1 00:00:01,268 --> 00:00:04,137 不知火 見逃して。 2 00:00:04,137 --> 00:00:07,407 私はもう 戻るつもりはない。 3 00:00:07,407 --> 00:00:09,576 どうして! (真砂)私は…。っ⁉ 4 00:00:11,278 --> 00:00:13,981 五色堂に呼ばれたのです。 5 00:00:16,650 --> 00:00:20,454 <華紋 おまえにもう用はないわ> 6 00:00:23,390 --> 00:00:26,760 <ちっ 固い!> 7 00:00:26,760 --> 00:00:28,996 <華紋さま> 8 00:00:28,996 --> 00:00:32,266 う うっ…! くっ…! 9 00:00:32,266 --> 00:00:35,702 ゴボッ…! <真砂…> 10 00:00:35,702 --> 00:00:39,940 水攻め中か。 帰って来ないわけだ。 11 00:00:39,940 --> 00:00:41,875 あ! 12 00:00:41,875 --> 00:00:44,044 っ…! 13 00:00:46,446 --> 00:00:49,650 な…。 <土の術者⁉> 14 00:00:51,785 --> 00:00:53,754 ゲホッ カッ…。 15 00:00:53,754 --> 00:00:56,089 <夏野さまか⁉> 16 00:00:56,089 --> 00:00:58,191 華紋さまっ! 17 00:01:10,637 --> 00:01:12,639 っ! 18 00:01:14,474 --> 00:01:17,210 おまえごときが…。 っ! 19 00:01:17,210 --> 00:01:20,147 真砂を呼び捨てにするんじゃねえっ! 20 00:01:20,147 --> 00:01:22,249 ぶおっ! 21 00:01:24,985 --> 00:01:29,156 摩緒! 菜花 夏野さま。 22 00:01:29,156 --> 00:01:31,258 ふっ…。 23 00:01:33,794 --> 00:01:36,730 この邪気…。 え…。 24 00:01:36,730 --> 00:01:52,479 紗那さまが死んだ夜 同じ邪気を館で見た。 25 00:01:52,479 --> 00:01:55,415 摩緒。 26 00:01:55,415 --> 00:01:57,484 紗那さま…。 27 00:01:59,086 --> 00:02:02,022 ダメっ! 菜花…。 28 00:02:02,022 --> 00:02:05,459 見ればわかるでしょ…。 この邪気…➡ 29 00:02:05,459 --> 00:02:09,196 あの女が出してるんだよ! 30 00:02:09,196 --> 00:02:13,734 そう。 不知火側だって事だ。 31 00:02:13,734 --> 00:02:17,404 摩緒 僕はおまえと違って➡ 32 00:02:17,404 --> 00:02:20,173 こいつらに手加減する理由はない! 33 00:02:20,173 --> 00:02:22,376 っ! ふ…。 34 00:02:24,611 --> 00:02:26,580 っ…! 35 00:02:32,085 --> 00:02:34,054 っ! 36 00:02:37,657 --> 00:02:39,559 うわっ! くっ! 37 00:02:39,559 --> 00:02:42,095 菜花! 38 00:02:42,095 --> 00:02:45,298 菜花! 39 00:02:45,298 --> 00:02:47,734 摩緒っ… あ! 40 00:02:47,734 --> 00:02:50,037 菜花! く…! 41 00:03:02,082 --> 00:03:04,151 <菜花!> 42 00:03:08,855 --> 00:03:10,957 <摩緒…> 43 00:03:14,494 --> 00:03:16,897 <あの小娘…> 44 00:03:21,868 --> 00:03:25,138 <不知火 逃がさん> …っ! 45 00:03:32,846 --> 00:03:34,781 <真砂> 46 00:03:34,781 --> 00:03:36,950 <真砂さま> 47 00:03:45,726 --> 00:03:48,095 うはっ! 48 00:03:48,095 --> 00:03:50,063 華紋さま! 49 00:03:52,599 --> 00:03:54,534 プハッ! (摩緒 菜花)…っは! 50 00:03:54,534 --> 00:03:57,204 ハッ ゴホッ ゲホッ…。 51 00:03:57,204 --> 00:04:00,140 はぁ… はぁ…。 52 00:04:00,140 --> 00:04:02,809 …ちくしょう。 53 00:04:02,809 --> 00:04:05,078 菜花 大丈夫か。 54 00:04:05,078 --> 00:04:07,080 …うん。 55 00:04:08,815 --> 00:04:10,884 …大丈夫だな。 56 00:04:13,653 --> 00:04:20,994 ♬~ 57 00:04:20,994 --> 00:04:28,268 ♬「永い暗闇は未来の光の影でしょうか」 58 00:04:28,268 --> 00:04:35,542 ♬「取り残した想いは 僕を離れ枯れるでしょうか」 59 00:04:35,542 --> 00:04:39,312 ♬「見えないものに塞がれては」 60 00:04:39,312 --> 00:04:43,116 ♬「目の前のあなたを見失いそう」 61 00:04:43,116 --> 00:04:50,257 ♬「古い傷跡は 優しさのためにあれば良いのに」 62 00:04:50,257 --> 00:04:57,864 ♬「もつれた因果の蒔いた種は 綺麗な花になれば良いのに」 63 00:04:57,864 --> 00:05:00,267 ♬「言葉は呪い」 64 00:05:00,267 --> 00:05:10,043 ♬「縛られてそれでも この世界を変えたいんだ」 65 00:05:10,043 --> 00:05:16,049 ♬「君の言葉で上書きして」 66 00:05:16,049 --> 00:05:25,258 ♬「(祈って強く) 氷みたいに冷めた心溶かして」 67 00:05:25,258 --> 00:05:30,664 ♬「わざわざ会いたくて胸騒ぎ」 68 00:05:30,664 --> 00:05:36,236 ♬「(笑ってくれたら) 壊れるほど信じてみるよ今夜」 69 00:05:36,236 --> 00:05:41,208 ♬~ 70 00:05:48,181 --> 00:05:52,385 (カモメの鳴き声) 71 00:05:56,923 --> 00:05:59,092 華紋さま。 72 00:06:00,827 --> 00:06:05,031 不知火の野郎… 真砂の亡骸を…。 73 00:06:08,535 --> 00:06:12,239 <あれ やっぱり死んで…> 74 00:06:12,239 --> 00:06:16,009 あの… なんで綺麗なまま? 75 00:06:16,009 --> 00:06:21,181 おそらく 五色堂に呼ばれた僕たちが 生きているように…。 76 00:06:21,181 --> 00:06:25,051 <朽ちない亡骸…。➡ 77 00:06:25,051 --> 00:06:27,387 真砂さまは死んでもなお➡ 78 00:06:27,387 --> 00:06:32,259 五色堂の因果から逃れきれていない という事なのか…?> 79 00:06:35,695 --> 00:06:37,964 気分が悪いね…。 80 00:06:37,964 --> 00:06:40,033 <華紋さま> 81 00:06:43,103 --> 00:06:46,606 真砂を とり返す。 82 00:06:46,606 --> 00:06:49,509 たとえ 亡骸でも。 83 00:06:55,849 --> 00:06:59,452 <摩緒は どうなんだろ…。➡ 84 00:06:59,452 --> 00:07:03,156 あの姿を見てもやっぱり…➡ 85 00:07:03,156 --> 00:07:07,694 紗那さまが… 好きなのかな> 86 00:07:07,694 --> 00:07:09,663 摩緒さま。 っ⁉ 87 00:07:11,564 --> 00:07:13,900 夏野さん。 88 00:07:13,900 --> 00:07:18,371 乙弥 無事だったか。 はい 摩緒さま。 89 00:07:18,371 --> 00:07:21,708 手前は夏野さまと一緒に逃げました。 90 00:07:21,708 --> 00:07:24,911 夏野さま ありがとうございます。 91 00:07:24,911 --> 00:07:27,113 いや いいよ。 92 00:07:28,782 --> 00:07:31,685 摩緒は菜花で手一杯だったようだし。 93 00:07:31,685 --> 00:07:33,720 えっ⁉ 94 00:07:33,720 --> 00:07:35,989 ごめん乙弥くん。 95 00:07:35,989 --> 00:07:39,326 いえ 菜花さんがご無事でなによりです。 96 00:07:39,326 --> 00:07:44,497 摩緒 あの邪気を出してた女… なんなんだ⁉ 97 00:07:46,833 --> 00:07:49,402 (華紋)夏野。 98 00:07:49,402 --> 00:07:56,176 おまえ… 紗那さまが死んだ夜 同じ邪気を見たと言っていたね。 99 00:07:56,176 --> 00:07:59,112 ええ。 それどころか➡ 100 00:07:59,112 --> 00:08:02,949 「あれ」が 紗那さまの心臓をつかみ出したんですよ。 101 00:08:02,949 --> 00:08:05,685 <心臓を⁉> 102 00:08:05,685 --> 00:08:07,754 あの日…。 103 00:08:09,856 --> 00:08:11,858 ⚟(男)摩緒が裏切った! 104 00:08:11,858 --> 00:08:15,095 ⚟(男)お師匠さまが殺された! 捜せ! 105 00:08:15,095 --> 00:08:17,564 ⚟(男)宝物殿が燃えている! 106 00:08:17,564 --> 00:08:21,401 (夏野の声)あの時 館の男たちは➡ 107 00:08:21,401 --> 00:08:27,374 摩緒を追いたてる者や 宝物殿の火事に気をとられる者たちで…。 108 00:08:27,374 --> 00:08:32,078 はっ はっ はっ はっ はっ…。 109 00:08:32,078 --> 00:08:34,314 っ! 110 00:08:34,314 --> 00:08:38,685 (夏野の声) 紗那さまに気づいたのは私だけだった。 111 00:08:38,685 --> 00:08:41,688 はっ はぁ はぁ… 紗那さま。 112 00:08:44,124 --> 00:08:47,027 ああ… 夏野。 113 00:08:47,027 --> 00:08:49,029 え…。 114 00:08:51,865 --> 00:08:56,136 その時… 紗那さまはまだ生きていた? 115 00:08:56,136 --> 00:09:02,942 ああ。 雨のせいじゃなく… 涙の跡があったね。 116 00:09:02,942 --> 00:09:05,612 そして…。 117 00:09:05,612 --> 00:09:10,583 どうしよう… 摩緒は なにもしていないのに…。 118 00:09:10,583 --> 00:09:12,819 え…? 119 00:09:12,819 --> 00:09:16,990 <紗那さまは私が無実だと知っていた…?> 120 00:09:18,591 --> 00:09:20,527 (夏野の声)それから…。 121 00:09:20,527 --> 00:09:24,431 みんなを… みんなを止めないと…。 122 00:09:24,431 --> 00:09:28,368 はっ… は…。 紗那さま! お待ちください。 123 00:09:28,368 --> 00:09:32,439 私が参ります。 紗那さまは安全な場所に。 124 00:09:36,142 --> 00:09:43,116 (夏野の声) 館の者たちは 皆 殺気立っていたから そう言って引き止めた。➡ 125 00:09:43,116 --> 00:09:48,922 でも あの時 一緒にいるべきだった。➡ 126 00:09:48,922 --> 00:09:53,426 ひどい邪気を感じて 振り向いた時にはすでにーー。 127 00:09:56,996 --> 00:09:59,098 紗那さま! っ…! 128 00:10:02,802 --> 00:10:05,572 はっ はっ はっ はっ はっ! あっ…!! 129 00:10:05,572 --> 00:10:08,508 (夏野の声)一瞬の出来事だった。➡ 130 00:10:08,508 --> 00:10:11,478 紗那さまは胸から血を吹いて…。 131 00:10:11,478 --> 00:10:13,480 っ…! 132 00:10:17,884 --> 00:10:19,819 ハッ…!! 133 00:10:19,819 --> 00:10:23,189 う… ハッ…! 134 00:10:23,189 --> 00:10:26,726 (夏野の声) 黒い邪気が去っていく その中に➡ 135 00:10:26,726 --> 00:10:30,597 赤い… 紗那さまの心臓が見えた。 136 00:10:33,500 --> 00:10:36,102 あの…。 137 00:10:36,102 --> 00:10:41,875 その邪気が さっきの ゆら子の邪気と同じ…? 138 00:10:41,875 --> 00:10:45,745 ゆら子…? 紗那さまと➡ 139 00:10:45,745 --> 00:10:47,847 同じ姿をしています。 140 00:10:51,084 --> 00:10:55,955 紗那さまは死んだんだ。 私の目の前で。 141 00:10:55,955 --> 00:10:58,291 (華紋)夏野。 142 00:10:58,291 --> 00:11:01,394 おまえ それなんで黙ってた? 143 00:11:04,097 --> 00:11:08,902 (華紋)館では摩緒が 紗那さまを殺したって事になっていた。 144 00:11:08,902 --> 00:11:11,638 (白眉)おれも見た。 145 00:11:11,638 --> 00:11:16,442 摩緒は御降家を裏切った… 怨敵だ! 146 00:11:16,442 --> 00:11:21,915 ああ。 白眉さまは そう吹聴してましたね。 147 00:11:21,915 --> 00:11:25,418 なんでそんな事…。➡ 148 00:11:25,418 --> 00:11:32,192 私だって自分が見た事を言ったけれど 誰も信じてくれなかった。➡ 149 00:11:32,192 --> 00:11:36,663 白眉さまは館でも信頼されていたし➡ 150 00:11:36,663 --> 00:11:40,967 摩緒 おまえが化けて 大暴れした後だったからね。 151 00:11:40,967 --> 00:11:43,336 ヴウゥッ!! 152 00:11:43,336 --> 00:11:49,108 なんにしたって そのあと御降家は終わったんだから➡ 153 00:11:49,108 --> 00:11:53,947 もう誰も… 真実を知ろうとしなかった。 154 00:11:53,947 --> 00:11:57,283 夏野さま…。 155 00:11:57,283 --> 00:12:00,486 もう行くよ。 156 00:12:00,486 --> 00:12:06,793 そのゆら子って女 なにかわかったら 私にも知らせな。 157 00:12:15,068 --> 00:12:19,872 <夏野さんも ゆら子に興味持ったんだ。➡ 158 00:12:19,872 --> 00:12:23,376 でも これでハッキリした。➡ 159 00:12:23,376 --> 00:12:26,613 ゆら子は紗那さまじゃない。➡ 160 00:12:26,613 --> 00:12:30,516 摩緒は紗那さまを殺していない> 161 00:12:36,923 --> 00:12:43,129 (姉)も~ 驚きましたわ 朽縄さま。➡ 162 00:12:43,129 --> 00:12:46,933 菜花さまのお着替え 私の着物でよろしいかしら? 163 00:12:46,933 --> 00:12:49,902 ん… 助かります お嬢様。 164 00:12:51,904 --> 00:12:55,775 あ~~… 生き返る…。 165 00:12:57,577 --> 00:13:00,179 <まだなにも終わってないけど…> 166 00:13:02,048 --> 00:13:04,017 ⚟(障子が開く音) あ。 167 00:13:04,017 --> 00:13:06,853 お待たせ。 168 00:13:06,853 --> 00:13:08,855 ああ。 ⚟(障子が閉まる音) 169 00:13:08,855 --> 00:13:11,324 菜花さん かわいい。 170 00:13:11,324 --> 00:13:13,726 ありがとー。 171 00:13:13,726 --> 00:13:17,563 <乙弥くんは すぐ褒めてくれるのに。➡ 172 00:13:17,563 --> 00:13:20,266 見もしないし> 173 00:13:20,266 --> 00:13:23,703 菜花 着物はお借りして 帰るよ。 174 00:13:23,703 --> 00:13:25,672 えっ。 175 00:13:25,672 --> 00:13:28,308 華紋さまも一人になりたいようだ。 176 00:13:28,308 --> 00:13:32,011 あっ… ああ…。 177 00:13:32,011 --> 00:13:35,415 華紋さん ショック受けてたものね…。 178 00:13:35,415 --> 00:13:37,450 <真砂> 179 00:13:37,450 --> 00:13:42,455 ねえ 摩緒はまだ ゆら子を追っかけるの? 180 00:13:45,558 --> 00:13:49,996 黒い邪気が 紗那さまの心臓を奪い➡ 181 00:13:49,996 --> 00:13:55,635 ゆら子が同じ邪気をまとい 紗那さまと同じ顔をしている。 182 00:13:55,635 --> 00:13:58,705 いったい 何者なのか…。 183 00:14:00,440 --> 00:14:02,442 呪い…。 184 00:14:05,144 --> 00:14:08,581 呪いじゃないかって 猫鬼が…。 185 00:14:08,581 --> 00:14:11,084 え…? 186 00:14:11,084 --> 00:14:15,688 紗那さまも 同じような 黒い邪気を吐き出してたって…。 187 00:14:15,688 --> 00:14:18,758 待て菜花。 猫鬼と会ったのか⁉ 188 00:14:21,561 --> 00:14:25,098 まあ…。 なぜ私に黙っていた⁉ 189 00:14:25,098 --> 00:14:31,671 だって 紗那さまのこんな話 摩緒が聞いたら いやがるかなって…。 190 00:14:31,671 --> 00:14:35,041 それに いつも忙しそうだったしー。 191 00:14:35,041 --> 00:14:36,976 菜花! 192 00:14:36,976 --> 00:14:40,813 おまえは器として 猫鬼に狙われているんだよ。 193 00:14:40,813 --> 00:14:46,219 私が こんなに心配しているのに… なぜわからないんだ! 194 00:14:46,219 --> 00:14:49,155 私だって…。 っ⁉ 195 00:14:49,155 --> 00:14:53,025 私だって気を遣ってるのに➡ 196 00:14:53,025 --> 00:14:56,462 摩緒は私の事なんて全然見てないじゃん! 197 00:14:56,462 --> 00:14:59,465 昔の女の人の事ばっかり気にしてさ! 198 00:14:59,465 --> 00:15:02,301 そっ そんな事は…。 んー…。 199 00:15:02,301 --> 00:15:04,704 …ない。 ⚟(障子が開く音) 200 00:15:04,704 --> 00:15:08,474 ん? まだいるのかい。 帰ります。 201 00:15:11,344 --> 00:15:14,113 ああ~ んん~っ…! 202 00:15:14,113 --> 00:15:17,150 <気まずい!➡ 203 00:15:17,150 --> 00:15:21,821 帰り道… ひと言もしゃべらなかった> 204 00:15:28,294 --> 00:15:31,197 <摩緒 怒ってたのかな…> 205 00:15:32,932 --> 00:15:35,868 <…っ 嫌われたかもしれない。➡ 206 00:15:35,868 --> 00:15:38,604 んんっ んうぅ~~…! 207 00:15:38,604 --> 00:15:40,673 <どうしよう。➡ 208 00:15:40,673 --> 00:15:43,876 なんか 仲直りする方法…> 209 00:15:43,876 --> 00:15:46,746 ⚟(ノック ドアが開く音) 210 00:15:46,746 --> 00:15:48,681 (魚住)菜花お嬢さま。 211 00:15:48,681 --> 00:15:53,019 大正でお借りしたお着物 たたんでおきましたので。 212 00:15:53,019 --> 00:15:55,988 魚住さん。 うちに来る前➡ 213 00:15:55,988 --> 00:15:59,258 ずっと摩緒の式神だったんだよね。 214 00:15:59,258 --> 00:16:02,161 はい。 摩緒の好きな物ってなに? 215 00:16:02,161 --> 00:16:08,034 食べ物とか趣味とか あげたら喜ぶような… 機嫌が良くなる事。 216 00:16:09,902 --> 00:16:13,105 存じません。 どうして。 217 00:16:13,105 --> 00:16:17,510 私は形代で カバンの中におりましたので…。 218 00:16:17,510 --> 00:16:20,413 今も本体は大正にありますが。 219 00:16:20,413 --> 00:16:22,481 ん…。 220 00:16:25,785 --> 00:16:28,054 はあ~。 221 00:16:28,054 --> 00:16:33,826 <私… 摩緒の普段の事… 全然知らない。➡ 222 00:16:33,826 --> 00:16:37,096 やっぱりまだ… 会い辛い> 223 00:16:41,200 --> 00:16:44,036 あ 菜花さん。 224 00:16:44,036 --> 00:16:47,506 乙弥くん これ 借りた着物。 置いていくね。 225 00:16:47,506 --> 00:16:49,408 すぐお帰りに? 226 00:16:49,408 --> 00:16:52,111 うん… 今日はちょっと…。 227 00:16:52,111 --> 00:16:55,047 菜花。 っ! えっ。 228 00:16:55,047 --> 00:16:57,116 おかえりなさい 摩緒さま。 229 00:16:58,885 --> 00:17:01,254 忙しいのか。 230 00:17:01,254 --> 00:17:04,090 いや… 別に…。 231 00:17:04,090 --> 00:17:08,561 じゃあちょっと 手伝いなさい。 232 00:17:08,561 --> 00:17:11,564 あっ じゃあ乙弥くん これ頼むね。 233 00:17:11,564 --> 00:17:15,001 はい 菜花さん。 234 00:17:15,001 --> 00:17:17,103 いってらっしゃいませ。 235 00:17:26,212 --> 00:17:30,049 あの… 手伝うって なにを…。 236 00:17:30,049 --> 00:17:32,818 憑きもの落としの依頼があってね。 237 00:17:34,587 --> 00:17:36,522 えっ なに? 238 00:17:36,522 --> 00:17:39,525 この竹 持ってればいいの? うん。 239 00:17:43,296 --> 00:17:45,197 クッ キュイィィ! 240 00:17:45,197 --> 00:17:48,467 わ!あっ…! キュイィィ…! 241 00:17:48,467 --> 00:17:52,138 あ…。 落ちました。 242 00:17:52,138 --> 00:17:55,374 あぁ… 助かりました。 243 00:17:55,374 --> 00:17:58,210 ありがとうございます。 よかったな…。 244 00:17:58,210 --> 00:18:01,581 <え… 終わり⁉➡ 245 00:18:01,581 --> 00:18:04,050 手伝う必要あった?> 246 00:18:11,324 --> 00:18:13,492 菜花。 247 00:18:13,492 --> 00:18:15,428 …なに⁉ 248 00:18:15,428 --> 00:18:17,797 おまえ…➡ 249 00:18:17,797 --> 00:18:20,566 洋食は好きかい? え? 250 00:18:22,969 --> 00:18:25,204 わああっ…! 251 00:18:25,204 --> 00:18:29,075 食べてみたかったんだー 大正の こういうの。 252 00:18:29,075 --> 00:18:31,777 そうか よかった。 253 00:18:31,777 --> 00:18:33,746 いただきます。 254 00:18:36,582 --> 00:18:40,953 ふーっ ふーっ ふーっ。 255 00:18:40,953 --> 00:18:44,623 へえ… 摩緒も洋食 食べるんだ。 256 00:18:44,623 --> 00:18:50,029 いや… 興味はあったんだけどね。 なかなか機会がなくて。 257 00:18:50,029 --> 00:18:54,400 へえ 初めてなんだ。 初めてだね。 258 00:18:54,400 --> 00:18:57,637 ふーっ ふーっ ふーっ。 259 00:18:57,637 --> 00:19:01,240 おいしい⁉ まだ食べてないよ。 260 00:19:01,240 --> 00:19:06,912 <そっか 乙弥くんは式神で ご飯も食べないし…➡ 261 00:19:06,912 --> 00:19:10,383 こういうお店とか入り辛かったのかな> 262 00:19:12,451 --> 00:19:16,756 うんっ おいしーっ。 おいしいね。 263 00:19:16,756 --> 00:19:20,359 うん おいしいものだね。 264 00:19:20,359 --> 00:19:25,765 は~… 復興してる所はしてるんだ。 265 00:19:25,765 --> 00:19:28,134 菜花。 266 00:19:28,134 --> 00:19:32,838 手伝いの駄賃だ。 なにか好きな物を買ってあげるよ。 267 00:19:32,838 --> 00:19:35,474 えっ いいの? 268 00:19:35,474 --> 00:19:37,376 たまにはね。 269 00:19:37,376 --> 00:19:40,713 <ど どうしたんだろ…。➡ 270 00:19:40,713 --> 00:19:43,582 こんなの初めて…➡ 271 00:19:43,582 --> 00:19:46,952 って もしかするとこれ…➡ 272 00:19:46,952 --> 00:19:49,955 私のご機嫌とってるー⁉> 273 00:19:53,759 --> 00:19:56,729 うわぁっ! あっ…。 274 00:19:56,729 --> 00:19:59,565 この匂い袋 かわいー。 275 00:19:59,565 --> 00:20:04,003 菜花は かわいいものが好きなのか。 うん。 276 00:20:04,003 --> 00:20:07,840 これください。 はいよ まいどあり。 277 00:20:07,840 --> 00:20:10,543 ありがとー。 278 00:20:10,543 --> 00:20:13,212 うん。 よかった。 279 00:20:13,212 --> 00:20:19,385 (街の喧騒) 280 00:20:19,385 --> 00:20:21,654 <そっか…> 281 00:20:21,654 --> 00:20:25,024 摩緒は私の事なんて全然見てないじゃん! 282 00:20:26,926 --> 00:20:30,796 <気にしてたのかな…。➡ 283 00:20:30,796 --> 00:20:37,336 紗那さま… もしかして 摩緒の初恋の相手だったのかな。➡ 284 00:20:37,336 --> 00:20:42,174 その女が 普通じゃない死に方をして➡ 285 00:20:42,174 --> 00:20:46,045 同じ顔のゆら子が現れてーー➡ 286 00:20:46,045 --> 00:20:50,850 なにも思うなっていう方が 無理なのにーー➡ 287 00:20:50,850 --> 00:20:55,121 そんなの わかってるのにーー> 288 00:20:55,121 --> 00:20:58,858 ごめんね… 摩緒。 289 00:20:58,858 --> 00:21:03,629 って… えっ あれ… 摩緒…? 290 00:21:03,629 --> 00:21:06,565 <ちょっと ウソ…➡ 291 00:21:06,565 --> 00:21:09,268 はぐれたあっ> 292 00:21:09,268 --> 00:21:12,037 やだっ 摩緒。 っ…。 293 00:21:12,037 --> 00:21:15,040 はぁ… はぁ…。 294 00:21:15,040 --> 00:21:17,877 はぁ はぁ… 摩緒…。 295 00:21:17,877 --> 00:21:19,879 摩緒ーっ! 296 00:21:19,879 --> 00:21:22,181 <どうしよう…> あっ!! 297 00:21:24,650 --> 00:21:27,953 はっ… 摩緒! 298 00:21:27,953 --> 00:21:31,257 菜花! はっ… フー…。 299 00:21:34,226 --> 00:21:38,164 はぁっ… はぁっ… あせったー…。 300 00:21:38,164 --> 00:21:40,399 いないから びっくりしたじゃないか。 301 00:21:40,399 --> 00:21:42,401 はぁっ…。 302 00:21:44,103 --> 00:21:48,440 もうちょっと… 振り返るとかさー…。 303 00:21:48,440 --> 00:21:51,377 そういうとこだからね。 304 00:21:51,377 --> 00:21:55,214 そう…か… すまなかった。 305 00:21:55,214 --> 00:21:57,216 …っ! 306 00:22:02,555 --> 00:22:05,357 っ…!! 行くよ。 307 00:22:07,426 --> 00:22:12,364 ♬~ 308 00:22:12,364 --> 00:22:16,202 <なんか… くやしいけど…> 309 00:22:16,202 --> 00:22:22,007 ♬~ 310 00:22:22,007 --> 00:22:24,710 <好きかもしれない> 311 00:22:24,710 --> 00:22:30,516 ♬~ 312 00:22:30,516 --> 00:22:35,087 摩緒さま 菜花さんのご機嫌は なおりましたか? 313 00:22:35,087 --> 00:22:37,756 うん。 なんとか…。 314 00:22:37,756 --> 00:22:40,926 摩緒さまも久々に楽しまれましたか? 315 00:22:42,928 --> 00:22:44,930 うん…。 316 00:22:44,930 --> 00:22:49,568 すごく 楽しかったね。 317 00:22:49,568 --> 00:22:52,204 <表情が読みにくいかただ> 318 00:22:52,204 --> 00:23:14,260 ♬~ 319 00:23:14,260 --> 00:23:25,771 ♬「瞑った目 その裏 浮かんだ藍の色が」 320 00:23:25,771 --> 00:23:31,610 ♬「束の間を照らしては」 321 00:23:31,610 --> 00:23:37,182 ♬「微笑みを連れてくるの」 322 00:23:37,182 --> 00:23:42,655 ♬「光は残像」 323 00:23:42,655 --> 00:23:51,363 ♬「けれど幽かな 望みがよすがとなって」 324 00:23:51,363 --> 00:24:02,941 ♬「ひたむきに想う程 胸に溶け残る熱が」 325 00:24:02,941 --> 00:24:09,181 ♬「昇っては揺蕩うように」 326 00:24:09,181 --> 00:24:13,419 ♬「私の余白に沁み入れば」 327 00:24:13,419 --> 00:24:24,697 ♬「もう戻れない 嗚呼」 328 00:24:27,933 --> 00:24:30,703 (警官)こりゃひどい。 ズタズタだ…。 329 00:24:30,703 --> 00:24:33,605 (女)でも 本当に人の仕業なのかね? 330 00:24:33,605 --> 00:24:35,975 (双馬)あ 兄上…。 331 00:24:35,975 --> 00:24:39,378 (一馬)おれはまだ… 大丈夫だよ…。 332 00:24:39,378 --> 00:24:42,314 (双馬) やってみなければ わからないでしょう。 333 00:24:42,314 --> 00:24:46,752 この人… 御降家となにか関係あるのかな。 334 00:24:46,752 --> 00:24:49,655 (白眉)捜し物はこれか? (双馬)え…⁉ 335 00:24:49,655 --> 00:24:52,224 獣は まだ生きている⁉ 336 00:24:52,224 --> 00:24:54,226 <次回「双馬」>