1 00:00:00,768 --> 00:00:04,638 <私は 死んだことがある。➡ 2 00:00:04,638 --> 00:00:09,474 八年前―― 私は小学一年生。➡ 3 00:00:09,474 --> 00:00:14,574 たまたま「そこ」を通りかかり\N陥没事故に巻き込まれた> 4 00:00:16,650 --> 00:00:19,350 <なにか聞こえる…> 5 00:00:23,291 --> 00:00:25,627 あっ…!! 6 00:00:25,627 --> 00:00:28,226 なに ここ…? 7 00:00:28,226 --> 00:00:30,695 はっ⁉ 8 00:00:30,695 --> 00:00:33,299 ギイイイイッ!! 9 00:00:33,299 --> 00:00:36,002 摩緒さま なんでしょう この街。 10 00:00:36,002 --> 00:00:37,972 た 助けてっ! 11 00:00:37,972 --> 00:00:39,972 ああっ 逃げちゃう。 12 00:00:42,777 --> 00:00:45,012 ギイイイイイイ!! 13 00:00:45,012 --> 00:00:46,949 <やっつけた…?> 14 00:00:46,949 --> 00:00:51,752 手前 摩緒さまの下働きをしております\N乙弥と申します。 15 00:00:51,752 --> 00:00:54,154 おまえ 妖だろう。 16 00:00:54,154 --> 00:00:56,857 っ! 17 00:00:56,857 --> 00:00:59,560 んっ…! はぁっ はぁっ…。\N<私…➡ 18 00:00:59,560 --> 00:01:01,630 どうしたんだろ…> 19 00:01:01,630 --> 00:01:04,199 摩緒さまは陰陽師ですよ。 20 00:01:04,199 --> 00:01:07,470 猫鬼を 知っているか? 21 00:01:07,470 --> 00:01:10,106 <びょうき… っ!➡ 22 00:01:10,106 --> 00:01:12,475 そうだ あの時> 23 00:01:12,475 --> 00:01:15,212 (燃える音) 24 00:01:15,212 --> 00:01:17,412 <化け物を見た…> 25 00:01:20,448 --> 00:01:22,485 化け物…か。 26 00:01:22,485 --> 00:01:25,755 うん… だけど…➡ 27 00:01:25,755 --> 00:01:28,555 どこか人間ぽいというか…。 28 00:01:31,645 --> 00:01:34,148 そういう化け物 知らない? 29 00:01:34,148 --> 00:01:39,450 そんな妖は いくらでもいるからね。\Nあ… いるんだ…。 30 00:01:39,450 --> 00:01:43,255 摩緒さま。 車つかまえてきました。 31 00:01:43,255 --> 00:01:45,955 ああ… もうそんな時刻か。 32 00:01:48,028 --> 00:01:51,565 どちらまで⁉\N<ああっ 人力車…> 33 00:01:51,565 --> 00:01:54,936 (車夫)出しますよ。\Nあ…⁉ って行っちゃうの? 34 00:01:54,936 --> 00:01:57,672 また会おう 菜花。 35 00:01:57,672 --> 00:02:00,672 ふぅ…。\N<話の途中だし…> 36 00:02:03,476 --> 00:02:06,276 <また会えるか わからないのに⁉> 37 00:02:08,114 --> 00:02:11,786 摩緒さま。\N菜花さんて どっちなんですかね? 38 00:02:11,786 --> 00:02:14,689 人なのか妖なのか。 39 00:02:14,689 --> 00:02:17,660 ああ… あの子が\N見たという➡ 40 00:02:17,660 --> 00:02:21,931 その化け物に出会ってから\N変わったのなら――。 41 00:02:21,931 --> 00:02:24,867 <あるいは 菜花は…> 42 00:02:24,867 --> 00:02:28,102 っ⁉ 摩緒さま。 43 00:02:28,102 --> 00:02:31,105 ついてきてますよ。\Nえ。\Nええ⁉ 44 00:02:31,105 --> 00:02:34,405 待てえぇぇぇぇーーーッ!! 45 00:02:37,413 --> 00:02:40,315 ♬〜 46 00:02:40,315 --> 00:02:44,054 ♬「Oh」 47 00:02:44,054 --> 00:02:47,789 ♬「I don’t wanna know why,」 48 00:02:47,789 --> 00:02:50,189 ♬「I don’t wanna know why」 49 00:02:52,360 --> 00:02:55,930 ♬「(Hey hey)\N暗闇から聞こえる My name」 50 00:02:55,930 --> 00:02:59,769 ♬「(Hey hey)不安が胸を蝕む寸前」 51 00:02:59,769 --> 00:03:03,207 ♬「渦巻いた欲望が 息苦しいほど」 52 00:03:03,207 --> 00:03:06,878 ♬「まとわりついて進めない」 53 00:03:06,878 --> 00:03:11,714 ♬「強くなれたら痛みは消えるなんて」 54 00:03:11,714 --> 00:03:14,216 ♬「やけに出来の悪い迷信」 55 00:03:14,216 --> 00:03:18,087 ♬「粉々に今 破り捨てたら」 56 00:03:18,087 --> 00:03:21,687 ♬「君の声は届くだろうか」 57 00:03:24,194 --> 00:03:26,665 ♬「言の葉ははらはら」 58 00:03:26,665 --> 00:03:28,600 ♬「Can you hear my\NHEARTLOUD HEARTLOUD?」 59 00:03:28,600 --> 00:03:32,000 ♬「何度も傷つき救われる」 60 00:03:32,000 --> 00:03:33,935 ♬「雨がはらはら」 61 00:03:33,935 --> 00:03:35,871 ♬「Can you hear my\NHEARTLOUD HEARTLOUD?」 62 00:03:35,871 --> 00:03:40,771 ♬「どうして\N心震えてしまうのだろう」 63 00:03:43,681 --> 00:03:47,381 ♬「HEARTLOUD HEARTLOUD,\NHEARTLOUD HEARTLOUD」 64 00:03:51,055 --> 00:03:54,794 ♬「HEARTLOUD HEARTLOUD,\NHEARTLOUD HEARTLOUD」 65 00:03:54,794 --> 00:04:03,094 ♬〜 66 00:04:09,775 --> 00:04:14,014 (街の喧騒) 67 00:04:14,014 --> 00:04:17,885 はぁっ… はぁっ… はぁっ… はぁ…。 68 00:04:17,885 --> 00:04:21,753 ひどいよ… 置いてきぼりにするなんて…\Nはぁ…。 69 00:04:21,753 --> 00:04:25,490 ここどこ⁉ 帰り ちゃんと送ってよね! 70 00:04:25,490 --> 00:04:28,890 健脚だな。\Nあっ また置いて… っ⁉ 71 00:04:31,230 --> 00:04:34,134 <あれ? なんで…?➡ 72 00:04:34,134 --> 00:04:38,105 人が… 透けてない…。➡ 73 00:04:38,105 --> 00:04:44,305 私が通ってきたゲートの反対側を\N通り抜けると 普通の世界がある…?> 74 00:04:46,148 --> 00:04:48,718 ⚟新聞 新聞ーっ!! 75 00:04:48,718 --> 00:04:52,453 <いやいや 普通じゃないよね>\N首なし事件の続報ーっ! 続報だよ! 76 00:04:52,453 --> 00:04:55,053 <レトロ…というか>\N続報! 続報ーっ! 77 00:04:57,958 --> 00:05:01,362 また出たんですね。\Nああ…。 78 00:05:01,362 --> 00:05:03,432 気になるね…。 79 00:05:03,432 --> 00:05:05,767 新聞? 80 00:05:05,767 --> 00:05:10,073 この首なし事件 被害者はすでに5人…。 81 00:05:10,073 --> 00:05:14,307 ええ⁉ なに その事件!\N全然知らなかった。 82 00:05:14,307 --> 00:05:17,212 見せて見せて!\Nん…。 83 00:05:17,212 --> 00:05:21,382 <なんだろ… この新聞 字ばっかり> 84 00:05:21,382 --> 00:05:23,319 っ! 85 00:05:23,319 --> 00:05:26,823 <え…⁉ 大正…十二年…?> 86 00:05:26,823 --> 00:05:28,758 あ…。 87 00:05:28,758 --> 00:05:37,548 (街の喧騒) 88 00:05:37,548 --> 00:05:40,648 ここ… 大正時代⁉ 89 00:05:43,921 --> 00:05:47,222 あら。 いらっしゃい 摩緒先生。 90 00:05:47,222 --> 00:05:50,125 貂子さん これ。 91 00:05:50,125 --> 00:05:52,729 貧血の薬 処方してきたよ。 92 00:05:52,729 --> 00:05:56,400 ありがとう。 あら その娘…。 93 00:05:56,400 --> 00:06:00,270 <うわぁーっ すごーいっ!➡ 94 00:06:00,270 --> 00:06:02,941 レトロだ レトロだ!> 95 00:06:02,941 --> 00:06:07,342 いやっ! まーっ 太もも丸出し…。 96 00:06:07,342 --> 00:06:10,846 ん…?\N(貂子)あ もしかして➡ 97 00:06:10,846 --> 00:06:13,083 曲馬団の子ですの? 98 00:06:13,083 --> 00:06:16,052 いや ちょっと変わった子なんだ。 99 00:06:16,052 --> 00:06:18,152 あんたが言う? 100 00:06:20,191 --> 00:06:22,260 あの… つまり➡ 101 00:06:22,260 --> 00:06:26,497 摩緒…さんは 大正時代の人なの? 102 00:06:26,497 --> 00:06:31,103 まぁ… 今は そういうことになるかな。 103 00:06:31,103 --> 00:06:34,972 ええ〜⁉ なにその曖昧な言い方。 104 00:06:34,972 --> 00:06:36,937 (貂子)摩緒先生。 105 00:06:36,937 --> 00:06:39,637 来ましたわ 私の妹分。 106 00:06:44,449 --> 00:06:47,888 なかなか お館から抜け出せなくて…。 107 00:06:47,888 --> 00:06:50,188 小夜子と申します。 108 00:06:54,795 --> 00:07:00,065 (小夜子)私は さる子爵さまのお館に\Nご奉公しております。 109 00:07:00,065 --> 00:07:06,439 あの… 摩緒先生は\N首なし事件の事… ご存じですよね。 110 00:07:06,439 --> 00:07:10,844 もちろん。 また起きたようだね。 111 00:07:10,844 --> 00:07:15,616 最初の被害者は高等学校の学生だった。 112 00:07:15,616 --> 00:07:22,088 その後 身元不明も含め\N被害者はすべて若い男。 113 00:07:22,088 --> 00:07:28,288 その… 事件が始まる少し前から…\N旦那さまが体を悪くして…。 114 00:07:29,863 --> 00:07:34,102 (小夜子)\N最初は お顔に腫れ物ができたとかで…。 115 00:07:34,102 --> 00:07:38,974 でも 医者も私たち使用人も寄せつけず➡ 116 00:07:38,974 --> 00:07:43,443 手当てを許されているのは\N奥さまだけで…。 117 00:07:43,443 --> 00:07:49,115 そのうち 日が暮れてから\Nお一人でお出かけになることが増えて…➡ 118 00:07:49,115 --> 00:07:52,915 お帰りは いつも館の者が寝静まった頃…。 119 00:07:54,722 --> 00:07:58,722 ある夜 私\N見てしまったんです…。 120 00:08:03,266 --> 00:08:07,238 旦那さまが\Nお持ちになっているカバンから…➡ 121 00:08:07,238 --> 00:08:10,875 血…のようなものが滴って…。 122 00:08:10,875 --> 00:08:15,275 私は怖くなって\N部屋に逃げ帰りましたが…。 123 00:08:18,714 --> 00:08:24,454 朝になると\N血の跡は すっかり拭き取られていて…。 124 00:08:24,454 --> 00:08:28,723 カバンの中に首が入っていたかも…と?\N⚟(足音) 125 00:08:28,723 --> 00:08:32,464 ちょうどよい寸法のカバンでしたし…。\N⚟(足音) 126 00:08:32,464 --> 00:08:37,700 それって… 摩緒先生が追ってらっしゃる\N猫鬼と関わりありそうですの? 127 00:08:37,700 --> 00:08:40,303 っ!\N<猫鬼…!> 128 00:08:40,303 --> 00:08:44,175 旦那さまの顔は 今どうなっているんだ? 129 00:08:44,175 --> 00:08:47,475 それが ずっと包帯を巻いてらして…。 130 00:08:49,414 --> 00:08:52,514 今は どんな様子なのかは さっぱり…。 131 00:08:54,754 --> 00:08:58,187 見に行こう。\Nええっ? 今から⁉ 132 00:08:58,187 --> 00:09:00,587 もう夕方に近いよ。 133 00:09:03,027 --> 00:09:05,027 確かめたい。 134 00:09:07,266 --> 00:09:10,736 ちょ ちょっと待ってよ。 135 00:09:10,736 --> 00:09:13,736 ありがとうございました!\N⚟(扉の閉まる音) 136 00:09:20,747 --> 00:09:22,947 <私はあの時――> 137 00:09:25,049 --> 00:09:27,049 うわぁ!\Nなんだ⁉ 138 00:09:28,887 --> 00:09:31,687 <死んだはずだった> 139 00:09:37,531 --> 00:09:41,631 摩緒… 体を差し出せ。 140 00:09:44,072 --> 00:09:46,074 猫…鬼…。 141 00:09:46,074 --> 00:09:50,509 わしに 命を差し出せ。 142 00:09:50,509 --> 00:09:52,509 グアアアーッ!! 143 00:09:54,181 --> 00:09:56,581 グゥッ!! グアァォ…!! 144 00:10:01,388 --> 00:10:06,128 <誰かが猫鬼を使役して\N私を呪ったのか⁉➡ 145 00:10:06,128 --> 00:10:08,128 誰が――⁉> 146 00:10:09,896 --> 00:10:13,696 <猫鬼! せめて きさまと刺し違えて…> 147 00:10:22,111 --> 00:10:24,211 ギィィィィッ!! 148 00:10:25,948 --> 00:10:30,353 <あの時――\N私は猫鬼を仕留めたと思った。➡ 149 00:10:30,353 --> 00:10:32,653 だが――> 150 00:10:32,653 --> 00:10:35,856 ねぇ。 でも その旦那さまって➡ 151 00:10:35,856 --> 00:10:39,160 顔はわからないにしても\N姿は人間なんでしょ…➡ 152 00:10:39,160 --> 00:10:41,931 っ! ちょっと…。 153 00:10:41,931 --> 00:10:45,234 猫鬼は…➡ 154 00:10:45,234 --> 00:10:47,704 人の体を器にする。 155 00:10:47,704 --> 00:10:51,604 っ… 乗り移るって事…? 156 00:10:56,243 --> 00:10:58,179 (小夜子)では 摩緒先生。 157 00:10:58,179 --> 00:11:01,779 こっそり勝手口を開けておきますので\N後ほど…。 158 00:11:03,586 --> 00:11:08,725 <あーあ… 夜になっちゃった…> 159 00:11:08,725 --> 00:11:13,898 はぁ…。\N<おじいちゃん 心配してるかな…。➡ 160 00:11:13,898 --> 00:11:19,335 でも 昨日戻った時は\N時間経ってなかった。➡ 161 00:11:19,335 --> 00:11:22,705 時間の流れ どうなってるんだろ。➡ 162 00:11:22,705 --> 00:11:28,105 なんで私の時代と 大正時代が\Nつながってるんだろ> 163 00:11:29,847 --> 00:11:34,052 <ただ\Nここには なにか手がかりがあるんだ。➡ 164 00:11:34,052 --> 00:11:38,724 私の体の異変も そして――➡ 165 00:11:38,724 --> 00:11:42,524 あの時 なにがあったのかも――> 166 00:11:44,261 --> 00:11:47,661 ねぇ 帰り\Nちゃんと送ってくれるんだよね? 167 00:11:51,936 --> 00:11:53,936 もう…。 168 00:12:00,747 --> 00:12:04,947 奥さま 消毒液と新しい包帯を\Nお持ちしました。 169 00:12:07,318 --> 00:12:11,189 ああ… 小夜子 そこに置いておいて。 170 00:12:11,189 --> 00:12:15,794 旦那さまが誰にも\N見られたくないと\Nおっしゃっていますからね。 171 00:12:15,794 --> 00:12:17,794 はい 奥さま…。 172 00:12:19,765 --> 00:12:21,902 入…れ…。 173 00:12:21,902 --> 00:12:24,202 えっ?\N旦那さま…? 174 00:12:30,675 --> 00:12:32,975 小夜子…。\Nはい…。 175 00:12:35,247 --> 00:12:38,647 おまえ… 外で誰と会ってきた…? 176 00:12:40,754 --> 00:12:43,791 はっ…!! 177 00:12:43,791 --> 00:12:48,496 臭うぞ… わしの嫌いな臭いだ…。 178 00:12:48,496 --> 00:12:52,832 あぁっ…!\N<ま… 摩緒先生…> 179 00:12:52,832 --> 00:12:54,767 っ…! 180 00:12:54,767 --> 00:12:56,704 <妖気…> 181 00:12:56,704 --> 00:12:58,939 ど どうしたの? 182 00:12:58,939 --> 00:13:01,175 ちょっと! 183 00:13:01,175 --> 00:13:05,046 (子爵)小夜子… おまえ…➡ 184 00:13:05,046 --> 00:13:09,246 わしの事を 外の者に話しただろう。 185 00:13:11,286 --> 00:13:14,186 使用人の分際で…。 186 00:13:16,126 --> 00:13:19,393 ひぃっ!\N旦那さま! 187 00:13:19,393 --> 00:13:22,293 わしの邪魔は… させん…。 188 00:13:24,232 --> 00:13:27,136 …っ …っ! 189 00:13:27,136 --> 00:13:29,072 いやあぁぁぁ!! 190 00:13:29,072 --> 00:13:32,072 (ガラスの割れる音)\Nあぁっ⁉ だ 誰⁉ 191 00:13:35,011 --> 00:13:37,011 (ガラスの砕け散る音) 192 00:13:39,250 --> 00:13:43,950 連続首なし事件… おまえの仕業だな? 193 00:13:51,795 --> 00:13:57,034 あーあ… 小夜子さん\N勝手口を開けておくって言ってたのに➡ 194 00:13:57,034 --> 00:14:00,534 直接行っちゃった。\Nてっとり早いですからね。 195 00:14:02,407 --> 00:14:05,310 参りましょう 菜花さん。 196 00:14:05,310 --> 00:14:07,310 うん…。 197 00:14:09,112 --> 00:14:11,047 よいしょ。 198 00:14:11,047 --> 00:14:13,047 うわッ! 199 00:14:14,918 --> 00:14:17,822 あっ 早い。 200 00:14:17,822 --> 00:14:20,822 あれ?\N<また 跳べた…> 201 00:14:22,562 --> 00:14:25,465 おまえ 妖だろう。 202 00:14:25,465 --> 00:14:29,235 <私… まさか 本当に…?> 203 00:14:29,235 --> 00:14:31,304 ⚟(ガラスの割れる音)\Nっ! 204 00:14:31,304 --> 00:14:35,906 若い男ばかり殺し 首を持ち去る…。 205 00:14:35,906 --> 00:14:38,744 (男たちの叫び声) 206 00:14:38,744 --> 00:14:40,679 なぜだ。 207 00:14:40,679 --> 00:14:42,679 摩緒先生…! 208 00:14:44,417 --> 00:14:48,255 おまえ\N\N本当にこの家の主か…? 209 00:14:48,255 --> 00:14:50,657 えっ…。\Nひっ…。 210 00:14:50,657 --> 00:14:53,157 ふふふふはははは…! 211 00:14:56,160 --> 00:14:58,096 ひっ! 212 00:14:58,096 --> 00:15:00,032 きゃあっ! 213 00:15:00,032 --> 00:15:02,032 …っ! 214 00:15:08,743 --> 00:15:12,614 乙弥 菜花\N小夜子さんを頼む! 215 00:15:12,614 --> 00:15:14,914 はい 摩緒さま。\N私も⁉ 216 00:15:19,218 --> 00:15:21,921 小夜子さん! 小夜子さん! 217 00:15:21,921 --> 00:15:24,824 気を失っているだけですね。 218 00:15:24,824 --> 00:15:27,294 はぁ…。\N⚟あの…。 219 00:15:27,294 --> 00:15:29,597 あ… あのお方は…? 220 00:15:29,597 --> 00:15:32,434 <奥さん…?> 221 00:15:32,434 --> 00:15:36,774 陰陽師です。 首なし事件の噂を聞いて…。 222 00:15:36,774 --> 00:15:39,074 陰陽師…。 223 00:15:41,412 --> 00:15:44,412 一応聞こう。 おまえは猫鬼か? 224 00:15:46,083 --> 00:15:48,083 びょう…き…? 225 00:15:49,955 --> 00:15:53,727 ふふふはは…!\Nきさまの首も…➡ 226 00:15:53,727 --> 00:15:55,827 狩ってやる…! 227 00:16:00,397 --> 00:16:03,301 首を よこせ!! 228 00:16:03,301 --> 00:16:06,304 <違うな。➡ 229 00:16:06,304 --> 00:16:10,504 妖気は邪だが あの猫鬼とは全く違う> 230 00:16:16,449 --> 00:16:18,749 <これ以上は無駄のようだ> 231 00:16:23,556 --> 00:16:26,556 おまえの正体 見せてもらおう。 232 00:16:30,396 --> 00:16:32,396 っ!! 233 00:16:35,169 --> 00:16:37,169 <糸⁉> 234 00:16:47,480 --> 00:16:50,717 <蜘蛛…。➡ 235 00:16:50,717 --> 00:16:55,189 この体は すでに死んでいたのか…?➡ 236 00:16:55,189 --> 00:16:58,092 蜘蛛に操られて…?> 237 00:16:58,092 --> 00:17:00,929 っ!! 238 00:17:00,929 --> 00:17:02,899 しまった。 239 00:17:02,899 --> 00:17:05,568 <本体はあそこか!> 240 00:17:05,568 --> 00:17:07,668 乙弥! 菜花! 241 00:17:09,435 --> 00:17:14,175 <やだっ なにこれ! 気持ち悪い!➡ 242 00:17:14,175 --> 00:17:16,745 蜘蛛の糸…⁉>\Nうっ…! 243 00:17:16,745 --> 00:17:19,448 ⚟ほっほほほほほほ…。 244 00:17:19,448 --> 00:17:22,485 え…⁉\N⚟切れませんよ。 245 00:17:22,485 --> 00:17:26,555 <お… 奥さん だよね…> 246 00:17:26,555 --> 00:17:31,055 お連れの陰陽師さん 美男子ですわねえ。 247 00:17:33,728 --> 00:17:35,730 そ そうですか…? 248 00:17:35,730 --> 00:17:41,199 (シューッ…)\N若いし… あの方の首もいただきますわ。 249 00:17:41,199 --> 00:17:44,407 首…? まさか…。 250 00:17:44,407 --> 00:17:46,607 でもその前に…。 251 00:17:49,180 --> 00:17:52,584 うッ! く…っ! うっ くぅ…っ! 252 00:17:52,584 --> 00:17:55,386 女はいらないからね…。 253 00:17:55,386 --> 00:17:59,322 ねじ切った首は\N花壇の肥やしにでもしてあげますわ。 254 00:17:59,322 --> 00:18:02,159 う…っ はあ⁉ 255 00:18:02,159 --> 00:18:05,559 肥やしとか チョー屈辱なんだけど! 256 00:18:07,598 --> 00:18:10,568 はっ! うっ! くっ! 257 00:18:10,568 --> 00:18:13,872 乙弥! 菜花! 無事か⁉ 258 00:18:13,872 --> 00:18:15,972 うっ う…!\N菜花!! 259 00:18:19,808 --> 00:18:23,380 目が…>\N摩緒さま。 260 00:18:23,380 --> 00:18:25,749 乙弥。\N菜花さん…➡ 261 00:18:25,749 --> 00:18:29,587 首絞められてますけど 見守りますか。 262 00:18:29,587 --> 00:18:32,191 いや…。 263 00:18:32,191 --> 00:18:36,729 <この糸… 私の刀で\Nかろうじて なぎ払えてはいるが…➡ 264 00:18:36,729 --> 00:18:41,100 千切るのは無理だ。\Nこのままでは首が…> 265 00:18:41,100 --> 00:18:43,634 ん んーー…っ!! 266 00:18:43,634 --> 00:18:45,569 はっ!! 267 00:18:45,569 --> 00:18:47,638 あっ。 切れました! 268 00:18:47,638 --> 00:18:50,738 くっ!! あ… う… あ…。 269 00:18:52,445 --> 00:18:55,648 菜花!\Nああ ダメだ。 270 00:18:55,648 --> 00:18:58,552 (蜘蛛女)人間の小娘かと思ったら➡ 271 00:18:58,552 --> 00:19:00,587 妖だったのね…。 272 00:19:00,587 --> 00:19:03,390 (発砲音) 273 00:19:03,390 --> 00:19:05,826 摩緒さま!\Nっ…。 274 00:19:05,826 --> 00:19:08,460 どういう事かしら。 275 00:19:08,460 --> 00:19:12,265 陰陽師が妖と つるんでいるなんて…。 276 00:19:12,265 --> 00:19:15,168 蜘蛛女か…。 277 00:19:15,168 --> 00:19:21,007 おまえが子爵を操って\N男の首を集めていたのか…。 278 00:19:21,007 --> 00:19:25,813 そう… 卵を産みつけるためにね…。 279 00:19:25,813 --> 00:19:30,716 若い男の精で いい子が育つんですよぉ。 280 00:19:30,716 --> 00:19:33,953 あなたの首も いただきますわ。 281 00:19:33,953 --> 00:19:36,957 ハアアアア!! 282 00:19:36,957 --> 00:19:40,494 その刀… 物騒だわ。 283 00:19:40,494 --> 00:19:44,694 私の糸が\N刀なんかで切れるはずないのに!! 284 00:19:47,703 --> 00:19:52,306 まあ 近くで見ると本当にいい男…。 285 00:19:52,306 --> 00:19:55,575 っふふふふふふ…。 286 00:19:55,575 --> 00:19:57,644 <抵抗もしない。➡ 287 00:19:57,644 --> 00:20:02,350 猫鬼じゃなかったから\N摩緒さま 興味をなくしたんだ。➡ 288 00:20:02,350 --> 00:20:06,689 あえて噛ませて\N血の毒で返り討ちにするつもりなのか> 289 00:20:06,689 --> 00:20:08,689 ハアアアアッ!! 290 00:20:10,326 --> 00:20:12,255 ハッ⁉ 291 00:20:12,255 --> 00:20:15,558 んん⁉ おまえ…! 292 00:20:15,558 --> 00:20:18,029 はぁ… はぁ… はぁ…。 293 00:20:18,029 --> 00:20:19,964 菜花さん。 294 00:20:19,964 --> 00:20:23,773 はぁ…っ はぁっ… はぁっ…。 295 00:20:23,773 --> 00:20:25,873 死ぬかと思った! 296 00:20:28,544 --> 00:20:32,416 血で… 私の糸を溶かした…? 297 00:20:32,416 --> 00:20:35,386 おまえ何なんだ…!\Nうわぁぁ!! 298 00:20:35,386 --> 00:20:38,816 こわいこわいこわい!\N待てーっ!! 299 00:20:38,816 --> 00:20:41,794 菜花さん どうして闘わないのですか? 300 00:20:41,794 --> 00:20:46,231 無理! 私 ケンカなんかしたことないもん\Nひ弱だから。 301 00:20:46,231 --> 00:20:49,129 ひ弱って あなた…。 302 00:20:49,129 --> 00:20:51,129 ん… っ! 303 00:20:54,935 --> 00:21:00,435 来るなぁぁー!! なんであんた\Nそんなに動けるのよぉぉ!! 304 00:21:05,018 --> 00:21:07,018 ハッ! 305 00:21:08,886 --> 00:21:13,324 はっ…!\N刀に触るんじゃないよ! 306 00:21:13,324 --> 00:21:15,893 っ! のわっ! 307 00:21:15,893 --> 00:21:18,797 摩緒! 308 00:21:18,797 --> 00:21:20,797 あ… きゃーっ! 309 00:21:22,703 --> 00:21:26,006 菜花! くっ…。 310 00:21:26,006 --> 00:21:32,244 陰陽師… おまえの血も\N私の糸を溶かすのか… おもしろい。 311 00:21:32,244 --> 00:21:35,547 う… ダメだぁ…。 312 00:21:35,547 --> 00:21:38,550 っ! 摩緒の刀…!! 313 00:21:38,550 --> 00:21:40,550 んっ…! 314 00:21:43,023 --> 00:21:45,859 この糸を溶かし尽くす前に➡ 315 00:21:45,859 --> 00:21:50,031 おまえの血の方が\N先に枯れ果てるだろうがねえ。 316 00:21:50,031 --> 00:21:52,864 うっ くぅぅ… う…! 317 00:21:52,864 --> 00:21:55,667 あっ…。\Nふっふふふふ…。 318 00:21:55,667 --> 00:21:58,171 血抜きが終わってから➡\Nうっ!! 319 00:21:58,171 --> 00:22:00,573 ゆっくりと おまえの首を…。 320 00:22:00,573 --> 00:22:02,573 …うっ!! 321 00:22:04,445 --> 00:22:06,445 っ!! 322 00:22:10,785 --> 00:22:13,322 んん⁉ 323 00:22:13,322 --> 00:22:15,522 ウアアアアア…!! 324 00:22:17,724 --> 00:22:19,659 …っ!! 325 00:22:19,659 --> 00:22:23,497 はぁっ… はぁっ… はぁっ…。 326 00:22:23,497 --> 00:22:25,597 おのれ…。 327 00:22:32,709 --> 00:22:37,409 菜花 おまえ… 私の刀を使ったのか…? 328 00:22:39,115 --> 00:22:43,317 えっ 糸… 切ろうと思って…。 329 00:22:43,317 --> 00:22:46,856 それは私にしか使えない刀だ。\Nえ…? 330 00:22:46,856 --> 00:22:51,527 <もし 使える者が\Nいるとしたら…➡ 331 00:22:51,527 --> 00:22:55,327 菜花… おまえは私と同じ…> 332 00:23:00,871 --> 00:23:07,176 ♬「弱り目 祟り目 噫 悪い夢 覚めやせん」 333 00:23:07,176 --> 00:23:13,416 ♬「生温い宵風 窓辺の猫が唸った」 334 00:23:13,416 --> 00:23:18,555 ♬「常しえの翳り 混ざらぬ月 あなた」 335 00:23:18,555 --> 00:23:26,364 ♬「濁世会わなければ\Nこの胸は孤独なんて 知らずに居れたのに」 336 00:23:26,364 --> 00:23:36,105 ♬「なんて奇麗 あなたがくれた 呪縛」 337 00:23:36,105 --> 00:23:44,683 ♬〜 338 00:23:44,683 --> 00:23:50,923 ♬「滴る 交わる」 339 00:23:50,923 --> 00:23:57,429 ♬「赤い契り 目指す旅の涯 諸行の無情」 340 00:23:57,429 --> 00:24:03,602 ♬「生きている 生きていく」 341 00:24:03,602 --> 00:24:08,308 ♬「絶望がふたりを繋いでゆく」 342 00:24:08,308 --> 00:24:11,211 ♬「愛を語る\Nおまじない」 343 00:24:11,211 --> 00:24:14,578 ♬「それはまるで呪いのよう」 344 00:24:14,578 --> 00:24:17,782 ♬「愛に揺れる紛い物」 345 00:24:17,782 --> 00:24:24,023 ♬「燃える骨の髄まで 呪って」 346 00:24:24,023 --> 00:24:28,323 ♬〜 347 00:24:30,331 --> 00:24:33,901 この刀は私同様 猫鬼に呪われている。 348 00:24:33,901 --> 00:24:35,836 この街が燃えてた…。 349 00:24:35,836 --> 00:24:39,705 摩緒さま やはりこの街は猫鬼と関わりが\Nあったんですよ。 350 00:24:39,705 --> 00:24:43,576 五行町の陥没事故って\Nいまだに原因不明なんだよね。 351 00:24:43,576 --> 00:24:46,345 行くべきですわ。 だって…➡ 352 00:24:46,345 --> 00:24:49,750 鐘呼さまは人の寿命を\N自在に操るんですってよ。 353 00:24:49,750 --> 00:24:54,589 その女… 猫鬼に会ったことが\Nあるのかもしれないね。 354 00:24:54,589 --> 00:24:56,789 <次回「呪われし者」>