1 00:00:01,635 --> 00:00:06,406 (双馬)最近 巷を騒がせている あの通り魔…。 2 00:00:06,406 --> 00:00:09,610 あれ 兄上の仕業ですよね? 3 00:00:09,610 --> 00:00:11,612 あっ…! 4 00:00:15,582 --> 00:00:18,252 これで兄を斬れるか? 5 00:00:18,252 --> 00:00:20,287 っ…。 6 00:00:20,287 --> 00:00:24,157 ねえ 摩緒が調べてるって事は➡ 7 00:00:24,157 --> 00:00:27,661 これ 普通の通り魔じゃない? 8 00:00:27,661 --> 00:00:29,596 おそらくね…。 9 00:00:29,596 --> 00:00:31,965 <獣!> 10 00:00:31,965 --> 00:00:39,072 宿主を斬れば この獣は双馬… おまえに乗り換える。 11 00:00:40,707 --> 00:00:42,609 フッ! 12 00:00:42,609 --> 00:00:44,645 <えっ…?➡ 13 00:00:44,645 --> 00:00:47,247 この妖…> 14 00:00:47,247 --> 00:00:49,216 <ゆら子と同じ邪気…> 15 00:00:49,216 --> 00:00:51,685 (双馬)あの…。 っ⁉ 16 00:00:51,685 --> 00:00:54,154 摩緒…さん…。 17 00:00:54,154 --> 00:00:57,658 強いんですね。 え?え…。 18 00:00:57,658 --> 00:01:00,494 ぼくも あなたくらい強ければ…。 19 00:01:00,494 --> 00:01:02,563 強ければ…? 20 00:01:04,698 --> 00:01:07,668 獣をうまく操れるかもしれないですよね。 21 00:01:13,106 --> 00:01:15,943 双馬くん! くっ…。 22 00:01:15,943 --> 00:01:21,515 きみの家系には この邪気に耐えられる者がいるらしいな。 23 00:01:21,515 --> 00:01:25,018 きみはどうなんだ? 双馬。 24 00:01:28,255 --> 00:01:30,524 ハッ…! 25 00:01:30,524 --> 00:01:34,795 この邪気の残滓を完全に取り去るまで ここにいなさい。 26 00:01:36,296 --> 00:01:41,802 きみが真実 獣の使い手たる資格があるのか…➡ 27 00:01:41,802 --> 00:01:44,471 試してみないか?➡ 28 00:01:44,471 --> 00:01:46,773 摩緒を使って。 29 00:01:49,176 --> 00:01:51,945 加神くん… 学校来ないな。 30 00:01:51,945 --> 00:01:55,849 ああ…。 噂は本当なのかな。 31 00:01:55,849 --> 00:01:59,486 加神くん 学校やめたって。 32 00:01:59,486 --> 00:02:02,556 家には誰もいないみたいだね。 33 00:02:07,761 --> 00:02:11,465 最近起きてる通り魔事件が 気になってな…。 34 00:02:11,465 --> 00:02:15,168 近隣の噂を集めてみたんだが。 35 00:02:15,168 --> 00:02:21,441 最後の被害者は警察官で 加神という家の長男。 36 00:02:21,441 --> 00:02:26,613 制服姿だったんで 警ら中に襲われたと みられてるんだが➡ 37 00:02:26,613 --> 00:02:30,450 実は病気で休職中だったらしい。 38 00:02:30,450 --> 00:02:34,354 奇妙なのが その遺体が見つかった夜➡ 39 00:02:34,354 --> 00:02:37,924 加神家に兵隊が何人も入っていって➡ 40 00:02:37,924 --> 00:02:41,928 袋に入ったなにかを 運び出してたっていうんだ。 41 00:02:41,928 --> 00:02:44,097 兵隊…。 42 00:02:44,097 --> 00:02:47,868 百火さま。 その「なにか」とは…。 43 00:02:47,868 --> 00:02:52,706 (百火)袋が動いたっていうから 人だったかもしれないぜ。 44 00:02:52,706 --> 00:02:57,678 それ以来 加神家の家族全員 行方不明だそうだ。 45 00:03:00,781 --> 00:03:04,051 で… 誰だこいつ。 46 00:03:04,051 --> 00:03:07,888 はあ。 その加神家の次男 双馬です。 47 00:03:07,888 --> 00:03:12,325 加神家の⁉ 今 私が治療を。 48 00:03:12,325 --> 00:03:17,464 あの… 今 家には誰も… いないんですね? 49 00:03:17,464 --> 00:03:21,368 ああ。 見てきたが人の気配はしなかったな。 50 00:03:24,905 --> 00:03:29,609 <じゃあ 弟たちも おばあさまの遺体も➡ 51 00:03:29,609 --> 00:03:32,079 兵隊たちが どこかに…> 52 00:03:33,613 --> 00:03:36,116 <あの人の部下か…?> 53 00:03:36,116 --> 00:03:38,151  回想 (白眉)双馬。 っ…! 54 00:03:38,151 --> 00:03:43,724 きみが真実 獣の使い手たる資格があるのか…➡ 55 00:03:43,724 --> 00:03:45,726 試してみないか? 56 00:03:47,327 --> 00:03:50,330 <獣の… 使い手…> 57 00:03:52,866 --> 00:04:00,073 ♬~ 58 00:04:00,073 --> 00:04:07,280 ♬「永い暗闇は未来の光の影でしょうか」 59 00:04:07,280 --> 00:04:14,588 ♬「取り残した想いは 僕を離れ枯れるでしょうか」 60 00:04:14,588 --> 00:04:18,291 ♬「見えないものに塞がれては」 61 00:04:18,291 --> 00:04:22,162 ♬「目の前のあなたを見失いそう」 62 00:04:22,162 --> 00:04:29,269 ♬「古い傷跡は 優しさのためにあれば良いのに」 63 00:04:29,269 --> 00:04:36,810 ♬「もつれた因果の蒔いた種は 綺麗な花になれば良いのに」 64 00:04:36,810 --> 00:04:39,312 ♬「言葉は呪い」 65 00:04:39,312 --> 00:04:49,089 ♬「縛られてそれでも この世界を変えたいんだ」 66 00:04:49,089 --> 00:04:55,162 ♬「君の言葉で上書きして」 67 00:04:55,162 --> 00:05:04,304 ♬「(祈って強く) 氷みたいに冷めた心溶かして」 68 00:05:04,304 --> 00:05:09,709 ♬「わざわざ会いたくて胸騒ぎ」 69 00:05:09,709 --> 00:05:15,248 ♬「(笑ってくれたら) 壊れるほど信じてみるよ今夜」 70 00:05:15,248 --> 00:05:20,253 ♬~ 71 00:05:27,928 --> 00:05:31,498 (百火) んだよ なんでおれに報告しねーんだよ。 72 00:05:31,498 --> 00:05:36,336 だって 百火も通り魔事件を 調べてるなんて知らなかったし。 73 00:05:36,336 --> 00:05:39,372 ったく おめーらは。 74 00:05:39,372 --> 00:05:43,543 でもねえ あの双馬くんって なんか…。 75 00:05:43,543 --> 00:05:45,478 んあ? 76 00:05:45,478 --> 00:05:50,317 摩緒が今 彼に施している治療ってのがね…➡ 77 00:05:50,317 --> 00:05:53,220 加神家の人に代々取り憑く➡ 78 00:05:53,220 --> 00:05:57,591 呪いの獣… みたいなものの お祓いなんだけど…。 79 00:05:59,960 --> 00:06:02,863 まだ 邪気がしみついているね。 80 00:06:02,863 --> 00:06:06,600 あの… 摩緒先生。 うん? 81 00:06:06,600 --> 00:06:12,372 それはつまり… 獣の邪気が ぼくの体になじんでいると? 82 00:06:12,372 --> 00:06:16,276 まあ… そういう事だね。 83 00:06:16,276 --> 00:06:18,345 気のせいかなあ…。 84 00:06:18,345 --> 00:06:23,917 双馬くん 獣の呪いを 本気でいやがってないっていうか➡ 85 00:06:23,917 --> 00:06:28,188 むしろ憧れてる…? みたいな。 86 00:06:28,188 --> 00:06:31,124 はあ そりゃ厄介だな。 87 00:06:31,124 --> 00:06:34,761 獣の呪いと相性がいいって事だぜ。 88 00:06:34,761 --> 00:06:38,298 え? そうなんだ? 89 00:06:38,298 --> 00:06:45,138 双馬が呪いを信じて求めてるとしたら ひっぱがすのは一苦労だな。 90 00:06:45,138 --> 00:06:50,043 それに 白眉の野郎が絡んでるとしたら…。 91 00:06:50,043 --> 00:06:52,946 おい なんかあったら すぐおれを呼べ。 92 00:06:52,946 --> 00:06:55,148 助けてくれるの? 93 00:06:55,148 --> 00:06:57,651 摩緒を助けるんじゃねーよ。 94 00:06:57,651 --> 00:07:01,254 おれと白眉は まだ決着つけてねえからな。 95 00:07:01,254 --> 00:07:04,557 うん どっちでもいい。 ありがと。 96 00:07:04,557 --> 00:07:07,727 どっちでもいいだとう? 頼りにしてるよ。 97 00:07:12,999 --> 00:07:19,139 <摩緒はーー 白眉って兄弟子が関わって いるかもしれないと わかっていて➡ 98 00:07:19,139 --> 00:07:23,710 双馬くんを救おうとしている。➡ 99 00:07:23,710 --> 00:07:26,680 大丈夫 かな…> 100 00:07:28,548 --> 00:07:33,320 (ポンプの音 雀の鳴き声) 101 00:07:36,122 --> 00:07:38,058 あっ…! 102 00:07:38,058 --> 00:07:42,395 <邪気の跡が… 薄くなっている。➡ 103 00:07:42,395 --> 00:07:45,966 摩緒先生の治療が効いている…?> 104 00:07:45,966 --> 00:07:49,736 ⚟親身に面倒を見ていただいてるのね。 っ! 105 00:07:49,736 --> 00:07:53,073 情が移ってないといいけど…。 106 00:07:53,073 --> 00:07:55,542 だ… 誰? 107 00:07:55,542 --> 00:07:59,279 弟さんたち 元気にすごしておいでよ。 108 00:07:59,279 --> 00:08:01,247 っ…! 109 00:08:06,986 --> 00:08:10,190 (雀の鳴き声) 110 00:08:12,792 --> 00:08:16,363 双馬は? 水を汲みに行きました。 111 00:08:18,131 --> 00:08:20,066 これ。 112 00:08:20,066 --> 00:08:23,269 あ…。 113 00:08:23,269 --> 00:08:25,271 あの これは…。 114 00:08:27,207 --> 00:08:30,410 お使いなさいって 白眉さまが。 115 00:08:37,784 --> 00:08:40,987 摩緒先生! ぼく 行かないとっ! 116 00:08:42,655 --> 00:08:45,358 弟たちの居場所が わかったんです! 117 00:08:47,827 --> 00:08:51,531 私も行こう。 はっ… ありがとうございます。 118 00:08:54,134 --> 00:08:56,436 (走る足音) 119 00:08:56,436 --> 00:09:02,776 はっ はっ はっ はっ はっ はっ…。 120 00:09:02,776 --> 00:09:06,012  回想  (かがり)白眉さまが おっしゃってたわ。➡ 121 00:09:06,012 --> 00:09:10,683 獣を使う人には 強い心が必要だって。➡ 122 00:09:10,683 --> 00:09:15,555 どんな事をしても獣を使いたいという 強い心が。 123 00:09:18,491 --> 00:09:23,196 (2人)っ! <これは… 白眉の術!> 124 00:09:23,196 --> 00:09:25,265 っ! さがって。 125 00:09:27,801 --> 00:09:30,837 ぬ…。 126 00:09:30,837 --> 00:09:32,906 っ… あ…。 127 00:09:38,378 --> 00:09:40,346 くっ…。 128 00:09:42,215 --> 00:09:45,118 双…馬…。 129 00:09:45,118 --> 00:09:48,021 すみません 摩緒先生。 130 00:09:48,021 --> 00:09:53,927 でも こうすれば獣の使い方を 教えてくれるって あの人が…。 131 00:09:53,927 --> 00:09:57,730 あの人… 白眉の事か…。 132 00:10:01,501 --> 00:10:04,471 っ…⁉ う! く…! 133 00:10:04,471 --> 00:10:06,739 あ…! くっ…! 134 00:10:06,739 --> 00:10:10,043 う…! うお… ぐっ…! 135 00:10:10,043 --> 00:10:12,212 あ゛あ゛あ゛…っ! え…⁉ 136 00:10:15,815 --> 00:10:18,718 獣が二匹…か。 137 00:10:21,154 --> 00:10:23,423 あ…⁉ 138 00:10:23,423 --> 00:10:25,825 百火 乙弥くん! 139 00:10:25,825 --> 00:10:27,760 菜花。 140 00:10:27,760 --> 00:10:30,430 手前が百火さまをお呼びしました。 141 00:10:30,430 --> 00:10:33,166 なにかあったの? 摩緒は⁉ 142 00:10:33,166 --> 00:10:35,235 先ほど双馬が…。 143 00:10:35,235 --> 00:10:38,037 弟たちの居場所が わかったんです! 144 00:10:38,037 --> 00:10:41,341 摩緒さまは付き添って…。 145 00:10:41,341 --> 00:10:45,345 双馬の弟たちは 白眉が連れ去ったくせーしな。 146 00:10:45,345 --> 00:10:47,614 <罠…⁉> 147 00:10:47,614 --> 00:10:50,316 (鳴き声) 148 00:10:50,316 --> 00:10:53,219 行くぜ。 っ…。 149 00:10:53,219 --> 00:10:55,822 <雀の偵察隊⁉> 150 00:11:00,627 --> 00:11:04,330 ま… 摩緒先生…。 う… うぐ…。 151 00:11:04,330 --> 00:11:08,101 <体が… 勝手に…?> ぐお…! 152 00:11:08,101 --> 00:11:12,805 摩緒先生も… 体内に獣を…? 153 00:11:12,805 --> 00:11:17,210 白眉さま あの摩緒という人も? 154 00:11:17,210 --> 00:11:21,080 ああ。 双馬とともに持ち帰る。 155 00:11:21,080 --> 00:11:24,551 摩緒が体内に飼っているのは➡ 156 00:11:24,551 --> 00:11:31,124 猫鬼といってな。 陰陽術では御しきれない最凶の蠱毒。 157 00:11:31,124 --> 00:11:34,861 く… う…! (白眉)おれはそれを使役してみたいのだ。 158 00:11:34,861 --> 00:11:36,930 ぐお…! 159 00:11:36,930 --> 00:11:41,301 操れるのですね? 私の傀儡の針で。 160 00:11:41,301 --> 00:11:46,539 かがり おまえの針ではない。 御降家のものだ。 161 00:11:46,539 --> 00:11:49,008 あら 失礼しました。 162 00:11:49,008 --> 00:11:54,781 わが師もまた 猫鬼の使役を考えていた。 163 00:11:54,781 --> 00:12:02,188 そのために 呪禁道の呪符や呪具をそろえ 宝物殿に収めていた。 164 00:12:02,188 --> 00:12:08,761 傀儡の針も あの日の宝物殿炎上の時 盗み取られた呪具。 165 00:12:11,464 --> 00:12:13,433 (百火)白眉ーっ! っ! 166 00:12:13,433 --> 00:12:17,036 やっぱり てめえかーっ! 摩緒! 摩緒さま! 167 00:12:17,036 --> 00:12:18,972 く… ぐっ…。 168 00:12:18,972 --> 00:12:21,207 菜…花…。 169 00:12:21,207 --> 00:12:23,176 え…⁉ 170 00:12:23,176 --> 00:12:25,378 来る…な…。 171 00:12:25,378 --> 00:12:27,347 摩緒…! 172 00:12:27,347 --> 00:12:32,018 百火が首を突っこんできたか。 面白い。 173 00:12:32,018 --> 00:12:36,656 <試してみるか 針の効き目を> 174 00:12:36,656 --> 00:12:39,292 摩緒! 百火を殺せ! 175 00:12:39,292 --> 00:12:42,729 っ! ぐっお…! 176 00:12:42,729 --> 00:12:46,633 グア…! グウウウ…! 177 00:12:46,633 --> 00:12:48,968 ヴヴ…。 178 00:12:48,968 --> 00:12:51,537 ヴオォッ! よっ! 179 00:12:51,537 --> 00:12:54,240 摩緒!! 術にかかってやがるのか⁉ 180 00:12:54,240 --> 00:12:56,342 ヴヴ…。 181 00:12:58,144 --> 00:13:01,481 双馬くん! どういう事⁉ 説明して! 182 00:13:01,481 --> 00:13:04,350 菜花さん すまない。 183 00:13:04,350 --> 00:13:08,988 でも… やっぱり獣は ぼくが引き受けないと…。 184 00:13:08,988 --> 00:13:13,259 どうして… せっかく摩緒が祓おうとしてたのに! 185 00:13:13,259 --> 00:13:17,130 それが ありがた迷惑だったんじゃ ねえのか⁉ え…! 186 00:13:17,130 --> 00:13:20,033 だから摩緒を裏切った! 187 00:13:20,033 --> 00:13:22,702 ッ! グゥゥアアッ!! 188 00:13:24,737 --> 00:13:27,106 <なんにしたって黒幕は…> 189 00:13:27,106 --> 00:13:29,709 白眉! てめえからぶっ殺す! 190 00:13:29,709 --> 00:13:31,644 ふん。 191 00:13:31,644 --> 00:13:35,014 <真珠。 水の加護を借りるのか!> 192 00:13:36,582 --> 00:13:38,584 おらあああ!! 193 00:13:40,687 --> 00:13:42,622 ちっ! 194 00:13:42,622 --> 00:13:45,491 グオッ! がっ! 195 00:13:45,491 --> 00:13:48,394 ぐっ…! う くっ…。 196 00:13:48,394 --> 00:13:53,299 残念だが百火 今日おれは手を出さないよ。➡ 197 00:13:53,299 --> 00:13:57,670 摩緒に任せる。 これは実験だ。 くっ う…。ヴヴゥ… ヴヴ…。 198 00:13:57,670 --> 00:14:00,506 実験⁉ おそらく あれです。 199 00:14:00,506 --> 00:14:03,376 っ! あの針…。 200 00:14:03,376 --> 00:14:08,214 あれで操られているの⁉ はい あれを抜けば…。 201 00:14:08,214 --> 00:14:10,583 ガヴッ! ぬっ…! 202 00:14:10,583 --> 00:14:13,820 グアオッ! …っ。 203 00:14:13,820 --> 00:14:16,489 (白眉)双馬。 っ! 204 00:14:16,489 --> 00:14:19,258 見ているだけでは退屈だろう。 205 00:14:19,258 --> 00:14:23,129 せっかくだ。 きみも試してみるか。 206 00:14:23,129 --> 00:14:25,598 <獣の巻物…!> 207 00:14:25,598 --> 00:14:28,901 (白眉)摩緒の連れの小娘…。 208 00:14:28,901 --> 00:14:33,206 冷静に殺せるか? 冷静にだぞ。 209 00:14:35,708 --> 00:14:37,877 そうすれば…。 210 00:14:42,281 --> 00:14:45,852 獣の使い手に なれるんですね。 211 00:14:55,895 --> 00:15:00,099 獣の使い手に なれるんですね。 212 00:15:00,099 --> 00:15:02,034 っ! 213 00:15:02,034 --> 00:15:05,404 <こっ… こいつら!> 214 00:15:05,404 --> 00:15:07,473 すまない 菜花さん。 215 00:15:09,175 --> 00:15:11,110 あ あ…! 216 00:15:11,110 --> 00:15:14,046 きみを殺さなければならない。 217 00:15:14,046 --> 00:15:18,317 こんな… こんな呪いのために摩緒をだまして…。 218 00:15:22,422 --> 00:15:25,224 はぁーっ!! えーい!! 219 00:15:25,224 --> 00:15:28,094 っ…⁉ <手ごたえがない!> 220 00:15:28,094 --> 00:15:30,396 えいっ!! 221 00:15:30,396 --> 00:15:32,832 また⁉ 222 00:15:32,832 --> 00:15:34,767 <どうすれば…> 223 00:15:34,767 --> 00:15:36,669 菜花さん! っ! 224 00:15:36,669 --> 00:15:40,573 獣は邪気の塊です! 術で祓わないと…! 225 00:15:40,573 --> 00:15:44,243 術⁉ 無理! まだやり方わかんない! 226 00:15:44,243 --> 00:15:48,447 やれやれ いつになったら…。 え⁉ 失望してる⁉ 227 00:15:48,447 --> 00:15:50,449 では 斬ってください。 228 00:15:50,449 --> 00:15:52,618 あ…! 229 00:15:52,618 --> 00:15:55,421 <破軍星の太刀!> 230 00:15:55,421 --> 00:15:58,324 あの菜花という小娘…。 231 00:15:58,324 --> 00:16:01,194 普通の人間ではないようですわね。 232 00:16:01,194 --> 00:16:03,196 ハッ ハッ くっ…! 233 00:16:03,196 --> 00:16:05,398 ヒュッ。 234 00:16:05,398 --> 00:16:07,366 グアオッ! 235 00:16:09,702 --> 00:16:12,505 う うっ…! 236 00:16:12,505 --> 00:16:14,407 グル…! あっ! 237 00:16:14,407 --> 00:16:19,278 摩緒の野郎 白眉なんぞに操られやがって。 238 00:16:19,278 --> 00:16:21,347 目ぇ覚ませ てめえーっ!! 239 00:16:23,149 --> 00:16:25,151 ヴッ! 240 00:16:26,919 --> 00:16:29,489 あら。 ふん…。 241 00:16:29,489 --> 00:16:32,391 どさくさにまぎれて か。 242 00:16:35,728 --> 00:16:38,531 ちっ! 菜花! 刀を取れ! 243 00:16:38,531 --> 00:16:40,933 ありがと 百火! 244 00:16:40,933 --> 00:16:43,369 くっ…! 245 00:16:43,369 --> 00:16:46,272 ハァッ ハァッ… っ! 246 00:16:49,175 --> 00:16:52,511 <あの刀 摩緒先生の…!> 247 00:16:52,511 --> 00:16:55,715 獣を…!! 双馬! 獣と飛べ! 248 00:16:55,715 --> 00:16:57,650 はい! 249 00:16:57,650 --> 00:16:59,619 斬る!! あっ…! 250 00:17:04,423 --> 00:17:06,325 グアオォォ…!! 251 00:17:06,325 --> 00:17:08,294 くっ…! 252 00:17:08,294 --> 00:17:11,898 <獣が… 体から抜けた⁉➡ 253 00:17:11,898 --> 00:17:16,369 でも わかる。 ちゃんと… つながっている!> 254 00:17:16,369 --> 00:17:18,437 グオォォオッ!! 255 00:17:18,437 --> 00:17:22,808 く! ったく… 世話焼かせやがって! 256 00:17:27,413 --> 00:17:29,348 んっ! 257 00:17:29,348 --> 00:17:31,684 <なぎ払え!> 258 00:17:31,684 --> 00:17:33,786 えーーーい!! 259 00:17:37,156 --> 00:17:39,058 くっ…! ぐ…! 260 00:17:39,058 --> 00:17:43,262 <摩緒みたいに一撃で斬れないけど… 手ごたえはある!> 261 00:17:43,262 --> 00:17:46,299 まあ…。 面白いな。 262 00:17:46,299 --> 00:17:49,135 菜花は双馬の いい練習台だ。 263 00:17:49,135 --> 00:17:51,938 菜花さんは 妖なのかしら。 264 00:17:55,808 --> 00:17:57,777 くっ…! 265 00:18:01,180 --> 00:18:03,115 <噛み砕け!> 266 00:18:03,115 --> 00:18:05,384 グアァァ…! っ! 267 00:18:05,384 --> 00:18:08,054 今度こそ! はぁーーっ!! 268 00:18:09,755 --> 00:18:12,325 菜花さん! <やった…!> 269 00:18:17,830 --> 00:18:19,832 くっ く…!! 270 00:18:22,101 --> 00:18:24,403 くっ… うっ ゲホッ…! 271 00:18:24,403 --> 00:18:27,206 くそっ! なんなんだ あいつ…! 272 00:18:27,206 --> 00:18:31,577 ケホッ ゲホゲホッ…! <くっ 苦しい… ひどい邪気!> 273 00:18:31,577 --> 00:18:33,879 ハァッ くっ…。 菜花さん! 274 00:18:36,449 --> 00:18:38,451 はっ…! 275 00:18:41,587 --> 00:18:43,522 あっ! 百火さま! 276 00:18:43,522 --> 00:18:45,858 ちっ!ヴッ!! 277 00:18:45,858 --> 00:18:48,894 ヴッ ヴゥゥ…。 (白眉)摩緒! 278 00:18:48,894 --> 00:18:51,731 もういい。 来い。 279 00:18:51,731 --> 00:18:54,300 あっ… あれは! 280 00:18:54,300 --> 00:18:57,203 結界で連れ去るつもりです。 281 00:18:57,203 --> 00:19:00,773 白眉! てめえ おれを殺す話はどうなった! 282 00:19:02,775 --> 00:19:05,678 ともに来い 摩緒。 283 00:19:05,678 --> 00:19:07,580 ヴッ! 284 00:19:07,580 --> 00:19:10,049 摩緒!摩緒さま! 行かせない! 285 00:19:10,049 --> 00:19:12,651 おれの眷属となれ! 286 00:19:12,651 --> 00:19:15,421 グヴヴッ…。 287 00:19:15,421 --> 00:19:17,723 グオォォォ…。 288 00:19:19,659 --> 00:19:22,094 っ!! 許さない!! 289 00:19:22,094 --> 00:19:25,064 菜花! すごぉい。 290 00:19:25,064 --> 00:19:29,368 絶対許さない!! 白眉 あんたも!!双馬も!! 291 00:19:31,270 --> 00:19:33,506 あっ…! 292 00:19:33,506 --> 00:19:37,043 双馬! うわっ! 293 00:19:37,043 --> 00:19:40,379 ひっこんでろ小僧!! くっ…! 294 00:19:40,379 --> 00:19:42,481 白眉ーーっ!! 295 00:19:49,922 --> 00:19:51,857 あらら。 296 00:19:51,857 --> 00:19:54,794 ちっ 逃したか! ヒュッ。 297 00:19:54,794 --> 00:19:57,630 あっ…! グヴヴヴッ! 298 00:19:57,630 --> 00:20:00,399 <摩緒さまに菜花さんを襲わせるつもりか> 299 00:20:00,399 --> 00:20:02,334 菜花さん 逃げて! 300 00:20:02,334 --> 00:20:05,271 グヴヴヴヴッ!! 摩緒ーーっ!! 301 00:20:05,271 --> 00:20:07,606 え? 向かっていく⁉ 302 00:20:07,606 --> 00:20:10,309 バカ 菜花! 逃げろっつってんだ! 303 00:20:10,309 --> 00:20:12,611 グアオッ!! っ! 304 00:20:12,611 --> 00:20:15,081 くっ! ぐ ぐぐ…! 305 00:20:15,081 --> 00:20:18,150 グオォォ…! ガヴ…! きゃっ! うっ…! 306 00:20:22,388 --> 00:20:24,990 グゥゥ… ヴ ヴゥゥ…。 307 00:20:24,990 --> 00:20:27,026 くっ… くぅ…! 308 00:20:27,026 --> 00:20:29,829 ちっ。 傀儡の針が…。 309 00:20:29,829 --> 00:20:32,098 くっ… く く…う! ヴ… ヴヴゥ…。 310 00:20:32,098 --> 00:20:34,433 ヴオオォォ…! 311 00:20:34,433 --> 00:20:36,402 ガアアァッ! 312 00:20:36,402 --> 00:20:39,305 菜花さん! 摩緒 よせ! 313 00:20:39,305 --> 00:20:41,874 グヴヴ…! くっ く…! うっ…! 314 00:20:41,874 --> 00:20:44,744 ガアアア…! <摩緒… 目を 覚まして…!> 315 00:20:44,744 --> 00:20:47,546 くはっ…! 316 00:20:47,546 --> 00:20:50,916 ガッ…! グオォォ…。 317 00:20:55,287 --> 00:20:57,323 摩…緒…。 318 00:20:57,323 --> 00:20:59,792 っは…。 319 00:20:59,792 --> 00:21:02,528 菜…花…。 320 00:21:02,528 --> 00:21:04,697 よかっ た…。 321 00:21:09,201 --> 00:21:11,504 菜花… っ! 322 00:21:17,042 --> 00:21:19,011 っ! 323 00:21:21,714 --> 00:21:23,616 うふ…。 324 00:21:23,616 --> 00:21:25,618 <白眉> 325 00:21:34,026 --> 00:21:36,328 待て摩緒! 白眉の野郎はおれが! 326 00:21:36,328 --> 00:21:38,931 …っ! えっ⁉ 327 00:21:38,931 --> 00:21:40,100 フッ!! 328 00:21:47,940 --> 00:21:51,443 いない…。 くそっ! 逃げやがった! 329 00:21:54,713 --> 00:21:56,682 菜花。 330 00:21:59,151 --> 00:22:02,121 白眉さま! 腕が…。 ハッ…! 331 00:22:02,121 --> 00:22:04,623 かすっただけだ。 332 00:22:04,623 --> 00:22:06,692 <摩緒のやつ…> 333 00:22:09,295 --> 00:22:12,331 <あえて おれだけを狙ったのか。➡ 334 00:22:12,331 --> 00:22:15,100 生ぬるい事を…> 335 00:22:15,100 --> 00:22:19,839 あの… すみません。 お役に立てなくて。 336 00:22:19,839 --> 00:22:23,709 なに。 初戦にしては上出来だったよ。 337 00:22:23,709 --> 00:22:26,679 立派に獣を乗りこなしてましてよ。 338 00:22:26,679 --> 00:22:30,482 菜花が計算外だったがね。 339 00:22:30,482 --> 00:22:33,919 あ…。 これから励みたまえ。 340 00:22:33,919 --> 00:22:35,921 はい! 341 00:22:38,757 --> 00:22:41,660 けっ! 白眉の野郎! 342 00:22:41,660 --> 00:22:45,030 今度会ったら必ず ぶっ殺してやるからなぁ! 343 00:22:45,030 --> 00:22:47,032 摩緒さま。 344 00:22:49,869 --> 00:22:52,171 <菜花…➡ 345 00:22:52,171 --> 00:22:56,175 また おまえに助けられたようだな…> 346 00:23:00,479 --> 00:23:17,429 ♬~ 347 00:23:17,429 --> 00:23:28,941 ♬「瞑った目 その裏 浮かんだ藍の色が」 348 00:23:28,941 --> 00:23:34,780 ♬「束の間を照らしては」 349 00:23:34,780 --> 00:23:40,319 ♬「微笑みを連れてくるの」 350 00:23:40,319 --> 00:23:45,858 ♬「光は残像」 351 00:23:45,858 --> 00:23:54,533 ♬「けれど幽かな 望みがよすがとなって」 352 00:23:54,533 --> 00:24:06,111 ♬「ひたむきに想う程 胸に溶け残る熱が」 353 00:24:06,111 --> 00:24:12,284 ♬「昇っては揺蕩うように」 354 00:24:12,284 --> 00:24:16,588 ♬「私の余白に沁み入れば」 355 00:24:16,588 --> 00:24:27,900 ♬「もう戻れない 嗚呼」 356 00:24:31,136 --> 00:24:35,074 (貂子)入院してから 毎晩のように病室を抜け出して…。 357 00:24:35,074 --> 00:24:39,311 先月 祈祷師が殺された事件。➡ 358 00:24:39,311 --> 00:24:41,947 その犯人と噂されていたらしいんです。 359 00:24:41,947 --> 00:24:43,949 どうして夏野さまがここに…。 360 00:24:43,949 --> 00:24:49,388 (夏野)ここのところ 毎晩おかしな土が空を渡っていたからね。 361 00:24:49,388 --> 00:24:52,725 (華紋)おまえも知っていた方が いいかもしれないね。➡ 362 00:24:52,725 --> 00:24:55,127 僕は疑ってるんだ。 363 00:24:55,127 --> 00:24:57,329 <次回「夜歩く患者」>