1 00:00:01,568 --> 00:00:03,570 (華紋)潮の流れが変わった? 2 00:00:03,570 --> 00:00:07,274 ああ 急に 魚が獲れなくなっちまってよ。➡ 3 00:00:07,274 --> 00:00:11,078 かわりに… ああ ちくしょう まただ! 4 00:00:11,078 --> 00:00:13,881 網に からまりやがって! っ…! 5 00:00:18,785 --> 00:00:23,290 <今度は海の底 か…。 ふざけやがって> 6 00:00:28,562 --> 00:00:32,733 (紅子)不知火の社を見つけたのですか 華紋さま。 7 00:00:32,733 --> 00:00:36,703 ああ。 けど あれじゃ手が出せないねえ。➡ 8 00:00:36,703 --> 00:00:41,408 華紋さまは 不知火を殺すおつもりなんですか? 9 00:00:41,408 --> 00:00:43,977 場合によってはね。 10 00:00:43,977 --> 00:00:48,181 不知火の野郎 なにを企んでいるんだか。 11 00:00:50,317 --> 00:00:53,220 魂おろしをするんですか? ああ。➡ 12 00:00:57,758 --> 00:01:02,029 (2人)鉤を以て 髪に宿りし汝の魂を迎え降ろす。➡ 13 00:01:02,029 --> 00:01:03,964 急急如律令。 14 00:01:03,964 --> 00:01:05,933 (揺れる音) 15 00:01:05,933 --> 00:01:08,569 (燃え上がる音) 16 00:01:08,569 --> 00:01:10,504 あ…! 17 00:01:10,504 --> 00:01:18,946 ♬~ 18 00:01:18,946 --> 00:01:20,948 はっ…! 19 00:01:28,689 --> 00:01:30,691 <真砂> 20 00:01:30,691 --> 00:01:41,301 ♬~ 21 00:01:41,301 --> 00:01:43,403 あ…。 22 00:01:50,510 --> 00:01:56,183 (華紋)あの日も 僕は真砂に呼び出されて 北の浜の小屋で待っていた。 23 00:01:56,183 --> 00:01:59,453 でも… 真砂は来なかった。 24 00:01:59,453 --> 00:02:05,892 その真砂さまの髪が 不知火の社から出てきたという事は…。 25 00:02:05,892 --> 00:02:11,498 ああ…。 不知火を締めあげて 話を聞かないとね。 26 00:02:13,200 --> 00:02:17,704 (式神)不知火さま 髪が結界を突き破って外に。 27 00:02:17,704 --> 00:02:20,474 京から社を移した事で➡ 28 00:02:20,474 --> 00:02:23,377 結界に綻びができたものと。 29 00:02:23,377 --> 00:02:27,047 ふっ。 ほんまに…➡ 30 00:02:27,047 --> 00:02:29,483 すさまじいもんやな…➡ 31 00:02:29,483 --> 00:02:33,053 女の執念ちゅうのは。➡ 32 00:02:33,053 --> 00:02:36,356 なあ 真砂。 33 00:02:46,667 --> 00:02:50,170 ちっ。 戻りましょう 華紋さま。 34 00:02:54,641 --> 00:02:58,412 華紋さん 一生懸命だね。 はい。 35 00:02:58,412 --> 00:03:02,816 木の気で 社の結界を破ろうと しているのでしょう。 36 00:03:04,751 --> 00:03:07,287 <真砂さま…➡ 37 00:03:07,287 --> 00:03:09,790 綺麗な女だったな> 38 00:03:12,125 --> 00:03:17,330 社の中に 魂が… いるのかな。 39 00:03:18,999 --> 00:03:21,134 なんか…。 え。 40 00:03:21,134 --> 00:03:23,970 面倒くさいやつがいるな。 41 00:03:23,970 --> 00:03:27,007 夏野…さん⁉ 42 00:03:27,007 --> 00:03:29,509 なんでここに? 43 00:03:29,509 --> 00:03:32,813 ああ 摩緒と一緒にいた子か。 44 00:03:36,283 --> 00:03:39,686 夏野さま。 っ…! 45 00:03:39,686 --> 00:03:41,655 夏野⁉ 46 00:03:41,655 --> 00:03:44,391 摩緒 なんの用? 47 00:03:44,391 --> 00:03:47,294 符蝶でこんなとこまで呼び出して。 48 00:03:47,294 --> 00:03:49,796 お力をお借りしたくて。 49 00:03:52,499 --> 00:03:56,970 (夏野) へえ… 海の底の社に行きたいって? 50 00:03:56,970 --> 00:03:58,905 はい。 51 00:03:58,905 --> 00:04:01,575 ていうか摩緒 あんた➡ 52 00:04:01,575 --> 00:04:06,680 こんな簡単に五色堂の生き残り同士を 会わせて いいと思ってんのか? 53 00:04:08,348 --> 00:04:14,154 <あっ… そういえば 五色堂に呼ばれた者は殺し合うルール…> 54 00:04:14,154 --> 00:04:16,156 あの…。 っ…⁉ 55 00:04:16,156 --> 00:04:19,059 夏野さまは殺し合いがしたいのですか? 56 00:04:19,059 --> 00:04:22,662 えっ…⁉ さあね。 57 00:04:22,662 --> 00:04:26,466 で お困りなのは華紋さまですか? 58 00:04:26,466 --> 00:04:32,172 ああ…。 夏野 おまえが生きのびていたとはね。 59 00:04:32,172 --> 00:04:34,975 ねえ 大丈夫なの? 60 00:04:34,975 --> 00:04:37,577 ああ だから呼んだ…。 61 00:04:37,577 --> 00:04:40,147 イチかバチかだったけどね。 62 00:04:40,147 --> 00:04:44,317 少なくとも夏野さまは 御降家の後継問題など➡ 63 00:04:44,317 --> 00:04:46,887 眼中にない女だった。 64 00:04:46,887 --> 00:04:50,590 お助けしますよ 華紋さま。 65 00:04:54,528 --> 00:04:56,997 そのかわり➡ 66 00:04:56,997 --> 00:05:00,634 余計な詮索はなさらぬように。 67 00:05:00,634 --> 00:05:02,869 フ…。 68 00:05:02,869 --> 00:05:12,612 ♬~ 69 00:05:12,612 --> 00:05:14,614 え⁉ 70 00:05:14,614 --> 00:05:19,786 ♬~ 71 00:05:19,786 --> 00:05:23,356 ええっ⁉ す すごい…。 72 00:05:23,356 --> 00:05:26,259 さすがです 夏野さま。 73 00:05:26,259 --> 00:05:29,863 さて これで潜る訳だけど➡ 74 00:05:29,863 --> 00:05:35,268 さすがに海の中で この土人形の形を保つのは むつかしい。 75 00:05:35,268 --> 00:05:38,138 そこで… あんた。 76 00:05:38,138 --> 00:05:40,874 え? 私⁉ 77 00:05:40,874 --> 00:05:44,678 土属性だね。 手伝いな。 78 00:05:44,678 --> 00:05:47,380 え… なにをすれば⁉ 79 00:05:47,380 --> 00:05:52,219 夏野さま。 菜花はまだ 海中に連れて行くのは…。 80 00:05:52,219 --> 00:05:54,921 地上で待たせておくつもりでした。 81 00:05:54,921 --> 00:05:56,990 確かに危険だね。 82 00:05:56,990 --> 00:06:01,361 不知火も抵抗するだろうし 摩緒も気が散るだろう。 83 00:06:01,361 --> 00:06:04,297 えっ それは 私の事が心配で⁉ 84 00:06:04,297 --> 00:06:08,134 当然だろう。 命に関わる事だよ。 85 00:06:08,134 --> 00:06:10,470 じゃ あきらめようか。 86 00:06:10,470 --> 00:06:13,006 はい! やります。 おい。 87 00:06:13,006 --> 00:06:15,242 っ…! 88 00:06:15,242 --> 00:06:22,949 ♬~ 89 00:06:22,949 --> 00:06:30,257 ♬「永い暗闇は未来の光の影でしょうか」 90 00:06:30,257 --> 00:06:37,397 ♬「取り残した想いは 僕を離れ枯れるでしょうか」 91 00:06:37,397 --> 00:06:41,268 ♬「見えないものに塞がれては」 92 00:06:41,268 --> 00:06:45,105 ♬「目の前のあなたを見失いそう」 93 00:06:45,105 --> 00:06:52,279 ♬「古い傷跡は 優しさのためにあれば良いのに」 94 00:06:52,279 --> 00:06:59,953 ♬「もつれた因果の蒔いた種は 綺麗な花になれば良いのに」 95 00:06:59,953 --> 00:07:02,322 ♬「言葉は呪い」 96 00:07:02,322 --> 00:07:12,132 ♬「縛られてそれでも この世界を変えたいんだ」 97 00:07:12,132 --> 00:07:17,671 ♬「君の言葉で上書きして」 98 00:07:17,671 --> 00:07:27,080 ♬「(祈って強く) 氷みたいに冷めた心溶かして」 99 00:07:27,080 --> 00:07:32,018 ♬「わざわざ会いたくて胸騒ぎ」 100 00:07:32,018 --> 00:07:38,224 ♬「(笑ってくれたら) 壊れるほど信じてみるよ今夜」 101 00:07:38,224 --> 00:07:43,029 ♬~ 102 00:07:57,177 --> 00:07:59,679 じゃ みんな中に。 103 00:08:01,081 --> 00:08:04,985 私と菜花は土人形に念を入れ続ける。 104 00:08:04,985 --> 00:08:07,387 手を出して。 はい。 105 00:08:09,456 --> 00:08:14,294 数珠を通して 私と菜花の念が ひとつになる。 106 00:08:14,294 --> 00:08:17,998 印は私に倣いなさい。 はいっ。 107 00:08:17,998 --> 00:08:22,335 太陰化生 水位之精➡ 108 00:08:22,335 --> 00:08:26,072 虚危上応 亀蛇合形➡ 109 00:08:26,072 --> 00:08:28,341  周行六合➡ 110 00:08:28,341 --> 00:08:33,013 威接万霊 無幽不察➡ 111 00:08:33,013 --> 00:08:36,716 無願不成 劫終劫始…。 112 00:08:38,385 --> 00:08:42,255 摩緒。 夏野はずいぶん協力的だね。 113 00:08:42,255 --> 00:08:46,760 華紋さまは 夏野さまを信用できないのですね? 114 00:08:46,760 --> 00:08:51,664 フー… まあ 今は素直に感謝しておくか。 115 00:08:51,664 --> 00:09:06,880 ♬~ 116 00:09:06,880 --> 00:09:08,815 (2人)っ! 117 00:09:08,815 --> 00:09:11,451 <結界に拒まれている> 118 00:09:11,451 --> 00:09:16,756 急急如律令 っ…!奉導誓願何不成就乎…。 119 00:09:22,095 --> 00:09:24,097 <破った> 120 00:09:31,771 --> 00:09:34,474 あっ…⁉ 黒い邪気⁉ 121 00:09:38,645 --> 00:09:41,114 なんだ⁉ この邪気は。 122 00:09:41,114 --> 00:09:43,650 逃げる時を稼いでいるのでしょうか。 123 00:09:43,650 --> 00:09:45,652 逃がすか! 124 00:09:49,255 --> 00:09:51,357 ん? 125 00:10:01,501 --> 00:10:06,773 摩緒 おまえの方から 飛びこんで来よるとはなあ。 126 00:10:06,773 --> 00:10:08,708 もっとも…➡ 127 00:10:08,708 --> 00:10:11,945 今日は華紋のお供かい。 128 00:10:11,945 --> 00:10:16,115 来た訳がわかっているようだな 不知火。 129 00:10:16,115 --> 00:10:20,620 おまえ… 真砂になにをした。 130 00:10:20,620 --> 00:10:24,023 ああ… 髪な。 131 00:10:24,023 --> 00:10:26,893 ほんま かなわんわ。 132 00:10:26,893 --> 00:10:31,064 せっかく社を関東に移したっちゅうのに。 133 00:10:31,064 --> 00:10:36,836 まさか真砂の髪が 結界を突き破って こぼれ出すとはな。 134 00:10:36,836 --> 00:10:41,641 <…⁉ 罠…ではなかったのか⁉> 135 00:10:41,641 --> 00:10:46,813 その髪からおろした魂は 生霊ではなかった。 136 00:10:46,813 --> 00:10:48,748 真砂は…。 137 00:10:48,748 --> 00:10:53,319 ふっ… もちろん死んどんで。 138 00:10:53,319 --> 00:10:55,722 九百年も前にな。 139 00:10:57,857 --> 00:10:59,959 殺したのか…? 140 00:11:05,465 --> 00:11:09,068 不知火 真砂を見張れ。 141 00:11:09,068 --> 00:11:14,574 は…? お師匠さま… それはどういう…。 142 00:11:18,378 --> 00:11:21,181 この家から逃すな。 143 00:11:21,181 --> 00:11:23,183 っ…。 144 00:11:26,152 --> 00:11:31,224 真砂が御降家を嫌っとるんは 俺も知っとった。 145 00:11:31,224 --> 00:11:37,697 特に… 大五が呪殺されてからは。➡ 146 00:11:37,697 --> 00:11:40,300 そんであの夜…。 147 00:11:40,300 --> 00:11:42,235 (不知火)真砂さま…! 148 00:11:42,235 --> 00:11:46,406 真砂さま! どこに行かれるのです。 149 00:11:46,406 --> 00:11:49,075 不知火…。 150 00:11:49,075 --> 00:11:51,911 不知火 見逃して。 151 00:11:51,911 --> 00:11:54,814 私はもう 戻るつもりはない。 152 00:11:54,814 --> 00:11:57,317 どうして! (真砂)私は…。っ⁉ 153 00:11:59,018 --> 00:12:01,821 五色堂に呼ばれたのです。 154 00:12:03,923 --> 00:12:08,361 <やっぱり… 呼ばれていたのは真砂> 155 00:12:08,361 --> 00:12:11,864 <それなのに 死んだ…?> 156 00:12:11,864 --> 00:12:17,470 真砂は 五色堂であった事を俺に話した。 157 00:12:17,470 --> 00:12:21,874 摩緒 おまえが生贄だという事も。 158 00:12:23,810 --> 00:12:30,149 (真砂)そして誰ともわからない他の術者と 殺し合えと言うのです。 159 00:12:30,149 --> 00:12:34,153 でも… 私にはできない。 160 00:12:34,153 --> 00:12:36,389 ハッ…! うっ!! 161 00:12:36,389 --> 00:12:39,158 (妖たちの声) 162 00:12:39,158 --> 00:12:41,828 は…っ! 163 00:12:41,828 --> 00:12:43,830 グアァァッ!! 164 00:12:46,532 --> 00:12:49,402 (不知火)真砂さま… っ! 165 00:12:49,402 --> 00:12:51,938 真砂さまっ 真砂さまーっ!! 166 00:12:51,938 --> 00:12:53,873 …ハッ! 167 00:12:53,873 --> 00:12:58,111 (不知火の声) そんで 真砂の絶命と同時に➡ 168 00:12:58,111 --> 00:13:01,914 妖どもが俺に群がって来よった。 169 00:13:04,050 --> 00:13:07,587 (師匠)摩緒を呪い殺せ。➡ 170 00:13:07,587 --> 00:13:12,392 それができぬと言うなら ここで死ね。 171 00:13:14,927 --> 00:13:20,366 殺されるんかと思ったが 俺はこうして生きとる。 172 00:13:20,366 --> 00:13:25,071 真砂さまのかわりに あなたが五色堂の輪に組みこまれたと? 173 00:13:26,873 --> 00:13:28,808 なあ華紋。 174 00:13:28,808 --> 00:13:34,747 あの夜 おまえも館に居てへんかったようやな。 175 00:13:34,747 --> 00:13:38,918 真砂と 駆け落ちでもするつもりやったんか? 176 00:13:38,918 --> 00:13:43,389 <真砂…! 僕と逃げるつもりだったのか⁉> 177 00:13:43,389 --> 00:13:47,393 やったら 真砂が死んだんは おまえのせいや! 178 00:13:50,163 --> 00:13:53,099 ほな ぼちぼち➡ 179 00:13:53,099 --> 00:13:55,101 死んでもらおか。 180 00:14:01,174 --> 00:14:04,777 ほな ぼちぼち死んでもらおか。 181 00:14:04,777 --> 00:14:07,346 (水音) 182 00:14:07,346 --> 00:14:09,549 (2人)っ! 183 00:14:11,784 --> 00:14:13,786 っく! 184 00:14:17,256 --> 00:14:21,094 <摩緒。 おまえは俺と来てもらうで> 185 00:14:21,094 --> 00:14:24,297 っ…! 186 00:14:24,297 --> 00:14:27,800 <また黒い邪気。➡ 187 00:14:27,800 --> 00:14:31,270 不知火から出ているものではない…。➡ 188 00:14:31,270 --> 00:14:33,272 後ろから⁉> 189 00:14:36,242 --> 00:14:40,046 <華紋 おまえにもう用はないわ> 190 00:14:43,182 --> 00:14:45,151 <サンゴ⁉> 191 00:14:45,151 --> 00:14:47,153 <ちっ 固い!> 192 00:14:49,021 --> 00:14:51,224 <華紋さま> 193 00:14:51,224 --> 00:14:54,494 う うっ…! くっ…! 194 00:14:54,494 --> 00:14:56,429 ゴボッ…! 195 00:14:56,429 --> 00:14:58,431 <息が…> 196 00:15:02,535 --> 00:15:04,537 <真砂…> 197 00:15:07,006 --> 00:15:12,812 (華紋の声)<五色堂に呼ばれる水の術者は 真砂しかいないと思っていた。➡ 198 00:15:12,812 --> 00:15:15,448 だから あの時ーー> 199 00:15:15,448 --> 00:15:17,450 (真砂)華紋さま。 200 00:15:20,153 --> 00:15:22,855 今宵 いつもの場所で。 201 00:15:26,926 --> 00:15:31,397 <「おれ」も五色堂に呼ばれたと知ったら➡ 202 00:15:31,397 --> 00:15:33,100 真砂はどうするんだろう> 203 00:15:36,702 --> 00:15:40,673 <館では呪殺事件が続いている。➡ 204 00:15:40,673 --> 00:15:44,977 五色堂に呼ばれた者は その意味を知っているから➡ 205 00:15:44,977 --> 00:15:47,780 心構えはできていたが> 206 00:15:54,020 --> 00:15:56,322 ったく 誰だよ。 207 00:16:00,726 --> 00:16:06,132 <こんな家 さっさと逃げ出そうか 真砂を連れて> 208 00:16:07,834 --> 00:16:11,237 <真砂は どう言うだろうか> 209 00:16:13,339 --> 00:16:18,044 <ああ… もっと早く真砂に話していれば…> 210 00:16:20,112 --> 00:16:25,551 なあ華紋。 真砂と 駆け落ちでもするつもりやったんか? 211 00:16:25,551 --> 00:16:28,254 真砂が死んだんは おまえのせいや! 212 00:16:30,189 --> 00:16:36,896 <真砂ーー 最期の時に… 一緒にいてやれなくて…> 213 00:16:41,667 --> 00:16:43,669 <華紋さま> 214 00:16:45,304 --> 00:16:48,207 <くっ 傷もつかん> 215 00:16:48,207 --> 00:16:51,510 っ…! (妖たちの声) 216 00:16:51,510 --> 00:16:54,313 <黒い邪気の中に… 妖⁉> 217 00:16:54,313 --> 00:16:57,216 (妖たちの声) っ…! 218 00:16:57,216 --> 00:17:01,087 <こいつらーー 早く片づけないと> 219 00:17:01,087 --> 00:17:03,189 グルアァァッ!! 220 00:17:09,462 --> 00:17:13,199 っ…! <くっ 数が多い> 221 00:17:13,199 --> 00:17:17,069 <ふっ 無駄な抵抗や…。➡ 222 00:17:17,069 --> 00:17:20,640 妖は なんぼでも湧いてくるで> 223 00:17:20,640 --> 00:17:23,543 その間に華紋は…。 224 00:17:26,445 --> 00:17:28,915 <華紋さま> 225 00:17:28,915 --> 00:17:33,119 (夏野)欲来見形 五日一視➡ 226 00:17:33,119 --> 00:17:37,957 五嶽摧傾 急急如律令➡ 227 00:17:37,957 --> 00:17:41,561 奉導誓願何不成就乎…。 <摩緒たち… 遅い> 228 00:17:41,561 --> 00:17:44,897 夏野さん… 大丈夫でしょうか。 229 00:17:44,897 --> 00:17:47,900 うん。 色々まずいね。 230 00:17:47,900 --> 00:17:51,604 ところで菜花 あんた泳ぎは? 231 00:17:51,604 --> 00:17:53,906 えっ… えっと…➡ 232 00:17:53,906 --> 00:17:58,811 ひ弱だったので プールの授業でも 犬かき10mくらい…。 233 00:18:01,213 --> 00:18:04,450 うわーあっ! …わ! あ。 234 00:18:04,450 --> 00:18:08,187 ここはもうダメだ。 出るよ。 え⁉ はいっ。 235 00:18:08,187 --> 00:18:10,489 (崩落音) 236 00:18:16,329 --> 00:18:18,264 うっ! 237 00:18:18,264 --> 00:18:21,067 水が割れた。 すごい…。 238 00:18:27,907 --> 00:18:29,842 ゆら子⁉ 239 00:18:29,842 --> 00:18:33,079 <華紋さま。➡ 240 00:18:33,079 --> 00:18:38,851 五色堂に呼ばれた者同士なら 傷つけ合い 殺し合える。➡ 241 00:18:38,851 --> 00:18:42,355 もし本当に不知火が 真砂さまから➡ 242 00:18:42,355 --> 00:18:45,358 五色堂の因果を 引き継いでいるとしたら…> 243 00:18:48,761 --> 00:18:52,565 <華紋さまは不知火に殺される> 244 00:19:11,417 --> 00:19:13,819 …っ! 245 00:19:21,093 --> 00:19:23,295 <真砂…> 246 00:19:32,371 --> 00:19:34,373 は…。 247 00:19:36,242 --> 00:19:40,246 <これは… 真砂の… 髪⁉> 248 00:19:43,783 --> 00:19:46,986 <黒い邪気を ゆら子が出してる⁉> 249 00:19:49,655 --> 00:19:52,758 <入り口から同じ邪気がつながってる⁉> 250 00:19:55,361 --> 00:19:57,296 えっ⁉ 251 00:19:57,296 --> 00:20:00,232 夏野さん 本殿の中からも水が…。 252 00:20:00,232 --> 00:20:03,869 水攻め中か。 帰って来ないわけだ。 253 00:20:03,869 --> 00:20:05,805 あ! 254 00:20:05,805 --> 00:20:08,240 っ…! 255 00:20:08,240 --> 00:20:10,242 っ!! 256 00:20:12,111 --> 00:20:14,046 な…。 257 00:20:14,046 --> 00:20:16,248 <土の術者⁉> 258 00:20:17,950 --> 00:20:20,252 ゲホッ カッ…。 259 00:20:20,252 --> 00:20:22,354 <夏野さまか⁉> 260 00:20:24,123 --> 00:20:26,225 華紋さまっ! 261 00:20:36,168 --> 00:20:41,006 (不知火)髪… 真砂の加護かい。 262 00:20:41,006 --> 00:20:44,710 気にくわないね…。 263 00:20:44,710 --> 00:20:47,713 中で色々考えたんだが。 264 00:20:47,713 --> 00:20:50,516 五色堂の輪に組みこまれたせいで➡ 265 00:20:50,516 --> 00:20:55,387 死なない体になった事は 同情してやらんでもない。 266 00:20:55,387 --> 00:21:00,326 真砂が死んだのは 僕との逢引のせいだってのは➡ 267 00:21:00,326 --> 00:21:05,798 おまえに言われる筋合いじゃないが まあ許してやるよ。 268 00:21:05,798 --> 00:21:07,800 でもな…。 269 00:21:10,269 --> 00:21:12,271 っ! 270 00:21:14,240 --> 00:21:16,609 おまえごときが…。 っ! 271 00:21:16,609 --> 00:21:19,478 真砂を呼び捨てにするんじゃねえっ! 272 00:21:19,478 --> 00:21:21,480 ぶおっ! 273 00:21:25,284 --> 00:21:28,087 <そこなのか> 274 00:21:28,087 --> 00:21:31,690 摩緒! 菜花 夏野さま。 275 00:21:33,893 --> 00:21:37,796 <間違いない。 同じ黒い邪気> 276 00:21:37,796 --> 00:21:40,966 ゆら子が… ここに居る。 277 00:21:40,966 --> 00:21:43,269 <紗那さまが…⁉> 278 00:21:43,269 --> 00:21:45,204 ぐ…。 279 00:21:45,204 --> 00:21:48,107 それと もうひとつ。 280 00:21:48,107 --> 00:21:51,977 なぜ真砂の髪が おまえの社にあるんだ? 281 00:21:51,977 --> 00:21:53,979 ふっ…。 282 00:21:58,617 --> 00:22:01,520 この邪気…。 え…。 283 00:22:01,520 --> 00:22:07,293 紗那さまが死んだ夜 同じ邪気を館で見た。 284 00:22:07,293 --> 00:22:09,228 ええっ⁉ 285 00:22:09,228 --> 00:22:14,133 紗那さまが死んだ九百年前と 同じ邪気⁉ 286 00:22:14,133 --> 00:22:17,369 ああ 間違いな… っ!! えっ⁉ 287 00:22:17,369 --> 00:22:19,572 かはっ! 夏野さま! 288 00:22:21,574 --> 00:22:23,676 っ…。 289 00:22:27,379 --> 00:22:30,482 夏野さん!う あっ…。 夏野さま。 290 00:22:34,587 --> 00:22:36,655 摩緒。 291 00:22:36,655 --> 00:22:38,824 っ…! 292 00:22:38,824 --> 00:22:40,926 摩緒。 293 00:22:45,197 --> 00:22:48,734 紗那 さま…。 294 00:22:48,734 --> 00:22:51,303 摩緒…。 295 00:22:51,303 --> 00:22:53,239 摩緒…。 296 00:22:53,239 --> 00:22:55,441 は…。 297 00:23:00,846 --> 00:23:17,596 ♬~ 298 00:23:17,596 --> 00:23:29,108 ♬「瞑った目 その裏 浮かんだ藍の色が」 299 00:23:29,108 --> 00:23:34,914 ♬「束の間を照らしては」 300 00:23:34,914 --> 00:23:40,486 ♬「微笑みを連れてくるの」 301 00:23:40,486 --> 00:23:45,991 ♬「光は残像」 302 00:23:45,991 --> 00:23:54,700 ♬「けれど幽かな 望みがよすがとなって」 303 00:23:54,700 --> 00:24:06,245 ♬「ひたむきに想う程 胸に溶け残る熱が」 304 00:24:06,245 --> 00:24:12,451 ♬「昇っては揺蕩うように」 305 00:24:12,451 --> 00:24:16,755 ♬「私の余白に沁み入れば」 306 00:24:16,755 --> 00:24:28,367 ♬「もう戻れない 嗚呼」 307 00:24:31,170 --> 00:24:33,238 (華紋)真砂を とり返す。 308 00:24:33,238 --> 00:24:38,010 (夏野)「あれ」が紗那さまの心臓を つかみ出したんですよ。心臓を⁉ 309 00:24:38,010 --> 00:24:42,147 赤い… 紗那さまの心臓が見えた。 310 00:24:42,147 --> 00:24:47,086 私が こんなに心配しているのに… なぜわからないんだ! 311 00:24:47,086 --> 00:24:51,957 私だって… 私だって気を遣ってるのに➡ 312 00:24:51,957 --> 00:24:55,294 摩緒は私の事なんて全然見てないじゃん! 313 00:24:55,294 --> 00:24:57,296 <次回 「紗那の心臓」>