌の扉を完全に閉じるのは➡ 57 00:06:33,438 --> 00:06:37,142 レディ・ジュエルに やっていただくつもりでした。 58 00:06:37,142 --> 00:06:39,528 ダイアナではなく…。 59 00:06:39,528 --> 00:06:41,580 どういうことなんですか? 60 00:06:41,580 --> 00:06:43,982 わからない わからないわ。 61 00:06:43,982 --> 00:06:48,370 混沌の扉が閉まる瞬間 ダイアナが言ってた。 62 00:06:48,370 --> 00:06:50,472 誰も責めないでって…。 63 00:06:50,472 --> 00:06:53,992 あっ… こんなことをしてもなお➡ 64 00:06:53,992 --> 00:06:58,814 あなたは 愛の手をさしのべるのね ダイアナ。 65 00:06:58,814 --> 00:07:01,967 知っていたわ ずっと前から。 66 00:07:01,967 --> 00:07:04,820 ダイアナの優しさも 広い心も。 67 00:07:04,820 --> 00:07:08,974 だから 独り占め したかったのかもしれない。 68 00:07:08,974 --> 00:07:13,579 あの頃 私たち3人は いつも 一緒だった。 69 00:07:13,579 --> 00:07:17,299 トップ・オブ・レディを目指し 切磋琢磨し➡ 70 00:07:17,299 --> 00:07:22,304 嬉しいことも 悲しいことも 分け合っていた。 71 00:07:22,304 --> 00:07:24,940 ((クレア:不思議な人ね ダイアナは。 72 00:07:24,940 --> 00:07:27,326 いつも ルーアと 駆け回っているのに➡ 73 00:07:27,326 --> 00:07:30,345 誰よりも勉強ができるなんて。 74 00:07:30,345 --> 00:07:34,132 そうね 本当に 不思議な人)) 75 00:07:34,132 --> 00:07:37,319 (レクター)ダイアナは 自由奔放だったけれど➡ 76 00:07:37,319 --> 00:07:39,771 課題においては 常に トップ。 77 00:07:39,771 --> 00:07:43,308 私は2位になったり 3位になったり➡ 78 00:07:43,308 --> 00:07:46,411 ダイアナを超えることは できなかった。 79 00:07:46,411 --> 00:07:51,133 でも 不思議と悔しいと 思ったことはなかったわ。 80 00:07:51,133 --> 00:07:53,302 ((ダイアナ 週末は何してるの? 81 00:07:53,302 --> 00:07:55,287 ピクニックに出かけない? (ダイアナ)ええ。 82 00:07:55,287 --> 00:07:57,306 ぜひ 僕も ご一緒したいな。 83 00:07:57,306 --> 00:07:59,308 俺だって。 うん)) 84 00:07:59,308 --> 00:08:01,326 (レクター)ダイアナは 誰からも愛され→ 85 00:08:01,326 --> 00:08:03,979 同時に みんなに愛の手をさしのべる➡ 86 00:08:03,979 --> 00:08:06,932 広い心を持っていたわ。 87 00:08:06,932 --> 00:08:10,636 そんななか ついに トップ・オブ・レディを決める➡ 88 00:08:10,636 --> 00:08:13,088 最後の課題が言い渡された。 89 00:08:13,088 --> 00:08:16,308 それは ブライダルメイド。 90 00:08:16,308 --> 00:08:18,327 花嫁の友人として→ 91 00:08:18,327 --> 00:08:21,263 カップルの結婚式を最高に盛り上げる お手伝いをする→ 92 00:08:21,263 --> 00:08:24,132 …というものだった。 93 00:08:24,132 --> 00:08:28,754 つまり 友人の幸せを 心から祝福すること➡ 94 00:08:28,754 --> 00:08:31,957 それを試される課題だったわ。 95 00:08:31,957 --> 00:08:36,478 私は 完璧なタイムテーブルと 一流の食事で➡ 96 00:08:36,478 --> 00:08:39,264 ラグジュアリーな 結婚パーティーを演出したわ。 97 00:08:39,264 --> 00:08:41,800 満足だった。 98 00:08:41,800 --> 00:08:46,271 一方 クレアは 式の前から花嫁に寄り添い➡ 99 00:08:46,271 --> 00:08:50,275 裏方として 結婚するカップルの 手となり足となり➡ 100 00:08:50,275 --> 00:08:52,275 感謝されていた。 101 00:08:54,346 --> 00:08:58,467 そして ダイアナは たくさんのサプライズ企画を考え➡ 102 00:08:58,467 --> 00:09:01,503 2人を心から笑顔にし→ 103 00:09:01,503 --> 00:09:05,607 そして 花嫁を涙させたの。 104 00:09:05,607 --> 00:09:09,795 ダイアナ自身も 幸せそうな2人を見て➡ 105 00:09:09,795 --> 00:09:13,598 感動の涙を流していたのを 覚えているわ。 106 00:09:13,598 --> 00:09:19,538 それまでに見たことがないほど 美しい涙だった。 107 00:09:19,538 --> 00:09:24,276 誰かのことで あんなにも 美しい涙を流せるなんて➡ 108 00:09:24,276 --> 00:09:29,097 本当に あの日のダイアナは まぶしかった。 109 00:09:29,097 --> 00:09:33,535 そして ダイアナは トップ・オブ・レディに選ばれた。 110 00:09:33,535 --> 00:09:36,254 結果は 誰の目にも明らかで➡ 111 00:09:36,254 --> 00:09:40,308 誰もが ダイアナに 祝福の拍手を送ったわ。 112 00:09:40,308 --> 00:09:42,961 もちろん 私も…。 113 00:09:42,961 --> 00:09:49,768 誰かをあんなにも祝福したのは 私の人生で初めての経験だった。 114 00:09:49,768 --> 00:09:54,306 ダイアナは 私の憧れであり 誇りだった。 115 00:09:54,306 --> 00:09:56,258 レクター…。 116 00:09:56,258 --> 00:09:58,977 (レクター)そして 彼女がトップ・オブ・レディとなって➡ 117 00:09:58,977 --> 00:10:03,081 レディ・ジュエルとなるなら 私はどんなことでもしよう➡ 118 00:10:03,081 --> 00:10:07,619 ダイアナに尽くそうと心に決めたの。 119 00:10:07,619 --> 00:10:12,290 でもでも ダイアナは レディ・ジュエルには ならなかったんだよね。 120 00:10:12,290 --> 00:10:15,460 レディ・クレアがなったんだもんね。 うん…。 121 00:10:15,460 --> 00:10:21,983 そう ダイアナは レディ・ジュエルにはならず ロイヤルパレスを去ったわ。 122 00:10:21,983 --> 00:10:24,119 それって もしかして→ 123 00:10:24,119 --> 00:10:27,005 いとこのお兄ちゃんと 結婚したからですか? 124 00:10:27,005 --> 00:10:28,924 そうです。 125 00:10:28,924 --> 00:10:32,310 ダイアナは ブライダルメイドの課題を通し➡ 126 00:10:32,310 --> 00:10:36,598 愛する人と結婚することの すばらしさを知ったのね。 127 00:10:36,598 --> 00:10:40,035 レディ・ジュエルとして 生きるのではなく➡ 128 00:10:40,035 --> 00:10:44,835 プリンス・アルトの妻として 生きる道を選んだ。 129 00:10:52,130 --> 00:10:56,818 そのあと レディ・ジュエルには クレアが選ばれた。 130 00:10:56,818 --> 00:11:00,689 誰に対しても優しく 献身的なクレアならば➡ 131 00:11:00,689 --> 00:11:02,624 必ずや レディ・ジュエルとして→ 132 00:11:02,624 --> 00:11:05,794 ジュエルランドに 尽くしてくれるだろうという➡ 133 00:11:05,794 --> 00:11:08,814 みんなからの 賛同を得たのでしょう。 134 00:11:08,814 --> 00:11:12,300 私も そのことに異論はなかった。 135 00:11:12,300 --> 00:11:16,588 でも 何かが 心に引っかかっていた。 136 00:11:16,588 --> 00:11:20,292 それは 小さなトゲのように 私の心に刺さったまま➡ 137 00:11:20,292 --> 00:11:26,264 時は流れ 小さなトゲは やがて 太い楔となって➡ 138 00:11:26,264 --> 00:11:29,634 私の心を痛め 歪めた。 139 00:11:29,634 --> 00:11:32,304 それで レディ・クレアを→ 140 00:11:32,304 --> 00:11:34,773 レディ・ジュエルの座から 降ろそうとしたのか? 141 00:11:34,773 --> 00:11:37,726 フンッ。 142 00:11:37,726 --> 00:11:39,594 身勝手だわ! 143 00:11:39,594 --> 00:11:41,630 みんなの総意で 決まったことなのに…。 144 00:11:41,630 --> 00:11:44,316 そのとおりだね。 そうです。 145 00:11:44,316 --> 00:11:48,270 私のしたことは 身勝手極まりないことです。 146 00:11:48,270 --> 00:11:52,641 (ローサ)問題は そのとき感じていた心の痛み。 147 00:11:52,641 --> 00:11:56,595 カードは そう告げています。 そうだね。 148 00:11:56,595 --> 00:12:00,465 レディ・レクターの心に刺さったトゲって 何だったのかな? 149 00:12:00,465 --> 00:12:03,635 バラとか? 聞いてなさいって…。 150 00:12:03,635 --> 00:12:07,522 私にも その痛みの正体が何なのか→ 151 00:12:07,522 --> 00:12:11,309 いまだにわかりません。 152 00:12:11,309 --> 00:12:14,429 私には なんとなくわかる。 153 00:12:14,429 --> 00:12:18,867 大好きな人が 突然 いなくなったら寂しいよ。 154 00:12:18,867 --> 00:12:21,970 つらいよ 心が痛いよ。 155 00:12:21,970 --> 00:12:24,456 ルーア…。 156 00:12:24,456 --> 00:12:28,426 ルーアには ルビーがいるよ~。 わかったから。 157 00:12:28,426 --> 00:12:32,147 なぜかしら 私の心は➡ 158 00:12:32,147 --> 00:12:35,517 みんなから 離れていくばかりだった。 159 00:12:35,517 --> 00:12:40,105 そして こう思うようになったのです。 160 00:12:40,105 --> 00:12:43,925 ダイアナが レディ・ジュエルとなるなら 支えたかった。 161 00:12:43,925 --> 00:12:46,678 でも クレアならば➡ 162 00:12:46,678 --> 00:12:51,478 私のほうが ジュエルランドを 幸福に導くことができるのでは? 163 00:12:59,758 --> 00:13:02,377 ((ふみゅ~ん ふみゅ~ん…。 ルーア? 164 00:13:02,377 --> 00:13:08,477 ふみゅ~ん ふみゅ~ん…)) 165 00:13:10,969 --> 00:13:13,638 (レクター)あのとき 決めたように思います。 166 00:13:13,638 --> 00:13:17,108 やはり ダイアナに置いていかれた ルーアとともに➡ 167 00:13:17,108 --> 00:13:20,128 この つらく苦しい世界を 変えようと。 168 00:13:20,128 --> 00:13:24,599 覚えてる… レクターが傘をさしてくれたこと。 169 00:13:24,599 --> 00:13:26,585 そのときから ルーアを→ 170 00:13:26,585 --> 00:13:28,803 利用するつもりだった ってわけか。 171 00:13:28,803 --> 00:13:31,456 (レクター)そう言われても しかたありませんね。 172 00:13:31,456 --> 00:13:33,642 あのときの私は➡ 173 00:13:33,642 --> 00:13:37,629 雨に濡れた ルーアの悲しみを 救うつもりでいたのですが…。 174 00:13:37,629 --> 00:13:41,916 結果は 誰も救えなかった。 違いますか? 175 00:13:41,916 --> 00:13:45,637 そうですね… あのときの私の中には➡ 176 00:13:45,637 --> 00:13:49,257 すでに ダイアナの結婚を 祝福していた気持は薄まり➡ 177 00:13:49,257 --> 00:13:52,794 ダイアナは ジュエルランドの幸福よりも➡ 178 00:13:52,794 --> 00:13:56,298 結婚という 自分の幸せを取ったんだわと➡ 179 00:13:56,298 --> 00:13:58,750 考えていたのだと思います。 180 00:13:58,750 --> 00:14:00,752 ふみゅ…。 181 00:14:00,752 --> 00:14:05,590 そして そんな ダイアナへ 制裁という意味も含め➡ 182 00:14:05,590 --> 00:14:08,310 ジュエルランドを 危機に陥れることで➡ 183 00:14:08,310 --> 00:14:10,962 レディ・ジュエルの座から クレアを引き下がらせ➡ 184 00:14:10,962 --> 00:14:14,332 自分こそが世界を統べると 決めたのです。 185 00:14:14,332 --> 00:14:17,302 すべて 自分の思いどおりに するためにな。 186 00:14:17,302 --> 00:14:19,287 ミウラ…。 187 00:14:19,287 --> 00:14:21,323 愚かでした。 188 00:14:21,323 --> 00:14:23,591 それこそ 誰の幸せも考えず➡ 189 00:14:23,591 --> 00:14:26,578 自分の思いだけで 動いていることなのに。 190 00:14:26,578 --> 00:14:28,797 そうだと気づいていたんだろ? 191 00:14:28,797 --> 00:14:30,932 もう ずっと前から…。 192 00:14:30,932 --> 00:14:34,969 そして 自分を ずっと責め続けていたはず。 193 00:14:34,969 --> 00:14:37,422 当然の報いです。 194 00:14:37,422 --> 00:14:42,460 私は いちばん大切な ジュエルランドの幸福というものを➡ 195 00:14:42,460 --> 00:14:44,796 見失ったのですから。 196 00:14:44,796 --> 00:14:49,918 そして 大切なメンター ラリマーまでも失ってしまった。 197 00:14:49,918 --> 00:14:52,470 私のせいで…。 198 00:14:52,470 --> 00:14:54,856 ((ラリマー 私に力を! 199 00:14:54,856 --> 00:14:56,858 (ラリマー)なりません。 200 00:14:56,858 --> 00:14:58,977 私の力に なれないというのですか? 201 00:14:58,977 --> 00:15:01,996 あなたを思っているから できないのです。 202 00:15:01,996 --> 00:15:06,134 では もう お別れです。 203 00:15:06,134 --> 00:15:08,937 さようなら ラリマー。 204 00:15:08,937 --> 00:15:10,937 残念です)) 205 00:15:17,629 --> 00:15:21,583 悲しかったんですよね レディ・レクター。 206 00:15:21,583 --> 00:15:26,304 心に刺さった トゲの正体は 悲しみなんじゃないかな? 207 00:15:26,304 --> 00:15:29,604 ルーアも悲しかったんだよね? ももな…。 208 00:15:32,510 --> 00:15:36,815 憧れだった レディ・ダイアナに 裏切られたという思いが➡ 209 00:15:36,815 --> 00:15:39,615 なおさら 気持を沈ませたんだろう。 210 00:15:41,586 --> 00:15:43,588 だって ダイアナは➡ 211 00:15:43,588 --> 00:15:47,342 自分が幸せになるために アルトと行っちゃったんだもん。 212 00:15:47,342 --> 00:15:50,342 (アルト)自分だけじゃないよ ルーア。 213 00:15:52,313 --> 00:15:54,313 アルトお兄ちゃん。 214 00:17:05,303 --> 00:17:09,307 (アルト)みんな 僕たちのことで こんなことになってしまい➡ 215 00:17:09,307 --> 00:17:11,242 本当に 申し訳ない。 216 00:17:11,242 --> 00:17:14,445 確かに ダイアナは レディ・ジュエルよりも➡ 217 00:17:14,445 --> 00:17:16,965 僕と結婚することを 選んでくれた。 218 00:17:16,965 --> 00:17:20,919 でも それは 自分が幸せになる道じゃない。 219 00:17:20,919 --> 00:17:26,140 ダイアナは 僕を幸せにしてくれようと していたんだと思う。 220 00:17:26,140 --> 00:17:30,929 あいにく 僕は 成績優秀な プリンスでは なかったからね。 221 00:17:30,929 --> 00:17:35,633 レディ・ジュエルを支えるキングとしては 力不足だったと思う。 222 00:17:35,633 --> 00:17:37,652 ダイアナは そのことにも➡ 223 00:17:37,652 --> 00:17:39,604 気づいていて くれたんじゃないかな。 224 00:17:39,604 --> 00:17:43,975 じゃあ ダイアナは アルトのために 私を置いていったのね。 225 00:17:43,975 --> 00:17:45,927 ふみゅ~ん…。 226 00:17:45,927 --> 00:17:49,113 ルーア 話は 最後まで聞こうよ。 227 00:17:49,113 --> 00:17:54,636 ってか この間 ダイアナと話して そこは違うってなったでしょ? 228 00:17:54,636 --> 00:17:57,755 そうだけど… 寂しかったんだもん。 229 00:17:57,755 --> 00:18:00,959 ダイアナも いつもキミのことを思っては→ 230 00:18:00,959 --> 00:18:03,428 1人で 隠れて泣いていて➡ 231 00:18:03,428 --> 00:18:07,248 そして ひそかに ある決意もしていたんだ。 232 00:18:07,248 --> 00:18:12,186 ((ダイアナ:レディ・ジュエルというのは 自分のことよりも➡ 233 00:18:12,186 --> 00:18:16,291 ジュエルランドのみんなの幸せを 願う立場にいる人よ。 234 00:18:16,291 --> 00:18:18,977 それは 自分の身を挺しても➡ 235 00:18:18,977 --> 00:18:23,464 ジュエルランドを守るカギとなる使命を 背負っているということなの。 236 00:18:23,464 --> 00:18:27,986 だから アルト…。 わかっているよ ダイアナ。 237 00:18:27,986 --> 00:18:32,790 ジュエルランドに何かあったときは 行くんだろ? 238 00:18:32,790 --> 00:18:35,827 僕は そんなキミを誇りに思うよ。 239 00:18:35,827 --> 00:18:37,927 アルト…)) 240 00:18:42,133 --> 00:18:44,769 そんな覚悟を 決めていたなんて。 241 00:18:44,769 --> 00:18:48,289 レディ・ダイアナは ロイヤルパレスを離れても➡ 242 00:18:48,289 --> 00:18:50,942 みんなのこと 考えてたんだね。 243 00:18:50,942 --> 00:18:52,961 ダイアナらしい。 244 00:18:52,961 --> 00:18:55,980 そして 実際に 一大事となって➡ 245 00:18:55,980 --> 00:18:59,934 レディ・クレアは ジュエルランドを守るべく 行動に出た。 246 00:18:59,934 --> 00:19:02,620 それを レディ・ダイアナが助けた。 247 00:19:02,620 --> 00:19:06,040 …というのが これまでの真相なんですね。 248 00:19:06,040 --> 00:19:08,960 ああ それでいいかな? レクター。 249 00:19:08,960 --> 00:19:10,960 ええ。 250 00:19:14,916 --> 00:19:20,171 うわっ レディ・ジュエルの真っ白な顔が 真っ青だよ~! 251 00:19:20,171 --> 00:19:23,171 いいから 静かにしてなさいって。 252 00:19:26,761 --> 00:19:29,464 レクター。 クレア。 253 00:19:29,464 --> 00:19:31,482 ごめんなさい。 254 00:19:31,482 --> 00:19:34,919 あなたの苦しみを理解できず 私は…。 255 00:19:34,919 --> 00:19:36,955 謝らないで クレア。 256 00:19:36,955 --> 00:19:43,261 真っ白な心を持つあなたには 私を理解できなくて当然よ。 257 00:19:43,261 --> 00:19:45,279 しかし クレアは➡ 258 00:19:45,279 --> 00:19:48,316 いつも あなたの気持に 寄り添いたいと願っていた。 259 00:19:48,316 --> 00:19:52,603 あなたを疑わしいと感じ ひそかに 行動を追いながらも➡ 260 00:19:52,603 --> 00:19:55,623 クレアは あなたを 信じようとしていました。 261 00:19:55,623 --> 00:19:57,625 えっ? 262 00:19:57,625 --> 00:20:02,447 心の闇は 本当に 大切なものを見る目を曇らせる。 263 00:20:02,447 --> 00:20:07,969 レディ・レクターを思う人たちの 温かい瞳に気づかなかったのかも。 264 00:20:07,969 --> 00:20:09,921 そうですね。 265 00:20:09,921 --> 00:20:12,974 私は ダイアナが 去っていった寂しさと➡ 266 00:20:12,974 --> 00:20:15,493 レディ・ジュエルになれなかった憤り。 267 00:20:15,493 --> 00:20:19,814 そんな さまざまな思いから 自分の心を曇らせ➡ 268 00:20:19,814 --> 00:20:22,316 大切なものを見失いました。 269 00:20:22,316 --> 00:20:25,636 そして 同じく 悲しんでいた ルーアを利用し→ 270 00:20:25,636 --> 00:20:27,655 傷つけてしまった。 271 00:20:27,655 --> 00:20:30,942 あんたが傷つけたやつは もう1人いる。 272 00:20:30,942 --> 00:20:33,742 わかっています レディ・リリアンを…。 273 00:20:36,314 --> 00:20:38,383 (ミウラ)俺は こう思ってる。 274 00:20:38,383 --> 00:20:42,787 罪は償えるのかもしれないが そんなことは勝手にやってくれ。 275 00:20:42,787 --> 00:20:45,306 俺の望みは ただ一つ。 276 00:20:45,306 --> 00:20:47,692 リリアンをよみがえらせてほしい。 277 00:20:47,692 --> 00:20:50,645 あんたにしかできないことだ。 278 00:20:50,645 --> 00:20:52,597 ミウラ。 279 00:20:52,597 --> 00:20:56,968 ああ 妹を返してほしい。 カイエン。 280 00:20:56,968 --> 00:20:58,986 あんたが生み出したリリアンなら➡ 281 00:20:58,986 --> 00:21:02,423 もう一度 生み出してくれ できるんだろ!? 282 00:21:02,423 --> 00:21:05,309 できたとしても それは やはり➡ 283 00:21:05,309 --> 00:21:07,245 人形でしかありません。 284 00:21:07,245 --> 00:21:10,698 (ミウラ)リリアンは 人形なんかじゃねえ! 285 00:21:10,698 --> 00:21:15,470 レクター キミは プチ・レディ時代に 古文書を解読し➡ 286 00:21:15,470 --> 00:21:18,423 いくつかの 魔法の発動を成功させた。 287 00:21:18,423 --> 00:21:22,810 レディたちの中には その能力を うらやましく思う者もいたが➡ 288 00:21:22,810 --> 00:21:25,797 どこかで その力を恐れてもいた。 289 00:21:25,797 --> 00:21:27,949 そして 課題発表のとき…。 290 00:21:27,949 --> 00:21:31,636 ((魔法の発動など 断じて許しません)) 291 00:21:31,636 --> 00:21:34,288 (ブート)キミがレディ・ジュエルに 選ばれなかったのは➡ 292 00:21:34,288 --> 00:21:37,959 キミが劣っているからじゃない。 293 00:21:37,959 --> 00:21:40,428 誰よりも優れすぎていたからだ。 294 00:21:40,428 --> 00:21:44,248 あっ。 わかるか? プリンス・ミウラ。 295 00:21:44,248 --> 00:21:47,435 魔法で命を生み出すのは禁忌だ。 296 00:21:47,435 --> 00:21:49,637 それを 人は恐れる。 297 00:21:49,637 --> 00:21:51,639 してはならないことなんだ。 298 00:21:51,639 --> 00:21:53,641 わからねえな。 299 00:21:53,641 --> 00:21:56,944 リリアンは 現実にいたんだ 目の前に…。 300 00:21:56,944 --> 00:22:00,982 俺の中でも リリアンは 確かに妹だ。 301 00:22:00,982 --> 00:22:03,251 リリアンをよみがえらせてくれ。 302 00:22:03,251 --> 00:22:06,471 そのためなら 俺はどうなってもいい。 303 00:22:06,471 --> 00:22:09,957 ダメよ ミウラ そんなことをしてはダメ。 304 00:22:09,957 --> 00:22:11,959 心を失ってしまうわ。 305 00:22:11,959 --> 00:22:15,313 リリアン 俺は それでもかまわない。 306 00:22:15,313 --> 00:22:17,248 いいえ ミウラ。 307 00:22:17,248 --> 00:22:22,303 心を失うということが どれだけつらく 苦しいことか…。 308 00:22:22,303 --> 00:22:26,958 そうですよね レディ・レクター。 309 00:22:26,958 --> 00:22:30,111 (リリアン)私を生み出してから ただの1日も➡ 310 00:22:30,111 --> 00:22:32,814 穏やかに眠れた日が なかったのでは? 311 00:22:32,814 --> 00:22:36,184 あぁ…。 312 00:22:36,184 --> 00:22:38,336 レクター? 313 00:22:38,336 --> 00:22:41,336 大丈夫ですか? レディ・レクター あっ…。 314 00:22:44,325 --> 00:22:46,978 (みんな)あぁ…。 315 00:22:46,978 --> 00:22:52,016 はぁ あぁ あ~! 316 00:22:52,016 --> 00:22:55,016 うわ~! うっ…。 317 00:22:58,289 --> 00:23:00,341 レクター! 318 00:23:00,341 --> 00:23:02,641 うぅ…。 319 00:23:18,059 --> 00:23:20,059 (レクター)うっ…。 320 00:23:34,592 --> 00:23:36,911 レクター! 321 00:23:36,911 --> 00:23:39,580 レクター。 レクター。 322 00:23:39,580 --> 00:23:41,599 何てことだ。 323 00:23:41,599 --> 00:23:46,621 ファイナルワンドを行使すれば その使った本人が何かを失う。 324 00:23:46,621 --> 00:23:50,691 レクターは ワンドに 命を捧げたというのか!? 325 00:23:50,691 --> 00:23:53,311 レクター どういうことなんだ? 326 00:23:53,311 --> 00:23:55,313 なぜ キミがこんなことを? 327 00:23:55,313 --> 00:24:00,451 これで すべてが 許されるとは思いませんが➡ 328 00:24:00,451 --> 00:24:02,770 私が消滅すれば➡ 329 00:24:02,770 --> 00:24:08,359 私が生み出したビーストは 消滅するはず。 330 00:24:08,359 --> 00:24:13,659 次に この杖を使う者が 現れないことを祈って…。 331 00:24:15,983 --> 00:24:18,986 ごめんなさい…。 332 00:24:18,986 --> 00:24:21,286 あっ レクター。 333 00:24:24,141 --> 00:24:26,410 あぁ レクター。 334 00:24:26,410 --> 00:24:28,412 そんな…。 335 00:24:28,412 --> 00:24:32,583 これで終わりなのか これで…。 336 00:24:32,583 --> 00:24:35,303 ジュエルランドは守られた。 337 00:24:35,303 --> 00:24:38,189 最後は レディ・レクターに。 338 00:24:38,189 --> 00:24:44,489 でも でも こんなの悲しすぎる。 339 00:24:50,952 --> 00:24:54,021 リリアン…。 340 00:24:54,021 --> 00:24:57,321 リリアンは どうなる。 341 00:27:33,280 --> 00:27:35,280 今日は いいことあるかな? 342 00:27:37,318 --> 00:27:39,353 サフィーだ 予想外のことが 起こりそう。 343 00:27:39,353 --> 00:27:41,353 うん 準備を しっかりしよう!