1 00:00:02,500 --> 00:00:05,800 (鳴き声と悲鳴) 2 00:00:08,840 --> 00:00:12,340 (獣たちのうなり声) 3 00:00:12,340 --> 00:00:14,340 (ファプタ)ファアアア~! 4 00:00:14,340 --> 00:00:17,680 (ジュロイモー)ウォオオオオ~! 5 00:00:17,680 --> 00:00:20,350 仕事だ ろうぜき者。 6 00:00:20,350 --> 00:00:22,650 オォオオオオ…。 7 00:00:25,190 --> 00:00:27,860 フンオオッ。 (ファプタ)蹴散らせ。 8 00:00:27,860 --> 00:00:30,690 ウォオオオ~! 9 00:00:30,690 --> 00:00:32,890 (獣たちの鳴き声) 10 00:00:36,360 --> 00:00:39,870 よくも さんざん食ってくれた! 11 00:00:39,870 --> 00:00:41,870 (獣の鳴き声) 12 00:00:45,370 --> 00:00:48,380 フー… 足らんそす。 13 00:00:48,380 --> 00:00:50,710 このたかぶりを止めるには→ 14 00:00:50,710 --> 00:00:53,380 この程度では足らんそす。 15 00:00:53,380 --> 00:00:56,220 (鳴き声) 16 00:00:56,220 --> 00:00:58,220 (ナナチ)なんだありゃ…。 17 00:00:58,220 --> 00:01:00,220 ファプタの血が ヤツらを食ってんのか? 18 00:01:00,220 --> 00:01:03,320 《ファプタ:憧れを抱いた 愚か者ども。 19 00:01:03,320 --> 00:01:07,660 ファプタは母の代弁者であり お前たちだ。 20 00:01:07,660 --> 00:01:14,670 進むべき道を 闇に見て… ここまで来た愚か者だ》 21 00:01:14,670 --> 00:01:18,170 弾かれた! 爆ぜる毒のウロコ! 22 00:01:18,170 --> 00:01:21,180 ファプタは愚か者でよいそす! 23 00:01:21,180 --> 00:01:24,850 役目を果たし ファプタは行く! 24 00:01:24,850 --> 00:01:28,150 《この火は ファプタ自身がくべた!》 25 00:01:30,180 --> 00:01:35,880 《止められるものなら… 止めてみるそす!》 26 00:03:08,330 --> 00:03:12,030 (風の音) 27 00:03:17,340 --> 00:03:20,170 (寝息) 28 00:03:20,170 --> 00:03:29,850 ♩~ 29 00:03:29,850 --> 00:03:32,050 ((んっ? 30 00:03:35,520 --> 00:03:37,620 ん~? 31 00:03:41,030 --> 00:03:43,330 お~。 32 00:03:46,700 --> 00:03:49,700 ほすほす…。 33 00:03:49,700 --> 00:03:51,640 ふん ふん ふん。 34 00:03:51,640 --> 00:03:53,900 (ガブールン)ゴオオオオ…。 んっ! 35 00:03:53,900 --> 00:03:56,620 ゴォ ゴォオオン…。 36 00:03:56,740 --> 00:04:02,980 君… 君の姿は 他の干渉器から伝わっている…。 37 00:04:02,980 --> 00:04:05,820 (ファプタ)シャー! シャー! 38 00:04:05,820 --> 00:04:08,150 我もまた干渉器。 シャー! 39 00:04:08,150 --> 00:04:10,820 君が破壊した者たち…。 40 00:04:10,820 --> 00:04:16,660 それと同じだが 我はすでに破壊され行動できない。 41 00:04:16,660 --> 00:04:21,000 これ以上の破壊は 控えてもらえると…。 42 00:04:21,000 --> 00:04:25,170 君は 言葉は持たぬのか? 43 00:04:25,170 --> 00:04:27,170 何をしている? 44 00:04:27,170 --> 00:04:29,670 この行動… ゴッ ゴフッ…。 45 00:04:29,670 --> 00:04:33,180 匂いをつけているのか? 46 00:04:33,180 --> 00:04:35,180 どうした? 47 00:04:35,180 --> 00:04:37,850 ふぁ~。 (ガブールン)休むのか。 48 00:04:37,850 --> 00:04:42,690 なぜここで? 温度か? 適温なのか? 49 00:04:42,690 --> 00:04:46,360 あの者たちの 匂いがしなかったからか? 50 00:04:46,360 --> 00:04:48,690 睡眠をとるのか? 51 00:04:48,690 --> 00:04:52,800 我は君の 「縄張り」ということだろうか? 52 00:04:52,800 --> 00:04:55,630 だとすれば心強い。 53 00:04:55,630 --> 00:05:00,140 見て 触れて 君をもっと知りたい。 54 00:05:00,140 --> 00:05:03,810 君の姿 君の力。 55 00:05:03,810 --> 00:05:08,650 君が 何者なのかを。 56 00:05:08,650 --> 00:05:10,850 んん…。 57 00:05:13,990 --> 00:05:17,320 んっ。 58 00:05:17,320 --> 00:05:20,490 ふん。 59 00:05:20,490 --> 00:05:23,290 クウが見つかた うれしか? 60 00:05:25,500 --> 00:05:27,500 とてもうれしい。 61 00:05:27,500 --> 00:05:30,000 君が探してくれた素材を→ 62 00:05:30,000 --> 00:05:33,170 我に合うよう 削りだしているところだ。 63 00:05:33,170 --> 00:05:36,010 おもしろ… おもしろな。 64 00:05:36,010 --> 00:05:39,340 君ほどではない。変幻する身体→ 65 00:05:39,340 --> 00:05:43,510 知識の習熟速度 記録の一切にない。 66 00:05:43,510 --> 00:05:45,520 君は何者なのだ? 67 00:05:45,520 --> 00:05:47,520 知らん くどい。 68 00:05:47,520 --> 00:05:50,350 知るは ヤツらへの怒りだけだ。 69 00:05:50,350 --> 00:05:53,120 だが… そうだな。 70 00:05:53,120 --> 00:05:56,790 新しく知った この価値探しの遊びは楽しい。 71 00:05:56,790 --> 00:06:00,460 集めるの。 お前も出来上がていくしな。 72 00:06:00,460 --> 00:06:03,970 シイ… シイが集まるとクウ…。 73 00:06:03,970 --> 00:06:06,140 他にもあると言ったな。 74 00:06:06,140 --> 00:06:09,140 もっと教えろ 母の言葉を。 75 00:06:09,140 --> 00:06:11,980 (ガブールン)シイは最初の価値だ。 76 00:06:11,980 --> 00:06:16,480 欲の始まりや ささやかな願いも意味する。 77 00:06:16,480 --> 00:06:20,320 クウ… 価値の重なり。欲の先。 78 00:06:20,320 --> 00:06:23,320 積み重なる願いを意味する。 79 00:06:23,320 --> 00:06:27,160 その上がグツ… 願いの凝結。 80 00:06:27,160 --> 00:06:30,660 価値の結晶 純粋さを意味する。 81 00:06:30,660 --> 00:06:35,500 メイ… 途方もない価値 願いの解放。 82 00:06:35,500 --> 00:06:39,840 清濁や混沌も意味する…。 83 00:06:39,840 --> 00:06:44,180 ハク… これが最も高い価値だ。 84 00:06:44,180 --> 00:06:48,180 願いの顕現 魂の形を意味する。 85 00:06:48,180 --> 00:06:50,180 ハク…。 86 00:06:50,180 --> 00:06:54,120 そうだ。「かけがえのないもの」を そう呼んだ。 87 00:06:54,120 --> 00:06:57,290 君にも呼び名があるはずなのだが。 88 00:06:57,290 --> 00:06:59,290 くどい。知らん。 89 00:06:59,290 --> 00:07:01,960 母はすでに言葉を失なてた。 90 00:07:01,960 --> 00:07:06,800 ヤツらのつけた名があたとして 知りたくもない…。 91 00:07:06,800 --> 00:07:09,130 (ガブールン)ならば ファプタ。 ううっ!? 92 00:07:09,130 --> 00:07:11,140 なんだと!? 93 00:07:11,140 --> 00:07:14,640 君のような おそるべきものは他にない。 94 00:07:14,640 --> 00:07:16,970 新しい名前がいる。 95 00:07:16,970 --> 00:07:23,150 ファウは尊い娘… アプタは不滅の者 永遠を表す。 96 00:07:23,150 --> 00:07:27,490 果てぬ姫君 ファプタだ。 97 00:07:27,490 --> 00:07:29,990 ファプタ…。 98 00:07:29,990 --> 00:07:32,820 ファプタは ファプタを気に入ったぞ! 99 00:07:32,820 --> 00:07:35,990 ならばお前は…。 我は干渉…。 100 00:07:35,990 --> 00:07:39,500 いやっ お前はガブールンだ! 101 00:07:39,500 --> 00:07:43,000 母の言葉で 女王の守護者 だったな? 102 00:07:43,000 --> 00:07:45,340 そうだが…。 不満か? 103 00:07:45,340 --> 00:07:47,340 疑問なだけだ。 104 00:07:47,340 --> 00:07:50,780 姫君より もろい守護者など成り立つのか? 105 00:07:50,780 --> 00:07:54,110 うむ。お前はすでに守っている。 106 00:07:54,110 --> 00:07:56,610 (ガブールン)ゴォオオ? 107 00:07:56,610 --> 00:08:00,790 (ファプタ)さぁ 次の価値を探しに行くぞ! 108 00:08:00,790 --> 00:08:04,090 (寝息) 109 00:08:08,290 --> 00:08:09,580 はっ。 110 00:08:09,640 --> 00:08:12,290 (メイニャ)メヤァ…。 111 00:08:16,260 --> 00:08:19,720 レグ… なぜファプタを呼ばんそす…。 112 00:08:21,960 --> 00:08:24,740 お前 ほんとにレグなのか? 113 00:08:26,540 --> 00:08:28,560 これがヒトの子…。 114 00:08:28,620 --> 00:08:30,700 レグのハクそす? 115 00:08:31,020 --> 00:08:33,780 母と同じものを感じそすが…。 116 00:08:34,490 --> 00:08:36,100 何か違う…。 117 00:08:36,240 --> 00:08:40,840 コイツは… コイツの魂はどこから来た…。 118 00:08:40,880 --> 00:08:41,980 あっ? 119 00:08:46,500 --> 00:08:48,500 んなぁ…。 んっ! 120 00:08:50,430 --> 00:08:52,440 このハテの子は…。 121 00:08:52,440 --> 00:08:54,440 んっ? 122 00:08:54,440 --> 00:08:56,440 (嗅ぐ音) 123 00:08:56,440 --> 00:08:58,610 んっ! なんと! 124 00:08:58,610 --> 00:09:01,610 なんと こうばしそす! 125 00:09:01,610 --> 00:09:04,450 そのために連れていたのか? 126 00:09:04,450 --> 00:09:08,750 レグ… ファプタというものがありながら…。 127 00:09:11,120 --> 00:09:13,790 こっちがハクということは…。 128 00:09:13,790 --> 00:09:16,790 こっちは シイなのでは…。 129 00:09:16,790 --> 00:09:20,460 ファプタだって けつは こうばしそす…。 130 00:09:20,460 --> 00:09:26,970 ♩~ 131 00:09:26,970 --> 00:09:31,140 石の者… その姿では声を届けられまい。 132 00:09:31,140 --> 00:09:36,650 恐れるな。お前には 自らを解き放つ使命がある。 133 00:09:36,650 --> 00:09:39,650 ヒトにはヒトの。石には石の。 134 00:09:39,650 --> 00:09:42,650 それぞれの使命があるそす。 135 00:09:42,650 --> 00:09:46,660 村には化粧できる者があられる。 136 00:09:46,660 --> 00:09:48,660 腕は確かだ。 137 00:09:48,660 --> 00:09:52,660 気にいらんそす… が やむを得まい。 138 00:09:52,660 --> 00:09:55,670 優しい石の者はしゃべれずにいる。 139 00:09:55,670 --> 00:09:57,670 頼んだぞ。 140 00:09:57,670 --> 00:10:02,010 (ガブールン)たまわった。 十二の言葉を交わす前に戻る。 141 00:10:02,010 --> 00:10:06,010 それに レグも母を見れば思い出すはず。 142 00:10:06,010 --> 00:10:08,510 なんだ その毛髪は。 143 00:10:08,510 --> 00:10:11,520 レグ以外の二人は もろいそす。 144 00:10:11,520 --> 00:10:15,520 畏怖ゲブロの毛に混ぜて 獣除けするそす…。 145 00:10:15,520 --> 00:10:18,690 オオオォ…。 146 00:10:18,690 --> 00:10:20,690 なんそす? 147 00:10:20,690 --> 00:10:24,030 なぜレグたちと直接話さない? 148 00:10:24,030 --> 00:10:27,360 はっ! 149 00:10:27,360 --> 00:10:32,700 君が案内すれば その工作も必要ないのでは? 150 00:10:32,700 --> 00:10:36,040 目が多いの 好かんそす…。 151 00:10:36,040 --> 00:10:41,380 オオオオ… そんなんで やっていけるのか心配だ。 152 00:10:41,380 --> 00:10:43,710 む~。 153 00:10:43,710 --> 00:10:47,220 うるさそす! オオオオ…)) 154 00:10:47,220 --> 00:10:51,160 (リュウサザイの鳴き声) 155 00:10:51,160 --> 00:10:54,360 (獣たちの鳴き声) 156 00:10:59,000 --> 00:11:01,000 フー…。 157 00:11:05,170 --> 00:11:07,170 はっ! 158 00:11:09,170 --> 00:11:12,180 ガァアアアア~! 159 00:11:12,180 --> 00:11:15,510 (マアア)まぁあん。 160 00:11:15,510 --> 00:11:17,680 メァ~。 161 00:11:17,680 --> 00:11:19,680 (リコ)は…。 162 00:11:19,680 --> 00:11:22,020 (ムーギィ)起きたかぁ。 (マアア)まああ。 163 00:11:22,020 --> 00:11:26,360 あ 揺れてる… ここは? 164 00:11:26,360 --> 00:11:29,530 (ムーギィ)ここはマジカジャの上っさね。 165 00:11:29,530 --> 00:11:31,860 (カジャ)遅れてモジャリボー。 166 00:11:31,860 --> 00:11:34,200 ありがとう マジカジャさん。 167 00:11:34,200 --> 00:11:37,700 あっ ナナチは!? レグも置いてきちゃった! 168 00:11:37,700 --> 00:11:41,210 ハハハッ! 気づけぇ。 169 00:11:41,210 --> 00:11:43,410 んなっ? 170 00:11:46,380 --> 00:11:49,550 ごめんよぉ ほんと面目ねぇ…。 171 00:11:49,550 --> 00:11:52,820 私こそ 危ないことさせて…。 172 00:11:52,820 --> 00:11:57,150 (レグ)ファプタを止めることが できなかった… ふがいない。 173 00:11:57,150 --> 00:11:59,490 そう気に病むことねんじゃね? 174 00:11:59,490 --> 00:12:01,660 でも 村までこんな…。 175 00:12:01,660 --> 00:12:03,660 ワチらだって 子ども三人に→ 176 00:12:03,660 --> 00:12:06,160 どうかされたなんて思っちゃいねえさ。 177 00:12:06,160 --> 00:12:09,330 イルぶるの成り立ちを知っちまった。 178 00:12:09,330 --> 00:12:12,000 ファプタの声も聞いちまった。 179 00:12:12,000 --> 00:12:16,170 (ムーギィ)遠い昔に 一人の女の子が 悪夢に落ちてよ→ 180 00:12:16,170 --> 00:12:20,180 その末の娘が 長い夢から 覚まそうとしてたんだ。 181 00:12:20,180 --> 00:12:22,180 いよいよ来ただけさ。 182 00:12:22,180 --> 00:12:25,680 カジャ いつかこんな日が来る思てた。 183 00:12:25,680 --> 00:12:28,690 ミスケソーも ガウメも言ってた。 184 00:12:28,690 --> 00:12:33,190 (ムーギィ)酒入ったときなんか連中 わりとマジに語るさな。 185 00:12:33,190 --> 00:12:36,690 途方もない冒険を目指したのにさ。 186 00:12:36,690 --> 00:12:40,530 テメェらは延々と 何してんのかねって…。 187 00:12:40,530 --> 00:12:44,870 んっ… まっ 詳しくは お前さんたちを そそのかした→ 188 00:12:44,870 --> 00:12:47,200 張本人に聞いてみんだな。 189 00:12:47,200 --> 00:12:53,980 ♩~ 190 00:12:53,980 --> 00:12:55,980 (近づく足音) 191 00:12:55,980 --> 00:12:59,480 (ワズキャン)やぁ! みんな そろったんだね~。 192 00:12:59,480 --> 00:13:01,820 (ワズキャン)よかった よかった。 193 00:13:01,820 --> 00:13:04,150 このままで失礼するよ。 194 00:13:04,150 --> 00:13:07,660 いや参ったねぇ もう空っぽでさ~。 195 00:13:07,660 --> 00:13:12,000 ムーギィちゃん そそのかしたなんて ひどいじゃない~。 196 00:13:12,000 --> 00:13:17,000 これは みんながみんな それぞれを想って行動した結果→ 197 00:13:17,000 --> 00:13:20,170 積み重ねで起きたことさ なあ? 198 00:13:20,170 --> 00:13:24,010 《そうなのだが なんとも無性に腹立たしい…》 199 00:13:24,010 --> 00:13:26,010 (ワズキャン)リコ…。 んっ? 200 00:13:26,010 --> 00:13:28,510 聞いておきたいことがあるんだ。 201 00:13:28,510 --> 00:13:30,610 ここに来れて よかったかい? 202 00:13:33,020 --> 00:13:35,020 めちゃくちゃ来て よかった! 203 00:13:35,020 --> 00:13:37,020 (2人)は…。 204 00:13:37,020 --> 00:13:40,360 私 奈落の底を目指したりせずに→ 205 00:13:40,360 --> 00:13:44,030 地上でずっと暮らしてたら きっと思いもしなかった…。 206 00:13:44,030 --> 00:13:48,030 呪いの満ちた絶界に こんな場所があるってこと! 207 00:13:48,030 --> 00:13:51,140 こんなステキなヒトたちが いるってこと! 208 00:13:51,140 --> 00:13:54,640 だから ここに来れて ホントによかった! 209 00:13:54,640 --> 00:13:57,640 ん~。 ねぇ ワズキャンさん。 210 00:13:57,640 --> 00:14:00,480 ん~? あの「羅針盤」→ 211 00:14:00,480 --> 00:14:02,810 ちょっと前まで私が持ってたの。 212 00:14:02,810 --> 00:14:05,650 マジで!? それは驚きだね! 213 00:14:05,650 --> 00:14:07,650 落っことしちゃったけど…。 214 00:14:07,650 --> 00:14:11,990 でも 次拾ったヒトも きっと冒険に出て→ 215 00:14:11,990 --> 00:14:15,160 来てよかったってなったら よくなぁい? 216 00:14:15,160 --> 00:14:20,160 僕には もうそこまで見えないけど いいねぇ とても。 217 00:14:20,160 --> 00:14:24,670 ワズキャン なぁ… オメェ何する気だったんだ? 218 00:14:24,670 --> 00:14:28,170 ナナチ! ベラフの意思をもらったんだね! 219 00:14:28,170 --> 00:14:31,680 いい匂いに磨きがかかってる。 んなぁ…。 220 00:14:31,680 --> 00:14:36,680 我々はね ヒト以上のものに なりたかったのさ。 221 00:14:36,680 --> 00:14:41,850 この大穴をうがつには ヒトを超えなければならない。 222 00:14:41,850 --> 00:14:45,520 それは 奈落の住人として 成れ果てること…。 223 00:14:45,520 --> 00:14:48,860 祝福され力を得ること…。 224 00:14:48,860 --> 00:14:51,660 呪いに打ち勝つ身体を持つこと…。 225 00:14:53,630 --> 00:14:57,300 (ワズキャン)そのいずれでもない。 《いずれでもないのか!》 226 00:14:57,300 --> 00:14:59,470 積み重ねだけだ。 227 00:14:59,470 --> 00:15:01,810 それらの積み重ねだけが→ 228 00:15:01,810 --> 00:15:05,640 ヒトをヒト以上たらしめる…。 229 00:15:05,640 --> 00:15:11,820 途方もない年月を奈落と寄り添い 培った したたかさが→ 230 00:15:11,820 --> 00:15:15,650 果てを目指す好奇心と純粋さが→ 231 00:15:15,650 --> 00:15:21,330 導かれた申し子が混ざり 継いでいった「積み重ね」だけだ。 232 00:15:21,330 --> 00:15:25,660 今 その末端にいるのが 君たちであり→ 233 00:15:25,660 --> 00:15:31,000 そして… 道を決めようとしているファプタだ。 234 00:15:31,000 --> 00:15:35,340 だから僕がしたいことは今や一つ。 235 00:15:35,340 --> 00:15:37,670 君らに こう言うだけさ。 236 00:15:37,670 --> 00:15:40,680 どうか あの子を頼むよ。 237 00:15:40,680 --> 00:15:43,680 くそ… 今更言われるまでもない! 238 00:15:43,680 --> 00:15:46,180 (ワズキャン)望郷を…。 んっ。 239 00:15:46,180 --> 00:15:51,290 望郷を旅の先に持つ 奈落の子どもたち…。 240 00:15:51,290 --> 00:15:56,960 かなわない夢より恐ろしいものが 黄金の先で待つ…。 241 00:15:56,960 --> 00:16:02,300 せめて 夢をかなえて 絶望しておくれ…。 242 00:16:02,300 --> 00:16:06,470 ふ~んだ。あなたの 言う通りになんかならないよ! 243 00:16:06,470 --> 00:16:08,470 いいねぇ。 244 00:16:08,470 --> 00:16:15,980 ♩~ 245 00:16:15,980 --> 00:16:18,480 《なぁベラフ… コイツは結局→ 246 00:16:18,480 --> 00:16:21,150 どこまで 見えていたんだろうな…》 247 00:16:21,150 --> 00:16:23,150 (ファプタの遠吠え) あっ! 248 00:16:23,150 --> 00:16:25,820 (ファプタの遠吠え) 249 00:16:25,820 --> 00:16:28,830 この声…。 ファプタだ。 250 00:16:28,830 --> 00:16:31,330 フォオオ~! 251 00:16:31,330 --> 00:16:34,830 んっ マジカジャさん? ミンごぅぬ。 252 00:16:34,830 --> 00:16:36,830 ファアアアア~! 253 00:16:36,830 --> 00:16:38,830 はっ…。 (ファプタの遠吠え) 254 00:16:40,840 --> 00:16:45,340 リコ わりぃな。 ワチらは行かなきゃなんね。 255 00:16:45,340 --> 00:16:48,680 えっ 行っても大丈夫なの? 256 00:16:48,680 --> 00:16:52,620 お姫様がよ 初めて呼んだんだ…。 257 00:16:52,620 --> 00:16:56,120 ワチらを滅ぼすとまで言った声で→ 258 00:16:56,120 --> 00:16:59,290 今はただ 純粋に呼んでんだ。 259 00:16:59,290 --> 00:17:01,630 行ってやんなきゃ悔いが残る。 260 00:17:01,630 --> 00:17:05,630 それに ワチらも 大穴に挑んだあほうなんだ。 261 00:17:05,630 --> 00:17:08,300 どう終わるかは テメェで選ぶさ。 262 00:17:08,300 --> 00:17:10,630 そんでオメェらは どうすん? 263 00:17:10,630 --> 00:17:13,640 現場は崩れかけで 猛獣だらけ。 264 00:17:13,640 --> 00:17:17,140 力場が入り込んでたら 進めなくなるかもしんねぇ。 265 00:17:17,140 --> 00:17:19,140 行こう! だよなぁ。 266 00:17:19,140 --> 00:17:21,650 もはや どこにいたって危ねぇ。 267 00:17:21,650 --> 00:17:24,150 心してかかろうぜ。 うむ! 268 00:17:26,480 --> 00:17:29,490 すまないな 宿の主人 あ え…。 269 00:17:29,490 --> 00:17:34,320 メポポホンさんだよ。 メポポポン 荷物まで世話になって。 270 00:17:34,320 --> 00:17:37,160 うンぎゅりえイン プふあっボス。 271 00:17:37,160 --> 00:17:40,660 うむ…。ハディクうラン ィね~。 272 00:17:40,660 --> 00:17:45,670 うむ… 何を言っているのか わからないが かわいいな…。 273 00:17:45,670 --> 00:17:49,670 皆 カジャに乗ってく! パッコヤンが急ぐ言う! 274 00:17:49,670 --> 00:17:53,780 パッコヤン? ボスと一緒に いたはずのヴエコがいないって。 275 00:17:53,780 --> 00:17:56,950 そういえば… 入れ違いになったか? 276 00:17:56,950 --> 00:18:00,620 追いかけよう! 足遅いから たぶん追いつける! 277 00:18:00,620 --> 00:18:02,790 まうまっ…。 278 00:18:02,790 --> 00:18:05,460 まああ まっ。 279 00:18:05,460 --> 00:18:07,460 ほれ リコ。 280 00:18:07,460 --> 00:18:10,790 んっ? なあに これ。 281 00:18:10,790 --> 00:18:13,130 ワチとマジカジャからだよ。 282 00:18:13,130 --> 00:18:15,470 揺れるとこで見ると酔うで。 283 00:18:15,470 --> 00:18:18,300 これ! お母さんの封書の一部! 284 00:18:18,300 --> 00:18:20,470 あの人が売ってた! 285 00:18:20,470 --> 00:18:22,470 ((ガウメ:プァアア~!)) 286 00:18:22,470 --> 00:18:25,810 ガウメにお姫様の一部渡したら→ 287 00:18:25,810 --> 00:18:28,650 よろこんで取引きしてくれたんさ。 288 00:18:28,650 --> 00:18:31,980 ありがとう ムーギィさん マジカジャさん! 289 00:18:31,980 --> 00:18:34,150 (ムーギィ)コンぼぅす! ハディ! 290 00:18:34,150 --> 00:18:37,320 これも「積み重ね」なる。 291 00:18:37,320 --> 00:18:39,660 まあ。 292 00:18:39,660 --> 00:18:43,660 マアアさん ほんとに私と一緒でよかったの? 293 00:18:43,660 --> 00:18:45,660 まああ~! 294 00:18:45,660 --> 00:18:49,000 は…。 295 00:18:49,000 --> 00:18:51,440 まあっ… まっ。 296 00:18:51,440 --> 00:18:55,940 マアアさん… 私を選んでくれてありがとう。 297 00:18:55,940 --> 00:18:57,940 (マアア)まああ~。 298 00:18:57,940 --> 00:19:01,440 なに一つ 全部忘れない。 299 00:19:04,780 --> 00:19:06,980 みんな 行こう! 300 00:19:11,460 --> 00:19:14,260 (ヴエコの息遣い) 301 00:19:17,290 --> 00:19:21,630 《ヴエコ:自分は どうして向かっているのだ…。 302 00:19:21,630 --> 00:19:24,800 こんなものを持っていって→ 303 00:19:24,800 --> 00:19:27,970 今更なにができるというのだ…》 304 00:19:27,970 --> 00:19:30,070 (ヴエコ)んっ。 (轟音) 305 00:19:32,640 --> 00:19:37,480 《ヴエコ:あの子たちは 無事なのだろうか…》 306 00:19:37,480 --> 00:19:39,820 リコ…。 307 00:19:39,820 --> 00:19:41,820 《何をそんなに気にかける。 308 00:19:41,820 --> 00:19:44,620 あの子が 自分の何だというのだ》 309 00:19:46,990 --> 00:19:51,330 《あの子は きっと決断してきたのだ。 310 00:19:51,330 --> 00:19:54,330 私よりも小さくて→ 311 00:19:54,330 --> 00:19:57,500 私よりも できることが少ないのに…。 312 00:19:57,500 --> 00:20:01,840 自ら決断し 差し伸べてきたのだろう。 313 00:20:01,840 --> 00:20:05,840 冒険の手を あの子たちに…。 314 00:20:05,840 --> 00:20:08,180 あの子にも…。 315 00:20:08,180 --> 00:20:11,580 あの子にも》 316 00:20:14,850 --> 00:20:20,020 《ヴエコ:なに一つ決断できなかった 自分にさえも…》 317 00:20:20,020 --> 00:20:23,860 ふへ… ふへ…。 318 00:20:23,860 --> 00:20:28,200 ああ あった あったな…。 319 00:20:28,200 --> 00:20:30,870 《自分で決めたこと…》 320 00:20:30,870 --> 00:21:20,020 ♩~ 321 00:21:20,020 --> 00:21:24,350 《ヴエコ:楽しかったな…》 322 00:21:24,350 --> 00:21:27,860 楽しかったなぁ…。 323 00:21:27,860 --> 00:21:30,560 はっ…。 (変な足音) 324 00:21:33,030 --> 00:21:36,370 あれ… イタッ…。 325 00:21:36,370 --> 00:21:39,540 いっ いたたっ…。 326 00:21:39,540 --> 00:21:42,710 (風の音) 327 00:21:42,710 --> 00:21:46,540 壁が… 崩れへ…。 328 00:21:46,540 --> 00:21:49,050 いたっ いや…。 329 00:21:49,050 --> 00:21:52,320 これて… ひたっ…。 330 00:21:52,320 --> 00:21:55,150 あっ ぶ…。 331 00:21:55,150 --> 00:21:57,650 ふへ… ぶひっ…。 332 00:21:57,650 --> 00:22:00,820 あっ…。 333 00:22:00,820 --> 00:22:05,160 へへっ… いたっ…。 334 00:22:05,160 --> 00:22:09,170 《ああ 長らく忘れてたな…。 335 00:22:09,170 --> 00:22:11,500 大穴の呪いだ。 336 00:22:11,500 --> 00:22:14,340 成れ果てたってことは…。 337 00:22:14,340 --> 00:22:19,040 自分 まだヒトのままだったんだ…》 338 00:22:22,010 --> 00:22:24,850 《ああ…。 339 00:22:24,850 --> 00:22:28,690 ごめん… ごめんね。 340 00:22:28,690 --> 00:22:32,190 イルミューイ… ごめんね》 341 00:22:35,690 --> 00:22:39,200 (パッコヤン)ヴエコ… ヴエコ…。 342 00:22:39,200 --> 00:22:41,200 (パッコヤン)ヴエコ! 343 00:22:41,200 --> 00:22:43,200 う…。 344 00:22:43,200 --> 00:22:46,200 (パッコヤン)はっ…。 345 00:22:46,200 --> 00:22:48,370 んううっ…。 346 00:22:48,370 --> 00:22:50,570 うううっ! 347 00:22:52,480 --> 00:22:55,810 ぶへ! うっ…。 348 00:22:55,810 --> 00:22:57,810 かっ…。 349 00:22:57,810 --> 00:23:00,980 か ひゅっ…。 350 00:23:00,980 --> 00:23:03,990 (泣く声) 351 00:23:03,990 --> 00:23:06,990 ぱこ や…。 352 00:23:06,990 --> 00:23:09,290 ううっ…。 353 00:23:15,170 --> 00:23:17,170 んっ! 354 00:23:17,170 --> 00:23:19,340 (走る息遣い) 355 00:23:19,340 --> 00:23:22,010 クソ! ヴエロエルコ! 356 00:23:22,010 --> 00:23:24,670 あっ! ん…。 357 00:23:24,670 --> 00:23:29,850 チクショウ… 六層の呪い… 人間性の喪失。 358 00:23:29,850 --> 00:23:31,440 これじゃもう…。 359 00:23:31,500 --> 00:23:33,300 [TEL]ナナチ どうした!? 360 00:23:33,440 --> 00:23:38,040 レグ! いや… お前はファプタんとこに急げ! 361 00:23:38,140 --> 00:23:39,620 [TEL]了解した! 362 00:23:40,520 --> 00:23:42,690 ヴエロエルコ! (ヴエコの息遣い) 363 00:23:42,690 --> 00:23:44,760 わずかに意識が残ってるのか!? 364 00:23:45,640 --> 00:23:48,480 パッコヤン 無駄にしねえぞ…。 365 00:23:50,540 --> 00:23:53,380 ナナチ それって…。 366 00:23:53,460 --> 00:23:56,420 急ぐぞ! 道はオイラが教える! 367 00:23:56,810 --> 00:23:58,520 もう ひとごとじゃねえんだ…。 368 00:23:58,840 --> 00:24:01,680 必ず 連れてってやる。 369 00:24:03,330 --> 00:24:06,030 (食べる音) 370 00:24:12,170 --> 00:24:14,370 (リュウサザイの鳴き声) 371 00:24:20,680 --> 00:24:23,180 ヴェッ! 372 00:24:23,180 --> 00:24:25,190 んっ。 373 00:24:25,190 --> 00:24:27,890 (リュウサザイの鳴き声) 374 00:24:31,360 --> 00:24:34,130 命に近いとこ裂いたはず。 375 00:24:34,130 --> 00:24:36,630 それでも向かってくるそすか。 376 00:24:36,630 --> 00:24:39,970 お前 不滅でもないのに…。 377 00:24:39,970 --> 00:24:43,300 生まれながらの「さが」か。 378 00:24:43,300 --> 00:24:45,500 わかるぞ。 379 00:24:47,640 --> 00:24:49,640 ファプタ! んっ! 380 00:24:52,480 --> 00:24:54,480 わぁ~! 381 00:24:54,480 --> 00:24:56,480 んっ。 382 00:24:56,480 --> 00:24:58,490 何しにきたそす。 383 00:24:58,490 --> 00:25:00,490 もはや邪魔などしない! 384 00:25:00,490 --> 00:25:03,160 君の役目を 覚悟を思い知った。 385 00:25:03,160 --> 00:25:05,990 半端に挑んで すまなかった。 386 00:25:05,990 --> 00:25:08,830 それで 何しに来たそす。 387 00:25:08,830 --> 00:25:12,830 あっちだ。 君が呼んだ者たちが待っている。 388 00:25:12,830 --> 00:25:15,340 ここは僕が引き受ける。 389 00:25:15,340 --> 00:25:17,840 言いたいことはあるそすが…。 390 00:25:17,840 --> 00:25:20,670 すまない 急いでくれ。 391 00:25:20,670 --> 00:25:22,670 くっ。 392 00:25:24,680 --> 00:25:28,850 くそっ ふがいなくて腹が立つ! 393 00:25:28,850 --> 00:25:32,690 《言ってみたものの あのでかいのが二匹か。 394 00:25:32,690 --> 00:25:34,620 度し難い。 395 00:25:34,620 --> 00:25:37,790 なんとか ファプタから引き離さねば》 396 00:25:37,790 --> 00:25:41,300 リコ 負担をかける。 397 00:25:41,300 --> 00:25:43,300 メヤァ~。 まあ~。 398 00:25:43,300 --> 00:25:45,300 よぉし! 399 00:25:45,300 --> 00:25:47,300 見てなさい! 400 00:25:49,300 --> 00:25:52,810 私たちだって やるときはやるのよ。 401 00:25:52,810 --> 00:25:55,480 (笛の音) 402 00:25:55,480 --> 00:25:57,980 (リュウサザイの鳴き声) 403 00:25:57,980 --> 00:26:01,480 (波動の音) 404 00:26:01,480 --> 00:26:03,480 あぅ…。 405 00:26:05,490 --> 00:26:07,490 まあっ! なっ!? 406 00:26:07,490 --> 00:26:09,990 まうまうまんまぁ…。 407 00:26:09,990 --> 00:26:15,160 はっ! すまない ありがとう リコ。 408 00:26:15,160 --> 00:26:17,330 いくぞ。 409 00:26:17,330 --> 00:26:19,670 お前ら相手なら全力だ! 410 00:26:19,670 --> 00:26:21,840 (リュウサザイの鳴き声) 411 00:26:21,840 --> 00:26:25,170 んっ。 412 00:26:25,170 --> 00:26:27,840 (リュウサザイの鳴き声) 413 00:26:27,840 --> 00:26:29,840 ぐぉおおお~! 414 00:26:32,010 --> 00:26:35,450 こっちに! こい! 415 00:26:35,450 --> 00:26:37,450 (リュウサザイの鳴き声) 416 00:26:37,450 --> 00:26:40,620 ぐ…。 417 00:26:40,620 --> 00:26:43,290 ヴエロエルコ どうした? 418 00:26:43,290 --> 00:26:46,790 い… イル…。 あっ。 419 00:26:46,790 --> 00:26:48,790 んっ。 420 00:26:50,800 --> 00:26:53,130 はっ。 ファプタ…。 421 00:26:53,130 --> 00:26:56,300 い… い…。 422 00:26:56,300 --> 00:26:58,470 後に するそす…。 423 00:26:58,470 --> 00:27:00,470 わかってる…。 424 00:27:00,470 --> 00:27:03,480 よく集まった 愚か者ども。 425 00:27:03,480 --> 00:27:07,980 ファプタは母を蝕んできた お前たちを許さぬ。 426 00:27:07,980 --> 00:27:12,150 だが… だが 役目を与えるそす。 427 00:27:12,150 --> 00:27:15,660 ファプタは母の身体に 残された「価値」を→ 428 00:27:15,660 --> 00:27:18,990 使うすべを知ったそす。 429 00:27:18,990 --> 00:27:22,330 だが まだ足りぬ。 430 00:27:22,330 --> 00:27:25,830 知るための「価値」は お前たちに眠る。 431 00:27:26,260 --> 00:27:30,840 お前たちを食い ファプタは今の母を知る。 432 00:27:31,120 --> 00:27:35,610 母に残された「価値」のすべてを ファプタは奪う。 433 00:27:35,610 --> 00:27:37,950 母の身体が滅ぶ…。 434 00:27:37,950 --> 00:27:41,620 あの侵入者どもも落ちて潰れそす。 435 00:27:41,620 --> 00:27:44,280 世話かけちまうな。 436 00:27:44,280 --> 00:27:47,960 んっ。 そのつもりで来たんさ。 437 00:27:47,960 --> 00:27:52,290 お姫様 ワチらの代わりに頼むぜ。 438 00:27:52,290 --> 00:27:56,290 ファウン… 解放の時そす。 439 00:27:59,800 --> 00:28:02,140 (リュウサザイの鳴き声) 440 00:28:02,140 --> 00:28:04,300 んっ! 441 00:28:04,300 --> 00:28:08,140 ん…。 442 00:28:08,140 --> 00:28:11,980 はっ! 《これは村長 ワズキャンのものか!? 443 00:28:11,980 --> 00:28:14,980 猛獣どもは これを渡ってきたのか! 444 00:28:14,980 --> 00:28:18,820 ワズキャンめ… クソォ! 村を補強している…。 445 00:28:18,820 --> 00:28:22,660 コイツを崩さねば獣たちも残る。 446 00:28:22,660 --> 00:28:27,330 火葬砲… この状況で10分後に昏倒。 447 00:28:27,330 --> 00:28:29,500 ダメだ! 448 00:28:29,500 --> 00:28:31,500 ならば…》 449 00:28:31,500 --> 00:28:39,110 ♩~ 450 00:28:39,110 --> 00:28:41,440 《この力なら いける!》 451 00:28:41,440 --> 00:28:44,110 ふっ! 452 00:28:44,110 --> 00:28:47,110 (リュウサザイの鳴き声) 453 00:28:47,110 --> 00:28:53,620 ♩~ 454 00:28:53,620 --> 00:28:57,290 (食べる音) 455 00:28:57,290 --> 00:28:59,460 うっ…。 456 00:28:59,460 --> 00:29:05,060 母よ… あなたが ファプタの生きる意味だった。 457 00:29:09,640 --> 00:29:13,640 ううっ… うう…。 458 00:29:13,640 --> 00:29:21,150 ♩~ 459 00:29:21,150 --> 00:29:24,550 今 役目を果たすそす! 460 00:29:27,150 --> 00:29:29,990 (精算の音) 461 00:29:29,990 --> 00:29:39,000 ♩~ 462 00:29:39,000 --> 00:29:42,670 わぁあ~! ヤベェ! カジャ急げ! 463 00:29:42,670 --> 00:29:45,510 カジャ 急ぐよぉ~。 464 00:29:45,510 --> 00:29:48,840 首をやっちまわないよう リコを押さえといてくれ! 465 00:29:48,840 --> 00:29:51,680 まああ~! まあ…。 466 00:29:51,680 --> 00:29:53,680 い… い…。 467 00:29:55,680 --> 00:30:00,880 《ヴエコ:自分は… 自分が許せなかった》 468 00:30:02,860 --> 00:30:07,030 《あなたの子どもを 食べて生き続けたことが…。 469 00:30:07,030 --> 00:30:10,530 あなたと一緒に 死ねなかったことが…》 470 00:30:13,030 --> 00:30:15,370 《自分を許さないことで→ 471 00:30:15,370 --> 00:30:20,210 あなたとの関わりを つなぎとめようとしていた。 472 00:30:20,210 --> 00:30:25,380 あなたの中で最初に聞いた 声にならない声…。 473 00:30:25,380 --> 00:30:29,880 私は 誰にも言えなかった》 474 00:30:29,880 --> 00:30:33,320 ((あ… はっ…)) 475 00:30:33,320 --> 00:30:36,160 《あなたが 本当に欲しかったのは→ 476 00:30:36,160 --> 00:30:38,830 子どもだけじゃなかったこと》 477 00:30:38,830 --> 00:30:41,500 ((はっ…)) 478 00:30:41,500 --> 00:30:46,670 《すべてが… すべてが望郷に消えた。 479 00:30:46,670 --> 00:30:49,500 もはや できることは→ 480 00:30:49,500 --> 00:30:53,340 あなたを忘れまいとすることだけ。 481 00:30:53,340 --> 00:30:57,540 私は… 私を許せなかった》 482 00:31:02,520 --> 00:31:06,850 《ヴエコ:あなたの望みは あの子が継いだ》 483 00:31:06,850 --> 00:31:11,350 ファアアアア~! 484 00:31:14,860 --> 00:31:20,560 《ヴエコ:あなたの中に残ったものが 今 なくなろうとしている》 485 00:31:24,040 --> 00:31:29,880 《ヴエコ:イルミューイ 私をヒトのままに してくれて ありがとう》 486 00:31:29,880 --> 00:31:32,050 は… んっ! 487 00:31:32,050 --> 00:31:34,150 《ヴエコ:あなたを 先に看取るという→ 488 00:31:34,150 --> 00:31:37,650 最も重い罰を 受けることができた…》 489 00:31:37,650 --> 00:31:40,990 いる… あ…。 490 00:31:40,990 --> 00:31:46,160 《ありがとう 大好きだよ。 491 00:31:46,160 --> 00:31:50,060 私だけの 温かい闇》 492 00:31:53,670 --> 00:31:57,170 (獣たちの鳴き声) 493 00:32:11,180 --> 00:32:16,080 や やった… やりおおせた そす。 494 00:32:23,360 --> 00:32:26,870 《力が出んそす。 495 00:32:26,870 --> 00:32:32,870 ああ あの時 せめてアイツらも…》 496 00:32:32,870 --> 00:32:37,480 ((ハテの子 ナナチと言ったそすな。 497 00:32:37,480 --> 00:32:41,980 んなぁ…。 そいつとは 役目が終わった後だ。 498 00:32:41,980 --> 00:32:44,990 それまで滅びていなければ…。 499 00:32:44,990 --> 00:32:50,490 役目を手伝いに来た外の者に ファプタは 敬意を払うそす。 500 00:32:50,490 --> 00:32:54,330 (ファプタ)マジカジャ 名もない 果ての者。 501 00:32:54,330 --> 00:32:57,160 お前たちに役目を与える。 502 00:32:57,160 --> 00:32:59,830 そいつらを母の外へ逃がせ。 503 00:32:59,830 --> 00:33:02,340 あっ。 まああ~! 504 00:33:02,340 --> 00:33:04,670 んっ? まああ~ん! 505 00:33:04,670 --> 00:33:08,680 エグ… マアアという名があったのか。 506 00:33:08,680 --> 00:33:10,680 頼んだそす。 507 00:33:10,680 --> 00:33:14,180 まああ~!)) 《ファプタ:あの時…。 508 00:33:14,180 --> 00:33:20,350 アイツらも食っておけば 力を残せたそすか…。 509 00:33:20,350 --> 00:33:22,520 いや もうよい。 510 00:33:22,520 --> 00:33:25,360 もう 終わったそす》 511 00:33:25,360 --> 00:33:32,200 ♩~ 512 00:33:32,200 --> 00:33:34,400 はっ! (崩落音) 513 00:33:39,970 --> 00:33:42,140 まああ…。 514 00:33:42,140 --> 00:33:44,980 マアアさん…。 まっ! 515 00:33:44,980 --> 00:33:47,580 これ マアアさんに…。 516 00:33:49,820 --> 00:33:52,990 ごめんね 作りかけ…。 517 00:33:52,990 --> 00:33:56,320 渡そうか迷ってて…。 518 00:33:56,320 --> 00:33:59,990 代わりになんか ならないけど…。 519 00:33:59,990 --> 00:34:02,830 ま… あ…。 520 00:34:02,830 --> 00:34:04,830 (衝撃音) 521 00:34:04,830 --> 00:34:07,330 マジカジャ 大丈夫か!? 522 00:34:07,330 --> 00:34:11,340 (カジャ)全部の脚 壊れた 動けない。 523 00:34:11,340 --> 00:34:15,180 ハディ 到底許されないけど…。 524 00:34:15,180 --> 00:34:18,180 役目のため ためだから…。 525 00:34:21,350 --> 00:34:23,350 はっ! マジカジャ! 526 00:34:26,520 --> 00:34:28,620 えっ。 527 00:34:31,530 --> 00:34:33,630 は…。 528 00:34:36,800 --> 00:34:39,630 (カジャ)はっ! 529 00:34:39,630 --> 00:34:43,970 これ きちんと通してないから カジャ死ぬ。 530 00:34:43,970 --> 00:34:49,310 最後だけ… カジャ 最後だけだから。 531 00:34:49,310 --> 00:34:51,650 ふっ! 532 00:34:51,650 --> 00:34:54,980 んっ… マジカジャ なのか? 533 00:34:54,980 --> 00:34:58,320 まぇええ~! 534 00:34:58,320 --> 00:35:00,650 ふっ! 535 00:35:00,650 --> 00:35:03,660 カジャ パミうれしい~! 536 00:35:03,660 --> 00:35:12,500 ♩~ 537 00:35:12,500 --> 00:35:16,000 メヤァ~! 538 00:35:16,000 --> 00:35:18,670 まんまんまぁ…。 539 00:35:18,670 --> 00:35:20,670 メヤァ~。 540 00:35:22,680 --> 00:35:24,680 メヤァ~。 541 00:35:24,680 --> 00:35:27,350 は… あっ。 542 00:35:27,350 --> 00:35:31,180 マアアさん ありがとう…。 543 00:35:31,180 --> 00:35:33,790 はっ。 544 00:35:33,790 --> 00:35:35,790 あ…。 545 00:35:38,630 --> 00:35:40,630 はっ…。 546 00:35:40,630 --> 00:35:43,130 ((マアア:まあぁ…)) はっ! 547 00:35:43,130 --> 00:35:46,130 マアアさん? マアアさん!? 548 00:35:48,130 --> 00:35:50,140 んっ? 549 00:35:50,140 --> 00:35:53,640 う…。 (獣たちの鳴き声) 550 00:35:53,640 --> 00:35:55,980 は…。 メヤッ。 551 00:35:55,980 --> 00:35:57,980 あっ…。 552 00:35:57,980 --> 00:36:05,980 (獣たちの鳴き声) 553 00:36:18,830 --> 00:36:22,130 (リュウサザイの鳴き声) 554 00:36:26,840 --> 00:36:29,340 (リュウサザイの鳴き声) 555 00:36:35,620 --> 00:36:41,320 (食べる音) 556 00:36:50,460 --> 00:36:54,470 (爪を鳴らす音) 557 00:36:54,470 --> 00:36:57,300 (ファプタ/カジャ)うれし…。 558 00:36:57,300 --> 00:37:00,310 (一同)ん…。 559 00:37:00,310 --> 00:37:04,810 (ファプタ)は… 妙な夢を見たそす…。 560 00:37:04,810 --> 00:37:06,980 はっ。 (ヴエコが近づく音) 561 00:37:06,980 --> 00:37:08,980 あぇ… あ…。 562 00:37:08,980 --> 00:37:11,990 んっ。 563 00:37:11,990 --> 00:37:13,990 は…。 564 00:37:13,990 --> 00:37:17,290 (苦しげな息遣い) 565 00:37:19,660 --> 00:37:21,660 お前か。 566 00:37:21,660 --> 00:37:23,830 ぶへ… へっ…。 567 00:37:23,830 --> 00:37:26,170 互いに生きていたとは…。 568 00:37:26,170 --> 00:37:28,170 メヤァ~。 569 00:37:28,170 --> 00:37:30,170 (ナナチの足音) 570 00:37:33,440 --> 00:37:36,110 リコ 大丈夫か? 571 00:37:36,110 --> 00:37:38,450 うん…。 ん…。 572 00:37:38,450 --> 00:37:40,950 みんな 消えちまったけどよ…。 573 00:37:40,950 --> 00:37:44,450 うん…。 永遠のゆりかごから→ 574 00:37:44,450 --> 00:37:46,750 アビスへ帰っていったんだ…。 575 00:37:49,790 --> 00:37:54,630 オイラたちと同じ道に 帰ってきたんだ だからよ…。 576 00:37:54,630 --> 00:37:56,960 ナナチ。 んっ! 577 00:37:56,960 --> 00:37:59,130 あ…。 大丈夫。 578 00:37:59,130 --> 00:38:02,530 みんなが 助けてくれたこと 覚えてる。 579 00:38:04,800 --> 00:38:07,300 んなぁ オイラもだ…。 580 00:38:10,480 --> 00:38:12,980 あぅ… ぶぇ…。 581 00:38:12,980 --> 00:38:15,320 声を出さずともよい。 582 00:38:15,320 --> 00:38:18,490 ファプタには聞こえるそす…。 583 00:38:18,490 --> 00:38:21,150 あの長いヤツの匂いで知るまで→ 584 00:38:21,150 --> 00:38:24,490 お前のことを知らんかったそす…。 585 00:38:24,490 --> 00:38:28,660 教えてほしそす。 ファプタの知らぬ母のこと。 586 00:38:28,660 --> 00:38:31,500 あむっ。 い…。 《ヴエコ:イルミューイ…》 587 00:38:31,500 --> 00:38:35,270 ファプタは そんなに母に似てるそすか? 588 00:38:35,270 --> 00:38:37,270 ひ… ひ…。 589 00:38:37,270 --> 00:38:39,770 《に 似てない かも…》 590 00:38:39,770 --> 00:38:42,610 はっ。 《イルは→ 591 00:38:42,610 --> 00:38:45,950 すごく 甘えん坊で…。 592 00:38:45,950 --> 00:38:49,780 すごく 人見知りで…。 593 00:38:49,780 --> 00:38:53,620 それで すべすべで…。 594 00:38:53,620 --> 00:38:56,460 すべすべ… 似てる。 595 00:38:56,460 --> 00:39:00,630 とても… とても温かくて…。 596 00:39:00,630 --> 00:39:04,960 そして 何をしても 二度と…》 597 00:39:04,960 --> 00:39:08,970 ひっ… ひっ…。 598 00:39:08,970 --> 00:39:12,310 《二度と 帰ってこないの…》 599 00:39:12,310 --> 00:39:14,310 (嗚咽) 600 00:39:14,310 --> 00:39:17,310 そうか… そうか…。 601 00:39:20,150 --> 00:39:23,820 母には お前がいたのだな。 602 00:39:23,820 --> 00:39:28,990 最後の最後まで… お前がいたのだな。 603 00:39:28,990 --> 00:39:32,490 (ファプタ)よかった…。 604 00:39:32,490 --> 00:39:36,660 ファプタは 母のすべてを 継いだと思っていた…。 605 00:39:36,660 --> 00:39:42,000 だが ヴエロエルコ… お前がいたという記憶だけは→ 606 00:39:42,000 --> 00:39:44,500 ファプタのどこにもなかった。 607 00:39:44,500 --> 00:39:50,840 ヴエコ… 母はたとえ ファプタであっても お前だけは→ 608 00:39:50,840 --> 00:39:54,350 お前だけは渡したくなかったのだ。 609 00:39:54,350 --> 00:39:57,350 ((ジュロイモー:「黄金郷」はよぉ→ 610 00:39:57,350 --> 00:40:01,020 クズでも「黄金」に 変えてくれるんだってよ…)) 611 00:40:01,020 --> 00:40:06,690 《あの声が届かない 遠く遠くまで来たのに→ 612 00:40:06,690 --> 00:40:09,530 今更 思い出すなんて…》 613 00:40:09,530 --> 00:40:13,530 うっ… うっ…。 614 00:40:13,530 --> 00:40:15,700 あぅ…。 んっ! 615 00:40:15,700 --> 00:40:17,870 い…。 《イルミューイ…》 616 00:40:17,870 --> 00:40:21,210 はっ。 617 00:40:21,210 --> 00:40:23,210 なんそす? 618 00:40:23,210 --> 00:40:28,720 《私ね 暗い目をしてるって 言われて うれしかったの》 619 00:40:28,720 --> 00:40:33,490 そうか…。 《だから あなたが見えた》 620 00:40:33,490 --> 00:40:38,490 うむ…。《だから あなたが見つけてくれたの…》 621 00:40:38,490 --> 00:40:40,490 うむそす…。 622 00:40:40,490 --> 00:40:45,500 《イル… あなたが 変えてくれた》 623 00:40:45,500 --> 00:40:47,500 ぎゃ…。 624 00:40:47,500 --> 00:40:59,850 ♩~ 625 00:40:59,850 --> 00:41:03,180 コイツは 母のもの…。 626 00:41:03,180 --> 00:41:05,850 ファプタのものではないそす。 627 00:41:05,850 --> 00:41:09,020 なのに…。 628 00:41:09,020 --> 00:41:14,360 どうして… どうしてこんな気分になるそすな。 629 00:41:14,360 --> 00:41:17,530 (リコ/レグ)うぅ…。 630 00:41:17,530 --> 00:41:23,700 (ファプタの嗚咽) 631 00:41:23,700 --> 00:41:26,200 (ファプタ)そす…。 632 00:41:28,540 --> 00:41:31,540 獣たちの姿がないな。 633 00:41:31,540 --> 00:41:37,320 んなぁ ヤツら傷ついた村の匂いに ひきつけられてたんだろな…。 634 00:41:37,320 --> 00:41:41,150 みんな 帰っていっちまった。 635 00:41:41,150 --> 00:41:43,160 メヤァ! 636 00:41:43,160 --> 00:41:46,990 墓を 作ってやっているのか? 637 00:41:46,990 --> 00:41:52,090 ガブールンが ヤツらは 死んだらこうする 言てたそす。 638 00:41:57,340 --> 00:42:00,340 ニマ… ニマそす… そす。 639 00:42:02,340 --> 00:42:04,680 んなぁ? (2人)んっ? 640 00:42:04,680 --> 00:42:07,350 (ファプタ)んなそす…。 641 00:42:07,350 --> 00:42:09,650 そす…。 642 00:42:13,190 --> 00:42:18,190 これで 寂しくないそす…。 643 00:42:18,190 --> 00:42:22,200 再び魂がめぐるまで。 644 00:42:22,200 --> 00:42:25,200 ガブが言ってたそす。 645 00:42:25,200 --> 00:42:29,200 ガブ… うっ ガブ…。 646 00:42:29,200 --> 00:42:31,870 ファプタ! 僕たちと! ファプタ。 647 00:42:31,870 --> 00:42:34,640 ファプタ! 僕たちと! 648 00:42:34,640 --> 00:42:38,310 僕たちと一緒に 来てくれないだろうか!? 649 00:42:38,310 --> 00:42:41,980 はっ…。 650 00:42:41,980 --> 00:42:44,320 くっ…。 651 00:42:44,320 --> 00:42:49,320 ファプタのこと まるっきり忘れてた… レグとそすか? 652 00:42:49,320 --> 00:42:51,320 う うむ…。 653 00:42:51,320 --> 00:42:54,160 約束も思い出せない レグとそす? 654 00:42:54,160 --> 00:42:57,160 それはその… すまない。 655 00:42:57,160 --> 00:43:01,830 ここに至って いまだに 思い出せなくて… ふがいない。 656 00:43:01,830 --> 00:43:04,000 なんなんそすか! 657 00:43:04,000 --> 00:43:07,170 じゃあ ファプタは関係ないじゃないそすか! 658 00:43:07,170 --> 00:43:09,510 ちっ 違う! かつての僕は→ 659 00:43:09,510 --> 00:43:11,840 君のそんな姿を見ているのか!? 660 00:43:11,840 --> 00:43:15,680 は… ハディ ま…。 661 00:43:15,680 --> 00:43:20,690 僕は見た! 君の恐ろしさも 悲しさも 美しさも→ 662 00:43:20,690 --> 00:43:22,690 僕は見た! 663 00:43:22,690 --> 00:43:25,360 僕は君と出会ってしまったんだ! 664 00:43:25,360 --> 00:43:29,860 行こう! 僕は君と一緒に冒険に行きたい!! 665 00:43:29,860 --> 00:43:31,860 は…。 666 00:43:31,860 --> 00:43:38,470 ♩~ 667 00:43:38,470 --> 00:43:42,980 なんそすか… 愚か者の集まりそすか? 668 00:43:42,980 --> 00:43:45,140 えっ…。 669 00:43:45,140 --> 00:43:47,980 んなぁ やっぱそう思う? 670 00:43:47,980 --> 00:43:51,150 フフッ。 671 00:43:51,150 --> 00:43:53,820 リコ 役目だったそす。 672 00:43:53,820 --> 00:43:57,320 出会った者たちを 大事にしたいという…。 673 00:43:57,320 --> 00:44:01,160 それがお前の役目なのだと 石の者が言っている。 674 00:44:01,160 --> 00:44:04,830 はっ プルシュカの声 聞こえるの!? 675 00:44:04,830 --> 00:44:07,830 「ケンカはダメだよ」 そすか。 676 00:44:07,830 --> 00:44:11,500 は…。 677 00:44:11,500 --> 00:44:16,010 レグが こんなすべて忘れても 優しままなのは→ 678 00:44:16,010 --> 00:44:18,510 お前たちゆえなのだろう。 679 00:44:18,510 --> 00:44:21,680 (ファプタ)ファプタは もうゆくそす。 あっ。 680 00:44:21,680 --> 00:44:26,520 見て 触れて 集めるそす。 681 00:44:26,520 --> 00:44:29,190 来て くれないのか? 682 00:44:29,190 --> 00:44:35,130 ♩~ 683 00:44:35,130 --> 00:44:37,800 考えておくそす。 684 00:44:37,800 --> 00:44:40,970 はっ!? 685 00:44:40,970 --> 00:44:43,470 ぜひ! はっ!? 686 00:44:43,470 --> 00:44:45,470 考えておいてくれ! 687 00:44:45,470 --> 00:44:47,470 ファアアアン。 おっ おわっ!? 688 00:44:47,470 --> 00:44:50,310 おい やっ やめろぉ! ファアアアン~。 689 00:44:50,310 --> 00:44:53,650 アイツ ふわふわだと見境ねえのかな。 690 00:44:53,650 --> 00:44:56,320 私も そうは思っています。 691 00:44:56,320 --> 00:45:00,650 〈ヴエコ:二度とは戻らない 望郷のかなた。 692 00:45:00,650 --> 00:45:05,660 真の闇の中に 誰にも見つけられなかった光は→ 693 00:45:05,660 --> 00:45:07,660 確かにあった。 694 00:45:07,660 --> 00:45:12,670 でも それを手にするのは 誰でもない。 695 00:45:12,670 --> 00:45:16,340 あなたから生まれた黄金は→ 696 00:45:16,340 --> 00:45:19,170 価値という くびきから解き放たれて→ 697 00:45:19,170 --> 00:45:23,010 今 旅立とうとしている。 698 00:45:23,010 --> 00:45:26,350 愛こそが呪いだと知っているのに。 699 00:45:26,350 --> 00:45:30,350 行く末には 闇しかないと知っているのに〉 700 00:45:34,950 --> 00:45:36,960 〈だからだろう…。 701 00:45:36,960 --> 00:45:41,920 だから… あんなにも まぶしいのだ〉 702 00:45:46,470 --> 00:45:50,470 (ファプタ)ファッツェ サンぶれムそす。