1 00:00:02,010 --> 00:00:07,015 <200年前 イスターシバと チャイルドマン・パウダーフィールドの間で→ 2 00:00:07,015 --> 00:00:10,518 一つの盟約が結ばれた。 3 00:00:10,518 --> 00:00:14,689 我らの目的は 滅びを止めること。 4 00:00:14,689 --> 00:00:19,027 母の遺言 イスターシバの盟約に従い→ 5 00:00:19,027 --> 00:00:22,030 チャイルドマンは 後継者を育てた> 6 00:01:57,200 --> 00:01:59,870 (マリア)私たちの世界を 滅ぼしてしまうのは→ 7 00:01:59,870 --> 00:02:04,875 女神だけじゃない。 聖域が この大陸を捨てるのよ。 8 00:02:04,875 --> 00:02:11,048 (マリア)あと10日以内… 女神が結界に侵入してくる前に。 9 00:02:11,048 --> 00:02:14,384 《オーフェン:聖域は 自分たちだけ 助かろうとしている。 10 00:02:14,384 --> 00:02:17,888 聖域に その計画を 遂行させるわけにはいかない。 11 00:02:17,888 --> 00:02:21,391 だが とりあえず 今の俺にできるのは→ 12 00:02:21,391 --> 00:02:24,394 こちらと 聖域 双方の犠牲を減らすように→ 13 00:02:24,394 --> 00:02:26,730 立ち回ることくらいか》 14 00:02:26,730 --> 00:02:30,066 (クリーオウ)オーフェン。 あのね レキが→ 15 00:02:30,066 --> 00:02:33,737 そろそろ進みにくくなるから 気をつけてねって。 16 00:02:33,737 --> 00:02:37,574 (オーフェン)わかった。 みんなに伝えてくる。 17 00:02:37,574 --> 00:02:40,243 (マジク)あの イザベラさん…。 (イザベラ)ん? 18 00:02:40,243 --> 00:02:43,747 (マジク)僕は 魔術士として 一人前になりたいって→ 19 00:02:43,747 --> 00:02:46,750 思ってました。 オーフェンさんみたいな。 20 00:02:46,750 --> 00:02:49,252 (マジク)ここにいるのは みんな 大陸で最高位の→ 21 00:02:49,252 --> 00:02:54,024 黒魔術士なんですよね? なのに あまりにも…。 22 00:02:54,024 --> 00:02:56,626 (イザベラ)そうね 惨めね。 23 00:02:59,029 --> 00:03:01,031 どうしたの? キリランシェロくん。 24 00:03:01,031 --> 00:03:04,534 レキが警戒している。 進みにくくなるって…。 25 00:03:04,534 --> 00:03:06,536 (3人)おぉっ!? 26 00:03:06,536 --> 00:03:08,538 (3人)うわぁ! 27 00:03:08,538 --> 00:03:11,708 うわっ! うっ。 大丈夫ですか!? 28 00:03:11,708 --> 00:03:14,044 うぅ… 大丈夫じゃないわ。 29 00:03:14,044 --> 00:03:17,047 (オーフェン)いったい何が起きたんだ? (プルートー)こっちが聞きたい。 30 00:03:17,047 --> 00:03:19,649 いきなり はじき飛ばされたんだ。 31 00:03:24,721 --> 00:03:27,724 ((アルマゲスト:結界か。 ディープ・ドラゴンを止める力が→ 32 00:03:27,724 --> 00:03:32,062 聖域にあるとすれば フェアリー・ドラゴン種族の…)) 33 00:03:32,062 --> 00:03:34,397 精霊魔術…。 34 00:03:34,397 --> 00:03:38,735 精霊魔術だと? だとしたら 決して通れないぞ? 35 00:03:38,735 --> 00:03:42,405 いや レキは 進みにくくなると言っただけだ。 36 00:03:42,405 --> 00:03:46,610 (オーフェン)何か方法があるんだ。 結界を突破するための方法が。 37 00:03:58,188 --> 00:04:03,527 なんじ どうやって直接 ここに空間転移してきたのか。 38 00:04:03,527 --> 00:04:07,697 (レティシャ)チャイルドマン・パウダーフィールドの 盟約の力によって。 39 00:04:07,697 --> 00:04:10,033 イスターシバの盟約のことか。 40 00:04:10,033 --> 00:04:12,035 (プリーニア)なんじが 持ってきたという→ 41 00:04:12,035 --> 00:04:14,204 オーリオウルの遺言とはなんだ? 42 00:04:14,204 --> 00:04:17,207 その前に 確認したいことがあります。 43 00:04:17,207 --> 00:04:21,378 どうして ドラゴン種族の聖域を 人間種族である あなたたちが→ 44 00:04:21,378 --> 00:04:24,214 支配しているのですか? 45 00:04:24,214 --> 00:04:27,050 そのような質問は ぶしつけであろう。 46 00:04:27,050 --> 00:04:30,220 では この聖域には どれだけのドラゴン種族が→ 47 00:04:30,220 --> 00:04:33,056 残っているのですか? 48 00:04:33,056 --> 00:04:35,058 皆無であろうよ。 49 00:04:35,058 --> 00:04:39,896 ディープ・ドラゴン種族は 聖域よりも 盟約を優先した。 50 00:04:39,896 --> 00:04:42,399 (プリーニア)ウォー・ドラゴン種族は 地人自治領に→ 51 00:04:42,399 --> 00:04:44,568 ぶざまに転がっている。 52 00:04:44,568 --> 00:04:48,071 フェアリー・ドラゴン種族は まるで生けるしかばねだ。 53 00:04:48,071 --> 00:04:50,840 ミスト・ドラゴン種族も またしかり。 54 00:04:50,840 --> 00:04:54,177 レッド・ドラゴン種族は 他にすることがないが故に→ 55 00:04:54,177 --> 00:04:56,179 従っているにすぎぬ。 56 00:04:56,179 --> 00:04:59,849 つまるところ 現在の聖域の力では→ 57 00:04:59,849 --> 00:05:04,020 女神に対抗するのは 不可能だということですね? 58 00:05:04,020 --> 00:05:07,023 まるで ひと事だな。 天魔の魔女よ。 59 00:05:10,360 --> 00:05:14,197 キムラックで貴様が 余計な手出しをしたせいで→ 60 00:05:14,197 --> 00:05:17,033 オーリオウルと 女神との均衡が破れ→ 61 00:05:17,033 --> 00:05:19,336 今回の破局を 招いたのではないか! 62 00:05:29,879 --> 00:05:32,215 (アザリー)あれは 無駄ではなかったわ。 63 00:05:32,215 --> 00:05:36,386 いや 無駄だ。 何もかも無駄だったのだ。 64 00:05:36,386 --> 00:05:40,223 フッ なんじの質問に答えてやろう。 65 00:05:40,223 --> 00:05:45,061 なぜ 我ら人間種族が 聖域を支配しているのか。 66 00:05:45,061 --> 00:05:47,731 天人種族が滅んだからだ。 67 00:05:47,731 --> 00:05:51,001 天人たちは 種の滅亡を防ごうとしたが→ 68 00:05:51,001 --> 00:05:55,672 死者蘇生装置 人体改造 人造人間→ 69 00:05:55,672 --> 00:05:58,842 すべてが失敗した。 気がつけば→ 70 00:05:58,842 --> 00:06:03,346 聖域を管理できるのは 働き手として聖域に招かれた→ 71 00:06:03,346 --> 00:06:05,682 我らだけになっていた。 72 00:06:05,682 --> 00:06:11,521 何十世代と この聖域に暮らし 今更 外界になど出られぬ。 73 00:06:11,521 --> 00:06:16,359 (プリーニア)そして アイルマンカー玄室の 始祖魔術士たちが滅びれば→ 74 00:06:16,359 --> 00:06:19,863 天人種族の 魔術そのものが消滅する。 75 00:06:19,863 --> 00:06:23,199 その前に 早く魔王を召喚しないと。 76 00:06:23,199 --> 00:06:25,702 無駄だ 天魔の魔女よ。 77 00:06:25,702 --> 00:06:29,873 魔王の召喚など 天人種族の 最後の妄想にすぎぬ。 78 00:06:29,873 --> 00:06:32,542 試してみる価値はあるでしょう? 79 00:06:32,542 --> 00:06:35,545 あなたたちも 助かりたければね。 80 00:06:35,545 --> 00:06:40,884 第二世界図塔は あいにく 召喚機を扱える術者がいない。 81 00:06:40,884 --> 00:06:45,388 (プリーニア)かつて 我々は 召喚術者を人工的に造り出した。 82 00:06:45,388 --> 00:06:49,726 ネットワークの理想化人格を 凝縮した 超人を。 83 00:06:49,726 --> 00:06:52,128 だが 連れ去られた。 84 00:06:53,997 --> 00:06:56,666 最接近領の領主がいるわ。 85 00:06:56,666 --> 00:06:59,502 (プリーニア)我らの興味は そこではない。 86 00:06:59,502 --> 00:07:01,838 我らは なんじの質問に応じた。 87 00:07:01,838 --> 00:07:04,174 次は なんじが答えよ。 88 00:07:04,174 --> 00:07:06,509 結界をも超える盟約は→ 89 00:07:06,509 --> 00:07:11,514 アイルマンカー玄室の扉も 開かせるものなのか? 90 00:07:11,514 --> 00:07:14,184 フッ。 91 00:07:14,184 --> 00:07:16,186 (笑い声) 92 00:07:16,186 --> 00:07:18,188 (ロッテーシャ)幽霊? まさか。 93 00:07:18,188 --> 00:07:20,458 (ハーティア)ウソみたいな話だろ? でも本当なんだ。 94 00:07:20,458 --> 00:07:23,860 無慈悲で 横暴で 情け容赦ない→ 95 00:07:23,860 --> 00:07:26,196 悪魔のような幽霊に脅されて→ 96 00:07:26,196 --> 00:07:29,032 気がついたら ここに来てたんだよ。 97 00:07:29,032 --> 00:07:31,868 (ハーティア)まぁ 昔から そういう人だったけどね。 98 00:07:31,868 --> 00:07:33,870 単におもしろいからって理由で→ 99 00:07:33,870 --> 00:07:36,039 しょっちゅう デートの邪魔されたし。 100 00:07:36,039 --> 00:07:38,041 (ロッテーシャ)ウフフ おもしろい人ね。 101 00:07:38,041 --> 00:07:40,377 (扉の開く音) 102 00:07:40,377 --> 00:07:42,378 (ハーティア)やぁ お待たせ。 103 00:07:42,378 --> 00:07:44,381 (エド)どうして お前 5分足らずで→ 104 00:07:44,381 --> 00:07:48,218 あれと打ち解けてるんだ。 美人だから。 105 00:07:48,218 --> 00:07:51,154 イッタ! なんで蹴るんだよ! 106 00:07:51,154 --> 00:07:54,491 言っただろう。 あれは人間ではない。 107 00:07:54,491 --> 00:07:59,162 ある目的のために 聖域が製造した人造人間だ。 108 00:07:59,162 --> 00:08:02,499 (エド)未来を予知し ネットワークを欺まんして→ 109 00:08:02,499 --> 00:08:04,834 周りにいる人間や 生物を支配して→ 110 00:08:04,834 --> 00:08:06,836 利用もできる。 危険な…。 111 00:08:06,836 --> 00:08:09,172 (ハーティア)いいじゃないか 支配されても。 112 00:08:09,172 --> 00:08:13,510 美人なんだから。 お前は アホだろう。 113 00:08:13,510 --> 00:08:15,512 あ… 待てよ。 114 00:08:15,512 --> 00:08:18,681 レティシャが司祭の注意を くぎづけにしている間に→ 115 00:08:18,681 --> 00:08:21,017 聖域を掌握しておきたい。 116 00:08:21,017 --> 00:08:23,019 俺は これから武器を用意する。 117 00:08:25,188 --> 00:08:27,357 (ハーティア)すでに 用意してるじゃないか。 118 00:08:27,357 --> 00:08:30,193 もっと本格的な兵器だ。 119 00:08:30,193 --> 00:08:32,862 十三使徒が聖域に到達したら→ 120 00:08:32,862 --> 00:08:35,698 ソイツらとも 対立することになるかもしれん。 121 00:08:35,698 --> 00:08:37,867 プルートーは手ごわい相手だ。 122 00:08:37,867 --> 00:08:41,371 確実に勝つためには 準備が必要だ。 123 00:08:41,371 --> 00:08:43,573 キリランシェロとも? 124 00:08:46,042 --> 00:08:48,711 (エド)加勢してくれるつもりは ないんだろう? 125 00:08:48,711 --> 00:08:51,981 (ハーティア)あぁ 悪いけど 僕は中立でいく。 126 00:08:51,981 --> 00:08:54,651 そう言うだろうと 思ったよ。 127 00:08:54,651 --> 00:08:57,554 代わりに… ここへ行ってくれないか。 128 00:09:00,323 --> 00:09:04,828 すごいな。 ロッテーシャに調べさせた。 129 00:09:04,828 --> 00:09:08,331 調べさせた か。 なんで あんな美人が→ 130 00:09:08,331 --> 00:09:11,334 お前と結婚するのか まったくわからない。 131 00:09:11,334 --> 00:09:13,503 不公平だ。 132 00:09:13,503 --> 00:09:15,505 結婚は成立していない。 133 00:09:15,505 --> 00:09:19,509 (ハーティア)え? 俺の戸籍は偽造したものだ。 134 00:09:19,509 --> 00:09:21,511 それじゃ 結婚詐欺じゃないか! 135 00:09:21,511 --> 00:09:24,347 (エド)彼女の戸籍も 偽造したものだった。 136 00:09:24,347 --> 00:09:27,016 あ… そう。 137 00:09:27,016 --> 00:09:29,352 あ でも  彼女のことが好きだったから→ 138 00:09:29,352 --> 00:09:33,022 結婚したんだろ? そう操られていたんだ。 139 00:09:33,022 --> 00:09:35,692 そうか? コルゴンは 嫌いなことは→ 140 00:09:35,692 --> 00:09:37,694 絶対にしないじゃないか。 141 00:09:41,865 --> 00:09:46,536 うぅっ! うっ う…。 142 00:09:46,536 --> 00:09:50,540 あっ うわぁ~! 引き寄せる運命! 143 00:09:50,540 --> 00:09:52,542 あっ…。 144 00:09:52,542 --> 00:09:54,544 うっ。 145 00:09:58,214 --> 00:10:02,051 (プルートー)やはり無理か。 (爆発音) 146 00:10:02,051 --> 00:10:04,053 はぁ~! (2人)うわぁ! 147 00:10:04,053 --> 00:10:06,055 奇襲だ~! 148 00:10:08,224 --> 00:10:10,226 クソッ…。 149 00:10:22,238 --> 00:10:25,408 (ハーティア)抜き足 差し足…。 150 00:10:25,408 --> 00:10:29,412 これ言いながらだと 静かに歩ける僕ってすごいね。 151 00:10:31,581 --> 00:10:35,251 え~と 次は… ふむふむ。 152 00:10:35,251 --> 00:10:39,756 この時間だと 司祭は 第230から256通路の→ 153 00:10:39,756 --> 00:10:43,259 連結維持作業を しないといけないから→ 154 00:10:43,259 --> 00:10:45,962 こちら側の監視がいなくなる と。 155 00:10:48,431 --> 00:10:51,935 5 3 9… ほいっと。 156 00:10:56,205 --> 00:10:58,708 ここか。 157 00:10:58,708 --> 00:11:01,044 ((エド:司祭たちが 決して監視を外さない場所が→ 158 00:11:01,044 --> 00:11:05,348 2か所ある。 一つが アイルマンカー玄室の扉だ)) 159 00:11:07,717 --> 00:11:10,720 《ハーティア:言っとくけど コルゴンの 手助けをしたんじゃないよ。 160 00:11:10,720 --> 00:11:13,389 僕は中立でいく。 161 00:11:13,389 --> 00:11:16,392 これは まぁ… 昔のよしみかな》 162 00:11:23,399 --> 00:11:25,902 えぇっと… どうも。 163 00:11:25,902 --> 00:11:28,905 なんじは 例の侵入者の一人か。 164 00:11:28,905 --> 00:11:31,074 あなたたちは司祭様? 165 00:11:31,074 --> 00:11:34,911 さよう。 我らは聖域を奉る司祭である。 166 00:11:34,911 --> 00:11:36,913 なんじ どうやって ここに現れた? 167 00:11:36,913 --> 00:11:39,916 さぁ… ちょっと迷ってしまって。 168 00:11:39,916 --> 00:11:42,919 なんじを拘束する。 169 00:11:42,919 --> 00:11:45,121 あ あっ…。 170 00:11:49,092 --> 00:11:51,361 ((エド:ここに 侵入者が現れれば→ 171 00:11:51,361 --> 00:11:53,363 司祭たちは面食らって→ 172 00:11:53,363 --> 00:11:56,566 もう一つの急所の監視を 緩める可能性がある)) 173 00:11:59,202 --> 00:12:03,206 ((エド:その隙をついて 俺は そちらを押さえる)) 174 00:12:03,206 --> 00:12:06,376 (うめき声) 175 00:12:06,376 --> 00:12:10,213 フン! 我は跳ぶ 天の銀嶺! 176 00:12:10,213 --> 00:12:13,716 フンッ! 177 00:12:13,716 --> 00:12:17,053 我は放つ 光の…。 178 00:12:17,053 --> 00:12:19,055 消えた!? 179 00:12:19,055 --> 00:12:22,225 (足音) 180 00:12:22,225 --> 00:12:24,560 はぁっ! どわっ! 181 00:12:24,560 --> 00:12:27,897 オーフェンさん! 我は放つ…。 182 00:12:27,897 --> 00:12:29,899 んっ! 183 00:12:29,899 --> 00:12:31,901 あ… ぎゃ~! 184 00:12:34,237 --> 00:12:36,239 (オーフェン)イザベラ! マジクを頼む! 185 00:12:36,239 --> 00:12:38,241 (イザベラ)わかったわ! 186 00:12:38,241 --> 00:12:40,643 うお~! 187 00:12:42,912 --> 00:12:45,114 ぬうっ! 188 00:12:47,083 --> 00:12:49,585 我は築く 太陽の尖塔! 189 00:12:51,688 --> 00:12:54,190 (ほうこう) 190 00:13:02,865 --> 00:13:05,068 ハァ…。 191 00:13:08,371 --> 00:13:12,675 (うめき声) 192 00:13:16,379 --> 00:13:21,884 《オーフェン:レキの力を考えれば 俺たちなんか必要もないはず。 193 00:13:21,884 --> 00:13:24,720 なのに 俺たちを 守ってくれている。 194 00:13:24,720 --> 00:13:28,391 きっと レキが俺たちを 必要としている理由が→ 195 00:13:28,391 --> 00:13:30,393 あるはずなんだ。 196 00:13:30,393 --> 00:13:34,230 レキが やろうとしていること…》 197 00:13:34,230 --> 00:13:37,066 キリランシェロと 十三使徒は 相変わらず→ 198 00:13:37,066 --> 00:13:40,236 精霊魔術の結界で 足止めされているわ。 199 00:13:40,236 --> 00:13:42,905 結界を通る条件を 知ってるのなら→ 200 00:13:42,905 --> 00:13:45,742 あなたが行って 教えてあげればいいでしょう。 201 00:13:45,742 --> 00:13:48,411 今は この こう着状態が必要よ。 202 00:13:48,411 --> 00:13:51,681 司祭たちの注意を 集めるためにね。 203 00:13:51,681 --> 00:13:56,352 もうまもなくよ。 あれが大陸に侵入を果たすのは。 204 00:13:56,352 --> 00:13:58,688 とても正気とは思えないわ。 205 00:13:58,688 --> 00:14:01,524 聖域が 大陸全部を切り捨てて→ 206 00:14:01,524 --> 00:14:05,361 自分たちだけ助かろうなんて 身勝手すぎるわ。 207 00:14:05,361 --> 00:14:08,531 私には わかる気がするけど。 208 00:14:08,531 --> 00:14:10,533 どういう意味? 209 00:14:10,533 --> 00:14:14,036 彼女たちにとって 本当は 助かることなんて→ 210 00:14:14,036 --> 00:14:16,372 大して重要じゃないんでしょう。 211 00:14:16,372 --> 00:14:19,876 聖域に閉じこもって ただ 結界を維持するために→ 212 00:14:19,876 --> 00:14:22,545 あがき続ける毎日…。 213 00:14:22,545 --> 00:14:27,550 (アザリー)外の住人は何も知らずに 気ままに人生をおう歌してる。 214 00:14:27,550 --> 00:14:30,052 司祭たちが ざまぁと言ったところで→ 215 00:14:30,052 --> 00:14:32,054 私は驚かないわね。 216 00:14:32,054 --> 00:14:35,224 でも こんな卑しい話ある? 217 00:14:35,224 --> 00:14:37,560 (アザリー)あなたも 一度 怪物の姿になってみれば→ 218 00:14:37,560 --> 00:14:40,396 わかるわよ。 219 00:14:40,396 --> 00:14:45,568 怪物から戻った途端に 先生や 仲間を殺したことを→ 220 00:14:45,568 --> 00:14:47,904 後悔し始めたのよ。 221 00:14:47,904 --> 00:15:03,686 ♪♪~ 222 00:15:03,686 --> 00:15:06,856 これこそ 卑しい話じゃない? 223 00:15:06,856 --> 00:15:11,527 何もかも手遅れになってから 悔やむなんて 楽なことよ。 224 00:15:11,527 --> 00:15:14,030 もう話したくない。 消えて。 225 00:15:23,039 --> 00:15:25,041 うぅ~あっ! フン! 226 00:15:25,041 --> 00:15:27,710 (マジク)うわ~! テッ テ…。 227 00:15:27,710 --> 00:15:32,215 (イザベラ)なるほど。 キリランシェロくんは あなたに まだ→ 228 00:15:32,215 --> 00:15:34,884 体捌きも教えてないのね。 229 00:15:34,884 --> 00:15:37,386 習ったのは魔術の制御法だけ? 230 00:15:37,386 --> 00:15:40,389 はい。 でも それは僕が…。 231 00:15:40,389 --> 00:15:43,726 魔術士の憂鬱ね。 え? 232 00:15:43,726 --> 00:15:46,562 壁に当たって 悩み始めた魔術士のことを→ 233 00:15:46,562 --> 00:15:48,564 そういうふうに呼ぶのよ。 234 00:15:48,564 --> 00:15:52,335 誰もが通る道よ。 私だって キリランシェロくんだって…。 235 00:15:52,335 --> 00:15:54,837 そのうち気付くのね。 背伸びしたって→ 236 00:15:54,837 --> 00:15:58,174 大して 遠くが 見えるわけじゃないって。 237 00:15:58,174 --> 00:16:01,177 現状に満足しろってことですか? 238 00:16:01,177 --> 00:16:04,513 (イザベラ)いいえ。 背伸びしたまま歩ける人は→ 239 00:16:04,513 --> 00:16:07,683 いないってことよ。 きちんと歩いていけば→ 240 00:16:07,683 --> 00:16:10,186 いつか 見たい風景が見つけられる。 241 00:16:10,186 --> 00:16:14,357 イザベラさんは 今は 見たいものを見てるんですか? 242 00:16:14,357 --> 00:16:16,692 ここは違うわね。 243 00:16:16,692 --> 00:16:19,695 (イザベラ)でも 死んでしまった 仲間のことを思えば→ 244 00:16:19,695 --> 00:16:24,600 私は今 ここにいることを 誇りに思うべきなんでしょう。 245 00:16:27,370 --> 00:16:30,373 あの 目的地に 着くまででいいですから→ 246 00:16:30,373 --> 00:16:32,541 僕に何か 一手 教えてください! 247 00:16:32,541 --> 00:16:35,211 え? 今の僕じゃ→ 248 00:16:35,211 --> 00:16:38,214 誰も守ることができない。 249 00:16:38,214 --> 00:16:42,718 この間の襲撃でも 結局 守ってもらってばかりでした。 250 00:16:42,718 --> 00:16:45,554 だから 必要とあれば 人を止められる技を→ 251 00:16:45,554 --> 00:16:48,724 一つ教えてほしいんです! 252 00:16:48,724 --> 00:16:50,927 いいわ。 253 00:16:52,828 --> 00:16:56,499 私は しちめんどくさい弟子なんて 取るつもりはないわ。 254 00:16:56,499 --> 00:16:59,669 教えてあげられるのは ちょっとした技術だけ。 255 00:16:59,669 --> 00:17:02,338 それをどこで使うかは あなた次第よ。 256 00:17:02,338 --> 00:17:04,840 はい! あと 断っておくけど→ 257 00:17:04,840 --> 00:17:10,846 私は キリランシェロくんと違って 優しい教え方はできないから。 258 00:17:10,846 --> 00:17:14,350 (プルートー)聖域を傷つけずに 聖域を手に入れる? 259 00:17:14,350 --> 00:17:17,353 抽象的だな。 わかりやすく話せ。 260 00:17:17,353 --> 00:17:20,022 レキの意図とは何か 考えてたのさ。 261 00:17:20,022 --> 00:17:22,858 聖域へは レキが連れていってくれる。 262 00:17:22,858 --> 00:17:27,196 だが レキにできないのは 他者と意思の疎通をすること。 263 00:17:27,196 --> 00:17:30,700 人間種族を代表して 聖域と交渉できる人間が→ 264 00:17:30,700 --> 00:17:34,537 必要なんだ。 貴族連盟からは領主が→ 265 00:17:34,537 --> 00:17:36,872 大陸魔術士連盟からは…。 266 00:17:36,872 --> 00:17:39,375 当然 評議員である私だ。 267 00:17:39,375 --> 00:17:42,378 聖域の設備を 使うことさえできれば→ 268 00:17:42,378 --> 00:17:44,880 領主は プランを 一つ持っている。 269 00:17:44,880 --> 00:17:47,049 ((アルマゲスト:私は 第二世界図塔を使って→ 270 00:17:47,049 --> 00:17:51,854 魔王を召喚し 現出しつつある女神を押し戻す)) 271 00:17:54,490 --> 00:17:56,659 (オーフェン)うまくいけば アイルマンカー結界の→ 272 00:17:56,659 --> 00:18:01,497 縮小なんてマネはさせずに 女神を退散させられる。 273 00:18:01,497 --> 00:18:04,333 戯曲・魔王か。 274 00:18:04,333 --> 00:18:06,836 (プルートー)魔王が 女神に勝てるという保証は? 275 00:18:06,836 --> 00:18:10,172 (オーフェン)ない。 そもそも魔王がなんなのか→ 276 00:18:10,172 --> 00:18:13,843 どんな力を持っているのか それすらわかってないんだ。 277 00:18:13,843 --> 00:18:16,178 (プルートー)女神を 殺すことができたとして→ 278 00:18:16,178 --> 00:18:18,514 残った魔王は どうすればいい? 279 00:18:18,514 --> 00:18:21,517 (オーフェン)その危険性は 領主も認識していた。 280 00:18:21,517 --> 00:18:26,355 だが 女神に対抗できる力は もう この大陸にはない。 281 00:18:26,355 --> 00:18:29,525 残念ながら これが いちばんマシな案なんだ。 282 00:18:29,525 --> 00:18:32,862 これ以上 この土地に とどまれそうにない者は→ 283 00:18:32,862 --> 00:18:36,699 王都に帰還させるべきだ。 284 00:18:36,699 --> 00:18:39,101 検討しよう。 ありがとうございます。 285 00:18:42,538 --> 00:18:46,876 サクセサー・オブ・レザー・エッジ か。 286 00:18:46,876 --> 00:18:49,879 私は お前を認めよう。 287 00:18:49,879 --> 00:18:53,315 チャイルドマン・パウダーフィールドが もし生きていたならば→ 288 00:18:53,315 --> 00:18:57,019 お前が立っている まさに その場所に いることだろう。 289 00:19:04,493 --> 00:19:06,662 (ボルカン)ナーッハッハッハッハァ! ん? 290 00:19:06,662 --> 00:19:10,499 (ボルカン)何やら 疲れきって 死につつあるな 黒魔術士! 291 00:19:10,499 --> 00:19:13,669 (オーフェン)お前らの借金 もう返さなくていいぞ。 292 00:19:13,669 --> 00:19:16,338 (ドーチン)え? 十三使徒のヤツらと一緒に→ 293 00:19:16,338 --> 00:19:19,175 王都に帰れ。 294 00:19:19,175 --> 00:19:21,510 なんで ノーリアクションなんだ? 295 00:19:21,510 --> 00:19:24,180 か…。 な ななな なんでまた! 296 00:19:24,180 --> 00:19:26,348 (ドーチン)世界が滅んでも それだけは ありえないと→ 297 00:19:26,348 --> 00:19:30,853 思ってました。 フッ 滅びかけてるけどな。 298 00:19:30,853 --> 00:19:34,023 え? (クリーオウ)オーフェン。 299 00:19:34,023 --> 00:19:39,328 なんだ? うん 話… しようかなと思って。 300 00:19:46,035 --> 00:19:49,872 あと5日だっけ。 あぁ。 301 00:19:49,872 --> 00:19:52,708 最近 私 いろいろ考えるの。 302 00:19:52,708 --> 00:19:55,211 前は 考えてなかったみたいだな。 303 00:19:55,211 --> 00:19:58,380 あ… ん~。 あまり何も→ 304 00:19:58,380 --> 00:20:00,716 考えてなかったんじゃないかな。 305 00:20:00,716 --> 00:20:03,719 そうか? そうでもないだろ。 306 00:20:03,719 --> 00:20:08,390 オーフェンは 今 何を考えてるの? 307 00:20:08,390 --> 00:20:15,564 あの精霊魔術の結界を どうやって通るか かな。 308 00:20:15,564 --> 00:20:18,234 どうやって通れるか 考えてるんじゃなくて→ 309 00:20:18,234 --> 00:20:21,403 通れないってことを 確認してるだけだったりしない? 310 00:20:21,403 --> 00:20:24,073 ん…。 考えるって→ 311 00:20:24,073 --> 00:20:26,575 そういうことなのかなぁって。 312 00:20:29,745 --> 00:20:33,082 クリーオウ どうかしたのか? ううん。 313 00:20:33,082 --> 00:20:37,086 ごめん やっぱり オーフェン 心配事 たくさんあるよね。 314 00:20:37,086 --> 00:20:39,688 もうちょっと落ち着いてから 話すことにするね。 315 00:20:45,261 --> 00:20:48,430 ((果たして 絶望とは何か。 316 00:20:48,430 --> 00:20:51,133 答えを求めれば そこに行き着く)) 317 00:20:53,536 --> 00:20:57,873 《オーフェン:ここには 絶望しかないのか? 318 00:20:57,873 --> 00:21:00,709 そんなことはない。 319 00:21:00,709 --> 00:21:02,912 まだ5日ある》 320 00:21:06,715 --> 00:21:11,387 帰りたい… 世界なんて滅んでしまえばいい。 321 00:21:11,387 --> 00:21:15,057 あと5日… それで滅んで 惜しいものなんて→ 322 00:21:15,057 --> 00:21:18,894 私には… ない。 323 00:21:18,894 --> 00:21:21,230 あ…。 (アザリー)キリランシェロも もうそろそろ→ 324 00:21:21,230 --> 00:21:24,900 この聖域に来る。 戦い続けましょう。 325 00:21:24,900 --> 00:21:26,902 あの子だって もう いいかげん→ 326 00:21:26,902 --> 00:21:29,405 嫌になってるに決まってる。 327 00:21:29,405 --> 00:21:32,408 そうかしら。 キリランシェロの役割は→ 328 00:21:32,408 --> 00:21:35,077 彼が自分で選んだものだもの。 329 00:21:35,077 --> 00:21:38,914 ハーティアも コルゴンもね。 330 00:21:38,914 --> 00:21:42,084 行きましょう。 私たちが司祭の注意を→ 331 00:21:42,084 --> 00:21:45,588 引いていれば それだけ みんなが楽になる。 332 00:21:45,588 --> 00:21:57,600 ♪♪~