1 00:00:34,902 --> 00:00:39,740 (ヴーシュ)でも すごいわよねぇ 魔王と娘のドゥ様➡ 2 00:00:39,740 --> 00:00:43,076 お二人の側近として お仕えしてるなんて。 3 00:00:43,076 --> 00:00:48,916 (ヴーシュ)魔族学校の同期として 私も鼻が高いわよ ジャヒー。 4 00:00:48,916 --> 00:00:52,085 (ジャヒー)全然そんなことない! 5 00:00:52,085 --> 00:00:56,423 いつまでたっても ドゥ様に 試練をクリアさせられないし➡ 6 00:00:56,423 --> 00:01:01,261 いくら教えても ちっとも 魔族らしくなってくれないし…。 7 00:01:01,261 --> 00:01:03,263 あぁ 本当に ドゥ様➡ 8 00:01:03,263 --> 00:01:08,602 一人前の魔族に なれるのだろうか うぅ…。 9 00:01:08,602 --> 00:01:11,104 やっぱり私なんて…。 10 00:01:11,104 --> 00:01:14,775 側近として お役に立てていないんだ~! 11 00:01:14,775 --> 00:01:20,614 うわぁ~ん…。 12 00:01:20,614 --> 00:01:22,616 うわぁ…。 13 00:01:22,616 --> 00:01:25,786 《王族のそばで働くのも 大変なのね。 14 00:01:25,786 --> 00:01:29,489 泣き上戸だけは 勘弁してほしいけど》 15 00:01:34,227 --> 00:01:36,229 おかわり! 16 00:03:22,936 --> 00:03:26,940 (ドゥ)見て 見て~。 17 00:03:26,940 --> 00:03:29,276 (ドゥ)変な寝ぐせ~! 18 00:03:29,276 --> 00:03:31,778 ドゥ様 何をしてるんです! 19 00:03:31,778 --> 00:03:34,548 いけません 魔王の娘たるもの➡ 20 00:03:34,548 --> 00:03:37,050 そんな髪で出歩いては。 (アーリマン)ハハハ… まぁ➡ 21 00:03:37,050 --> 00:03:40,053 よいではないか ジャヒーよ。 22 00:03:40,053 --> 00:03:43,724 優しい行動をしているわけでは ないだろう。 23 00:03:43,724 --> 00:03:46,226 なぁ ドゥ。 パパ! 24 00:03:46,226 --> 00:03:49,062 だから 魔族らしくないんです! 25 00:03:49,062 --> 00:03:51,398 アタタッ…。 26 00:03:51,398 --> 00:03:53,400 お姉ちゃん? 27 00:03:53,400 --> 00:03:56,069 で ですから 優しさだけでなく➡ 28 00:03:56,069 --> 00:03:59,573 こうした言動や容姿も です! 29 00:03:59,573 --> 00:04:02,409 一人前の魔族になるためには➡ 30 00:04:02,409 --> 00:04:05,078 こういったことも 変えていかなくては。 31 00:04:05,078 --> 00:04:07,080 う~む…。 32 00:04:07,080 --> 00:04:09,483 確かに そのとおりだが…。 33 00:04:11,418 --> 00:04:13,754 わっ…。 34 00:04:13,754 --> 00:04:16,423 エヘヘ…。 ハハハ…。 35 00:04:16,423 --> 00:04:19,092 なに デレッとしてるんですか! 36 00:04:19,092 --> 00:04:23,930 しかし 言動を矯正するのには 時間がかかるだろう? 37 00:04:23,930 --> 00:04:26,767 これまで 全然 ダメだったじゃないか? 38 00:04:26,767 --> 00:04:30,103 うっ… でしたら まず容姿を変えることから➡ 39 00:04:30,103 --> 00:04:32,772 始めましょう。 容姿? 40 00:04:32,772 --> 00:04:36,576 ドゥ様には 変化の試練を していただきます。 41 00:04:39,379 --> 00:04:41,715 ま~るく描いて~➡ 42 00:04:41,715 --> 00:04:46,386 ぎざぎざ描いて~ できた! 43 00:04:46,386 --> 00:04:48,555 (ジャヒー)上手にできました。 44 00:04:48,555 --> 00:04:51,391 これならば 魔術を発動できそうです。 45 00:04:51,391 --> 00:04:53,727 これで変身できるの? 46 00:04:53,727 --> 00:04:55,896 まだ準備段階です。 47 00:04:55,896 --> 00:05:01,568 変化するには なりたい姿かたちを 想像したうえで魔法陣に入り➡ 48 00:05:01,568 --> 00:05:03,570 呪文を唱える必要があります。 49 00:05:03,570 --> 00:05:05,739 ドゥ様 あれが見えますか? 50 00:05:05,739 --> 00:05:08,408 えっ? 51 00:05:08,408 --> 00:05:11,244 あっ おじさんたちだ! 52 00:05:11,244 --> 00:05:14,414 訓練で壊れた箇所の 修復作業をさせています。 53 00:05:14,414 --> 00:05:17,751 これから ドゥ様は…。 お~い! 54 00:05:17,751 --> 00:05:21,421 あ? ドゥ様は バケモノに変化し➡ 55 00:05:21,421 --> 00:05:23,590 あの奴隷たちに襲いかかり➡ 56 00:05:23,590 --> 00:05:26,259 やつらを恐怖により 支配する。 57 00:05:26,259 --> 00:05:28,261 それが今回の試練です! 58 00:05:28,261 --> 00:05:32,966 化け物って どんなの? お手本をお見せしましょう。 59 00:05:34,868 --> 00:05:36,970 ベリアント! 60 00:05:42,209 --> 00:05:44,211 わぁ…。 61 00:05:48,882 --> 00:05:50,884 (ほえ声) 62 00:05:50,884 --> 00:05:52,886 強そう! 63 00:05:52,886 --> 00:05:57,557 そうです 変化は恐ろしく そして 強く見せ➡ 64 00:05:57,557 --> 00:06:00,060 弱さを隠すために するものなのです。 65 00:06:00,060 --> 00:06:03,230 弱さを隠す? 66 00:06:03,230 --> 00:06:06,399 さぁ ドゥ様も やってみてください。 67 00:06:06,399 --> 00:06:08,902 わかった! 68 00:06:08,902 --> 00:06:10,904 ヘヘ…。 69 00:06:10,904 --> 00:06:15,075 う~ん ばけもの ばけもの…。 70 00:06:15,075 --> 00:06:18,745 お姉ちゃんと同じ ばけもの~。 71 00:06:18,745 --> 00:06:23,083 《ジャヒー:こうして手本を見せれば 想像も たやすいはず。 72 00:06:23,083 --> 00:06:27,087 変化を成功させて 今日こそ試練を!》 73 00:06:27,087 --> 00:06:31,291 う~ん… ベリアント! 74 00:06:35,528 --> 00:06:39,366 ぐはっ…。 エヘヘ… しっぽ~。 75 00:06:39,366 --> 00:06:41,534 しっぽ~ じゃないですよ! 76 00:06:41,534 --> 00:06:46,206 ちゃんとイメージしたのですか? もっといろいろ見てください! 77 00:06:46,206 --> 00:06:49,376 この牙とか! 78 00:06:49,376 --> 00:06:52,379 この羽とか! うわぁ。 79 00:06:52,379 --> 00:06:54,547 大きな耳とか! 80 00:06:54,547 --> 00:06:56,716 それ 寝ぐせ! 81 00:06:56,716 --> 00:06:58,885 角とか…。 角? 82 00:06:58,885 --> 00:07:04,057 う~ん なんかちょっと 難しいかも…。 83 00:07:04,057 --> 00:07:09,262 《ダメだ どんどん マスコット化していく あぁ…》 84 00:07:16,569 --> 00:07:20,740 《なぜだ! ドゥ様の魔力なら 問題ないはずなのに➡ 85 00:07:20,740 --> 00:07:23,243 なぜ こうも…》 86 00:07:23,243 --> 00:07:25,912 できた! 87 00:07:25,912 --> 00:07:27,914 角3本! 88 00:07:29,916 --> 00:07:32,852 はぁ…。 ジャヒーお姉ちゃん? 89 00:07:32,852 --> 00:07:36,523 《こうなったら…》 90 00:07:36,523 --> 00:07:38,692 奥の手を使うしかありませんね。 91 00:07:38,692 --> 00:07:41,027 それ なぁに? 92 00:07:41,027 --> 00:07:44,030 これは 魔王様が 試練の前に渡してくださった➡ 93 00:07:44,030 --> 00:07:46,199 変貌の花。 94 00:07:46,199 --> 00:07:48,535 20年に1度だけ咲く花です。 95 00:07:48,535 --> 00:07:51,204 ((こいつの花粉をかぶるだけで➡ 96 00:07:51,204 --> 00:07:54,207 巨大な怪物に変身できるのだ。 97 00:07:54,207 --> 00:07:58,044 いざというときに使うがよい)) 98 00:07:58,044 --> 00:08:00,380 この花も希少ですし➡ 99 00:08:00,380 --> 00:08:03,216 なるべく自力で 変化してほしかったのですが➡ 100 00:08:03,216 --> 00:08:05,218 致し方ありません。 101 00:08:07,887 --> 00:08:10,890 ハッ… ハックション! 102 00:08:13,059 --> 00:08:16,896 さぁ ドゥ様 今度こそ 見事 変貌を遂げ➡ 103 00:08:16,896 --> 00:08:20,400 人間どもに 魔族の おっ 恐ろしさを…。 104 00:08:20,400 --> 00:08:23,737 おぉ…。 105 00:08:23,737 --> 00:08:26,906 怪物になった~! 106 00:08:26,906 --> 00:08:29,242 いや 大きくなっただけ~! 107 00:08:29,242 --> 00:08:31,578 (アッシム)ドゥ… ドゥちゃん!? 108 00:08:31,578 --> 00:08:35,014 うわぁ… なんで あんなに でっかくなっちまったんだ? 109 00:08:35,014 --> 00:08:40,854 みんな 怪物だぞ~ がぉ~! 110 00:08:40,854 --> 00:08:44,357 (ジャヒー)あっ ドゥ様 どこへ? 111 00:10:00,867 --> 00:10:08,875 ♬~ 112 00:10:10,877 --> 00:10:14,380 巨大化したということは 体も強くなったということ! 113 00:10:14,380 --> 00:10:17,717 ドゥ様 あの奴隷どもを 蹴散らすのです! 114 00:10:17,717 --> 00:10:19,886 えっ? 115 00:10:19,886 --> 00:10:22,055 ん~! 116 00:10:22,055 --> 00:10:24,224 ドゥちゃんが向かってくるぞ。 117 00:10:24,224 --> 00:10:26,226 大きくなってもかわいいですねぇ。 118 00:10:26,226 --> 00:10:29,562 お~い! 119 00:10:29,562 --> 00:10:32,899 崖から離れろ! 上の岩が落ちてくるぞ! 120 00:10:32,899 --> 00:10:34,901 (2人)えっ? 121 00:10:37,237 --> 00:10:39,239 (2人)うわぁ…。 122 00:10:42,575 --> 00:10:45,478 ドゥ様! ドゥちゃん! 123 00:10:50,917 --> 00:10:54,254 た 助かった…。 ドゥ様のおかげだ。 124 00:10:54,254 --> 00:10:57,257 ドゥちゃん 大丈夫か? 125 00:10:57,257 --> 00:10:59,259 (2人)わぁ! 126 00:10:59,259 --> 00:11:02,262 ドゥ ドゥ ドゥ… ドゥ様! ケガしてない? 127 00:11:02,262 --> 00:11:04,764 俺たちはドゥちゃんのおかげで 平気だ。 128 00:11:04,764 --> 00:11:07,267 それより ドゥ様こそ 大丈夫です? 129 00:11:07,267 --> 00:11:10,270 うん ドゥは強いから! 130 00:11:10,270 --> 00:11:12,972 じゃあね! 131 00:11:14,941 --> 00:11:18,545 ドゥ様! また人間どもを助けるなんて…。 132 00:11:20,613 --> 00:11:23,616 《ドゥ様に 何もお教えできないとは…。 133 00:11:23,616 --> 00:11:25,952 やはり 私に 側近の資格は…》 134 00:11:25,952 --> 00:11:29,289 (ドゥ)ひっく ひっく…。 ドゥ様? 135 00:11:29,289 --> 00:11:31,958 ハッ! うぅ…。 136 00:11:31,958 --> 00:11:34,894 うわぁ~ん! 137 00:11:34,894 --> 00:11:36,896 ドゥ… ドゥ様!? え~ん…。 138 00:11:36,896 --> 00:11:40,567 だ 大丈夫! 痛くない 痛くないですよ~。 139 00:11:40,567 --> 00:11:46,739 うぅ… みんなの前で 泣かなかった。 140 00:11:46,739 --> 00:11:51,244 え? 変化… したから。 141 00:11:51,244 --> 00:11:54,080 変化… あっ! 142 00:11:54,080 --> 00:11:57,584 ((変化は恐ろしく そして 強く見せ➡ 143 00:11:57,584 --> 00:12:00,420 弱さを隠すために するものなのです。 144 00:12:00,420 --> 00:12:03,756 弱さを隠す?)) 145 00:12:03,756 --> 00:12:08,428 《そうか 私の言葉をちゃんと…》 146 00:12:08,428 --> 00:12:12,765 はい よく我慢できましたね。 お姉ちゃん? 147 00:12:12,765 --> 00:12:17,437 ドゥ様は強い子です。 だから こんなケガだって➡ 148 00:12:17,437 --> 00:12:19,939 へっちゃらですよ。 149 00:12:22,275 --> 00:12:24,944 うぅ…。 150 00:12:24,944 --> 00:12:27,280 うん へっちゃら! 151 00:12:27,280 --> 00:12:31,951 私もです。 エヘヘ…。 152 00:12:31,951 --> 00:12:36,889 《ありがとうございます ドゥ様》 153 00:12:36,889 --> 00:12:41,060 (アーリマン)ドゥ どうしたのだ そのたんこぶは! 154 00:12:41,060 --> 00:12:44,464 何があったのだ!? ドゥ~! 155 00:12:52,739 --> 00:12:57,744 (サティ)高収入 どこでもお届け 魔界宅配ドライバー…。 156 00:12:57,744 --> 00:13:00,580 って 私 免許持ってないし…。 157 00:13:00,580 --> 00:13:06,085 24時間いつでもOK 魔界コンビニ店員 研修期間あり。 158 00:13:06,085 --> 00:13:08,755 って めんどくさ~い。 159 00:13:08,755 --> 00:13:13,092 経験者求む? 誰でも最初は初心者だっての。 160 00:13:13,092 --> 00:13:16,262 どれもこれもパッとしないわねぇ。 161 00:13:16,262 --> 00:13:21,267 どっかにないもんかしら? 私にピッタリの天職ってやつ…。 162 00:13:21,267 --> 00:13:23,269 師匠! 163 00:13:23,269 --> 00:13:26,939 ねぇねぇ また新しい いたずら教えて。 164 00:13:26,939 --> 00:13:28,941 ドゥちゃん。 165 00:13:32,111 --> 00:13:34,714 (サティ)フッフッフ…。 166 00:13:34,714 --> 00:13:36,716 (サティ)やっと来たわね ジャヒー。 167 00:13:36,716 --> 00:13:40,053 さぁ このサティ様と勝負しなさい。 168 00:13:40,053 --> 00:13:42,755 側近の座をかけて! 169 00:13:45,725 --> 00:13:50,229 さぁ ドゥ様 試練に行きましょう。 170 00:13:50,229 --> 00:13:53,232 無視してんじゃないわよ! この脳筋…。 171 00:13:53,232 --> 00:13:56,569 つっかかってくるな このポンコツ! 172 00:13:56,569 --> 00:13:58,905 いきなり わけのわからないことを! 173 00:13:58,905 --> 00:14:02,408 というか パリカーの仕事はどうした? 174 00:14:02,408 --> 00:14:05,745 辞めたわよ。 へっ? 175 00:14:05,745 --> 00:14:09,749 覚えてるでしょ? 前にやった 誘惑の試練。 176 00:14:09,749 --> 00:14:12,418 ((おませはママに怒られるぞ。 177 00:14:12,418 --> 00:14:15,588 ぶっ殺~す!)) 178 00:14:15,588 --> 00:14:19,759 あれで気づいたのよ 私 誘惑に向いてないって。 179 00:14:19,759 --> 00:14:23,596 あぁ…。 ジャヒーお姉ちゃん。 180 00:14:23,596 --> 00:14:25,798 見てて~。 181 00:14:27,934 --> 00:14:32,605 大成功! これね 師匠と作ったんだよ。 182 00:14:32,605 --> 00:14:35,375 ねぇ~。 ねぇ~。 183 00:14:35,375 --> 00:14:38,878 あれ以来 ドゥちゃんに イタズラの師匠と慕われて➡ 184 00:14:38,878 --> 00:14:42,215 こうして一緒に遊んであげる仲。 185 00:14:42,215 --> 00:14:45,385 それで気づいたの。 186 00:14:45,385 --> 00:14:48,721 私こそが ドゥちゃんの側近に なるべきじゃないか。 187 00:14:48,721 --> 00:14:51,891 いえ 絶対になるべきだわってね。 188 00:14:51,891 --> 00:14:54,227 《こいつは…》 189 00:14:54,227 --> 00:14:58,064 だから勝負よ! 私のほうが 側近にふさわしいって➡ 190 00:14:58,064 --> 00:15:00,233 証明してあげるわ! はぁ…。 191 00:15:00,233 --> 00:15:04,404 ねぇねぇ これも 師匠と作ったんだよ。 192 00:15:04,404 --> 00:15:06,906 座って 座って! 193 00:15:11,911 --> 00:15:14,413 (ブーブークッションの音) 194 00:15:14,413 --> 00:15:18,251 やった~! (2人)イエーイ! 195 00:15:18,251 --> 00:15:23,089 (ドゥ)師匠のいたずら 最高! 最高! わかった。 196 00:15:23,089 --> 00:15:25,091 受けて立とう! 197 00:15:25,091 --> 00:15:27,927 そうこなくっちゃ! だが 負けたほうは➡ 198 00:15:27,927 --> 00:15:30,763 今後 ドゥ様と会わないという 条件付きだ。 199 00:15:30,763 --> 00:15:33,699 あら いいの? そんな条件出しちゃって。 200 00:15:33,699 --> 00:15:36,536 ああ。 201 00:15:36,536 --> 00:15:42,742 私が お前に負けるなど 万に一つもないからな。 202 00:15:44,710 --> 00:15:47,013 いくぞ! 203 00:15:49,549 --> 00:15:52,385 えっ? ♬(アーリマン)「ほ~いほい」 204 00:15:52,385 --> 00:15:54,720 ♬「ほ~いほい」 205 00:15:54,720 --> 00:15:59,058 ♬「ほほほい ほほほい ほほほいの…」 206 00:15:59,058 --> 00:16:03,563 ほい! わぁ さすが~! 207 00:16:03,563 --> 00:16:06,732 魔術で こんな一気に 散らかしちゃうなんて。 208 00:16:06,732 --> 00:16:09,068 ご協力 感謝するわ 魔王様。 209 00:16:09,068 --> 00:16:14,407 なぁに お安い御用だ。 お前たちの勝負のためだからな。 210 00:16:14,407 --> 00:16:16,576 ためだからな~。 211 00:16:16,576 --> 00:16:19,745 ちょちょちょ まさか勝負って!? 212 00:16:19,745 --> 00:16:22,415 フッフッフ…。 213 00:16:22,415 --> 00:16:25,751 そう! 私たちは 家事で勝負するのよ! 214 00:16:25,751 --> 00:16:28,921 なっ なぜ わざわざ家事で!? 215 00:16:28,921 --> 00:16:34,360 え~ だってぇ 単なる魔術や 力仕事じゃ➡ 216 00:16:34,360 --> 00:16:37,530 か弱い私に勝ち目ないもの。 217 00:16:37,530 --> 00:16:43,703 それに~ 淑女の私は 血なまぐさいことって嫌いなの。 218 00:16:43,703 --> 00:16:46,372 フェアにスマートに。 219 00:16:46,372 --> 00:16:48,541 要は そういうことよ。 220 00:16:48,541 --> 00:16:50,877 部屋に相撲取り? 221 00:16:50,877 --> 00:16:53,045 フェアにスマートに! 222 00:16:53,045 --> 00:16:55,882 はぁ… もう 何だっていいわ。 223 00:16:55,882 --> 00:16:58,384 よし! まずは掃除よ。 224 00:16:58,384 --> 00:17:01,888 あんたは右半分 私は左半分。 225 00:17:01,888 --> 00:17:05,224 どっちが早くきれいにできるか 勝負よ! 226 00:17:05,224 --> 00:17:10,730 《フフ… バカね あんたが家政婦に 家事を任せきりなのは➡ 227 00:17:10,730 --> 00:17:14,734 調査済みよ。 この勝負 いただいたわ!》 228 00:17:19,405 --> 00:17:23,075 ケホッ…。 う~む サティの側は➡ 229 00:17:23,075 --> 00:17:25,912 むしろ さっきより 汚れてしまったな。 230 00:17:25,912 --> 00:17:28,915 やはりポンコツか。 ハンカチ はい。 231 00:17:28,915 --> 00:17:31,751 違うわ! これは事故よ。 232 00:17:31,751 --> 00:17:34,687 てか なんで 私のほうに 暖炉なんてあるのよ! 233 00:17:34,687 --> 00:17:38,024 ずるいわよ! お前が自分で分けたのだろう? 234 00:17:38,024 --> 00:17:40,359 うっ… と とにかく➡ 235 00:17:40,359 --> 00:17:42,695 これはノーカンよ ノー カン! 236 00:17:42,695 --> 00:17:46,866 《しかたない 気が済むまで つきあってやるか》 237 00:17:46,866 --> 00:17:48,868 次よ 次! 238 00:17:54,540 --> 00:17:56,542 次! 239 00:18:02,381 --> 00:18:04,383 次! 240 00:18:09,889 --> 00:18:12,058 うわっ! 241 00:18:12,058 --> 00:18:16,228 なんでできんのよ 脳筋のくせに! 242 00:18:16,228 --> 00:18:18,230 誰が脳筋だ! 243 00:18:18,230 --> 00:18:20,566 家事なんぞに後れを取る 私ではない。 244 00:18:20,566 --> 00:18:24,904 魔術の鍛錬に比べたら 赤子の手をひねるようなものだ。 245 00:18:24,904 --> 00:18:28,074 いいかげんに諦めるんだな。 嫌よ! 246 00:18:28,074 --> 00:18:31,477 ドゥちゃんは 私がお世話するんだから! 247 00:18:34,013 --> 00:18:36,349 エヘヘ… おなか減った。 248 00:18:36,349 --> 00:18:40,019 次は料理勝負よ! 249 00:18:40,019 --> 00:18:42,855 あ~ん…。 250 00:18:42,855 --> 00:18:45,524 おいしい! 251 00:18:45,524 --> 00:18:48,361 お~ ホントにうまいな。 252 00:18:48,361 --> 00:18:53,032 すごいじゃないか サティ。 イヒヒ… でしょでしょ? 253 00:18:53,032 --> 00:18:55,534 そうでしょ? あっ おかわりもあるから。 254 00:18:55,534 --> 00:18:59,705 そうか よかったな ドゥ。 うん。 255 00:18:59,705 --> 00:19:03,709 《そっかぁ 私 料理できたんだ。 256 00:19:03,709 --> 00:19:07,546 そういえば よくママの料理 手伝ってたっけ。 257 00:19:07,546 --> 00:19:09,715 すっかり忘れてたわ》 258 00:19:09,715 --> 00:19:11,717 ん? うん? 259 00:19:15,388 --> 00:19:17,390 何これ? 260 00:19:17,390 --> 00:19:23,062 まぁ 少し焦げてしまったが 肝心なのは味だからな。 261 00:19:23,062 --> 00:19:25,064 確かに そのとおりだな。 262 00:19:25,064 --> 00:19:27,566 どれ 一口…。 263 00:19:31,070 --> 00:19:33,506 おぉ~! 264 00:19:33,506 --> 00:19:36,842 (2人)魔王様! ちょっとジャヒー! 265 00:19:36,842 --> 00:19:38,844 あんた あれに何入れたのよ? 266 00:19:38,844 --> 00:19:41,847 あっ いや そんなはずは…。 267 00:19:41,847 --> 00:19:44,517 ドゥ様!? 268 00:19:44,517 --> 00:19:46,686 (サティ)食べてくれてもないわねぇ。 269 00:19:46,686 --> 00:19:48,688 これは驚き。 270 00:19:48,688 --> 00:19:52,191 あのジャヒーが 料理もできないなんて。 271 00:19:52,191 --> 00:19:56,195 さっ ドゥちゃん この料理勝負を見たうえで➡ 272 00:19:56,195 --> 00:19:58,864 どっちが側近になってほしいか 決めて。 273 00:19:58,864 --> 00:20:01,200 待っ…。 ドゥが決めるの? 274 00:20:01,200 --> 00:20:04,870 (サティ)魔王様は 今 判断できそうもないしね。 275 00:20:04,870 --> 00:20:07,206 う~ん…。 276 00:20:07,206 --> 00:20:09,208 フフ…。 277 00:20:09,208 --> 00:20:12,211 《そんな… つい この前は➡ 278 00:20:12,211 --> 00:20:15,548 側近として いい感じになったと 思ったのに。 279 00:20:15,548 --> 00:20:21,387 なのに… なのに 料理ごときで 私は側近の座を?》 280 00:20:21,387 --> 00:20:24,390 はい! 《勝ったわ》 281 00:20:24,390 --> 00:20:27,059 そっきんって何ですか? 282 00:20:27,059 --> 00:20:29,061 (2人)え~!? 283 00:20:29,061 --> 00:20:33,733 あっ 木琴は知ってるよ たたくやつ。 284 00:20:33,733 --> 00:20:36,235 側近です 側近! 285 00:20:36,235 --> 00:20:39,071 いつもドゥちゃんのそばにいて いろいろ教えたり➡ 286 00:20:39,071 --> 00:20:42,408 お世話してくれる人のことよ! ああ。 287 00:20:42,408 --> 00:20:46,078 う~ん… でも ドゥは➡ 288 00:20:46,078 --> 00:20:49,248 試練も いたずらも➡ 289 00:20:49,248 --> 00:20:51,584 どっちも好きで➡ 290 00:20:51,584 --> 00:20:55,588 お姉ちゃんたち どっちにも 教えてもらいたいから➡ 291 00:20:55,588 --> 00:20:58,924 どっちかが いなくなっちゃうなんて➡ 292 00:20:58,924 --> 00:21:01,093 そんなの やだ! 293 00:21:01,093 --> 00:21:04,096 ドゥちゃん…。 ドゥ様…。 294 00:21:04,096 --> 00:21:06,499 フフフ…。 295 00:21:08,767 --> 00:21:10,770 あ~む…。 296 00:21:10,770 --> 00:21:12,938 (2人)うわっ! ドゥ様➡ 297 00:21:12,938 --> 00:21:15,107 無理して食べないでください! 298 00:21:15,107 --> 00:21:18,010 そうよ 魔王様の苦しみ方 見たでしょ!? 299 00:21:19,945 --> 00:21:22,448 んま~。 (2人)えっ? 300 00:21:22,448 --> 00:21:25,951 エヘヘ… スイートポテト大好き。 301 00:21:25,951 --> 00:21:30,122 おイモと甘いお砂糖の味~。 302 00:21:30,122 --> 00:21:32,625 これって スイートポテトだったの? 303 00:21:34,894 --> 00:21:40,399 ((ドゥ様の好物は イモと 暗黒物質だったか。 304 00:21:40,399 --> 00:21:43,235 たしか 甘いのとか 言ってたな)) 305 00:21:43,235 --> 00:21:49,742 ジャヒーお姉ちゃん ドゥの好きなもの 覚えてくれてたんだ! 306 00:21:51,911 --> 00:21:54,246 べっ 別に偶然ですから。 307 00:21:54,246 --> 00:21:56,415 おかわり! 308 00:21:56,415 --> 00:21:58,417 はい! 309 00:21:58,417 --> 00:22:01,754 ハッハッハ… では 勝負は引き分けだな。 310 00:22:01,754 --> 00:22:04,423 認めないわ。 (3人)ん? 311 00:22:04,423 --> 00:22:08,761 私が勝つまで 何度だって 挑んでやるんだから~! 312 00:22:08,761 --> 00:22:11,263 うわぁ~! 313 00:22:13,265 --> 00:22:15,935 とか言って 飛び出して行ったっきり➡ 314 00:22:15,935 --> 00:22:18,437 何の音沙汰もありませんけど➡ 315 00:22:18,437 --> 00:22:22,107 いったい どこで 何をしているのやら…。 316 00:22:22,107 --> 00:22:25,277 あっ 何これ? 317 00:22:25,277 --> 00:22:30,115 この食堂 前は こんなに はやってなかったような…。 318 00:22:30,115 --> 00:22:32,618 なんだ これ めちゃくちゃうめえじゃねえか! 319 00:22:32,618 --> 00:22:35,888 こんなの食ったことねえぞ! ふざけやがって! 320 00:22:35,888 --> 00:22:39,558 誰だ こんなうまい料理を 作ったのは!? 321 00:22:39,558 --> 00:22:43,062 フッ いい腕してやがるぜ 姉ちゃん。 322 00:22:43,062 --> 00:22:46,565 < あれからサティは 魔城の食堂で➡ 323 00:22:46,565 --> 00:22:48,567 コックにスカウトされていた> 324 00:22:48,567 --> 00:22:52,571 見つけたわ 私の天職!