1 00:01:30,980 --> 00:01:32,760 (ホワイト)まっ 魔王!? 2 00:01:34,770 --> 00:01:40,970 (九内)んっ? ほう… 珍しい ちん入者がいたものだ 3 00:01:49,480 --> 00:01:54,880 わ 私を… 待ち伏せていたというのですか!? 4 00:01:56,660 --> 00:01:59,860 ここは 露天風呂といわれる場所でね 5 00:02:00,060 --> 00:02:04,120 ここで騒ぐような者は 常識を知らぬガキか— 6 00:02:04,240 --> 00:02:06,060 無粋な者だけだ 7 00:02:06,460 --> 00:02:09,900 あなたは その どちらでもないと思いたいが 8 00:02:10,300 --> 00:02:12,400 くっ… 9 00:02:12,520 --> 00:02:16,900 《大野:落ち着け俺! ここでベタに 悲鳴など上げられた日には— 10 00:02:16,940 --> 00:02:21,160 評判をよくするどころか その名は地に落ちるだろう 11 00:02:21,410 --> 00:02:24,250 満員電車での痴漢えん罪しかり— 12 00:02:24,250 --> 00:02:28,590 なぜかこういう場合 理屈もクソもなく— 13 00:02:28,590 --> 00:02:31,400 男が悪者になってしまうのだ》 14 00:02:33,340 --> 00:02:34,780 ふぅ~ 15 00:02:35,590 --> 00:02:41,290 《聖女視姦罪とか ふざけた罪で 投獄されたりしないだろうな…》 16 00:02:47,040 --> 00:02:50,060 《クッソ! なんで 俺が風呂に入ってると— 17 00:02:50,060 --> 00:02:51,720 こんなトラブルばっかり! 18 00:02:52,580 --> 00:02:55,550 そもそも なんで聖女が この村にいる? 19 00:02:55,550 --> 00:02:58,250 それに ここは男湯だぞ?》 20 00:03:00,360 --> 00:03:04,220 《まさか ハニートラップとかじゃないだろうな!? 21 00:03:04,840 --> 00:03:09,230 いや 今後そんなものが仕掛け られる可能性はあるにしても— 22 00:03:09,560 --> 00:03:12,120 一国の頂点とも言える女性が— 23 00:03:12,180 --> 00:03:14,900 そんなことを するはずもないだろう》 24 00:03:15,500 --> 00:03:20,740 こんな所にまで来られるなど 余程の用件がおありのようですな 25 00:03:21,200 --> 00:03:25,620 私はこう見えて 聞く耳を 持っているほうだと自負している 26 00:03:26,360 --> 00:03:29,520 用件ですって? そんなもの あなたの… 27 00:03:29,560 --> 00:03:34,250 その前に… その格好は目に毒ですな 28 00:03:34,560 --> 00:03:37,450 はっ!? (九内)これを使われるがいい 29 00:03:40,260 --> 00:03:42,260 はっ? あぁ 30 00:03:47,930 --> 00:03:49,870 あああ あなた! 31 00:03:49,870 --> 00:03:52,540 わ… 私の はは 裸… 32 00:03:52,540 --> 00:03:55,870 (九内)そろそろ 湯に浸かられてはいかがかな 33 00:03:55,870 --> 00:04:00,870 大切な御身が 風邪などひかれれば 国の損失だ 34 00:04:07,550 --> 00:04:12,720 《だっ 男性に 初めて裸を見られた! 35 00:04:12,720 --> 00:04:16,560 しかも… しかも目に毒ですって!?》 36 00:04:16,560 --> 00:04:21,060 (九内)では そちらの用件を 伺いましょうか 37 00:04:21,060 --> 00:04:26,240 《わ… 私の裸なんて 視界に 入れる価値もないというの?》 38 00:04:26,240 --> 00:04:28,940 ま 魔王 あなたはまだ… 39 00:04:31,070 --> 00:04:33,080 はうっ 40 00:04:33,080 --> 00:04:36,250 どうされた? 聖女ホワイト 41 00:04:36,250 --> 00:04:41,590 よもや 一国の代表が 男の裸程度で動揺するなどと— 42 00:04:41,590 --> 00:04:45,420 かわいらしいことを 言い出すまいな 43 00:04:45,420 --> 00:04:48,430 《ん~ 違う違う! そうじゃ… そうじゃない 44 00:04:48,430 --> 00:04:51,200 大したことじゃない 男の裸なんて— 45 00:04:51,200 --> 00:04:53,860 わいせつ罪でもなんでもない》 46 00:04:53,860 --> 00:04:58,040 《は… 初めて 男性の裸を見てしまった… 47 00:04:58,040 --> 00:05:00,540 それが よ よりにもよって— 48 00:05:00,540 --> 00:05:03,440 諸悪の根源とも言える 魔王のだなんて…》 49 00:05:05,380 --> 00:05:08,710 ええ 私はあなたの裸になど— 50 00:05:08,710 --> 00:05:11,380 何も思う ところなんてありませんから 51 00:05:11,380 --> 00:05:13,550 それは重畳 52 00:05:13,550 --> 00:05:17,390 落ち着いた話ができそうで 幸いですな 53 00:05:17,390 --> 00:05:19,890 あなたは マダムまで取り込んで— 54 00:05:19,890 --> 00:05:22,390 この国を どうしようというのです? 55 00:05:22,390 --> 00:05:26,060 取り込むとは 穏やかではありませんな 56 00:05:26,060 --> 00:05:31,900 ルナもマダムも 自らが望んで この村に滞在しているのです 57 00:05:31,900 --> 00:05:35,000 私は強要などしておりませんよ 58 00:05:39,910 --> 00:05:43,580 いったい どの口が言うのですか! あなたは… 59 00:05:43,580 --> 00:05:46,920 あまり近寄らないでいただきたい 60 00:05:46,920 --> 00:05:50,850 その体は少々 刺激が強いのでね 61 00:05:50,850 --> 00:05:55,030 あ あなたは… どっ どどど どこまで私をバカにすれば— 62 00:05:55,030 --> 00:05:58,700 気が済むんですか! 心外ですな 63 00:05:58,700 --> 00:06:02,370 私はいつも真面目なつもりですよ 64 00:06:02,370 --> 00:06:05,870 この口は真実しか告げない 65 00:06:05,870 --> 00:06:11,380 ししし… 真実とまで 言い切るのですか あなたは! 66 00:06:11,380 --> 00:06:14,210 マダムに関しては そうですな 67 00:06:14,210 --> 00:06:19,050 この湯が ひとつの答えとなるでしょう 68 00:06:19,050 --> 00:06:22,050 湯が何を答えるというのですか 69 00:06:22,050 --> 00:06:26,550 心を落ち着け 肩まで浸かるといい 70 00:06:29,560 --> 00:06:31,560 フン… 71 00:06:37,230 --> 00:06:41,910 《大野:いいぞ… 光あるところには必ず闇がある 72 00:06:41,910 --> 00:06:45,580 俺は今 無だ 無の中にいる》 73 00:06:45,580 --> 00:06:50,010 あぁ… この湯 何か… 74 00:06:50,010 --> 00:06:55,190 あっ 肩が… ああっ! 75 00:06:55,190 --> 00:06:57,190 《お前! 変な声出すな! 76 00:06:57,190 --> 00:06:59,860 声までかわいいとかアホかっ!》 77 00:06:59,860 --> 00:07:04,700 はぁ はぁ はぁ… 78 00:07:04,700 --> 00:07:08,030 な なんなんですか? これ 79 00:07:08,030 --> 00:07:11,370 こんなの 初め… てっ 80 00:07:11,370 --> 00:07:14,670 《だあああぁ~!! お前 わざとだろコラッ!》 81 00:07:17,870 --> 00:07:22,210 (九内)この露天風呂には 疲労の回復だけでなく— 82 00:07:22,210 --> 00:07:26,380 日常からの解放という効果が あるのですよ 83 00:07:26,380 --> 00:07:30,220 辛い日常を忘れ ひとときの解放を得る 84 00:07:30,220 --> 00:07:35,390 そしてまた 英気を養って あす へと向かうという施設なのです 85 00:07:35,390 --> 00:07:39,400 日常 解放… 86 00:07:39,400 --> 00:07:45,070 今あなたが感じている心地よさが すべての答えだ 87 00:07:45,070 --> 00:07:48,910 わ 私に これを飲めというのですか? 88 00:07:48,910 --> 00:07:54,010 (九内)魔王が差し出す酒など 恐ろしくて飲めませんかな? 89 00:07:54,010 --> 00:07:58,680 一国の頂点たる あなたの 慎重さと臆病が— 90 00:07:58,680 --> 00:08:03,850 この国を乱れさせている原因の 一つだというのに 91 00:08:03,850 --> 00:08:07,860 あ… あなたにそんなことを 言われる筋合いはありません 92 00:08:07,860 --> 00:08:12,860 第一 私に毒物を飲ませようと しているのなら 無駄ですから 93 00:08:12,860 --> 00:08:14,860 《天使のスプーン》 94 00:08:17,030 --> 00:08:19,870 私からすれば毒物とは— 95 00:08:19,870 --> 00:08:23,370 この国の上層部の人間に 他ならない 96 00:08:26,210 --> 00:08:32,220 多くの人間に塗炭の苦しみを なめさせ 省みることがない 97 00:08:32,220 --> 00:08:35,390 そのうえ 現状を打破しようともせず— 98 00:08:35,390 --> 00:08:39,390 そのための政策すら 何一つ持ち合わせていない 99 00:08:41,560 --> 00:08:46,900 私の国ではこういった者を 「無能」と呼ぶ 100 00:08:46,900 --> 00:08:50,200 はっ! 《反論できない…》 101 00:08:54,000 --> 00:08:58,340 あなたから見れば 確かにそうなのでしょうね 102 00:08:58,340 --> 00:09:02,010 私のような小娘が 空回りしている様は— 103 00:09:02,010 --> 00:09:04,850 さぞ おかしいのでしょう 104 00:09:04,850 --> 00:09:09,190 《大野:傾国の美人とは こういう女を指すんだろうなぁ 105 00:09:09,190 --> 00:09:12,190 いや この世界風に言うなら— 106 00:09:12,190 --> 00:09:15,190 それこそ天使というヤツか》 107 00:09:15,190 --> 00:09:17,190 ふぅ~ 108 00:09:20,200 --> 00:09:24,030 はっ! これは私の国の酒でね 109 00:09:24,030 --> 00:09:27,870 古くから愛されているものですよ 110 00:09:27,870 --> 00:09:29,870 あっ 111 00:09:29,870 --> 00:09:33,540 あっ 間接… 112 00:09:33,540 --> 00:09:39,220 間接キスなど 処女のガキでも あるまいし 何を寝言を 113 00:09:39,220 --> 00:09:41,220 悪かったですね 114 00:09:47,560 --> 00:09:51,390 どうせ私は喪女ですよ 115 00:09:51,390 --> 00:09:53,730 処女ですよ! 悪いですかっ!? 116 00:09:53,730 --> 00:09:58,070 い いや… 別に悪いとは言ってない 117 00:09:58,070 --> 00:10:02,740 むしろ 貞淑な女性というのは 好まれるものだ 118 00:10:02,740 --> 00:10:05,580 胸を張っていいのではないか? 119 00:10:05,580 --> 00:10:08,410 こんなことで どうやって胸を張るんですか! 120 00:10:08,410 --> 00:10:11,080 私を小馬鹿にして 笑っているんでしょう!? 121 00:10:11,080 --> 00:10:13,580 小馬鹿になどしていない 122 00:10:13,580 --> 00:10:17,090 むしろ その固さを褒めているほどだ 123 00:10:17,090 --> 00:10:22,760 あなたもクイーンも 固い固いって 私をゴーレムか何かのように! 124 00:10:22,760 --> 00:10:27,100 《大野:だああぁ! 何かの地雷 踏んだ! 収拾がつかん! 125 00:10:27,100 --> 00:10:29,100 こうなったら…》 126 00:10:33,100 --> 00:10:35,770 な 何ですか? これ 127 00:10:35,770 --> 00:10:38,610 聖女の名に恥じぬ あなたへ— 128 00:10:38,610 --> 00:10:42,950 これを贈りたいと思いましてな 129 00:10:42,950 --> 00:10:44,950 あっ 130 00:10:44,950 --> 00:10:47,120 あぁ 131 00:10:47,120 --> 00:10:50,890 その輪に恥じぬよう 研さんしたまえ 132 00:10:50,890 --> 00:10:53,220 私はあなたの敵ではない 133 00:10:53,220 --> 00:10:55,220 あ… うっ!? 134 00:11:02,570 --> 00:11:07,070 えっ? 天使様の輪… 135 00:11:07,070 --> 00:11:09,770 どうして 魔王が… 136 00:11:20,580 --> 00:11:23,090 《大野:遠足と同じだ 137 00:11:23,090 --> 00:11:26,760 無事に帰らせて初めてゴールになる》 138 00:11:26,760 --> 00:11:30,260 んっ? 《まだ着けていたのか 139 00:11:30,260 --> 00:11:33,260 まぁ似合うけど》 140 00:11:33,260 --> 00:11:37,930 聖女ホワイト この村には 馬車などで来られたのかな? 141 00:11:37,930 --> 00:11:39,940 い いえ… 142 00:11:39,940 --> 00:11:42,110 では1人で? 143 00:11:42,110 --> 00:11:45,440 はい 《ホワイト:相手が誰であれ— 144 00:11:45,440 --> 00:11:49,540 軽々しく熾天使様の奇跡を 口にすることはできない…》 145 00:11:52,050 --> 00:11:56,550 なるほど では聖城まで お送りしよう 146 00:11:56,550 --> 00:11:58,720 えっ? いったいどうやっ… 147 00:11:58,720 --> 00:12:00,720 あっ あ あの! 148 00:12:00,720 --> 00:12:04,230 な 何をするつもりですか? 149 00:12:04,230 --> 00:12:07,060 何も心配することはない 150 00:12:07,060 --> 00:12:09,900 私に身を任せたまえ 151 00:12:09,900 --> 00:12:13,240 あの あなたは私の… 152 00:12:13,240 --> 00:12:18,910 静かに こういう時は沈黙を尊ぶものだ 153 00:12:18,910 --> 00:12:21,910 羽よ 我が身を運べ 154 00:12:21,910 --> 00:12:24,410 「全移動 聖城」! 155 00:12:28,250 --> 00:12:32,590 《これは 「熾天使の跳躍」と同じ— 156 00:12:32,590 --> 00:12:36,590 「奇跡」! 天使の御業に他ならない》 157 00:12:36,590 --> 00:12:39,430 あ あなたはいったい? 158 00:12:39,430 --> 00:12:43,270 私はかつて あなたに言いましたな 159 00:12:43,270 --> 00:12:48,970 人から聞いた話より 実際に見たほうが理解も早いと 160 00:12:51,040 --> 00:12:55,710 あっ… あなたは今 無事に帰ってきた 161 00:12:55,710 --> 00:12:59,550 経緯はどうあれ それがすべてだ 162 00:12:59,550 --> 00:13:05,060 念のために言っておくが 今日のことは他言無用だ 163 00:13:05,060 --> 00:13:07,390 はい… 164 00:13:07,390 --> 00:13:10,230 《言われずとも このようなことを— 165 00:13:10,230 --> 00:13:14,230 軽々しく口にすることはできない 166 00:13:14,230 --> 00:13:18,570 下手をすれば 国に大混乱を 引き起こしかねない 167 00:13:18,570 --> 00:13:24,070 熾天使様が残した奇跡を 同じように使える存在がいるなど 168 00:13:24,070 --> 00:13:27,410 天使様の頭上にのみ輝く 神聖な輪を— 169 00:13:27,410 --> 00:13:31,080 誰かに与えることができる 存在がいるなど》 170 00:13:31,080 --> 00:13:34,420 あなたはいったい 何者なのですか? 171 00:13:34,420 --> 00:13:37,590 う~ん… 私はいずれ— 172 00:13:37,590 --> 00:13:40,920 あなたに 協力を願いたいことがあってね 173 00:13:40,920 --> 00:13:45,760 以前にも言った 熾天使のこと について調べたいのですよ 174 00:13:45,760 --> 00:13:48,600 どうして熾天使様を? 175 00:13:48,600 --> 00:13:55,540 私が… 座天使に呼ばれた存在だからだ 176 00:13:55,540 --> 00:13:57,710 座天使様に!? 177 00:13:57,710 --> 00:13:59,710 《今の話が真実なら— 178 00:13:59,710 --> 00:14:03,380 ふに落ちなかったことの数々に 説明がつく! 179 00:14:03,380 --> 00:14:06,220 あの わがままの塊でありながらも— 180 00:14:06,220 --> 00:14:09,550 智天使様には 深い信仰を捧げていたルナが— 181 00:14:09,550 --> 00:14:13,220 どうしてこれほどに傾倒したのか 182 00:14:13,220 --> 00:14:19,230 あの扱いづらいマダムまでが 中央から離れたことも 183 00:14:19,230 --> 00:14:23,900 熾天使様と同じ 「奇跡を行使する」ことも 184 00:14:23,900 --> 00:14:27,240 天使様の輪を人に与える などという— 185 00:14:27,240 --> 00:14:31,570 ありえない御業を行えることも 186 00:14:31,570 --> 00:14:34,470 あの まか不思議な施設も》 187 00:14:40,080 --> 00:14:44,590 あなたは 熾天使様と 敵対する存在なのですか? 188 00:14:44,590 --> 00:14:49,090 少なくとも 私にその気はない 189 00:14:49,090 --> 00:14:53,360 いくつか 質問をぶつけたいだけでね 190 00:14:53,360 --> 00:14:55,530 あ… あっ 191 00:14:55,530 --> 00:14:57,530 あ あの… 192 00:15:01,040 --> 00:15:05,880 やはり あなたは 天使の輪がよく似合う 193 00:15:05,880 --> 00:15:08,380 ははぁ… 194 00:15:08,380 --> 00:15:10,550 では また会おう 195 00:15:10,550 --> 00:15:13,050 あっ! 聖女ホワイト! 196 00:15:21,890 --> 00:15:24,230 あぁ… 197 00:15:24,230 --> 00:15:26,230 《ホワイト:ルシファー 198 00:15:26,230 --> 00:15:32,070 伝承では 堕天使とも 魔王とも記されている存在 199 00:15:32,070 --> 00:15:34,400 天使様の輪 200 00:15:34,400 --> 00:15:37,410 こんなものを作り出せる存在が— 201 00:15:37,410 --> 00:15:41,210 悪しき存在であるとは どうしても思えない…》 202 00:15:45,920 --> 00:15:51,220 《私がきっと… あなたを元の天使様に》 203 00:15:58,700 --> 00:16:02,870 フゥー ハァー 204 00:16:02,870 --> 00:16:05,870 (アク)魔王様っ ここにいたんですね 205 00:16:05,870 --> 00:16:09,170 アクか ここに来るといい 206 00:16:13,710 --> 00:16:18,050 いいかアク 今はいいかもしれんが— 207 00:16:18,050 --> 00:16:21,220 男とは適度な距離を取ることだ 208 00:16:21,220 --> 00:16:25,890 この警戒心のなさは さすがに心配になってくるぞ 209 00:16:25,890 --> 00:16:30,230 魔王様以外の男の人に 近づいたりなんてしないです 210 00:16:30,230 --> 00:16:33,400 (九内)そうかぁ? ならいいんだが 211 00:16:33,400 --> 00:16:35,730 はいっ! フッ 212 00:16:35,730 --> 00:16:38,740 エヘ 213 00:16:38,740 --> 00:16:42,910 魔王様は明日から 北へ行かれるんですよね? 214 00:16:42,910 --> 00:16:47,910 (九内)とはいっても 私には「全移動」があるからな 215 00:16:47,910 --> 00:16:52,680 いつでも帰れる旅など 旅の範ちゅうには入らんよ 216 00:16:52,680 --> 00:16:56,190 はい でも 寂しいです 217 00:16:56,190 --> 00:17:00,690 フッ おもしろいものがあれば 土産に買ってこよう 218 00:17:00,690 --> 00:17:03,530 楽しみに待っているといい 219 00:17:03,530 --> 00:17:08,870 魔王様… 無事に帰って来てくださいね 220 00:17:08,870 --> 00:17:12,200 ハハッ 私を誰だと思っている? 221 00:17:12,200 --> 00:17:14,540 エヘ エヘヘ… 222 00:17:14,540 --> 00:17:17,040 (ルナ)アク! どこに行ったのよ! 223 00:17:17,040 --> 00:17:19,210 (トロン)ルナはうるさいの 224 00:17:19,210 --> 00:17:22,380 アクなら私の膝の上だぞ 225 00:17:22,380 --> 00:17:26,050 こっ… こ… この変態! 226 00:17:26,050 --> 00:17:29,550 私のお尻だけじゃなく アクのお尻まで! 227 00:17:29,550 --> 00:17:32,720 そういえば 伝えるのを忘れていたが— 228 00:17:32,720 --> 00:17:36,230 お前の姉は城に送っておいたぞ 229 00:17:36,230 --> 00:17:41,060 あっ アアア アンタ まさか 姉様まで毒牙に!? 230 00:17:41,060 --> 00:17:43,070 (あくび) 231 00:17:43,070 --> 00:17:45,900 眠いからそろそろ寝るの 232 00:17:45,900 --> 00:17:49,410 (笑い声) 233 00:17:49,410 --> 00:17:58,010 (寝息) 234 00:17:58,010 --> 00:18:02,020 《ん… どうしてこうなった》 235 00:18:02,020 --> 00:18:12,700 (寝息) 236 00:18:12,700 --> 00:18:15,370 《寝られるわけないだろ! 237 00:18:15,370 --> 00:18:17,970 いいかげんにしろっ!》 238 00:18:23,870 --> 00:18:26,880 (九内)悠 病院のことは任せる 239 00:18:26,880 --> 00:18:30,050 我々の評判を高めるように努めよ 240 00:18:30,050 --> 00:18:32,880 (悠)はい 万事お任せください 241 00:18:32,880 --> 00:18:35,220 あっ 長官 242 00:18:35,220 --> 00:18:37,220 (田原)おっ (悠)ネクタイが 243 00:18:41,720 --> 00:18:45,400 田原 お前には村の全般を任せる 244 00:18:45,400 --> 00:18:50,170 緊急の案件があれば いつでも 通信を飛ばしてくるように 245 00:18:50,170 --> 00:18:53,000 りょ~かい っても— 246 00:18:53,000 --> 00:18:57,010 長官殿を煩わせるようなヘマは しねえつもりだけどな 247 00:18:57,010 --> 00:18:59,010 フッ 248 00:19:01,840 --> 00:19:04,680 《大野:村が変わる… 249 00:19:04,680 --> 00:19:09,520 ここまで巻き込んでしまったら 徹底的にやり抜くしかないな 250 00:19:09,520 --> 00:19:12,520 守るべきものが増えた 251 00:19:12,520 --> 00:19:17,860 そして それらを守るためには より強くならなくてはならない 252 00:19:17,860 --> 00:19:21,200 魔法という弱点を 克服しなければ— 253 00:19:21,200 --> 00:19:24,870 いつか必ず その点を突かれることになる》 254 00:19:24,870 --> 00:19:30,370 田原 指示に一つ付け加える 255 00:19:30,370 --> 00:19:35,210 この村に害意を持って 近づく者がいれば 消せ 256 00:19:35,210 --> 00:19:38,550 1人残らずだ いいな? 257 00:19:38,550 --> 00:19:40,550 あ…了解 258 00:19:42,550 --> 00:19:44,890 出してくれ 259 00:19:44,890 --> 00:19:47,220 (ユキカゼ)おじ様ったら せっかちね 260 00:19:47,220 --> 00:19:49,730 ユキカゼ イキます 261 00:19:49,730 --> 00:19:53,400 (ミカン)はいはい 魔王が来て絶口調ね 262 00:19:53,400 --> 00:19:56,900 ハッ! 263 00:19:56,900 --> 00:20:00,400 俺ぁよ どういうわけか— 264 00:20:00,400 --> 00:20:03,410 さっき 懐かしい記憶が浮かんでなぁ 265 00:20:03,410 --> 00:20:05,580 懐かしい記憶? 266 00:20:05,580 --> 00:20:08,910 長官殿と 初めて会った日のことをな 267 00:20:08,910 --> 00:20:11,250 興味深いわね 268 00:20:11,250 --> 00:20:13,580 スゥー フゥー 269 00:20:13,580 --> 00:20:16,250 別にどうって話じゃねえよ 270 00:20:16,250 --> 00:20:18,420 ただ あの時な— 271 00:20:18,420 --> 00:20:22,260 もしも 長官殿の誘いを断わってたら— 272 00:20:22,260 --> 00:20:25,260 俺ぁ死んでただろうなって 273 00:20:27,930 --> 00:20:31,270 あんなもん 逆立ちしても勝てっこねえわ 274 00:20:31,270 --> 00:20:33,270 (悠)当たり前じゃない 275 00:20:33,270 --> 00:20:36,770 あなたなんて 長官と比べたらゾウリムシよ 276 00:20:36,770 --> 00:20:41,280 (田原)お前な もうちょっと マシな例えはねえのか? 277 00:20:41,280 --> 00:20:45,620 (悠)長官… 早くお戻りにならないかしら… 278 00:20:45,620 --> 00:20:47,620 (田原)行ったばっかりだろうが! 279 00:20:47,620 --> 00:20:50,050 (悠)はぁ… 280 00:20:50,050 --> 00:20:55,390 監獄迷宮のある街 ルーキーか 281 00:20:55,390 --> 00:20:57,490 フッ 282 00:22:30,920 --> 00:22:33,590 (九内)ここがルーキーの街か 283 00:22:33,590 --> 00:22:36,760 なかなかに栄えてるではないか 284 00:22:36,760 --> 00:22:39,260 (ミカン)とっとと監獄迷宮に潜って— 285 00:22:39,260 --> 00:22:41,930 魔王が欲しがっているアイテムを 見つけるわよ 286 00:22:41,930 --> 00:22:45,600 (ユキカゼ)おじ様 監獄迷宮で プリズンラブ 287 00:22:45,600 --> 00:22:50,040 おぉ~い! 今年も勇者様が来たぞぉ! 288 00:22:50,340 --> 00:22:51,520 勇者だと!? 289 00:23:04,940 --> 00:23:06,890 えぇ~ 290 00:23:06,890 --> 00:23:08,890