1 00:00:10,511 --> 00:00:14,515 (シン)愚か者とは 私のことを言うのでしょうね。 2 00:00:14,515 --> 00:00:26,693 ♬~ 3 00:00:26,693 --> 00:00:29,096 あなたを幸せにしたかった。 4 00:00:45,379 --> 00:00:50,384 (アノス)二千年前の悲劇は もう幕引きだ。 5 00:00:50,384 --> 00:00:53,587 (アノス)これから すべてを取り返しに行くぞ。 6 00:02:38,358 --> 00:02:42,529 (メルヘイス)逆賊アノス・ヴォルディゴード。 7 00:02:42,529 --> 00:02:46,533 これより 白服の生徒を 1人ずつ処刑いたします。 8 00:02:46,533 --> 00:02:50,537 助けたくば 闘技場へ 1人で来なさい。 9 00:02:50,537 --> 00:02:53,540 《どうやら 理滅剣の掌握は まだのようだな》 10 00:02:53,540 --> 00:02:57,544 《レイ:まともに戦って勝つ気なら 人質の必要は ないしね》 11 00:02:57,544 --> 00:03:00,313 《エレオノール:じゃあ 目的は時間稼ぎかな?》 12 00:03:00,313 --> 00:03:03,016 《サーシャ:私たちが行くわ》 《いいだろう》 13 00:03:07,988 --> 00:03:10,323 《アノス:認識を阻害する魔法具だ。 14 00:03:10,323 --> 00:03:12,993 処刑の場に紛れ込めるだろう》 15 00:03:12,993 --> 00:03:15,495 (ミーシャ)任せて。 アイリス。 16 00:03:19,666 --> 00:03:23,003 《2人には 他の生徒の救出を任せる》 17 00:03:23,003 --> 00:03:27,174 《わかったぞ》 《ゼシア:頑張り… ます》 18 00:03:27,174 --> 00:03:29,176 《アノス:リィナは俺と来るがいい。 19 00:03:29,176 --> 00:03:32,179 精霊王が待っている》 20 00:03:32,179 --> 00:03:34,181 (リィナ)うん。 21 00:03:48,361 --> 00:03:50,664 (サーシャ)う…。 22 00:03:54,034 --> 00:03:58,205 (メルヘイス)では始めましょう。 不適合者が現れるまで➡ 23 00:03:58,205 --> 00:04:02,642 あなた方を 1人ずつ殺します。 (ざわめき) 24 00:04:02,642 --> 00:04:04,811 《やっかいなのは メルヘイスと➡ 25 00:04:04,811 --> 00:04:06,980 あの教師だけね。 今なら…》 26 00:04:06,980 --> 00:04:09,816 《待って》 27 00:04:09,816 --> 00:04:12,486 《サーシャ:気付かれた?》 《大丈夫。 28 00:04:12,486 --> 00:04:15,655 たぶん 私たちが 行動を起こすのを待ってる》 29 00:04:15,655 --> 00:04:18,492 《うかつに動けば… ってことね。》 30 00:04:18,492 --> 00:04:20,494 ニヒド。 (ニヒド)はっ。 31 00:04:20,494 --> 00:04:23,663 まずは彼女を。 (ネオン)ハッ…。 32 00:04:23,663 --> 00:04:25,832 あっ えっ? ヤダ! 33 00:04:25,832 --> 00:04:28,668 どうして! あなたが皇族ではないから➡ 34 00:04:28,668 --> 00:04:31,505 でございます。 うっ…。 35 00:04:31,505 --> 00:04:36,843 (アラミス)待ってください! 三回生のアラミス・エルティモです。 36 00:04:36,843 --> 00:04:39,513 処刑するのなら 僕を代わりに! 37 00:04:39,513 --> 00:04:42,015 転生者でございますね。 38 00:04:42,015 --> 00:04:45,185 僕は勇者です。 混血の魔族よりも➡ 39 00:04:45,185 --> 00:04:47,354 はるかに あなた方の敵でしょう。 40 00:04:47,354 --> 00:04:52,526 結構。 望みどおりにして 差し上げましょう。 41 00:04:52,526 --> 00:04:55,529 ニヒド 彼を処刑台に。 42 00:04:55,529 --> 00:04:59,032 うっ! (ニヒド)英雄気取りとは滑稽だな。 43 00:05:01,968 --> 00:05:04,070 あ… くっ。 44 00:05:10,310 --> 00:05:12,312 《アノス:メノウ》 (メノウ)あ…。 45 00:05:12,312 --> 00:05:15,649 《ヤツらの居場所はわかったか?》 《えぇ。 46 00:05:15,649 --> 00:05:18,151 アヴォス・ディルヘヴィアは式典の間に。 47 00:05:18,151 --> 00:05:20,820 精霊王は玉座の間にいる。 48 00:05:20,820 --> 00:05:23,824 でも ノウスガリアは見つからなかった》 49 00:05:23,824 --> 00:05:27,494 《アノス:十分だ。 生徒たちの 幽閉場所は知っているか?》 50 00:05:27,494 --> 00:05:30,664 《えぇ。 何か所かに 散らばってるけど》 51 00:05:30,664 --> 00:05:33,834 《では エレオノールと ゼシアを案内してくれ》 52 00:05:33,834 --> 00:05:36,837 《わかったわ》 53 00:05:36,837 --> 00:05:40,006 《レイ:精霊王と アヴォスが 別々の場所にいるのは?》 54 00:05:40,006 --> 00:05:43,009 《俺たちを二手に 分かれさせたいのだろうな。 55 00:05:43,009 --> 00:05:47,514 魔王の伝承を持つ彼女は 霊神人剣とは相性が悪い》 56 00:05:47,514 --> 00:05:50,851 《レイ:式典の間のアヴォスは 変装したノウスガリアかもしれない➡ 57 00:05:50,851 --> 00:05:53,019 ってことかい?》 《あぁ》 58 00:05:53,019 --> 00:05:55,856 《レイ:だけど 時間がない。 二手に分かれるのが➡ 59 00:05:55,856 --> 00:06:00,961 いちばん確実かな》 《そう思わせるのがヤツの狙いだ》 60 00:06:00,961 --> 00:06:02,963 (ルーシェ)反応あり! 構え! 61 00:06:02,963 --> 00:06:05,065 (ルーシェ)撃て! 62 00:06:07,300 --> 00:06:09,636 勇者カノン! くっ! 63 00:06:09,636 --> 00:06:12,305 チッ! (刺さる音) 64 00:06:12,305 --> 00:06:17,010 なぜ 貴様が シン様の魔剣を…。 65 00:06:20,814 --> 00:06:23,817 ルーシェ様! おのれ! 66 00:06:23,817 --> 00:06:27,821 愚か者たちよ。 (どよめき) 67 00:06:27,821 --> 00:06:32,492 (魔族たち)うわぁ! うぅ…。 68 00:06:32,492 --> 00:06:34,828 《アノス:やはり 二千年前の魔族たちには➡ 69 00:06:34,828 --> 00:06:37,163 洗脳の影響が強い》 70 00:06:37,163 --> 00:06:40,667 しばし そこで待て。 お前たちを支配しているデメラも➡ 71 00:06:40,667 --> 00:06:42,669 じきに解ける。 72 00:06:42,669 --> 00:06:45,171 レイ 俺は玉座の間へ向かう。 73 00:06:45,171 --> 00:06:47,574 お前は式典の間だ。 了解。 74 00:06:52,512 --> 00:06:56,016 リィナ 時がくるまでここで待て。 75 00:06:56,016 --> 00:06:58,018 うん。 76 00:07:05,458 --> 00:07:08,561 (アノス)ようやく会えたな アヴォス・ディルヘヴィア。 77 00:07:15,468 --> 00:07:17,804 (アヴォス)よく おわかりになりましたわ。 78 00:07:17,804 --> 00:07:22,475 どちらに行こうと お前は必ず 俺の前に現れる。 79 00:07:22,475 --> 00:07:24,978 (アノス)前に俺がしたことと同じだ。 80 00:07:24,978 --> 00:07:28,148 (レイ)つまり…。 ハッ。 81 00:07:28,148 --> 00:07:32,319 僕は 君が姿を現すまで 隠れていればよかった。 82 00:07:32,319 --> 00:07:36,489 式典の間へ向かったのは 偽者ということですのね。 83 00:07:36,489 --> 00:07:40,160 根源は 3つ 分けたから そこそこは本物だけど。 84 00:07:40,160 --> 00:07:43,496 フフッ あなた方が何をしようと➡ 85 00:07:43,496 --> 00:07:46,499 私はすべてを掌握していますの。 86 00:07:46,499 --> 00:07:51,004 (アヴォス)ご覧なさいな。 この生徒は 二千年前➡ 87 00:07:51,004 --> 00:07:54,007 イガレス・イジェイシカだった人物ですわね。 88 00:07:59,012 --> 00:08:01,948 彼を今から処刑いたします。 89 00:08:01,948 --> 00:08:05,785 フッ そんなに俺と まともにやり合うのが怖いか? 90 00:08:05,785 --> 00:08:07,787 アヴォス・ディルヘヴィア。 91 00:08:11,958 --> 00:08:15,962 理滅剣を奪うための時間稼ぎなら そう言うがいい。 92 00:08:15,962 --> 00:08:18,965 挑発がお上手なことですわ。 93 00:08:18,965 --> 00:08:22,268 ニヒド 処刑を実行なさいな。 94 00:08:35,315 --> 00:08:37,650 《サーシャ:一度で 全員を無力化しないと➡ 95 00:08:37,650 --> 00:08:39,652 人質の子たちが危険ね》 96 00:08:39,652 --> 00:08:43,490 《創造の魔眼なら… でも時間がかかる》 97 00:08:43,490 --> 00:08:47,160 《私が思いっ切り暴れて 注意を引くわ。 その隙に》 98 00:08:47,160 --> 00:08:49,829 《ミーシャ:タイミングは サーシャに合わせる》 99 00:08:49,829 --> 00:08:51,831 せめてもの情けだ。 100 00:08:51,831 --> 00:08:54,334 最後に言い残すことはあるか? 101 00:08:54,334 --> 00:08:56,503 アヴォス・ディルヘヴィアは偽者です! 102 00:08:56,503 --> 00:08:59,939 僕は 本物の魔王を知っています! 103 00:08:59,939 --> 00:09:02,108 あの方は 優しく 強く➡ 104 00:09:02,108 --> 00:09:04,611 決して差別をしない方でした! 105 00:09:04,611 --> 00:09:08,014 あなたたちは どうしてそれを 忘れてしまったのですか!? 106 00:09:10,283 --> 00:09:15,622 それが遺言か? 僕は使命を果たしました。 107 00:09:15,622 --> 00:09:17,624 悔いはありません。 108 00:09:19,793 --> 00:09:23,129 📺(イガレス)本物の魔王様が 本当の平和を築いてくれると➡ 109 00:09:23,129 --> 00:09:26,332 信じています! そうか。 110 00:09:39,312 --> 00:09:41,514 私も同感だ。 111 00:09:43,650 --> 00:09:46,986 うっ… うわぁ~! 112 00:09:46,986 --> 00:09:49,823 あっ うぅ…。 113 00:09:49,823 --> 00:09:51,825 あ…。 114 00:09:54,494 --> 00:09:57,497 (メルヘイス)ニヒド…。 115 00:09:57,497 --> 00:10:00,667 魔王様への反逆は 死を意味することを➡ 116 00:10:00,667 --> 00:10:02,836 お忘れではないでしょうね。 117 00:10:02,836 --> 00:10:07,340 反逆? ニヒド? 何を言うのだ? 118 00:10:07,340 --> 00:10:09,676 私の名は デビドラ! 119 00:10:09,676 --> 00:10:13,012 我が君は 二千年前より アノス・ヴォルディゴード様➡ 120 00:10:13,012 --> 00:10:16,683 ただ一人である! 二千年前の魔族は皆➡ 121 00:10:16,683 --> 00:10:20,186 アヴォス・ディルヘヴィア様に 忠誠を誓っているはず…。 122 00:10:20,186 --> 00:10:24,691 なぜ あれほどの人望を 持ったお方を裏切るなど…。 123 00:10:24,691 --> 00:10:27,360 人望だと? ムチャな洗脳で➡ 124 00:10:27,360 --> 00:10:30,029 あちこちに 綻びが出ているようだな。 125 00:10:30,029 --> 00:10:33,366 アノス様への恩義まで アヴォスに塗り替えられたか。 126 00:10:33,366 --> 00:10:35,368 ぐっ… ぐあ…。 127 00:10:35,368 --> 00:10:39,205 1人味方が増えたところで 無駄なこと。 128 00:10:39,205 --> 00:10:42,876 ガイオス! 白服を処刑なさい! 129 00:10:42,876 --> 00:10:45,879 (女子たち)わっ! (ガイオス)では 死ぬがよい! 130 00:10:45,879 --> 00:10:48,715 あっ! うお~! 131 00:10:48,715 --> 00:10:50,717 ぐお~! 132 00:10:50,717 --> 00:10:54,387 ヤダ のろいわね。 なっ 何!? 133 00:10:54,387 --> 00:10:57,557 ジオグレイズ! ぐっ ぐあ~! 134 00:10:57,557 --> 00:11:00,994 こんな 白服の分際で…。 135 00:11:00,994 --> 00:11:03,997 二千年前は 挨拶できなかったわね。 136 00:11:03,997 --> 00:11:07,100 私は ネオン・アーメルカ。 どうぞよろしく。 137 00:11:09,335 --> 00:11:11,337 (2人)あっ。 あっ! 138 00:11:11,337 --> 00:11:13,339 (黒服たち)ジオグレイズ! 139 00:11:15,508 --> 00:11:18,845 うおぉ~! 無駄なあがきです。 140 00:11:18,845 --> 00:11:21,681 いかに二千年前の魔族といえど! 141 00:11:21,681 --> 00:11:24,851 なっ…。 このっ の… ぬあぁ~! 142 00:11:24,851 --> 00:11:28,021 くっ。 143 00:11:28,021 --> 00:11:30,523 あ…。 魔剣はありますか!? 144 00:11:30,523 --> 00:11:32,525 ハッ…。 145 00:11:34,527 --> 00:11:38,031 自分を殺そうとした相手を 助けるとはな…。 146 00:11:43,536 --> 00:11:47,207 でも あなたも僕を助けた。 あ…。 147 00:11:47,207 --> 00:11:49,208 あなただって 人間がしたことを➡ 148 00:11:49,208 --> 00:11:51,411 忘れたわけではないんでしょ? 149 00:11:55,882 --> 00:12:00,320 憎しみは 二千年前に置いてきた。 150 00:12:00,320 --> 00:12:04,991 チィッ! (イガレス/デビドラ)はぁ~! ぬぅ…。 151 00:12:04,991 --> 00:12:07,994 こざかしいことでございます! 152 00:12:07,994 --> 00:12:10,597 くっ! ぐあぁ… ぐっ。 153 00:12:13,833 --> 00:12:17,170 (メルヘイス)逆賊の配下! 154 00:12:17,170 --> 00:12:19,505 氷の猫。 155 00:12:19,505 --> 00:12:21,608 ぐあっ…。 156 00:12:27,180 --> 00:12:30,516 うお~! あぁっ! 157 00:12:30,516 --> 00:12:33,186 さぁ 早く逃げるわよ! 158 00:12:33,186 --> 00:12:36,022 お前の支配は この程度のようだな。 159 00:12:36,022 --> 00:12:38,691 1つ勝った程度で 調子に乗るのは➡ 160 00:12:38,691 --> 00:12:40,893 おやめなさいな。 161 00:12:44,364 --> 00:12:47,867 (アヴォス)彼女たちがいるのは 別々の棟。 162 00:12:47,867 --> 00:12:52,038 息絶えるまで あと5分といったところかしら。 163 00:12:52,038 --> 00:12:55,208 (アノス)ほう それで? あなたの残りの配下は➡ 164 00:12:55,208 --> 00:12:58,544 エレオノール ゼシア メノウ。 165 00:12:58,544 --> 00:13:01,648 5か所の全員を救うのは 間に合いませんわ。 166 00:13:01,648 --> 00:13:04,817 (アノス)たった今見たことを もう忘れたか? 167 00:13:04,817 --> 00:13:07,487 転生した配下が 他にもいるやもしれぬぞ。 168 00:13:07,487 --> 00:13:09,822 ハッタリは おやめなさいな。 169 00:13:09,822 --> 00:13:12,992 転生者たちが 示し合わせた行動をとれたのは➡ 170 00:13:12,992 --> 00:13:16,996 偶然が重なっただけ。 二度はありませんわ。 171 00:13:16,996 --> 00:13:19,666 さぁ 助けに行きなさい。 172 00:13:19,666 --> 00:13:23,670 戻ってきましたら また お相手をして差し上げます。 173 00:13:23,670 --> 00:13:26,506 あなたご自慢のヴェヌズドノアで。 174 00:13:26,506 --> 00:13:31,511 確かに この状況下で 示し合わせるのは困難だろうな。 175 00:13:31,511 --> 00:13:34,013 だが 1つ よい方法がある。 176 00:13:36,349 --> 00:13:39,686 そうだな デビドラ。 偽の魔王よ➡ 177 00:13:39,686 --> 00:13:42,689 アノシュ・ポルティコーロを知っているか? 178 00:13:42,689 --> 00:13:45,892 なんの話ですの? (爆発音) 179 00:13:48,528 --> 00:13:52,532 ん…。 合言葉だ。 180 00:13:52,532 --> 00:13:55,868 俺たちの味方しか知らぬな。 181 00:13:55,868 --> 00:13:59,205 ⦅ニヒド:アノシュ・ポルティコーロ。 あっ…⦆ 182 00:13:59,205 --> 00:14:03,142 それによって 気取られず 示し合わせることができた。 183 00:14:03,142 --> 00:14:05,478 そもそも このタイミングで 都合よく➡ 184 00:14:05,478 --> 00:14:09,982 記憶と 力が戻った転生者の数が 多すぎるだろう。 185 00:14:09,982 --> 00:14:11,984 ん…。 186 00:14:11,984 --> 00:14:15,655 我が配下に命ずる。 エレオノールと合流せよ。 187 00:14:15,655 --> 00:14:20,159 彼女ならば 耐性のない者を デメラから守ることができよう。 188 00:14:20,159 --> 00:14:22,995 (デビドラたち)仰せのままに! (エレオノール)了解だぞ! 189 00:14:22,995 --> 00:14:25,498 (ゼシア)フン。 ぐ…。 190 00:14:25,498 --> 00:14:27,600 アノス・ヴォルディゴード…。 191 00:14:31,003 --> 00:14:33,005 はぁっ! 192 00:14:37,009 --> 00:14:41,013 そう… よくわかりましたわ。 193 00:14:41,013 --> 00:14:43,015 過去を変えたのですね。 194 00:14:43,015 --> 00:14:47,019 わかったのなら そろそろ本気を出すことだな。 195 00:14:47,019 --> 00:14:49,856 さもなくば…。 196 00:14:49,856 --> 00:14:52,525 うっ…。 (アノス)戦いにすらならず➡ 197 00:14:52,525 --> 00:14:55,528 死ぬことになろう。 198 00:14:55,528 --> 00:14:58,030 どうかしら? 依然として➡ 199 00:14:58,030 --> 00:15:01,801 私は すべてを掌握していますわ。 200 00:15:01,801 --> 00:15:05,471 さぁ 勇者カノン その霊神人剣で➡ 201 00:15:05,471 --> 00:15:09,308 私を斬ってごらんなさいな。 202 00:15:09,308 --> 00:15:11,310 すべてを断ち切ってやれ。 203 00:15:11,310 --> 00:15:14,113 彼女の悲しい宿命と共にな。 204 00:15:16,482 --> 00:15:18,584 ジェンヌルか。 205 00:15:21,154 --> 00:15:26,492 ふむ… 神隠しの精霊の中というわけか。 206 00:15:26,492 --> 00:15:28,494 そのとおりです。 207 00:15:32,331 --> 00:15:34,634 (シン)お久しぶりです アノス様。 208 00:15:37,503 --> 00:15:41,007 私は あなたを裏切りました。 209 00:15:41,007 --> 00:15:43,342 断絶剣デルトロズか。 210 00:15:43,342 --> 00:15:46,179 生半可な覚悟で それは抜くまい。 211 00:15:46,179 --> 00:15:49,382 シン お前はなんのために戦う? 212 00:15:53,019 --> 00:15:55,354 すべてご存じなのですね。 213 00:15:55,354 --> 00:15:58,024 あぁ。 わからぬのは➡ 214 00:15:58,024 --> 00:16:01,961 お前が俺に刃を向ける理由だ。 215 00:16:01,961 --> 00:16:04,463 アヴォス・ディルヘヴィアは滅ぼす。 216 00:16:04,463 --> 00:16:07,133 だが ミサは必ず助けよう。 217 00:16:07,133 --> 00:16:09,535 それで すべての決着はつく。 218 00:16:11,804 --> 00:16:14,640 ハァ…。 219 00:16:14,640 --> 00:16:18,144 あなたならば そうおっしゃると思いました。 220 00:16:18,144 --> 00:16:21,147 シン あの場に俺がいれば➡ 221 00:16:21,147 --> 00:16:24,150 お前がしたのと 同じことを命じただろう。 222 00:16:24,150 --> 00:16:27,820 お前は二千年前から 一瞬たりとも変わらず➡ 223 00:16:27,820 --> 00:16:30,990 この俺の右腕だ。 224 00:16:30,990 --> 00:16:36,329 ならば 最期に あなたの慈悲を賜りますよう…。 225 00:16:36,329 --> 00:16:40,166 (シン)あの夜の続きを… 互いに命を懸け➡ 226 00:16:40,166 --> 00:16:43,002 私は あなたに挑みたい。 227 00:16:43,002 --> 00:16:46,839 (アノス)死を望むか。 (シン)私は魔王の右腕。 228 00:16:46,839 --> 00:16:49,842 今も昔も。 あなた以外に➡ 229 00:16:49,842 --> 00:16:53,679 決して 討たれるわけにはまいりません。 230 00:16:53,679 --> 00:16:57,850 二千年間 陰ながら ミサを守ってきました。 231 00:16:57,850 --> 00:17:00,620 暴虐の魔王のうわさが 途絶えぬよう➡ 232 00:17:00,620 --> 00:17:02,788 アノス様に剣を向け…。 233 00:17:02,788 --> 00:17:06,292 そして今 彼女の真体は目覚めた。 234 00:17:06,292 --> 00:17:10,096 あなたがいるのならば ミサは必ず救われるでしょう。 235 00:17:12,298 --> 00:17:15,301 あれから旅をしました。 236 00:17:15,301 --> 00:17:20,806 さまざまな場所を訪れ そして 耳にしました。 237 00:17:20,806 --> 00:17:24,977 (シン)精霊を慈しみ 笑顔を絶やさない➡ 238 00:17:24,977 --> 00:17:29,815 慈愛に満ちた彼女のうわさを 幾度となく。 239 00:17:29,815 --> 00:17:33,486 愛なき私を 愛したりしなければ…。 240 00:17:33,486 --> 00:17:35,988 私が 愛など求めなければ…。 241 00:17:38,824 --> 00:17:42,128 まだ 彼女は この地のどこかに…。 242 00:17:45,331 --> 00:17:48,501 二千年間 私は償いのため➡ 243 00:17:48,501 --> 00:17:51,003 生き恥をさらしてまいりました。 244 00:17:55,508 --> 00:17:58,010 最後は どうか 我が君…。 245 00:17:58,010 --> 00:18:00,613 あなたの手で この空虚な日々を➡ 246 00:18:00,613 --> 00:18:03,015 終わりにしてくださいますよう…。 247 00:18:11,791 --> 00:18:15,461 シン 我が忠実なる配下よ。 248 00:18:15,461 --> 00:18:18,965 二千年間 よくぞ地獄を生き抜いた。 249 00:18:18,965 --> 00:18:20,967 お前を誇りに思う。 250 00:18:25,304 --> 00:18:29,141 約束は覚えているな。 251 00:18:29,141 --> 00:18:31,811 俺の右腕を持っていけ。 252 00:18:31,811 --> 00:18:34,814 最期ならば 剣としてのきょうじを取り戻し➡ 253 00:18:34,814 --> 00:18:37,149 安らかに眠るがよい。 254 00:18:37,149 --> 00:18:40,152 彼女と同じ場所に送ってやる。 255 00:18:40,152 --> 00:18:43,823 何も持たぬこの身には この上ない せん別。 256 00:18:43,823 --> 00:18:46,325 ご慈悲に 深く感謝をいたします。 257 00:18:51,831 --> 00:18:55,001 ハァ…。 258 00:18:55,001 --> 00:18:58,504 断絶剣 秘奥が三 絶…。 259 00:19:00,606 --> 00:19:04,443 我が生涯をもって 練り上げた 全霊の剣です。 260 00:19:04,443 --> 00:19:06,746 では 挑んでみよ。 261 00:19:11,617 --> 00:19:14,020 はぁっ! 262 00:19:25,798 --> 00:19:28,100 斬り落とせぬな シン。 263 00:19:37,143 --> 00:19:39,345 う…。 264 00:19:42,314 --> 00:19:44,984 及ばぬ… ものですね。 265 00:19:44,984 --> 00:19:47,153 いいや 斬れなかったのは➡ 266 00:19:47,153 --> 00:19:50,823 お前が剣ではなく 魔族であろうとしたからだ。 267 00:19:50,823 --> 00:19:53,325 ハッ…。 268 00:19:53,325 --> 00:19:57,496 シン お前は 二千年間 地獄を見てきた。 269 00:19:57,496 --> 00:20:02,168 二千年前の俺ならば 死という救済を与えただろう。 270 00:20:02,168 --> 00:20:04,170 お前の望むとおりにな。 271 00:20:12,344 --> 00:20:16,348 この時代の俺には 父親がいる。 272 00:20:16,348 --> 00:20:18,851 (アノス)なんとも 間の抜けた男でな。 273 00:20:18,851 --> 00:20:21,854 生き恥など どれほど かいているか わからぬ。 274 00:20:21,854 --> 00:20:23,856 だがな➡ 275 00:20:23,856 --> 00:20:26,192 父は俺を愛している。 276 00:20:26,192 --> 00:20:29,361 どんなときでも それだけは変わらぬ事実だ。 277 00:20:29,361 --> 00:20:33,165 そして それが 最も大切なことなのだ。 278 00:20:35,868 --> 00:20:39,872 たとえ 父が 地獄のどん底にいたとしても➡ 279 00:20:39,872 --> 00:20:44,376 そこから救う手段が いまだ見つからぬとしても➡ 280 00:20:44,376 --> 00:20:46,879 誇りと共に 死なせてやろうとは➡ 281 00:20:46,879 --> 00:20:49,048 到底 口にできぬ。 282 00:20:49,048 --> 00:20:53,886 どんなに苦しくとも 生きていてほしいのだ。 283 00:20:53,886 --> 00:20:55,888 生きよ シン。 284 00:20:55,888 --> 00:20:58,557 お前は ミサから 父親を奪うつもりか? 285 00:20:58,557 --> 00:21:00,659 ハッ…。 286 00:21:08,167 --> 00:21:10,669 彼女は 私を…。 287 00:21:13,005 --> 00:21:16,008 父親と認めてくれるでしょうか。 288 00:21:16,008 --> 00:21:18,511 お前以外の誰が父親なのだ。 289 00:21:18,511 --> 00:21:20,513 ハッ。 290 00:21:23,349 --> 00:21:25,684 (アノス)ミサは いつも見ていた。 291 00:21:25,684 --> 00:21:28,521 お前が贈った 半分の魔剣を。 292 00:21:28,521 --> 00:21:31,524 何も言えぬ父からの メッセージだと信じ➡ 293 00:21:31,524 --> 00:21:35,127 待っているのだ。 お前が迎えに来るのを。 294 00:21:44,370 --> 00:21:47,706 我が君…。 295 00:21:47,706 --> 00:21:49,708 あなたは 以前にも増して➡ 296 00:21:49,708 --> 00:21:54,880 強く 厳しく 優しくなられたのですね。 297 00:21:54,880 --> 00:21:56,882 フッ。