1 00:00:05,340 --> 00:00:08,843 (政宗)でも 安達垣愛姫は 覚えてなかった。 2 00:00:08,843 --> 00:00:12,180 なら どうして君は➨ 3 00:00:12,180 --> 00:00:16,184 俺を 「豚足」って呼ぶのかな? 4 00:00:16,184 --> 00:00:18,520 もちろん証拠なんてない。 5 00:00:18,520 --> 00:00:22,357 残虐姫が とぼけてるだけの可能性もある。 6 00:00:22,357 --> 00:00:28,196 でも どうしても 師匠の口から 聞いておきたいんだ。 7 00:00:28,196 --> 00:00:30,698 (吉乃)「違う」って? そう。 8 00:00:30,698 --> 00:00:33,902 だって… ずっと今まで…。 9 00:00:42,710 --> 00:00:45,380 一緒にやってきただろ。 10 00:00:45,380 --> 00:00:48,049 フゥ…。 11 00:00:48,049 --> 00:00:53,054 本当にバカだね 豚足は。 12 00:00:53,054 --> 00:00:59,560 私がやるわけないでしょ。 おっ うっ だよな。 アハハ…。 13 00:00:59,560 --> 00:01:02,063 なんて ウソ。 えっ!? 14 00:01:06,000 --> 00:01:08,002 えっ? 15 00:02:45,377 --> 00:02:50,048 (雅宗)愛姫ちゃん どこ行こうか? 行きたい所とかある? 16 00:02:50,048 --> 00:02:53,652 (愛姫)そんな 急に言われても。 17 00:02:53,652 --> 00:02:59,491 (雅宗)だ だよね。 焦らず ゆっくり考えてよ。 18 00:02:59,491 --> 00:03:02,160 《鞠/菊音/園香:愛姫様と 2人きりにしろ!? 19 00:03:02,160 --> 00:03:06,164 そう。 僕は愛姫ちゃんに 大事な話があるんだ。 20 00:03:06,164 --> 00:03:08,333 そう言って 愛姫様に➨ 21 00:03:08,333 --> 00:03:11,336 やましいことしようと してるんじゃねえだろうな!? 22 00:03:11,336 --> 00:03:13,505 んっ!? そんなわけないじゃないか。 23 00:03:13,505 --> 00:03:16,841 第一 愛姫ちゃんの 気持ちの整理がつくまで➨ 24 00:03:16,841 --> 00:03:19,344 僕は待つと言ったばかりなんだし。 25 00:03:19,344 --> 00:03:22,347 じゃあ なんで 急に 2人きりになりたいなんて➨ 26 00:03:22,347 --> 00:03:24,849 言いだすのよ? 見るからに➨ 27 00:03:24,849 --> 00:03:27,185 愛姫様は落ち込んでる様子です。 28 00:03:27,185 --> 00:03:30,855 それを機と見て 愛姫様の気持ちを つかんでしまおうと➨ 29 00:03:30,855 --> 00:03:32,857 たくらんでいるのでは!? 30 00:03:32,857 --> 00:03:35,193 (3人)むう~。 その逆だよ。 31 00:03:35,193 --> 00:03:37,195 (3人)うん? 32 00:03:37,195 --> 00:03:41,032 (雅宗)愛姫ちゃんが あんな状態だからこそ➨ 33 00:03:41,032 --> 00:03:44,869 真壁政宗から 完全に遠ざけてみせる…。 34 00:03:44,869 --> 00:03:49,040 ど どうやって…。 そうだ! 35 00:03:49,040 --> 00:03:53,144 さっきの小岩井吉乃と 真壁政宗の写真もあるんだし➨ 36 00:03:53,144 --> 00:03:55,313 あることないこと でっちあげて➨ 37 00:03:55,313 --> 00:03:58,984 アイツのイメージを 右肩下がりに しちゃうなんて どう? 38 00:03:58,984 --> 00:04:00,986 (2人)おおっ! 39 00:04:00,986 --> 00:04:05,156 それも考えた。 でも それは最後の手段だ。 40 00:04:05,156 --> 00:04:07,158 どうしてよ!? 41 00:04:07,158 --> 00:04:09,494 真壁と小岩井吉乃のことを 知っても➨ 42 00:04:09,494 --> 00:04:14,165 まだまだ愛姫ちゃんと 小岩井吉乃の関係は最悪じゃない。 43 00:04:14,165 --> 00:04:16,835 でも それを僕たちが悪化させれば➨ 44 00:04:16,835 --> 00:04:19,504 愛姫ちゃんのほうにダメージがある。 45 00:04:19,504 --> 00:04:21,840 うう…。 確かに➨ 46 00:04:21,840 --> 00:04:25,844 愛姫様と小岩井吉乃との関係が 完全崩壊すれば➨ 47 00:04:25,844 --> 00:04:29,180 たとえ 私たちでも 立ち直らせるのは困難。 48 00:04:29,180 --> 00:04:31,683 認めたくねえけどな。 49 00:04:31,683 --> 00:04:35,854 攻撃すべきは愛姫ちゃんじゃない。 真壁のほうだ。 50 00:04:35,854 --> 00:04:37,856 それに たとえ こっちが➨ 51 00:04:37,856 --> 00:04:40,859 周到に 真壁を愛姫ちゃんから 遠ざけようとしても➨ 52 00:04:40,859 --> 00:04:46,031 小岩井吉乃が余計なことをすれば こっちの努力は無駄になる。 53 00:04:46,031 --> 00:04:49,200 (3人)うん…。 (雅宗)だから まずは➨ 54 00:04:49,200 --> 00:04:52,303 小岩井吉乃に 邪魔させないことが先決だ。 55 00:04:52,303 --> 00:04:55,974 そして 愛姫ちゃんに 真壁との つきあいを断ち切らせる。 56 00:04:55,974 --> 00:04:58,310 その確約を僕が取り付ける。 57 00:04:58,310 --> 00:05:02,313 (3人)あっ…。 ただ あの小岩井吉乃のことだ。 58 00:05:02,313 --> 00:05:06,484 長引けば感づかれる。 君たちは 先手を打って➨ 59 00:05:06,484 --> 00:05:09,988 彼女を 愛姫ちゃんに 近づけないようにしてほしい。 60 00:05:13,491 --> 00:05:15,493 (3人)うん。 61 00:05:15,493 --> 00:05:17,495 わかったわ。 62 00:05:17,495 --> 00:05:21,833 愛姫様には悪いですけど これも愛姫様のため。 63 00:05:21,833 --> 00:05:24,336 やってやろうじゃんか。 64 00:05:24,336 --> 00:05:26,671 (菊音)待ってろよ 小岩井吉乃。 (園香)うん うん。 65 00:05:26,671 --> 00:05:28,673 (鞠)早速 妨害計画を考えましょう。 66 00:05:28,673 --> 00:05:31,176 (園香)やるぞ~! (園香/菊音)お~っ!》 67 00:05:34,346 --> 00:05:37,682 《とはいえ 作戦に絶対はない。 68 00:05:37,682 --> 00:05:42,687 小岩井吉乃も真壁も来ない 絶対安心な所に行かないと》 69 00:05:42,687 --> 00:05:45,590 んっ? うん? 70 00:05:49,361 --> 00:05:51,796 愛姫ちゃん あそこ行ってみる? 71 00:05:51,796 --> 00:05:55,467 えっ? うん…。 72 00:05:55,467 --> 00:05:58,803 (雅宗)よし じゃあ 善は急げだ! 73 00:05:58,803 --> 00:06:00,805 ちょっと待って。 74 00:06:09,981 --> 00:06:13,785 フゥ…。 ウ ウ ウソ…? 75 00:06:17,322 --> 00:06:19,324 フゥ…。 76 00:06:19,324 --> 00:06:21,326 なんで!? 77 00:06:21,326 --> 00:06:23,995 理由なんて簡単。 うっ!? 78 00:06:23,995 --> 00:06:30,668 私 あなたのことが 死ぬほど嫌いだった。 79 00:06:30,668 --> 00:06:34,672 (体温計の音) 80 00:06:34,672 --> 00:06:36,841 《はあ…。 81 00:06:36,841 --> 00:06:43,681 水疱瘡よ。 うつる病気だから 愛姫様には近づかないようにね。 82 00:06:43,681 --> 00:06:46,017 外に出ちゃ だめよ。 83 00:06:46,017 --> 00:06:48,019 いつまで? 84 00:06:48,019 --> 00:06:50,355 完全に治るまでね。 85 00:06:50,355 --> 00:06:54,459 愛姫様にも この部屋には 絶対 入らないように言っておいて。 86 00:06:54,459 --> 00:06:56,461 はい。 87 00:06:59,130 --> 00:07:01,299 はあ…。 88 00:07:01,299 --> 00:07:07,138 愛姫様に会わなくてもいい。 自由だ》 89 00:07:07,138 --> 00:07:11,309 (吉乃)そのころ 私は いつも不機嫌だった愛姫様に➨ 90 00:07:11,309 --> 00:07:14,512 毎日 振り回されていた。 91 00:07:18,650 --> 00:07:24,823 《うん… お母さん 今日も外に出ちゃ だめなの? 92 00:07:24,823 --> 00:07:27,992 もう熱 出てないよ。 まだ だめ。 93 00:07:27,992 --> 00:07:30,662 あと何日くらい? 94 00:07:30,662 --> 00:07:33,364 しばらく様子見ないとね。 95 00:07:36,668 --> 00:07:43,341 《静かだなぁ…。 日記にも書くことがない。 96 00:07:43,341 --> 00:07:48,346 だいたい 愛姫様のことしか 書いてないけど》 97 00:07:54,452 --> 00:07:57,121 《愛姫様も退屈かもね。 98 00:07:57,121 --> 00:08:00,458 おもちゃにする相手が いないんだから。 99 00:08:00,458 --> 00:08:04,796 怒ってるかな? すねてるかな? 100 00:08:04,796 --> 00:08:06,965 泣いてたりして…》 101 00:08:06,965 --> 00:08:08,967 ない ない ない。 102 00:08:08,967 --> 00:08:13,471 《愛姫様は 私が お仕えしなきゃいけない人。 103 00:08:13,471 --> 00:08:16,641 私一人くらい いなくても…》 104 00:08:16,641 --> 00:08:19,477 ほら 頑張りなさいよ マサムネ! うわ~ん! 105 00:08:19,477 --> 00:08:21,479 愛姫様? 106 00:08:21,479 --> 00:08:24,816 (吠え声) 107 00:08:24,816 --> 00:08:27,485 止まったら ショーンに追いつかれちゃうわよ。 108 00:08:27,485 --> 00:08:30,154 もう無理だよぉ~! 109 00:08:30,154 --> 00:08:33,157 じゃあ 観念して仲よくしなさい! うわ~ん! 110 00:08:33,157 --> 00:08:35,994 《あっ 知らない子…。 111 00:08:35,994 --> 00:08:40,832 いつでも命令できるおもちゃは 見つけられるってことね…。 112 00:08:40,832 --> 00:08:42,834 でも あんなんじゃ だめね。 113 00:08:42,834 --> 00:08:45,837 愛姫様に怒られて いじめられるだけ。 114 00:08:45,837 --> 00:08:47,839 かわいそうに…》 115 00:08:47,839 --> 00:08:50,008 やった~! ウフフフ。 《あっ》 116 00:08:50,008 --> 00:08:55,780 つかまったわね マサムネ。 そうだね つかまっちゃったよ~。 117 00:08:55,780 --> 00:08:57,782 《はあ…》》 118 00:08:57,782 --> 00:09:01,786 (政宗と愛姫の笑い声) 119 00:09:01,786 --> 00:09:05,123 (吉乃)ショックだったんだと思う。 120 00:09:05,123 --> 00:09:09,627 愛姫様についていけるのなんて 私だけだと思ってた。 121 00:09:09,627 --> 00:09:13,798 なのに 私よりもうれしそうだった。 122 00:09:13,798 --> 00:09:22,307 すごくすごく… 愛姫様のこと… 好きなんだって わかった…。 123 00:09:26,811 --> 00:09:30,648 《吉乃の水疱瘡が 今頃うつったとか? 124 00:09:30,648 --> 00:09:33,818 最近 お外に よくいらっしゃいましたし➨ 125 00:09:33,818 --> 00:09:37,488 変な風邪でも もらわれたんでしょうか? 126 00:09:37,488 --> 00:09:39,490 吉乃。 はっ。 127 00:09:39,490 --> 00:09:41,492 愛姫様のこと ちゃんと見てあげて。 128 00:09:41,492 --> 00:09:43,494 うん。 129 00:09:45,496 --> 00:09:51,336 大丈夫ですか? 愛姫様。 吉乃のせいなの? これ。 130 00:09:51,336 --> 00:09:53,671 わかんないです。 131 00:09:53,671 --> 00:09:58,009 最低。 この部屋にいるの嫌いなのに。 132 00:09:58,009 --> 00:10:02,180 パパやママのもの 多すぎる…。 133 00:10:02,180 --> 00:10:04,849 《子どもの面倒も見られないのか 君は!? 134 00:10:04,849 --> 00:10:07,518 《はあ? そっくりそのまま返すわよ! 135 00:10:07,518 --> 00:10:10,688 《お二人とも お嬢様が おやすみになられていますので。 136 00:10:10,688 --> 00:10:12,690 《ずっとそばにいたのは そっちだろ! 137 00:10:12,690 --> 00:10:16,027 《静かにしなさいよね! 138 00:10:16,027 --> 00:10:21,532 「リコン」ってね パパとママが 「ふうふ」じゃなくなるんだって。 139 00:10:21,532 --> 00:10:25,203 ママ 私を置いて 行っちゃうんだって。 140 00:10:25,203 --> 00:10:29,040 「さいばん」で 「しようがない」んだって。 141 00:10:29,040 --> 00:10:31,876 《愛姫様… 泣いてるの…?》 142 00:10:31,876 --> 00:10:38,216 でもね 私 もう 一人じゃない。 143 00:10:38,216 --> 00:10:43,888 マサムネがいるもの。 大丈夫。 144 00:10:43,888 --> 00:10:46,891 《はっ…。 145 00:10:46,891 --> 00:10:52,330 ねぇ… 愛姫様… 私は…? 146 00:10:52,330 --> 00:10:57,335 私だって… 頑張ってきたのに…。 147 00:10:57,335 --> 00:11:02,340 生まれた時から 何でも 言うこと聞いてきたのに…。 148 00:11:02,340 --> 00:11:09,681 そうしろと… 言われてきたから…。 149 00:11:09,681 --> 00:11:12,517 なのに…》 150 00:11:12,517 --> 00:11:15,520 《愛姫ちゃ~ん! 《あっ! 151 00:11:15,520 --> 00:11:17,622 この声…》 152 00:11:19,691 --> 00:11:26,531 《愛姫ちゃん! 愛姫ちゃん! 愛姫ちゃ~ん! 153 00:11:26,531 --> 00:11:30,535 コイツ また あのボス女に助けてもらう気か? 154 00:11:30,535 --> 00:11:32,537 なっさけねえの。 155 00:11:32,537 --> 00:11:36,541 んっ…。 ハァハァ…。 156 00:11:38,543 --> 00:11:40,845 あっ…。 157 00:11:56,661 --> 00:11:58,663 あっ…。 158 00:12:06,838 --> 00:12:12,844 う… う… 愛姫ちゃん…。 159 00:12:12,844 --> 00:12:20,852 《愛姫ちゃん! 愛姫ちゃん! 愛姫ちゃ~ん! 愛姫ちゃん! 160 00:12:20,852 --> 00:12:26,057 愛姫ちゃん! 愛姫ちゃ~ん!》 161 00:12:28,025 --> 00:12:35,032 それっきり マサムネは来なくなった。 私も すごいスッキリした。 162 00:12:35,032 --> 00:12:38,536 顔 真っ青。 無理ないね。 163 00:12:40,538 --> 00:12:46,544 自分が信じてきたものが 根本から ぶち壊されているんだから。 164 00:12:48,713 --> 00:12:52,817 でも愛姫様にとっては よくなかった。 165 00:12:52,817 --> 00:12:55,319 愛姫様 壊れちゃった。 166 00:12:55,319 --> 00:13:01,659 毎日泣いて 男の子みんな嫌いになって。 167 00:13:01,659 --> 00:13:05,496 後悔したよ 初めて。 168 00:13:05,496 --> 00:13:10,001 私 絶対しちゃいけないこと したんだって…。 169 00:13:10,001 --> 00:13:15,840 あの時の子を ずっと探したけど 見つからなかった。 170 00:13:15,840 --> 00:13:19,343 もう おわびも何もできないって 思ってたら…。 171 00:13:19,343 --> 00:13:23,848 《え~ 見て見て あの人 転校生なんだって。 172 00:13:23,848 --> 00:13:28,686 かっこいいよね 真壁政宗くん! あっ。 173 00:13:28,686 --> 00:13:30,688 マサムネ…?》 174 00:13:30,688 --> 00:13:34,192 来たの あなたが。 175 00:13:34,192 --> 00:13:36,194 《あっ…》 176 00:13:36,194 --> 00:13:40,531 すぐにわかったよ 豚足だって。 177 00:13:40,531 --> 00:13:43,868 俺が一発でわかったのか? 178 00:13:43,868 --> 00:13:46,370 安達垣愛姫も わからなかったのに? 179 00:13:46,370 --> 00:13:50,641 愛姫様 ちょっと鈍いから。 許してあげて。 180 00:13:50,641 --> 00:13:54,478 それだけ 昔のあなたが 印象にあるってこと…。 181 00:13:54,478 --> 00:13:58,482 それで… あなたも 愛姫様のこと覚えてたから➨ 182 00:13:58,482 --> 00:14:00,484 協力してあげたの。 183 00:14:00,484 --> 00:14:03,821 これで 愛姫様への おわびになるのかなって。 184 00:14:03,821 --> 00:14:05,823 ちょ! 待てよ! 185 00:14:05,823 --> 00:14:08,492 それが わびになるのか! 俺がやろうとしてるのは➨ 186 00:14:08,492 --> 00:14:12,797 復しゅうだぞ! 惚れさせて 捨てるって言ってるんだぞ! 187 00:14:14,832 --> 00:14:16,834 師匠だって。 188 00:14:16,834 --> 00:14:19,837 《これで あなたに振られて 謙虚になるなら➨ 189 00:14:19,837 --> 00:14:23,841 私にもメリットは十分ある。 愛姫様にも》 190 00:14:23,841 --> 00:14:26,510 くう…。 191 00:14:26,510 --> 00:14:28,679 ごめん…。 192 00:14:28,679 --> 00:14:32,683 本当は 振られてほしかったんじゃない。 193 00:14:32,683 --> 00:14:38,022 だって… 本当に 正面から 愛姫様と向き合ったら➨ 194 00:14:38,022 --> 00:14:40,825 嫌いになんてなれないでしょう? 195 00:14:44,195 --> 00:14:49,100 ううう… 俺は…。 196 00:14:52,803 --> 00:15:00,144 今 愛姫様ね… 兼次とデートしてる。 197 00:15:00,144 --> 00:15:03,547 豚足だって誤解したまま。 198 00:15:05,983 --> 00:15:10,488 私は 親とか いろんな人に目をつけられてて➨ 199 00:15:10,488 --> 00:15:12,990 これ以上 動けない…。 200 00:15:12,990 --> 00:15:16,827 だから 豚足…。 201 00:15:16,827 --> 00:15:20,331 愛姫様を助けて。 202 00:15:20,331 --> 00:15:23,334 はっ! 203 00:15:23,334 --> 00:15:28,639 ちくしょおおおお! 204 00:15:34,512 --> 00:15:39,016 そう… 行って 豚足。 205 00:15:41,018 --> 00:15:43,621 愛姫様のとこ…。 206 00:15:45,856 --> 00:15:50,361 ハァ ハァ ハァ…。 207 00:15:50,361 --> 00:15:52,963 《俺はバカだ! 208 00:15:52,963 --> 00:15:55,266 師匠もバカだ!》 209 00:15:57,301 --> 00:16:02,106 みんな みんな 大バカだあぁ! 210 00:16:07,144 --> 00:16:09,814 《よし ここまで来れば…。 211 00:16:09,814 --> 00:16:13,150 さて 問題は どう切り出すかだ》 212 00:16:13,150 --> 00:16:15,152 どうしたの? あっ! 213 00:16:15,152 --> 00:16:20,825 えっ? いや やっと愛姫ちゃんと 2人きりになれたと思ってね。 214 00:16:20,825 --> 00:16:22,827 そうね…。 215 00:16:24,829 --> 00:16:28,833 もう 吉乃ったら何してるのよ。 216 00:16:28,833 --> 00:16:31,335 《ごめん 愛姫ちゃん。 217 00:16:31,335 --> 00:16:34,672 僕には なんとしても君の家から➨ 218 00:16:34,672 --> 00:16:39,176 追加融資の約束を取り付けなきゃ いけない理由がある。 219 00:16:39,176 --> 00:16:43,180 でも 今まで融資を受け続けてる 僕が頼んでも➨ 220 00:16:43,180 --> 00:16:46,684 もはや難しいのは理解してる。 221 00:16:46,684 --> 00:16:51,789 だから 君の口から直接 家の人に 指示してもらうしかないんだ。 222 00:16:51,789 --> 00:16:54,125 それは つまり 愛姫ちゃんが➨ 223 00:16:54,125 --> 00:16:57,628 雅宗家と安達垣家の縁談を 認めることになる…。 224 00:16:57,628 --> 00:17:00,965 でも 僕にはわかってるよ。 225 00:17:00,965 --> 00:17:06,137 君の中に ある男の影が 居ついてしまってることを…。 226 00:17:06,137 --> 00:17:10,307 僕は その影を ここで消さなきゃならない。 227 00:17:10,307 --> 00:17:13,611 僕の幸せを守るために…》 228 00:17:16,147 --> 00:17:19,650 ハアハア…。 229 00:17:19,650 --> 00:17:21,652 (菊音)真壁!? 230 00:17:21,652 --> 00:17:23,988 んっ… アンタら…。 231 00:17:23,988 --> 00:17:26,991 なんで ここに アイツがいるのよ? 232 00:17:26,991 --> 00:17:32,496 わ わかりません。 とりあえずは 彼も足止めすべきかと。 233 00:17:32,496 --> 00:17:36,333 でも その間に 小岩井吉乃が 愛姫様のとこ行っちまったら➨ 234 00:17:36,333 --> 00:17:39,670 どうすんだよ! ちょうどいい! 235 00:17:39,670 --> 00:17:43,007 兼次と安達垣愛姫が どこにいるか知ってるか? 236 00:17:43,007 --> 00:17:46,510 誰が教えるかっつ~の! この浮気者! 237 00:17:46,510 --> 00:17:48,679 浮気者? 238 00:17:48,679 --> 00:17:52,283 あなたが 小岩井吉乃と 親密な関係であることは➨ 239 00:17:52,283 --> 00:17:55,619 こちらも把握済みです。 ああっ! 240 00:17:55,619 --> 00:18:00,124 今のあなたが 愛姫様に何を言うおつもりで? 241 00:18:00,124 --> 00:18:02,126 あっ…。 242 00:18:04,128 --> 00:18:06,130 ほ~ら 何も言えないでしょ! 243 00:18:06,130 --> 00:18:08,299 もう愛姫様には近づかないで! 244 00:18:08,299 --> 00:18:12,136 うるさい! んなっ! なんですって! 245 00:18:12,136 --> 00:18:15,639 今更 その辺の誤解を 解く気なんてない。 246 00:18:15,639 --> 00:18:19,477 俺がゲスだって言うなら そのとおりでいい。 247 00:18:19,477 --> 00:18:21,812 (3人)うう…。 248 00:18:21,812 --> 00:18:24,482 でもな…。 249 00:18:24,482 --> 00:18:29,320 誰が 雅宗兼次のウソから 安達垣愛姫を助けるんだ? 250 00:18:29,320 --> 00:18:31,822 雅宗兼次の…? 251 00:18:31,822 --> 00:18:34,492 ウソ…? 252 00:18:34,492 --> 00:18:36,494 アエ? 253 00:18:36,494 --> 00:18:43,000 愛姫様が大事なら答えろ! あの2人は今 どこにいる? 254 00:18:43,000 --> 00:18:46,504 ハァハァ…。 255 00:18:46,504 --> 00:18:50,608 《鞠:今のあなたが 愛姫様に 何を言うおつもりで?》 256 00:18:50,608 --> 00:18:56,113 《俺は… 安達垣愛姫に… 何を言うつもりなんだ…?》 257 00:18:58,782 --> 00:19:01,118 こっちも おいしいよ。 ねえ 食べさせて~。 258 00:19:01,118 --> 00:19:03,120 食べてみる? うん。 259 00:19:03,120 --> 00:19:07,324 あ~ん。 フフフ。 260 00:19:10,127 --> 00:19:12,630 《うわ~ん! あっ。 261 00:19:12,630 --> 00:19:14,798 あぁ…。 (泣き声) 262 00:19:14,798 --> 00:19:20,304 落としちゃったのかよ~。 しようがないな~。 ほら。 263 00:19:22,306 --> 00:19:24,308 アハハ…。 264 00:19:24,308 --> 00:19:26,810 ありがとう お兄ちゃん。 265 00:19:26,810 --> 00:19:30,481 もう落とすんじゃないぞ。 うん。 266 00:19:30,481 --> 00:19:34,151 (雅宗)はい 愛姫ちゃん。 267 00:19:34,151 --> 00:19:37,555 ありがとう。 フフ…。 268 00:19:39,490 --> 00:19:44,662 やっと笑ったね。 そんなに愛想悪かったかしら 私。 269 00:19:44,662 --> 00:19:47,331 ううん。 そんなことないけど。 270 00:19:47,331 --> 00:19:50,668 ここんとこ ずっと気を張ってたんだよね? 271 00:19:50,668 --> 00:19:53,504 気晴らしになってるなら うれしいよ。 272 00:19:53,504 --> 00:19:59,009 あなたは うまいわよね。 人を和ませたり 優しくさせたり。 273 00:19:59,009 --> 00:20:02,179 そう? 妹がいるからかな。 274 00:20:02,179 --> 00:20:07,184 あっ… 妹さん まだ入院してるのよね。 275 00:20:07,184 --> 00:20:11,188 うん…。 何か私にできることはある? 276 00:20:11,188 --> 00:20:16,026 悪いよ。 今でさえ 十分迷惑かけてるし…。 277 00:20:16,026 --> 00:20:18,862 返せるものなんてないのに…。 278 00:20:18,862 --> 00:20:22,533 そんなことない カネ… マサムネは➨ 279 00:20:22,533 --> 00:20:26,203 ちゃんと私のところに 戻ってきてくれたもの。 280 00:20:26,203 --> 00:20:28,706 助けるのは 当然だわ。 281 00:20:28,706 --> 00:20:32,209 う…。 フフ…。 282 00:20:34,211 --> 00:20:38,716 だから 本当に… 何でも言って。 283 00:20:38,716 --> 00:20:40,718 あっ…。 284 00:20:44,555 --> 00:20:48,225 あの… 愛姫ちゃん…。 285 00:20:48,225 --> 00:20:50,828 実は…。 286 00:20:50,828 --> 00:20:52,830 ひぁっ! ウッ。 287 00:20:52,830 --> 00:20:54,832 真壁!? 288 00:20:57,835 --> 00:21:01,338 勝手に人の名前を使うな! 289 00:21:01,338 --> 00:21:03,841 あっ…。 あぁ…。 290 00:21:03,841 --> 00:21:07,044 フウッ…。 291 00:21:11,015 --> 00:21:18,355 お願い… 愛姫様のところに行ってよ。 292 00:21:18,355 --> 00:21:25,062 《「大嫌い」から始まった気持ちを ここで断ち切らせて…》 293 00:21:29,366 --> 00:21:31,869 ちょっと 真壁! 何するの!? 294 00:21:31,869 --> 00:21:33,871 アンタも アンタだ! あっ。 295 00:21:33,871 --> 00:21:36,373 たとえ 全部誤解だったとしても➨ 296 00:21:36,373 --> 00:21:40,210 今のアンタの性格ブスが 許されるとは思わねえ! 297 00:21:40,210 --> 00:21:42,546 えっ!? ええ…。 298 00:21:42,546 --> 00:21:47,851 それでも… こんなのと つきあうぐらいなら…。 299 00:21:51,322 --> 00:21:53,323 本物と…。 300 00:21:53,323 --> 00:21:55,993 俺とつきあえ! 301 00:21:55,993 --> 00:21:58,495 あっ…。 302 00:22:02,499 --> 00:22:08,505 (すすり泣き)