1 00:00:12,960 --> 00:00:15,720 (クイーン)はぁ… ああぁ… 2 00:00:15,720 --> 00:00:18,380 ううぅ… 3 00:00:18,380 --> 00:00:24,890 (歓声) 4 00:00:24,890 --> 00:00:26,890 (零)どうよ ガキンチョ 5 00:00:35,070 --> 00:00:37,570 (零)笑い方も思い出したろ? 6 00:00:37,570 --> 00:00:39,570 (トロン)あっ… 7 00:00:41,910 --> 00:00:43,910 おっ 8 00:00:46,250 --> 00:00:51,080 タッハハハ! ずいぶんと 元気になったじゃねぇかよ ガキンチョ 9 00:00:51,080 --> 00:00:53,080 (トロン)ガキンチョじゃない… 10 00:00:55,090 --> 00:00:57,260 トロン… 11 00:00:57,260 --> 00:01:02,360 トロンだぁ? んだか 眠そうな名前してやがんなぁ 12 00:01:02,360 --> 00:01:05,200 (クイーン)零様! お お前っ… 13 00:01:05,200 --> 00:01:09,700 人前で女が… もう 離れたくありません! 14 00:01:09,700 --> 00:01:13,710 は… 離れろ! いいか? 男ってのはな 人前で女と… 15 00:01:13,710 --> 00:01:16,210 ぜろさま… この背中の龍— 16 00:01:16,210 --> 00:01:20,050 とっても雄々しいです この胸板も… 17 00:01:20,050 --> 00:01:22,720 んん ぐっ… 18 00:01:22,720 --> 00:01:25,520 (零)離れろぉ~! 19 00:03:05,030 --> 00:03:10,200 (九内)はじめまして 聖女エンジェル・ホワイト様 20 00:03:10,200 --> 00:03:12,200 (ホワイト) はじめまして 21 00:03:12,200 --> 00:03:14,200 ふむ… さぁ 22 00:03:16,710 --> 00:03:18,710 んん? 23 00:03:18,710 --> 00:03:22,880 まぁ なんと お呼びすればよいでしょうか 24 00:03:22,880 --> 00:03:26,380 魔王で結構ですよ 私からすれば— 25 00:03:26,380 --> 00:03:29,580 今や あだ名や 異名のようなものですから 26 00:03:34,220 --> 00:03:37,060 フゥー 27 00:03:37,060 --> 00:03:39,060 (煙を吐く息) 28 00:03:39,060 --> 00:03:43,230 あなたは 本当に 伝承にある「魔王」なのですか? 29 00:03:43,230 --> 00:03:47,070 あなたがそう思うのなら そうなのでしょうな 30 00:03:47,070 --> 00:03:50,670 あなたは ルナをどうしようと 考えているのですか? 31 00:03:50,670 --> 00:03:54,510 彼女との出会いは とても不幸なものでした 32 00:03:54,510 --> 00:03:58,680 私を悪しき存在と 考えたのでしょうな 33 00:03:58,680 --> 00:04:04,190 ですが 今は「すばらしい関係」を 築いておりますよ 34 00:04:04,190 --> 00:04:08,520 《そ そんな… ありえない!》 ((私の言うことを聞きなさい!)) 35 00:04:08,520 --> 00:04:11,030 《ホワイト:わがままが 服を着たようなあのルナが!? 36 00:04:11,030 --> 00:04:15,870 ウソでしょ!? どんな魔法を使ったの!?》 37 00:04:15,870 --> 00:04:20,700 あなたは この国に 害をもたらす者ですか? 38 00:04:20,700 --> 00:04:23,370 ハァー… 39 00:04:23,370 --> 00:04:26,880 そこですよ 私が言いたいのは 40 00:04:26,880 --> 00:04:32,380 私の国には「百聞は一見にしかず」 という言葉がありましてね 41 00:04:32,380 --> 00:04:34,380 人から聞いた話より— 42 00:04:34,380 --> 00:04:38,220 実際に見たほうが 理解も早いという意味ですよ 43 00:04:38,220 --> 00:04:40,390 とてもよい考え方です 44 00:04:40,390 --> 00:04:42,560 私がこれから行うことを— 45 00:04:42,560 --> 00:04:46,230 実際に見て そして 判断してくださればよい 46 00:04:46,230 --> 00:04:49,070 私は昔から口舌ではなく— 47 00:04:49,070 --> 00:04:53,000 実際の行動をもって それを示してきた 48 00:04:53,000 --> 00:04:58,170 《神都に何らかの 侵略行為をするつもり?》 49 00:04:58,170 --> 00:05:02,680 それと… あなたにひとつ 頼みたいことがありましてな 50 00:05:02,680 --> 00:05:04,680 なんでしょうか? 51 00:05:04,680 --> 00:05:08,680 私は「熾天使」のことを 調べたいと思っていまして 52 00:05:08,680 --> 00:05:13,360 書庫などがあれば 自由に 閲覧させていただきたいのですよ 53 00:05:13,360 --> 00:05:17,360 《し… 熾天使様のことを 知りたいですって!? 54 00:05:17,360 --> 00:05:20,530 殺そうと弱点でも探す気なの? 55 00:05:20,530 --> 00:05:24,730 よりにもよって 私の前で 堂々と口にするなんて…》 56 00:05:29,710 --> 00:05:33,210 書庫の閲覧は… ご自由に 57 00:05:33,210 --> 00:05:37,050 ただし 私の口から 熾天使様のことを語るのは— 58 00:05:37,050 --> 00:05:39,050 遠慮させていただきます 59 00:05:39,050 --> 00:05:42,720 なるほど… それで結構ですよ 60 00:05:42,720 --> 00:05:47,820 私も尊き方を語るなど 恐れ多くて とてもできませんからな 61 00:05:49,890 --> 00:05:53,330 では 私は そろそろ失礼させていただく 62 00:05:53,330 --> 00:05:56,170 とても有意義な時間でしたな 63 00:05:56,170 --> 00:06:00,970 ええ こちらにとっても とても有意義な時間でしたわ 64 00:06:05,680 --> 00:06:09,680 あなたが 「悪魔王」を滅ぼしたのですね 65 00:06:16,350 --> 00:06:19,520 フゥー… 66 00:06:19,520 --> 00:06:23,530 あれが「王」などと 少々 片腹痛いですな 67 00:06:23,530 --> 00:06:29,030 出来の悪い作り物ですよ 68 00:06:29,030 --> 00:06:32,370 (ドアの開閉音) 69 00:06:32,370 --> 00:06:34,540 はぁ… 70 00:06:34,540 --> 00:06:39,710 はぁ… 悪魔王すら出来損ない… 71 00:06:39,710 --> 00:06:42,210 はぁ… 72 00:06:42,210 --> 00:06:44,810 《とんでもない美人だったな》 73 00:06:47,220 --> 00:06:51,490 《それにしても ずいぶん まともな聖女だったが… 74 00:06:51,490 --> 00:06:56,160 いや 今までが ひどすぎたせいか 75 00:06:56,160 --> 00:07:01,830 先日の戦いで スキルポイントは1,249ポイント 76 00:07:01,830 --> 00:07:04,170 これなら側近召喚だけでなく— 77 00:07:04,170 --> 00:07:09,170 病院や温泉を建てても まだスキルポイントが残る 78 00:07:09,170 --> 00:07:11,840 システムコマンド「全移動」を使えば— 79 00:07:11,840 --> 00:07:16,850 行ったことあるエリアには 瞬時に移動ができる 80 00:07:16,850 --> 00:07:19,180 フフフ… 81 00:07:19,180 --> 00:07:24,020 アッハハハハハハ! 82 00:07:24,020 --> 00:07:27,690 (アク)あっ! この邪悪に満ちた高笑いは… 83 00:07:27,690 --> 00:07:30,690 魔王様~! んっ? 84 00:07:30,690 --> 00:07:33,700 聖女様との話し合いは どうでしたか? 85 00:07:33,700 --> 00:07:35,870 上手くいったぞ~! 86 00:07:35,870 --> 00:07:38,200 エヘ エッヘヘ… フハハハハハ 87 00:07:38,200 --> 00:07:40,370 (笑い声) 88 00:07:40,370 --> 00:07:43,870 《ますます父と娘だな こりゃ…》 89 00:07:45,880 --> 00:07:50,480 (九内)う~ん… よくわからんな 90 00:07:50,480 --> 00:07:54,150 西洋というか ファンタジーというか 91 00:07:54,150 --> 00:07:57,990 でも たまに入ってる絵とか すごくきれいですよ 92 00:07:57,990 --> 00:08:00,820 絵本ならそれでもいいんだがな… 93 00:08:00,820 --> 00:08:06,000 そもそも 天使とは元からいたのか それとも 誰かが作ったのか 94 00:08:06,000 --> 00:08:08,830 何より なぜそいつらは消えた? 95 00:08:08,830 --> 00:08:12,170 敵対している悪魔は 健在じゃないか 96 00:08:12,170 --> 00:08:16,170 えぇ… そんなこと 考えたこともないです 97 00:08:16,170 --> 00:08:19,840 肝心の熾天使については 何も書かれていない 98 00:08:19,840 --> 00:08:21,840 夜逃げでもしたのか? 99 00:08:21,840 --> 00:08:24,350 そ そんなことはないと 思いますよ! 100 00:08:24,350 --> 00:08:28,020 きっと どこかで見守ってくれてます… 101 00:08:28,020 --> 00:08:31,020 まぁ 時間はたっぷりある 102 00:08:31,020 --> 00:08:34,020 今後 暇を見ては 足を運ぶことにしよう 103 00:08:34,020 --> 00:08:37,520 はい! 僕も いろんな本を読んでみたいです! 104 00:08:41,530 --> 00:08:43,700 (アク)あっ 魔王様… 105 00:08:43,700 --> 00:08:47,040 最後に この本 読んでいいですか? 106 00:08:47,040 --> 00:08:50,470 うん? 『破壊犬ポチの大冒険』… 107 00:08:50,470 --> 00:08:52,640 なんだ これは 108 00:08:52,640 --> 00:08:57,650 「昔あるところに 何でも かみついて壊してしまう— 109 00:08:57,650 --> 00:09:00,820 ポチというオス犬がいました 110 00:09:00,820 --> 00:09:06,820 「村が半壊して困った村人たちは ポチを追いはらいました 111 00:09:06,820 --> 00:09:12,830 無一文のポチは冒険者となり 街の迷宮に潜ることに… 112 00:09:12,830 --> 00:09:16,330 冒険者たちの武器や防具を 壊しながら— 113 00:09:16,330 --> 00:09:19,340 迷宮の奥へと潜っていきます 114 00:09:19,340 --> 00:09:25,670 “スララ~ スララ~” メス犬を襲うスライムを発見するポチ 115 00:09:25,670 --> 00:09:29,510 “クソ汚い粘液が 許さんワン!” 116 00:09:29,510 --> 00:09:36,020 スライムを倒したポチは メス犬を一晩中 やさしく かみつづけました 117 00:09:36,020 --> 00:09:39,860 ポチはついに 迷宮最深部にたどり着き— 118 00:09:39,860 --> 00:09:43,690 珍しい武器や防具 魔道具を見つけ— 119 00:09:43,690 --> 00:09:47,360 それらを持ち帰り 人気犬になりましたとさ 120 00:09:47,360 --> 00:09:49,370 めでたしめでたし…」 121 00:09:49,370 --> 00:09:51,370 (アク)わぁ~ 122 00:09:51,370 --> 00:09:54,370 ふぅ… なんだ これは? 123 00:09:54,370 --> 00:09:59,880 本来 絵本ってのは 何か 教訓になる話が多いはずなんだが 124 00:09:59,880 --> 00:10:03,210 これは どこの層に向けて 書いているんだ? 125 00:10:03,210 --> 00:10:06,010 でも ワンちゃんが かわいいですよ 126 00:10:08,550 --> 00:10:12,720 《それにしても 迷宮か…》 127 00:10:12,720 --> 00:10:15,890 そこの司書くん はっ はい! 128 00:10:15,890 --> 00:10:19,730 この本には 迷宮に行けば いろんな武器や防具などが— 129 00:10:19,730 --> 00:10:22,570 落ちているとあるが 本当なのかね? 130 00:10:22,570 --> 00:10:29,240 はっ はい! 古い時代の アイテムなどが稀に見つかる とか 131 00:10:29,240 --> 00:10:32,070 うむ… 132 00:10:32,070 --> 00:10:37,580 《九内:この体は 物理攻撃に 対しては ほぼ無敵に近い 133 00:10:37,580 --> 00:10:40,580 だが インフィニティゲーム内に 存在しなかった— 134 00:10:40,580 --> 00:10:44,920 「魔法」が弱点なのは明白だ 135 00:10:44,920 --> 00:10:50,620 魔法への抵抗を高める 「何かが」絶対に必要だ…》 136 00:10:57,030 --> 00:11:02,200 アク 先に宿に戻っておいてくれ 少し用事ができた 137 00:11:02,200 --> 00:11:04,200 (アク)わかりました 138 00:11:22,060 --> 00:11:24,730 あ~あ… 139 00:11:24,730 --> 00:11:29,400 こう見えて 私は忙しい身でな… 140 00:11:29,400 --> 00:11:33,070 鬼ごっこをしている暇はない 141 00:11:33,070 --> 00:11:35,070 お前は… 142 00:11:38,070 --> 00:11:40,070 見つけたの… 143 00:11:50,690 --> 00:11:56,030 《九内:このガキ… 零に なってるときに助けたヤツか?》 144 00:11:56,030 --> 00:11:59,860 で… 何か用か ガキンチョ 145 00:11:59,860 --> 00:12:03,700 やっぱり 零と同じ言い方 同じ色 146 00:12:03,700 --> 00:12:07,540 色? 何を言っているんだ お前は 147 00:12:07,540 --> 00:12:13,210 私は万物を色で見るの 人の感情や魂を 148 00:12:13,210 --> 00:12:18,050 新手の人相占いか何かか? 他を当たってくれ 149 00:12:18,050 --> 00:12:20,220 おっ… 150 00:12:20,220 --> 00:12:22,550 零を出して 今すぐ 151 00:12:22,550 --> 00:12:26,720 お前はさっきから 何を言っているんだ 人違いだ 152 00:12:26,720 --> 00:12:30,390 出して ここで 今すぐ出して 153 00:12:30,390 --> 00:12:33,060 妙な言い方で連呼すんな! 154 00:12:33,060 --> 00:12:36,400 何が目的なんだ? 零は… 155 00:12:36,400 --> 00:12:41,570 あなたは私を助けてくれたの 零に会いたいの 156 00:12:41,570 --> 00:12:45,410 《このガキが何歳か知らんが せっかく零が— 157 00:12:45,410 --> 00:12:50,850 苦労して助けた命を 野垂れ死に させるのも なんだろうしな…》 158 00:12:50,850 --> 00:12:54,850 そうだな 零に会わせてやってもいいが— 159 00:12:54,850 --> 00:12:59,190 いくつか条件がある 条件? なんでもする 160 00:12:59,190 --> 00:13:03,030 私の命令に従い おとなしく働くのであれば— 161 00:13:03,030 --> 00:13:05,030 会わせてやってもいい 162 00:13:05,030 --> 00:13:10,030 働くって 何をすればいいの? 人をたくさん殺せばいいの? 163 00:13:10,030 --> 00:13:14,540 違うわっ! どいつもこいつも 俺をなんだと思ってやがんだ! 164 00:13:14,540 --> 00:13:17,040 じゃ どうすれば… 165 00:13:17,040 --> 00:13:22,210 フン… 近々 人手がいくらあっても 足りんようになるんでな 166 00:13:22,210 --> 00:13:25,880 その腕力と色とやらを 私のために使うなら— 167 00:13:25,880 --> 00:13:29,390 会わせてやってもいいぞ ガキンチョ 168 00:13:29,390 --> 00:13:33,890 私はトロン ガキンチョじゃないの 169 00:13:33,890 --> 00:13:36,390 んっ… あっ 170 00:13:36,390 --> 00:13:39,230 ガキはガキだろうが 行くぞ 171 00:13:39,230 --> 00:13:41,230 うん 172 00:13:43,400 --> 00:13:47,900 さぁ 全員 支度は整ってるな? 行くぞ 173 00:13:47,900 --> 00:13:52,010 (悠)長官 その子どもは いったい… 174 00:13:52,010 --> 00:13:55,680 わぁ~ すごくきれいな髪ですね 175 00:13:55,680 --> 00:13:59,850 あっ アンタ! その子 「魔」が混じってるじゃない! 176 00:13:59,850 --> 00:14:03,350 あっ… 《魔が混じる?》 177 00:14:03,350 --> 00:14:08,020 今後 ラビの村に必要でな 目をつむってくれ 178 00:14:08,020 --> 00:14:12,530 聖女が魔人を… ムチャ言わないでよ… 179 00:14:12,530 --> 00:14:18,030 あの村を発展させれば 上の姉 2人を見返すことができるぞ 180 00:14:18,030 --> 00:14:20,200 うっ… それは… 181 00:14:20,200 --> 00:14:23,710 (九内)第一 国の頂点に立つような存在とは— 182 00:14:23,710 --> 00:14:27,880 清濁を併せのむ器量を持った 人間のことを指す 183 00:14:27,880 --> 00:14:32,880 お前のように何でも白黒で 分けていては 一歩も進まんぞ 184 00:14:32,880 --> 00:14:35,380 何よ 偉そうに言っちゃってさ 185 00:14:35,380 --> 00:14:38,720 それだけ お前に 期待しているということさ 186 00:14:38,720 --> 00:14:41,560 わっ 分かったわよ! 187 00:14:41,560 --> 00:14:46,400 ただし 悪さをしたら承知しないからね! 188 00:14:46,400 --> 00:14:49,570 《悠 全移動は 使えるようになったか?》 189 00:14:49,570 --> 00:14:51,670 《悠:はい 長官 190 00:14:51,670 --> 00:14:56,170 抑えつけられていたものが 1つ外れた気がします》 191 00:14:56,170 --> 00:14:59,770 では私につかまれ ラビの村まで飛ぶ 192 00:15:03,680 --> 00:15:07,020 《悠… お前は自分で飛べるだろう》 193 00:15:07,020 --> 00:15:12,690 《30の気力で済むところを 60も使うのはナンセンスです 長官》 194 00:15:12,690 --> 00:15:16,530 《九内:まぁ… そうかもしれんが…》 195 00:15:16,530 --> 00:15:20,530 では行くぞ 「全移動 ラビの村」! 196 00:15:24,700 --> 00:15:26,870 (アク)魔王様 すごいです! 197 00:15:26,870 --> 00:15:32,040 ウソでしょ!? 一瞬で私の領地に 来るって ありえないんだけど! 198 00:15:32,040 --> 00:15:34,710 悠 早速だが 設置を始めるぞ 199 00:15:34,710 --> 00:15:37,050 はい 長官 200 00:15:37,050 --> 00:15:39,880 (モモ)あっ 黒い人だウサ! 201 00:15:39,880 --> 00:15:43,080 (キョン)滑車に肥料 すっごく助かってます ピョン! 202 00:15:45,050 --> 00:15:47,890 《見ていろ… 何もかもひっくり返して— 203 00:15:47,890 --> 00:15:51,890 この村に見たこともない量の 黄金を降らせてやる!》 204 00:15:57,170 --> 00:16:00,970 ふむ… このあたりが最適か 205 00:16:09,180 --> 00:16:13,280 希少アイテム作成 「医療器具一式」 206 00:16:20,020 --> 00:16:23,360 拠点進化 「野戦病院」 207 00:16:23,360 --> 00:16:26,860 長官 念のために 中を確認しませんか? 208 00:16:26,860 --> 00:16:28,860 そうだな 209 00:16:32,030 --> 00:16:35,830 《九内:電気もきてないってのに 問題なく動いてるな…》 210 00:16:38,210 --> 00:16:40,710 (九内)悠 問題はなさそうか? 211 00:16:40,710 --> 00:16:43,050 (悠)はい 今日からでもすぐに 212 00:16:43,050 --> 00:16:47,380 ですが 料金はどう設定しましょうか? 213 00:16:47,380 --> 00:16:50,150 これは あくまでも暫定だが— 214 00:16:50,150 --> 00:16:53,820 現状は 我々の 金銭感覚へと当てはめよう 215 00:16:53,820 --> 00:16:58,830 それでおかしいようなら 後で逐次 修正していけばいい 216 00:16:58,830 --> 00:17:03,170 そうですね これほどまでに 価値観や文化が違う世界では— 217 00:17:03,170 --> 00:17:06,500 最初は手探りで進めるのも やむをえません 218 00:17:06,500 --> 00:17:09,670 今までの経験から ざっと考えると— 219 00:17:09,670 --> 00:17:13,180 銅貨が100円 大銅貨1,000円 220 00:17:13,180 --> 00:17:16,850 銀貨1万円 金貨10万円 221 00:17:16,850 --> 00:17:18,850 大金貨200万円ぐらいの— 222 00:17:18,850 --> 00:17:22,020 価値がありそうだな 223 00:17:22,020 --> 00:17:25,850 その上に ラムダ聖貨と 呼ばれるものがあるのだが— 224 00:17:25,850 --> 00:17:30,860 時期や市場枚数によって 価値が変わるようだ 225 00:17:30,860 --> 00:17:33,530 料金設定のことだが— 226 00:17:33,530 --> 00:17:37,700 貧乏人には 安い料金で治療してやるといい 227 00:17:37,700 --> 00:17:42,370 金のない者から徴収しても 大した金額にもならんしな 228 00:17:42,370 --> 00:17:46,540 逆に貴族には遠慮なく吹っかけろ 229 00:17:46,540 --> 00:17:48,880 はい 承知しました 230 00:17:48,880 --> 00:17:53,650 貧民層から支持を集め 特権階級からは富を奪っていく 231 00:17:53,650 --> 00:17:58,490 長官は大帝国と 正反対の道をゆかれるのですね 232 00:17:58,490 --> 00:18:01,820 同じ道を歩むなど退屈極まりない 233 00:18:01,820 --> 00:18:04,490 そんなもの退化と同じではないか 234 00:18:04,490 --> 00:18:07,330 はい 私と長官は— 235 00:18:07,330 --> 00:18:12,000 いつも同じ思いで 強く結ばれています 236 00:18:12,000 --> 00:18:15,500 《なんだか妙にかわいいんだが… 237 00:18:15,500 --> 00:18:19,010 さっきも思ったけど こんなキャラだったっけ?》 238 00:18:19,010 --> 00:18:24,850 (九内)拠点 希少アイテム作成「大垣の湯」! 239 00:18:24,850 --> 00:18:28,520 《病院の隣に— 240 00:18:28,520 --> 00:18:32,850 温泉か… 我ながらいい感じだな 241 00:18:32,850 --> 00:18:35,860 堂々たる3階建ての巨大施設 242 00:18:35,860 --> 00:18:39,860 炭酸泉 つぼ湯 岩盤浴 243 00:18:39,860 --> 00:18:42,860 電気風呂や 薬草風呂 244 00:18:42,860 --> 00:18:46,870 露天風呂 塩サウナなどを設置 245 00:18:46,870 --> 00:18:50,470 巨大ホールや食堂も完備 246 00:18:50,470 --> 00:18:53,980 2階3階は 宿泊施設 247 00:18:53,980 --> 00:18:59,310 日本の温泉旅館の定番といったら 竹だよな~ 248 00:18:59,310 --> 00:19:01,320 何だか懐かしい…》 249 00:19:01,320 --> 00:19:04,650 (キョン)な… なんか すごいのが出来ている ピョン 250 00:19:04,650 --> 00:19:06,660 わけがわからないウサ 251 00:19:06,660 --> 00:19:11,330 《この2人は 見た目もスタイルも いいから接客で使おう》 252 00:19:11,330 --> 00:19:16,500 お前たち 今日の仕事が終わったら 村の全員をここに集めるんだ 253 00:19:16,500 --> 00:19:19,170 呼んで どうするんですか? ピョン 254 00:19:19,170 --> 00:19:21,840 客への案内や説明をするには— 255 00:19:21,840 --> 00:19:27,010 何よりも自分が体験して 熟知しておくことが大切なんでな 256 00:19:27,010 --> 00:19:30,350 (タバコに火をつける音) 257 00:19:30,350 --> 00:19:34,680 フゥー… 入浴タイムというわけだ 258 00:19:34,680 --> 00:19:39,690 入浴? そんなぜいたく 貴族の人間しかできないウサ 259 00:19:39,690 --> 00:19:44,530 《この世界では ぬれタオルで 体を拭くのが せいぜい… 260 00:19:44,530 --> 00:19:47,700 だったら 庶民用に銭湯を作るか 261 00:19:47,700 --> 00:19:51,870 上級アイテム「神田川」で作成可能だ 262 00:19:51,870 --> 00:19:54,370 銅貨3枚程度で運営すれば— 263 00:19:54,370 --> 00:19:57,370 それなりの集客も 見込めるだろうしな》 264 00:19:57,370 --> 00:20:02,210 それと 近いうちにお前たちの家も すべて壊して作り替えるぞ 265 00:20:02,210 --> 00:20:05,880 えぇ!? そんなの困ります ピョン! 266 00:20:05,880 --> 00:20:10,220 黒い人… 恩人だけど それは横暴ウサ! 267 00:20:10,220 --> 00:20:15,060 誰が黒い人だ! ブラック企業の 社長みたいに言うな! 268 00:20:15,060 --> 00:20:18,390 いずれ ここには カジノと裏カジノを設置し— 269 00:20:18,390 --> 00:20:20,400 金と時間を持て余した— 270 00:20:20,400 --> 00:20:23,400 貴族や金持ちを ほどほどに楽しませつつ— 271 00:20:23,400 --> 00:20:26,070 こちらも もうけさせてもらおう というわけだ 272 00:20:26,070 --> 00:20:29,400 アハハハハハ アハハハハハ! 273 00:20:29,400 --> 00:20:31,570 黒い人 怖い… ピョン 274 00:20:31,570 --> 00:20:34,070 黒い人が イカれたウサ 275 00:20:37,580 --> 00:20:40,920 《温泉旅館の施設が 豪華であっても— 276 00:20:40,920 --> 00:20:44,920 従業員がうらぶれていては どうにもならない 277 00:20:44,920 --> 00:20:49,090 8人の側近の中で 唯一「天才」の設定を与え— 278 00:20:49,090 --> 00:20:52,030 何をやらせても すぐに熟知し— 279 00:20:52,030 --> 00:20:55,700 人より はるかに 高い結果を出すことができる 280 00:20:55,700 --> 00:20:59,700 重度のシスコンでもあるから 子守りを頼んでも心配はない 281 00:20:59,700 --> 00:21:04,710 銃の扱いもスペシャリストであり あの戦闘力とスキルがあれば— 282 00:21:04,710 --> 00:21:08,710 俺が留守にしていても ラビの村を守ってくれるだろう 283 00:21:08,710 --> 00:21:11,710 悠と そこまで仲が悪くないしな…》 284 00:21:11,710 --> 00:21:15,220 管理者権限「側近召喚」! 285 00:21:15,220 --> 00:21:19,720 田原勇よ 我が前に姿を現せ! 286 00:21:34,570 --> 00:21:36,570 (田原)んん… 287 00:21:36,570 --> 00:21:39,870 (田原)んっ? 長官じゃねえか… 288 00:23:11,400 --> 00:23:16,940 懐かしいなぁ 加藤 近藤 野村 289 00:23:17,080 --> 00:23:19,620 魔王様のお付きの方々ですか? 290 00:23:19,620 --> 00:23:22,940 剣術馬鹿と 引きこもりの弓使いと 291 00:23:22,940 --> 00:23:25,440 総合格闘技チャンピオンだ 292 00:23:25,440 --> 00:23:28,420 え~っと 馬鹿と引きこもりと… 293 00:23:28,420 --> 00:23:31,540 ちゃ… ちゃんぴおん…って何ですか? 294 00:23:31,820 --> 00:23:37,800 次回 魔王様、リトライ! 第九話『踊る詐欺師と大金貨』 295 00:23:37,800 --> 00:23:39,800