1 00:00:04,505 --> 00:00:06,506 あっ…。 2 00:00:09,676 --> 00:00:12,079 (アイク)ヴィントヴェレ。 3 00:00:15,349 --> 00:00:18,151 てっ… 敵襲だ~! 4 00:00:20,187 --> 00:00:22,189 てっ… 敵襲~! 5 00:00:22,189 --> 00:00:24,858 うわ~! 6 00:00:24,858 --> 00:00:27,527 どうした? 何が起こっている? 7 00:00:27,527 --> 00:00:30,697 はっ! 確認いたします! 8 00:00:30,697 --> 00:00:33,700 (エ・ルドレ)来たか…。 9 00:00:33,700 --> 00:00:38,205 城門と城壁を守れ! やつらの侵入を許すな~! 10 00:00:38,205 --> 00:00:40,207 うわ~! 11 00:00:40,207 --> 00:00:43,610 なんだ? この音は。 何が起きてるんだ? 12 00:00:47,881 --> 00:00:49,883 (セフィーロ)んっ…。 13 00:02:37,190 --> 00:02:41,028 (エ・ルドレ)状況は? 城壁の一部が崩された程度です。 14 00:02:41,028 --> 00:02:44,698 敵の規模は? せいぜい 500強です。 15 00:02:44,698 --> 00:02:46,867 すぐに 蹴散らしましょう。 16 00:02:46,867 --> 00:02:48,869 相手は 魔族だ。 17 00:02:48,869 --> 00:02:50,871 なめてかかるな。 はぁ…。 18 00:02:50,871 --> 00:02:52,873 全兵力を集めろ。 19 00:02:52,873 --> 00:02:54,875 はっ! 20 00:02:59,880 --> 00:03:01,882 (魔物たち)うっ! 21 00:03:03,817 --> 00:03:05,819 (魔物たち)うわ~! 22 00:03:10,157 --> 00:03:12,159 シルト! 23 00:03:17,831 --> 00:03:21,334 セフィーロ様と けが人が 城を脱出するまでは➡ 24 00:03:21,334 --> 00:03:23,837 敵を こちらに引き付ける。 25 00:03:23,837 --> 00:03:27,040 それまでは耐えろ。 何があっても。 26 00:03:34,014 --> 00:03:36,516 カルディナール ロートゾネ。 27 00:03:39,186 --> 00:03:41,188 撃ち方 やめ! 28 00:03:41,188 --> 00:03:44,024 撃ち方 やめ! 撃ち方 やめ! 29 00:03:44,024 --> 00:03:47,694 (魔物たち)うぅ…。 んっ? 30 00:03:47,694 --> 00:03:50,363 まるで 歯応えがありませんな。 31 00:03:50,363 --> 00:03:54,201 主力で押し包めば せん滅は容易かと。 32 00:03:54,201 --> 00:03:57,204 魔族相手に 野戦は避けたい。 33 00:03:57,204 --> 00:03:59,706 こちらにも 犠牲が出てしまう。 はっ! 34 00:03:59,706 --> 00:04:02,142 《それにしても 妙だ。 35 00:04:02,142 --> 00:04:04,644 城内の捕虜を 救出したいのだろうが➡ 36 00:04:04,644 --> 00:04:06,646 動きがなさすぎる。 37 00:04:06,646 --> 00:04:09,983 縦深攻撃にしては 手勢が少ない。 38 00:04:09,983 --> 00:04:13,653 多層防御と言えるほどの 魔力展開も見えない。 39 00:04:13,653 --> 00:04:16,823 あの魔王軍の指揮官は 恐らく…》 40 00:04:16,823 --> 00:04:19,826 ((あのとき 貴様を殺しておけば➡ 41 00:04:19,826 --> 00:04:23,997 このような辱めを受けることも なかったであろうな。 42 00:04:23,997 --> 00:04:27,501 貴殿には 優秀な部下がいると聞いている。 43 00:04:27,501 --> 00:04:29,503 んっ…。 44 00:04:29,503 --> 00:04:34,341 その者が 貴殿を このまま 放っておくわけがあるまいな) 45 00:04:34,341 --> 00:04:38,011 《不死旅団 団長 アイク…》 46 00:04:38,011 --> 00:04:40,514 例の地下室の捕虜は どうなっている? 47 00:04:40,514 --> 00:04:43,016 はっ! 厳重に見張っております。 48 00:04:43,016 --> 00:04:47,187 念のため ヴァルテルを呼べ。 はっ! 49 00:04:47,187 --> 00:04:52,192 《魔王軍の懐刀と呼ばれる男か。 50 00:04:52,192 --> 00:04:57,197 どう動くか お手並み拝見だ》 51 00:04:57,197 --> 00:04:59,533 大丈夫だ。 ばっちり見張っとく。 52 00:04:59,533 --> 00:05:01,468 はっ! お願いします。 53 00:05:01,468 --> 00:05:03,803 将軍に よろしく伝えてくれ。 54 00:05:03,803 --> 00:05:05,805 わかりました。 では。 55 00:05:10,644 --> 00:05:13,480 城外に お仲間が来てるらしいぞ。 56 00:05:13,480 --> 00:05:16,483 まあ 魔族が 同族を思いやるなんてことは➡ 57 00:05:16,483 --> 00:05:18,985 俺には 信じられんがな。 58 00:05:18,985 --> 00:05:20,987 それにしても…。 59 00:05:20,987 --> 00:05:24,324 見た目は 人間と変わらないんだな。 60 00:05:24,324 --> 00:05:29,663 グフフフ… 魔族の女は どんな味がするのかな? 61 00:05:29,663 --> 00:05:32,165 (リリス)毒の味だろうね。 あっ! 62 00:05:32,165 --> 00:05:34,167 あっ… くっ… がっ がっ がっ…。 63 00:05:34,167 --> 00:05:38,171 ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ…。 げす野郎! 64 00:05:38,171 --> 00:05:43,176 地獄へ落ちな! ぐっ… うっ… あぁ…。 65 00:05:48,682 --> 00:05:50,851 お待たせして 申し訳ありませんでした。 66 00:05:50,851 --> 00:05:53,153 セフィーロ様。 んっ…。 67 00:05:57,858 --> 00:06:00,460 《動きがない。 悟られてたか?》 68 00:06:00,460 --> 00:06:03,964 (ギュンター)アイク殿 まだか? いつでも出せるぞ。 69 00:06:03,964 --> 00:06:06,967 ギュンター様 もうしばらく お待ちください。 70 00:06:06,967 --> 00:06:10,971 まだ そのときではありません。 んっ…。 71 00:06:10,971 --> 00:06:13,139 《しかたがない》 72 00:06:13,139 --> 00:06:15,141 ヴィントヴェレ! 73 00:06:17,978 --> 00:06:22,315 再度 敵襲! フン… 芸のないことだ。 74 00:06:22,315 --> 00:06:25,151 こちらの陣屋は どうなっている? はっ! 75 00:06:25,151 --> 00:06:28,822 軽兵隊 両歩兵部隊 弓兵隊に軽騎兵隊。 76 00:06:28,822 --> 00:06:30,824 すべて 準備 整っております! 77 00:06:30,824 --> 00:06:34,828 よし! どうせ 今以上は 進軍してこないだろう。 78 00:06:34,828 --> 00:06:37,664 弩弓 投石ともに 攻撃再開。 79 00:06:37,664 --> 00:06:39,100 敵戦力を そぐことに 専心。 80 00:06:39,100 --> 00:06:43,003 しかる後に打って出て 敵を せん滅! 81 00:06:43,003 --> 00:06:45,605 タイミングは 私が指示する。 はっ! 82 00:06:48,508 --> 00:06:51,111 (悲鳴) 83 00:06:55,515 --> 00:06:59,019 また 始まったな。 派手にやってやがるぜ。 84 00:06:59,019 --> 00:07:01,454 城に侵入されたら やべえな。 85 00:07:01,454 --> 00:07:04,057 こいつら 殺しちまったほうがよくないか? 86 00:07:07,460 --> 00:07:10,797 なんだ? これ。 あっ…。 87 00:07:10,797 --> 00:07:14,301 なんか 体に力が入ら… あっ…。 88 00:07:16,469 --> 00:07:19,139 (フィオレンティーナ)ハッ…。 (リリス)フフフ…。 んっ? 89 00:07:19,139 --> 00:07:22,976 ちょろい ちょろい。 今のところ 作戦どおり。 90 00:07:22,976 --> 00:07:25,979 セフィーロ様! 91 00:07:25,979 --> 00:07:28,982 さあ あんたたち とっとと…。 んっ… セフィーロ様。 んっ? 92 00:07:28,982 --> 00:07:31,151 よくぞ ご無事で…。 93 00:07:31,151 --> 00:07:35,322 心配かけたな フィオレンティーナ。 94 00:07:35,322 --> 00:07:37,490 とんでもない お言葉です。 95 00:07:37,490 --> 00:07:40,327 むしろ この手で お助けできず 申し訳ありません。 96 00:07:40,327 --> 00:07:42,329 言うな。 あの~…。 んっ? 97 00:07:42,329 --> 00:07:44,497 そういうのは あとにしてくださいません? 98 00:07:44,497 --> 00:07:47,167 今は 時間がないので。 ハァ…。 99 00:07:47,167 --> 00:07:50,670 わかった。 ここは お前に任せる。 さあ…。 100 00:07:50,670 --> 00:07:53,340 あっ…。 101 00:07:53,340 --> 00:07:55,342 あっ! 102 00:07:59,679 --> 00:08:01,881 くっ…。 (魔物たち)うっ! 103 00:08:04,117 --> 00:08:07,954 (ヴァルテル)ハハハハ! 逃げられるとでも 思っているのか? 104 00:08:07,954 --> 00:08:11,124 1匹たりとも逃がさんぞ! 105 00:08:11,124 --> 00:08:14,127 エ・ルドレ将軍は すべて お見通しだ。 106 00:08:14,127 --> 00:08:16,963 自分たちの愚かさを呪うんだな。 107 00:08:16,963 --> 00:08:19,799 皆殺しだ! (兵士たち)うお~! 108 00:08:19,799 --> 00:08:21,801 アハハハハハ! 109 00:08:21,801 --> 00:08:25,472 ほんと アイク様の言ったとおりだわ。 何? 110 00:08:25,472 --> 00:08:30,310 自分たちの頭の悪さを 後悔しなさい。 んっ? 111 00:08:30,310 --> 00:08:32,979 (ジロン)ブヒヒヒヒ…。 112 00:08:32,979 --> 00:08:35,982 うわっ! きっ… 貴様 何者だ? 113 00:08:35,982 --> 00:08:38,151 ブヒッ ブヒッ ブヒッ…。 どうやって ここまで来た? 114 00:08:38,151 --> 00:08:40,320 見てのとおりの魔族さ。 115 00:08:40,320 --> 00:08:44,157 どうやって来たかって? もちろん 歩いてきたんだよ。 116 00:08:44,157 --> 00:08:46,493 崩れた城壁を通ってな。 117 00:08:46,493 --> 00:08:49,829 まあ 多少の細工は していただいたがね。 118 00:08:49,829 --> 00:08:52,832 細工? 119 00:08:52,832 --> 00:08:54,834 んっ? 来たか。 120 00:08:54,834 --> 00:08:59,506 ファシュテクト アウフヘーベン。 121 00:08:59,506 --> 00:09:03,109 ヘヘヘヘ…。 122 00:09:03,109 --> 00:09:05,111 《あっ… あの武器は?》 123 00:09:05,111 --> 00:09:08,948 第一射手 撃て! (兵士たち)うわ~! 124 00:09:08,948 --> 00:09:12,786 第二射手 撃て! (兵士たち)うわっ! 125 00:09:12,786 --> 00:09:15,288 第三射手 撃て! 126 00:09:15,288 --> 00:09:17,290 (兵士たち)うわっ! 127 00:09:17,290 --> 00:09:21,961 あっ… あの武器は 弾込めに 時間がかかる。 今がチャンスだ。 128 00:09:21,961 --> 00:09:25,131 掛かれ! (魔物たち)うお~! 129 00:09:25,131 --> 00:09:27,967 (争う声) 130 00:09:27,967 --> 00:09:30,303 うぅ~! うわ~! 131 00:09:30,303 --> 00:09:32,305 ぐっ! 132 00:09:32,305 --> 00:09:34,974 あんたたち 暴れ過ぎちゃだめよ! 133 00:09:34,974 --> 00:09:39,145 まだ やってもらうことが あるんだから! 134 00:09:39,145 --> 00:09:41,147 (セフィーロ)しっかりしろ フィオレンティーナ! 135 00:09:41,147 --> 00:09:43,149 死んではならん! 136 00:09:43,149 --> 00:09:45,151 セフィーロ様…。 137 00:09:45,151 --> 00:09:50,824 たびたびの失態 申し訳ありません…。 138 00:09:50,824 --> 00:09:53,660 言うな! すぐに治してやる。 139 00:09:53,660 --> 00:09:55,862 ハァ…。 フィオレンティーナ! 140 00:09:59,666 --> 00:10:02,335 んっ…。 うわ~! 141 00:10:02,335 --> 00:10:05,672 ライトニング スピア! 142 00:10:05,672 --> 00:10:09,676 踏みとどまれ! ここを 抜かれるわけにはいかんのだ! 143 00:10:09,676 --> 00:10:12,178 ぐわ~! 144 00:10:12,178 --> 00:10:14,514 ぐわっ! うがっ…。 145 00:10:14,514 --> 00:10:17,851 あっ… くっ… ああ…。 146 00:10:17,851 --> 00:10:20,687 エクスプロディレン。 147 00:10:20,687 --> 00:10:23,590 ギャー! 148 00:10:30,196 --> 00:10:33,366 ひぃ! うわ~! 149 00:10:33,366 --> 00:10:35,535 逃がさん! お待ちください! 150 00:10:35,535 --> 00:10:38,037 どうか お怒りを お静めください。 151 00:10:38,037 --> 00:10:41,875 オークたちは もちろん セフィーロ様にも お願いしたい儀がございます。 152 00:10:41,875 --> 00:10:43,877 どうか お静まりを。 153 00:10:43,877 --> 00:10:46,379 ならぬ! そこを どけ! 154 00:10:46,379 --> 00:10:49,549 そこを曲げて どうか お静まりを…。 155 00:10:49,549 --> 00:10:53,553 アイク様のご指示なのです。 どうか…。 156 00:10:53,553 --> 00:10:57,557 アイクの…。 お取り込み中 失礼します。 157 00:10:57,557 --> 00:10:59,993 フィオレンティーナは まだ 死んではいません。 158 00:10:59,993 --> 00:11:02,162 一刻も早く 手当てをしたいので➡ 159 00:11:02,162 --> 00:11:05,164 作戦の遂行を お願いしたいのですが。 160 00:11:11,838 --> 00:11:14,507 何? 城内の伏兵だと? 161 00:11:14,507 --> 00:11:17,343 ばかな! 物見から そのような報告は➡ 162 00:11:17,343 --> 00:11:21,014 上がってないぞ! ですから 突然 現れたのです。 163 00:11:21,014 --> 00:11:23,683 何もない空間から スーッと。 164 00:11:23,683 --> 00:11:26,186 スーッとだと? 魔法か。 あっ…。 165 00:11:26,186 --> 00:11:28,188 ハッ! んっ? (爆発音) 166 00:11:28,188 --> 00:11:31,524 ハァハァ… あれは! 167 00:11:31,524 --> 00:11:33,526 《しまった!》 168 00:11:35,528 --> 00:11:39,365 (悲鳴) 169 00:11:39,365 --> 00:11:43,369 やっちまいな! (魔物たち)うお~! 170 00:11:43,369 --> 00:11:45,538 (争う声) 171 00:11:45,538 --> 00:11:47,540 うぅ~! 172 00:11:47,540 --> 00:11:49,542 フン! 173 00:11:49,542 --> 00:11:53,546 うお~! うわ~! くっ…。 174 00:11:53,546 --> 00:11:55,548 うっ… うわ~! 175 00:11:55,548 --> 00:11:59,052 (戦闘音) 176 00:11:59,052 --> 00:12:02,355 そろそろ 頃合いだな。 よっ…。 177 00:12:06,159 --> 00:12:08,661 んっ…。 よし! 成功だ! 178 00:12:08,661 --> 00:12:10,830 ギュンター様! 179 00:12:10,830 --> 00:12:13,833 おう! 作戦開始だ! 180 00:12:22,175 --> 00:12:24,177 あんたたち 逃げるよ! 181 00:12:24,177 --> 00:12:26,346 ぐずぐずしてると 巻き込まれるよ! 182 00:12:26,346 --> 00:12:28,514 城壁の裂け目から逃げるんだ! 183 00:12:28,514 --> 00:12:30,516 急げ! 184 00:12:32,518 --> 00:12:35,355 あっ… あれは なんだ? あっ…。 185 00:12:35,355 --> 00:12:37,357 《敵の新兵器か?》 186 00:12:37,357 --> 00:12:39,359 総員退避! はっ? 187 00:12:39,359 --> 00:12:41,694 (エ・ルドレ)西門まで引くぞ 急げ! 188 00:12:41,694 --> 00:12:43,696 はっ! 189 00:12:43,696 --> 00:12:59,045 ♪~ 190 00:12:59,045 --> 00:13:03,650 (悲鳴) 191 00:13:03,650 --> 00:13:05,818 全軍 総攻撃! 192 00:13:05,818 --> 00:13:09,322 押し出せ! (魔物たち)うお~! 193 00:13:09,322 --> 00:13:17,664 (喚声) 194 00:13:17,664 --> 00:13:19,666 将軍 申し上げます! 195 00:13:19,666 --> 00:13:22,168 何事か? 敵襲です! 196 00:13:22,168 --> 00:13:25,004 敵の総攻撃と思われます。 何? 197 00:13:25,004 --> 00:13:28,007 将軍 いかがいたしますか? 198 00:13:28,007 --> 00:13:31,177 橋頭保すら 作らせてくれぬか…。 199 00:13:31,177 --> 00:13:33,513 隙がないな。 200 00:13:33,513 --> 00:13:36,849 全軍 直ちに撤退せよ。 はぁ? 201 00:13:36,849 --> 00:13:40,186 聞こえなかったのか? いっ… いえ! 202 00:13:40,186 --> 00:13:43,022 全軍 撤退! 全軍 撤退! 203 00:13:43,022 --> 00:13:46,859 全軍 撤退! 不死旅団 団長 アイク。 204 00:13:46,859 --> 00:13:48,861 覚えておこう。 205 00:14:08,815 --> 00:14:11,317 (サティ)フフフ… どうぞ。 206 00:14:11,317 --> 00:14:16,155 (ベイオ)おい なんで 城内に 人間がいるんだ? 207 00:14:16,155 --> 00:14:19,325 (ガモス)あいつらは アイクのところの兵なのだそうだ。 208 00:14:19,325 --> 00:14:22,161 人間が? 本当なのか? アイク。 209 00:14:22,161 --> 00:14:24,163 はい 本当です。 210 00:14:24,163 --> 00:14:26,332 イヴァリアス市民兵だ。 211 00:14:26,332 --> 00:14:28,668 彼らのおかげで わらわは 今➡ 212 00:14:28,668 --> 00:14:31,337 お前たちと話をすることができる。 213 00:14:31,337 --> 00:14:34,173 ドワーフが作った火縄銃を使って➡ 214 00:14:34,173 --> 00:14:37,009 人間たちは 私たちを助けてくれたのだ。 215 00:14:37,009 --> 00:14:41,614 あっ…。 そういうことなの。 おわかり? 216 00:14:44,016 --> 00:14:47,687 (クシャナ)時に フィオレンティーナ。 傷の具合は どうだ? 217 00:14:47,687 --> 00:14:51,524 大丈夫だ。 この程度のけがで 私は死なぬ。 218 00:14:51,524 --> 00:14:54,360 つらい目に遭わせてしまったな フィオレンティーナ。 219 00:14:54,360 --> 00:14:56,863 あっ… いえ めっそうもありません。 220 00:14:56,863 --> 00:15:01,801 しかし 我らがいない間に こんなことになるとは。 ああ…。 221 00:15:01,801 --> 00:15:03,970 3人とも 気にするな。 222 00:15:03,970 --> 00:15:07,306 お前たちを 他の戦地へ送ったのは わらわだ。 223 00:15:07,306 --> 00:15:10,143 (ジロン)アイク様~! んっ? 224 00:15:10,143 --> 00:15:12,478 赤竜師団の使者が これを! 225 00:15:12,478 --> 00:15:15,648 何? その使者は どこにいる? 226 00:15:15,648 --> 00:15:18,818 じょ… 城門で 待たせてありますが。 227 00:15:18,818 --> 00:15:20,820 よし! その野郎 引き裂いちまおう。 228 00:15:20,820 --> 00:15:22,822 まあ 待ってください。 んっ? 229 00:15:22,822 --> 00:15:24,824 まずは 手紙を読みますので。 230 00:15:27,160 --> 00:15:30,997 ((エ・ルドレ:拝啓 親愛なる不死旅団長殿。 231 00:15:30,997 --> 00:15:35,835 この度 図らずも 貴殿 および その兵団と やいばを交え➡ 232 00:15:35,835 --> 00:15:41,007 深謀なるご差配と 敏なる用兵に 膝を屈した身でありながらも➡ 233 00:15:41,007 --> 00:15:45,845 礼賛の意 禁じえず 文をしたためるに至った次第。 234 00:15:45,845 --> 00:15:48,848 願わくば 再戦の儀 天意とおぼし召し➡ 235 00:15:48,848 --> 00:15:50,850 壮健たらんことを。 236 00:15:50,850 --> 00:15:54,854 赤竜師団 エ・ルドレ 拝) 237 00:15:54,854 --> 00:15:56,856 フゥ…。 238 00:15:56,856 --> 00:16:01,794 どうやら エ・ルドレという男 結構なロマンチストのようですね。 239 00:16:01,794 --> 00:16:06,466 しかし そのロマンチストに わらわは わなに はめられ➡ 240 00:16:06,466 --> 00:16:08,968 多くの団員を失ってしまった。 241 00:16:08,968 --> 00:16:10,970 慙愧に堪えぬ。 242 00:16:10,970 --> 00:16:13,973 戦場での僥倖は 移ろいやすいもの。 243 00:16:13,973 --> 00:16:16,476 致し方ありません。 244 00:16:16,476 --> 00:16:20,313 それに このエ・ルドレという男…。 245 00:16:20,313 --> 00:16:22,982 セフィーロ様を陥れた手管。 246 00:16:22,982 --> 00:16:25,151 籠城における陣立て。 247 00:16:25,151 --> 00:16:28,654 自軍に勝機がないとみるや 撤退に転じる速さ。 248 00:16:28,654 --> 00:16:32,491 しかも 主力を温存したうえでです。 249 00:16:32,491 --> 00:16:38,664 ドワーフたちの新兵器がなければ どうなっていたか。 250 00:16:38,664 --> 00:16:40,833 んっ…。 んでよ➡ 251 00:16:40,833 --> 00:16:43,836 なんて書いてあったんだ? あっ… えっと…。 252 00:16:43,836 --> 00:16:47,506 次は負けないから 首を洗って 待っていろって感じですね。 253 00:16:47,506 --> 00:16:51,177 おっしゃ! じゃあ 使者を 引き裂いちまって かまわねえな! 254 00:16:51,177 --> 00:16:54,180 いえ 返事を書きますので それは 困ります。 255 00:16:54,180 --> 00:16:58,518 チッ… 今度 会ったら お前なんざ 引き裂いてやるって書いとけ! 256 00:16:58,518 --> 00:17:00,786 ほんと 乱暴なんだから。 257 00:17:00,786 --> 00:17:05,291 《拝復。 赤竜師団 エ・ルドレ将軍。 258 00:17:05,291 --> 00:17:08,127 私ごとき者に 過分な お言葉を頂き➡ 259 00:17:08,127 --> 00:17:10,463 恐悦至極に存じます。 260 00:17:10,463 --> 00:17:15,801 私こそ 将軍の迅速なる采配に接し 眼福でございました。 261 00:17:15,801 --> 00:17:21,474 なお 再戦をご所望とのことですが 願わくば 戦場以外の席で➡ 262 00:17:21,474 --> 00:17:25,645 肝胆相照らしたく ここに記すことといたします。 263 00:17:25,645 --> 00:17:29,649 小職 アイク儀 草々》 264 00:17:29,649 --> 00:17:32,818 これを 使いの者に。 かしこまりました。 265 00:17:32,818 --> 00:17:34,987 ヒヒッ…。 266 00:17:34,987 --> 00:17:38,991 今回も ご苦労じゃったの。 はい。 267 00:17:38,991 --> 00:17:42,995 とはいえ わらわを 助けに来る必要はあったのか? 268 00:17:42,995 --> 00:17:45,498 魔王様に命じられましたので。 269 00:17:45,498 --> 00:17:47,500 断らなかったのか? 270 00:17:47,500 --> 00:17:52,838 断る理由も ございませんでしたので。 271 00:17:52,838 --> 00:17:55,174 ふ~ん…。 272 00:17:55,174 --> 00:17:57,843 まあ そうじゃろうな。 273 00:17:57,843 --> 00:18:01,113 わらわは 貴様の おしめを替えたことすらある。 274 00:18:01,113 --> 00:18:03,115 そんな仲じゃからな。 275 00:18:03,115 --> 00:18:05,117 断れぬだろう。 276 00:18:05,117 --> 00:18:07,286 おしめ…。 うぅ…。 277 00:18:07,286 --> 00:18:09,288 (一同)うわ~! (うなり声) 278 00:18:09,288 --> 00:18:11,290 ハッ! (フィオレンティーナ/セフィーロ)あっ…。 279 00:18:14,627 --> 00:18:16,796 (ざわめき) 280 00:18:16,796 --> 00:18:19,799 あっ…。 《魔王様!》 281 00:18:19,799 --> 00:18:23,135 お~ お~ お~ おっ… お嬢ちゃん。 282 00:18:23,135 --> 00:18:25,805 ここは お嬢ちゃんが 来ていい場所じゃないよ。 283 00:18:25,805 --> 00:18:27,807 遊ぶなら よそで遊びなさい。 284 00:18:27,807 --> 00:18:30,977 あっ…。 無知とは 恐ろしいものじゃな。 285 00:18:30,977 --> 00:18:32,979 あっ… んっ…。 286 00:18:32,979 --> 00:18:35,815 てい! 控えろ ジロン! えっ? あっ…。 287 00:18:35,815 --> 00:18:37,817 いいから 下がれ! うわ~! 288 00:18:37,817 --> 00:18:39,986 魔王様 申し訳ありません。 289 00:18:39,986 --> 00:18:43,656 まっ…。 魔王 ダイロクテン様だ! 290 00:18:43,656 --> 00:18:46,993 え~! でっ… でも 魔王様って➡ 291 00:18:46,993 --> 00:18:50,162 頭が9つあって それぞれに 王冠 かぶってて➡ 292 00:18:50,162 --> 00:18:53,499 手足は6つあって それぞれに かぎ爪があって…。 293 00:18:53,499 --> 00:18:56,168 申し訳ございません。 数々のご無礼➡ 294 00:18:56,168 --> 00:18:59,171 ひとえに 私の 監督不行き届きでございます。 295 00:18:59,171 --> 00:19:03,776 (ダイロクテン)気にするな。 余の顔を 知っている魔族は限られている。 296 00:19:03,776 --> 00:19:06,946 それに うぬも 余に初めて会ったときに➡ 297 00:19:06,946 --> 00:19:09,281 困惑していたではないか。 あっ…。 298 00:19:09,281 --> 00:19:13,085 ((《この少女が 魔王?》) 299 00:19:15,788 --> 00:19:18,290 あ~! 思い出した~! 300 00:19:18,290 --> 00:19:20,292 この子ですよ アイク様! 301 00:19:20,292 --> 00:19:24,463 イヴァリアスを たった1人で救ってくれたのは! 302 00:19:24,463 --> 00:19:29,969 あっ? そっか。 魔王様であれば お茶の子さいさいだな。 303 00:19:29,969 --> 00:19:32,638 ひぃ~! ごっ… ごめんなさ~い! 304 00:19:32,638 --> 00:19:35,141 重ねてのご無礼 申し訳ございません! 305 00:19:35,141 --> 00:19:37,810 何とぞ お許しください! 306 00:19:37,810 --> 00:19:40,813 頭が9つで 手足が6つ…。 307 00:19:40,813 --> 00:19:44,650 余は 配下の者に そのように思われていたのか。 308 00:19:44,650 --> 00:19:47,153 是非もないことよ。 309 00:19:53,325 --> 00:19:55,327 (ジロン)ああ… 俺 死んだな。 310 00:19:55,327 --> 00:19:57,997 セフィーロ。 はい。 311 00:19:57,997 --> 00:20:00,100 傷は もう よいのか? 312 00:20:00,100 --> 00:20:03,502 おかげさまで。 313 00:20:03,502 --> 00:20:09,008 であるか。 時に こたびの奮戦 見事であった。 314 00:20:09,008 --> 00:20:12,011 いえ わらわのミスがなければ➡ 315 00:20:12,011 --> 00:20:15,181 アレスタを敵に奪取されることは なかったでしょう。 316 00:20:15,181 --> 00:20:19,852 しかし うぬらの粘りがなければ 援軍は 間に合わなかった。 317 00:20:19,852 --> 00:20:22,188 そのおかげで 不死旅団が➡ 318 00:20:22,188 --> 00:20:25,858 赤竜師団を 退けることができたと言えよう。 319 00:20:25,858 --> 00:20:30,029 さて トロール旅団 団長 ガモス。 んっ…。 320 00:20:30,029 --> 00:20:32,865 (ダイロクテン)人狼旅団 団長 ベイオ。 んっ…。 321 00:20:32,865 --> 00:20:35,701 (ダイロクテン)牙獣旅団 団長 クシャナ。 んっ…。 322 00:20:35,701 --> 00:20:38,704 (ダイロクテン)錬金術師 フィオレンティーナ。 あっ…。 323 00:20:38,704 --> 00:20:42,374 (ダイロクテン) そして 不死旅団 団長 アイク。 324 00:20:42,374 --> 00:20:47,213 こたびの戦 第七軍団の活躍は 見事であった。 325 00:20:47,213 --> 00:20:52,218 各旅団長 そして 末端の兵卒まで 皆 よく戦ってくれた。 326 00:20:52,218 --> 00:20:55,721 中でも いちばん手柄となれば 不死旅団➡ 327 00:20:55,721 --> 00:20:58,724 ならびに 旅団長 アイク。 あっ…。 328 00:20:58,724 --> 00:21:02,995 うぬの今回の働き 称賛に値する。 329 00:21:02,995 --> 00:21:06,832 大儀であった。 恐悦至極に存じます。 330 00:21:06,832 --> 00:21:10,336 《あれ? この流れ 以前…》 331 00:21:10,336 --> 00:21:12,838 アイクよ。 うぬは やはり➡ 332 00:21:12,838 --> 00:21:16,342 一旅団長に とどまっていい器では ないようだ。 333 00:21:16,342 --> 00:21:18,344 よって…。 334 00:21:18,344 --> 00:21:20,346 不死旅団 団長 アイクを➡ 335 00:21:20,346 --> 00:21:23,182 第八軍団 団長に任命する。 336 00:21:23,182 --> 00:21:25,851 なっ…。 (歓声) 337 00:21:25,851 --> 00:21:29,021 フフフフ…。 ん~…。 フフッ…。 338 00:21:29,021 --> 00:21:35,027 (歓声) 339 00:23:05,651 --> 00:23:07,653 全軍 前へ! 340 00:23:07,653 --> 00:23:10,155 < その魔術師の名は アイク。 341 00:23:10,155 --> 00:23:13,993 魔王軍にあり かの偉大なる大魔術師➡ 342 00:23:13,993 --> 00:23:17,496 ロンベルクの孫であった。 343 00:23:17,496 --> 00:23:20,833 やがて 彼は さまざまな種族を率いて➡ 344 00:23:20,833 --> 00:23:23,335 諸王国をまとめていき➡ 345 00:23:23,335 --> 00:23:25,638 世界に平穏をもたらした> 346 00:23:30,175 --> 00:23:33,178 < その彼が 実は 魔族ではなく➡ 347 00:23:33,178 --> 00:23:36,515 人間だったという うわさもあったが➡ 348 00:23:36,515 --> 00:23:39,818 一切の記録は残っていない>