1 00:00:01,560 --> 00:00:04,860 ♪♪~ (黒羽快斗)<レディース&ジェントルメン!→ 2 00:00:04,860 --> 00:00:07,960 夜の街にきらめく 奇跡のイリュージョン> 3 00:00:07,960 --> 00:00:12,460 <今宵 籠の中の鳥だった王女が 起こすミラクルをどうぞ!> 4 00:00:17,760 --> 00:00:20,090 (記者) 日本に ようこそ。アン王女!→ 5 00:00:20,090 --> 00:00:25,110 今回はサブリナ公国の名画や 宝石と来日されたわけですが…。 6 00:00:25,110 --> 00:00:30,640 (アン) ええ 少しでも多くの人たちに見てもらいたいと思います。 7 00:00:30,640 --> 00:00:34,090 もちろん…怪盗キッドにも。 8 00:00:34,090 --> 00:00:36,960 (マスコミ一同)おお~。 ああっ! 9 00:00:36,960 --> 00:00:40,560 誰か!わたくしのベルモンドを! 10 00:00:40,560 --> 00:00:42,570 (中森銀三)お任せを! (銃声) 11 00:00:42,570 --> 00:00:44,600 (ベルモンド)ニャーッ!! 12 00:00:44,600 --> 00:00:46,970 ん? 13 00:00:46,970 --> 00:00:50,890 (ドロン)フ…。 14 00:00:50,890 --> 00:00:54,230 ダメだぜ ベルモンド。 15 00:00:54,230 --> 00:00:57,130 大丈夫ですか?中森警部。 16 00:00:57,130 --> 00:00:59,130 中森? 17 00:00:59,130 --> 00:01:03,500 我々が王女の警護をしている というのに なぜ撃った!? 18 00:01:03,500 --> 00:01:08,990 あなたですか…怪盗キッドに ふりまわされてるドジな警部は。 19 00:01:08,990 --> 00:01:14,560 な なんだと~!?貴様 何者だ! 20 00:01:14,560 --> 00:01:18,000 ヨーロッパ ナンバーワンの 名刑事ドロンだ。 21 00:01:18,000 --> 00:01:21,300 ううっ。 (記者)おい 聞いたことあるぜ。→ 22 00:01:21,300 --> 00:01:25,020 犯人を逃がすくらいなら 射殺してしまうという。 23 00:01:25,020 --> 00:01:28,460 (記者) ヨーロッパの殺人刑事ドロン! 24 00:01:28,460 --> 00:01:31,060 聞いているか。怪盗キッド! 25 00:01:31,060 --> 00:01:35,430 わたくしと勝負したければ あの宝石を盗むんだな! 26 00:01:35,430 --> 00:01:37,900 (記者)あ あれは ヨーロッパ最大のダイヤ! 27 00:01:37,900 --> 00:01:40,490 (記者)「パリの太陽はいっぱい!」 28 00:01:40,490 --> 00:01:43,360 なお 警備は我々サブリナ警察が。 29 00:01:43,360 --> 00:01:46,900 に 日本の警察が信用できんのか!? 30 00:01:46,900 --> 00:01:51,970 何度も奴に逃げられた警察を信用しろというのですか? 31 00:01:51,970 --> 00:01:54,970 日本のルパンだか 何だか知らないが→ 32 00:01:54,970 --> 00:01:59,690 そんなコソドロは このわたくしが捕まえて ご覧に入れよう。 33 00:01:59,690 --> 00:02:03,560 くっそ~。 34 00:02:03,560 --> 00:03:32,600 ♪♪~ 35 00:03:34,560 --> 00:03:37,970 ♪♪~ 何ぃ~!? 36 00:03:37,970 --> 00:03:40,640 (中森青子)快斗!? (生徒達)あ~? あ…。 37 00:03:40,640 --> 00:03:43,620 いやあ…はっはっは~。 38 00:03:43,620 --> 00:03:47,860 何やってんのよ~。 もう~恥ずかしいなぁ。 39 00:03:47,860 --> 00:03:51,260 なんだよ!てめえが 恥ずかしがることねぇだろ? 40 00:03:51,260 --> 00:03:55,570 なによ!授業中にニュースなんか 見ちゃってバカみたい! 41 00:03:55,570 --> 00:03:59,160 どうせサブリナ公国から来た お姫様に見とれてたんでしょ。 42 00:03:59,160 --> 00:04:03,330 わお!か かわいい~。 43 00:04:03,330 --> 00:04:06,160 あ~あ 人の気も知らないで。 44 00:04:06,160 --> 00:04:10,170 青子く~ん ひょっとしてやいてんのかなぁ? 45 00:04:10,170 --> 00:04:15,170 ちっちがうわよ!お父さんが…。 46 00:04:15,170 --> 00:04:18,490 最近 元気ないんだ。 47 00:04:18,490 --> 00:04:22,060 「宝石は取り戻したが キッドに逃げられている。→ 48 00:04:22,060 --> 00:04:24,860 いつになったら 確保できるんだ」って。 49 00:04:24,860 --> 00:04:27,170 上の人に言われてるみたい。 50 00:04:27,170 --> 00:04:30,970 「今度やられたら捜査から 外されるかもしれない」って。 51 00:04:30,970 --> 00:04:33,360 だから…。 けっけっけ~! 52 00:04:33,360 --> 00:04:35,890 てめえの親父みてぇなヘボ警部じゃ→ 53 00:04:35,890 --> 00:04:37,960 捕まるもんも捕まんないぜ。 54 00:04:37,960 --> 00:04:42,330 何よぉ!青子がマジで 悩んでんのにぃ~!バ快斗! 55 00:04:42,330 --> 00:04:45,470 なんだよ!アホ子。 言ったわね~!バ快斗! 56 00:04:45,470 --> 00:04:47,570 アーホー子! バ快斗!バ快斗! 57 00:04:51,190 --> 00:04:54,890 ケッ!青子のヤロー。何がバ快斗だ! 58 00:04:54,890 --> 00:04:57,000 ん? 59 00:04:57,000 --> 00:04:59,770 ふ~。 60 00:04:59,770 --> 00:05:02,270 元気ないですね!警部。 61 00:05:02,270 --> 00:05:05,690 おおっ 快斗君。 62 00:05:05,690 --> 00:05:09,160 案の定 キッドが予告状を 送りつけてきた。 63 00:05:09,160 --> 00:05:12,400 ああ…サブリナ公国の 宝物展ですよね。 64 00:05:12,400 --> 00:05:14,530 ニュースで見ました。 65 00:05:14,530 --> 00:05:19,300 今回の警備はサブリナ警察が 主導権を握っているんだよ。 66 00:05:19,300 --> 00:05:23,160 もし あのドロン刑事に 出し抜かれでもしたら…。 67 00:05:23,160 --> 00:05:26,790 ワシはキッドの捜査から外されるかもしれん! 68 00:05:26,790 --> 00:05:28,960 そうなんですか…。 69 00:05:28,960 --> 00:05:31,650 奴の捜査から 外されるくらいなら→ 70 00:05:31,650 --> 00:05:34,700 ワシは…ワシは~! 71 00:05:34,700 --> 00:05:41,060 しかし どうしても読めんのだ! 奴の行動!奴の手口!すべてが! 72 00:05:41,060 --> 00:05:43,830 警部…。 すまん…快斗君。 73 00:05:43,830 --> 00:05:48,030 こんな愚痴 君に言っても 関係のないことだったな。 74 00:05:48,030 --> 00:05:52,300 そうだ!快斗君。 ワシに手品でも見せてくれんか? 75 00:05:52,300 --> 00:05:54,920 え…!て 手品ですか? 76 00:05:54,920 --> 00:05:57,420 青子に いつも 聞かされていてなぁ。 77 00:06:01,290 --> 00:06:04,600 タネも仕掛けも ありません! 78 00:06:04,600 --> 00:06:06,700 よっと!ヘヘ…。 79 00:06:06,700 --> 00:06:09,000 おお~! 80 00:06:09,000 --> 00:06:13,320 あ~ら 不思議~! でも不思議じゃないんですよ。 81 00:06:13,320 --> 00:06:16,690 フフ…。 さっぱり分からん。 82 00:06:16,690 --> 00:06:21,130 こうやって 左手に注意を引き付けて…。 83 00:06:21,130 --> 00:06:25,770 実は右手で次の仕掛けを 用意している。 84 00:06:25,770 --> 00:06:28,870 客に気づかれないように… 素早く! 85 00:06:31,090 --> 00:06:34,030 マジシャンの基本です! 86 00:06:34,030 --> 00:06:38,960 そういえば怪盗キッドも マジシャンでしたね~。 87 00:06:38,960 --> 00:06:46,560 《そ そうか!奴もマジシャンなら相手を別の場所に引き付けて…》 88 00:06:46,560 --> 00:06:49,960 マジックは魔法じゃない。 タネも仕掛けもあるんです。 89 00:06:56,970 --> 00:06:59,200 でも…。 ん!? 90 00:06:59,200 --> 00:07:01,500 おお~! 91 00:07:04,320 --> 00:07:08,360 今の警部の驚きと「面白い」って 思った気持ちには→ 92 00:07:08,360 --> 00:07:11,430 タネは ありませんよね? 93 00:07:11,430 --> 00:07:14,330 はい!これは幸運のウサギです。 94 00:07:16,450 --> 00:07:20,520 きっと いいことがありますよ。 95 00:07:20,520 --> 00:07:23,320 見事なものだ…。 96 00:07:32,740 --> 00:07:35,620 (警官) 中森警部!配置 完了しました。 97 00:07:35,620 --> 00:07:37,660 ああ ご苦労。 98 00:07:37,660 --> 00:07:39,660 (警官) しかし 納得いきません。→ 99 00:07:39,660 --> 00:07:43,630 サブリナの連中が館内の警備。 我々は外。→ 100 00:07:43,630 --> 00:07:46,170 しかも警部と私の持ち場は→ 101 00:07:46,170 --> 00:07:50,070 宝物展と関係ない 別館の前ですか? 102 00:07:50,070 --> 00:07:52,720 いや…これで いい。 103 00:07:52,720 --> 00:07:54,890 はあ…。 104 00:07:54,890 --> 00:07:57,960 《マジシャンは別の場所に 注意を引き付けて…→ 105 00:07:57,960 --> 00:08:01,830 そして誰も注目していない ところでトリックを仕掛ける…》 106 00:08:01,830 --> 00:08:16,950 ♪♪~ 107 00:08:16,950 --> 00:08:19,870 サブリナ警察の精鋭でこれだけ固めれば→ 108 00:08:19,870 --> 00:08:21,870 奴も手が出せまい。 109 00:08:21,870 --> 00:08:24,840 (女性客)きゃあ! 110 00:08:24,840 --> 00:08:27,960 (伯爵)お~こりゃワシの傘がとんだ失礼を。 111 00:08:27,960 --> 00:08:30,290 もう。ホッホッホ…。 112 00:08:30,290 --> 00:08:34,400 あの老人は? (サブリナ警官)クローバー伯爵と名乗っています。 113 00:08:34,400 --> 00:08:38,030 《ケッ 人数ばかり 増やしやがって》 114 00:08:38,030 --> 00:08:41,170 《まっ それが こっちの 狙い目だけどな》 115 00:08:41,170 --> 00:08:44,520 ぐわっ! 今日は ようこそ。 116 00:08:44,520 --> 00:08:46,930 怪盗キッド伯爵。 117 00:08:46,930 --> 00:08:50,230 し 失敬な! ワシはクローバーじゃ。 118 00:08:50,230 --> 00:08:51,960 なんだね!君は。 119 00:08:51,960 --> 00:08:56,800 これは失礼。わたくしは サブリナ警察のドロンです。 120 00:08:56,800 --> 00:09:02,790 《この野郎。自信満々って 顔だな。まあ 見てろよ》 121 00:09:02,790 --> 00:09:06,190 オッホン!まあ しっかり 警備してくれたまえ。 122 00:09:08,730 --> 00:09:11,230  小声  奴から目を離すな。ハッ! 123 00:09:14,070 --> 00:09:17,690 中森警部 もっと人数を増やした方が。 124 00:09:17,690 --> 00:09:19,930 う~ん…。 125 00:09:19,930 --> 00:09:24,060 警部? いや このままだ。増援は呼ぶな。 126 00:09:24,060 --> 00:09:26,870 あっ は…はあ。 127 00:09:26,870 --> 00:09:30,740 《ムダに人数を増やせば 奴の思うつぼだ》 128 00:09:30,740 --> 00:09:34,040 《人が少ない方が奴は トリックを使いにくいはず》 129 00:09:37,460 --> 00:09:40,960 オッホン! トイレは どこかのぅ? 130 00:09:40,960 --> 00:09:46,470 ♪♪~ 131 00:09:46,470 --> 00:09:49,020 (伯爵)うわっ 何をする!? え? 132 00:09:49,020 --> 00:09:52,760 (伯爵)助けて~! どうか なさいましたか!? 133 00:09:52,760 --> 00:09:56,560 あ!? ヒヒー。わりい! 134 00:09:56,560 --> 00:10:00,830 怪盗キッドだ~!怪盗キッドが現れたぞ~! 135 00:10:00,830 --> 00:10:02,330 ああ! 136 00:10:02,330 --> 00:10:05,040 奴です。クローバー伯爵です。 137 00:10:05,040 --> 00:10:08,160 今度は警官に変装して展示場へ! 138 00:10:08,160 --> 00:10:12,240 くっそ~!やっぱり あのジジイ! 139 00:10:12,240 --> 00:10:16,230 展示場だ!急げ!(サブリナ警官達)ハッ! 140 00:10:16,230 --> 00:10:19,100 《ヘヘ…》  小声 バーカ。 141 00:10:19,100 --> 00:10:23,820 お待たせ~。うっうっ~! 142 00:10:23,820 --> 00:10:26,990 ちょ~っと服 借りてくね~。 143 00:10:26,990 --> 00:10:29,290 むぐむぐっ! 144 00:10:32,360 --> 00:10:34,530 失礼。 145 00:10:34,530 --> 00:10:40,390 ♪♪~ 146 00:10:40,390 --> 00:10:43,830 (ドロン)《くっそ~ 警官に 変装しただと?》 147 00:10:43,830 --> 00:10:47,030 いっぱい いるじゃないか! 148 00:10:47,030 --> 00:10:49,830 大変だ!怪盗キッドが現れた! 何!? 149 00:10:49,830 --> 00:10:54,800 ただちに展示場に集合されたし! ドロン刑事の命令です! 150 00:10:54,800 --> 00:10:57,490 よ~し わかった! 151 00:10:57,490 --> 00:10:59,530 奴が展示場に! 152 00:10:59,530 --> 00:11:01,630 展示場に集合! 153 00:11:07,800 --> 00:11:10,100 どうも おかしい。 154 00:11:10,100 --> 00:11:13,500 さっきから警備の数が 増えているような…。 155 00:11:15,690 --> 00:11:18,190 うひょ~ いっぱい。 156 00:11:18,190 --> 00:11:20,490 てことは姫は あそこか。 157 00:11:23,220 --> 00:11:25,800 ド ドロン刑事 どうして ここへ? 158 00:11:25,800 --> 00:11:30,190 奴が現れた!姫は俺に任せて展示場へ急げ~! 159 00:11:30,190 --> 00:11:32,390 (サブリナ警官達)ハッ! 160 00:11:32,390 --> 00:11:34,590 《いってらっしゃ~い》 161 00:11:40,560 --> 00:11:44,890 せっかく日本に来たのに 東京見物もできないなんて…。 162 00:11:44,890 --> 00:11:49,030 ハァ…これじゃあ牢屋に 閉じ込められてるのと一緒だわ。 163 00:11:49,030 --> 00:11:52,400 どうせ わたくしのことなんて ほったらかしで→ 164 00:11:52,400 --> 00:11:56,050 誰も構ってくれないのよ。 (ギイィ…) 165 00:11:56,050 --> 00:11:58,350 だれ!? 166 00:12:00,830 --> 00:12:06,000 なによ~ 警備の人も 誰もいないじゃな~い。 167 00:12:06,000 --> 00:12:10,500 ドロン刑事 職務怠慢だわ。 お父さんに言いつけちゃうから! 168 00:12:13,160 --> 00:12:16,160 あ~あ こうなったら 怪盗キッドでもいいから→ 169 00:12:16,160 --> 00:12:18,530 来てくんないかなぁ~。 白か? 170 00:12:18,530 --> 00:12:21,950 えっ?あっ…あぁ。 171 00:12:21,950 --> 00:12:24,730 どなた? 172 00:12:24,730 --> 00:12:27,400 ドロボウです。 173 00:12:27,400 --> 00:12:29,700 怪盗キッド! 174 00:12:33,130 --> 00:12:37,130 なんだ 貴様ら! 1か所に集まりやがって! 175 00:12:37,130 --> 00:12:39,560 ん?なんだ 貴様らまで? 176 00:12:39,560 --> 00:12:43,200 お前らには姫の警備を命令しただろうが! 177 00:12:43,200 --> 00:12:46,760 でも さっきドロン刑事が…。 あ あれぇ~? 178 00:12:46,760 --> 00:12:50,030 くそぉ まんまと奴に だまされやがって! 179 00:12:50,030 --> 00:12:53,300 上だ! 奴は姫の宝石を狙っている! 180 00:12:53,300 --> 00:12:56,830 よくぞ ここまで いらっしゃいました。 181 00:12:56,830 --> 00:13:00,670 いっ? まるで アルセーヌ・ルパンのようですわ。 182 00:13:00,670 --> 00:13:04,860 おうわさは 我がサブリナ公国に まで届いておりますのよ。 183 00:13:04,860 --> 00:13:07,630 どうか ゆっくりしてらして。 184 00:13:07,630 --> 00:13:10,300 ゲームでも…。 《おいおい…》 185 00:13:10,300 --> 00:13:12,700 姫! あっ。 186 00:13:12,700 --> 00:13:15,700 私には あまり時間がありません。 187 00:13:15,700 --> 00:13:17,840 仕事が済んだら帰ります。 188 00:13:17,840 --> 00:13:22,360 まあ どんなお仕事ですの? 189 00:13:22,360 --> 00:13:25,130 今宵限りのマジックショーを。 190 00:13:25,130 --> 00:13:29,770 ええ!存じていますわ。 怪盗キッドはマジシャンでもある。 191 00:13:29,770 --> 00:13:33,200 一体どんなマジックを 見せて下さるのかしら? 192 00:13:33,200 --> 00:13:37,820 いえ 姫はこれから始まる ショーの観客ではありません。 193 00:13:37,820 --> 00:13:40,760 どういうことですの? 194 00:13:40,760 --> 00:13:44,230 どうか この私と 共演していただきたい。 195 00:13:44,230 --> 00:13:46,770 共演…わたくしが? 196 00:13:46,770 --> 00:13:49,840 ええ。姫と私なら きっと→ 197 00:13:49,840 --> 00:13:54,020 最高のステージを演じられます。 いかがですか? 198 00:13:54,020 --> 00:13:57,690 はい!喜んで。 199 00:13:57,690 --> 00:14:00,560 ではマジックショーの キーアイテムとして→ 200 00:14:00,560 --> 00:14:06,400 姫が胸に抱いておられる宝石を しばしの間お借りしたい。 201 00:14:06,400 --> 00:14:10,790 (アン)これを? ちょっと お借りするだけです。 202 00:14:10,790 --> 00:14:14,460 ショーが終わったら 姫の手元へ戻ります。 203 00:14:14,460 --> 00:14:19,330 でも これはお父様から お預かりした大切なダイヤ…。 204 00:14:19,330 --> 00:14:23,540 信じて下さい。 ドロボウはウソをつきません。 205 00:14:23,540 --> 00:14:27,860 マジシャンは時に人を騙しますが 誰も不幸にはしない。 206 00:14:27,860 --> 00:14:30,190 おっと。 (アン)あっ いけません。→ 207 00:14:30,190 --> 00:14:33,230 おりてらっしゃい ベルモンド。 アハハ。 208 00:14:33,230 --> 00:14:35,330 猫がお好きなんですね。 209 00:14:35,330 --> 00:14:39,430 ええ。外出する時も 食事の時も一緒ですのよ。 210 00:14:39,430 --> 00:14:43,690 バカモノ! 一気に乗る奴があるか! 211 00:14:43,690 --> 00:14:47,890 あとは 手はずどおりに…。 ドキドキしますわ。 212 00:14:50,130 --> 00:14:52,760 では 開演です! 213 00:14:52,760 --> 00:14:55,900 (アン)キャアア! 怪盗キッドよぉ~! 214 00:14:55,900 --> 00:14:58,950 (ドロン)あれは姫の悲鳴!姫~。 215 00:14:58,950 --> 00:15:03,450 ドロン は 早く。彼はあの窓から! 216 00:15:06,130 --> 00:15:08,830 (警官)おぉ!(警官)なんだ なんだ! 217 00:15:08,830 --> 00:15:11,170 動き出したなキッド。 218 00:15:11,170 --> 00:15:14,200 警部 我々も本館に向かいましょう。 219 00:15:14,200 --> 00:15:18,060 あわてるな 配置を崩さんよう徹底しろ。 220 00:15:18,060 --> 00:15:21,290 いいか すべての出口に 2人ずつだ。 221 00:15:21,290 --> 00:15:24,660 人数は少なくとも それで奴は押さえられる。 222 00:15:24,660 --> 00:15:27,270 (警官)了解しました。 223 00:15:27,270 --> 00:15:29,670  小声 おっかね~。 224 00:15:31,970 --> 00:15:33,960 きゃあぁ! 225 00:15:33,960 --> 00:15:36,220 (ドロン) ぬかったな 怪盗キッド。→ 226 00:15:36,220 --> 00:15:38,930 その宝石は暗闇でも光るんだよ。 227 00:15:38,930 --> 00:15:42,900 ドロン ひどいわ! わたくしの目の前で撃つなんて。 228 00:15:42,900 --> 00:15:47,900 だ~いじょうぶですよ 姫。 私は不死身です。 229 00:15:47,900 --> 00:15:51,160 おおかたダイヤに 当たったのだろう。 230 00:15:51,160 --> 00:15:55,660 まぁ それほど わたくしの射撃が正確だということだ。 231 00:15:55,660 --> 00:15:58,260 くそ…。 232 00:15:58,260 --> 00:16:01,300 よ~し お前たちは外に出ていろ! 233 00:16:01,300 --> 00:16:06,190 警官に紛れ込むのは 奴の得意技のようだ。 234 00:16:06,190 --> 00:16:08,690 ゆっくりと貴様を料理してやる…。 235 00:16:16,900 --> 00:16:21,300 ん?なんだこれは? 236 00:16:25,920 --> 00:16:27,930 そこか!?→ 237 00:16:27,930 --> 00:16:32,830 ば バカな! 238 00:16:32,830 --> 00:16:37,720 はっはっはっ どれが本物か わかるかね?ドロンコ刑事。 239 00:16:37,720 --> 00:16:40,990 くそぉ どれが奴の光か わからん。 240 00:16:40,990 --> 00:16:44,030 ん?んんん? 241 00:16:44,030 --> 00:16:46,160 ど どういうことだ!? 242 00:16:46,160 --> 00:16:48,860  小声  キッド。し~っ!→ 243 00:16:48,860 --> 00:16:52,770 姫 おかげで素晴らしい イリュージョンの完成ですよ。 244 00:16:52,770 --> 00:16:56,420  小声 ウフフ。 2人の共同作業ですね。→ 245 00:16:56,420 --> 00:16:59,090 ところでキッド これは…? 246 00:16:59,090 --> 00:17:02,930  小声  サイリウム。 曲げると緑に光るんですよ。→ 247 00:17:02,930 --> 00:17:05,760 ところで姫 アレは…。 248 00:17:05,760 --> 00:17:08,370  小声  (アン)かわいく描けたと思います。 249 00:17:08,370 --> 00:17:11,070 なめやがってぇ~! 250 00:17:11,070 --> 00:17:14,820 フフフフッ。 素晴らしいセンスです 姫! 251 00:17:14,820 --> 00:17:18,030 《待てよ あのダイヤは確か…》 252 00:17:18,030 --> 00:17:22,430 フフフ…最後に いいことを教えてやろう。 253 00:17:22,430 --> 00:17:27,300 そのダイヤのカットは特殊でな。 光を受けると…。 254 00:17:27,300 --> 00:17:30,890 十字に反射するんだよ! 255 00:17:30,890 --> 00:17:33,890 ぬおおぉ! 256 00:17:37,100 --> 00:17:40,270 えっ!→ 257 00:17:40,270 --> 00:17:44,940 あ…あああぁ! 258 00:17:44,940 --> 00:17:47,390 バーカ。 259 00:17:47,390 --> 00:17:52,410 姫 しばらく ここに隠れていて下さい。 260 00:17:52,410 --> 00:17:55,760 もう会えないのですね?キッド。 261 00:17:55,760 --> 00:17:58,200 ショーは これにて閉幕です。 262 00:17:58,200 --> 00:18:01,970 ですが 姫のおかげで 最高のショーになりました。 263 00:18:01,970 --> 00:18:03,960 あなたも私と同じで→ 264 00:18:03,960 --> 00:18:08,230 人を楽しませる才能が おありのようだ。 265 00:18:08,230 --> 00:18:12,060 わたくしが 人を…楽しませる? 266 00:18:12,060 --> 00:18:16,330 ええ。誰かが楽しませてくれるのを待っているだけでは→ 267 00:18:16,330 --> 00:18:18,740 あなたの才能が もったいない。 268 00:18:18,740 --> 00:18:23,490 次にお会いする時は ぜひまた共演したいものです。 269 00:18:23,490 --> 00:18:25,960 はいっ! あぁ そうだ。 270 00:18:25,960 --> 00:18:29,900 白は清潔でいいですよ 姫。 271 00:18:29,900 --> 00:18:31,900 まあ。 272 00:18:31,900 --> 00:18:34,000 (一同)姫!? 273 00:18:34,000 --> 00:18:36,690 ドロン刑事が窓から下に! 274 00:18:36,690 --> 00:18:40,830 (警官達)あぁっ! 275 00:18:40,830 --> 00:18:43,800 (サブリナ警官)キッドは どこに? あっちに逃げました。 276 00:18:43,800 --> 00:18:47,000 早く捕まえて下さい! 277 00:18:47,000 --> 00:18:52,600 うふふ わたくし ひとりでも 上手くできましたわよ。 278 00:18:56,020 --> 00:18:58,630 これも違うのか…。 279 00:18:58,630 --> 00:19:02,300 警部!我々も 後れを取るわけには…。 280 00:19:02,300 --> 00:19:06,230 落ち着け! 今 突入すれば奴の思うツボだ! 281 00:19:06,230 --> 00:19:09,340 《今 注目が集まっている場所は→ 282 00:19:09,340 --> 00:19:12,460 アン王女の寝室がある フロアと その上下。→ 283 00:19:12,460 --> 00:19:15,930 とすると奴は既に そこから離れているはず。→ 284 00:19:15,930 --> 00:19:19,060 なぜなら奴は マジシャンだ》 285 00:19:19,060 --> 00:19:21,500 (アン)きゃああ! 286 00:19:21,500 --> 00:19:24,600 怪盗キッドが わたくしを! 287 00:19:24,600 --> 00:19:27,120 アン王女!奴は今どこに? 288 00:19:27,120 --> 00:19:31,560 わたくしの部屋ですわ。 わたくしは別館に避難します。 289 00:19:31,560 --> 00:19:34,430 奴は上ですか…。 290 00:19:34,430 --> 00:19:36,560 (アン)じゃあ わたくしはこれで。 291 00:19:36,560 --> 00:19:38,570 待った! 292 00:19:38,570 --> 00:19:43,570 姫 猫はどうされたのですか? 猫好きで有名なあなたが→ 293 00:19:43,570 --> 00:19:48,430 たとえ いっときでも 手放すとは 変ですなぁ? 294 00:19:48,430 --> 00:19:50,630 あっ だめ。およしになって。 295 00:19:50,630 --> 00:19:55,800 キッド姫! 押さえろ こいつがキッドだ! 296 00:19:55,800 --> 00:19:58,200 総員!別館前! 297 00:20:01,760 --> 00:20:04,430 バカモン それはワシの頭だ! 298 00:20:04,430 --> 00:20:07,730 はっはっはっ…。 299 00:20:07,730 --> 00:20:10,530 さすがは中森警部。 300 00:20:10,530 --> 00:20:13,540 姫が猫好きとは知らなかった。 301 00:20:13,540 --> 00:20:16,960 おのれキッド! おまけに よくもまぁ→ 302 00:20:16,960 --> 00:20:19,690 こんな場所で 待ち伏せできたものだ。 303 00:20:19,690 --> 00:20:23,900 銃を撃ちまくるしか能がない どこかの刑事とちがって。 304 00:20:23,900 --> 00:20:27,900 あなたがいると仕事が やりづらくて しょうがない。 305 00:20:27,900 --> 00:20:30,470 私の捜査から 外れてもらいたいですな。 306 00:20:30,470 --> 00:20:35,060 ああ!今 貴様を引っ捕らえて 捜査を終わりにしてやる。 307 00:20:35,060 --> 00:20:38,360 フフフ…そうは行かない! さらば! 308 00:20:40,260 --> 00:20:42,380 消えた…。 309 00:20:42,380 --> 00:20:46,070 くそぉ~!ん? 310 00:20:46,070 --> 00:20:49,450 さっきのもみ合いで ポケットから落ちたのか。 311 00:20:49,450 --> 00:20:53,120 ん?んんん? 312 00:20:53,120 --> 00:20:56,130 こ これは 「パリの太陽はいっぱい」。 313 00:20:56,130 --> 00:20:58,130 さっき もみ合いになった時に→ 314 00:20:58,130 --> 00:21:00,970 奪い返したんですね。 さすが中森警部。 315 00:21:00,970 --> 00:21:02,970 お おう…。 316 00:21:07,560 --> 00:21:10,830 くそぉ~ あのスケベおやじめっ! 317 00:21:10,830 --> 00:21:13,700 キッドには逃げられたけど 少ない人数で→ 318 00:21:13,700 --> 00:21:16,130 ギリギリまで追い詰めて ダイヤを取り戻したから→ 319 00:21:16,130 --> 00:21:18,130 お手柄になったんだって。 320 00:21:18,130 --> 00:21:21,470 うるせぇ! 本当はこのオレがなぁ。 321 00:21:21,470 --> 00:21:25,420 あっ オレが…。 オレがなによ? 322 00:21:25,420 --> 00:21:28,220 オレが…オレは…! 323 00:21:30,900 --> 00:21:34,600 黒羽快斗だ! バカみたい。 324 00:21:39,420 --> 00:21:42,220 今宵のショーは いかがでしたか? 325 00:21:42,220 --> 00:21:46,060 チャーミングなアシスタントの 活躍も見どころでしたね。 326 00:21:46,060 --> 00:21:51,570 それでは see you next illusion.