1 00:00:03,140 --> 00:00:07,087 (レグ)去来するのは 泣いて 笑って 2 00:00:07,903 --> 00:00:12,086 好奇心にあふれた 優しい顔ばかりなのだ…。 3 00:00:13,214 --> 00:00:16,817 肝心なことは なに一つ思い出せないのに…。 4 00:00:16,818 --> 00:00:19,445 勝手な言い分だとはわかっている。 5 00:00:21,159 --> 00:00:23,907 燃え尽きるまで 自らを焼き続ける君を…。 6 00:00:24,796 --> 00:00:29,329 どうしたらっ… どうしたら止められる? 7 00:00:29,330 --> 00:00:34,057 (ファプタ)レグ… レグは優しいそすな。 8 00:00:36,130 --> 00:00:37,211 だが…。 9 00:00:39,837 --> 00:00:42,890 だが 愚かそす。 10 00:00:59,244 --> 00:01:06,405 歌声の止むときは運命の終わり 11 00:01:06,778 --> 00:01:14,332 そうとだけ決めていた 故はわからない 12 00:01:14,706 --> 00:01:21,880 金色も褪せるほど 焦がれてるのに 13 00:01:22,512 --> 00:01:29,879 憧れの輪郭は遠ざかってくみたい 14 00:01:29,880 --> 00:01:33,785 あふれるよ ほら掌 15 00:01:33,786 --> 00:01:37,025 握り返してくれ 16 00:01:37,507 --> 00:01:41,426 痛みと痛み取り替えよう 17 00:01:41,427 --> 00:01:45,362 糧にするんだ 落花のかけら 18 00:01:45,363 --> 00:01:53,218 すべて傷ついて僕は象ってく 形になる 19 00:01:53,219 --> 00:01:57,051 目覚めの先で 20 00:01:57,052 --> 00:02:03,319 行こう ずっと 響かせよう 21 00:02:17,816 --> 00:02:19,850 (リコ)ハァ… ハァ…。 22 00:02:19,851 --> 00:02:21,452 (マアア)まんまぁ…。 23 00:02:21,453 --> 00:02:23,953 (ムーギィ)あの二人 どうなったん? 24 00:02:23,954 --> 00:02:25,689 (マアア)まあぁ…。 25 00:02:25,690 --> 00:02:29,359 (風の音) 26 00:02:29,360 --> 00:02:31,294 はっ! まあぁ…。 27 00:02:31,295 --> 00:02:34,009 (ファプタの息遣い) 28 00:02:40,872 --> 00:02:45,566 (ワズキャン)マジで? 王子様でもダメなの? ヤバいね! 29 00:02:45,567 --> 00:02:46,930 (ヴエコ)ファプタ…。 30 00:02:50,040 --> 00:02:52,650 起きろ ろうぜき者。 31 00:02:52,651 --> 00:02:56,587 (ジュロイモー)ボロロロ! 32 00:02:56,588 --> 00:03:00,758 邪魔をせぬよう レグを抑えつけておけ。 33 00:03:05,957 --> 00:03:08,071 あっ! れ… レグ! 34 00:03:09,263 --> 00:03:12,169 お前 レグに何をした? 35 00:03:12,170 --> 00:03:16,662 ファプタのすべてを… レグは なぜ忘れた…。 36 00:03:17,707 --> 00:03:19,419 そ それは…。 37 00:03:19,420 --> 00:03:23,537 お前さえ… お前さえいなければ! 38 00:03:23,538 --> 00:03:26,183 まずい! 守れ! ガヴら~ばぁ! 39 00:03:26,184 --> 00:03:29,521 邪魔だ! 何もかも 滅びるがよい! 40 00:03:29,522 --> 00:03:33,176 リコ ダメッ… 行かせて! あれは止めなきゃ! 41 00:03:33,177 --> 00:03:35,636 今行っても殺されちゃうよ。 でもっ! 42 00:03:35,637 --> 00:03:37,964 (村人)アッツブレェ~! オオオオ~! 43 00:03:37,965 --> 00:03:39,364 ふっ! 44 00:03:44,072 --> 00:03:45,123 はっ!? 45 00:03:49,438 --> 00:03:51,439 なっ 何をしている!? 46 00:03:51,440 --> 00:03:55,443 (ガブールン)ワュ… 我は 守るために いる。 47 00:03:55,444 --> 00:03:57,646 そいつは守らんでよい! 48 00:03:57,647 --> 00:03:59,773 (ガブールン)違イウ…。 49 00:03:59,774 --> 00:04:04,778 この者に手をかければ 君はもう戻れなくなられり…。 50 00:04:04,779 --> 00:04:08,490 うっうっ…。 (ガブールン)レグという「ハク」も失う。 51 00:04:08,491 --> 00:04:13,636 我 君の行く末を… 守られ…。 52 00:04:13,637 --> 00:04:14,616 (ファプタ)ううっ…。 53 00:04:16,967 --> 00:04:18,220 (ガブールン)ファヴ…。 54 00:04:19,637 --> 00:04:24,274 そのロボットさん… ずっと あなたのこと…。 55 00:04:24,275 --> 00:04:25,275 黙れ…。 56 00:04:26,611 --> 00:04:29,646 ファプタが 愚か… なのか? 57 00:04:29,647 --> 00:04:33,968 なぁ その笛もっかい吹けて ヤベェて…。 58 00:04:34,562 --> 00:04:37,353 ダメ 応えてくれない…。 59 00:04:37,354 --> 00:04:39,383 プルシュカも消耗しきってる。 60 00:04:40,462 --> 00:04:43,851 やめれば よかったのか? 61 00:04:43,852 --> 00:04:50,024 できる… できるはず なかろう…。 62 00:04:50,025 --> 00:04:52,635 (ファプタ)もう終わる…。 63 00:04:52,636 --> 00:04:57,907 母も お前らも レグをたぶらかしたお前も 64 00:04:57,908 --> 00:05:00,091 ファプタ自身も…。 65 00:05:00,092 --> 00:05:03,747 リコ 下がってろい! や やるか!? やるかぁ~!? 66 00:05:05,616 --> 00:05:08,432 何もかも 壊せば終わる! 67 00:05:09,986 --> 00:05:10,801 んっ! 68 00:05:11,905 --> 00:05:14,092 ギャウッ! (一同)んっ…。 69 00:05:14,093 --> 00:05:15,362 (一同)はっ! 70 00:05:19,887 --> 00:05:22,755 くっ… ふぶぶぶ。 71 00:05:22,764 --> 00:05:25,458 次から次へと なんだっ! 72 00:05:34,643 --> 00:05:35,553 あっ。 73 00:05:36,386 --> 00:05:38,970 ウソ…。 いいねぇ。 74 00:05:38,971 --> 00:05:40,900 (ワズキャン)ようやく たどり着いた。 75 00:05:43,168 --> 00:05:47,244 (ナナチ)姫様よぉ… ちょっと おてんばが過ぎるんじゃねえの。 76 00:05:47,245 --> 00:05:51,002 ハテの子ごときが 今更なんの用だ! 77 00:05:51,003 --> 00:05:54,267 んなぁ… オイラもそう思うぜ。 78 00:05:54,268 --> 00:05:57,383 けどな 寝てるわけにもいかねえのよ。 79 00:05:58,070 --> 00:06:01,405 ンナチ…。 リコ 悪かった。 80 00:06:01,406 --> 00:06:05,075 何とかする… なんて言えねえ状況だけどよ。 81 00:06:05,076 --> 00:06:07,373 ここは オイラたちに 任せてくれねえか? 82 00:06:08,261 --> 00:06:10,901 (ベラフ)すまない 時間がない。 83 00:06:10,902 --> 00:06:12,582 ああ わかってる。 84 00:06:15,169 --> 00:06:15,757 んっ。 85 00:06:16,829 --> 00:06:21,448 行こうぜ ベラフ。 たった一度きりの最後の謁見だ! 86 00:06:32,275 --> 00:06:34,348 《母の匂いが強い…。 87 00:06:35,301 --> 00:06:38,341 お前 「喰った者」だな?》 88 00:06:38,941 --> 00:06:42,633 よかろう お前が先だ! 89 00:06:43,856 --> 00:06:47,362 はっ! 《ベラフ:はじめまして ファプタ。 90 00:06:48,452 --> 00:06:50,510 君に贈り物がある。 91 00:06:50,511 --> 00:06:53,480 ずっと大切に 持っていたものだ。 92 00:06:54,496 --> 00:06:58,143 大切だから 自分ごと葬り去りたかった…。 93 00:06:59,570 --> 00:07:02,778 君の母上に すべて奪ってくれと願ったが 94 00:07:03,754 --> 00:07:05,652 これだけは奪ってくれなかった…。 95 00:07:07,177 --> 00:07:08,433 今ならわかるよ。 96 00:07:09,079 --> 00:07:11,391 君に見てほしくて 残したのだ》 97 00:07:13,182 --> 00:07:16,518 よくも その長さまで果てたものだ…。 98 00:07:16,519 --> 00:07:19,614 どれだけ喰った… しれものめ! 99 00:07:20,532 --> 00:07:22,978 ギィエエ! 《ベラフ:どうか…。 100 00:07:24,210 --> 00:07:27,554 どうか 受け取ってほしい》 101 00:07:31,151 --> 00:07:32,891 (ファプタ)シャアアアン! 102 00:07:32,892 --> 00:07:35,955 なんっ… ゲホッ けむり!? 103 00:07:35,956 --> 00:07:36,930 はっ! 104 00:08:02,691 --> 00:08:04,776 《ファプタ:なんだ これは…》 105 00:08:08,905 --> 00:08:10,710 《なんなんだ!?》 106 00:08:10,711 --> 00:08:13,034 《ベラフ:私というものの最後に…》 107 00:08:13,035 --> 00:08:14,694 はっ…。 108 00:08:14,695 --> 00:08:17,351 《ベラフ:君がいてくれてよかった。 109 00:08:17,352 --> 00:08:19,365 宿命の終わりに 110 00:08:19,366 --> 00:08:23,536 君の価値を 君自身で決める時がくる》 111 00:08:23,537 --> 00:08:28,709 《ファプタ:うるさい! お前… お前は 何なんだ!?》 112 00:08:29,637 --> 00:08:32,599 《ベラフ:美しい 目だ…》 113 00:08:34,661 --> 00:08:37,827 あぁあああ~! 《ベラフ:恐れず進め。 114 00:08:39,298 --> 00:08:42,158 君の冒険を楽しんでほしい》 115 00:08:44,094 --> 00:08:46,199 (一同)は…。 116 00:08:47,266 --> 00:08:48,303 ベラフ…。 117 00:08:55,415 --> 00:08:56,303 ゾイぼ~じゅ? 118 00:08:57,204 --> 00:08:58,859 なんんずファプタビゴ。 119 00:08:59,207 --> 00:09:00,553 おい オメェら! 120 00:09:01,418 --> 00:09:05,162 外周に近づくな! もう村の膜は破られてる! 121 00:09:05,163 --> 00:09:08,035 外と混じったら オメェら 消えちまうぞ! 122 00:09:08,734 --> 00:09:09,755 下に逃げろ! 123 00:09:10,623 --> 00:09:13,390 リコも連れてって休ませてくれ! 124 00:09:13,397 --> 00:09:15,504 村の下層なら ここよか もつ! 125 00:09:16,260 --> 00:09:17,529 アンタは? 126 00:09:17,530 --> 00:09:18,868 レグを起こす! 127 00:09:21,973 --> 00:09:25,580 んなぁ 効くよな… わかるよ。 128 00:09:25,581 --> 00:09:29,119 匂いに乗って 記憶が 「体感」ごと入ってきやがる。 129 00:09:29,973 --> 00:09:32,431 感情も 憧れも 130 00:09:32,432 --> 00:09:35,746 まるで自分のことみてぇに 体を引っ張ってくるだろ…。 131 00:09:36,583 --> 00:09:40,523 まっ あれで止まる 姫様じゃねえだろうけどよ。 132 00:09:41,424 --> 00:09:42,460 今のうちだ。 133 00:09:45,127 --> 00:09:48,615 《「神がかりを侮るな」 ベラフが教えてくれた。 134 00:09:49,889 --> 00:09:52,360 この状況は ヤツに選ばされている。 135 00:09:52,974 --> 00:09:57,120 「欲望の揺籃」 別名「願いをかなえる卵」。 136 00:09:57,121 --> 00:09:59,797 人の中で使えるのは子どもだけ。 137 00:09:59,798 --> 00:10:03,451 そしてお姫様は 「欲望の揺籃」3つを宿した 138 00:10:03,452 --> 00:10:05,799 願いの力の化身…。 139 00:10:05,800 --> 00:10:08,786 状況はすでに整っている。 140 00:10:08,787 --> 00:10:10,363 最悪を想定しろ。 141 00:10:11,456 --> 00:10:15,324 この騒ぎでリコがやられて 死に瀕したとする。 142 00:10:15,325 --> 00:10:16,926 お姫様が 何らかの理由 143 00:10:16,927 --> 00:10:20,695 たとえば レグの心を取り戻すために 144 00:10:20,696 --> 00:10:23,798 自らをリコに与えたとする。 145 00:10:23,799 --> 00:10:26,264 「願いの力」は 何をかなえる?》 146 00:10:26,985 --> 00:10:29,445 はっ… リコ…。 147 00:10:29,946 --> 00:10:30,947 《リコだけだ…。 148 00:10:32,072 --> 00:10:36,695 リコだけが死に瀕したときに 「もう一度 冒険を」と叫ぶ。 149 00:10:36,696 --> 00:10:39,661 はっ! ヤツは作る気なんじゃないのか? 150 00:10:40,360 --> 00:10:42,776 自分たちを「ヒト以上のもの」…。 151 00:10:43,769 --> 00:10:48,023 黄金郷に挑む存在に作り替える リコ村…。 152 00:10:48,661 --> 00:10:50,688 ある種の「祝福」の装置を…。 153 00:10:51,375 --> 00:10:54,234 はっ! 考えすぎか? 154 00:10:54,921 --> 00:10:58,588 いや アイツはベラフが信じた神がかり。 155 00:10:58,589 --> 00:11:01,051 その上 やるだけやるヤツだ》 156 00:11:05,044 --> 00:11:09,096 わかってる。 アイツにその道は二度と選ばせねえ。 157 00:11:09,814 --> 00:11:11,615 (ヴエコ)うっ…。 158 00:11:11,616 --> 00:11:14,619 ベラフ… そんな…。 159 00:11:14,620 --> 00:11:16,565 いやぁ よかったよかった。 160 00:11:17,858 --> 00:11:20,232 何が よかったの! 161 00:11:20,233 --> 00:11:23,947 あの匂いはベラフの想いそのものさ。 162 00:11:23,948 --> 00:11:26,463 これでファプタには 君のことも伝わった。 163 00:11:26,464 --> 00:11:29,187 君は行っても殺されないはずだよ。 164 00:11:29,188 --> 00:11:31,135 逆に僕はクソヤバだけど。 165 00:11:31,136 --> 00:11:33,470 それとごめん ヴエコ。 166 00:11:33,471 --> 00:11:35,472 いっ 今更なに…。 167 00:11:35,473 --> 00:11:38,642 僕さぁ 自分自身を ほとんど使っちゃって 168 00:11:38,643 --> 00:11:40,644 すっからかんなんだ…。 169 00:11:40,645 --> 00:11:43,314 あまり快適に運べないけど…。 170 00:11:43,315 --> 00:11:44,617 へっ… うわっ! 171 00:11:46,489 --> 00:11:51,221 (ヴエコ)ふへぇ!? ふひぃいやあ~! 172 00:11:52,722 --> 00:11:54,906 これは… なんだ? 173 00:11:55,625 --> 00:11:57,359 ヴエコ:まるで親子だな。 174 00:11:58,160 --> 00:12:00,265 ふへ…。 (イルミューイ)まるでじゃない! 175 00:12:00,763 --> 00:12:03,848 これが 何だというのだ…。 176 00:12:04,283 --> 00:12:05,732 イルミューイ:なぁ ベラフ。 177 00:12:06,835 --> 00:12:09,771 イルミューイはな お前のことも… 178 00:12:10,309 --> 00:12:12,921 止まってはダメだ。 179 00:12:12,922 --> 00:12:17,089 ファプタは… ファプタは火だっ…。 180 00:12:17,090 --> 00:12:22,854 喰われ 冒涜されたものたちが 継いだ 火だ! 181 00:12:22,855 --> 00:12:27,539 お前らを 焼き尽くすまで 止まれるはずがなかろう! 182 00:12:27,540 --> 00:12:29,559 (村人たち)わぁあああ~。 183 00:12:29,560 --> 00:12:30,892 ううっ…。 ニーン。 184 00:12:32,754 --> 00:12:34,174 ニーン。 185 00:12:37,095 --> 00:12:37,569 くっ…。 186 00:12:39,903 --> 00:12:44,557 お前 危ないから… あっち行ってるそす。 187 00:12:44,558 --> 00:12:46,907 ニーン? (飛行音) 188 00:12:46,908 --> 00:12:49,350 ニンッ! く… はっ! 189 00:12:51,548 --> 00:12:53,983 ん… はっ! 190 00:12:53,984 --> 00:12:54,778 んっ? 191 00:12:59,622 --> 00:13:01,027 なんだ… 鳥? 192 00:13:01,828 --> 00:13:03,381 あんな村人もいるのか? 193 00:13:06,980 --> 00:13:08,697 はっ 違う! 194 00:13:08,698 --> 00:13:11,745 村の守りが消えたせいで 入ってきちまったんだ! 195 00:13:13,918 --> 00:13:15,340 じぞっ! もでぃ! 196 00:13:15,341 --> 00:13:17,321 (ざわめき) 197 00:13:20,776 --> 00:13:23,428 リュウサザイ… まずいぜ。 198 00:13:23,429 --> 00:13:27,082 この絶界を支配する 原生生物たちだ! 199 00:13:27,083 --> 00:13:29,564 (鳴き声) 200 00:13:29,565 --> 00:13:32,009 は…。 201 00:13:33,565 --> 00:13:40,428 (原生生物の鳴き声) 202 00:13:40,429 --> 00:13:44,049 (ムーギィ)まじい… まじいぞ… はっ。 203 00:13:44,050 --> 00:13:46,762 (うなり声) 204 00:13:46,763 --> 00:13:48,748 (悲鳴) 205 00:13:49,305 --> 00:13:50,370 は…。 206 00:13:50,740 --> 00:13:53,126 いくらなんでも集まりすぎだ。 207 00:13:53,127 --> 00:13:56,679 守りさえなけりゃ 体のいい餌場ってわけか。 208 00:13:56,680 --> 00:13:58,969 (ムーギィ)手に負えねえ…。 (悲鳴) 209 00:13:58,970 --> 00:14:01,600 (ムーギィ)こんなん 手に負えねえ…。 210 00:14:02,120 --> 00:14:06,122 終わりだ… 終わっちまうよ…。 211 00:14:06,123 --> 00:14:07,441 まああ! (パッコヤン)どぶソーイ。 212 00:14:07,442 --> 00:14:10,620 はっ! ああ そうさな。 213 00:14:10,621 --> 00:14:12,425 この子だけでも逃がさにゃ…。 214 00:14:12,426 --> 00:14:13,657 (ファプタ)何をしている! (一同)はっ。 215 00:14:17,668 --> 00:14:21,205 そいつらは ファプタの獲物だ~! 216 00:14:23,506 --> 00:14:25,106 ファプタの役目をっ! 217 00:14:25,107 --> 00:14:28,976 理由を奪うなぁああ! 218 00:14:28,977 --> 00:14:30,928 んっ! うっ! 219 00:14:30,929 --> 00:14:32,148 ギャアア! 220 00:14:32,149 --> 00:14:34,151 (食べる音) 221 00:14:39,437 --> 00:14:42,606 (荒い息遣い) 222 00:14:42,607 --> 00:14:44,608 はっ! (悲鳴) 223 00:14:44,609 --> 00:14:48,053 (悲鳴) 224 00:14:48,054 --> 00:14:50,714 母の望みなのに…。 225 00:14:50,715 --> 00:14:53,001 ファプタが滅ぼすのにっ…。 226 00:14:55,730 --> 00:14:57,993 んっ! ヒィイイン! 227 00:14:57,994 --> 00:14:59,530 あぁあああ~! 228 00:15:03,073 --> 00:15:06,458 (咆哮) 229 00:15:06,459 --> 00:15:08,575 チャバア~! 230 00:15:08,576 --> 00:15:13,097 (悲鳴) 231 00:15:22,781 --> 00:15:24,983 うっ! うう…。 232 00:15:24,984 --> 00:15:26,985 うっ うっ…。 233 00:15:26,986 --> 00:15:29,654 うっ… あっ。 234 00:15:30,255 --> 00:15:35,128 《もう ファプタには 残されていないのに…。 235 00:15:35,129 --> 00:15:37,662 何も残されていないのに…》 236 00:15:37,663 --> 00:15:40,524 (ファプタの嗚咽) 237 00:15:40,525 --> 00:15:45,379 ファプタの 生きてきた理由まで奪うな! 238 00:15:45,380 --> 00:15:46,426 ヴァウッ! 239 00:15:46,427 --> 00:15:47,390 んっ! 240 00:15:47,391 --> 00:15:48,656 ああっ! 241 00:15:49,526 --> 00:15:51,726 ううっ! ああっ! 242 00:15:51,727 --> 00:15:53,603 (ムーギィ)なんでさね…。 243 00:15:53,604 --> 00:15:57,787 あの姫様は ワチらを 根絶やしにしようとしてたんに…。 244 00:15:58,585 --> 00:16:01,542 なんで こんな気分になるんさね…。 245 00:16:02,320 --> 00:16:04,918 (ムーギィ)なぁ 頼む… 頼むよ…。 246 00:16:04,919 --> 00:16:08,792 もう逃げぇ… こんなん手に負えんて…。 247 00:16:08,793 --> 00:16:09,842 うっ…。 248 00:16:10,295 --> 00:16:13,965 《何のための… 不滅なのだ…。 249 00:16:15,066 --> 00:16:19,953 こんな… こんな思いをするためなのか!?》 250 00:16:19,954 --> 00:16:22,363 はっ! (精算の声) 251 00:16:22,364 --> 00:16:25,701 (精算の声) 252 00:16:28,956 --> 00:16:30,564 はっ…。 253 00:16:33,437 --> 00:16:36,648 イオ… カティ… トギー…。 254 00:16:36,649 --> 00:16:39,321 すまない… 助かった! 255 00:16:43,884 --> 00:16:45,593 は…。 256 00:16:50,386 --> 00:16:53,054 お前… よくもっ! 257 00:16:53,055 --> 00:16:56,099 ヨヴッ… ゲヘゲヘッ! 258 00:16:56,100 --> 00:17:00,061 《う うまく 動かん…》 259 00:17:00,062 --> 00:17:02,511 (荒い息遣い) 260 00:17:02,512 --> 00:17:04,094 う…。 261 00:17:06,832 --> 00:17:07,599 はっ…。 262 00:17:12,709 --> 00:17:13,413 はっ! 263 00:17:15,369 --> 00:17:16,245 (ファプタ)ガブ!? 264 00:17:17,236 --> 00:17:18,918 ガブ! ガブッ! 265 00:17:19,615 --> 00:17:22,600 (ガブールン)ファプタ すまなかった。 266 00:17:22,601 --> 00:17:26,454 君を 守れブ 行けギュ…。 267 00:17:26,455 --> 00:17:28,717 ガブ 何を言ってる…。 268 00:17:29,692 --> 00:17:32,302 動けっ! 動いてっ! 269 00:17:32,303 --> 00:17:35,818 お前を二度も失ったら ファプタは…。 270 00:17:35,819 --> 00:17:36,792 うっ! 271 00:17:39,870 --> 00:17:40,604 《ガブールン:無念だ。 272 00:17:42,306 --> 00:17:45,052 復讐を宿して生まれた君が 273 00:17:45,053 --> 00:17:48,871 かけがえのないものを手に取り 「ハク」と呼んだ。 274 00:17:49,878 --> 00:17:54,315 その理由を共に見れぬことが 無念でならない》 275 00:17:54,316 --> 00:17:56,758 ダメだっ! (ガブールン)ファプタ…。 276 00:17:56,759 --> 00:18:00,721 (ファプタ)やめろ! 君と過ごす日々こそが…。 277 00:18:00,722 --> 00:18:04,668 やめてぇ…。 (ガブールン)我の…。 278 00:18:04,669 --> 00:18:07,587 ハク だった…。 279 00:18:13,592 --> 00:18:15,277 あ… あ…。 280 00:18:15,278 --> 00:18:18,470 ウッ… ヴヴッ…。 281 00:18:18,471 --> 00:18:21,341 (ファプタ)うう…。 282 00:18:21,342 --> 00:18:23,706 ううっ…。 283 00:18:27,473 --> 00:18:29,734 ううう…。 284 00:18:32,061 --> 00:18:33,504 はっ! 285 00:18:47,756 --> 00:18:51,681 《ファプタ:動かん どこも動かん》 286 00:18:52,262 --> 00:18:53,213 グハッ…。 287 00:18:54,853 --> 00:18:56,633 《何も成せぬまま…。 288 00:18:57,570 --> 00:19:01,629 成せぬままの不滅に 価値など…。 289 00:19:03,036 --> 00:19:06,061 価値など ない…》 290 00:19:07,958 --> 00:19:09,959 (小動物の鳴き声) 291 00:19:09,960 --> 00:19:14,460 (村人たち)ああ…。 292 00:19:14,461 --> 00:19:16,033 (小動物の鳴き声) 293 00:19:16,034 --> 00:19:18,240 《なんだ…》 294 00:19:18,241 --> 00:19:20,971 (小動物の鳴き声) 295 00:19:22,118 --> 00:19:22,762 ん…。 296 00:19:24,352 --> 00:19:26,655 あ…。 297 00:19:30,105 --> 00:19:31,043 んっ。 298 00:19:34,081 --> 00:19:36,409 《これは なんだ…》 299 00:19:37,640 --> 00:19:41,844 《ファプタ 立って 価値の化身》 300 00:19:44,375 --> 00:19:48,971 《頼む》 《あなただけでも》 《生き延びて》 301 00:19:48,972 --> 00:19:51,366 《末の妹》 302 00:19:52,267 --> 00:19:56,504 《使えるもの 全部 不滅の…》 303 00:19:56,505 --> 00:19:57,354 アウッ! 304 00:19:58,605 --> 00:20:02,978 《ファプタ:祈り 欲するだけの果てどもが。 305 00:20:02,979 --> 00:20:06,883 これは何だ! 何なのだ…》 306 00:20:06,884 --> 00:20:08,416 《村人A:お願い》 307 00:20:08,417 --> 00:20:11,486 《村人B:少しでも あなたの価値に》 308 00:20:12,587 --> 00:20:14,188 《ファプタ:ファプタの役目は 309 00:20:14,189 --> 00:20:18,005 お前たちを 滅ぼすことだと知っていた。 310 00:20:18,006 --> 00:20:21,177 生まれたときから 知っていたことだ。 311 00:20:21,178 --> 00:20:24,180 知らぬことが増えてゆく。 312 00:20:24,181 --> 00:20:27,684 ファプタがハクと呼んだものさえも…。 313 00:20:27,685 --> 00:20:30,920 知らぬガブールンがあり…。 314 00:20:30,921 --> 00:20:33,691 知らぬレグがあり…。 315 00:20:33,692 --> 00:20:36,684 知らぬ母があった。 316 00:20:36,685 --> 00:20:38,659 知らぬことだらけだ。 317 00:20:39,967 --> 00:20:42,966 今も役目が突き動かしてくる。 318 00:20:42,967 --> 00:20:46,491 コイツらを滅ぼし 母を解放せよと。 319 00:20:47,885 --> 00:20:53,563 だが… この熱は この火の色はなんだ…。 320 00:20:53,564 --> 00:20:57,787 この役目の先に 何が隠れているというのだ…。 321 00:20:58,939 --> 00:21:02,819 そこに「価値」が あると言うのか…》 322 00:21:07,273 --> 00:21:07,973 はっ! 323 00:21:07,979 --> 00:21:09,980 ギャアア~! 324 00:21:12,016 --> 00:21:12,875 ジるぼオス! 325 00:21:13,550 --> 00:21:16,318 あっ あっ。 (悲鳴) 326 00:21:16,319 --> 00:21:17,531 あっ! 327 00:21:24,836 --> 00:21:31,533 ファアアアア! 328 00:21:31,534 --> 00:21:35,637 ファアアア~! 329 00:21:35,638 --> 00:21:37,839 ベラフ:宿命の終わりに 330 00:21:37,840 --> 00:21:41,362 君自身の価値を 君自身で決める時がくる。 331 00:21:43,270 --> 00:21:44,458 恐れず進め。 332 00:21:45,665 --> 00:21:48,040 君の冒険を楽しんでほしい 333 00:21:50,041 --> 00:21:52,285 《ファプタ:勝手に決めるな。 334 00:21:52,286 --> 00:21:56,448 「価値」は 自ら知りにゆくそす》 335 00:21:56,449 --> 00:21:57,560 ん…。 336 00:22:01,845 --> 00:22:11,260 I still remember you; the time we shared, the love you gave 337 00:22:11,716 --> 00:22:20,949 Though everything has changed, you push me to live on 338 00:22:21,490 --> 00:22:36,694 海よりも深い奥底から見守っている 別れた未来 339 00:22:39,553 --> 00:22:44,391 I still love you, even though I miss you 340 00:22:44,398 --> 00:22:57,693 永久に続く悲しみの夜の中で 愛は生きる 341 00:22:59,141 --> 00:23:04,041 I will be here for you, always and forever 342 00:23:04,042 --> 00:23:21,386 今もずっと願っているよ 温かいこの闇の中で