1 00:00:07,007 --> 00:00:09,009 (達也)何か わかったか? 2 00:00:09,009 --> 00:00:12,512 (光宣)いえ こうも雑多な視線が多くては…。 3 00:00:12,512 --> 00:00:14,515 (女性たち)わぁ…。 4 00:00:14,515 --> 00:00:17,184 達也さんは? 深雪に向けられる視線は➡ 5 00:00:17,184 --> 00:00:20,687 すべてチェックしてみたが 怪しいものはなかった。 6 00:00:20,687 --> 00:00:24,691 す… すべてですか? ああ けしからん視線なら➡ 7 00:00:24,691 --> 00:00:27,361 さっきから 山のように注がれているが➡ 8 00:00:27,361 --> 00:00:30,864 それは光宣も同じだな。 9 00:00:30,864 --> 00:00:35,035 (深雪)お兄様 光宣くんを いじめてはいけませんよ。 10 00:00:35,035 --> 00:00:37,037 (一同)ハッ…。 11 00:00:37,037 --> 00:00:39,206 (4人)あっ…。 12 00:00:39,206 --> 00:00:42,109 そろそろ捜索に戻ろう。 13 00:02:21,991 --> 00:02:25,661 古式魔法の痕跡がある。 これは…。 14 00:02:25,661 --> 00:02:28,664 使い魔で 監視をしていたようですね。 15 00:02:28,664 --> 00:02:31,000 巧妙に隠されています。 16 00:02:31,000 --> 00:02:33,002 (達也)あちらに続いている。 17 00:02:36,005 --> 00:02:38,307 いらっしゃいませ。 18 00:02:44,013 --> 00:02:47,683 4名様ですか? いや…。 19 00:02:47,683 --> 00:02:49,685 (2人)わぁ…。 (達也)そうだ。 20 00:02:49,685 --> 00:02:51,620 (戸の開く音) 21 00:02:51,620 --> 00:02:53,622 4名様 ご案内。 《達也:とりあえず➡ 22 00:02:53,622 --> 00:02:56,291 昼食を済ませてからにしよう》 23 00:02:56,291 --> 00:02:59,795 湯豆腐2つに 湯葉鍋を2つ 頼みます。 24 00:02:59,795 --> 00:03:02,798 かしこまりました。 それと ここには➡ 25 00:03:02,798 --> 00:03:05,634 生駒の九島さんの紹介で 来たのですが➡ 26 00:03:05,634 --> 00:03:08,470 ご主人に お目にかかれませんでしょうか? 27 00:03:08,470 --> 00:03:12,975 生駒の九島様ですね。 承知いたしました。 28 00:03:20,149 --> 00:03:24,319 まさか 九島家の方に こうして お目にかかることになるとは➡ 29 00:03:24,319 --> 00:03:27,489 思いませんでした。 30 00:03:27,489 --> 00:03:32,828 私には もう 「九」の方々と 事を構えるつもりはありません。 31 00:03:32,828 --> 00:03:36,999 失礼だが あなたは 伝統派の一員なのでは? 32 00:03:36,999 --> 00:03:41,837 ええ 私は 伝統派の一派を率いる まじない師です。 33 00:03:41,837 --> 00:03:45,340 伝統派の魔法師が 九島家をはじめとする➡ 34 00:03:45,340 --> 00:03:49,011 旧第九研出身の魔法師と 敵対しないとは? 35 00:03:49,011 --> 00:03:52,614 そもそも伝統派は 旧第九研に対する敵意から➡ 36 00:03:52,614 --> 00:03:55,617 結成された集団ではないのですか。 37 00:03:55,617 --> 00:03:59,955 最初は 真面目に報復を考えていました。 38 00:03:59,955 --> 00:04:04,126 ただ それは あくまでも 旧第九研に対するもので➡ 39 00:04:04,126 --> 00:04:08,297 祖国を裏切るつもりなど まったくなかったのです。 40 00:04:08,297 --> 00:04:10,632 おっしゃっているのは 亡命方術士を➡ 41 00:04:10,632 --> 00:04:12,634 受け入れている件ですか? 42 00:04:12,634 --> 00:04:16,638 奈良の連中のやり方には もう ついていけません。 43 00:04:16,638 --> 00:04:19,308 獅子身中の虫になると わかっていて➡ 44 00:04:19,308 --> 00:04:23,112 なぜ大陸の術者を引き込むのか…。 45 00:04:25,814 --> 00:04:30,319 それが口先だけではないことを 示していただけませんか? 46 00:04:30,319 --> 00:04:35,991 我々は 横浜から逃れてきた 華僑の魔法師を捜しています。 47 00:04:35,991 --> 00:04:37,993 名は周公瑾。 48 00:04:37,993 --> 00:04:42,831 この国に多くの災厄をもたらした 危険な男です。 49 00:04:42,831 --> 00:04:44,833 わかりました。 50 00:04:44,833 --> 00:04:48,504 私がつかんでいる情報を お渡ししましょう。 51 00:04:48,504 --> 00:04:52,608 周公瑾は 京都市市街区にはいません。 52 00:04:52,608 --> 00:04:56,278 我々が最後に 彼の所在を確認したのは➡ 53 00:04:56,278 --> 00:05:01,283 竹林の道の近くにある 元密教僧一派の拠点。 54 00:05:01,283 --> 00:05:06,955 そこから南に向かったようですが 宇治を越えた形跡はありません。 55 00:05:06,955 --> 00:05:09,291 正直に申し上げるならば➡ 56 00:05:09,291 --> 00:05:14,463 私は今でも旧第九研に対する わだかまりを捨てきれていない。 57 00:05:14,463 --> 00:05:19,301 だが あなたたちは 最低限の礼儀を守ってくださった。 58 00:05:19,301 --> 00:05:22,304 無用な血を流さずに済みました。 59 00:05:22,304 --> 00:05:25,474 貴重な情報 感謝します。 60 00:05:25,474 --> 00:05:30,813 もう一つ 鞍馬と嵐山の一党には 気をつけなさい。 61 00:05:30,813 --> 00:05:35,617 彼らは大陸の魔法師に すっかり 取り込まれてしまっている。 62 00:05:48,664 --> 00:05:51,934 金閣寺にも 手がかりは ありませんでしたね。 63 00:05:51,934 --> 00:05:53,936 ああ…。 64 00:05:55,938 --> 00:05:57,940 (レオ)お~い。 (達也)一条…。 65 00:05:57,940 --> 00:06:01,109 (将輝)司波… さん! 66 00:06:01,109 --> 00:06:03,445 お久しぶりです。 67 00:06:03,445 --> 00:06:07,115 一条さんも京都に いらっしゃっていたのですね。 68 00:06:07,115 --> 00:06:11,119 はい。 来週の論文コンペの下見を と思いまして。 69 00:06:11,119 --> 00:06:14,122 (エリカ)危ないところを 助けてもらったのよ。 70 00:06:14,122 --> 00:06:16,458 去年の横浜事変で➡ 71 00:06:16,458 --> 00:06:19,628 大亜連合侵攻軍の 手引きをした工作員が➡ 72 00:06:19,628 --> 00:06:23,298 京都方面で かくまわれていることがわかった。 73 00:06:23,298 --> 00:06:26,802 俺は そいつの捜索任務で 京都に来ている。 74 00:06:26,802 --> 00:06:30,305 任務だって? 司波 お前は…。 75 00:06:30,305 --> 00:06:33,642 俺は 第一高校の生徒であると同時に➡ 76 00:06:33,642 --> 00:06:39,815 国防陸軍第101旅団 独立魔装大隊所属の特務士官だ。 77 00:06:39,815 --> 00:06:41,817 なん… だと…。 78 00:06:41,817 --> 00:06:44,152 (達也)一条 言うまでもないことだが➡ 79 00:06:44,152 --> 00:06:47,055 このことは他言無用だ。 ああ。 80 00:06:48,991 --> 00:06:51,593 《これが達也くんの手なんだ。 81 00:06:51,593 --> 00:06:55,931 こうやって無理やり 自分の事情に 他人を引きずり込んでいくんだ》 82 00:06:55,931 --> 00:06:57,933 話を戻そう。 83 00:06:57,933 --> 00:07:01,603 その工作員は 周公瑾と名乗る古式魔法師で➡ 84 00:07:01,603 --> 00:07:05,774 今回の論文コンペでも 妨害行動を起こす可能性がある。 85 00:07:05,774 --> 00:07:07,776 なんだって!? 86 00:07:07,776 --> 00:07:09,778 一条 知っているのか? 87 00:07:09,778 --> 00:07:15,117 あっ ああ… そうか あいつが… あいつか! 88 00:07:15,117 --> 00:07:19,955 去年の横浜で 侵攻軍の一部が 中華街に逃げ込んだ。 89 00:07:19,955 --> 00:07:24,626 俺は中華街の住民に そいつらの引き渡しを迫った。 90 00:07:24,626 --> 00:07:27,296 侵攻軍の兵士を拘束し➡ 91 00:07:27,296 --> 00:07:30,465 俺たちに引き渡した住民の 先頭にいた青年が➡ 92 00:07:30,465 --> 00:07:33,468 名乗った名前が…。 周公瑾か。 93 00:07:33,468 --> 00:07:35,470 そうだ。 94 00:07:35,470 --> 00:07:38,140 ところで そいつは どんな魔法を使うの? 95 00:07:38,140 --> 00:07:40,809 鬼門遁甲の術を使うらしい。 96 00:07:40,809 --> 00:07:43,478 大陸古式魔法師が使う術で➡ 97 00:07:43,478 --> 00:07:47,649 方位を狂わせる 精神干渉系魔法です。 98 00:07:47,649 --> 00:07:51,253 方位を? 例えば 水の中で上下をわからなくして➡ 99 00:07:51,253 --> 00:07:55,424 溺れさせるとかか? 100 00:07:55,424 --> 00:07:58,427 主な使い方として 伝わっているのは➡ 101 00:07:58,427 --> 00:08:01,596 追跡者の方向感覚を狂わせて➡ 102 00:08:01,596 --> 00:08:05,600 見えているにもかかわらず いつまでも追いつけないとか…。 103 00:08:05,600 --> 00:08:10,439 鬼門遁甲は そういう 大規模な術式ばかりではなく➡ 104 00:08:10,439 --> 00:08:12,774 個人戦闘レベルでも有効じゃないか? 105 00:08:12,774 --> 00:08:16,111 むしろ そちらを警戒すべきだと思うが。 106 00:08:16,111 --> 00:08:18,113 例えば どんな? 107 00:08:18,113 --> 00:08:20,949 足を止めて 魔法を撃ち合うならともかく➡ 108 00:08:20,949 --> 00:08:24,786 互いに激しく位置を変えながら 戦闘をしている状況で➡ 109 00:08:24,786 --> 00:08:28,957 相手の姿を見失うのは 致命的な隙につながる。 110 00:08:28,957 --> 00:08:31,626 なるほど。 方位を狂わされては➡ 111 00:08:31,626 --> 00:08:35,464 自分が どちらを向いていたかが わからなくなるな。 112 00:08:35,464 --> 00:08:39,801 それは同時に 相手が自分から見て どちらの方向にいたのか➡ 113 00:08:39,801 --> 00:08:42,137 わからなくなるということも 意味している。 114 00:08:42,137 --> 00:08:44,806 鬼門遁甲の話は ひとまず 横に置くとして➡ 115 00:08:44,806 --> 00:08:46,808 今日の話だ。 116 00:08:46,808 --> 00:08:50,412 幹比古 戦った敵のことを教えてくれ。 117 00:08:50,412 --> 00:08:54,082 (幹比古)僕たちを襲った敵は 忍術使いだった。 118 00:08:54,082 --> 00:08:58,587 たぶん 鞍馬山の忍者か そこから脱出した者だ。 119 00:08:58,587 --> 00:09:03,592 だけど その中心になっていたのは 大陸出身の方術士だ。 120 00:09:03,592 --> 00:09:06,261 俺たちのほうも進展があった。 121 00:09:06,261 --> 00:09:09,097 手がかりというには 少し弱いが➡ 122 00:09:09,097 --> 00:09:12,434 周公瑾が潜伏している範囲が 絞り込めた。 123 00:09:12,434 --> 00:09:15,737 明日は 嵐山に行こうと思う。 124 00:09:18,940 --> 00:09:21,943 すみません 達也さん。 125 00:09:21,943 --> 00:09:25,614 気にするな。 光宣に責任があるわけじゃない。 126 00:09:25,614 --> 00:09:29,117 ですが… 僕は自分が情けないです。 127 00:09:29,117 --> 00:09:33,455 自分を責めるな。 お前は よくやってくれている。 128 00:09:33,455 --> 00:09:35,457 そうでしょうか。 129 00:09:35,457 --> 00:09:38,960 俺は本気で そう思っている。 130 00:09:38,960 --> 00:09:42,130 お前は 十分 役に立ってくれているし➡ 131 00:09:42,130 --> 00:09:44,132 いざというときには➡ 132 00:09:44,132 --> 00:09:46,301 また手を貸してもらうことに なるだろう。 133 00:09:46,301 --> 00:09:48,970 そのときのために 無理はするな。 134 00:09:48,970 --> 00:09:50,972 わかりました。 135 00:09:50,972 --> 00:09:54,643 (達也)水波を残していく。 この子は家事万能だ。 136 00:09:54,643 --> 00:09:59,147 それに光宣と同じで 頼ってもらったほうが水波も喜ぶ。 137 00:09:59,147 --> 00:10:02,651 だから 細かいことでも 遠慮なく言ってくれ。 138 00:10:02,651 --> 00:10:05,153 (光宣)ありがとうございます。 139 00:10:07,322 --> 00:10:10,992 水波 すまないが 光宣の看病を頼む。 140 00:10:10,992 --> 00:10:12,994 (水波)かしこまりました。 141 00:10:12,994 --> 00:10:15,664 これは私の仕事だと 心得ております。 142 00:10:15,664 --> 00:10:18,567 光宣様のお世話は お任せください。 143 00:10:25,674 --> 00:10:29,845 光宣様 本日は ゆっくりお休みください。 144 00:10:29,845 --> 00:10:33,014 わかった。 おとなしく寝ているよ。 145 00:10:33,014 --> 00:10:50,298 ♬~ 146 00:10:50,298 --> 00:10:53,468 あっ…。 桜井さん。 147 00:10:53,468 --> 00:10:57,139 そんなに見つめられていると 恥ずかしいんだけど…。 148 00:10:57,139 --> 00:11:00,475 あぁ…。 149 00:11:00,475 --> 00:11:03,478 し… 失礼しました! 150 00:11:03,478 --> 00:11:06,581 わっ! うぅ…。 151 00:11:15,657 --> 00:11:19,160 司波 嵐山に行くんじゃなかったのか? 152 00:11:19,160 --> 00:11:21,663 ああ その前に…。 153 00:11:28,670 --> 00:11:31,840 (真由美)達也くん 遅くなって ごめんね。 154 00:11:31,840 --> 00:11:34,042 時間どおりですよ。 155 00:11:36,344 --> 00:11:39,347 名倉氏が身に着けていた衣服です。 156 00:11:39,347 --> 00:11:41,349 (達也)この血は? 157 00:11:41,349 --> 00:11:44,019 すべて被害者の血痕でした。 158 00:11:44,019 --> 00:11:48,356 名倉さんの死体は 腹部が背後から貫かれ➡ 159 00:11:48,356 --> 00:11:51,960 胸部が内側から破裂していた。 160 00:11:51,960 --> 00:11:55,797 先輩。 名倉さんは 液体を武器とする魔法を➡ 161 00:11:55,797 --> 00:11:59,134 得意としていたのでは ありませんか? 162 00:11:59,134 --> 00:12:01,636 そうそう 思い出した。 163 00:12:01,636 --> 00:12:05,140 名倉さんは 水を針にして 相手に浴びせる魔法が➡ 164 00:12:05,140 --> 00:12:07,142 得意だと言っていたわ。 165 00:12:07,142 --> 00:12:09,978 そうすると… 名倉さんは➡ 166 00:12:09,978 --> 00:12:12,814 自分の血を針にして 撃ち出したのか。 167 00:12:12,814 --> 00:12:16,318 まさしく 命と引き換えの反撃だな。 168 00:12:18,320 --> 00:12:21,656 《故人の血痕が 周公瑾の衣服に残っていれば➡ 169 00:12:21,656 --> 00:12:25,160 手がかりになる。 念のためだ》 170 00:12:29,831 --> 00:12:33,335 《よかった。 光宣様の容体は➡ 171 00:12:33,335 --> 00:12:36,838 落ち着いてきている みたいですね》 172 00:12:36,838 --> 00:12:39,507 不思議…。 173 00:12:39,507 --> 00:12:43,178 光宣様とは まだ知り合って間もないのに➡ 174 00:12:43,178 --> 00:12:47,382 なぜだが 初めて お会いしたような気がしない。 175 00:12:57,959 --> 00:13:00,128 ここが現場か。 176 00:13:00,128 --> 00:13:03,798 周りを調べてみたいのですが かまいませんか? 177 00:13:03,798 --> 00:13:07,302 ええ つきあってもらっているのは 私のほうだし➡ 178 00:13:07,302 --> 00:13:09,971 達也くんに 何か考えがあるのなら➡ 179 00:13:09,971 --> 00:13:11,973 私は ついていくわ。 180 00:13:20,982 --> 00:13:22,984 ハァ…。 181 00:13:24,986 --> 00:13:26,988 あっ お兄様! 182 00:13:34,829 --> 00:13:36,998 《襲撃者は13人》 183 00:13:36,998 --> 00:13:39,100 一条! 任せろ! 184 00:13:45,840 --> 00:13:48,543 《これは キャスト・ジャミングに似たノイズ!?》 185 00:13:51,446 --> 00:13:53,448 うわっ! 186 00:13:57,619 --> 00:13:59,621 んっ! 187 00:14:08,129 --> 00:14:10,532 ぐっ! クソ! 188 00:14:18,973 --> 00:14:21,810 《さっき倒した相手と 足しても12人。 189 00:14:21,810 --> 00:14:23,812 1人足りない》 190 00:14:23,812 --> 00:14:26,014 (達也)一条! こっちは任せろ。 191 00:14:27,982 --> 00:14:29,984 カン! 192 00:14:35,156 --> 00:14:38,059 これは!? うお~! 193 00:14:45,333 --> 00:14:47,335 バカな! 194 00:14:50,438 --> 00:14:54,042 一条くん 直接作用する魔法は斬られる! 195 00:14:56,111 --> 00:14:59,447 《直接作用する魔法は斬られる? 196 00:14:59,447 --> 00:15:04,285 いや 俺の爆裂は そんなお粗末なものじゃない》 197 00:15:04,285 --> 00:15:06,287 (うめき声) 198 00:15:11,126 --> 00:15:13,828 (うめき声) 199 00:15:17,632 --> 00:15:21,035 《この魔法師たちは 操り人形だ》 200 00:15:25,140 --> 00:15:27,142 ぐあ~! 201 00:15:29,477 --> 00:15:32,480 《達也:あそこがやつらの拠点か》 202 00:15:32,480 --> 00:15:35,150 📱 203 00:15:35,150 --> 00:15:37,152 📱(水波)大変です 達也様。 204 00:15:37,152 --> 00:15:39,320 📱光宣様の具合が 急に悪くなって…。 205 00:15:39,320 --> 00:15:41,489 わかった。 すぐに戻る。 206 00:15:41,489 --> 00:15:43,992 藤林さんには 俺から連絡しておくから➡ 207 00:15:43,992 --> 00:15:46,494 水波は そのまま 看病を続けてくれ。 208 00:15:46,494 --> 00:15:49,998 1人で大変だろうが 頼むぞ。 209 00:15:53,268 --> 00:15:55,437 (達也)光宣の具合は どうなんですか? 210 00:15:55,437 --> 00:15:58,273 (藤林)薬が効いて 眠っているわ。 211 00:15:58,273 --> 00:16:00,975 (藤林)さっきまで かなり苦しそうだったけど。 212 00:16:02,944 --> 00:16:06,114 ねぇ 達也くん 1つ お願いがあるんだけど。 213 00:16:06,114 --> 00:16:10,952 なんでしょう。 光宣くんの体のことなんだけど➡ 214 00:16:10,952 --> 00:16:14,122 この子は 医学的には健康体なのよ。 215 00:16:14,122 --> 00:16:16,791 なぜ こんなに 病気にかかりやすいのか➡ 216 00:16:16,791 --> 00:16:20,295 原因がわからないって お医者様は言っているわ。 217 00:16:22,297 --> 00:16:24,966 私は… 私だけでなく➡ 218 00:16:24,966 --> 00:16:28,136 藤林家の研究者も 同じ意見なんだけど➡ 219 00:16:28,136 --> 00:16:30,638 光宣くんが病気がちな原因は➡ 220 00:16:30,638 --> 00:16:33,308 サイオン体に あるんじゃないかと思うの。 221 00:16:33,308 --> 00:16:36,978 それで俺は 何をすればいいんですか? 222 00:16:36,978 --> 00:16:40,482 光宣くんのサイオン体を 「視て」ほしいのよ。 223 00:16:40,482 --> 00:16:43,284 あなたのエレメンタル・サイトで。 224 00:16:46,154 --> 00:16:50,592 藤林さん… 俺に そこまで深く 「視せる」ということは➡ 225 00:16:50,592 --> 00:16:55,263 光宣の身体情報だけでなく 遺伝情報や九島家のルーツまで➡ 226 00:16:55,263 --> 00:16:57,765 明らかにしてしまうことを 意味します。 227 00:16:57,765 --> 00:17:00,268 それでもいいのですか? 228 00:17:00,268 --> 00:17:04,439 お願い。 責任は私が取ります。 229 00:17:04,439 --> 00:17:18,620 ♬~ 230 00:17:18,620 --> 00:17:24,125 お兄様! お兄様! お兄様! 231 00:17:24,125 --> 00:17:27,462 大丈夫だ。 心配はいらない。 232 00:17:27,462 --> 00:17:30,465 達也くん どうだった? 233 00:17:37,472 --> 00:17:40,475 小倉山の麓で襲撃を受けた。 234 00:17:40,475 --> 00:17:43,144 襲撃者の人数は13人。 235 00:17:43,144 --> 00:17:47,815 密教系古式魔法師が12人と 亡命方術士が1人。 236 00:17:47,815 --> 00:17:50,084 全員 警察に引き渡してきた。 237 00:17:50,084 --> 00:17:52,420 達也くんに深雪に 一条家の跡取りなら➡ 238 00:17:52,420 --> 00:17:54,422 当然の結果ね。 239 00:17:54,422 --> 00:17:57,258 人数は その10倍でも かなわないわ。 240 00:17:57,258 --> 00:18:02,096 そんなに楽な相手でもなかった。 深雪と一条の手柄さ。 241 00:18:02,096 --> 00:18:04,599 それで これからのことなんだが。 242 00:18:04,599 --> 00:18:09,604 今日は もうホテルをチェックアウトして 東京に帰るのではないのですか? 243 00:18:09,604 --> 00:18:12,440 皆は予定どおり 東京に戻ってくれ。 244 00:18:12,440 --> 00:18:14,442 俺は もう一泊していく。 245 00:18:14,442 --> 00:18:17,445 明日 もう一度 警察に行って➡ 246 00:18:17,445 --> 00:18:20,615 今日 捕まえたやつらのことを 聞いてくるつもりだ。 247 00:18:20,615 --> 00:18:22,784 お兄様 それでは 私も…。 248 00:18:22,784 --> 00:18:25,787 深雪 お前は生徒会長だ。 249 00:18:25,787 --> 00:18:29,457 この時期に学校を休むのは よくない。 250 00:18:29,457 --> 00:18:32,126 わかりました。 251 00:18:32,126 --> 00:18:55,750 ♬~ 252 00:18:55,750 --> 00:18:58,586 📱(深雪)お兄様が一緒に いてくださらなかったので➡ 253 00:18:58,586 --> 00:19:00,588 深雪は不安でした。 254 00:19:00,588 --> 00:19:03,758 大丈夫だよ。 ずっと視ていたから。 255 00:19:03,758 --> 00:19:06,761 俺が お前から眼を離すことはない。 256 00:19:06,761 --> 00:19:09,764 📱そうですね。 失礼しました。 257 00:19:09,764 --> 00:19:11,766 謝ることではないさ。 258 00:19:11,766 --> 00:19:15,103 お前には急に すまなかったと思っている。 259 00:19:15,103 --> 00:19:17,438 あしたには 間違いなく帰るから➡ 260 00:19:17,438 --> 00:19:20,608 今夜は ちゃんと戸締まりして 休むんだよ。 261 00:19:20,608 --> 00:19:23,277 (深雪)もう お兄様…。 262 00:19:23,277 --> 00:19:26,614 私をいくつの子どもだと 思っているのですか? 263 00:19:26,614 --> 00:19:30,618 📱(達也)いくつになろうと お前は俺の妹だ。 264 00:19:30,618 --> 00:19:32,954 そうですね。 265 00:19:32,954 --> 00:19:35,957 それでは お兄様の お言いつけのとおり➡ 266 00:19:35,957 --> 00:19:39,127 念入りに戸締まりをして 休むことにいたします。 267 00:19:39,127 --> 00:19:41,963 お兄様 おやすみなさい。 268 00:19:41,963 --> 00:19:45,566 📱少し早いけど おやすみ 深雪。 269 00:19:53,474 --> 00:19:55,977 《ここか…。 270 00:19:55,977 --> 00:19:58,479 わなは ないようだな》 271 00:19:58,479 --> 00:20:26,340 ♬~ 272 00:20:26,340 --> 00:20:28,342 ぐはっ! 273 00:20:33,014 --> 00:20:35,516 ぐっ…。 274 00:20:35,516 --> 00:20:38,352 光学迷彩か。 275 00:20:38,352 --> 00:20:43,357 透明化しても 俺にはわかる。 276 00:20:43,357 --> 00:20:47,862 無駄なまねは やめて 姿を見せたらどうだ。 277 00:20:47,862 --> 00:20:50,465 縛して調伏せよ! 278 00:20:50,465 --> 00:21:07,482 ♬~ 279 00:21:07,482 --> 00:21:10,585 くっ! (一同)うわ~! 280 00:21:16,991 --> 00:21:21,095 (戦闘音) 281 00:21:23,164 --> 00:21:25,166 (達也)余計なまねはするな。 282 00:21:25,166 --> 00:21:29,337 聞かれたことに答えるだけでいい。 283 00:21:29,337 --> 00:21:32,006 ここに周公瑾がいたな? 284 00:21:32,006 --> 00:21:36,511 横浜・中華街から逃れてきた 華僑の魔法師だ。 285 00:21:36,511 --> 00:21:38,513 ああ。 286 00:21:38,513 --> 00:21:42,016 (達也)周公瑾は どこへ行くと言っていた? 287 00:21:42,016 --> 00:21:48,022 宇治… 二子塚古墳の近くに いい潜伏場所があると…。 288 00:21:48,022 --> 00:21:52,960 わかった。 ご苦労だったな。 289 00:21:52,960 --> 00:21:54,962 うが~!