1 00:00:02,000 --> 00:00:06,000 <緋呂斗:よ~いどんで 始まるかけっこ…。 2 00:00:06,000 --> 00:00:11,340 学力偏差値 フォロワーの数 星付きを競うレストラン…。 3 00:00:11,340 --> 00:00:14,010 世界には格付けが あふれている。 4 00:00:14,010 --> 00:00:16,180 この世に生きてる人間➡ 5 00:00:16,180 --> 00:00:19,010 全員にランキングが つけられるとしたら➡ 6 00:00:19,010 --> 00:00:22,180 自分はいったい何位なんだろう。 7 00:00:22,180 --> 00:00:24,190 最下位じゃないと思いたい。 8 00:00:24,190 --> 00:00:26,690 でも1位なわけもない。 9 00:00:26,690 --> 00:00:30,690 1億人の中だったら 9千万位くらいかな> 10 00:00:30,690 --> 00:00:34,700 (一ノ瀬)続いては 転入生にして学園代表➡ 11 00:00:34,700 --> 00:00:37,370 篠原緋呂斗くんによる挨拶だ。 12 00:00:37,370 --> 00:00:42,370 <緋呂斗:まあ そんな順位 本気にする必要なんてないか。 13 00:00:42,370 --> 00:00:45,710 目に見える情報すべてが 真実とは限らない。 14 00:00:45,710 --> 00:00:49,210 この世には 嘘があふれてるんだから> 15 00:00:49,210 --> 00:00:51,210 (緋呂斗)よう お前ら。 16 00:00:51,210 --> 00:00:54,380 俺が新しい7ツ星の篠原緋呂斗だ。 17 00:00:54,380 --> 00:00:57,890 これから2年の間 お前らの頭を踏みつけ➡ 18 00:00:57,890 --> 00:01:01,990 トップに君臨し続ける男 それが俺だ。 19 00:01:01,990 --> 00:01:04,330 例の「お嬢様」とやらにも。 20 00:01:04,330 --> 00:01:07,500 ほかの誰にも 星を譲るつもりはない。 21 00:01:07,500 --> 00:01:10,500 文句があるなら いつでも かかってきてくれていいぜ。 22 00:01:10,500 --> 00:01:13,000 ゲームの申請は大歓迎だ。 23 00:01:13,000 --> 00:01:16,170 無様に叩き潰されても かまわないなら➡ 24 00:01:16,170 --> 00:01:18,510 という前提の話だが。 25 00:01:18,510 --> 00:01:21,180 お前ら凡人が どう あがこうと➡ 26 00:01:21,180 --> 00:01:25,350 この島の このアカデミーの ランキングにおける頂点は➡ 27 00:01:25,350 --> 00:01:27,850 この俺だ。 28 00:01:27,850 --> 00:01:31,650 <緋呂斗:ああ もちろん これは全部嘘だ> 29 00:03:05,660 --> 00:03:07,660 ふ…。 30 00:03:07,660 --> 00:03:11,330 どうすんの 俺! ほんとに言っちゃったよ! 31 00:03:11,330 --> 00:03:14,000 あっ? 📱 32 00:03:14,000 --> 00:03:17,000 う… うう…。 33 00:03:17,000 --> 00:03:20,510 う… んっ? 📱 34 00:03:20,510 --> 00:03:26,680 📱新入生の皆さん ようこそアカデミーへ。 35 00:03:26,680 --> 00:03:29,010 📱この島の学園生活は➡ 36 00:03:29,010 --> 00:03:32,180 日本を代表する 彩園寺財閥が提供する➡ 37 00:03:32,180 --> 00:03:35,850 最新鋭のテクノロジーによって 支えられています。 38 00:03:35,850 --> 00:03:40,530 📱皆さんの評価は 集めた 星の数によって決まります。 39 00:03:40,530 --> 00:03:45,200 📱私たちアカデミーは 最も効率的な星の獲得に➡ 40 00:03:45,200 --> 00:03:49,200 学生同士の 「ゲーム」を推奨しています。 41 00:03:49,200 --> 00:03:51,300 📱唯一にして最高の称号➡ 42 00:03:51,300 --> 00:03:55,640 「7ツ星」を目指して 日々ゲームに励んでください。 43 00:03:55,640 --> 00:04:01,480 📱輝かしい未来に向けた 学園生活が今 スタートします! 44 00:04:01,480 --> 00:04:05,820 (緋呂斗)俺だって… 好きで 7ツ星になったんじゃねえ! 45 00:04:05,820 --> 00:04:08,820 なんで! こんなことに…。 46 00:04:10,820 --> 00:04:14,830 あ… なんか 迷ったっぽいぞ。 47 00:04:14,830 --> 00:04:16,830 おい…。 48 00:04:19,660 --> 00:04:21,670 んっ? 49 00:04:23,840 --> 00:04:26,340 あ… あの! 50 00:04:26,340 --> 00:04:28,340 (更紗)えっ? (緋呂斗)はっ! 51 00:04:28,340 --> 00:04:31,680 (更紗)あ… はい 私? 52 00:04:31,680 --> 00:04:35,350 《緋呂斗:この子! すげぇかわいい…。 53 00:04:35,350 --> 00:04:38,680 いや かわいいっていうより キレイのほうが近いか。 54 00:04:38,680 --> 00:04:43,190 ルビーみたいな目… ていうか なんかどっかで見たことある? 55 00:04:43,190 --> 00:04:45,190 アイドル? モデルとか?》 56 00:04:45,190 --> 00:04:48,030 えっと… ねぇ どうしたの? 57 00:04:48,030 --> 00:04:50,300 用がないなら 私は行くけど? 58 00:04:50,300 --> 00:04:52,460 あ 悪い。 59 00:04:52,460 --> 00:04:55,300 じゃない すみません ちゃんとあります 用。 60 00:04:55,300 --> 00:04:59,300 その… 俺 実は昨日この島に 来たばっかりなんですけど➡ 61 00:04:59,300 --> 00:05:01,310 ちょっと道に迷っちゃいまして。 62 00:05:01,310 --> 00:05:04,310 英明学園ってどうやって 行けばいいか わかりますか? 63 00:05:04,310 --> 00:05:06,810 英明学園は四番区でしょ? 64 00:05:06,810 --> 00:05:10,320 ここ 三番区よ。 えっ? 65 00:05:10,320 --> 00:05:13,490 英明学園はこっち 地図を読むのは苦手? 66 00:05:13,490 --> 00:05:16,990 すみません…。 謝らなくていいのよ。 67 00:05:16,990 --> 00:05:19,490 ていうか敬語も使わなくていいわ。 68 00:05:19,490 --> 00:05:21,490 あなた 2年生でしょう? 69 00:05:21,490 --> 00:05:24,000 だったら私と同い年だもの。 70 00:05:24,000 --> 00:05:26,500 あ そうだったのか… って➡ 71 00:05:26,500 --> 00:05:29,670 んっ? いや なんでわかるんだよ そんなの。 72 00:05:29,670 --> 00:05:32,000 (更紗)デバイスの機能で名前とか➡ 73 00:05:32,000 --> 00:05:35,670 所属学園なんかの情報を 一通り見ることができるの。 74 00:05:35,670 --> 00:05:38,510 自分より ランクの低い相手に限られるけど。 75 00:05:38,510 --> 00:05:42,350 (緋呂斗)へぇ。 本当に何も知らないみたいね。 76 00:05:42,350 --> 00:05:46,350 デバイスの使い方なんて 一番に説明を受けるはずだけど。 77 00:05:46,350 --> 00:05:49,860 あ~ まあ チュートリアルはスキップする派ってことで。 78 00:05:49,860 --> 00:05:52,120 フフッ なにそれ。 79 00:05:52,120 --> 00:05:55,790 それで私に解説を頼むんじゃ 世話ないじゃない。 80 00:05:55,790 --> 00:05:59,130 まあいいわ。 ちょっとデバイスを見せてくれる? 81 00:05:59,130 --> 00:06:02,130 (更紗)デバイスはこの島での必需品よ。 82 00:06:02,130 --> 00:06:04,800 地図が入ってるのも このデバイスだけだし➡ 83 00:06:04,800 --> 00:06:08,810 島の情報がわかる STOCっていう 独自のSNSがあって➡ 84 00:06:08,810 --> 00:06:11,310 メッセージとかも ここから送れるから。 85 00:06:11,310 --> 00:06:14,310 あと ここからゲームの申請ができるわ。 86 00:06:14,310 --> 00:06:18,650 相手の星を奪いたいときには ここから申請。 ねっ? 87 00:06:18,650 --> 00:06:21,990 あ~ あ ありがとう。 88 00:06:21,990 --> 00:06:23,990 フフッ でも➡ 89 00:06:23,990 --> 00:06:25,990 地図を読むのが苦手なら➡ 90 00:06:25,990 --> 00:06:29,490 デバイスが使えても目的地に たどりつけないんじゃない? 91 00:06:29,490 --> 00:06:31,500 四番区はすぐそこよ。 92 00:06:31,500 --> 00:06:34,500 広場があるから 入り口まで私が案内してあげる。 93 00:06:34,500 --> 00:06:37,170 ついてきて。 ありがとう…。 94 00:06:37,170 --> 00:06:39,170 《笑顔もかわいい~!》 95 00:06:41,170 --> 00:06:44,680 昨日この島に来たってことは 編入生なの? 96 00:06:44,680 --> 00:06:48,680 ああ でも一応 入学式典には 出ときたいなと思ってさ。 97 00:06:48,680 --> 00:06:51,450 はっ いっけない! (チャイム) 98 00:06:51,450 --> 00:06:54,790 うちの学校の式典も午後からなの 急がなきゃ! 99 00:06:54,790 --> 00:06:57,790 ここ四番区だから あとはわかるでしょ? 100 00:06:57,790 --> 00:07:01,460 あ ああ! ありがとな。 じゃ またね? 101 00:07:01,460 --> 00:07:03,460 あっ! 102 00:07:06,460 --> 00:07:08,470 アアア… ヴヴ…。 103 00:07:08,470 --> 00:07:10,470 (スプリンクラーの音) 104 00:07:10,470 --> 00:07:12,570 大丈夫か? 105 00:07:17,310 --> 00:07:20,480 答えて。 今のは偶然? 106 00:07:20,480 --> 00:07:22,980 それともあなたの 仕込みだったりするの? 107 00:07:22,980 --> 00:07:25,650 え… いや 仕込みって…。 108 00:07:25,650 --> 00:07:28,150 なんだよそれ 偶然に決まってるだろ。 109 00:07:28,150 --> 00:07:31,490 決まってる? どうかしらね。 110 00:07:31,490 --> 00:07:33,830 あなた ちっとも動揺してないじゃない。 111 00:07:33,830 --> 00:07:36,830 思えば最初からおかしかったわ。 112 00:07:36,830 --> 00:07:40,000 誰でも知ってる デバイスの使い方を知らなかったり➡ 113 00:07:40,000 --> 00:07:43,170 四番区の学生なのに 三番区を ふらついてたり。 114 00:07:43,170 --> 00:07:45,670 そもそも この広場だって四番区だし。 115 00:07:45,670 --> 00:07:49,340 最初から誘導されてたんだって 考えれば つじつまは合う。 116 00:07:49,340 --> 00:07:51,780 はあ? いや だから違っ…。 (更紗)ダメよ! 117 00:07:51,780 --> 00:07:53,780 言い訳なんて聞きたくないわ! 118 00:07:53,780 --> 00:07:57,280 大方 私を… は 恥ずかしめて➡ 119 00:07:57,280 --> 00:08:00,120 無理やり手籠めにでも しようとしてたんでしょうけど➡ 120 00:08:00,120 --> 00:08:02,120 そうはいかないんだから! 121 00:08:02,120 --> 00:08:04,290 んっ! んっ んっ。 122 00:08:04,290 --> 00:08:07,790 んっ? 123 00:08:07,790 --> 00:08:10,300 はっ! う… いい!? 124 00:08:10,300 --> 00:08:12,800 ゲームなら 今ここで受けてあげる! 125 00:08:12,800 --> 00:08:16,800 あなたも アカデミーの生徒なら 正々堂々かかってきなさい! 126 00:08:16,800 --> 00:08:20,140 なぁ お前さ そのゲームが終わったら➡ 127 00:08:20,140 --> 00:08:22,310 ちゃんと 俺の話を聞いてくれるか? 128 00:08:22,310 --> 00:08:25,480 何かうまい言い訳でも 思いついたの? 129 00:08:25,480 --> 00:08:29,150 いいわ。 聞くだけなら いくらでも聞いてあげる。 130 00:08:29,150 --> 00:08:32,980 ああ じゃあもうそれでいいよ。 早く申請しなさいよ! 131 00:08:32,980 --> 00:08:35,650 えっ? (更紗)まだ とぼけるつもり? 132 00:08:35,650 --> 00:08:39,660 ゲームの申請はランクの 低い側からしかできないでしょ! 133 00:08:39,660 --> 00:08:42,830 あ ああ… 申請完了 っと。 134 00:08:42,830 --> 00:08:46,500 (更紗)んっ たしかに受諾したわ。 📱 135 00:08:46,500 --> 00:08:49,830 それで肝心の内容は… って。 136 00:08:49,830 --> 00:08:54,110 ゲームは普通 申請した人が その内容を決めるものでしょ! 137 00:08:54,110 --> 00:08:58,110 高いランクになる受諾者が中身を 決めちゃったら 勝負にならない。 138 00:08:58,110 --> 00:09:00,780 そこは申請する人が優先される。 139 00:09:00,780 --> 00:09:02,780 それなのに…。 140 00:09:02,780 --> 00:09:05,280 私も なめられたものね。 141 00:09:05,280 --> 00:09:07,290 えっと? 142 00:09:07,290 --> 00:09:11,460 あなたが送りつけてきたゲームの申請 空白のままじゃない! 143 00:09:11,460 --> 00:09:14,290 これって要は どんな勝負でも勝てるから➡ 144 00:09:14,290 --> 00:09:16,800 内容は テメェが決めろってことでしょ! 145 00:09:16,800 --> 00:09:19,130 《違う違う! なんかポチポチしてたら➡ 146 00:09:19,130 --> 00:09:21,300 勝手に画面 進んじゃった だけなんですけど!?》 147 00:09:21,300 --> 00:09:23,470 あのね いくらなんでも➡ 148 00:09:23,470 --> 00:09:26,300 ここまで あおられたのは 久しぶりよ 私。 149 00:09:26,300 --> 00:09:28,970 お前が そう思いたいならそれでいいよ。 150 00:09:28,970 --> 00:09:31,140 で ゲーム内容はどうするんだ? 151 00:09:31,140 --> 00:09:34,480 バカにして… いいわ! 少し待ってなさい! 152 00:09:34,480 --> 00:09:36,480 すぐに準備するから! 153 00:09:42,150 --> 00:09:44,160 はっ! 154 00:09:47,160 --> 00:09:49,830 ターン制にらめっこ 強化版? 155 00:09:49,830 --> 00:09:51,830 んっ? 📱 156 00:09:51,830 --> 00:09:54,830 (更紗)いい? このゲームは➡ 157 00:09:54,830 --> 00:09:57,670 名前のとおり にらめっこの強化版よ。 158 00:09:57,670 --> 00:10:00,170 普通のにらめっこは 笑ったら負けだけど➡ 159 00:10:00,170 --> 00:10:03,010 このゲームでは表情を変えたら負け。 160 00:10:03,010 --> 00:10:06,010 つまり 喜怒哀楽でもそれ以外でも➡ 161 00:10:06,010 --> 00:10:09,010 感情がセンサーに検知されたら負け。 162 00:10:09,010 --> 00:10:11,020 ターン制ってのは? 163 00:10:11,020 --> 00:10:14,690 私とあなた 交互に自分のターンが回ってくるの。 164 00:10:14,690 --> 00:10:17,190 で 例えばあなたのターンなら➡ 165 00:10:17,190 --> 00:10:19,520 どんな顔をしても負けにならない。 166 00:10:19,520 --> 00:10:23,360 変顔でもなんでもして 私の表情を変えさせるわけ。 167 00:10:23,360 --> 00:10:25,860 要するに アタッカーってことね。 168 00:10:25,860 --> 00:10:28,200 これを1分ごとに交代していくの。 169 00:10:28,200 --> 00:10:30,870 了解だ。 じゃあ早速ゲームを始めようぜ。 170 00:10:30,870 --> 00:10:34,210 えっ いいの? まだアビリティも セットしていないようだけど。 171 00:10:34,210 --> 00:10:37,210 アビリティ? 《また知らない言葉だよ…》 172 00:10:37,210 --> 00:10:39,710 あ~ 別にいいよ このままで。 173 00:10:39,710 --> 00:10:41,710 たぶんなんとかなると思うし。 174 00:10:41,710 --> 00:10:44,380 何とかなる… ですって? 175 00:10:44,380 --> 00:10:48,220 へ へぇ そう… アビリティ…。 176 00:10:48,220 --> 00:10:51,660 (更紗)普通なら 1つ縛るだけでも 十分なハンデって言われてる➡ 177 00:10:51,660 --> 00:10:55,330 ゲーム用アプリ アビリティを全く使わないで➡ 178 00:10:55,330 --> 00:10:57,500 この私に 勝てるって言うの…。 179 00:10:57,500 --> 00:11:00,670 へぇ…。 《緋呂斗:あ~ これマズったわ》 180 00:11:00,670 --> 00:11:03,330 ふ ふふ… わかった。 181 00:11:03,330 --> 00:11:05,340 もういい もういいわ。 182 00:11:05,340 --> 00:11:08,510 あなたのお望みどおり さっさとゲームを始めましょう。 183 00:11:08,510 --> 00:11:12,840 私をバカにしたこと 絶対に後悔させてあげるから! 184 00:11:12,840 --> 00:11:15,850 🔊ゲームが開始されました。 185 00:11:15,850 --> 00:11:19,020 じゃ あなたのターンからゲーム開始よ。 186 00:11:19,020 --> 00:11:22,850 1分ごとに予告なしで ターンプレイヤーが切り替わるから。 187 00:11:22,850 --> 00:11:27,030 もっとも 1分あるのは 私のターンだけなのだけど。 188 00:11:27,030 --> 00:11:30,700 アビリティ 「数値管理レベル7」。 189 00:11:30,700 --> 00:11:34,200 相手のターンを10分の1に制限して。 190 00:11:34,200 --> 00:11:36,870 なっ! これはさすがに卑怯じゃないか!? 191 00:11:36,870 --> 00:11:41,210 何言ってるのよ 基本も基本 超汎用のアビリティじゃない。 192 00:11:41,210 --> 00:11:44,380 あなたはなぜか セットしなかったみたいだけど。 193 00:11:44,380 --> 00:11:46,380 《くっ…》 🔊ターン終了。 194 00:11:46,380 --> 00:11:48,380 次は私の番! 195 00:11:48,380 --> 00:11:50,680 「創造:EX」起動! 196 00:11:53,320 --> 00:11:55,820 何だよそれ 何がどうなってんだ? 197 00:11:55,820 --> 00:11:58,660 どうって だからアビリティだってば。 198 00:11:58,660 --> 00:12:00,660 (更紗)いいの? 逃げなくて。 199 00:12:00,660 --> 00:12:02,830 逃げる? ええ。 200 00:12:02,830 --> 00:12:05,160 だって武器を作ったんだから➡ 201 00:12:05,160 --> 00:12:08,670 こうするの よっ! 202 00:12:08,670 --> 00:12:10,670 うわっ。 《更紗:鋭利な剣の見た目は➡ 203 00:12:10,670 --> 00:12:12,670 平常心をかき乱す。 204 00:12:12,670 --> 00:12:16,840 表情変化は 恐怖でも 驚愕でも疲労でも何でもいい! 205 00:12:16,840 --> 00:12:20,180 相手の作戦も おそらく類似している。 206 00:12:20,180 --> 00:12:24,180 攻撃をよけ続けてれば いずれバテると思ってるのね…。 207 00:12:24,180 --> 00:12:26,520 甘いわ!》 わっ。 208 00:12:26,520 --> 00:12:29,520 《なんだなんだ? なんでこんなに 人が集まってんだよ!?》 209 00:12:29,520 --> 00:12:31,520 《更紗:服も乾いてきた。 210 00:12:31,520 --> 00:12:36,190 よかった。 濡れたままで 式典に行かなくてすみそう》 211 00:12:36,190 --> 00:12:38,200 ああ…。 212 00:12:41,370 --> 00:12:43,530 なんで…。 213 00:12:43,530 --> 00:12:45,870 今日は入学式典…。 214 00:12:45,870 --> 00:12:50,140 (更紗)私は学園代表として 生徒たちの前に立つ…。 215 00:12:50,140 --> 00:12:52,980 なのに… また濡れた! 216 00:12:52,980 --> 00:12:54,980 🔊ターン終了。 217 00:12:54,980 --> 00:12:58,480 事前にスプリンクラーに細工をして 乾きかけた服を 再び濡らした。 218 00:12:58,480 --> 00:13:00,820 違うって! 壊れてたんだろ! 219 00:13:00,820 --> 00:13:04,320 《更紗:これじゃあ 生徒の前には立てない。 220 00:13:04,320 --> 00:13:07,660 それどころか 知らない人に➡ 221 00:13:07,660 --> 00:13:10,330 濡れてるとこを見られた…。 222 00:13:10,330 --> 00:13:14,830 相手が引き出したかったのは 疲労の表情じゃない…。 223 00:13:14,830 --> 00:13:18,000 恥じらいの表情!?》 224 00:13:18,000 --> 00:13:21,340 見ないでぇ~! 225 00:13:21,340 --> 00:13:24,640 🔊彩園寺更紗の 表情変化を確認しました。 226 00:13:27,010 --> 00:13:29,680 (一ノ瀬)ふぅ…。 227 00:13:29,680 --> 00:13:31,680 🔊ゲーム 終了条件達成。 228 00:13:31,680 --> 00:13:35,020 🔊これにより 彩園寺更紗から篠原緋呂斗へ➡ 229 00:13:35,020 --> 00:13:37,190 星の所有権が移動します。 230 00:13:37,190 --> 00:13:40,530 彩園寺更紗が 負けた!? あの女帝が!? (ざわめき) 231 00:13:40,530 --> 00:13:42,630 おい…。 ほっといて。 232 00:13:45,200 --> 00:13:48,530 篠原緋呂斗様…。 んっ? 233 00:13:48,530 --> 00:13:51,300 ですね。 234 00:13:51,300 --> 00:13:53,300 学長がお待ちです。 235 00:13:55,640 --> 00:13:58,980 全く… ああ 全く…。 236 00:13:58,980 --> 00:14:02,980 君 転校初日に とんでもないことをしてくれたね。 237 00:14:02,980 --> 00:14:05,480 さっきのゲームのことですか? 238 00:14:05,480 --> 00:14:08,490 そう。 239 00:14:08,490 --> 00:14:11,990 そのとおり。 何がそんな問題なんですか? 240 00:14:11,990 --> 00:14:13,990 ゲームって ここでは日常茶飯事なんじゃ…。 241 00:14:13,990 --> 00:14:17,160 そうさ。 普通のゲームならね。 242 00:14:17,160 --> 00:14:20,000 残念ながら 今回は違う。 243 00:14:20,000 --> 00:14:22,000 んっ? いいかい? 244 00:14:22,000 --> 00:14:25,500 君はつい先ほど 大変なタブーを犯してしまった。 245 00:14:25,500 --> 00:14:27,510 少し状況を整理しよう。 246 00:14:27,510 --> 00:14:29,670 君は今朝 ここに来る途中で迷い➡ 247 00:14:29,670 --> 00:14:31,840 そこで1人の少女と出会った。 248 00:14:31,840 --> 00:14:34,180 可憐な彼女に すっかり魅入られた君は➡ 249 00:14:34,180 --> 00:14:37,850 偶然のハプニングを装い セクハラ行為に及んだ挙句➡ 250 00:14:37,850 --> 00:14:40,520 ゲームまで仕掛けて なんやかんや勝利した。 251 00:14:40,520 --> 00:14:43,860 悪意ある改変はありますが 結果的には合ってます。 252 00:14:43,860 --> 00:14:45,860 セクハラ以外は なんら問題ない。 253 00:14:45,860 --> 00:14:48,190 他学区の生徒から星を奪うのは➡ 254 00:14:48,190 --> 00:14:50,960 むしろ我が 英明学園にとっても好都合だ。 255 00:14:50,960 --> 00:14:53,130 (緋呂斗)じゃあ 全部問題ないじゃないですか。 256 00:14:53,130 --> 00:14:56,470 今回は相手が特殊すぎたね。 257 00:14:56,470 --> 00:14:59,970 (一ノ瀬)三番区 桜花学園所属 高校2年生。 258 00:14:59,970 --> 00:15:02,470 入学試験の成績は歴代最高で➡ 259 00:15:02,470 --> 00:15:06,140 島で唯一の7ツ星として トップに君臨していた。 260 00:15:06,140 --> 00:15:09,650 入学してから敗北は ゼロ。 261 00:15:09,650 --> 00:15:12,480 それが君が出会った 可憐な少女… もとい➡ 262 00:15:12,480 --> 00:15:14,990 女帝 彩園寺更紗の正体だ。 263 00:15:14,990 --> 00:15:18,320 彩園寺って どっかで聞いたことあるような。 264 00:15:18,320 --> 00:15:20,320 (一ノ瀬)だろうね。 彩園寺家は➡ 265 00:15:20,320 --> 00:15:22,830 アカデミー創始者の家系だ。 266 00:15:22,830 --> 00:15:26,500 現在のアカデミーの総責任者は 彩園寺政宗。 267 00:15:26,500 --> 00:15:29,170 更紗は彩園寺政宗の孫。 268 00:15:29,170 --> 00:15:31,170 VIP中のVIPってわけだ。 269 00:15:31,170 --> 00:15:34,170 そんなヤツを俺が倒した…。 270 00:15:34,170 --> 00:15:37,180 そう まごうことなき小物の君が。 271 00:15:37,180 --> 00:15:39,180 編入試験の成績は最下位。 272 00:15:39,180 --> 00:15:41,350 ギッリギリ合格の君が。 273 00:15:41,350 --> 00:15:44,180 すがすがしいほどド底辺の君が。 274 00:15:44,180 --> 00:15:46,180 (一ノ瀬)雑魚が モブが! 275 00:15:46,180 --> 00:15:48,190 もう大丈夫です わかりました。 276 00:15:48,190 --> 00:15:52,620 そんな君が彩園寺政宗の孫を ボロクソにしたわけだ。 277 00:15:52,620 --> 00:15:56,630 あの男は非常にプライドが高くて 厳格で冷酷で➡ 278 00:15:56,630 --> 00:15:59,300 怒らせたら怖いんだよねぇ…。 279 00:15:59,300 --> 00:16:02,470 (緋呂斗)あ… まさか 俺 退学ですか? 280 00:16:02,470 --> 00:16:05,640 退学で済んだら御の字だよね…。 281 00:16:05,640 --> 00:16:10,480 彩園寺家のメンツを守るためなら なんでもやるよ あの男。 282 00:16:10,480 --> 00:16:13,310 うっ。 しかし まだ助かる方法が➡ 283 00:16:13,310 --> 00:16:15,810 1つだけある。 284 00:16:15,810 --> 00:16:19,150 君を 7ツ星に仕立て上げる。 285 00:16:19,150 --> 00:16:21,650 はっ! えっ? 286 00:16:21,650 --> 00:16:25,160 (一ノ瀬)今回の件 最もまずかったのは何か。 287 00:16:25,160 --> 00:16:29,660 それは 女帝 彩園寺更紗が 「雑魚に」倒されたこと。 288 00:16:29,660 --> 00:16:33,160 女帝を倒した相手が それにふさわしいレベルであれば➡ 289 00:16:33,160 --> 00:16:35,170 彩園寺政宗も怒るまい。 290 00:16:35,170 --> 00:16:39,500 君が 女帝と同格の存在に… 7ツ星になればいい。 291 00:16:39,500 --> 00:16:41,840 待ってください 俺1ツ星ですよ? 292 00:16:41,840 --> 00:16:44,010 7ツ星とか死んでも無理でしょ! 293 00:16:44,010 --> 00:16:48,510 ああ 本来なら君が7ツ星は 死んでも 無理だろうな! 294 00:16:48,510 --> 00:16:51,120 なぜなら君は まごうことなき小物で…。 295 00:16:51,120 --> 00:16:53,120 だからもうわかっています。 296 00:16:53,120 --> 00:16:56,120 だが君は運がいい。 デバイスを開いてみろ。 297 00:16:56,120 --> 00:16:59,620 あっ。 (一ノ瀬)君は先ほど 女帝とのゲームに勝利した。 298 00:16:59,620 --> 00:17:02,130 彼女から奪った 星の色を見てみたまえ。 299 00:17:02,130 --> 00:17:04,460 (緋呂斗)あれ? 星って白でしたよね? 300 00:17:04,460 --> 00:17:06,960 (一ノ瀬)ああ それは通常の星ではない。 301 00:17:06,960 --> 00:17:11,300 島内で十数個しか現存が 確認されていない 特殊な星。 302 00:17:11,300 --> 00:17:14,470 この赤の星が持つ 特殊な効果は…➡ 303 00:17:14,470 --> 00:17:17,480 赤と聞いて 何を思い浮かべる? 304 00:17:17,480 --> 00:17:19,480 ケチャップ。 305 00:17:19,480 --> 00:17:21,810 意外にも かわいらしい答えをありがとう。 306 00:17:21,810 --> 00:17:26,480 でも 違うよ。 赤のユニークスター その効果は➡ 307 00:17:26,480 --> 00:17:29,490 「なんでも1つ 嘘をつくことができる」。 308 00:17:29,490 --> 00:17:32,160 というものだ。 309 00:17:32,160 --> 00:17:35,830 (一ノ瀬)ほら 嘘は真っ赤だと 相場が決まっているだろう? 310 00:17:35,830 --> 00:17:37,830 (緋呂斗)嘘を… まさか。 311 00:17:37,830 --> 00:17:40,830 (一ノ瀬)そう 本来なら 1ツ星である君のデータを➡ 312 00:17:40,830 --> 00:17:43,830 嘘で塗り固め 7ツ星にする。 313 00:17:43,830 --> 00:17:46,000 (緋呂斗)そんなこと 可能なんですか…。 314 00:17:46,000 --> 00:17:48,170 ああ。 あの赤の星は➡ 315 00:17:48,170 --> 00:17:50,110 女帝がその所有者になるまで➡ 316 00:17:50,110 --> 00:17:52,940 長らく彩園寺家で 保管されてきたものだ。 317 00:17:52,940 --> 00:17:55,780 効果まで知っている人間なんて そうはいない。 318 00:17:55,780 --> 00:17:57,780 (緋呂斗)なんで学長は 知ってるんですか? 319 00:17:57,780 --> 00:18:01,950 私は赤の星の元所有者だからね。 320 00:18:01,950 --> 00:18:05,960 (緋呂斗)要するに 偽りの7ツ星ってことですか。 321 00:18:05,960 --> 00:18:09,290 (一ノ瀬)ああ。 シナリオとしては 編入試験で女帝を超える➡ 322 00:18:09,290 --> 00:18:13,300 史上最高点を叩き出した 異端の天才現る って感じかな。 323 00:18:13,300 --> 00:18:17,130 編入初日。 史上最速の7ツ星だ。 324 00:18:17,130 --> 00:18:19,140 ん…。 もちろん➡ 325 00:18:19,140 --> 00:18:23,980 この計画を実行するかどうか 選択の自由は君にある。 326 00:18:23,980 --> 00:18:26,310 (一ノ瀬)実行しないなら 今日中に荷物をまとめて➡ 327 00:18:26,310 --> 00:18:28,310 島から出るんだな。 328 00:18:28,310 --> 00:18:31,320 君が違法アビリティを使って 女帝を陥れた➡ 329 00:18:31,320 --> 00:18:33,320 ということにしておく。 330 00:18:33,320 --> 00:18:35,990 (一ノ瀬)何のために この島に来たんだ? 331 00:18:35,990 --> 00:18:39,490 君には 大事な目的があるはずだろう? 332 00:18:39,490 --> 00:18:42,830 《緋呂斗:そう 俺には「目的」がある。 333 00:18:42,830 --> 00:18:45,330 会わなきゃいけないヤツがいる。 334 00:18:45,330 --> 00:18:48,000 バッドエンドなんてごめんだ》 335 00:18:48,000 --> 00:18:51,940 ここで諦めるなら 二度と彼女には会えないだろうね。 336 00:18:51,940 --> 00:18:54,110 俺は… はめられたってわけですか。 337 00:18:54,110 --> 00:18:56,940 (一ノ瀬)いや? ここまで 読み切っていたわけではないさ。 338 00:18:56,940 --> 00:19:00,780 ただ… 私は したたかな女でね。 339 00:19:00,780 --> 00:19:05,620 嘘でも事故でも 使えるものはなんでも使う。 340 00:19:05,620 --> 00:19:08,120 (緋呂斗)わかりましたよ。 341 00:19:08,120 --> 00:19:10,960 んっ なってやればいいんでしょう。 342 00:19:10,960 --> 00:19:13,290 最強に! 343 00:19:13,290 --> 00:19:15,290 (緋呂斗)うう… う…。 344 00:19:15,290 --> 00:19:17,460 (一ノ瀬)ウヒヒヒッ! アハハハッ! 345 00:19:17,460 --> 00:19:19,800 君すごいよ 最高じゃないか! 346 00:19:19,800 --> 00:19:21,800 (緋呂斗)どこがツボなのか 謎ですけど…。 347 00:19:21,800 --> 00:19:23,800 「無様に叩き潰されても かまわない➡ 348 00:19:23,800 --> 00:19:26,470 という前提の話だが ドヤ!」。 349 00:19:26,470 --> 00:19:28,640 バカにしてますよね? してない してない。 350 00:19:28,640 --> 00:19:31,640 喝采を送ってるよ アハハハ! 351 00:19:31,640 --> 00:19:34,480 さすがだね! まさに「メンタル詐欺師」! 352 00:19:34,480 --> 00:19:36,980 内心で抱えている感情と 表に出す表情とを➡ 353 00:19:36,980 --> 00:19:39,320 完全に切り離すことができる。 354 00:19:39,320 --> 00:19:42,650 君をこの学園に スカウトして正解だったよ。 355 00:19:42,650 --> 00:19:45,990 あの それより俺 今日からどこに住めばい…。 356 00:19:45,990 --> 00:19:48,160 ああ 寮をこちらで手配した。 357 00:19:48,160 --> 00:19:50,100 デバイスに座標を送っておく。 どうも。 358 00:19:50,100 --> 00:19:54,500 それじゃあ また すばらしい演技期待してるよ。 359 00:19:54,500 --> 00:19:57,000 「無様に叩き潰されてもかまわ…」。 360 00:20:01,340 --> 00:20:03,340 特技 ねぇ…。 361 00:20:03,340 --> 00:20:05,340 えっ わあ! 362 00:20:05,340 --> 00:20:07,340 はっ。 ねぇ…➡ 363 00:20:07,340 --> 00:20:09,510 今日の式典では とてもご立派な➡ 364 00:20:09,510 --> 00:20:11,680 演説だったじゃない。 なんで知って…。 365 00:20:11,680 --> 00:20:14,350 STOCで拡散されてたから! あ ああ…。 366 00:20:14,350 --> 00:20:16,850 ねぇ あなたは何が目的なの? 367 00:20:16,850 --> 00:20:19,520 私の弱みを握って あんな目立つ発言をして➡ 368 00:20:19,520 --> 00:20:21,860 なのに まだ誰にも秘密をバラしてない。 369 00:20:21,860 --> 00:20:24,360 どういうこと? もっと注目を集めてから➡ 370 00:20:24,360 --> 00:20:26,360 徹底的に私を潰すの? 371 00:20:26,360 --> 00:20:30,370 許して… お願いだからもうやめて。 372 00:20:30,370 --> 00:20:34,040 都合のいいことを言ってる っていうのは わかってるわ。 373 00:20:34,040 --> 00:20:37,210 でも私にだって事情があるの。 374 00:20:37,210 --> 00:20:40,710 どうしても この嘘をつき 通さなきゃいけない理由がある。 375 00:20:40,710 --> 00:20:43,210 だからお願い 言わないで。 376 00:20:43,210 --> 00:20:46,380 それ以外なら なんでも いうことを聞いてあげるから…。 377 00:20:46,380 --> 00:20:48,390 (緋呂斗)いや あのさ➡ 378 00:20:48,390 --> 00:20:50,650 お前さっきから なんの話をしてるんだ? 379 00:20:50,650 --> 00:20:52,990 (更紗)とぼけないで! 真剣に頼んでるんだから➡ 380 00:20:52,990 --> 00:20:56,330 ちゃかさないでよ! 知ってるんでしょ! 381 00:20:56,330 --> 00:20:58,330 私が本当は➡ 382 00:20:58,330 --> 00:21:00,660 彩園寺更紗なんかじゃないって! 383 00:21:00,660 --> 00:21:02,670 はっ? 384 00:21:04,670 --> 00:21:06,670 「はっ?」じゃない! 385 00:21:06,670 --> 00:21:10,010 (更紗)ええ… ええそうよ 私は更紗じゃない。 386 00:21:10,010 --> 00:21:14,510 1年前から 更紗の替え玉として 学園に通ってる 朱羽莉奈よ。 387 00:21:14,510 --> 00:21:18,850 負けたら嘘が 全部バレるって状況で 1年間ゲームに勝ち続けて➡ 388 00:21:18,850 --> 00:21:22,020 でも今日 あなたに負けた…。 389 00:21:22,020 --> 00:21:25,520 私が持ってた赤の星を アンタは奪ったんだから➡ 390 00:21:25,520 --> 00:21:27,530 私の嘘はもう知ってるはず…。 391 00:21:27,530 --> 00:21:30,190 赤の星って そういうペナルティがあるのか? 392 00:21:30,190 --> 00:21:33,200 ん… ま まだとぼけるの!? 393 00:21:33,200 --> 00:21:36,200 赤の星は なんでも1つ 嘘がつける代わりに➡ 394 00:21:36,200 --> 00:21:38,540 自分より後の所有者に その嘘がバレるって➡ 395 00:21:38,540 --> 00:21:41,040 デメリットがあるのは 知ってるんでしょ!? 396 00:21:41,040 --> 00:21:44,380 赤の星を持っているのは アンタなんだから…。 397 00:21:44,380 --> 00:21:47,710 なぁ 朱羽… いや彩園寺➡ 398 00:21:47,710 --> 00:21:49,980 それ全部お前の勘違いだ。 399 00:21:49,980 --> 00:21:52,480 えっ? (緋呂斗)俺はお前に聞くまで➡ 400 00:21:52,480 --> 00:21:54,490 嘘のことなんか全く知らなかった。 401 00:21:54,490 --> 00:21:57,490 俺は本当に昨日 この島に来たばっかりだし➡ 402 00:21:57,490 --> 00:21:59,820 デバイスの操作方法だって ろくに知らない。 403 00:21:59,820 --> 00:22:03,160 赤の星に デメリット効果がある ってのも初耳だよ。 404 00:22:03,160 --> 00:22:05,330 (更紗)そんなわけないじゃない! 405 00:22:05,330 --> 00:22:08,500 あなた 私に勝って 7ツ星になったんでしょ!? 406 00:22:08,500 --> 00:22:11,000 まあ 本来なら そうなるんだろうな。 407 00:22:11,000 --> 00:22:13,670 でも俺 本物の7ツ星じゃないし。 408 00:22:13,670 --> 00:22:17,680 え…。 (緋呂斗)それが 俺のついてる嘘なんだよ。 409 00:22:17,680 --> 00:22:20,510 (緋呂斗)赤の星の効果を使ってな。 410 00:22:20,510 --> 00:22:23,680 いいか 俺の本当のランクは一ツ星。 411 00:22:23,680 --> 00:22:27,690 それこそ お前から奪った 赤の星しか持ってない 最底辺だ。 412 00:22:27,690 --> 00:22:31,520 お前と同じで事情があって しかたなく星を偽ってるだけ。 413 00:22:31,520 --> 00:22:34,190 あ… え…。 414 00:22:34,190 --> 00:22:36,360 (更紗)ちょ ちょっと待って。 415 00:22:36,360 --> 00:22:38,360 待ちなさい。 416 00:22:38,360 --> 00:22:41,870 じゃあ なに? あなたは アカデミー最強なんかじゃなくて➡ 417 00:22:41,870 --> 00:22:43,870 ゲームに勝ったのは偶然で➡ 418 00:22:43,870 --> 00:22:46,040 私の秘密も 知らなかった? 419 00:22:46,040 --> 00:22:48,710 ああ そうだよ そういうことだ。 420 00:22:48,710 --> 00:22:51,310 嘘… それじゃあ 私➡ 421 00:22:51,310 --> 00:22:54,140 もしかして自分から…。 422 00:22:54,140 --> 00:22:56,150 《緋呂斗:ちょっと待て。 423 00:22:56,150 --> 00:22:59,320 コイツは本物のお嬢様 じゃなくて替え玉。 424 00:22:59,320 --> 00:23:02,650 つまり 彩園寺家の令嬢 とかじゃないんだから➡ 425 00:23:02,650 --> 00:23:04,660 もしかして コイツを倒しても➡ 426 00:23:04,660 --> 00:23:06,660 理事長の逆鱗に 触れたりしない? 427 00:23:06,660 --> 00:23:08,990 だったら 俺が7ツ星に なる必要なんて➡ 428 00:23:08,990 --> 00:23:11,100 最初からなかったんじゃね!?》 429 00:23:16,170 --> 00:23:19,340 これが… 寮? 430 00:23:19,340 --> 00:23:22,540 何から何まで 嘘だろ? 431 00:23:24,840 --> 00:23:28,180 あ… すみませ~ん…。 432 00:23:28,180 --> 00:23:31,180 (白雪)おかえりなさいませ ご主人様。 433 00:23:33,680 --> 00:23:35,690 《すげぇ…》 434 00:23:35,690 --> 00:23:38,190 はっ。 《緋呂斗:かわいい…》