1 00:00:02,002 --> 00:00:04,671 《クルミ:魔法使いさん レットランに入学して はや4か月。 2 00:00:04,671 --> 00:00:09,509 学校は冬休みに入り みんな 実家に帰省していきました。 3 00:00:09,509 --> 00:00:16,183 寮に残ったのは 私とユズさん キョウくん アスカくん アニクくん。 4 00:00:16,183 --> 00:00:20,187 そして マジ研の部長と副部長の7人のみ。 5 00:00:20,187 --> 00:00:24,024 そんな中 レットランの地下に 謎の施設を見つけたという➡ 6 00:00:24,024 --> 00:00:27,027 部長と副部長に 私たち全員➡ 7 00:00:27,027 --> 00:00:29,863 魔素パトに 駆り出されてしまったんです。 8 00:00:29,863 --> 00:00:32,366 地下には 誰かがいる気配…。 9 00:00:32,366 --> 00:00:35,202 私たちは その真相を突き止めようと➡ 10 00:00:35,202 --> 00:00:37,905 後を追ったのですが…》 11 00:00:39,873 --> 00:00:43,176 (部長)さあ 姿を見せなさい! 12 00:00:48,882 --> 00:00:52,553 《魔法使いさん 地下に誰が? 13 00:00:52,553 --> 00:00:56,857 そして この施設は いったい なんなのでしょう?》 14 00:02:37,357 --> 00:02:40,360 (一同)ギャアア! 15 00:02:40,360 --> 00:02:44,531 魔素の反応が出てるわ! 魔素を止めないと! 16 00:02:44,531 --> 00:02:48,201 でも この黒いモヤで 辺りが全然! 17 00:02:48,201 --> 00:02:50,203 はっ! まさか これが! 18 00:02:50,203 --> 00:02:53,206 七不思議の一つ 「飲みこむ黒きモヤ」!? 19 00:02:53,206 --> 00:02:56,043 危ない! 飲みこまれるわ~! 20 00:02:56,043 --> 00:02:59,046 (キョウ)全員下がってろ。 俺が止める! 21 00:02:59,046 --> 00:03:03,817 魔法陣! 「障壁のアビリティ」! 起動! 22 00:03:03,817 --> 00:03:07,154 起動… しない!? これって…。 23 00:03:07,154 --> 00:03:12,492 ((ぐっ… ぐっ…! 上がれ!) 24 00:03:12,492 --> 00:03:15,996 はっ! あのときと同じ…。 25 00:03:15,996 --> 00:03:19,666 (副部長)恐怖の大魔神 降臨かぁ~! 26 00:03:19,666 --> 00:03:22,502 (ユズ)クルミ! ユズさ~ん! 27 00:03:22,502 --> 00:03:27,174 (アニク)くっ…。 僕もうだめ… かも…。 28 00:03:27,174 --> 00:03:29,843 (アスカ)あっ アニク! 29 00:03:29,843 --> 00:03:33,180 ビバ! ファッショニスタ! うっ…。 30 00:03:33,180 --> 00:03:35,515 大丈夫? アニクくん。 31 00:03:35,515 --> 00:03:38,852 うん… な… なんとか…。 32 00:03:38,852 --> 00:03:42,189 フッ… ファッションは世界を救う。 33 00:03:42,189 --> 00:03:44,191 (風太)ホッホー! 34 00:03:44,191 --> 00:03:48,862 (部長)飲みこまれる~! (副部長)終わりの始まりだ~! 35 00:03:48,862 --> 00:03:53,033 そう簡単に世界は終わらせない! なっ アスカ。 36 00:03:53,033 --> 00:03:57,037 ああ ファッションは永久に不滅だ! 37 00:03:59,539 --> 00:04:03,477 くっ だめか!? ぐあ~っ! 38 00:04:03,477 --> 00:04:05,479 ぐおっ! 39 00:04:05,479 --> 00:04:07,481 キョウくん アスカくん! 40 00:04:07,481 --> 00:04:10,317 あっ! 飲みこまれた~! 41 00:04:10,317 --> 00:04:12,819 レクイエム! レクイエム~! 42 00:04:12,819 --> 00:04:14,821 はっ! 助けなくちゃ! 43 00:04:14,821 --> 00:04:23,330 ♪~ 44 00:04:23,330 --> 00:04:26,833 水… 水は雨…。 45 00:04:26,833 --> 00:04:28,835 雨は天から降ってきて➡ 46 00:04:28,835 --> 00:04:32,639 それが水たまりになり 川となって…。 47 00:04:34,674 --> 00:04:38,178 《でも私 もう魔法使いには…》 48 00:04:38,178 --> 00:04:41,348 くっ…。 ああ…。 49 00:04:41,348 --> 00:04:43,350 クルミ 何やってるの! 50 00:04:43,350 --> 00:04:47,854 えっ… 私…。 なら 私が助ける! 51 00:04:47,854 --> 00:04:57,864 ♪~ 52 00:04:57,864 --> 00:05:00,467 火は水を蒸気に…。 53 00:05:00,467 --> 00:05:03,637 水は火を消し…。 54 00:05:03,637 --> 00:05:06,473 土は風を重く…。 55 00:05:06,473 --> 00:05:09,476 風は土を緩める! 56 00:05:09,476 --> 00:05:14,281 活性 鎮静 安定 活動! 57 00:05:20,487 --> 00:05:23,824 んっ…! これは古代魔法!? 58 00:05:23,824 --> 00:05:25,825 (祈りの言葉) 59 00:05:25,825 --> 00:05:29,029 ああ…。 (2人)おお…。 60 00:05:31,832 --> 00:05:34,334 すごい! 魔素が消えたわ! 61 00:05:34,334 --> 00:05:39,339 あっ… わ… 私 今…。 62 00:05:39,339 --> 00:05:42,342 あっ… うっ…。 63 00:05:42,342 --> 00:05:46,012 おかげで助かった。 ありがとう ユズ。 64 00:05:46,012 --> 00:05:48,682 えっ…。 65 00:05:48,682 --> 00:05:53,353 ふぅ… よかったぁ。 あっ…。 66 00:05:53,353 --> 00:05:58,358 あれ? どういうこと? 魔素の濃度がゼロになってる。 67 00:05:58,358 --> 00:06:01,795 俺の鎮魂歌が効いたようだな。 ホッホ。 68 00:06:01,795 --> 00:06:08,134 それより 古代魔法を使えるなんて マジ研創設以来の快挙よ。 ユズさん! 69 00:06:08,134 --> 00:06:10,470 今の どうやったの? 70 00:06:10,470 --> 00:06:16,977 それが… よく覚えてないんです。 ただ… 2人を助けたいって…。 71 00:06:20,981 --> 00:06:25,485 (カイ)そうか… あの場所が…。 (保健の先生)ニャーニャー ニャーニャー。 72 00:06:25,485 --> 00:06:29,089 しかたない。 あとは向こうが どう出るかだ。 73 00:06:33,159 --> 00:06:36,162 魔法使いさん… ごめんなさい。 74 00:06:36,162 --> 00:06:43,336 私 この手帳を持っている資格 もうないかもしれません。 75 00:06:43,336 --> 00:06:46,339 (大吉)ゲコゲコ。 ねえ 大吉➡ 76 00:06:46,339 --> 00:06:48,842 魔法使いさんは あのとき➡ 77 00:06:48,842 --> 00:06:53,146 どうして私に この手帳を 渡してくれたんだろう? 78 00:06:57,851 --> 00:07:02,656 あっ… 魔法が好きって言ったから? 79 00:07:04,624 --> 00:07:07,794 でも… どんなに魔法が好きでも➡ 80 00:07:07,794 --> 00:07:12,299 魔法使いになれるわけじゃない…。 それに…。 81 00:07:12,299 --> 00:07:15,635 さっきだって 私は魔法を使えなかった。 82 00:07:15,635 --> 00:07:19,139 でも ユズさんは…。 83 00:07:19,139 --> 00:07:23,643 この手帳を持つのは 私なんかより ユズさんのほうが…。 84 00:07:23,643 --> 00:07:26,313 ゲコゲコ。 85 00:07:26,313 --> 00:07:28,315 あっ…。 86 00:07:30,317 --> 00:07:34,654 マキ…。 今頃どうしてるかな? 87 00:07:34,654 --> 00:07:39,326 《お父様へ。 ご無沙汰しております。 88 00:07:39,326 --> 00:07:42,996 冬休み そちらに帰らず ごめんなさい。 89 00:07:42,996 --> 00:07:45,832 どうしても 一人で これからのことを➡ 90 00:07:45,832 --> 00:07:48,335 じっくり考えてみたいと 思ったの。 91 00:07:48,335 --> 00:07:54,541 私にできること… そして 私が本当にやりたいことを…》 92 00:07:56,843 --> 00:07:59,045 《あの衝撃…》 93 00:08:00,947 --> 00:08:04,250 《まだ全身に感覚が残ってる…》 94 00:08:06,286 --> 00:08:11,091 《あれから レットラン七不思議も 魔素も現れることはなく…》 95 00:08:13,126 --> 00:08:15,462 《年越しの日を迎えました》 96 00:08:15,462 --> 00:08:17,464 (一同)乾杯! 97 00:08:17,464 --> 00:08:20,967 年越しまで あと5時間。 楽しもう! 98 00:08:20,967 --> 00:08:23,970 ビバ! エンジョイ! ファッショニスタ! 99 00:08:23,970 --> 00:08:27,140 うっうっ…。 うん? どうした アニク? 100 00:08:27,140 --> 00:08:30,143 だって… クラス落ちした僕なんて➡ 101 00:08:30,143 --> 00:08:34,147 どうせ 一人寂しく 年越しぼっちだと思ってたから➡ 102 00:08:34,147 --> 00:08:37,317 こうやって みんなと一緒にいられるなんて➡ 103 00:08:37,317 --> 00:08:39,652 最高にうれしすぎて…。 104 00:08:39,652 --> 00:08:41,821 うっうっ…。 何言ってるんだよ。 105 00:08:41,821 --> 00:08:44,824 どのクラスだろうと アニクはアニクだろ? 106 00:08:44,824 --> 00:08:48,995 俺たちは 今までと何一つ変わらないさ。 107 00:08:48,995 --> 00:08:50,997 キョウくん。 108 00:08:50,997 --> 00:08:52,999 フフ…。 109 00:08:55,001 --> 00:08:57,837 ねえ クルミも食べる? 110 00:08:57,837 --> 00:09:01,274 クルミ? えっ? あっ うん…? 111 00:09:01,274 --> 00:09:05,779 いる? あっ う… うん! ありがとう。 112 00:09:05,779 --> 00:09:11,451 どうしたの? 元気ないみたい。 そ… そんなことないって。 ハハハ。 113 00:09:11,451 --> 00:09:15,054 はむ! へんき へんき! 114 00:09:17,123 --> 00:09:19,125 ゲコゲコ。 115 00:09:21,127 --> 00:09:23,129 とぼけるなって アスカ。 116 00:09:23,129 --> 00:09:26,633 そうよ 入学試験 わざと解答間違えて➡ 117 00:09:26,633 --> 00:09:30,136 普通科に来たんでしょ? フッ… どうかな? 118 00:09:30,136 --> 00:09:34,307 アスカは小さい頃からやりたいことが はっきりしてたからね。 119 00:09:34,307 --> 00:09:37,644 じゃあ キョウくんは? 私も聞きたい! 120 00:09:37,644 --> 00:09:43,483 うんうん うんうん。 俺? う~ん… どうだろ…。 121 00:09:43,483 --> 00:09:47,320 キョウは 小さい頃から ホント優等生だったからね。 122 00:09:47,320 --> 00:09:50,657 俺とは違って 両親にも期待されて。 123 00:09:50,657 --> 00:09:54,994 まっ キョウのおかげで 俺は自由にやらせてもらってる。 124 00:09:54,994 --> 00:09:57,330 感謝してるぜ キョウ。 125 00:09:57,330 --> 00:10:00,834 おいおい ホントにそう思ってるのかぁ~? 126 00:10:00,834 --> 00:10:03,169 はむっ…。 当たり前だろ。 127 00:10:03,169 --> 00:10:06,840 ファッショニスタは 常に感謝を忘れないものさ。 128 00:10:06,840 --> 00:10:10,677 よっ! ビバ! ファッショニスタ! フッ…。 129 00:10:10,677 --> 00:10:13,847 じゃあ やっぱり キョウくんは小さい頃から➡ 130 00:10:13,847 --> 00:10:15,849 魔法使いになりたいって? 131 00:10:15,849 --> 00:10:20,019 う~ん 改めて聞かれると➡ 132 00:10:20,019 --> 00:10:24,023 なりたいっていうか なるものだと思ってた。 133 00:10:24,023 --> 00:10:27,861 なるもの? そう決められてるというか➡ 134 00:10:27,861 --> 00:10:30,864 それ以外にないというか。 135 00:10:30,864 --> 00:10:34,701 そもそも 疑問に思ったこともなくてね。 136 00:10:34,701 --> 00:10:41,040 でも こうしてレットランに入学して マ組生として手帳をもらって➡ 137 00:10:41,040 --> 00:10:46,379 だんだん その重みというか 使命感が湧いてきた。 138 00:10:46,379 --> 00:10:52,385 国家魔法師として みんなの役に 少しでも立つことができたらって。 139 00:10:52,385 --> 00:10:54,554 なんて すばらしい…。 140 00:10:54,554 --> 00:10:58,391 なりたくてもなれなかった 大事な仲間もいたし➡ 141 00:10:58,391 --> 00:11:02,162 その子のことを思うと 頑張らなきゃって。 142 00:11:02,162 --> 00:11:05,665 《それって もしかして… 私?》 143 00:11:05,665 --> 00:11:09,168 《それって もしかして… 僕?》 144 00:11:09,168 --> 00:11:13,673 そっか… ちゃんと考えてて偉いな。 145 00:11:13,673 --> 00:11:17,510 レットランの生徒は みんな すばらしいと思うよ。 146 00:11:17,510 --> 00:11:20,513 もちろん クルミさんも。 えっ…。 147 00:11:20,513 --> 00:11:25,018 《みんなを褒めてくれる…。 やっぱりステキ》 148 00:11:25,018 --> 00:11:27,687 私なんて 全然…。 149 00:11:27,687 --> 00:11:33,192 もう クルミ そんな顔しないで。 もうすぐ年越しよ。 150 00:11:33,192 --> 00:11:36,529 ユズさん…。 ユズでいいって言ったじゃない。 151 00:11:36,529 --> 00:11:40,366 えっ? でも… あれって あの場だけじゃ…。 152 00:11:40,366 --> 00:11:45,371 そんなわけないじゃない。 クルミに呼んでほしいの ユズって。 153 00:11:45,371 --> 00:11:50,210 うん わかったよ ユズ! 154 00:11:50,210 --> 00:11:53,713 ありがと クルミ。 155 00:11:53,713 --> 00:11:56,216 ホッホ! ホッホ! 156 00:11:56,216 --> 00:12:00,987 あら? 風太? なんか イヤな予感…。 157 00:12:00,987 --> 00:12:05,158 もう こんな時間に 部長の呼び出しなんて…。 158 00:12:05,158 --> 00:12:08,161 まさか また魔素かしら? あっ…。 159 00:12:08,161 --> 00:12:11,164 年越しまで あとちょっとだったのに。 160 00:12:11,164 --> 00:12:15,835 でも 何か異変があったなら 年越し前に片づけないとね。 161 00:12:15,835 --> 00:12:20,506 ニュー・イヤー・イブも暗闇は俺が照らす! (3人)ああ…。 162 00:12:20,506 --> 00:12:23,176 ホッホー! 163 00:12:23,176 --> 00:12:27,347 えっ? ここ? この前と同じ建物だわ。 164 00:12:27,347 --> 00:12:29,682 (キョウ)もしかして まだ完全には…。 165 00:12:29,682 --> 00:12:31,684 (部長/副部長)ひぇ~! 166 00:12:31,684 --> 00:12:34,520 あっ 部長と副部長! この中だ! 167 00:12:34,520 --> 00:12:37,190 クルミ! うん! 168 00:12:37,190 --> 00:12:40,893 (2人)う~ん…。 169 00:12:45,531 --> 00:12:48,201 部長たちの声は地下からだ。 急ごう! 170 00:12:48,201 --> 00:12:53,873 えっ… 僕は… なんか ここ来ると具合悪くなるし…。 171 00:12:53,873 --> 00:12:57,377 安心しろ。 ファッショニスタの俺がいる。 はあっ! 172 00:13:02,315 --> 00:13:05,985 クルミ 私たちも行きましょう。 大丈夫? 173 00:13:05,985 --> 00:13:10,490 ええ。 そのかわり… うん… お願い。 174 00:13:12,659 --> 00:13:15,161 うん 行こ ユズ。 175 00:13:18,831 --> 00:13:22,001 あそこだ! みんな 足元気をつけて! 176 00:13:22,001 --> 00:13:24,837 助けて~ お~い! 177 00:13:24,837 --> 00:13:29,175 我々を ここまで 追い詰めたのかぁ~! ハハハ…! 178 00:13:29,175 --> 00:13:31,511 ユズ できそうか? えっ? 179 00:13:31,511 --> 00:13:35,848 この前のことを思うと 俺の魔法は おそらく起動しない。 180 00:13:35,848 --> 00:13:39,018 ユズの古代魔法を使うしかないんだ。 181 00:13:39,018 --> 00:13:42,689 あっ… でも… できるかどうか…。 182 00:13:42,689 --> 00:13:45,525 あっ! あっ! 183 00:13:45,525 --> 00:13:49,362 (2人)ひぇ~! 184 00:13:49,362 --> 00:13:53,866 大丈夫 できるよ! ユズ。 んっ…。 185 00:13:53,866 --> 00:13:55,868 わかったわ! 186 00:13:55,868 --> 00:14:03,309 ♪~ 187 00:14:03,309 --> 00:14:05,478 ユズ! ユズ! 188 00:14:05,478 --> 00:14:07,480 クルミ~! 189 00:14:07,480 --> 00:14:14,320 ♪~ 190 00:14:14,320 --> 00:14:17,824 火は水を蒸気に…。 191 00:14:17,824 --> 00:14:19,826 水は火を消し…。 192 00:14:21,828 --> 00:14:24,163 土は風を重く…。 193 00:14:24,163 --> 00:14:27,066 風は土を緩める! 194 00:14:33,005 --> 00:14:36,008 どうか頼む! 起動してくれ! 195 00:14:36,008 --> 00:14:39,112 魔法陣! 「風のシルフ」! 196 00:14:41,681 --> 00:14:43,683 起動! 197 00:14:45,685 --> 00:14:48,020 ああ…。 よし やったぜ! キョウ! 198 00:14:48,020 --> 00:14:51,357 (部長/副部長/ユズ)ひぇ~! 199 00:14:51,357 --> 00:14:53,359 俺の魔法が…! 200 00:14:53,359 --> 00:14:56,028 飲みこまれてる! 201 00:14:56,028 --> 00:14:59,866 なんか 僕…。 どうした? アニク。 202 00:14:59,866 --> 00:15:04,470 また体調が…。 おい アニク! 大丈夫か! 203 00:15:04,470 --> 00:15:07,140 うぅっ…。 うぅっ…。 204 00:15:07,140 --> 00:15:09,976 《これって あのときと一緒。 205 00:15:09,976 --> 00:15:14,480 あのときは ミナミ先生が止めてくれたけど…。 206 00:15:14,480 --> 00:15:16,649 ああ… どうしよう》 207 00:15:16,649 --> 00:15:19,652 うっ うっ…。 あっ…。 208 00:15:19,652 --> 00:15:22,155 《私がやるしかない!》 209 00:15:22,155 --> 00:15:28,161 ♪~ 210 00:15:28,161 --> 00:15:31,664 うん! あっ…! 211 00:15:31,664 --> 00:15:34,367 えっ… 何!? 212 00:15:41,007 --> 00:15:44,510 ううっ…。 あっ うう…。 213 00:15:44,510 --> 00:15:48,181 ユズ! 大丈夫!? どこかケガしてない? 214 00:15:48,181 --> 00:15:50,183 あっ… クルミ…。 215 00:15:50,183 --> 00:15:52,518 (キョウ/アスカ)ああ…。 216 00:15:52,518 --> 00:15:56,022 ああ…。 おっ! あっ? 217 00:15:59,358 --> 00:16:01,360 誰…? 218 00:16:03,462 --> 00:16:07,133 大丈夫ですか? えっ… あなたは…! 219 00:16:07,133 --> 00:16:11,137 だ… 誰 この人!? 暗闇のルシファーか! 220 00:16:13,139 --> 00:16:15,808 皆さん ご安心ください。 221 00:16:15,808 --> 00:16:21,647 私は ここを守る… そう… 門番とでも言っておこうか…。 222 00:16:21,647 --> 00:16:26,652 門番? 最近 妙に魔素が暴れていてね➡ 223 00:16:26,652 --> 00:16:29,489 監視を強めていたのだが…。 224 00:16:29,489 --> 00:16:32,158 では 俺たちを助けてくれたのは…。 225 00:16:32,158 --> 00:16:37,663 ああ 私は君たちを守るだけでなく レットランの魔素…。 226 00:16:37,663 --> 00:16:40,666 (一同)ああ…? ニャーニャーニャー ニャー。 227 00:16:40,666 --> 00:16:42,835 えっ!? 保健の先生!? 228 00:16:42,835 --> 00:16:45,338 ニャーニャー ニャーニャー。 229 00:16:45,338 --> 00:16:48,508 何言ってるか さっぱりわからないわ。 230 00:16:48,508 --> 00:16:51,010 ニャー! 231 00:16:51,010 --> 00:16:53,179 ああ…。 行っちゃったわ。 232 00:16:53,179 --> 00:16:55,681 あいや~! (拍子木の音) 233 00:16:55,681 --> 00:17:01,287 謎はぁ~ お蔵入り~! 234 00:17:01,287 --> 00:17:07,627 にゃんとも わからん! 猫だけに~! ニャニャ! 235 00:17:07,627 --> 00:17:09,629 しゃれてるね アニク。 236 00:17:09,629 --> 00:17:11,964 キョウきゅん。 フフ…。 237 00:17:11,964 --> 00:17:14,967 《それにしても 気になる…》 238 00:17:17,803 --> 00:17:21,307 《なぜ 俺の魔法が 飲みこまれたのか…》 239 00:17:21,307 --> 00:17:27,480 《結局 今夜起こった出来事が 何がなんだかわからないまま➡ 240 00:17:27,480 --> 00:17:33,653 私たちは気分一新 カウントダウンパーティーの 続きをすべく 寮に戻りました》 241 00:17:33,653 --> 00:17:37,323 さあ 年越しまで あと20秒! 242 00:17:37,323 --> 00:17:40,326 禁忌の果実よ 今こそ実りのときだ! 243 00:17:40,326 --> 00:17:44,330 わあ いよいよカウントダウンだね。 244 00:17:44,330 --> 00:17:47,500 キョウくん? えっ… あっ ああ…。 245 00:17:47,500 --> 00:17:51,003 さあ みんなで! 魔界の扉オープンまで…。 246 00:17:51,003 --> 00:17:53,005 5秒前! 4! 247 00:17:53,005 --> 00:17:56,008 3! 2! 1! 248 00:17:56,008 --> 00:17:59,679 (一同)イエーイ! (アスカ)ハッピー ニュー イヤー! 249 00:17:59,679 --> 00:18:02,949 フフ。 クルミ 今年もよろしくね。 250 00:18:02,949 --> 00:18:05,618 うん。 こちらこそ よろしくね。 251 00:18:05,618 --> 00:18:07,620 (クラッカーの音) 252 00:18:07,620 --> 00:18:11,624 フフ…。 フフフフ…。 253 00:18:11,624 --> 00:18:16,028 (年明けの鐘の音) 254 00:18:20,967 --> 00:18:23,269 (ミナミ)年が明けたのね。 255 00:18:25,471 --> 00:18:28,975 ゲコゲコ。 さあ 彼女に会いに行くわよ。 256 00:18:28,975 --> 00:18:30,977 ゲコ。 257 00:18:32,979 --> 00:18:38,784 う~ん… う~ん…。 寒っ…。 258 00:18:48,327 --> 00:18:51,330 はあ… どうしよ これ…。 259 00:18:51,330 --> 00:18:54,333 うん? はい。 (ノック) 260 00:18:54,333 --> 00:18:59,505 私よ。 いいかしら? あっ ユズ… うん。 261 00:18:59,505 --> 00:19:02,942 おはよ。 一緒にどう? わあ! ありがとう! 262 00:19:02,942 --> 00:19:04,944 マシュマロもある! 263 00:19:06,946 --> 00:19:10,783 う… う~ん… おいしい! 264 00:19:10,783 --> 00:19:15,788 フフ… よかった。 その顔見て安心したわ。 265 00:19:15,788 --> 00:19:18,457 うん? なんだか➡ 266 00:19:18,457 --> 00:19:21,627 元気がなさそうだったから。 えっ…? 267 00:19:21,627 --> 00:19:25,965 ほら 元気のないクルミなんて とっても不気味じゃない。 268 00:19:25,965 --> 00:19:30,636 不気味? 不気味… 不気味か…。 269 00:19:30,636 --> 00:19:34,140 フフ… えっ… あれ…。 270 00:19:34,140 --> 00:19:37,810 あっ… うん…。 271 00:19:37,810 --> 00:19:41,313 えっ? 魔法使いになる約束? 272 00:19:41,313 --> 00:19:45,651 うん。 でも その約束 守れなかった…。 273 00:19:45,651 --> 00:19:49,488 あっ そうだ! これ ユズは魔法使えるし➡ 274 00:19:49,488 --> 00:19:52,658 ユズが持ってたほうが! えっ 何言ってるの? 275 00:19:52,658 --> 00:19:56,829 あれは たまたまだって…。 ううん ユズならできる! 276 00:19:56,829 --> 00:19:59,832 この前 ミナミ先生の言ってた 古代魔法➡ 277 00:19:59,832 --> 00:20:03,335 使うことができたじゃん! だったら クルミだって! 278 00:20:03,335 --> 00:20:08,007 私は もういいの。 ほら 新しい年になったわけだしさ➡ 279 00:20:08,007 --> 00:20:11,343 魔法使いの夢は きれいさっぱり忘れて➡ 280 00:20:11,343 --> 00:20:13,679 新しい夢を探す! えっ…。 281 00:20:13,679 --> 00:20:18,184 よ~し 気持ちを入れ替えて 今年は頑張るぞ~! 282 00:20:18,184 --> 00:20:23,856 タンバリンでガンバ! ああ… クルミ…。 283 00:20:23,856 --> 00:20:30,362 (クルミのおばあちゃん)まあ クルミが? う~ん それは困ったわ。 284 00:20:33,199 --> 00:20:35,534 どうしたらいいのかしら。 285 00:20:35,534 --> 00:20:38,871 本来 あの子には 宿っているはずなのに➡ 286 00:20:38,871 --> 00:20:41,540 自分の能力に まったく気付いてない…。 287 00:20:41,540 --> 00:20:46,045 むしろ 自信を失ってる…。 ゲコゲコ。 288 00:20:46,045 --> 00:20:51,717 クルミは魔法使いになるべくして 生まれてきたはずなのに。 289 00:20:51,717 --> 00:20:56,388 フフ あなたも レットラン首席卒業だものね。 290 00:20:56,388 --> 00:21:00,993 はあ… 遠い昔の話よ。 291 00:21:00,993 --> 00:21:07,333 それに あの子には 私以上の力が 秘められているはず。 292 00:21:07,333 --> 00:21:14,507 この土地のあらゆるエネルギーが クルミの体内に宿っている…。 293 00:21:14,507 --> 00:21:20,513 それは いつか 強力な 古代魔法となって現れる…。 294 00:21:20,513 --> 00:21:25,184 ええ。 彼女が早く それに気付いてくれれば…。 295 00:21:25,184 --> 00:21:27,686 ゲコゲコ。 296 00:21:27,686 --> 00:21:31,190 ふう… あったまるな。 297 00:21:31,190 --> 00:21:36,028 ジンジャーティーにしたからね。 298 00:21:36,028 --> 00:21:43,035 新年… か。 なんだか悪い予感がする…。 299 00:21:43,035 --> 00:21:47,373 フフ。 ここで終わるわけには いかないよ。 300 00:21:47,373 --> 00:21:53,045 むしろ ここから始まるんだ… クルミお姉ちゃん。 301 00:21:53,045 --> 00:21:58,050 《魔法使いさん 私 新しい年を迎えて決めました! 302 00:21:58,050 --> 00:22:03,355 魔法使いは きっぱり諦めます!》