1 00:00:03,003 --> 00:00:06,006 (ザッケローニ)こいつは しばらく起きないな。 2 00:00:06,006 --> 00:00:10,110 さて 俺は俺で仕事するか。 3 00:00:15,349 --> 00:00:17,684 なんだ… 俺目当てか? 4 00:00:17,684 --> 00:00:20,087 それとも…。 5 00:02:06,994 --> 00:02:11,498 (フィロメラ)本当に助けてくれるの? (チセ)うん。 6 00:02:11,498 --> 00:02:14,801 ホントに…。 うん。 7 00:02:19,506 --> 00:02:22,809 《アルキュオネ:あぁ… 大丈夫だ》 8 00:02:26,680 --> 00:02:30,884 アルキュオネ…。 フィロメラ様。 9 00:02:33,353 --> 00:02:35,856 フィロメラ様。 10 00:02:38,025 --> 00:02:40,027 (リズベス)どうして…。 11 00:02:43,196 --> 00:02:47,868 (リズベス)どうして何も知らない お前たちが邪魔をするというの。 12 00:02:47,868 --> 00:02:51,371 フィロメラと同じ…。 (エリアス)魔術書の影響だな。 13 00:02:51,371 --> 00:02:54,041 中身に… いや…。 14 00:02:54,041 --> 00:02:58,879 外に出てこようとしている あれに 引っ張られているんだ。 15 00:02:58,879 --> 00:03:01,815 どうして? 陣は壊して…。 16 00:03:01,815 --> 00:03:05,986 陣は きっかけ。 呼び水で 重要じゃないんだ。 17 00:03:05,986 --> 00:03:11,324 魔法も魔術も 最後の最後は 生き物の意志なんだよ。 18 00:03:11,324 --> 00:03:15,996 なんの関係もないやつらが どうして しゃしゃり出る。 19 00:03:15,996 --> 00:03:18,165 それが…。 20 00:03:18,165 --> 00:03:25,505 私が… この家がどうなろうと お前たちに なんの関係がある! 21 00:03:25,505 --> 00:03:28,341 フィロメラは いい人です。 22 00:03:28,341 --> 00:03:32,846 私のおせっかいに 「ありがとう」って言ってくれて➡ 23 00:03:32,846 --> 00:03:35,182 助言だってしてくれて…。 24 00:03:35,182 --> 00:03:37,851 でも そんな子は いっぱいいる。 25 00:03:37,851 --> 00:03:41,855 隠れて苦しんで 死にかけてる子なんて…。 26 00:03:41,855 --> 00:03:45,692 だけど! 手を伸ばせる場所にいるのに➡ 27 00:03:45,692 --> 00:03:48,361 見ないふりするのは 私が嫌だ。 28 00:03:48,361 --> 00:03:53,366 あなたが やろうとしていることは あなたにとっては道理がある。 29 00:03:53,366 --> 00:03:56,369 だけど 私には そうじゃない。 30 00:03:56,369 --> 00:04:01,141 それで こうして フィロメラが消費されるなら…。 31 00:04:01,141 --> 00:04:03,143 止めます。 32 00:04:03,143 --> 00:04:08,315 何を差し出しても取り戻したいと 願うものもないくせに! 33 00:04:08,315 --> 00:04:10,317 下がって。 34 00:04:14,321 --> 00:04:16,656 《唯一だった。 35 00:04:16,656 --> 00:04:22,496 私の かわいらしく おぞましい 唯一を…》 36 00:04:22,496 --> 00:04:27,300 奪われた! 奪われた! 37 00:04:30,504 --> 00:04:35,008 奪われたら… 奪い返さなければ! 38 00:04:37,511 --> 00:04:41,014 (うなり声) 39 00:04:44,351 --> 00:04:46,353 人狼!? 40 00:04:46,353 --> 00:04:49,022 正気に戻っているですって…。 41 00:04:49,022 --> 00:04:53,360 魔女め! お前の枷は 神様が壊してくれた! 42 00:04:53,360 --> 00:04:57,197 雷と氷に裁かれるのは お前だ。 43 00:04:57,197 --> 00:05:01,301 はっ。 子どもなど ここにはいない。 44 00:05:01,301 --> 00:05:04,805 今日 ここに帰ってくる 私の子の他には。 45 00:05:04,805 --> 00:05:09,643 お前の子どもは もう この世のどこにもいない。 46 00:05:09,643 --> 00:05:14,147 ウソだ! 誰が魔女の言うことなど 信じるものか! 47 00:05:14,147 --> 00:05:18,852 お前が隠しているんだ。 私の子を! 48 00:05:20,820 --> 00:05:22,822 あっ…。 49 00:05:25,659 --> 00:05:29,829 哀れな お方 お許しください。 50 00:05:29,829 --> 00:05:35,502 あなたに… あれを 壊されるわけにはいかない…。 51 00:05:35,502 --> 00:05:37,504 私も…。 52 00:05:39,506 --> 00:05:41,508 ん…。 53 00:05:57,023 --> 00:06:03,129 ⦅アダム:アルキュオネ お前には フィロメラの盾になってもらうよ。 54 00:06:03,129 --> 00:06:08,802 お前が誰かの悪意によって 壊れたとき それが引き金になる。 55 00:06:08,802 --> 00:06:13,306 だから あの子を 精いっぱい守ってやってくれ⦆ 56 00:06:15,642 --> 00:06:20,480 《あのとき もう一つ 核に取り付いていたのは これか》 57 00:06:20,480 --> 00:06:22,482 お前は…。 58 00:06:22,482 --> 00:06:26,319 もう二度と 君たちに会いませんように…。 59 00:06:26,319 --> 00:06:31,658 なんて あれは願ったけど やっぱり こうなったか。 60 00:06:31,658 --> 00:06:35,829 役目を全うしたね アルキュオネ。 61 00:06:35,829 --> 00:06:38,999 大変だったろう。 62 00:06:38,999 --> 00:06:43,670 いいえ。 いいえ マスター。 63 00:06:43,670 --> 00:06:47,173 これが… 私の役目ですから。 64 00:06:47,173 --> 00:06:51,177 なら僕も 役目を果たさなくちゃね。 65 00:06:53,346 --> 00:06:56,349 あっ…。 66 00:06:56,349 --> 00:06:58,852 アルキュオネ…。 67 00:06:58,852 --> 00:07:01,788 フィロメラ様…。 68 00:07:01,788 --> 00:07:05,625 おいとまを いただき… ます…。 69 00:07:05,625 --> 00:07:08,628 どうして あなたは…。 70 00:07:08,628 --> 00:07:12,132 あなた 前は そんなじゃなかった。 71 00:07:12,132 --> 00:07:16,303 だけど… 今は なんだか…。 72 00:07:16,303 --> 00:07:18,471 思い出したのです。 73 00:07:18,471 --> 00:07:23,476 私は あなたのために作られた。 74 00:07:23,476 --> 00:07:27,981 あなたが 私の理由であったはずなのに➡ 75 00:07:27,981 --> 00:07:31,785 私は あなたを守れなかった。 76 00:07:35,488 --> 00:07:40,493 出来損ないで 申し訳… ありません。 77 00:07:40,493 --> 00:07:43,330 違う… ちが…。 78 00:07:43,330 --> 00:07:49,336 (フィロメラ)代わりに… 私の記録を差し上げます。 79 00:07:49,336 --> 00:07:54,674 イリス様が… 私に記録しておくようにと。 80 00:07:54,674 --> 00:07:59,512 私には 記憶と記録の違いは わかりませんが➡ 81 00:07:59,512 --> 00:08:04,451 これが あなたのお役に 立ちます… ように。 82 00:08:04,451 --> 00:08:06,453 アルキュオネ! 83 00:08:11,291 --> 00:08:25,138 ♬~ 84 00:08:25,138 --> 00:08:28,308 あぁ…。 85 00:08:28,308 --> 00:08:35,615 これで 私がいなくても… もう… 大丈夫ですね。 86 00:08:48,161 --> 00:08:54,834 あなたの記録じゃ… あなたが足りないのに…。 87 00:08:54,834 --> 00:08:58,671 (泣き声) 88 00:08:58,671 --> 00:09:01,875 (うなり声) 89 00:09:07,614 --> 00:09:09,949 お父… さん…。 90 00:09:09,949 --> 00:09:12,619 お前なの? アダム。 91 00:09:12,619 --> 00:09:16,956 フィロメラのお父さん? 死んだはずなんじゃ…。 92 00:09:16,956 --> 00:09:20,960 僕は僕であって アダムじゃないのさ。 93 00:09:20,960 --> 00:09:23,963 これでもアダムは期待してたんだぜ。 94 00:09:23,963 --> 00:09:30,970 アルキュオネを… 孫のお守りを壊すのが あんたでないってことをさ。 95 00:09:30,970 --> 00:09:34,140 けど 結局は予想どおりになった。 96 00:09:34,140 --> 00:09:37,644 あの子でないなら 用などない! 97 00:09:40,480 --> 00:09:44,484 僕は アダムの形と記憶を 複写された呪い。 98 00:09:44,484 --> 00:09:49,155 記憶を宿した死者の影。 いわば プログラムだ。 99 00:09:49,155 --> 00:09:51,825 そんなものは届かない。 100 00:09:51,825 --> 00:09:55,995 届くのは… 逆。 101 00:09:55,995 --> 00:09:59,799 あんたにだ。 リズベス・サージェント。 102 00:10:04,003 --> 00:10:06,172 何? これは…。 103 00:10:06,172 --> 00:10:08,842 アダムの最後の嫌がらせ。 104 00:10:08,842 --> 00:10:11,010 アダムは アルキュオネに➡ 105 00:10:11,010 --> 00:10:14,681 自分を壊して フィロメラに脅威を与えるものに➡ 106 00:10:14,681 --> 00:10:17,684 報復する呪いを忍ばせた。 107 00:10:17,684 --> 00:10:20,353 だから…。 108 00:10:20,353 --> 00:10:23,189 僕は あんたを壊すべきなのさ。 109 00:10:23,189 --> 00:10:25,358 ぐっ… あぁ…。 110 00:10:25,358 --> 00:10:28,194 (ルーシー)待ちなさい。 (アイザック)ルーシー! 111 00:10:28,194 --> 00:10:31,364 まだ そいつから聞いてないことが たくさんあるの。 112 00:10:31,364 --> 00:10:34,868 これが君の敵なら ちょうどいいだろう。 113 00:10:34,868 --> 00:10:38,204 殺したいと思ったら自分で殺すわ。 114 00:10:38,204 --> 00:10:41,374 だけど 詳しい理由も聞けてないのに➡ 115 00:10:41,374 --> 00:10:43,376 勝手に殺されて➡ 116 00:10:43,376 --> 00:10:47,213 勝手に解決したみたいになるのは 我慢ならない。 117 00:10:47,213 --> 00:10:49,415 横取りしないで。 118 00:10:51,384 --> 00:10:54,387 今どき珍しく まっすぐな娘。 119 00:10:54,387 --> 00:10:57,557 フィロメラ いい友達ができたね。 120 00:10:57,557 --> 00:11:01,327 と… とも!? お父さん…。 121 00:11:01,327 --> 00:11:03,329 だけど 渡さない。 122 00:11:03,329 --> 00:11:06,833 君の憎悪もアダムには関係がない。 123 00:11:06,833 --> 00:11:09,502 僕は アダムの憎悪でできている。 124 00:11:09,502 --> 00:11:14,674 君こそ 横取りは なしだ。 ぐぅ…。 125 00:11:14,674 --> 00:11:19,679 (叫び声) 126 00:11:19,679 --> 00:11:22,182 《叫び声?》 127 00:11:25,685 --> 00:11:27,687 あれに触るな! 128 00:11:27,687 --> 00:11:29,856 持っていかれるのは 魔力だけじゃないぞ! 129 00:11:29,856 --> 00:11:32,358 ああっ! 130 00:11:37,363 --> 00:11:39,365 かえ…。 返せ! 131 00:11:39,365 --> 00:11:42,535 その女は… 私の獲物だ! 132 00:11:42,535 --> 00:11:44,537 うっ! 133 00:11:50,376 --> 00:11:52,378 あっ…。 134 00:11:52,378 --> 00:11:57,550 (モリガン)慈しみ合い 求め合うのが 親子の務めなれば➡ 135 00:11:57,550 --> 00:12:00,820 子をなぶるのも親の務め。 136 00:12:00,820 --> 00:12:05,525 親を引きずり下ろすのも 子の務めか。 137 00:12:08,995 --> 00:12:14,167 荒れ地の雌犬。 勇ましく 浅ましき母。 138 00:12:14,167 --> 00:12:16,502 よき蛮勇だ。 139 00:12:16,502 --> 00:12:20,106 薄明に叫ぶ神へ感謝を。 140 00:12:23,509 --> 00:12:28,615 女神 モリガン…。 フフッ。 141 00:12:33,019 --> 00:12:35,021 どうして ここまで? 142 00:12:35,021 --> 00:12:38,524 まだ戦は終わってなかろうて。 143 00:12:38,524 --> 00:12:44,530 在りし日の報復に 魂を浸す親と子がいるのならば➡ 144 00:12:44,530 --> 00:12:49,035 そこは 私の治める私の土地だ。 145 00:12:51,704 --> 00:12:56,042 ねぐらから はい出たか 身の程知らずめ。 146 00:12:56,042 --> 00:13:02,649 私の土地を侵すもの 時と空の果てに漂う異邦の神よ。 147 00:13:02,649 --> 00:13:06,819 今ここは私の領土 私の岸辺。 148 00:13:06,819 --> 00:13:10,323 お前に滅びの予言を授けてやろう。 149 00:13:10,323 --> 00:13:14,661 出てきてしまったか。 エリアス… あれは…。 150 00:13:14,661 --> 00:13:17,997 いわゆるところの神だそうだよ 一応ね。 151 00:13:17,997 --> 00:13:21,000 あれが…。 神ですって? 152 00:13:21,000 --> 00:13:23,503 ただし 完全ではないよ。 153 00:13:23,503 --> 00:13:27,006 モリガンのように 名を与えられていないからね。 154 00:13:27,006 --> 00:13:31,010 あの女をのみ込んだことで 出てきたんだろう。 155 00:13:31,010 --> 00:13:33,012 半端ものが。 156 00:13:41,020 --> 00:13:46,526 ただ一人のためにある呪詛よ お前の務めは まだ終わらぬ。 157 00:13:46,526 --> 00:13:48,528 わかっているだろう? 158 00:13:48,528 --> 00:13:52,198 ええ そうです。 そうだとも。 159 00:13:52,198 --> 00:13:55,368 ならば 私の爪となれ。 160 00:13:55,368 --> 00:14:00,173 あの怪物をほふる 呪いの槍となるがいい。 161 00:14:04,977 --> 00:14:08,314 あっ… お父さ…。 162 00:14:08,314 --> 00:14:13,019 それは 僕なんかに 言っていい言葉じゃないよ。 163 00:14:15,988 --> 00:14:20,660 一度の祭りで 二度も槍を振るえるとは➡ 164 00:14:20,660 --> 00:14:23,496 今日は よき日だなぁ。 165 00:14:23,496 --> 00:14:27,166 私のかんなぎ。 166 00:14:27,166 --> 00:14:33,506 名を供されたとはいえ もはや 私は忘れられた影にすぎぬ。 167 00:14:33,506 --> 00:14:38,010 こやつの滅びそのものには 私はなれぬぞ。 168 00:14:38,010 --> 00:14:40,012 えっ…。 169 00:14:47,186 --> 00:14:53,693 ふむ。 こうも枝が多いと 兵どもを呼ぶのも得策ではないな。 170 00:14:53,693 --> 00:14:59,098 ハハハハ! ルグの息子のようにはいかんか。 171 00:15:02,635 --> 00:15:05,638 (ルーシー)ちょっと! (ルツ)手助けがいるだろ。 172 00:15:07,640 --> 00:15:12,478 チセ あんた どうして笑ってるの? 173 00:15:12,478 --> 00:15:15,648 《女神の影響を 受けているのか?》 174 00:15:15,648 --> 00:15:20,987 ちょうど 獲物を追い立てる猟犬が 欲しかったところだ。 175 00:15:20,987 --> 00:15:26,159 賢い犬 好きにほえ 好きに跳ねろ。 それだけか? 176 00:15:26,159 --> 00:15:30,163 気をそらし 時を稼げば それでよい。 177 00:15:34,667 --> 00:15:37,336 ハハハハハ… アハハハ! 178 00:15:37,336 --> 00:15:49,849 ♬~ 179 00:15:49,849 --> 00:15:52,685 (アイザック)このまま なんとかしてくれるのかな? 180 00:15:52,685 --> 00:15:55,021 わからない。 でも…。 181 00:15:55,021 --> 00:15:58,191 終わらせようっていうふうには 見えないな。 182 00:15:58,191 --> 00:16:00,293 あれだけ たんか切ったくせに? 183 00:16:00,293 --> 00:16:03,296 あれは魔力を吸うの。 184 00:16:03,296 --> 00:16:06,499 神霊でも うかつに近寄れないのかも。 185 00:16:09,969 --> 00:16:13,306 気付かれた! 186 00:16:13,306 --> 00:16:16,609 アイザック! フィロメラ! 187 00:16:24,484 --> 00:16:26,586 フィロメラ 大丈夫? 188 00:16:28,654 --> 00:16:30,656 ルーシー! 189 00:16:33,993 --> 00:16:35,995 僕の中へ! 190 00:16:37,997 --> 00:16:39,999 あんた… 離して! 191 00:16:39,999 --> 00:16:44,837 ダメ。 あれに触れると こうなる。 ここにいて。 192 00:16:44,837 --> 00:16:48,174 罪滅ぼしのつもり? 193 00:16:48,174 --> 00:16:53,179 お前は まだ子どもだから。 子どもは生きなければ。 194 00:16:53,179 --> 00:16:58,851 今は 頭がはっきりしてるようね。 しゃべるな。 舌をかむ。 195 00:16:58,851 --> 00:17:01,787 どうして あの日 うちを襲ったの? 196 00:17:01,787 --> 00:17:03,789 わからない。 197 00:17:03,789 --> 00:17:06,959 けど あの本が関わっているはずだ。 198 00:17:06,959 --> 00:17:10,296 殺しの命令を受ける前 あの女は➡ 199 00:17:10,296 --> 00:17:14,300 クモのにおいが染みついた男に 本を渡していた。 200 00:17:14,300 --> 00:17:18,137 それって あいつが うちに依頼してきたってこと? 201 00:17:18,137 --> 00:17:20,139 また来た! 202 00:17:20,139 --> 00:17:22,141 私に かじりつけ。 203 00:17:26,312 --> 00:17:28,981 本当に終わりが見えないな。 204 00:17:28,981 --> 00:17:32,318 女神は何を遊んでるんだか。 205 00:17:32,318 --> 00:17:37,156 ⦅もはや私は 忘れられた影にすぎぬ。 206 00:17:37,156 --> 00:17:41,494 こやつの滅びそのものには 私はなれぬぞ⦆ 207 00:17:41,494 --> 00:17:43,663 私たちが➡ 208 00:17:43,663 --> 00:17:46,666 終わらせなきゃいけない ってことなのかもしれない。 209 00:17:46,666 --> 00:17:49,001 私たちが…。 210 00:17:49,001 --> 00:17:53,172 なるほどね。 あれを召喚したのが人間なら➡ 211 00:17:53,172 --> 00:17:56,509 送り返すのも人間ってことか。 212 00:17:56,509 --> 00:18:00,947 でも どうやって? 魔術書を介して呼び出したから➡ 213 00:18:00,947 --> 00:18:05,284 魔術書を使えばいいはず。 そのはずだよ。 214 00:18:05,284 --> 00:18:10,289 じゃあ その魔術書は 今どこに? あの中。 215 00:18:10,289 --> 00:18:13,960 おばあ様と一緒に 中にのまれた。 216 00:18:13,960 --> 00:18:16,462 チセ 私…。 217 00:18:16,462 --> 00:18:20,466 さっき あれに触れられても なんともなかった。 218 00:18:20,466 --> 00:18:23,970 きっと 私 まだ魔術書の使用者として➡ 219 00:18:23,970 --> 00:18:27,473 認められてる。 だから…。 220 00:18:27,473 --> 00:18:31,477 私なら あの本を 取り返しに行けるかも。 221 00:18:31,477 --> 00:18:33,479 そ…。 222 00:18:33,479 --> 00:18:35,982 ダメに決まってるでしょうが! 223 00:18:35,982 --> 00:18:40,486 ル… ルーシー? アイザック? 聞いてたの? 224 00:18:40,486 --> 00:18:44,156 今 あのヒトが 注意を引いてくれてる。 225 00:18:44,156 --> 00:18:47,827 そんな手足で走ったところで 吸われはしなくても➡ 226 00:18:47,827 --> 00:18:51,497 よくて 吹っ飛ばされるか 刺されるかのどっちかよ。 227 00:18:51,497 --> 00:18:54,500 バカじゃないの? でも…。 228 00:18:54,500 --> 00:18:58,170 とにかく 魔術書が戻ればいいんでしょ? 229 00:18:58,170 --> 00:19:03,943 いい? この中で あの本を扱えるのは あんただけ。 230 00:19:03,943 --> 00:19:10,616 あんたを… 損なわずに あの本を取り戻すのが最優先。 231 00:19:10,616 --> 00:19:12,952 (アイザック)それには賛成。 232 00:19:12,952 --> 00:19:16,622 フィロメラ 他に必要なものはある? 233 00:19:16,622 --> 00:19:19,959 制御するのに魔力がいるの。 234 00:19:19,959 --> 00:19:22,461 じゃあ 私を使って。 235 00:19:22,461 --> 00:19:25,297 はぁ!? 236 00:19:25,297 --> 00:19:28,300 チセ 君…。 237 00:19:28,300 --> 00:19:33,973 今回は こうするのが一番いいって 私が思うからです。 238 00:19:33,973 --> 00:19:37,143 なら 僕の魔力も使ってよ。 239 00:19:37,143 --> 00:19:39,145 はぁ…。 240 00:19:39,145 --> 00:19:42,481 黙って吸い取られるんじゃ ないなら いいわ。 241 00:19:42,481 --> 00:19:45,151 でも どうやって あの本を? 242 00:19:45,151 --> 00:19:48,988 かく乱は… たぶん有効なはずだけど。 243 00:19:48,988 --> 00:19:53,292 僕らの足じゃ難しいよ。 すぐ ミイラだ。 244 00:19:55,661 --> 00:19:57,663 何? 245 00:19:57,663 --> 00:19:59,999 女神! 切りがないぞ! 246 00:19:59,999 --> 00:20:03,502 そろそろ 踊るだけでは つまらんな。 247 00:20:03,502 --> 00:20:08,307 《人の子らが動くか待ったが 潮時か…》 248 00:20:13,179 --> 00:20:18,184 チセ。 君は本当に 僕に遠慮がなくなったね。 249 00:20:18,184 --> 00:20:22,188 「立っている者は親でも使え」 なんて言葉が➡ 250 00:20:22,188 --> 00:20:25,891 日本には あるんです。 まったく…。 251 00:20:27,860 --> 00:20:29,862 こっちよ! 252 00:20:31,864 --> 00:20:35,668 フィロメラ あの本がどこにあるか わかる? 253 00:20:40,039 --> 00:20:43,542 大きな目玉の… 中! 254 00:20:46,045 --> 00:20:48,714 嵐を手繰る東の王。 255 00:20:48,714 --> 00:20:53,219 その御手によりて 暴虐の耳を塞ぎ➡ 256 00:20:53,219 --> 00:20:57,890 その王冠を以て 悪辣の眼を曇らせ➡ 257 00:20:57,890 --> 00:21:04,196 その吐息にて 霧のかなたへと 養い子を送れ。 258 00:21:10,669 --> 00:21:12,838 ここ! モリガン! 259 00:21:12,838 --> 00:21:16,175 ここに あなたの槍のひと裂きを! 260 00:21:16,175 --> 00:21:22,181 幼子の懸命な無心ならば かなえぬわけにもいかぬなぁ。 261 00:21:22,181 --> 00:21:26,185 時の亡骸 塵芥を踏むものよ。 262 00:21:26,185 --> 00:21:30,189 呪いの味を知るときだ。 263 00:21:30,189 --> 00:21:33,859 (叫び声) 264 00:21:33,859 --> 00:21:35,861 あっ…。 265 00:22:09,328 --> 00:22:11,330 うっ…。 266 00:22:15,334 --> 00:22:18,037 魔力が…。